JP2006143467A - 流動ラック - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造の簡素化を図ることができ、また収納物を確実に搬送することができる流動ラックを提供すること。
【解決手段】 流動ラックR1は、入庫口2と出庫口3との間を循環移動する無端状搬送チェーン本体11aに多数個の載置ローラ12が連結された無端状搬送チェーン11を有する搬送装置10と、搬送チェーン11を駆動させる駆動機構20とを備える。搬送装置10は、収納物50が載置ローラ12上に載置された状態で載置ローラ12上を出庫口3側に移動されることにより収納物50を搬送するとともに、搬送チェーン11を駆動させることにより載置ローラ12上の収納物50を出庫口3側に搬送するものとなされている。さらに、多数個の載置ローラ12のうち、少なくとも搬送チェーン11の長さ方向に間欠的に配置された複数個の載置ローラ12aは、収納物の移動方向41に回転し逆方向へは回転しない一方向回転ローラからなる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、倉庫や工場等に設置される流動ラックに関し、詳述すると、例えばパレット上に載置された収納物をパレットごと保管収納する流動ラックに関する。
従来、この種の流動ラックは、入庫口から入庫された収納物が載置される多数個の載置ローラと、この載置ローラ上に載置された収納物を出庫口側に移動させて搬送するための搬送駆動手段とを備えている。
この流動ラックにおいて、載置ローラは、収納物の搬送方向に並んだ多数個の回転自在なローラからなる。一方、搬送駆動手段は、出没自在なフックを有し、このフックを突出させてパレットに係止した状態で該フックを移動させることにより、収納物を搬送するものとなされている(特許文献1)。
登録実用新案第3096229号公報(請求項1)
而して、上記従来の流動ラックは、収納物が載置される載置ローラと、収納物を搬送する搬送駆動手段とが互いに別々に構成されていた。そのため、構造が複雑で部品点数が増大し、製造コストが高く付いていた。
また、載置ローラと搬送駆動手段が互いに離間して配置されていたため、もし仮に、収納物が載置されたパレットが収納物の重さで撓んだ場合には、搬送駆動手段のフックをパレットに係止することができないことがあり、収納物(特に重量の大きな収納物)を確実に搬送することができなかった。
本発明は、上述した技術背景に鑑みてなされたもので、その目的は、構造の簡素化を図ることができ、また収納物を確実に搬送することができる流動ラックを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は次の手段を提供する。
請求項1の発明の流動ラックは、入庫口と出庫口との間を循環移動する無端状搬送チェーン本体に、収納物が載置される多数個の載置ローラが前記搬送チェーン本体の長さ方向に並んで連結された無端状搬送チェーンを有し、且つ、入庫口から入庫された収納物が前記載置ローラ上に載置された状態で載置ローラ上を出庫口側に載置ローラに対して移動されることにより収納物を搬送するとともに、前記搬送チェーンを駆動させることにより前記載置ローラ上に載置された収納物を出庫口側に搬送するものとなされた左右一対の搬送装置と、前記搬送装置の搬送チェーンを駆動させる駆動機構とを備え、前記搬送チェーンの多数個の載置ローラのうち、少なくとも搬送チェーン本体の長さ方向に間欠的に配置された複数個の載置ローラは、収納物の移動方向に回転し逆方向へは回転しない一方向回転ローラからなることを特徴とする。
請求項2の発明の流動ラックは、上記請求項1の発明の流動ラックにおいて、前記駆動機構は、前記搬送チェーンに噛合した搬送スプロケットと、該搬送スプロケットを回転駆動させる駆動軸と、該駆動軸に一方向クラッチを介して取り付けられた駆動スプロケットを有する駆動装置と、を備えるとともに、前記駆動軸を前記駆動装置の駆動スプロケットの回転駆動力によって回転駆動させることにより、前記搬送スプロケットを回転させて前記搬送チェーンを駆動させるものとなされており、前記駆動装置は、出庫口又はその近傍の位置を初期位置とし該初期位置と出庫口後方側の位置との間を往復移動可能に設けられ、押し操作部を有する移動体と、出庫口後方側に移動された前記移動体を初期位置側に付勢するバネと、を有するとともに、前記押し操作部が押されて移動体が初期位置から出庫口後方側の位置に移動するのに伴い前記駆動スプロケットが正回転駆動される一方、出庫口後方側の位置に移動された前記移動体が前記バネの付勢力によって初期位置に移動するのに伴い前記駆動スプロケットが逆回転駆動されるものとなされており、前記一方向クラッチは、前記駆動スプロケットが正回転駆動する場合には、前記駆動スプロケットの回転駆動力を前記駆動軸に伝達するものとなされる一方、前記駆動スプロケットが逆回転駆動する場合には、前記駆動スプロケットの回転駆動力を前記駆動軸に伝達しないものとなされている。
