JP2006148820A - 携帯情報端末 - Google Patents
携帯情報端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006148820A JP2006148820A JP2004339616A JP2004339616A JP2006148820A JP 2006148820 A JP2006148820 A JP 2006148820A JP 2004339616 A JP2004339616 A JP 2004339616A JP 2004339616 A JP2004339616 A JP 2004339616A JP 2006148820 A JP2006148820 A JP 2006148820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strap
- image display
- display unit
- main body
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】 ストラップ18の一端が固定されるストラップ固定部17を備えたデジタルカメラにおいて、ストラップ18の張力によって変位するストラップ固定部17の変位動作に応じて撮影可能状態となることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
特許文献1には、持ち運びの際の誤動作を防止するために、ストラップで吊り下げているときのカメラの自重を検出して、レリーズボタン等の操作ボタンの動作を禁止するカメラが開示されている。
さらに、常に携帯され、不意の使用が予想されるデジタルカメラや携帯電話等の携帯情報端末では、複雑な動作を行うことなく、一連の単純な動作で使用可能状態となることが望まれる。
本発明の携帯情報端末は、ストラップの一端が固定されるストラップ固定部を備えた携帯情報端末において、前記ストラップの張力によって変位する前記ストラップ固定部の変位動作に応じて使用可能状態となることを特徴とする。
ここで、「使用可能状態」とは、デジタルカメラ等の撮影装置であればレリーズボタンを押せば撮影できる直前の状態(撮影可能状態)をいい、例えば電源をオン状態し、表示モード等の他のモードから撮影モードに切り換えた状態をいう。また、携帯電話であれば、通話ボタンを押せば即座にダイヤルができる直前の状態(通話可能状態)をいう。また、PDA(Personal Digital Assistant)等の撮影装置を備えていないビューワ装置であれば、ディスプレイに情報が表示された表示状態をいう。
図1には、本実施形態のデジタルカメラ(携帯情報端末)10の使用形態が示されている。なお、デジタルカメラ10は、静止画および動画が撮影できるものであり、しかも、画像情報を使用者の実視界上に重畳させることができる機能(後述する)を有するものである。
撮影終了後は、画像表示部20及びコンバイナ30を手またはモータでデジタルカメラ10の本体側まで回動させ、収納位置に戻す。
図2及び図3は、本発明に係るデジタルカメラの構成例を示す外観斜視図であり、図1は非撮影時の格納状態、図2は撮影時の状態を示している。
デジタルカメラ10は、各種レンズ等を組み合わせた撮影光学系を介して撮像する画像(静止画または動画)をCCDやMOS等の半導体素子を介してデジタルデータの画像情報に変換し、この画像情報をフラッシュメモリ等の記憶媒体に記憶して保存するように構成されている。デジタルカメラ10の本体11には、撮影時に本体11から取り出して使用する開閉式の画像表示部20及び半透過型光学素子であるコンバイナ30が設けられている。
なお、図示の画像表示部20及びコンバイナ30は、格納状態で本体11を貫通する開口部11aの空間部に収納され、それぞれが矩形状とした短辺側の一辺を本体11に軸支されて回動による開閉動作が可能とされる。
ストラップ固定部17の端面外側の中央には、ストラップ18の一端を巻回して取り付けるための棒状の取付部19が設けられている。
図3には、ストラップ18に張力を与えてストラップ固定部17を変位させて本体11から離間させた状態が示されている。
画像表示部20及びコンバイナ30は、それぞれの回動軸(図示せず)を中心として回動するようになっており(図3参照)、回動軸近傍に設けた押圧手段(図示せず)によって本体外側に開く方向に付勢されている。画像表示部20及びコンバイナ30は、後述する係止・解除機構Aによって、通常時は本体外形に一致する収納位置に保持され(図2参照)、撮影時には解除されて開くようになっている(図3参照)。
駆動軸40の中途位置には、筐体12側に固定されたガイド44が設けられており、このガイド44に形成された穴を貫通するように駆動軸40が配置されている。このガイド44と操作片42の一端42aとの間には、圧縮バネ46が配置されており、この圧縮バネ46によって、駆動軸40に接続されたストラップ固定部17は本体11側(図において左方)に常に付勢されている。なお、圧縮バネ46としてはコイルバネが用いられており、このコイルバネの内側を挿通するように駆動軸40が配置されている。
同図に示されているように、係止片50は、筐体12に形成された孔12aに各ピン52を挿入した状態で、係止片用孔部48に爪部50cが位置するように配置されている。係止片50と筐体12との間には、押圧バネ54が介挿されており、この押圧バネ54によって係止片50は常に操作片42側に付勢されている。
