JP2006147619A - 超伝導体積層構造及びその作製方法 - Google Patents

超伝導体積層構造及びその作製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ホウ化マグネシウムを用いた積層型ジョセフソントンネル接合が、より高い温度で動作できるようにする。
【解決手段】基板101の上に超伝導体層102が形成された後、アルミニウム単体を蒸着源とした蒸着法により、超伝導体層102の上に、膜厚1.4nm程度のアルミニウムの膜が形成された状態とし、ついで、アルミニウム膜の上に酸素ガスが供給された状態としてアルミニウム膜が酸化された状態とすることで、超伝導体層102の上にバリア層103が形成された状態とする。この後、Mg及びB単体各々を蒸着源とした電子ビーム共蒸着法により、バリア層103の上に超伝導体層104が形成された状態とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超伝導量子干渉計(SQUID)、超高感度の電磁場検出器、標準電圧発生装置、超伝導トランジスタなどに用いられる超伝導体素子の中核部分であるジョセフソントンネル接合となる超伝導体積層構造及びその作製方法に関するものである。
現在、超伝導トランジスタなどの超伝導素子に主として用いられているジョセフソセトンネル接合は、図4に示すように構成されている(非特許文献1参照)。図4に示すジョセフソントンネル接合は、基板401の上に超伝導体であるNb層402を備え、この上にAlOxなどから構成された絶縁層403を介してNb層404を備えている。他にも、NbN超伝導体を用いたNbN/MgO/NbNなどの構造が報告されている(非特許文献2参照)。Nbの超伝導転移温度(Tc)が9K程度、NbNのTcが16K程度であるため、これらの超伝導体を用いたジョセフソン接合の動作温度は低く、冷却に液体ヘリウムのような高価な寒剤を必要とする。
また、NbやNbNより高いTcを持つ材料として銅酸化物超伝導体群が挙げられる。例えば、HgBaCaCuO系化合物のTcは、常圧で最大135Kである。しかしながら、これらの銅酸化物超伝導体は、界面における組成制御が容易ではなく、銅酸化物群の発見から20年近く経過した現在でも、積層型ジョセフソントンネル接合が得られていない(非特許文献3参照)。
一方、近年発見されたホウ化マグネシウム(MgBx)は、Tcが39K程度であり、この材料を用いたジョセフソントンネル接合は、従来では困難であった20K以上における動作が可能となる。20Kという温度は、市販の1段式の冷凍機で十分到達可能であり、冷却コストの削減が可能となる。また、MgBxは、応用の一つの目安となる超伝導ギャップ値も、Nb又はNbNなどよりも大きい。
現在までに、ホウ化マグネシウム(MgBx)超伝導体を用いたジョセフソントンネル接合としては、ホウ化マグネシウムの層とNbN,Nbなど他の超伝導体層とを、AlOx/Alの層を介して積層した積層型ジョセフソントンネル接合の作製例がある(Nb/AlOx/Al/MgB2、NbN/AlN/MgB2など:非特許文献4,5参照)。しかしながら、これらの接合は、一方の超伝導体層を構成しているNbNやNbのTcがあまり高くないため、10K程度以下の温度でしか動作しない。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
M.Garvich, M. A. Washington, H. A. Huggins, "High quality reflectory Josephson tunnel junction utilizing thin aluminum layers", Applied Physics Letters, Vol. 42, No.5, pp.472-474, (1983). A.Kawakami, Y.Uzawa, Z.Wang, "Development of epitaxial NbN/MgO/NbN-superconductor-insulator-superconductor mixers for operations over the Nb gap frequency", Applied Physics Letters, Vol. 83, No.19, pp.3954-3956, (2003). M.Naito, H.Yamamoto, H.Sato, "Intrinsic problem of cuprate Surface and interface: why good tunnel junction are difficult to fabricate", Physica C, Vol.335, No.1-4, pp.201-206, (2000). A.Saito, A.Kawakami, H.Shimakage, H.Terai, Z.Wang, "Josephson tunneling properties in MgB2/AlN/NbN tunnel junction", Journal of Applied Physics, Vol.92, No.12, pp.7369-7372, (2002). G.Garapella, N.Martucciello, G.Costabile, C.Ferdeghini, V.Ferrando, G.Grassano, "Josephson effect in Nb/Al2O3/Al/MgB2 large-area thin-film heterostructures", Applied Physics Letters, Vol.80, No.16, pp.2949-2951,(2002).
