JP2006144906A - トルク伝達装置 - Google Patents

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Masao Teraoka
正夫 寺岡
Kunio Katada
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Abstract

【課題】 トルク伝達装置の構造を簡単とし、安価にすることを可能とする。
【解決手段】インターナルギヤ71a,71b、サンギヤ73a,73b、遊星ギヤ75a,75b、及び遊星ギヤ75a,75bを支持する遊星キャリヤ77a,77bからなる遊星ギヤ機構67,69と、インターナルギヤ71a,71bが設けられたデフケース53及び遊星キャリヤ75a,75bを備えた出力軸13,15とを備え、サンギヤ73a,73bに、ブレーキディスク3,5を連動連結し、ブレーキディスク3,5を制動制御するブレーキキャリパ7,9を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、駆動トルクの制御が可能なトルク伝達装置に関する。
従来、四輪駆動車において、トランスファクラッチを設け、トランスファクラッチが開放された状態ではセンターデンファレンシャル装置によるトルク配分がそのまま出力され、トランスファクラッチが完全に締結されるとトルク配分が停止され前後直結状態となるものがある。
この四輪駆動車では、トランスファクラッチの締結トルクを路面μが大きくなるほど後輪側の駆動力配分が大きくなるように制御することができる。
しかし、前記構造では、トランスファクラッチが例えば油圧多板クラッチで構成されており、構造が複雑であり、高価になるという問題がある。
特開平11−59216号公報
解決しようとする問題点は、トルク伝達装置の構造が複雑であり、高価になるという点である。
本発明は、トルク伝達装置の構造を簡単とし、安価にするため、インターナルギヤ、サンギヤ、遊星ギヤ、及び遊星ギヤを支持する遊星キャリヤからなる遊星ギヤ機構と、前記インターナルギヤ及び遊星キャリヤの何れかに各別に連動構成された入出力回転部材とを備え、前記サンギヤに、ブレーキディスクを連動連結し、前記ブレーキディスクを制動制御するブレーキキャリパを設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明のトルク伝達装置は、インターナルギヤ、サンギヤ、遊星ギヤ、及び遊星ギヤを支持する遊星キャリヤからなる遊星ギヤ機構と、前記インターナルギヤ及び遊星キャリヤの何れかに各別に連動構成された入出力回転部材とを備え、前記サンギヤに、ブレーキディスクを連動連結し、前記ブレーキディスクを制動制御するブレーキキャリパを設けたため、ブレーキキャリパによりブレーキディスクを制動制御することでサンギヤを制動し、サンギヤ、遊星ギヤ、インターナルギヤのギヤ比に応じて、入力回転部材からインターナルギヤ及び遊星キャリヤの何れか一方に入力し、他方から出力回転部材へ回転出力することができる。
前記遊星ギヤ機構は、左右一対設けられ、前記入力回転部材は、前記インターナルギヤが設けられて前記左右の遊星ギヤ機構を収容したデフケースであり、前記出力回転部材は、前記左右のキャリヤを備えて左右のアクスルシャフトに連動連結された左右の出力軸である場合は、ブレーキキャリパによりブレーキディスクを制動制御することで左右のアクスルシャフトへの回転出力を制御することができる。
前記入力回転部材が、前記遊星ギヤ機構の遊星キャリヤを備えた入力軸であり、前記出力回転部材が、前記遊星ギヤ機構のインターナルギヤが設けられ前記遊星ギヤ機構を収容したカップリングケースである場合は、ブレーキキャリパによりブレーキディスクを制動制御することで入力回転部材から出力回転部材への回転出力を制御することができる。
前記左右のアクスルシャフトは、四輪駆動車の左右後輪に連動連結され、前記デフケースが、後輪側終減速機構を介して駆動源側に連動連結され、前記四輪駆動車の左右前輪は、前記駆動源側に前輪側終減速機構及びフロントデファレンシャル装置を介して連動連結され、前記前後輪側両終減速機構の減速比を、直進走行時に前記サンギヤが停止するように設定した場合は、直進走行時にサンギヤが停止するためブレーキディスク及びブレーキキャリパ間の摺動による発熱を抑制し、エネルギ消費を少なくすることができる。