請求項3の発明の流動ラックは、上記請求項1の発明の流動ラックにおいて、前記駆動機構は、前記搬送チェーンに噛合した搬送スプロケットをモータによって回転駆動させることにより、前記搬送チェーンを駆動させるものとなされている。
請求項4の発明の流動ラックは、上記請求項1〜3のいずれか1項の発明の流動ラックにおいて、前記搬送チェーンの多数個の載置ローラは、前記搬送チェーン本体に、搬送チェーン本体の左右両側において搬送チェーン本体の長さ方向に並んで回転軸を介して連結されており、前記各回転軸の、前記左右両載置ローラの左右両側の部分には、載置ローラより小径の支持ローラが、載置ローラとは独立して回転自在に取り付けられ、上方に開口した断面略コ字状のガイドレールが収納物の搬送方向に延設され、前記ガイドレールの底面部の左右方向中間部には、上方に突出するとともに収納物の搬送方向に延びた中央レール部が設けられ、前記ガイドレールの左右両側壁部からなる左右両サイドレール部間に、前記搬送チェーン本体と前記左右両載置ローラとが配置されるとともに、前記左右両支持ローラが前記左右両サイドレール部の上端面上に載置支持され、且つ前記搬送チェーン本体が前記中央レール部上に載置支持されるとともに、この支持状態において、前記左右両載置ローラは、前記ガイドレールの底面部に対して上方に離間しており、前記搬送チェーンの駆動に伴い、前記左右両支持ローラが前記左右両サイドレール部の上端面上を収納物の搬送方向に走行するとともに、前記搬送チェーン本体が前記中央レール部上を収納物の搬送方向に摺動しながら移動するものとなされている。
請求項1の発明の流動ラックは、入庫口と出庫口との間を循環移動する無端状搬送チェーン本体に、収納物が載置される多数個の載置ローラが搬送チェーン本体の長さ方向に並んで連結された無端状搬送チェーンを有し、且つ、入庫口から入庫された収納物が載置ローラ上に載置された状態で載置ローラ上を出庫口側に載置ローラに対して移動されることにより収納物を搬送するとともに、搬送チェーンを駆動させることにより載置ローラ上に載置された収納物を出庫口側に搬送するものとなされた左右一対の搬送装置と、搬送装置の搬送チェーンを駆動させる駆動機構とを備えている。したがって、この流動ラックでは、収納物が載置される載置ローラが、収納物を搬送する搬送駆動手段としての搬送チェーンに連結されているので、従来のように載置ローラと搬送駆動手段とが互いに別々に構成されたものに比べて、流動ラックの構造の簡素化を図ることができ、もって部品点数を減少し得て製造コストを引き下げることができる。さらに、この流動ラックによれば、載置ローラが搬送チェーンに連結されているので、もし仮に、収納物が載置されたパレットが収納物の重さで撓んだ場合であっても、パレットの撓みの影響を受けずに収納物を確実に搬送することができる。
しかも、搬送チェーンの多数個の載置ローラのうち、少なくとも搬送チェーン本体の長さ方向に間欠的に配置された複数個の載置ローラは、収納物の移動方向に回転し逆方向へは回転しない一方向回転ローラからなるので、複数個の収納物を一個ずつ入庫口から入庫して載置ローラ上に載置する場合には、先に入庫した収納物を次に入庫する収納物で押すことにより先に入庫した収納物が載置ローラ上を出庫口側にスムーズに移動されるものとなる。一方、入庫した収納物を出庫口から出庫するために収納物を出庫口側に搬送する場合においては、入庫した収納物は一方向回転ローラからなる載置ローラによって移動方向とは逆方向への移動が規制されているので、搬送チェーンを駆動させることにより収納物を出庫口側に確実に搬送することができる。
