JP2006147222A - メタルハライドランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本質的に水銀を含まないメタルハライドランプにおいて、電極封止部分のクラックリークの発生を抑止する。
【解決手段】本発明のメタルハライドランプは、放電空間12を形成する発光管部11、該発光管部11の両端に形成された封止部131、132とを有する透光性の気密容器1の放電空間12に少なくともスカンジウムの金属ハロゲン化物および希ガス、かつ本質的に水銀を含まない放電媒体が封入されている。封止部131、132には、トリエーテッドタングステン材料からなる一対の電極31、32が、一端は放電空間12内で所定の電極間距離を保って対向配置され、他端は封止部131、132に封止されており、ランプ始動時には、安定点灯時の電力を超える電力で点灯される。このランプにおいて、封止部131、132に封止されている電極部分31、32の白濁発生を抑制する温度制御構成を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車の前照灯等に使用される放電空間に本質的に水銀を含まないメタルハライドランプに関するものである。
従来技術として、透光性の気密容器の内部に形成された放電空間に一対の電極が対向しており、この放電空間には、ナトリウムやスカンジウムのハロゲン化物、希ガス等を含む放電媒体が封入されているメタルハライドランプの発明がある。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−312998号公報
特許文献1のような環境負荷の高い水銀を封入しないメタルハライドランプは、水銀を封入するメタルハライドランプと比較して、蒸気圧が低い水銀が存在しないために、点灯直後にすばやく光束を立ち上げるということが難しい。そのため、光束立ち上がりを早めるために、点灯直後に安定点灯時の約2倍程度の電力を数秒間投入するという方式が採られている。しかし、電極を封止した封止部部分にクラックが入るという現象が発生している。
この課題に対して、例えば、特開2000−223070公報に記載のメタルハライドランプの発明では、陰極側の電極の温度を保護膜により高くすることで、電極の熱膨張によるクラックを防止できると記載されているが、この方法は一対の電極を陽極と陰極とに区別して使用する直流点灯において有効な手段である。
電極を封止した封止部部分のクラックの原因について追究した結果、電極を封止している封止部付近(以後、電極封止部分)において白濁が発生しているときに、クラックが発生しやすく、それが原因でリークに至る(以後、クラックリーク)ことがわかった。さらに白濁について追求した結果、電極封止部分の温度をある温度以下に保つことで、この部分付近での白濁の発生を抑止することができ、クラックリークの発生を著しく減少させることが可能であることを見出した。
本発明の目的は、本質的に水銀を含まないメタルハライドランプにおいて、電極封止部分のクラックリークの発生を抑止することである。
上記目的を達成するために、本発明のメタルハライドランプは、放電空間を形成する発光管部、該発光管部の両端に形成された封止部とを有する透光性の気密容器と、前記放電空間に少なくともスカンジウムの金属ハロゲン化物および希ガスが封入され、かつ本質的に水銀を含まない放電媒体と、一端は前記放電空間内で所定の電極間距離を保って対向配置され、他端は前記封止部に封止されたタングステンに酸化トリウムをドープした材料からなる一対の電極とを具備し、ランプ始動時、安定点灯時の電力を超える電力で点灯されるメタルハライドランプにおいて、前記メタルハライドランプは、前記封止部に封止されている前記電極部分の白濁発生を抑制する温度制御構成を具備することを特徴とする。
本発明によれば、本質的に水銀を含まないメタルハライドランプにおいて、電極封止部分のクラックリークの発生を抑止することができる。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の実施の形態のメタルハライドランプについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態であるメタルハライドランプの全体図である。
気密容器1は、例えば、透光性の石英ガラスからなり、楕円形の発光管部11とその長手方向の両端部に発光管部11と同材料で形成された封止部131、132からなる。発光管部11の内部には、放電空間12が形成されており、放電空間12には、放電媒体として金属ハロゲン化物であるヨウ化ナトリウム、ヨウ化スカンジウム、ヨウ化亜鉛、および希ガスであるキセノンが封入されている。ヨウ化ナトリウムに含有されている金属ナトリウムおよびヨウ化スカンジウムに含有されている金属スカンジウムは、主に発光金属として作用し、ヨウ化亜鉛に含まれている金属亜鉛は、主に水銀に代わるランプ電圧形成媒体として作用し、キセノンは、主に始動ガスとして作用する。また、ハロゲン化物としては、他のハロゲン化物よりも反応性が低いヨウ素が最も好適である。
