JP2006145259A - 状態検出装置およびその状態算出方法 - Google Patents

状態検出装置およびその状態算出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006145259A
JP2006145259A JP2004332522A JP2004332522A JP2006145259A JP 2006145259 A JP2006145259 A JP 2006145259A JP 2004332522 A JP2004332522 A JP 2004332522A JP 2004332522 A JP2004332522 A JP 2004332522A JP 2006145259 A JP2006145259 A JP 2006145259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
sensor
value
speed
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004332522A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Manba
崇 萬羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2004332522A priority Critical patent/JP2006145259A/ja
Publication of JP2006145259A publication Critical patent/JP2006145259A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

【課題】 状態センサの応答速度が遅い場合でも、速い応答速度で状態量を取得することができ、かつ状態速度センサのオフセットがある場合でも発散することなく状態量が取得できる状態検出装置とその状態算出方法を得る。
【解決手段】 本発明の状態検出装置は、状態速度センサ1の情報とオフセット補正値との差分Aを算出する第1演算器34と、算出差分Aを積分し積分値を算出する積分器31と、積分値に対し状態センサ1の応答遅れと等しいフィルタ値を算出する遅れフィルタ32と、前記フィルタ値と前記状態センサの情報との差分Bを算出する第2演算器35と、前記差分Bとゲインとの積を前記オフセット補正値とし、前記差分Bを前記積分値から差し引いた値を状態量検出値4とする第3演算器32とを設けたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、状態検出対象の状態を検出する状態検出装置とその状態算出方法に関する。
従来の状態検出装置の状態算出では、状態センサの情報を状態速度センサなど他のセンサにより補正して使用しているものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
図5は従来の状態検出の処理手順を示すブロック図である。図5において、101は状態センサ、102は各種センサ、103はフィルタ、104は補正値演算器、105は状態量検出値である。
状態センサ101で検出した状態量は、高周波ノイズの除去などの目的でフィルタ103にてフィルタ処理される。状態センサ101の検出値が、温度、傾斜、振動など状態量以外の要因で変化し、誤差の原因となる場合、これらの誤差要因を検出するための温度センサ、傾斜センサ、加速度センサなどの各種センサ102を使用する。補正値演算器34は、各種センサ102により検出された誤差要因が状態センサ101の検出値に与える影響を算出し、それを差し引いた値を状態量検出値104として使用する。
また、状態速度センサの情報を積分して使用しているものもある(例えば、特許文献3参照)。図6は従来の他の状態検出の処理手順を示すブロック図である。図6において、111は状態速度センサ、112はフィルタ、113は積分器、114は状態量検出値である。状態速度センサ111で検出した状態量の微分相当値は、高周波ノイズの除去や直流成分除去などの目的でフィルタ112にてフィルタ処理される。フィルタ112の後段の値を積分器113で積分し、状態量検出値114として用いる。このように、従来の状態検出装置では、状態センサの情報を他の各種センサ情報により補正して状態量検出値を得る、という手順がとられていた。または、状態速度センサの情報を積分して状態量検出値を得る、という手順がとられていた。
特開平09−081308号公報 特願平05−141970号公報 特開平05−001920号公報
