JP2006147480A - 燃料カートリッジ及び燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯電話、ノート型パソコン及びPDAなどの携帯用電子機器の電源として用いられるのに好適な小型の燃料電池を提供する。
【解決手段】 平板状の燃料極を有する燃料電池本体31に取り付け自在となり、液体燃料を平板状の燃料極に供給して発電する燃料電池30に用いられる燃料カートリッジであって、該燃料カートリッジは、液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体10をシート状多孔体11で被覆した液体燃料吸蔵体12からなり、かつ、該液体燃料吸蔵体12はその側面部12aから液体燃料を排出できる構成となることを特徴とする燃料カートリッジA。
【効果】 液体燃料の排出速度高めることができると共に、十分な液体燃料を安定的に平板状燃料極に供給することができる燃料カートリッジ及び燃料電池が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料カートリッジ及び燃料電池に関し、更に詳しくは、携帯電話、ノート型パソコン及びPDAなどの携帯用電子機器の電源として用いられる小型の燃料電池用に好適な燃料カートリッジ及び燃料電池に関する。
一般に、燃料電池は、空気電極層、電解質層及び燃料電極層が積層された燃料電池セルと、燃料電極層に還元剤としての燃料を供給するための燃料供給部と、空気電極層に酸化剤としての空気を供給するための空気供給部とからなり、燃料と空気中の酸素とによって燃料電池セル内で電気化学反応を生じさせ、外部に電力を得るようにした電池であり種々の形式のものが開発されている。
近年、環境問題や省エネルギーに対する意識の高まりにより、クリーンなエネルギー源としての燃料電池を、各種用途に用いることが検討されており、特に、メタノールと水を含む液体燃料を直接供給するだけで発電できる直接メタノール型燃料電池が注目されてきている(例えば、特許文献1及び2参照)。
これらの中でも、液体燃料の供給に毛管力を利用した各液体燃料電池等が知られている(例えば、特許文献3〜8参照)。
これらの各特許文献に記載される液体燃料電池は、燃料タンクから液体燃料を毛管力で燃料極に供給するため、液体燃料を圧送するためのポンプを必要としないなど小型化に際してメリットがある。
このよう形式の燃料電池において、毛管力を付与した平板状の燃料極で液体燃料を毛管力によって吸い上げるパッシブ方式の燃料電池にあっては、中綿式の燃料貯留体の使用が試みられている。また、燃料電池用の液体燃料を安定に貯留しておくためには、加熱時や減圧環境下での燃料の吹き出し防止に留意する必要があり、かつ、燃料を燃料貯留体の向きによらず燃料を供給できることが望ましい。そのため、液体燃料を吸蔵させた吸蔵体の側面をフィルム巻又は溶融樹脂によるコートで作製された燃料吸蔵体の端面に、中継芯を挿入し、中継芯を介して燃料電池本体の燃料極に燃料を供給する方法等が試みられている。
図7及び図8は、上記燃料吸蔵体の端面に、中継芯を挿入し、中継芯を介して燃料電池本体の燃料極に燃料を供給する燃料供給方法を示す説明図である。
この中継芯を介する燃料電池Xは、図7及び図8に示すように、平板状の燃料極、電解質膜、空気極より構成される平板状の燃料電池セル1,1…を内部に有すると共に、側面部にメッシュ構造の空気取り入れ口部2aを有する燃料電池本体2と、該燃料電池本体2の着脱部3に取り付け自在となる燃料カートリッジ4とを備えたものである。
この方式の燃料供給方法は、カートリッジ4内の燃料吸蔵体4aの端面に、中継芯5を挿入し、中継芯5及び燃料誘導部材6を介して燃料電池本体2内に備わる燃料電池セル1,1…の各燃料極に液体燃料を供給するものである。また、図9(a)〜(c)は、中継芯を介して燃料電池本体の燃料極に燃料を供給する他の形式の燃料供給方法を示す説明図であり、(a)は中継芯5a及び燃料誘導部材6aを介して燃料電池本体2内に備わる一の燃料電池セル1aの燃料極に液体燃料を供給するものであり、(b)は、燃料カートリッジ4bが燃料電池本体2の上部に取り付けられて、中継芯5bを介して燃料電池本体2内に備わる一の燃料電池セル1aの燃料極に液体燃料を供給するものであり、(c)は、燃料カートリッジ4cが燃料電池本体2の下部側面に取り付けられて、中継芯5cを介して燃料電池本体2内に備わる一の燃料電池セル1aの燃料極に液体燃料を供給するものである。