前記入力回転部材は、駆動源側に結合され、前記出力回転部材は、四輪駆動車のリヤデファレンシャル装置側の後輪側終減速機構に結合され、前記四輪駆動車の左右前輪は、前記駆動源側に前輪側終減速機構及びフロントデファレンシャル装置を介して連動連結され、前記前後輪側両終減速機構の減速比を、直進走行時に前記サンギヤが停止するように設定した場合は、直進走行時にサンギヤが停止するためブレーキディスク及びブレーキキャリパ間の摺動による発熱を抑制し、エネルギ消費を少なくすることができる。
トルク伝達装置の構造を簡単とし、安価にするという目的を、ブレーキディスク及びブレーキキャリパによって実現した。
図1は、本発明の実施例1を適用した四輪駆動車のスケルトン平面図である。本発明の実施例1に係るトルク伝達装置は、例えばリヤデファレンシャル装置1として適用されている。
前記リヤデファレンシャル装置1には、一対のブレーキディスク3,5及びブレーキキャリパ7,9が設けられている。ブレーキキャリパ7,9は、油圧の供給制御によりブレーキディスク3,5を制動制御するものであり、油圧コントローラ11が接続されている。油圧コントローラ11によりブレーキキャリパ7,9に油圧の供給制御がなされる。油圧コントローラ11は、油圧ポンプ及び該油圧ポンプを制御するマイクロコンピュータなどにより構成されている。油圧コントローラ11には、各種センサからの信号が入力されるようになっている。各種センサとしては、車速センサ、舵角センサ、加速度センサ、ヨーレイトセンサ等が含まれる。従って、油圧コントローラ11は、前輪スリップ状況、車速、旋回走行等、車両の走行状況、周囲環境状況等に応じて制御を行うことができる。
前記リヤデファレンシャル装置1の出力側には、出力回転部材である左右の出力軸13,15、及び出力軸13,15が連動連結される左右のアクスルシャフト17,19を介して左右の後輪21,23が連動連結されている。
前記リヤデファレンシャル装置1の入力側には、後述するリングギヤ及びドライブピニオンシャフトからなる後輪側終減速機構を介してプロペラシャフト25が連動連結されている。プロペラシャフト25は、トランスファ27の出力軸29に連結され、出力軸29のベベルギヤ31が中空連動軸33端部のベベルギヤ35に噛み合っている。中空連動軸33は、フロントデファレンシャル装置37のデフケース39に一体的に設けられている。
前記フロントデファレンシャル装置37は、トランスミッション41にリングギヤ及びピニオンギヤからなる前輪側終減速機構を介して連動連結され、トランスミッション41は、駆動源であるエンジン43からトルク入力を受けるようになっている。フロントデファレンシャル装置37には、左右のアクスルシャフト45,47を介して左右の前輪49,51が連動連結されている。
従って、エンジン43から出力されたトルクは、トランスミッション41から前輪側終減速機構を介してフロントデファレンシャル装置37へ伝達され、フロントデファレンシャル装置37から左右のアクスルシャフト45,47を介して左右の前輪49,51へトルク伝達が行われる。
前記フロントデファレンシャル装置37のデフケース39からは、中空連動軸33を介してトランスファ27のベベルギヤ35へ同時にトルクが伝達される。ベベルギヤ35からは、ベベルギヤ31、出力軸29を介して後輪側のプロペラシャフト25へトルクが伝達される。
前記後輪側のプロペラシャフト25からは、後輪側終減速機構を介してリヤデファレンシャル装置1へトルク入力が行われる。しかし、前記ブレーキキャリパ7,9による制動制御が行われていなければ、プロペラシャフト25から左右アクスルシャフト17,19へのトルク伝達は行われず、左右前輪49,51での二輪駆動状態での走行となり、後輪21,23は、従動輪となる。
前記前輪49,51がスリップしたときは、油圧コントローラ11の制御によりブレーキキャリパ7,9による制動制御が行われ、プロペラシャフト25から左右アクスルシャフト17,19へのトルク伝達が行われ、左右後輪21,23へのトルク伝達により、悪路などでの走行を円滑に行わせることができる。
前記リヤデンファレンシャル装置1は、図2〜図4のようになっている。図2は、リヤデファレンシャル装置及びその周辺を示すスケルトン断面図、図3は、リヤデファレンシャル装置の断面図、図4は、ブレーキディスク及びブレーキキャリパの関係の側面図である。