ところが、従来の状態検出装置の状態算出方法では、状態センサの情報を他の各種センサ情報により補正して状態量検出値を得るという手順をとっているので、状態センサに頼る部分が大きくなっており、状態センサの応答速度が遅い場合には、他の各種センサを用いて補正しても元の状態センサの遅れ分が除去できないため、実際の状態量との誤差が大きいという問題があった。また、状態量の検出に状態速度センサの積分値を用いるような場合は、状態速度センサのオフセット分の誤差が積算され、時間が経つにつれて状態量検出値が増大して発散するという問題もあった。この問題に対し、別に状態センサを用い、状態量が0となったときの状態速度センサのオフセット分を記録し、状態速度センサ出力値から差し引くなどの処理を行いオフセット分の誤差を減らす方法もあるが、完全に誤差をなくすことはできないため、問題を小さくしたにすぎず、長時間積分を続ける場合にはやはり状態量検出値が発散するという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、状態センサの応答速度が遅い場合に、応答速度の速い状態速度センサ情報を用いることにより速い応答速度で状態量を取得することができるようにするとともに、状態速度センサのオフセットがある場合でも発散することなく状態量を取得することができる方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のようにしたものである。
請求項1に記載の発明は、状態検出対象の状態量を検出する状態センサと、前記状態量の微分相当値を検出する状態速度センサと、前記状態センサおよび前記状態速度センサから得た情報を用いて状態量検出値の算出を行う状態検出演算部とを備えた状態検出装置の状態算出方法において、前記状態速度センサの情報とオフセット補正値との差分Aを積分した積分値を算出し、前記積分値に対し前記状態センサの応答遅れと等しい遅れフィルタ処理をしたフィルタ値を算出し、前記フィルタ値と前記状態センサの情報との差分Bを算出し、前記差分Bとゲインとの積を前記オフセット補正値とし、前記差分Bを前記積分値から差し引いた値を状態量検出値とする手順で処理するものである。
請求項2に記載の発明は、状態検出対象の状態量を検出する状態センサと、前記状態量の微分相当値を検出する状態速度センサと、前記状態センサおよび前記状態速度センサから得た情報を用いて状態量検出値の算出を行う状態検出演算部とを備えた状態検出装置において、状態速度センサの情報とオフセット補正値との差分Aを算出する第1演算器と、前記算出差分Aを積分し積分値を算出する積分器と、前記積分値に対し前記状態センサの応答遅れと等しいフィルタ値を算出する遅れフィルタと、前記フィルタ値と前記状態センサの情報との差分Bを算出する第2演算器と、前記差分Bとゲインとの積を前記オフセット補正値とし、前記差分Bを前記積分値から差し引いた値を状態量検出値とする第3演算器とを設けたものである。
請求項3に記載の発明は、前記状態を位置、前記状態速度を速度としたものである。
請求項4に記載の発明は、前記状態を速度、前記状態速度を加速度としたものである。
請求項5に記載の発明は、前記状態を角度、前記状態速度を角速度としたものである。
請求項6に記載の発明は、前記状態センサに傾斜センサ、前記状態速度センサにジャイロセンサを用い、前記状態量を制御対象の傾斜角度、前記状態速度を制御対象の傾斜角速度としたものである。
請求項1、2に記載の発明によると、状態センサの応答速度が遅い場合に、応答速度の速い状態速度センサの情報を用いることにより、速い応答速度で状態量を取得することができるようにするとともに、状態速度センサのオフセットがある場合でも発散することなく状態量を取得することができる。
請求項3に記載の発明によると、位置センサの応答速度が遅い場合に、応答速度の速い速度センサ情報を用いることにより、速い応答速度で位置情報を取得することができるようにするとともに、速度センサのオフセットがある場合でも発散することなく位置情報を取得することができる。
請求項4に記載の発明によると、速度センサの応答速度が遅い場合に、応答速度の速い加速度センサ情報を用いることにより、速い応答速度で速度情報を取得することができるようにするとともに、加速度センサのオフセットがある場合でも発散することなく速度情報を取得することができる。
請求項5に記載の発明によると、角度センサの応答速度が遅い場合に、応答速度の速い角速度センサ情報を用いることにより、速い応答速度で角度情報を取得することができるようにするとともに、角速度センサのオフセットがある場合でも発散することなく角度情報を取得することができる。
請求項6に記載の発明によると、傾斜センサの応答速度が遅い場合に、応答速度の速いジャイロセンサ情報を用いることにより、速い応答速度で傾斜情報を取得することができるようにするとともに、ジャイロセンサのオフセットがある場合でも発散することなく傾斜情報を取得することができ、得られた応答の速い傾斜情報を用いることにより制御対象である倒立振子の直立を維持するための安定性を高めることができる。
以下、本発明の具体的実施例を、図に基づいて説明する。
本発明の実施例1を図1に示す。図1は状態検出の処理手順のブロック図である。図において、1は状態センサ、2は状態速度センサ、3は状態検出演算部、4は状態量検出値である。状態検出演算部3は、積分器31、遅れフィルタ32、ゲイン33、第1演算器34、第2演算器35および第3演算器36からなる。
状態量は状態センサ1の出力として検出される。ただし状態センサ1の応答速度が遅い場合には、そのままフィードバックしても要求される応答速度で制御対象の状態量を制御できない場合がある。本発明では、状態センサ1の応答遅れと等しい遅れフィルタ32と、応答速度が十分に速い状態速度センサ2とを用いることにより、この問題を解決する。状態速度センサ2は状態量の微分相当値を検出するためのものである。状態速度センサ2の出力を時間積分することにより状態量が得られると考えられるが、状態速度センサ2の出力に誤差として直流成分が含まれる場合、その積分値は直流成分が積算され、発散する。本発明はこの問題も解決する。