しかしながら、中継芯を介して燃料を供給する上記図7〜図9などに示す燃料供給方式では、燃料の排出速度は、燃料吸蔵体に挿入した中継芯の燃料の流動抵抗に規制されてしまうという課題がある。
また、燃料電池は、液体燃料の消費速度が速いため、燃料の排出速度を高める必要があるが、燃料の排出速度を高めるには、中継芯の流動抵抗を下げるか、中継芯を太くする必要がある。
しかしながら、中継芯の流動抵抗を下げるためには、中継芯の気孔率を上げることにより行うことができるが、それと同時に中継芯の毛管力が低下するため、燃料を排出することができなる課題が生じる。
更に、中継芯を太くするものでは、物理的な限界がり、挿入される中綿よりも大きく設定することできないものである。
特開平5−258760号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開平5−307970号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開昭59−66066号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開平6−188008号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2003−229158号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2003−299946号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2003−340273号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2003−109633号公報(特許請求の範囲、実施例等)
本発明は、上記従来の中継芯を介して液体燃料を平板状の燃料極に供給する燃料電池における課題に鑑み、これを解消するためになされたものであり、液体燃料の排出速度高めて液体燃料を安定的に平板状燃料極に供給することができる燃料カートリッジ及び燃料電池を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来の課題等について、鋭意検討した結果、平板状の燃料極を有する燃料電池本体に取り付け自在となり、液体燃料を平板状の燃料極に供給して発電する燃料電池に用いられる燃料カートリッジにおいて、該燃料カートリッジを、特定の構造とすることにより、上記目的の燃料カートリッジ及び燃料電池が得られることに成功し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(9)に存する。
(1) 平板状の燃料極を有する燃料電池本体に取り付け自在となり、液体燃料を平板状の燃料極に供給して発電する燃料電池に用いられる燃料カートリッジであって、該燃料カートリッジは、液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体をシート状多孔体で被覆した液体燃料吸蔵体からなり、かつ、該液体燃料吸蔵体はその側面部から液体燃料を排出できる構成となることを特徴とする燃料カートリッジ。
(2) 燃料カートリッジは、液体燃料吸蔵体の側面部を露出できる容器本体と、該容器本体を密閉する取り付け自在となる蓋部とを備えた貯蔵容器に収容される上記(1)記載の燃料カートリッジ。
(3) 貯蔵容器は、酸素バリア性の樹脂層を少なくとも1層以上有する上記(2)記載の燃料カートリッジ。
(4) 酸素バリア性の樹脂層は、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルの単独若しくは2種以上の樹脂からなる上記(3)記載の燃料カートリッジ。