図2、図3のように、前記リヤデファレンシャル装置1は、入力回転部材としてのデフケース53が後輪側終減速機構55を介して駆動源であるエンジン43側に連動連結されている。すなわち、後輪側終減速機構55は、リングギヤ57及びドライブピニオンギヤ59で構成されている。リングギヤ57は、デフケース53にボルトナットの締結などにより取り付けられ、前記ドライブピニオンギヤ59に噛み合っている。ドライブピニオンギヤ59は、ドライブピニオンシャフト61に設けられ、ドライブピニオンシャフト61は、前記プロペラシャフト25に連動連結されている。
前記デフケース53は、デフキャリヤ63にテーパーローラーベアリング65により回転自在に支持されている。
前記デフケース53内には、左右一対の遊星ギヤ機構67,69が収容されている。遊星ギヤ機構67,69は、左右対称に形成されている。従って、左側の遊星ギヤ機構67についてのみ各部にaを付した符号で説明し、右側の遊星ギヤ機構69については、対応する各部に符号のaをbに代えて付し、重複した説明は省略する。
前記遊星ギヤ機構67は、インターナルギヤ71a、サンギヤ73a、遊星ギヤ75a、及び遊星ギヤ75aを支持する遊星キャリヤ77aからなっている。インターナルギヤ71aは、前記デフケース53aの内周面に一体に設けられ、インターナルギヤ71a及びデフケース53aが連動構成されている。サンギヤ73aは、中空制御軸79aに設けられている。遊星ギヤ75aは、周方向複数所定間隔で配置され、インターナルギヤ71a及びサンギヤ73aに噛み合っている。遊星キャリヤ77aは、キャリヤプレート81a,83a,及びキャリヤピン85aからなっている。キャリヤピン85aは、キャリヤプレート81a,83aに固定的に支持され、前記遊星ギヤ75aを回転自在に支持している。キャリヤプレート81aは、出力軸13に一体に設けられ、キャリヤプレート83aは、該キャリヤプレート83aからキャリヤプレート81aに延びたアームがキャリヤプレート81aに溶接等により固着されて、キャリヤプレート81a,83a相互が一体化されている。
前記中空制御軸79aは、デフケース53外へ延設され、両端部がニードルベアリング89a,91aを介して出力軸13外周に相対的に支持されている。中空制御軸79aの中間部は、ニードルベアリング93aを介して前記デフケース53側に支持されている。
前記中空制御軸79aの外端部に、前記ブレーキディスク3が螺合結合されている。中空制御軸79aには、ナット95aが締結され、ブレーキディスク3の緩み止めが行われている。ブレーキディスク3には、支持筒97aが取り付けられ、支持筒97aと出力軸13との間に、シール99aが介設されている。前記デフケース53及び中空制御軸79a間にも、シール101aが介設されている。
そして、前記前輪側終減速機構の減速比と後輪側終減速機構55の減速比とは、直進走行時に前記サンギヤ73aが停止するように設定されている。
次に作用を説明する。
直進走行時は、油圧コントローラ11によるブレーキキャリパ7,9の制御は行われず、中空制御軸79a,79bはフリーとなっている。従って、前記のようにエンジン43からリヤデファレンシャル装置1へトルク入力があっても、左右アクスルシャフト17,19へのトルク出力はなく、前記のように左右前輪49,51での二輪駆動状態での走行となる。
オフロード走行などにおいて、前輪49,51がスリップすると、後輪側のデフケース53に前輪スリップに応じた早い回転が入力され、遊星ギヤ機構67,69のギヤ比に応じてサンギヤ73a,73b側が高速回転する。このサンギヤ73a,73bの回転により中空制御軸79a,79bを介して左右ブレーキディスク3,5が高速回転する。
このとき、油圧コントローラ11が各種センサからの検出信号により駆動信号を発して油圧ポンプを動作させ、ブレーキキャリパ7,9に油圧を供給する。ブレーキキャリパ7,9は、供給油圧に応じてブレーキディスク3,5を制動制御する。このブレーキディスク3,5の制動制御により、中空制御軸79a,79bを介してサンギヤ73a,73bが制動され、デフケース53からの回転入力により遊星ギヤ75a,75bがサンギヤ73a,73bの周りに強制的に公転駆動される。この遊星ギヤ75a,75bの公転駆動により遊星キャリヤ77a,77bを介して出力軸13,15にトルク出力が行われ、左右アクスルシャフト17,19を介して後輪21,23が回転駆動される。