状態センサ1の出力情報P、状態速度センサ2の出力情報V、積分器31の出力をI、遅れフィルタ32の出力をFとし、ゲイン33のゲインをGとする。状態センサ1の応答遅れは時定数Tの1次遅れで表されるものとする。状態量検出値Pfbを以下のように算出する。sはラプラス演算子である。
F=I/(Ts+1)
I=(V−G(F−P))/s
Pfb=I−(F−P)
Fは状態速度センサ2の出力を積分し、状態センサ1の応答遅れと等しい遅れフィルタ処理をしたものである。この値は、状態センサ1の出力Pを状態速度センサ2の出力情報を用いて推定したものと見ることができる。状態センサ1の出力は応答遅れがある以外は制御対象の状態量を正しく表していると考えられるため、(F−P)を積分後の値Iから差し引くことによって正しい状態量を示す状態センサ1の出力値に近づき、誤差を減らす効果がある。また、状態速度センサの出力VからG(F−P)を差し引いて積分することにより、積分値の発散を防ぐことができる。ゲインGは大きくするほど状態量検出値6のオフセット分の誤差を減らす効果があり、例えばG=1としてもよい。
CPUを用いて離散演算を行う場合は例えば以下のように離散化して算出すればよい。tは演算の周期を表す。
F(k)=(tI(k−1)+(T−t)F(k−1))/T
I(k)=I(k−1)+t(V(k)−G(F(k)−P(k))) (k:1, 2,・・)
Pfb(k)=I(k)−(F(k)−P(k))
本発明の実施例2を図2に示す。図2は本発明の方法を制御に適用した制御装置を示すブロック図である。図において、5は制御対象、6は制御器である。他の符号は実施例1と同じであるため説明を省略する。
本発明の状態検出方法は、状態制御装置において、制御したい制御対象5の状態量をフィードバック情報として取得するために使用できる。制御対象5への指令は制御器6により与えられる。制御器6は状態量と状態速度をフィードバック情報として用いて指令を生成する。制御器6は、従来の制御理論を用いて設計することができ、例えば極配置法、最適制御、適応制御、H∞制御などの設計手法を用いればよい。制御器で用いる状態量の検出値は、本発明の方法を用いて算出する。制御システムに対して本発明の方法を用いることにより、応答速度の速い状態量検出値が得られるため、制御系の安定性が向上し、制御ゲインを高めることができ、制御性能が向上する。
本発明の実施例3を図3に示す。図3は倒立振子制御装置に用いた構成例を示すブロック図である。図において、7は倒立振子、8は傾斜センサ、9はジャイロセンサである。制御対象の倒立振子7は、人が立位で乗車して直立姿勢を保つ制御を行いながら走行する車両や、倒立振子形の移動機構を持つロボットの場合でも同様である。図で、状態量は倒立振子7の傾斜角度、状態速度は傾斜角速度であり、それぞれ傾斜センサ8、ジャイロセンサ9により検出される。傾斜センサ8に例えば液面レベルの変化により傾斜を検出する静電容量形傾斜センサなどを用いた場合、応答時間は数百msから数秒程度と遅く、そのまま用いると倒立振子7は倒立状態を維持することが困難である。ところがジャイロセンサ9は応答が高速なものが多く開発されており、本発明の方法が適用できる。ゲイン10、ゲイン11は例えば極配置法や最適制御により決定するか、あるいは実験やシミュレーションにより試行錯誤的に決定すればよい。
本発明の実施例4を図4に示す。図4は本発明の方法をナビゲーション装置に適用した構成を示すブロック図である。図において、12はセンサ部、13 演算部、14はナビゲーション処理部、15は画面である。センサ部12は、GPSレシーバ12a、車速パルスセンサ12b、加速度センサ12c、地磁気センサ12dおよびジャイロセンサ12eからなる。GPSレシーバ12aは車両の位置を受信し、車速パルスセンサ12bは走行中の車両の速度を車輪の回転数から算出し、加速度センサ12cは車両の加速度を検出し、地磁気センサ12dは車両の進行方向を検出し、ジャイロセンサ12eは鉛直方向軸回りの車両の回転角速度を検出する。また、演算部13は、位置演算部13a、速度演算部13bおよび方位演算部13cからなる。
位置演算部13aは、GPSレシーバ12aおよび車速パルスセンサ12bの出力情報を用いて車両の現在位置を算出する。速度演算部13bは、車速パルスセンサ12bおよび加速度センサ12cの出力情報を用いて車両の走行速度を算出する。方位演算部13cは地磁気センサ12dおよびジャイロセンサ12eの出力情報を用いて車両の進行方向を算出する。画面15は地図上に車両の現在位置、進行方向、目的地までのルートなどを表示するためのもので、ナビゲーション処理部14は位置・速度・方位の各演算部より受け取った現在位置、速度、進行方向から目的地までのルートなどを算出して画面15に表示するための画像を生成するものである。位置・速度・方位の各演算部に本発明の方法を用いる。状態センサとしてGPSレシーバ12a、状態速度センサとして車速パルスセンサ12bを用い、遅れフィルタをGPSレシーバ12aより位置情報が得られる周期に等しい零次ホールドとして本発明の方法を適用することにより、GPSレシーバ12aによる位置情報が遅い周期でしか得られない場合でも速い応答速度で車両の位置を算出できる。また、状態センサとして車速パルスセンサ12b、状態速度センサとして加速度センサ12cを用い、遅れフィルタを車速パルスセンサより車速情報が得られる周期に等しい零次ホールドとして本発明の方法を適用することにより、車速パルスセンサ12cによる速度情報が遅い周期でしか得られない場合でも速い応答速度で車速を算出できる。また、状態センサとして地磁気センサ12d、状態速度センサとしてジャイロセンサ12eを用い、遅れフィルタを地磁気センサ12dの応答速度に等しい一次遅れフィルタとして本発明の方法を適用することにより、地磁気センサ12dによる方位情報の応答が遅い場合でも速い応答速度で進行方向を算出できる。