(5) 液体燃料がメタノール液、ジメチルエーテル(DME)、ギ酸、ヒドラジン、アンモニア液、エチレングリコール、水素化ホウ素ナトリウム水溶液から選ばれる少なくとも1種である上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の燃料カートリッジ。
(6) 平板状の燃料極を有する燃料電池本体と、該燃料電池本体に取り付け自在となる燃料カートリッジとを有する燃料電池であって、上記燃料カートリッジは、液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体をシート状多孔体で被覆した液体燃料吸蔵体からなり、かつ、該液体燃料吸蔵体はその側面部から液体燃料を排出できる構成とし、該液体燃料吸蔵体の側面部を平板状の燃料極に接触させて液体燃料を平板状の燃料極に供給して発電せしめることを特徴とする燃料電池。
(7) 平板状の燃料極の毛管力をP1、液体燃料吸蔵体の毛管力P2とした場合、その毛管力はP1>P2に設定されている上記(6)記載の燃料電池。
(8) 液体燃料は、液体燃料吸蔵体の側面部から液体燃料誘導部材を介して平板状の燃料極に供給せしめる上記(6)記載の燃料電池。
(9) 液体燃料誘導部材の毛管力をP3とした場合、平板状の燃料極の毛管力P1、液体燃料吸蔵体の毛管力P2との関係は、次式、P1<P3<P2を充足する上記(8)記載の燃料電池。
本発明によれば、液体燃料の排出速度高めることができると共に、十分な液体燃料を安定的に平板状燃料極に供給することができる燃料カートリッジ及び燃料電池が提供される。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳しく説明する。
図1〜図4は、本発明の実施形態の一例を示す燃料カートリッジA及び燃料電池30を示すものである。
本実施形態の燃料カートリッジAは、図1〜図3に示すように、平板状の燃料極を有する燃料電池本体31の収納部32に取り付け自在となり、液体燃料を平板状の燃料極に供給して発電する燃料電池30に用いられるものであり、液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体10をシート状多孔体11で被覆した液体燃料吸蔵体12からなり、かつ、該液体燃料吸蔵体12はその側面部から液体燃料を排出できる構成となっている。
この燃料カートリッジAは、保管時には、図3に示すように、貯蔵容器20に収容されるものである。貯蔵容器20は、液体燃料吸蔵体12の側面部を露出できる容器本体21
と、該容器本体21を密閉する取り付け自在となる蓋部22とを備えたものであり、使用時には、蓋部22を取り外して燃料電池本体31の収納部32に取り付けて使用に供される。
本発明に用いる繊維束体10は、繊維を収束させることで毛管力を付与したものであり、液体燃料を吸蔵するものである。用いることができる繊維としては、例えば、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組合せからなる繊維が挙げられる。
これらの繊維を用いた繊維束体10は、気孔率が70〜95%、より好ましくは、80〜90%とすることが望ましく、また、厚さは5〜30mmに設定することが好ましい。この気孔率が70%未満であると、充填できる燃料の量が少なくなってしまため好ましくなく、一方、95%を越えると、燃料の保持力が十分でなはなく、また、形状・寸法の維持も困難となり、好ましくない。
本発明に用いるシート状多孔体11は、上記繊維束体10を束状態に保持して液体燃料吸蔵体に構成し、その燃料吸蔵体側面から液体燃料を排出させるために用いるものである。
用いることができるシート状多孔体11としては、例えば、フェルト、スポンジ、または、樹脂粒子焼結体、樹脂繊維焼結体などの焼結体等から構成される毛管力を有する多孔体や、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組合せからなる繊維を織ったものや、前記繊維の不織布から構成されるものが挙げられる。