従って、ブレーキキャリパ7,9の制動制御により後輪21,23を駆動し、前輪49,51のスリップに係わらず駆動走行を行わせ、オフロードなどでの円滑な走行を行うことができる。
前記左右後輪21,23間で差動回転が生じたときも、前記中空制御軸79a,79bは高速で回転する。従って、同様に油圧コントローラ11により遊星キャリヤ77a,77bを適宜作動させ、差動回転を制限し、或いは旋回走行外輪側の駆動トルクを同内輪側よりも増大し、さらには、直進走行時の横風に対してヨーコントロールを行い、走行性を向上させることができる。
以上、ブレーキキャリパ7,9によりブレーキディスク3,5を制動制御することでサンギヤ73a,73bを制動し、トルク伝達を制御することができる。
また、前輪側終減速機構の減速比と後輪側終減速機構55の減速比とを、直進走行時に前記サンギヤ73a,73bが停止するように設定したため、ブレーキディスク3,5及びブレーキキャリパ73a,73b間の摺動による発熱を抑制し、エネルギ消費を少なくすることができる。
図5〜図7は、本発明の実施例2に係り、図5は、四輪駆動車のスケルトン平面図、図6は、トルク伝達カップリング及びリヤデファレンシャル装置の関係を示すスケルトン断面図、図7は、トルク伝達カップリングを示す断面図である。なお、本実施例でも、基本的な構成は実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にAを付して説明する。また、本実施例では遊星ギヤ機構は、単一であり、上記実施例の符号のa,bを外した符号を付す。
本実施例のトルク伝達カップリング103は、四輪駆動車の駆動源であるエンジン43側と後輪側終減速機構55A側との間、すなわち、プロペラシャフト25とドライブピニオンシャフト105との間に配置されたものである。
前記トルク伝達装置103は、入力回転部材として入力軸107を備えている。トルク伝達装置103の出力回転部材は、ドライブピニオンシャフト105に結合するカップリングケース109である。前記入力軸107は、遊星ギヤ機構109の遊星キャリヤ77を一体的に備え、カップリングケース109は、遊星ギヤ機構111のインターナルギヤ71を備えている。
具体的には、前記入力軸107に、遊星キャリヤ77のキャリヤプレート81が一体に設けられている。カップリングケース109は、ケース本体部113及びカバー部115からなり、カバー部115は、ケース本体部113にボルト117により締結固定されている。ケース本体部113の内周には、前記インターナルギヤ71が設けられ、カップリングケース109内に遊星ギヤ機構109が収容されている。カバー部115には、インナースプライン119が設けられ、前記ドライブピニオンシャフト105がインナースプライン119にスプライン係合している。
前記カップリングケース109は、キャリヤカバー121にボールベアリング123により回転自在に支持され、キャリヤカバー121は、デフキャリヤ63Aにボルトナットなどにより締結固定されている。
そして、本実施例でも、前記前輪側終減速機構の減速比と後輪側終減速機構55Aの減速比とは、直進走行時に前記サンギヤ73が停止するように設定されている。
従って、実施例1と同様に、前輪49,51がスリップすると、入力軸107に前輪スリップに応じた早い回転が入力され、遊星キャリヤ77を介し遊星ギヤ機構111のギヤ比に応じてサンギヤ73側が高速回転する。このサンギヤ73の回転により中空制御軸79を介してブレーキディスク3が高速回転する。
このとき、前記同様にブレーキキャリパ7によりブレーキディスク3を制動制御する。このブレーキディスク3の制動制御により、中空制御軸79介してサンギヤ73が制動され、遊星キャリヤ77からの回転入力により遊星ギヤ75がサンギヤ73の周りに強制的に公転駆動される。このサンギヤ73の公転駆動によりカップリングケース109を介してドライブピニオンシャフト105にトルク出力が行われ、ドライブピニオンギヤ59、リングギヤ57、リヤデファレンシャル装置1A、左右アクスルシャフト17,19を介して後輪21,23が回転駆動される。