このように、状態速度センサ情報とオフセット補正値との差分Aを積分した積分値を算出し、前記積分値に対し前記状態センサの応答遅れと等しい遅れフィルタ処理をしたフィルタ値を算出し、前記フィルタ値と前記状態センサ情報の差分Bを算出し、前記差分Bとゲインとの積を前記オフセット補正値とし、前記差分Bを前記積分値から差し引いた値を状態情報とする、という手順をとるので、状態センサの応答速度が遅い場合に、応答速度の速い状態速度センサ情報を用いることにより、速い応答速度で状態量を取得することができるようにするとともに、状態速度センサのオフセットがある場合でも発散することなく状態量を取得することができる。
状態速度センサ情報とオフセット補正値との差分Aを積分した積分値を算出し、前記積分値に対し前記状態センサの応答遅れと等しい遅れフィルタ処理をしたフィルタ値を算出し、前記フィルタ値と前記状態センサ情報の差分Bを算出し、前記差分Bとゲインとの積を前記オフセット補正値とし、前記差分Bを前記積分値から差し引いた値を状態情報とする、という手順をとるため、状態センサの応答速度が遅い場合に、応答速度の速い状態速度センサ情報を用いることにより、速い応答速度で状態量を取得することができるようにするとともに、状態速度センサのオフセットがある場合でも発散することなく状態量を取得することができて、速い応答速度が要求される制御、ナビゲーションシステムという用途にも適用できる。
本発明の実施例1を示す状態検出手順のブロック図 本発明の実施例2を示す制御装置適用例のブロック図 本発明の実施例3を示す倒立振子制御装置適用例のブロック図 本発明の実施例4を示すナビゲーション装置適用例のブロック図 従来の方法を示す状態検出手順のブロック図 従来の他の方法を示す状態検出手順のブロック図
符号の説明
1、101 状態センサ
2、111 状態速度センサ
3 状態検出演算部
31 積分器
32 遅れフィルタ
33 ゲイン
34 第1演算器
35 第2演算器
36 第3演算器
4、105、114 状態量検出値
5 制御対象
6 制御器
7 倒立振子
8 傾斜センサ
9 ジャイロセンサ
10、11 ゲイン
12 センサ部
12a GPSレシーバ
12b 車速パルスセンサ
12c 加速度センサ
12d 地磁気センサ
12e ジャイロセンサ
13 演算部
13a 位置演算部
13b 速度演算部
13c 方位演算部
14 ナビゲーション処理部
15 画面
102 各種センサ
103、112 フィルタ
104 補正値演算器

Claims (6)

  1. 状態検出対象の状態量を検出する状態センサと、前記状態量の微分相当値を検出する状態速度センサと、前記状態センサおよび前記状態速度センサから得た情報を用いて状態量検出値の算出を行う状態検出演算部とを備えた状態検出装置の状態算出方法において、
    前記状態速度センサの情報とオフセット補正値との差分Aを積分した積分値を算出し、
    前記積分値に対し前記状態センサの応答遅れと等しい遅れフィルタ処理をしたフィルタ値を算出し、
    前記フィルタ値と前記状態センサの情報との差分Bを算出し、
    前記差分Bとゲインとの積を前記オフセット補正値とし、
    前記差分Bを前記積分値から差し引いた値を状態量検出値とする手順で処理することを特徴とする状態検出装置の状態算出方法。
  2. 状態検出対象の状態量を検出する状態センサと、前記状態量の微分相当値を検出する状態速度センサと、前記状態センサおよび前記状態速度センサから得た情報を用いて状態量検出値の算出を行う状態検出演算部とを備えた状態検出装置において、
    前記状態速度センサの情報とオフセット補正値との差分Aを算出する第1演算器と、前記算出差分Aを積分し積分値を算出する積分器と、前記積分値に対し前記状態センサの応答遅れと等しいフィルタ値を算出する遅れフィルタと、
    前記フィルタ値と前記状態センサの情報との差分Bを算出する第2演算器と、
    前記差分Bとゲインとの積を前記オフセット補正値とし、前記差分Bを前記積分値から差し引いた値を状態量検出値とする第3演算器とを設けたことを特徴とする状態検出装置。
  3. 前記状態量は位置、前記状態速度は速度であることを特徴とする請求項2記載の状態検出装置。
  4. 前記状態量は速度、前記状態速度は加速度であることを特徴とする請求項2記載の状態検出装置。
  5. 前記状態量は角度、前記状態速度は角速度であることを特徴とする請求項2記載の状態検出装置。
  6. 前記状態センサは傾斜センサ、前記状態速度センサはジャイロセンサであり、前記状態量は制御対象の傾斜角度、前記状態速度は制御対象の傾斜角速度であることを特徴とする請求項2または5記載の状態検出装置。
JP2004332522A 2004-11-17 2004-11-17 状態検出装置およびその状態算出方法 Pending JP2006145259A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004332522A JP2006145259A (ja) 2004-11-17 2004-11-17 状態検出装置およびその状態算出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004332522A JP2006145259A (ja) 2004-11-17 2004-11-17 状態検出装置およびその状態算出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006145259A true JP2006145259A (ja) 2006-06-08

Family

ID=36625140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004332522A Pending JP2006145259A (ja) 2004-11-17 2004-11-17 状態検出装置およびその状態算出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006145259A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015146045A1 (ja) * 2014-03-25 2015-10-01 株式会社デンソー 車両用センサ信号処理装置および車両用センサ信号処理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015146045A1 (ja) * 2014-03-25 2015-10-01 株式会社デンソー 車両用センサ信号処理装置および車両用センサ信号処理プログラム
JP2015184207A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 株式会社デンソー 車両用センサ信号処理装置および車両用センサ信号処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ahmed et al. Accurate attitude estimation of a moving land vehicle using low-cost MEMS IMU sensors
US8000925B2 (en) Moving body with tilt angle estimating mechanism
CN111551174A (zh) 基于多传感器惯性导航系统的高动态车辆姿态计算方法及系统
JP2006126148A (ja) 方位姿勢検出装置
EP2972773A2 (en) System and method for inertial sensor offset compensation
JPH09318382A (ja) 姿勢角検出装置及び方法
JP2012173190A (ja) 測位システム、測位方法
JP6604175B2 (ja) ピッチ角速度補正値算出装置、姿勢角算出装置およびピッチ角速度補正値算出方法
US20080243384A1 (en) Azimuth determination apparatus, azimuth determination method and azimuth determination program
JP2019082328A (ja) 位置推定装置
CN109674480B (zh) 一种基于改进互补滤波的人体运动姿态解算方法
JPH0694734A (ja) 角速度検出センサーにおけるドリフトキャンセル方式およびその装置
JP2006145259A (ja) 状態検出装置およびその状態算出方法
JP3425689B2 (ja) 慣性装置
WO2014171227A1 (ja) 姿勢角推定装置およびそれを備える移動状態検出装置
JP2001264106A (ja) 慣性航法装置、慣性航法装置の初期化方法及び記録媒体
JP2021142969A (ja) センサ誤差補正装置
US20180283912A1 (en) Signal processing device, detection device, physical quantity measurement device, electronic apparatus, and vehicle
JP6632727B2 (ja) 角度計測装置
JP3791074B2 (ja) ナビゲーション装置
Andriën et al. Similarity-based adaptive complementary filter for IMU fusion
JP6409625B2 (ja) 車両位置算出装置
JP3919911B2 (ja) 方位姿勢基準装置
JPH10153443A (ja) ナビゲーション装置
JP3772806B2 (ja) 磁気方位検出方式および磁気方位検出方法