ここで、発光管部11に封入される放電媒体には、水銀は本質的に含まれていない。この「本質的に水銀を含まない」とは、水銀を全く含まないか、または1ccあたり2mg未満、好ましくは1mg以下の水銀量が存在していても許容するという意味である。つまり、従来の水銀入りのショートアーク形ランプのように、水銀蒸気によってメタルハライドランプの電圧を所要に高くする場合、1ccあたり20〜40mg、場合によっては50mg以上封入しており、この水銀量と比較すれば、2mg未満の水銀量は圧倒的に少なく、本質的に水銀が含まれないと言える。
圧潰形成された板状の封止部131、132の内部には、例えばモリブデンからなる金属箔21、22が封着されている。放電空間12側の金属箔21、22の一端部には、直径が異なる大径部311、321と小径部312、322とが一体に形成された、例えばタングステンに酸化トリウムを0.3%程度ドープした材料、すなわち一般にトリエーテッドタングステンと呼ばれる材料からなる電極31、32の一端側の小径部312、322が、金属箔21、22とほぼ一体になるように抵抗溶接により接続され、封止部131、132に封止されている。ここで、「封止されている」とは、電極31、32の小径部312、322と封止部131、132との間に隙間がない程度に接触している状態が望ましいが、少々の隙間が生じている状態も含んでいる。
また、電極31、32の他端側の大径部311、321は、発光管部11付近の封止部131、132を通って、放電空間12に延出し、所定の電極間距離を保って、その先端同士が対向するように配置されている。ここで、「所定」とは、自動車前照灯に使用する場合は5mm以下、さらに好適には4.2mm程度、プロジェクション用に使用する場合は2mm程度である。
電極31、32の小径部312、322の金属箔21、22方向の軸部分には、金属導線を数回、回巻して形成したコイル41、42が、その外周面と接触するように接続されている。このコイル41、42は、金属箔21、22側の端部から放電空間12に向けて所定距離巻かれ、コイル41、42の他端は封止部131、132に内在している。
金属箔21、22において、電極31、32の接続部分に対して反対側の端部には、導入導体51、52が溶接等により接続されており、この導入導体52の他端は、封止部132の外部に延出し、L字状に形成された給電端子53の一端とほぼ直角になるように接続されている。この給電端子53の他端は、導入導体51の方向、かつ封止部131、132とほぼ平行に延出している。そして、封止部131、132と平行する給電端子53には、絶縁チューブ6が取着されている。
これらを備えた気密容器1の外側には、例えば紫外線を遮断する材料からなる筒状の外管7が、その長手方向に沿って覆うように設けられている。この外管7の長手方向の両端部には、縮径部71が形成されており、縮径部71は封止部132の発光管部11方向に対して反対側の端部付近をガラス溶着しており、図示していないもう一方の縮径部は、封止部131の発光管部11方向に対して反対側の端部付近をガラス溶着している。
そして、気密容器1を内部に覆った状態の外管7は、その外周面を挟持するように形成された固定金属具8を介して、ソケット9に接続されている。このソケット9の径小部分には、金属端子91が、その外周面に沿って形成されており、この金属端子91は、給電端子53と電気的に接続されている。また、図示していないが、発光管部11に対して反対方向に延出していた導入導体51は、ソケット9内部を通って、ソケット9の底部部分に位置し、接続端子となっている。
これらで構成されたメタルハライドランプは、ランプが温まっていない状態での点灯、いわゆるコールドスタート時に、ランプ始動時、安定点灯時の電力を超える電力で点灯される。具体的には、安定点灯時の電力に対して、ランプ始動時に2倍以上の電力が投入される。これは、水銀を封入しないメタルハライドランプ特有の課題である光束の立ち上がり時間を早めて実用性のあるランプを実現するためである。
この高負荷のかかるランプにおいて、ランプ点灯直後、封止部131、132に封止されている電極312、322部分の表面温度を約1100℃以下に保つことで、電極封止部分での白濁の発生を抑止することができるため、クラックリークの発生を防止できることがわかった。以下、温度制御構成であるランプ構造や点灯条件を変更することによって、電極部分の温度を変化させた実施例を説明する。
(実施例1)
図2は、図1のメタルハライドランプの仕様について説明するための発光管部付近の拡大図である。
実施例1では、放電空間12の体積は0.02cc、発光管部11の内径Aは2.6mm、外径Bは6.0mm、電極間距離Dは4.2mm、電極31、32の大径部311、321の直径Rは0.35mm、小径部312、322の直径rは0.27mmである。発光管部11には、放電媒体として金属ハロゲン化物であるヨウ化スカンジウム−ヨウ化ナトリウム−ヨウ化亜鉛が0.5mgと希ガスであるキセノンが10atmそれぞれ封入されており、水銀は一切含まれていない。このランプを始動時、電力75W、電流3.5A、安定時の電力35Wで点灯した。