従って、本実施例においても、ブレーキキャリパ7によりブレーキディスク3を制動制御することでサンギヤ73を制動し、トルク伝達を制御することができる。
また、前輪側終減速機構の減速比と後輪側終減速機構55Aの減速比を、直進走行時に前記サンギヤ73が停止するように設定したため、ブレーキディスク3及びブレーキキャリパ73間の摺動による発熱を抑制し、エネルギ消費を少なくすることができる。
なお、本発明のトルク伝達装置は、センターデファレンシャル装置として適用し差動制限トルクの制御を行わせることもできる。
上記実施例では、前後輪側終減速機構のギヤ比を、直進走行時にトルク伝達装置のサンギヤが停止するように設定したが、かかるギヤ比を特に設定しなくともよい。
四輪駆動車のスケルトン平面図である(実施例1)。 リヤデファレンシャル装置及びその周辺を示すスケルトン断面図である(実施例1)。 リヤデファレンシャル装置の断面図である(実施例1)。 ブレーキディスク及びブレーキキャリパの関係の側面図である(実施例1)。 四輪駆動車のスケルトン平面図である(実施例2)。 リヤデファレンシャル装置及びその周辺を示すスケルトン断面図である(実施例2)。 トルク伝達カップリングの断面図である(実施例2)。
符号の説明
1 リヤデファレンシャル装置(トルク伝達装置)
3,5 ブレーキディスク
7,9 ブレーキキャリパ
13,15 出力軸(出力回転部材)
17,19 アクスルシャフト
43 エンジン(駆動源)
53 デフケース(入力回転部材)
55,55A 後輪側週減速機構
67,69,111 遊星ギヤ機構
71,71a,71b インターナルギヤ
73,73a,73b サンギヤ
75,75a,75b 遊星ギヤ
77,77a,77b 遊星キャリヤ
79,79a,79b 中空制御軸
103 トルク伝達カップリング(トルク伝達装置)
107 入力軸(入力回転部材)
109 カップリングケース(出力回転部材)

Claims (5)

  1. インターナルギヤ、サンギヤ、遊星ギヤ、及び遊星ギヤを支持する遊星キャリヤからなる遊星ギヤ機構と、
    前記インターナルギヤ及び遊星キャリヤの何れかに各別に連動構成された入出力回転部材とを備え、
    前記サンギヤに、ブレーキディスクを連動連結し、
    前記ブレーキディスクを制動制御するブレーキキャリパを設けた
    ことを特徴とするトルク伝達装置。
  2. 請求項1記載のトルク伝達装置であって、
    前記遊星ギヤ機構は、左右一対設けられ、
    前記入力回転部材は、前記インターナルギヤが設けられて前記左右の遊星ギヤ機構を収容したデフケースであり、
    前記出力回転部材は、前記左右のキャリヤを備えて左右のアクスルシャフトに連動連結された左右の出力軸である
    ことを特徴とするトルク伝達装置。
  3. 請求項1記載のトルク伝達装置であって、
    前記入力回転部材は、前記遊星ギヤ機構の遊星キャリヤを備えた入力軸であり、
    前記出力回転部材は、前記遊星ギヤ機構のインターナルギヤが設けられ前記遊星ギヤ機構を収容したカップリングケースである
    ことを特徴とするトルク伝達装置。
  4. 請求項2記載のトルク伝達装置であって、
    前記左右のアクスルシャフトは、四輪駆動車の左右後輪に連動連結され、
    前記デフケースが、後輪側終減速機構を介して駆動源側に連動連結され、
    前記四輪駆動車の左右前輪は、前記駆動源側に前輪側終減速機構及びフロントデファレンシャル装置を介して連動連結され、
    前記前後輪側両終減速機構の減速比を、直進走行時に前記サンギヤが停止するように設定した
    ことを特徴とするトルク伝達装置。
  5. 請求項3記載のトルク伝達装置であって、
    前記入力回転部材は、駆動源側に結合され、
    前記出力回転部材は、四輪駆動車のリヤデファレンシャル装置側の後輪側終減速機構に結合され、
    前記四輪駆動車の左右前輪は、前記駆動源側に前輪側終減速機構及びフロントデファレンシャル装置を介して連動連結され、
    前記前後輪側両終減速機構の減速比を、直進走行時に前記サンギヤが停止するように設定した
    ことを特徴とするトルク伝達装置。
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