前述したように、Tcが39K程度と高いMgBxを用いたジョセフソントンネル接合(超伝導体積層構造)が提案されているが、一方の超伝導体層を構成しているNbNやNbのTcがあまり高くないため、高い動作温度が得られていない。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、ホウ化マグネシウムを用いた積層型ジョセフソントンネル接合が、より高い温度で動作できるようにすることを目的とする。
本発明に係る超伝導体積層構造の作製方法は、基板の上にホウ化マグネシウムからなる第1超伝導体層が形成された状態とする工程と、第1超伝導体層の上にAlを含む金属膜が形成された状態とする工程と、金属膜を酸素に曝すことで酸化して第1超伝導体層の上にAlを含む金属酸化物からなるバリア層が形成された状態とする工程と、マグネシウムとホウ素とを蒸着源とした共蒸着法によりバリア層の上にホウ化マグネシウムからなる第2超伝導体層が形成された状態とする工程とを少なくとも備えるようにしたものである。従って、自然酸化など低温な状態でバリア層が形成できるようになり、また、超伝導性を示す範囲でより低温状態とした状態で、第2超伝導体層が形成できる。
上記作製方法において、マグネシウムとホウ素とを蒸着源とした共蒸着法により基板の温度が350℃以下とされた状態でバリア層の上にホウ化マグネシウムを堆積することで、バリア層の上に第2超伝導体層が形成された状態とすることができる。なお、金属膜は、Alに加えてZr,Hf,及びMgの少なくとも1つを含むものであってもよい。
本発明に係る超伝導体積層構造は、基板の上に形成されたホウ化マグネシウムからなる第1超伝導体層と、Alを含む金属酸化物から構成されて第1超伝導体層の上に接して形成されたバリア層と、このバリア層の上に接して形成されたホウ化マグネシウムからなる第2超伝導体層とから構成されたものである。従って、自然酸化など低温な状態でバリア層が形成できるようになる。なお、バリア層は、Alに加えてZr,Hf,及びMgの少なくとも1つを含む金属酸化物であってもよい。
以上説明したように、本発明によれば、Alを含む金属酸化物からバリア層を構成し、また、共蒸着法により第2超伝導体層を形成するようにしたので、ホウ化マグネシウムを用いた積層型ジョセフソントンネル接合が、より高い温度で動作できるようになるという優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態における超伝導体積層構造の構成例を示す模式的な断面図である。図1に示す超伝導体積層構造(積層型ジョセフソントンネル接合)は、例えば、C面サファイア(Al23)からなる基板101の上に、まず、ホウ化マグネシウムからなる膜厚100nm程度の超伝導体層102を備える。また、図1に示す超伝導体積層構造は、超伝導体層102の上に酸化アルミニウムからなる膜厚1.4nm程度のバリア層103を介し、ホウ化マグネシウムからなる膜厚100nm程度の超伝導体層104を備えるようにしたものである。また、図1に示す超伝導体積層構造の接合サイズは、25〜100μm角である。
次に、図1に示す超伝導体積層構造の作製方法例について説明する。まず、基板101を、所定の電子ビーム共蒸着装置の蒸着室内に搬入し、Mg及びB単体各々を蒸着源とした電子ビーム共蒸着法により、基板101の上に超伝導体層102が形成された状態とする。この蒸着では、例えば、成膜室内の背圧を10-5Pa以下とし、基板温度290℃とした条件で行えばよい。この条件とした電子ビーム共蒸着法によれば、形成されるホウ化マグネシウムの薄膜は、超伝導転移温度(Tc)が33K程度の超伝導体となる。なお、基板101は、サファイアC面に限らず、ホウ化マグネシウムの膜が作製可能な基板であれば基板種類は問わない。
次に、同一の装置内において、アルミニウム単体を蒸着源とした蒸着法により、超伝導体層102の上に、膜厚1.4nm程度のアルミニウムの膜が形成された状態とする。このとき、基板温度は80℃程度とすればよい。ついで、同一装置の内部において、基板101を上記蒸着室から隔離された処理室(予備チャンバー)内に、基板101を移動させ、形成されているアルミニウム膜の上に酸素ガスが供給された状態とする。例えば、異なる成膜室内に、内部の圧力が1Pa程度の状態で酸素ガスが導入されればよい。このように酸化ガスが供給されて供給された酸化ガスに30分間程度曝された状態とし、アルミニウム膜が酸化された状態とすることで、超伝導体層102の上にバリア層103が形成された状態が得られる。