操作片42が図7(a)の状態にある場合、すなわちストラップ固定部17が本体11から離間せずに撮影可能状態とされ、画像表示部20及びコンバイナ30が収納位置にある場合、係止片50の爪部50c及び斜面50dが操作片42の係止片用孔部48に対応した位置とされており、爪部50cは操作片42の上面から突出し、画像表示部20及びコンバイナ30の係止穴20a,30a(図3参照)に係合している。この状態から、図7(b)の状態に移ると、すなわちストラップ18に張力を与えてストラップ固定部17を本体11から離間するように変位させると、操作片42が係止片50に対して図において右方に移動する(図7(b)の矢印参照)。すると、係止片50の斜面50dに当接していた操作片42の係止片用孔部48を形成する縁部48aが斜面50dの登り方向に沿って移動する。この動作に伴い、係止片50が操作片42に対して押し下げられることとなり、係止片50の爪部50cが操作片42の表面から退避する(図7(b)の状態参照)。これにより、爪部50cに係止されていた画像表示部20及びコンバイナ30の係止状態が解除され、画像表示部20及びコンバイナ30が本体11外方へと回動し、開いた状態となる(図3参照)。この係止状態から解除状態になる動作に伴い、図示しない電源スイッチがON状態となり、デジタルカメラ10の電源が投入される。これにより、デジタルカメラ10は、撮影可能状態となる。
ストラップ18を引っ張ることによって張力を与えてストラップ固定部17を変位させるだけで、画像表示部20及びコンバイナ30が開き、電源が投入されて撮影可能状態とすることができるので、即座に撮影可能状態に移ることができる。つまり、ストラップ18に張力を与えるだけで良く、電源ボタン等の撮影可能状態に移行するためのボタンを探す必要がないので、シャッターチャンスを逃すことがない。
デジタルカメラ170は、ズーム時に撮影レンズを備えた鏡胴182が突出する機構を備えたものである(図8(b)参照)。デジタルカメラ170のストラップ固定部181には、ストラップ180が固定されている。ストラップ固定部181には、図示しない電源投入機構および鏡胴駆動機構が接続されている。
上記構成のデジタルカメラ170によれば、使用者がストラップ180に張力を加えてストラップ固定部181を変位させると、電源が投入されるとともに、鏡胴182が突出して撮影可能状態となる。
このように、ストラップ180を引張り張力を与えるだけで撮影可能状態に移行することができるので、シャッターチャンスを逃すことがない。
携帯電話270は、中央のヒンジ部で屈曲して重ね合わせられる折り畳み式とされており、そのヒンジ部には、ストラップ280を固定するストラップ固定部281が設けられている。ストラップ固定部281には、図示しない電源投入機構と、誤作動防止機能を解除する解除機構と、折り畳み状態から蓋を開いた状態に動作させる開動作機構とが設けられている。
上記構成の携帯電話270によれば、使用者がストラップ280に張力を加えてストラップ固定部281を変位させると、電源が投入されるとともに、誤作動防止機能が解除され、折り畳み状態(図9(a)参照)から開いた状態(図9(b)参照)へと蓋が開く。そして、使用者は、通話ボタン272を押して、通話を開始する。
このように、ストラップ280を引張り張力を与えるだけで通話可能状態に移行することができるので、簡単な操作で素早く通話を開始することができる。
11 本体
13 撮影レンズ
17 ストラップ固定部
18 ストラップ
20 画像表示部
30 コンバイナ(半透過型光学素子)
170 デジタルカメラ(携帯情報端末)
270 携帯電話(携帯情報端末)
Claims (3)
- ストラップの一端が固定されるストラップ固定部を備えた携帯情報端末において、
前記ストラップの張力によって変位する前記ストラップ固定部の変位動作に応じて使用可能状態となることを特徴とする携帯情報端末。 - 前記ストラップ固定部は、本体の一端に設けられ、
前記本体の他端には、撮影レンズが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。 - 前記本体は、画像表示部と、該画像表示部からの光を反射するとともに使用者の視線方向の実視野からの光を透過する半透過型光学素子とを備え、
前記画像表示部および前記半透過型光学素子は、前記撮影可能状態とされた場合に、使用者からみて前記半透過型光学素子よりも遠方に前記画像表示部の表示する画像情報の虚像を表示する撮影可能位置に配置され、
前記画像表示部および/または前記半透過型光学素子は、前記ストラップ固定部の前記変位動作に連動して、前記本体に収納される収納位置から、前記撮影可能位置に移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004339616A JP4515234B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 携帯情報端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004339616A JP4515234B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 携帯情報端末 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006148820A true JP2006148820A (ja) | 2006-06-08 |
JP2006148820A5 JP2006148820A5 (ja) | 2008-01-17 |
JP4515234B2 JP4515234B2 (ja) | 2010-07-28 |
