JP2006145424A - 成形物検査装置および成形物検査方法 - Google Patents
成形物検査装置および成形物検査方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】透光性を有する材料により作られており開口部と連通した中空領域を有している成形物14を検査するための成形物検査装置10であり、照明光を発生する照明部30,32,34と、照明光を成形物14の開口部26から中空領域27に導く成形物挿入部40と、成形物挿入部40が挿入された成形物14を通過した照明光を受光する受光部50,51,53と、受光部50,51,53で受光した照明光から成形物14に存在する不良部分を画像情報として検出する検出部60を備える。
【選択図】 図1
Description
この種の乳首はゴム材料により成形された後に、乳首に異物が混入していないか等の各種不良を確認するため等に、作業者が目視検査によりこの不良部分の検査を行っている。
このため、例えば透光性容器の検査装置では、容器Bの側方に照明装置2を設け、他方にCCDカメラ3と画像処理装置4を設けることで異物を検査し、検査精度を高めるために照明装置2と容器B間に拡散フィルター5を設けている(例えば、特許文献1)。
一方、照明や画像処理装置等を使用した検査装置では、容器における凹凸があった場合に光が影響を受けてしまい、検出における異物等の識別が困難であり、そのため、特許文献1では、拡散フィルターを使用することで精度を高めているが、成形物によって様々な形状や表面形態等とされているため、透過光が成形物の影響を受けてしまい、検査精度に影響を及ぼす恐れがあるだけでなく、一方向からしか検査をできなかった。
そこで本発明は上記課題を解消し、成形物がどのような形態であっても、常に一定の精度で正確に不良部分の検査をすることができる成形物検査装置および成形物検査方法を提供することを目的としている。
請求項1では、照明部で発生させた照明光を開口部から挿入した成形物挿入部によって中空領域内に導くようになっている。そして受光部は、成形物挿入部に挿入された成形物を通過した照明光を受光し、検出部は、受光部で受光した照明光から成形物に存在する不良部分を画像情報として検出するようになっている。
これにより、成形物の形態に係らず、成形物内に存在する異物混入や穴等の不良部分を画像情報として確実に常に一定の精度で人手を介さずに検出することができ、また、いずれの方向、角度からでも検査を行うことができる。
請求項2では、成形物が検査装置内で移送されるにあたって、成形物挿入部が成形物を保持して移動させることができる保持部とされており、成形物挿入部が成形物と結合しながら移動するため、確実に検出しつつ、検査を効率的に行うことができる。
請求項3では、成形物の中空領域における形状と成形物挿入部の形状が類似した形状とされることで、成形物の形態に伴う影響を光に与えることなく、検査精度を高められる。
請求項4の検査方法によれば、請求項1と同様に、確実な検査を行うことができる。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
搬入部66、良品搬出部68および不良品搬出部70は、たとえばエンドレス型のコンベアを用いることができ、図示しない乳首14の製造及び包装工程に連接されている。
まず図4に示す胴部検査ポジションP2について説明する。割り出しテーブル64には、成形物保持部40が中心軸CLを中心として回転可能に取り付けられている。つまり、成形物検査装置10では、成形物10を中心軸CLを中心として回転させることができる構成とされることで、様々な角度から検査を行うことができるよう構成されている。成形物保持部40は、光を均一に分散して通すことができるたとえばプラスチック材料、たとえばポリアミドやポリカーボネート等の表面形態を調整する等によって作られている。
図5に示す上方から撮影できる異物を検知するための座部カメラ51や、図6に示す角度がついた部位を撮影できる異物を検知するための頭部カメラ53についても、図4に示す側部からの胴部カメラ50と同様の構成とされて、図7に示すような画像を撮影することができる。
この後、成形物保持部40は治具クリーニングポジションP7に移動し、図示しない清掃具に当接させた状態で、回転させられることで、検査中に異物等が成形物保持部40に付着した場合でも異物が除去されて、ワーク取付位置P1に戻ることとなる。