図3は、図2のランプ仕様において、発光管部の長手方向の最大長Cのみを変化させて、日本電球工業会に定められている自動車前照灯用メタルハライドランプの寿命試験条件であるEU120分モードの2000時間点滅試験後のクラックによるリークの発生率を示す図である。ここで、電極温度の測定には、物体が温度に応じて放射する赤外線の放射エネルギーを測定できる放射温度計を使用し、測定範囲を直径0.6mm、放射率を0.28に設定し、測定範囲内の平均温度の測定を行った。また、温度を測定する電極の場所は、封止部に封止された電極の中で最も高い部分、具体的には、封止部内に封止され、放電空間に近接している電極部分とした。
球体長Cが6.6mm、7.0mmでは、電極封止部分の電極温度は1300℃、1150℃となっており、クラックリーク発生率はそれぞれ40%、20%と高い割合になっている。対して、球体長Cが7.2mm以上では、電極温度は1100℃以下に保たれているため、クラックリーク発生率は0%となり、2000時間を経過しても全てのランプが正常に点灯していた。このクラックリークが発生した電極温度が1300℃、1150℃の場合、電極封止部分付近で白濁が発生しており、電極温度が1100℃以下では、多少白くなっている部分はあったが、ほとんど白濁が発生していないことが確認された。
(実施例2)
実施例2のメタルハライドランプは、放電空間12の体積は0.02cc、発光管部11の内径Aは2.6mm、外径Bは6.0mm、長手方向の最大長Cは7.2mm、電極間距離Dは4.2mm、電極31、32の大径部311、321の直径Rは0.35mmである。発光管部11には、放電媒体として金属ハロゲン化物であるヨウ化スカンジウム−ヨウ化ナトリウム−ヨウ化亜鉛が0.5mgと希ガスであるキセノンが10atmそれぞれ封入されており、水銀は一切含まれていない。このランプを始動時、電力75W、電流3.5A、安定時の電力35Wで点灯した。
図4は、電極の直径rを変化させて、EU120分モードの2000時間点滅試験後のクラックによるリークの発生率を示す図である。温度の測定は、実施例1と同様の方法で行っている。
電極軸径rが0.20mm、0.25mmでは、電極温度は1300℃、1150℃となり、それぞれ40%、20%のクラックリーク発生率になっている。対して、電極軸径が0.27mm以上では、電極温度は1100℃以下に保たれているため、クラックリーク発生率は0%となり、全てのランプが正常に点灯していた。ここで、実施例1と同様にクラックリークが発生したランプには、電極封止部分付近に白濁が生じており、クラックリークに至らなかったランプには、ほとんど白濁が生じていないことが確認された。
(実施例3)
実施例3のメタルハライドランプは、放電空間12の体積は0.02cc、発光管部11の内径Aは2.6mm、外径Bは6.0mm、長手方向の最大長Cは7.2mm、電極間距離Dは4.2mm、電極31、32の大径部311、321の直径Rは0.35mm、小径部312、322の直径rは0.27mmである。発光管部11には、放電媒体として金属ハロゲン化物であるヨウ化スカンジウム−ヨウ化ナトリウム−ヨウ化亜鉛が0.5mgと希ガスであるキセノンが10atmそれぞれ封入されており、水銀は一切含まれていない。このランプを始動時の電力75W、安定時の電力35Wで点灯した。
図5は、始動時の最大投入電流値を変化させて、EU120分モードの2000時間点滅試験後のクラックによるリークの発生率を示す図である。温度の測定は、実施例1と同様の方法で行っている。
始動時の最大投入電流値が4.0Aでは、電極温度は1250℃となり、クラックリーク発生率は30%と高い割合になっている。対して、最大投入電流値が3.5A以下では、電極温度は1100℃以下に保たれているため、クラックリーク発生率は0%となり、全てのランプが正常であった。ここで、実施例1と同様にクラックリークが発生したランプには、電極封止部分付近に白濁が生じており、クラックリークに至らなかったランプには、白濁がほとんど生じていないことが確認された。
ここで、白濁の発生とクラックリークの関係を説明する。
水銀を封入しないランプでは、始動時、光束の立ち上がりを早めるためにランプに安定時の2倍程度の電力が投入されるため、電極は過大な電流による抵抗熱により温度が上昇する。この電極の温度上昇は急激なものであり、これに伴って、電極に接している封止部部分でも、急激に温度が上昇する。そして、主にちらつき低減のために使用されるトリエーテッドタングステン電極内の酸化トリウムと、放電空間内のヨウ化スカンジウムとが反応することによって生成された酸化スカンジウムが、電極封止部分に隙間や電極内部を通って侵入すると、封止部が高温化しているために酸化スカンジウムと石英ガラスとが反応して、石英ガラスの一部が白濁化する。ここで、従来、放電空間に水銀を封入しないメタルハライドランプにおいて、封止部内で白濁が発生していることがあったが、この部分の白濁は、光の透過率の低下を招くものでもないため、特に悪影響を及ぼす現象とは考えられていなかった。