これらのシート状多孔体11の気孔率としては、60%以上、好ましくは、70%〜90%、厚さは0.1〜1mm、更に好ましくは0.2〜0.5mmに設定されるものである。
また、シート状多孔体11は、上記繊維束体10を束状態に保持して液体燃料吸蔵体に構成し、その燃料吸蔵体側面から液体燃料を排出できるものであれば、特に限定されないので、繊維束体10を樹脂フィルムや溶融樹脂コートで束状態に保持し、樹脂フィルムや溶融樹脂コートの側面に孔を形成して、液体燃料の排出孔としたものであってもよいものである。
この場合の排出孔の大きさや個数としては、燃料極の構造等の点から変動するものであるが、適正な液体燃料の排出速度を得るために、好ましくは、直径100〜1000μm、この大きさの排出孔がシート状多孔体11の面積中に30〜70%とすることが望ましい。)
本発明における液体燃料吸蔵体12は、上述の液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体10をシート状多孔体11で被覆(内包)したものであり、その側面部から液体燃料を排出できる構成となるものである。
液体燃料吸蔵体12における液体燃料の吸蔵量は、繊維束の種類、燃料電池の構造、燃料極の構造、発電時間等により変動するが、好ましくは、0.5〜20mlとすることが望ましい。
また、液体燃料吸蔵体12の形状は、特に限定されるものではなく、図1〜図2に示すように、断面円形状の繊維束体10の周囲をシート状多孔体11でロール状に被覆したものや、図4(a)に示すように、断面四角形状の繊維束体10の周囲をシート状多孔体11で四角状に被覆したものや、図4(b)に示すように、断面円形状の繊維束体10の周囲をシート状多孔体11で四角状に被覆したものや、図4(c)に示すように、断面円形状の繊維束体10の周囲をポリエチレンテレフタレート製の排出孔11a,11a……を形成した樹脂フィルムで保持したものや、図4(d)に示すように、断面四角形状の繊維束体10の周囲をオレフィン系樹脂からなる溶融樹脂で被覆し、この被覆樹脂に排出孔11b,11b……を形成したものなどが挙げられる。
上記貯蔵容器20としては、耐久性、収容される液体燃料Fに対して保存安定性、ガス不透過性(酸素ガス、窒素ガス等に対するガス不透過性)を有するものが好ましい。
また、液体燃料の漏洩及び蒸発防止については、ガス不透過性の材質から構成されることが好ましく、更に好ましくは、酸素ガス透過度(酸素ガス不透過性)が100cc・25μm/m2・24hr・atm(25℃、65%RH)以下であれば実使用上問題はない。
貯蔵容器20の材質としては、光線透過性を要求されない場合であれば、好ましい材質としてアルミニウム、ステンレスなどの金属、合成樹脂、ガラスなどが挙げられるが、前記した液体燃料に対するガス不透過性、製造や組立時のコスト低減及び製造の容易性などから、好ましくは、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリルニトリル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルなどの単独もしくは2種以上の樹脂を含む単層構造、2層以上の多層構造からものが挙げられる。更に好ましくは、これらの樹脂であって上記酸素ガス透過度(酸素ガス不透過性)が100cc・25μm/m2・24hr・atm(25℃、65%RH)以下であるものを選択することが望ましい。
特に好ましくは、上記特性の酸素ガス不透過度を有するエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリルニトリル、ポリ塩化ビニリデンが望ましい。
また、貯蔵容器20は、好ましくは、2層以上の多層構造からなり、少なくとも1層は前記したガス不透過性を有する上述の樹脂群を含む材料から構成される2層以上の多層構造となるものが望ましい。この多層構造の内、少なくとも1層が、前記した性能(ガス透過度)を持つ樹脂で構成されていれば、残りの層は通常の樹脂でも実使用上問題はない。このような多層構造は、押出し成形、射出成形、共押出し成形などにより製造することができる。
また、これらの成形により設けられる少なくとも1層のガス不透過層の代わりに、前記した樹脂群から選ばれる樹脂の溶液などを塗布してガス不透過層を設けることもできる。この塗布方法では、上記押出し成形、射出成形などの成形による製造よりも特殊な製造設備を必要とせず、逐次製造することが可能である。
これらの各成形法、塗布で設けられたガス不透過層は、好ましくは、10〜2000μmの厚みであることが望ましい。この厚みが10μm未満では、ガス不透過性を発揮することができず、一方、2000μmを超える場合には、容器全体の光線透過性、柔軟性などの性能が悪化することとなる。
また、前記した樹脂による成形又は塗布によるガス不透過層の代わりに、ガス不透過性のフィルムなどのガス不透過薄膜部材によって被覆することができる。被覆するガス不透過薄膜部材としては、好ましくは、アルミ箔などの金属箔、アルミナ、シリカなどの金属酸化物蒸着物、ダイアモンドライクカーボンコーティング物から選ばれる少なくとも1種が挙げられ、これらの不透過薄膜部材で貯蔵容器20の外表面部を被覆することにより、上述のとおりのガス不透過性を発揮させることができる。なお、この不透過薄膜部材の厚みは、上記と同様に10〜2000μmとすることが望ましい。また、上記ガス不透過薄膜部材が視認性を有しない部材、例えば、アルミ金箔などの場合は、ガス不透過性を損なわない程度に一部施さず、格子状、ストライプ状等に被覆して、覗き窓部を設けこの覗き窓部に光線透過性を有するガス不透過性フィルムを被覆してガス不透過性と視認性を確保することもできる。
燃料吸蔵体12に吸蔵せしめる液体燃料としては、メタノールと水とからなるメタノール液が挙げられるが、後述する燃料電極体において燃料として供給された化合物から効率良く水素イオン(H+)と電子(e-)が得られるものであれば、液体燃料は特に限定されず、燃料電極体の構造などにもよるが、例えば、ジメチルエーテル(DME)、エタノール液、ギ酸、ヒドラジン、アンモニア液、エチレングリコール、水素化ホウ素ナトリウム水溶液などの液体燃料も用いることができる。
また、これらの液体燃料の濃度は、燃料電池の構造、特性等により種々の濃度の液体燃料を用いることができ、例えば、1〜100%濃度の液体燃料を用いることができる。
このように構成された燃料カートリッジAは、液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体10をシート状多孔体11で被覆した液体燃料吸蔵体12からなり、かつ、該液体燃料吸蔵体12はその側面部12aから液体燃料を排出できる構成、具体的には、該液体燃料吸蔵体12の側面部12aを後述する平板状の燃料極に接触させて液体燃料を平板状の燃料極に供給するものであり、図7〜図9などに示す燃料の流動抵抗に規制されてしまう中継芯を用いた液体燃料を供給する方式よりも、液体燃料の排出速度を高めることができ、効率よく燃料極に十分な燃料を供給することができるものとなる。
このように構成される燃料カートリッジAは、図1及び図2に示すように、燃料電池本体31の収納部32に収納自在となり、使用に供されることとなる。
すなわち、本実施形態の燃料電池30は、図1及び図2に示すように、メッシュ構造の空気取り入れ口部31aを有する燃料電池本体を構成するユニット本体31bを備え、該ユニット本体31b内のセル収納部31cに、燃料極、電解質膜、空気極が順次積層した単位セル33,33…を連結してパッシブ方式の燃料電池を構成したものである。
なお、上記燃料極33a、電解質膜33b、空気極33cより構成される一つの平板状の燃料電池セル33は、理論上約0.5Vの起電力を生じる。また、各電池セルは、並列接続で接続されている。
この燃料極(燃料電極体)33aは、毛管力を付与した平板状の燃料極であり、液体燃料を吸い上げる多孔質構造となるものであれば良く、例えば、三次元網目構造若しくは点焼結構造よりなり、アモルファス炭素と炭素粉末とで構成される炭素複合成形体、等方性高密度炭素成形体、炭素繊維抄紙成形体、活性炭素成形体などが挙げられ、好ましくは、燃料電池の燃料極における反応制御が容易かつ反応効率の更なる向上の点で、アモルファス炭素と炭素粉末とからなる微細な連通孔を有する炭素複合成形体が望ましい。