次に、基板101を蒸着室に移動させ、Mg及びB単体各々を蒸着源とした電子ビーム共蒸着法により、バリア層103の上に超伝導体層104が形成された状態とする。この蒸着では、例えば、成膜室内の背圧を10-5Pa以下とし、基板温度290℃とした条件で行えばよい。次に、超伝導体層104の上に、膜厚50〜100nm程度にAuからなるダメージ保護膜(図示せず)が形成された状態とする。ダメージ保護膜までの4層構造の作製は、各層の表面の汚染を防ぐために、例えば、マルチチャンバーシステム構成の真空装置成膜(電子ビーム共蒸着装置)などを用いることで、全ての工程を真空排気された状態の中で行う。最後に、公知のフォトリソグラフィ技術と、Arイオンミリングを用いたエッチング技術とにより、25〜100μm角程度の接合サイズに形成された状態とすることで、図1に示す超伝導体積層構造が得られる。
図2は、上述したことにより形成された図1に示す超伝導体積層構造の測定温度4.2Kにおける電流−電圧特性を示す特性図である。図2から明らかなように、図1に示す超伝導体積層構造は、電圧ゼロ(ゼロバイアス)で12μA程度の超伝導電流が流れている。また、超伝導ギャップは、図2に示す電流−電圧曲線の折れ曲がり位置から、4.5mV程度と見積もられる。この値は、ホウ化マグネシウムの超伝導機構から予想される超伝導ギャップ位置に良く一致している(2Δs=〜5mV)。従って、図1に示す超伝導体積層構造は、ジョセフソントンネル接合となっている。また、超伝導電流は、測定温度の上昇と共に減少し、25K程度まで流れていることが確認されている。
次に、図1に示す超伝導体積層構造の超伝導電流の磁場依存性を図3に示す。図3に示すように、図1に示す超伝導体積層構造の磁場依存性のデータは、理論曲線と良く一致しており、作製したジョセフソントンネル接合にリーク電流が殆ど無く、接合内で特性がある程度均一であることが確認されている。これらの結果から明らかなように、上述した作製方法により形成された図1に示す超伝導体積層構造によれば、従来より高い温度で動作するMgBxを用いた積層型ジョセフソントンネル接合が得られる。
上述した作製方法における重要な点は、まず、ホウ化マグネシウムからなる超伝導体層104を、350℃以下の基板温度で共蒸着法を用いて形成したことにある。従来では、ホウ化マグネシウムの層を、700℃以上の高温プロセスを使用して作製していた。このような高温の状態で膜を形成すると、下層のバリア層103との界面に反応や混合などによる異なる成分の層が形成され、目的の積層構造が得られない。また、マグネシウムは、高揮発性元素であるため、高温条件で形成するホウ化マグネシウムの膜は、形成された膜からの蒸発により、大きな組成ずれが発生しやすい。
これに対し、本実施の形態における作製方法では、Mg及びBを蒸着源とした共蒸着法を用い、350℃より低い低温でホウ化マグネシウムの膜を形成するようにし、上述した異なる成分の層が界面に形成されることが抑制され、マグネシウムの蒸発による大きな組成ずれが回避できるようにした。これにより、急峻な超伝導体/バリア層界面が得られるようになり、20K以上で動作可能な積層型ジョセフソントンネル接合(超伝導体積層構造)の作製が可能となる。なお、ホウ化マグネシウムの膜は、例えば200℃以上と、基板温度が所定温度以上とした状態で成膜することで、超伝導性が発現するようになる。
また、図1に示す超伝導体積層構造によれば、金属酸化物からバリア層103を構成するようにしたので、下層の超伝導体層102に対して与える損傷が抑制されるようになり、超伝導体層102の劣化が抑えられる。この結果、図1に示す超伝導体積層構造によれば、前述したように、より高い動作温度が得られるようになる。