請求項2の発明の流動ラックによれば、入庫した収納物を出庫するために収納物を出庫口側に搬送する場合には、駆動装置の移動体の押し操作部を例えばフォークリフト車のフォーク部の先端部で押して移動体を出庫口後方側の位置に移動させる。すると、駆動装置の駆動スプロケットが正回転駆動し、この駆動スプロケットの回転駆動力が一方向クラッチの作用によって駆動軸に伝達され、これにより駆動軸が回転駆動される。こうして駆動軸が回転駆動されることにより、搬送スプロケットが回転されて搬送チェーンが駆動される。この搬送チェーンの駆動によって収納物が出庫口側に搬送される。すなわち、この流動ラックでは、移動体の押し操作部をフォークリフト車のフォーク部の先端部等で押すことにより、収納物を出庫口側に搬送することができる。
一方、移動体の押し操作を解除した場合には、出庫口後方側の位置に移動された移動体はバネの付勢力によって初期位置に移動する。この移動体の初期位置への移動に伴い駆動スプロケットは逆回転駆動するが、このときの駆動スプロケットの回転駆動力は一方向クラッチの作用によって駆動軸には伝達されない。したがって、この流動ラックでは、移動体への押し操作を解除した場合であっても、搬送チェーンの逆駆動を防止することができる。
請求項3の発明の流動ラックによれば、入庫した収納物を出庫するために収納物を出庫口側に搬送する場合には、モータを作動させることによって収納物を確実に搬送することができる。
請求項4の発明の流動ラックによれば、左右両支持ローラが左右両サイドレール部の上端面上に載置支持され、且つ搬送チェーン本体が中央レール部上に載置支持されているので、左右両載置ローラを強固に且つ安定良く支持することができる。そのため、左右両載置ローラの大型化を図ることができる。その結果、載置ローラの耐荷重を向上させることができるし、その上、載置ローラの回転抵抗を低減することができて、収納物の搬送を容易に行うことができる。
次に、本発明の実施形態を図面を参照して以下に説明する。
図1〜図6は、本発明(請求項1又は3の発明)の第1実施形態に係る流動ラックを説明するための図である。図1において、(R1)は第1実施形態の流動ラックである。
この流動ラック(R1)は、倉庫や工場等で設置されるものであって、図1に示すように、この流動ラック(R1)では、収納物(50)はパレット(50a)上に載置された状態でパレット(50a)ごと収納されるものである。
この流動ラック(R1)は、図1〜図3に示すように、鋼材等で所定形状に組み立てられたラック本体フレーム(1)と、互いに離間して配置された左右一対の搬送装置(10)(10)とを備えている。本実施形態では、図2に示すように、搬送装置(10)は左右にそれぞれ二列に平行に並んで配置されている。
搬送装置(10)は、無端状搬送チェーン(11)を有している。この搬送チェーン(11)は、流動ラック(R1)の入庫口(2)と出庫口(3)との間を循環移動するように設けられた無端状搬送チェーン本体(11a)に、収納物(50)が載置される多数個の載置ローラ(12)が、搬送チェーン本体(11a)の左右両側において搬送チェーン本体(11a)の長さ方向に並んで回転軸(13)を介して連結されたものである。回転軸(13)は左右方向に向いている。この搬送チェーン(11)は、入庫口(2)と出庫口(3)との間において水平に延びて設けられている。
さらに、この搬送装置(10)は、入庫口(2)から入庫された収納物(50)が載置ローラ(12)上に載置された状態で載置ローラ(12)上を出庫口(3)側に載置ローラ(12)に対して移動されることにより収納物(50)を搬送するものとなされており、更にこの搬送装置(10)は、搬送チェーン(11)を駆動させることによって載置ローラ(12)上に載置された収納物(50)を出庫口(3)側に搬送するものとなされている。
これらの図において、矢印41は、収納物(50)が載置ローラ(12)上を載置ローラ(12)に対して移動される場合における収納物の移動方向を示している(図6参照)。また、矢印40は、搬送チェーン(11)の駆動による収納物の搬送方向を示している。矢印40と矢印41は、互いに同じ方向に向いている。
また、図6に示すように、搬送チェーン(11)の多数個の載置ローラ(12)のうち、搬送チェーン本体(11a)の長さ方向に間欠的(同図では2個おき)に配置された載置ローラ(12a)は、収納物の移動方向(41)に回転し逆方向には回転しない一方向回転ローラからなる。矢印42は、各載置ローラ(12)の回転可能な方向を示している。一方、残りの載置ローラ(12b)は、回転自在なローラからなり、即ち収納物の移動方向(41)に回転し且つ収納物の移動方向(41)とは逆方向にも回転するローラからなる。なお同図では、一方向回転ローラからなる載置ローラ(12a)にハッチングを施すことにより、この載置ローラ(12a)を他のもの(12b)と区別している。