Family
ID=36627955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004339616A Expired - Fee Related JP4515234B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 携帯情報端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4515234B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11284711A (ja) * | 1998-03-27 | 1999-10-15 | Nec Eng Ltd | 防犯ベル機能付き携帯電話 |
JP2001045183A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-02-16 | Kyocera Corp | 携帯電話端末 |
JP2004029093A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 沈胴式カメラ |
-
2004
- 2004-11-24 JP JP2004339616A patent/JP4515234B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11284711A (ja) * | 1998-03-27 | 1999-10-15 | Nec Eng Ltd | 防犯ベル機能付き携帯電話 |
JP2001045183A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-02-16 | Kyocera Corp | 携帯電話端末 |
JP2004029093A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 沈胴式カメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4515234B2 (ja) | 2010-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101997947B (zh) | 便携终端装置 | |
KR100942416B1 (ko) | 디지털 카메라 및 디지털 카메라 부착 휴대전화장치 | |
KR101840741B1 (ko) | 휴대폰 연동형 셀프촬영장치 | |
JP2002062578A (ja) | カメラ撮影用ホルダ | |
JP2006081113A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP4515234B2 (ja) | 携帯情報端末 | |
JP4583657B2 (ja) | 携帯端末 | |
JP4110268B2 (ja) | カメラ | |
JP2001305634A (ja) | カメラ | |
JP2007173909A (ja) | 光学装置 | |
JP2007271923A (ja) | カメラおよびカメラシステム | |
TW200419177A (en) | Digital-camera-provided binoculars | |
JP4528233B2 (ja) | 撮影装置 | |
JP4315773B2 (ja) | カメラ及びアクセサリ | |
JP3865539B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP2005192093A (ja) | 可動パネルを備えた電子機器 | |
JP2005300671A (ja) | 情報端末装置 | |
JP2005236967A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP2004274096A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP2024063497A (ja) | 携帯情報端末用収納ケース、携帯情報端末用カメラ、及びそれらを備えた情報端末機器 | |
JP2014057242A (ja) | ファインダ装置、並びにこれを搭載するデジタルカメラ及び携帯端末装置 | |
JP2011233961A (ja) | 投影機能付き撮像装置及び投影した画像と共に被写体を撮像する方法 | |
JP2003270710A (ja) | 接写用凸レンズを具えた撮像機器 | |
TWI386009B (zh) | 具有照相功能之便攜式電子裝置 | |
JP2006146086A (ja) | 携帯情報端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071122 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100112 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100303 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100420 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100512 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |