JP4781657B2 - 燃料カートリッジ - Google Patents
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Description
これらの中でも、液体燃料の供給に毛管力を利用した各液体燃料電池等が知られている
(例えば、特許文献3〜8参照)。
これらの各特許文献に記載される液体燃料電池は、燃料タンクから液体燃料を毛管力で燃料極に供給するため、液体燃料を圧送するためのポンプを必要としないなど小型化に際してメリットがある。
燃料貯留体自体に燃料を保持させるためには、通常中綿などと呼ばれている毛管力を付与した多孔質体を燃料の吸蔵体として用いる方法が、安全性や構造の簡素さから有効である(例えば、特許文献9及び10参照)。
従って、用いる燃料カートリッジは、上述のような実状等を有するものであるが、従来の燃料カートリッジの構造では、燃料の再充填を防止する機構がなかったり、不十分であるという課題がある。
(1) 液体燃料を貯留するための毛管力が付与された燃料吸蔵体を内包し、かつ、挿入される燃料供給芯によって液体燃料を燃料電池本体に供給する燃料カートリッジであって、上記燃料吸蔵体には、吸蔵される液体燃料と相溶せず、かつ、該液体燃料よりも表面張力が低い置換液体が充填されていることを特徴とする燃料カートリッジ。
(2) 置換液体は、燃料吸蔵体の燃料供給芯が挿入されない側に充填されている上記(1)記載の燃料カートリッジ。
(3) 置換液体が、鎖状炭化水素系有機溶剤、芳香族炭化水素系有機溶剤、シリコーンオイルから選ばれる少なくとも1種である上記(1)又は(2)記載の燃料カートリッジ。
(4) 置換液体の充填量が、体積比率で液体燃料の1〜20%である上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の燃料カートリッジ。
(5) 燃料カートリッジは、燃料吸蔵体を収容する燃料タンク部と、燃料供給芯を挿入する挿入口部とを備えてなる上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の燃料カートリッジ。
(6) 燃料タンク部は、酸素バリア性の樹脂層を少なくとも1層以上有する上記(5)記載の燃料カートリッジ。
(7) 酸素バリア性の樹脂層は、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルの単独若しくは2種以上の樹脂からなる上記(6)記載の燃料カートリッジ。
(8) 液体燃料がメタノール液、ジメチルエーテル(DME)、ギ酸、ヒドラジン、アンモニア液、エチレングリコール、水素化ホウ素ナトリウム水溶液から選ばれる少なくとも1種である上記(1)〜(7)の何れか一つに記載の燃料カートリッジ。
図1〜図3は、本発明の実施形態の一例を示す燃料カートリッジA及び燃料電池Bを示すものである。
本実施形態の燃料カートリッジAは、図1及び図2に示すように、液体燃料を貯留するための毛管力が付与された燃料吸蔵体10を収容する燃料タンク部11と、中継芯からなる燃料供給芯12を挿入する挿入口部13とを備えたものである。
この燃料カートリッジAは、燃料電池本体B1の上部に取り付け自在となり、挿入口部13に挿入される燃料供給芯12によって燃料吸蔵体10に吸蔵される液体燃料を燃料電池本体B1に供給することにより発電が行われるものである。
具体的には、フェルト、スポンジ、または、樹脂粒子焼結体、樹脂繊維焼結体などの焼結体等から構成される毛管力を有する多孔体や、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組合せからなる繊維束体からなるものが使用でき、これらの多孔体、繊維束体の気孔率、太さ、クリンプ率等は燃料供給芯12及び各単位セル20への供給量に応じて適宜設定されるものである。
なお、保管時には、本体部11aの下端面にシール部材を貼着して、挿入口部13及び空気置換孔11cを塞いで外気等との密閉をすることができ、使用時に上記シール部材を取り外すことにより使用に供する構造となっている。また、上記シール部材に代えて、または、シール部材と共に、本体部11aの下端面を更に密閉する蓋体(キャップ体)を取り付けいても良いものである。
また、液体燃料F及び置換液体Gの漏洩及び蒸発防止については、ガス不透過性の材質から構成されることが好ましく、更に好ましくは、酸素ガス透過度(酸素ガス不透過性)が100cc・25μm/m2・24hr・atm(25℃、65%RH)以下であれば実使用上問題はない。
特に好ましくは、上記特性の酸素ガス不透過度を有するエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリルニトリル、ポリ塩化ビニリデンが望ましい。
また、これらの成形により設けられる少なくとも1層のガス不透過層の代わりに、前記した樹脂群から選ばれる樹脂の溶液などを塗布してガス不透過層を設けることもできる。この塗布方法では、上記押出し成形、射出成形などの成形による製造よりも特殊な製造設備を必要とせず、逐次製造することが可能である。
また、前記した樹脂による成形又は塗布によるガス不透過層の代わりに、ガス不透過性のフィルムなどのガス不透過薄膜部材によって被覆することができる。被覆するガス不透過薄膜部材としては、好ましくは、アルミ箔などの金属箔、アルミナ、シリカなどの金属酸化物蒸着物、ダイアモンドライクカーボンコーティング物から選ばれる少なくとも1種が挙げられ、これらの不透過薄膜部材で貯蔵容器20の外表面部を被覆することにより、上述のとおりのガス不透過性を発揮させることができる。なお、この不透過薄膜部材の厚みは、上記と同様に10〜2000μmとすることが望ましい。また、上記ガス不透過薄膜部材が視認性を有しない部材、例えば、アルミ金箔などの場合は、ガス不透過性を損なわない程度に一部施さず、格子状、ストライプ状等に被覆して、覗き窓部を設けこの覗き窓部に光線透過性を有するガス不透過性フィルムを被覆してガス不透過性と視認性を確保することもできる。
また、これらの液体燃料の濃度は、燃料電池の構造、特性等により種々の濃度の液体燃料を用いることができ、例えば、1〜100%濃度の液体燃料を用いることができる。
この置換液体Gは、液体燃料の再充填を防止する点から、燃料吸蔵体10の燃料供給芯12が挿入されていない部分に充填、本実施形態では、図1及び2に示すように、燃料吸蔵体10の上部側に充填されている。
このような特性を有する置換液体Gとしては、例えば、鎖状炭化水素系有機溶剤、芳香族炭化水素系有機溶剤、シリコーンオイルから選ばれる少なくとも1種を使用することができる。具体的には、鎖状炭化水素系有機溶剤としては、例えば、ヘキサン、へプタン、オクタン、ノナン、デカンや流動パラフィンなどが挙げられ、芳香族炭化水素系有機溶剤としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンなどが挙げられ、シリコーンオイルとしては、例えば、ジメチルシリコーン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルシリコーンオイルなどが挙げられる。
本発明では、上記特性を有する置換液体を燃料吸蔵体10の上部側に充填してあれば、燃料消費の時、燃料吸蔵体10から液体燃料(メタノール水溶液)が排出されることで、該液体燃料に変わって燃料吸蔵体10の毛管に浸透でき、更に、置換液体Gで毛管の保持力を低下せせることができるため、液体燃料の再充填を防止することができるものとなる。
この置換液体の充填量が1%未満であると、燃料排出後、吸蔵体内を十分被覆することができず、燃料再充填防止効果が十分でなく、一方、20%を越えると、燃料を消費した後、燃料供給芯を介して発電セルに供給されることとなり、好ましくない。
すなわち、本実施形態の燃料電池Bは、図2に示すように、燃料カートリッジAと燃料電池本体B1とにより構成されており、挿入される中継芯からなる燃料供給芯12及び燃料供給体30によって燃料吸蔵体に吸蔵される液体燃料Fを燃料電池本体B1に供給する液体燃料供給システムとなっている。
この燃料電池本体B1は、微小炭素多孔体よりなる燃料電極体21の外表部に電解質層23を構築し、該電解質層23の外表部に空気電極層24を構築することで形成される単位セル(燃料電池セル)20、20と、上記燃料カートリッジ10に接続される燃料供給芯(中継芯)12及び浸透構造を有する燃料供給体30と、該燃料供給体30の終端に設けられる使用済み燃料貯蔵槽40とを備え、上記各単位セル20、20は直列に連結されて燃料供給体30により燃料が順次供給される構造となっている。
また、この燃料電極体21の外表部には、白金−ルテニウム(Pt−Ru)触媒、イリジウム−ルテニウム(Ir−Ru)触媒、白金−スズ(Pt−Sn)触媒などが当該金属イオンや金属錯体などの金属微粒子前駆体を含んだ溶液を含浸や浸漬処理後還元処理する方法や金属微粒子の電析法などにより形成されている。
また、空気電極層24としては、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)等を上述の金属微粒子前駆体を含んだ溶液等を用いた方法で担持させた多孔質構造からなる炭素多孔体が挙げられる。
前記燃料供給芯(中継芯)12及び燃料供給体30は、浸透構造を有するものであれば特に限定されず、例えば、フェルト、スポンジ、または、樹脂粒子焼結体、樹脂繊維焼結体などの焼結体等から構成される毛管力を有する多孔体や、天然繊維、獣毛繊維、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂などの1種又は2種以上の組合せからなる繊維束体からなるものが挙げられ、これらの多孔体、繊維束体の気孔率、太さ、クリンプ率等は燃料供給芯12及び燃料供給体30や、各単位セル20への供給量に応じて適宜設定されるものである。
また、前記燃料供給芯(中継芯)12及び燃料供給体30により供給される液体燃料は、燃料電池セル20で反応に供されるものであり、燃料供給量は、燃料消費量に連動しているため、未反応で電池の外に排出される液体燃料は殆どなく、従来の液体燃料電池のように、燃料出口側の処理系を必要としないが、運転状況により供給過剰時に至った際には、反応に使用されない液体燃料が貯蔵槽40に蓄えられ阻害反応を防ぐことができる構造となっている。
なお、50は、燃料貯蔵槽10と使用済み燃料貯蔵槽40を連結すると共に、燃料カートリッジAから各単位セル20、20の個々に前記燃料供給芯(中継芯)12及び燃料供給体30を介して直接液体燃料を確実に供給するメッシュ構造などからなる部材である。
また、上記実施形態の燃料電池Bでは、前記燃料供給芯(中継芯)12及び燃料供給体30の浸透構造により燃料カートリッジA内の燃料吸蔵体10に吸蔵されている液体燃料を毛管力により燃料電池セル20、20内に導入するものである。この時、燃料カートリッジAが、燃料電極体21または燃料供給体30に接続される部分に、図2に示したように、前記した吸蔵体10と同様の材質を持つ燃料供給芯(中継芯)12を設けたが、直接燃料供給体30を燃料供給芯として使用してもよいものである。なお、上記燃料供給芯(中継芯)12を設けることにより燃料電池セル20内への過剰な液体燃料の供給を防止することができ、燃料供給芯(中継芯)12の毛管力を調整することにより液体燃料の供給量を調節することができる。
この実施形態の燃料電池Bでは、ポンプやブロワ、燃料気化器、凝縮器等の補器を特に用いることなく、液体燃料を気化せずそのまま円滑に供給することができる構造となるため、燃料電池の小型化を図ることが可能となる。
この本実施形態の燃料カートリッジ60は、図5に示すように、支持体70内に取り付け自在に収納される構造であり、先端部に燃料供給芯(中継芯)12aを保持する保持部61と後端部に固着された尾栓部62とを有する筒状の燃料タンク部となる本体部63から構成され、この本体部63内部には液体燃料Fと置換液体Gが充填された燃料吸蔵体10が収納されると共に、該燃料吸蔵体10に燃料供給芯12aが接続された構造からなるものである点で、上記実施形態の燃料カートリッジと相違するものである。
また、この燃料カートリッジ60の燃料吸蔵体10に接続された中継芯からなる燃料供給芯12aは、支持体70内に収納される燃料供給体30に接続されている。なお、図示しないが、燃料供給体30の先端(図5の矢印方向)には、上記第1実施形態と同様に燃料電池セル20、20…に接続される構造となっている。なお、この燃料カートリッジ60には、図示しないが、燃料供給芯12aの周囲に空気置換孔が形成されており、また、保管時には保持部61の周囲に蓋体(キャップ体)が取り付けられて燃料カートリッジ60の下端部を密閉する構造となっている。
また、前記カートリッジ構造体60から液体燃料を燃料供給体30に、燃料供給芯12aを通して、液体燃料を継続的に供給することができるので、カートリッジ60が燃料供給体30よりも下に位置した状態でも継続して燃料供給が可能となる。
また、燃料電池セル20として円柱状のものを用いたが、角柱状、板状の他の形状のものであってもよく、また、燃料供給体30との接続は直列接続のほか、並列接続であってもよい。更に、各形態の燃料電池の構造の一部を相互に変更して使用することもできる。例えば、上記第1実施形態の燃料カートリッジAの代わりに、上記第3実施形態の燃料カートリッジ60を取り付けた構造としてもよいものである。
図5に準拠する燃料カートリッジ60を使用した。
実施例1〜3として置換液体1〜3を充填したカートリッジと、比較例1として置換液体を充填していないカートリッジから、液体燃料を排出させ、その後排出量と等しい液体燃料を再充填した。液体燃料が燃料吸蔵体で保持できず、こぼれたら、再充填防止効果ありとして評価した。
燃料吸蔵体:外径12mm、長さ85mm、気孔率91%、繊維ポリエステル、繊維太さ4デニール、繊維本数25200本、クリンプ率27%、毛管力110mm
燃料供給芯(中継芯):外径7mm(最大径)、長さ37mm、気孔率62%、繊維ポリエステル、繊維太さ3デニール、繊維本数45450本、クリンプ率15%、毛管力360mm
燃料タンク部:酸素ガス透過度(酸素ガス不透過性)が100cc・25μm/m2・24hr・atm(25℃、65%RH)以下であり、かつ、光線透過率が80%以上となるポリエチレンテレフタレート樹脂から構成、大きさφ20×50mm。
液体燃料:50wt%メタノール水溶液液、充填量7.5cc(6.8g、d=0.91)
置換液体1:キシレン、充填量0.5cc、和光純薬工業社製、表面張力:29mN/m(25℃)
置換液体2:流動パラフィン、充填量0.5cc、和光純薬工業社製、表面張力:30mN/m(25℃)
置換液体3:シリコーンオイル、KF96−1CS(信越化学工業社製)、充填量0.5cc、表面張力:16mN/m(25℃)
燃料吸蔵体への液体燃料及び置換液体1〜3の充填は、液体燃料を針付シリンジにて燃料吸蔵体に充填し、燃料吸蔵体の他方から置換液体を針付シリンジにて同様に充填した。
これらの燃料カートリッジを用いて下記各評価方法により、燃料排出性試験、燃料再充填防止性試験を行い評価した。
これらの結果を下記表1に示す。
実施例1〜3及び比較例1の燃料排出性を調べるため、燃料排出後の重量変化から燃料排出量を測定した。燃料排出性は、燃料吸蔵体に挿入した中継部材(12a)から燃料を毎分0.1mlの速度で吸引し、空気が侵入してくるまで試験し、その排出量を測定した。
燃料を排出させた実施例1〜3及び比較例1のサンプルに6ccの液体燃料(50wt%のメタノール水溶液)を再充填した。なお、再充填は、本体部63から尾栓62を外し、シリンジにて強制的に再充填させた。その後、尾栓62を再び取り付けた。
燃料を強制的に再充填した実施例1〜3及び比較例1のサンプルを中継芯12aをした向きに放置し、燃料がこぼれるか下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:充填した燃料が50%以上こぼれた。
△:こぼれた燃料が充填量に対して、50%以下である。
×:燃料がこぼれない。
B 燃料電池
B1 燃料電池本体
F 液体燃料
G 置換液体
10 燃料吸蔵体
11 燃料タンク部
Claims (7)
- 液体燃料を貯留するための毛管力が付与された燃料吸蔵体を内包し、かつ、挿入される燃料供給芯によって液体燃料を燃料電池本体に供給する燃料カートリッジであって、上記燃料吸蔵体には、吸蔵される液体燃料と相溶せず、かつ、該液体燃料よりも表面張力が低い置換液体が燃料吸蔵体の燃料供給芯が挿入されない側に充填されていることを特徴とする燃料カートリッジ。
- 置換液体が、鎖状炭化水素系有機溶剤、芳香族炭化水素系有機溶剤、シリコーンオイルから選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の燃料カートリッジ。
- 置換液体の充填量が、体積比率で液体燃料の1〜20%である請求項1又は2に記載の燃料カートリッジ。
- 燃料カートリッジは、燃料吸蔵体を収容する燃料タンク部と、燃料供給芯を挿入する挿入口部とを備えてなる請求項1〜3の何れか一つに記載の燃料カートリッジ。
- 燃料タンク部は、酸素バリア性の樹脂層を少なくとも1層以上有する請求項4記載の燃料カートリッジ。
- 酸素バリア性の樹脂層は、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルの単独若しくは2種以上の樹脂からなる請求項5記載の燃料カートリッジ。
- 液体燃料がメタノール液、ジメチルエーテル(DME)、ギ酸、ヒドラジン、アンモニア液、エチレングリコール、水素化ホウ素ナトリウム水溶液から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜6の何れか一つに記載の燃料カートリッジ。
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