この多孔質構造からなる炭素複合体の作製に用いる炭素粉末としては、更なる反応効率の向上の点から、高配向性熱分解黒鉛(HOPG)、キッシュ黒鉛、天然黒鉛、人造黒鉛、カーボンナノチューブ、フラーレンより選ばれる少なくとも1種(単独または2種以上の組合せ)が好ましい。
また、この燃料極33aの外表面部には、白金−ルテニウム(Pt−Ru)触媒、イリジウム−ルテニウム(Ir−Ru)触媒、白金−スズ(Pt−Sn)触媒などが当該金属イオンや金属錯体などの金属微粒子前駆体を含んだ溶液を含浸や浸漬処理後還元処理する方法や金属微粒子の電析法などにより形成されている。
電解質膜33bとしては、プロトン伝導性又は水酸化物イオン伝導性を有するイオン交換膜、例えば、ナフィオン(Nafion、Du pont社製)を初めとするフッ素系イオン交換膜が挙げられる他、耐熱性、メタノールクロスオーバーの抑制が良好なもの、例えば、無機化合物をプロトン伝導材料とし、ポリマーを膜材料としたコンポジット(複合)膜、具体的には、無機化合物としてゼオライトを用い、ポリマーとしてスチレン−ブタジエン系ラバーからなる複合膜、炭化水素系グラフト膜などが挙げられる。
また、空気電極33cとしては、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)等を上述の金属微粒子前駆体を含んだ溶液等を用いた方法で担持させた多孔質構造からなる炭素多孔体が挙げられる。
このように構成される燃料カートリッジAを用いた燃料電池30では、容器本体21に収容される燃料カートリッジAが、液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体10をシート状多孔体11で被覆した液体燃料吸蔵体12からなり、かつ、該液体燃料吸蔵体12はその側面部12aを液体燃料誘導部材34を介して電池セル33(平板状の燃料極33a)に接触させて液体燃料を平板状の燃料極33aに供給して発電せしめるものである。
この実施形態では、液体燃料を平板状の燃料極33aに液体燃料を効率的に供給せしめるため、液体燃料誘導部材34を介して供給する方式としたものである。
用いる液体燃料誘導部材34としては、例えば、フェルト、スポンジ、または、樹脂粒子焼結体、樹脂繊維焼結体などの焼結体等から構成される毛管力を有する多孔体や、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組合せからなる繊維を織ったものや、前記繊維の不織布から構成されるシート状ものなどが挙げられる。
これらの液体燃料誘導部材39の気孔率としては、30〜70%、厚さとしては、0.2〜2mmに設定されるものである。
本実施形態では、燃料カートリッジAから平板状燃料極へ効率良く十分な液体燃料を供給するため、平板状燃料極33aの毛管力をP1、燃料カートリッジAの燃料吸蔵体12の毛管力をP2、液体燃料誘導部材34の毛管力をP3とした場合、燃料カートリッジAから平板状燃料極33aへ効率良く十分な液体燃料を供給するため、次式、P1<P3<P2を充足することが好ましい。
このように構成される燃料カートリッジAを用いた燃料電池30では、容器本体21に収容される燃料カートリッジAが、液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体10をシート状多孔体11で被覆した液体燃料吸蔵体12からなり、かつ、該液体燃料吸蔵体12はその側面部12aを液体燃料誘導部材34に接触させることにより、カートリッジの液体燃料は液体燃料誘導部材34を介して平板状の電池セル33の燃料極33aに供給して発電せしめるものであり、燃料の流動抵抗に規制されてしまう図7〜図9に示す中継芯を用いた液体燃料を供給する方式よりも、液体燃料の排出速度を高めることができ、効率よく燃料極33aに十分な燃料を供給することができるものとなっている。
また、この構成の燃料電池では、ポンプやブロワ等の補器を特に用いることなく、液体燃料を気化せずそのまま円滑に供給することができる構造となるため、燃料電池の小型化を図ることが可能となる。
従って、この形態の燃料電池では、燃料電池全体のカートリッジ化が可能となり、携帯電話やノート型パソコンなどの携帯用電子機器の電源として用いられることができる小型の燃料電池に好適なものとなる。
本発明の燃料電池用貯留体及び燃料電池は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で種々変更することができるものである。
例えば、上記燃料極33a、電解質膜33b、空気極33cより構成される平板状の燃料電池セル33は、5ユニットとしたが、更に1ユニット〜4ユニット、または、6ユニット以上としても良く、また、これらの燃料電池セル33,33同士を直列接続、並列接続してもよいものである。
また、上記実施形態では、直接メタノール型の燃料電池として説明したが、改質型を含む高分子改質膜型の燃料電池にも好適に適用することができるものである。
図5及び図6は、本発明に係る燃料電池の各他例を示す図面である。なお、上記実施形態と同様の構成は、同一符号を付してその説明を省略する。
図5(a)及び(b)に示す実施形態の燃料電池40は、液体燃料誘導部材34を介することなく、液体燃料吸蔵体12の側面部12aから直接平板状の燃料極33aに供給せしめる構造とした点、燃料極33a、電解質膜33b、空気極33cより構成される平板状の燃料電池セル33を1ユニットとした点で、図1〜図3に示す上記実施形態の燃料電池と異なるものであり、上記実施形態と同様に使用に供される。
この実施形態では、燃料カートリッジAから平板状燃料極へ効率良く十分な液体燃料を供給するため、平板状燃料極33aの毛管力(P1)は、燃料カートリッジAの燃料吸蔵体12の毛管力(P2)よりも高く、すなわち、P1>P2に設定されている。
図6(a)及び(b)に示す実施形態の燃料電池50は、液体燃料誘導部材34を介することなく、カートリッジAを燃料電池本体31の底面部に取り付けて、液体燃料吸蔵体12の側面部12aから直接平板状の燃料極33aの下端面から供給せしめる構造とした点、燃料極33a、電解質膜33b、空気極33cより構成される平板状の燃料電池セル33を1ユニットとした点で、図1〜図3に示す上記実施形態の燃料電池と異なるものであり、上記実施形態と同様に使用に供される。この実施形態においても、毛管力P1、P2は、P1>P2に設定されている。
このように構成される燃料カートリッジAを用いた燃料電池40又は50では、容器本体21に収容される燃料カートリッジAが、液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体10をシート状多孔体11で被覆した液体燃料吸蔵体12からなり、かつ、該液体燃料吸蔵体12はその側面部12aを直接平板状の燃料極33aに接触させることにより、カートリッジの液体燃料を平板状の燃料極34に直接供給して発電せしめるものであり、燃料の流動抵抗に規制されてしまう中継芯を用いた図7〜図9に示す液体燃料を供給する方式よりも、液体燃料の排出速度を高めることができ、効率よく燃料極33aに十分な燃料を供給することができるものとなる。
次に、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図5(a)に準拠する燃料カートリッジA及び燃料電池30を使用した。
使用した液体燃料F、液体燃料吸蔵体(繊維束体、シート状多孔体)、貯蔵容器、燃料極、電解質膜、空気極は、下記の構成のものを用いた。
液体燃料:
10wt%濃度メタノール液、充填量0.7ml
液体燃料吸蔵体(繊維束体、シート状多孔体):
繊維束:ポリエチレンテレフタレート製繊維束
シート状多孔体:ポリエチレンテレフタレート製シート状繊維束
液体燃料吸蔵体:大きさφ6×30mm、毛管力60mm、気孔率90%
貯蔵容器: 酸素ガス透過度(酸素ガス不透過性)が100cc・25μm/m2・24hr・atm(25℃、65%RH)以下であり、かつ、光線透過率が80%以上となるポリエチレンテレフタレート樹脂から構成、大きさ40×50×15mm
燃料極:炭素複合成形体 Pt−Ru、大きさ30×20×1mm、毛管力150mm
電解質膜:ナフィオン(デュポン社製)、大きさ30×20×0.1mm