例えば、従来技術では、AlNなどの窒化物からバリア層を形成している。窒化物の膜を形成する場合、スパッタリング法又はラジカル源などを用いて窒素を活性化し、活性化した窒素により窒化を行うようにしている。このため、バリア層を形成するときに、活性化された窒素による下層の超伝導体層への損傷が発生する。
これに対し、図1に示す超伝導体積層構造では、Alを含む金属酸化物からバリア層103を構成したので、20〜25℃と常温程度のより低い温度における自然酸化などによりバリア層103が形成可能であり、下層の超伝導体層102への損傷が抑制できるようになる。この点においても、図1に示す超伝導体積層構造によれば、従来より高い温度で動作するMgBxを用いた積層型ジョセフソントンネル接合を可能としている。
なお、超伝導体層102,104は、MgBx(x=1〜3)から構成すればよい。また、バリア層103は、酸化アルミニウムに限らず、例えば、酸化アルミニウムにMgが添加されるなどAlとMgの酸化物から構成されていてもよい。また、酸化アルミニウムに、ZrやHfが添加されていてもよい。例えば、Al1-y-zZryHfzx(x=0〜3、y,z=0〜1、y,z=0,1を含む)やAl1-y-zZryHfzMgwx(x=0〜3、y,z,w=0〜1、y,z,w=0,1を含む)からバリア層が構成されていてもよい。バリア層は、上述したようにAlを含む金属酸化物から構成されていればよい。例えば、Al1-y-zZryHfzxは、Al1-y-zZryHfz膜を形成した後、この膜を常温で酸素に曝して酸化することで形成できる。また、100℃以下で熱酸化によっても、平坦で薄く均一なAl1-y-zZryHfzxからなるバリア層が容易に得られる。従って、この場合においても、下層の超伝導体層に対して損傷を与えることなく、超伝導体積層構造が得られる。
本発明の実施の形態における超伝導体積層構造の構成例を示す模式的な断面図である。 図1に示す超伝導体積層構造の測定温度4.2Kにおける電流−電圧特性を示す特性図である。 図1に示す超伝導体積層構造の超伝導電流の磁場依存性を示す特性図である。 従来よりあるジョセフソセトンネル接合の構成例を示す断面図である。
符号の説明
101…基板、102,104…超伝導体層、103…バリア層。

Claims (5)

  1. 基板の上にホウ化マグネシウムからなる第1超伝導体層が形成された状態とする工程と、
    前記第1超伝導体層の上にAlを含む金属膜が形成された状態とする工程と、
    前記金属膜を酸素に曝すことで酸化して前記第1超伝導体層の上にAlを含む金属酸化物からなるバリア層が形成された状態とする工程と、
    マグネシウムとホウ素とを蒸着源とした共蒸着法により前記バリア層の上にホウ化マグネシウムからなる第2超伝導体層が形成された状態とする工程と
    を少なくとも備えることを特徴とする超伝導体積層構造の作製方法。
  2. 請求項1記載の超伝導体積層構造の作製方法において、
    マグネシウムとホウ素とを蒸着源とした共蒸着法により前記基板の温度が350℃以下とされた状態で前記バリア層の上にホウ化マグネシウムを堆積することで、前記バリア層の上に第2超伝導体層が形成された状態とする
    ことを特徴とする超伝導体積層構造の作製方法。
  3. 請求項1または2記載の超伝導体積層構造の作製方法において、
    前記金属膜は、Alに加えてZr,Hf,及びMgの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする超伝導体積層構造の作製方法。
  4. 基板の上に形成されたホウ化マグネシウムからなる第1超伝導体層と、
    Alを含む金属酸化物から構成されて前記第1超伝導体層の上に接して形成されたたバリア層と、
    このバリア層の上に接して形成されたホウ化マグネシウムからなる第2超伝導体層と
    から構成されたことを特徴とする超伝導体積層構造。
  5. 請求項4記載の超伝導体積層構造において、
    前記バリア層は、Alに加えてZr,Hf,及びMgの少なくとも1つを含む金属酸化物である
    ことを特徴とする超伝導体積層構造。
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