図1において、搬入部66から検査しようとする乳首14が搬送されてくると、この乳首14がワーク取付ポジションP1の成形物保持部40に取り付けられる。このようにワーク取付ポジションP1にインデックスされてくる成形物保持部40には、順次検査しようとする乳首14が装着される。
まず検査しようとする乳首14が胴部検査ポジションP2に位置決めされると、図4に示すように照明部30の光ファイバ80から、光案内部43B、光案内部43を通じて成形物保持部40に光が照射される。この光は、成形物保持部40を透過して乳首14の内面側から照射される。照射された光は乳首14の座部20、胴部22、および頭部24を通じて外側に通り抜ける。図4の胴部検査ポジションP2では、胴部22を通った照明光が胴部カメラ50により受光される。
また、検出部60では、ディスプレイ60Dに表示するだけではなく、コンピュータ60Cに、あらかじめ不良部分の大きさ等を2値化して、不良を判断する閾値を設定しておくことで、各受光部50,51,53で撮影した画像情報をコンピュータ60C内で取り込み、閾値を超えたかをコンピュータ60Cが判断する。そして、良品と判断した場合には、良品ワーク取り外しポジションP5を作動させて乳首14を良品搬出部68に送り、不良と判断した場合には、不良品ワーク取り外しポジションP6を作動させて乳首14を不良品搬出部70に送る。
そして検出ステップST3では、検出部60において受光部であるカメラで受光した照明光から乳首に存在する不良部分を画像情報として検出するのである。
これにより、照明部からの照明光を、成形物挿入部である成形物保持部に保持された成形物の開口部から、中空領域に導いた後に、その導いた照明光を、成形物を通過させて受光部で受光させるようになっている。このことから、成形物内に存在する異物混入や穴等の不良部分を画像情報として確実に常に一定の精度で人手を介さずに検出することができる。このように、全ての検査工程を自動化でき、成形物に対して、均等な光を付与しつつ、透過光を受光して異物等を検知できるため、成形物の形状等の影響を受けることなく、確実に均質な検査を行うことができる。
しかも、一つの光源であっても、各カメラの設置角度や、成形物を回転等によって動かすことで、成形物の形状に応じて、全ての面から検出することができる。
上述した実施の形態では、成形物の一例として、透光性を有する材料により作られており開口部を有している人工乳首を例に挙げている。しかしこれに限らず比較的複雑な形状を有する成形物であっても、開口部や中空領域を有している他の種類の成形品であっても勿論構わない。
つまり、成形物がびん体等の場合は、上方から成形物挿入部を挿入し、成形物を透過した光を、側面や底面から撮影することによって検知してもよく、また、成形物の側方から成形物挿入部を挿入するよう構成してもよい。
Claims (4)
- 透光性を有する材料により作られており開口部と連通した中空領域を有している成形物を検査するための成形物検査装置であり、
照明光を発生する照明部と、
前記成形物の前記開口部から前記中空領域に挿入され、前記照明部の前記照明光を導く成形物挿入部と、
前記成形物挿入部に保持された前記成形物を通過した前記照明光を受光する受光部と、
前記受光部で受光した前記照明光から前記成形物に存在する不良部分を画像情報として検出する検出部と、を備えることを特徴とする成形物検査装置。 - 前記成形物挿入部は、前記成形物を移動させるための保持部とされていることを特徴とする請求項1に記載の成形物検査装置。
- 前記成形物挿入部は、前記成形物の前記中空領域に対応した形状とされていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の成形物検査装置。
- 透光性を有する材料により作られており開口部と連通した中空領域を有している成形物を検査するための成形物検査方法であり、
成形物挿入部が挿入された、前記成形物の前記中空領域に照明部からの照明光を導く照明光照射ステップと、
成形物挿入部が挿入された前記成形物を通過した前記照明光を受光部により受光する受光ステップと、
検出部において前記受光部で受光した前記照明光から前記成形物に存在する不良部分を画像情報として検出する検出ステップと、を含むことを特徴とする成形物検査方法。
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