空気極:炭素多孔体 Pt、大きさ30×20×1mm
上記構成の燃料カートリッジA及び燃料電池30を実際に使用したところ、液体燃料吸蔵体の側面部から液体燃料が平板状の燃料極に直接供給されて発電できることが確認でき、このときの起電力は、約0.5Vであった。
本発明の実施形態となる燃料カートリッジ及び燃料電池を斜視断面態様で示す概略図面である。 (a)は図1の燃料カートリッジ及び燃料電池の分解斜視図であり、(b)は、燃料電池セルの部分横断面図である。 (a)及び(b)は、燃料カートリッジの断面図、断面態様で示す斜視図である。 (a)〜(d)は、各燃料カートリッジの形状を断面態様で示す図面である。 (a)は、本発明の他の実施形態の燃料カートリッジ及び燃料電池を斜視断面態様で示す概略図面、(b)は燃料カートリッジから燃料極へ液体燃料を供給する態様を示す斜視図である。 (a)は、本発明の他の実施形態の燃料カートリッジ及び燃料電池を斜視断面態様で示す概略図面、(b)は燃料カートリッジから燃料極へ液体燃料を供給する態様を示す斜視図である。 現在試みられている燃料カートリッジ及び燃料電池を斜視断面態様で示す概略図面である。 図7の燃料カートリッジ及び燃料電池の分解斜視図である。 (a)〜(c)は、現在試みられている燃料カートリッジから燃料極へ液体燃料を供給する態様を斜視図態様で示す説明図面である。
符号の説明
A 燃料カートリッジ
10 繊維束
11 シート状多孔体
12 液体燃料吸蔵体
20 貯蔵容器
30 燃料電池
33a 平板状の燃料極

Claims (9)

  1. 平板状の燃料極を有する燃料電池本体に取り付け自在となり、液体燃料を平板状の燃料極に供給して発電する燃料電池に用いられる燃料カートリッジであって、該燃料カートリッジは、液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体をシート状多孔体で被覆した液体燃料吸蔵体からなり、かつ、該液体燃料吸蔵体はその側面部から液体燃料を排出できる構成となることを特徴とする燃料カートリッジ。
  2. 燃料カートリッジは、液体燃料吸蔵体の側面部を露出できる容器本体と、該容器本体を密閉する取り付け自在となる蓋部とを備えた貯蔵容器に収容される請求項1記載の燃料カートリッジ。
  3. 貯蔵容器は、酸素バリア性の樹脂層を少なくとも1層以上有する請求項2記載の燃料カートリッジ。
  4. 酸素バリア性の樹脂層は、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルの単独若しくは2種以上の樹脂からなる請求項3記載の燃料カートリッジ。
  5. 液体燃料がメタノール液、ジメチルエーテル(DME)、ギ酸、ヒドラジン、アンモニア液、エチレングリコール、水素化ホウ素ナトリウム水溶液から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜4の何れか一つに記載の燃料カートリッジ。
  6. 平板状の燃料極を有する燃料電池本体と、該燃料電池本体に取り付け自在となる燃料カートリッジとを有する燃料電池であって、上記燃料カートリッジは、液体燃料を吸蔵する毛管力を付与した繊維束体をシート状多孔体で被覆した液体燃料吸蔵体からなり、かつ、該液体燃料吸蔵体はその側面部から液体燃料を排出できる構成とし、該液体燃料吸蔵体の側面部を平板状の燃料極に接触させて液体燃料を平板状の燃料極に供給して発電せしめることを特徴とする燃料電池。
  7. 平板状の燃料極の毛管力をP1、液体燃料吸蔵体の毛管力P2とした場合、その毛管力はP1>P2に設定されている請求項6記載の燃料電池。
  8. 液体燃料は、液体燃料吸蔵体の側面部から液体燃料誘導部材を介して平板状の燃料極に供給せしめる請求項6記載の燃料電池。
  9. 液体燃料誘導部材の毛管力をP3とした場合、平板状の燃料極の毛管力P1、液体燃料吸蔵体の毛管力P2との関係は、次式、P1<P3<P2を充足する請求項8記載の燃料電池。

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