発生した白濁は、電極軸周りに形成されているのが確認された。そして、この白濁は石英ガラス部分よりも体積が大きくなるため、白濁が生じていない状態で封止している場合よりも、電極軸周りの封止部に強い引っ張り歪を形成してしまう。そのため、引っ張り応力に耐えられなくなった封止部には、電極軸と垂直方向に、封止部の外部にまで延出するクラックが生じ、リークに至ることがわかった。リークが発生すると、放電媒体が外部に漏れてしまうため、ランプの不灯に至ってしまう。
したがって、クラックリークを防止するために、白濁の発生を抑止することに至った。そこで、白濁の発生に関係する要因として、電極先端部から伝わってくる熱と、電極に流れる電流による抵抗熱とが電極封止部分の温度に影響を与えると考えられたため、それらの熱量を変化させることにした。そして、実施例1乃至3において、白濁発生を抑制する温度制御構成によって、電極封止部分の温度を変化させる実験を行った結果、その部分の温度を適度な温度に制御する、具体的には1100℃以下にすることで、クラックリークの発生を激減させることができることを見出した。
したがって、本実施の形態では、放電空間12に本質的に水銀を含まず、ランプ始動時に投入される電力が安定点灯時の電力を超えて投入されるメタルハライドランプにおいて、発光管11の球体長が7.2mm以上、電極31、32の小径部312、322の直径が0.27mm以上、ランプ始動時に投入される最大電流値が3.5A以下とすることで、封止部131、132に封止されている電極31、32部分の温度を1100℃以下に保つことができるので、電極封止部分の白濁の発生を抑止することができる。これにより、封止部131、132のクラックリークを防止することができる。
ここで、本発明では、温度制御構成による電極封止部分の温度の下限を設定していない。それは、電極封止部分の温度が低くなっても、本発明の効果を得られることに変わりはなく、低ければ低いほど良いと考えているためである。しかし、電極封止部分の温度が低すぎると、電極先端部の温度も低下してしまう可能性があり、それによりちらつきが発生する恐れがあるため、電極封止部分の最低温度は800℃以上であるのが好適である。
そこで、上記理由や設計限界範囲に伴って、温度制御構成の範囲は、球体長Cは8.2mm以下、封止部131、132に封止された電極31、32の直径は0.40mm以下、ランプ始動時に投入される最大電流値は2.0A以上であるのが望ましい。
本発明のメタルハライドランプの第1の実施の形態について説明するための全体図。 図1のメタルハライドランプの仕様について説明するための発光管部付近の拡大図。 図2のランプ仕様において、発光管部の長手方向の最大長Cのみを変化させて、点滅試験を行った後のクラックリーク発生率を説明する図。 電極の直径rを変化させて、点滅試験を行った後のクラックリーク発生率を説明する図。 始動時の最大投入電流値を変化させて、点滅試験を行った後のクラックリーク発生率を説明する図。
符号の説明
1 気密容器
11 発光管部
12 放電空間
131、132 封止部
21、22 金属箔
31、32 電極
41、42 コイル
51、52 導入導体
53 給電端子
6 絶縁チューブ
7 外管
8 固定金属具
9 口金

Claims (5)

  1. 放電空間を形成する発光管部、該発光管部の両端に形成された封止部とを有する透光性の気密容器と、
    前記放電空間に少なくともスカンジウムの金属ハロゲン化物および希ガスが封入され、かつ本質的に水銀を含まない放電媒体と、
    一端は前記放電空間内で所定の電極間距離を保って対向配置され、他端は前記封止部に封止されたタングステンに酸化トリウムをドープした材料からなる一対の電極とを具備し、
    ランプ始動時、安定点灯時の電力を超える電力で点灯されるメタルハライドランプにおいて、
    前記メタルハライドランプは、前記封止部に封止されている前記電極部分の白濁発生を抑制する温度制御構成を具備することを特徴とするメタルハライドランプ。
  2. 前記温度制御構成により、前記封止部に封止されている前記電極部分の温度が1100℃以下に制御されることを特徴とする請求項1記載のメタルハライドランプ。
  3. 前記温度制御構成は、前記発光管部の管軸方向の長さ、前記封止部に封止された前記電極の直径、およびランプ始動時に投入される最大電流値で選ばれた少なくとも一の要素であることを特徴とする請求項2記載のメタルハライドランプ。
  4. 前記発光管部の管軸方向の長さは7.2mm以上、前記封止部に封止された前記電極の直径は0.27mm以上、ランプ始動時に投入される最大電流値は3.5A以下であることを特徴とする請求項3記載のメタルハライドランプ。
  5. 前記発光管部の管軸方向の長さは8.2mm以下、前記封止部に封止された前記電極の直径は0.40mm以下、ランプ始動時に投入される最大電流値は2.0A以上であることを特徴とする請求項4記載のメタルハライドランプ。


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