なお本第1実施形態では、多数個の載置ローラ(12)のうち一方向回転ローラからなる載置ローラ(12a)は、搬送チェーン本体(11a)の長さ方向に2個おきに配置されたものであるが、本発明では、これに限定されず、例えば1個おきに配置されたものであっても良いし、複数個(例えば2〜20個)おきに配置されたものであっても良い。
さらに、この流動ラック(R1)は、搬送装置(10)の搬送チェーン(11)を駆動させる駆動機構(20)を備えている。この駆動機構(20)の構成について以下に説明する。
すなわち、図2〜図5に示すように、ラック本体フレーム(1)には、各搬送チェーン(11)が取り付けられて支持される断面略コ字状の複数個(同図では4個)の支持フレーム(4)が、収納物の搬送方向(40)に水平に設けられている。そして、これらの支持フレーム(4)の出庫口(3)側の端部に、搬送チェーン用の水平な駆動軸(21)がこれら支持フレーム(4)を連通した状態で軸受け(21a)を介して設けられている。そして、各支持フレーム(4)において、この駆動軸(21)に搬送スプロケット(24)(詳述すると搬送チェーン用駆動スプロケット)が駆動軸(21)と一体回転可能に取り付けられており、すなわち、駆動軸(21)が回転駆動されるのに伴い搬送スプロケット(24)も回転駆動されるものとなされている。一方、各支持フレーム(4)の入庫口(2)側の端部には、従動軸(25a)を有する搬送チェーン用従動スプロケット(25)(アイドラースプロケット)が設けられている。そして、搬送スプロケット(24)と従動スプロケット(25)とに前記無端状搬送チェーン(11)が巻き掛けられることにより、両方のスプロケット(24)(25)が搬送チェーン(11)にそれぞれ噛合している。
また、駆動軸(21)の一端部は駆動源としてのモータ(26)に接続されている。本第1実施形態では、駆動機構(21)は、このモータ(26)を作動させて駆動軸(21)を回転駆動させることにより、搬送スプロケット(24)を回転させて搬送チェーン(11)を駆動させるものとなされている。この搬送チェーン(11)の駆動により、収納物(50)が載置ローラ(12)上に載置された状態で出庫口(3)側に搬送される。なお、(26a)はモータ(26)のコントロールボックスである。
また、図5及び図6に示すように、支持フレーム(4)の上面部には、収納物の搬送方向(40)に延びた樹脂製レール部(5)が突出状に設けられている。そして、このレール部(5)上に搬送チェーン(11)の搬送チェーン本体(11a)が載置されて支持されており、搬送チェーン(11)の駆動時に搬送チェーン(11)がレール部(5)上を該レール部(5)に沿って収納物の搬送方向(40)に摺動しながら移動されるものとなされている。ここで、レール部(5)は樹脂製であるから、搬送チェーン本体(11a)とレール部(5)との間の摺動摩擦力が小さくなっており、そのため、搬送チェーン(11)はレール部(5)上をスムーズに移動するものとなされている。なお、搬送チェーン本体(11a)がレール部(5)上に載置された状態において、載置ローラ(12)は支持フレーム(4)には当接しておらず、つまり、載置ローラ(12)が支持フレーム(4)に対して上方に離間している。
次に、上記第1実施形態の流動ラック(R1)の使用方法及び動作について説明する。
まず、この流動ラック(R1)に複数個の収納物(50)を一個ずつ入庫する場合には、図1に示すように、例えばフォークリフト車(55)で収納物(50)をパレット(50a)ごと持ち上げ、収納物(50)を入庫口(2)から順次入庫して搬送装置(10)の載置ローラ(12)上に載置する。このとき、載置ローラ(12)は収納物の移動方向(41)に回転するように構成されているので、先に入庫した収納物(50)を次に入庫する収納物(50)で入庫口(2)から強制的に押すことにより、押された収納物(50)が載置ローラ(12)上を出庫口(3)側に載置ローラ(12)に対してスムーズに移動するものとなる。したがって、収納物(50)の入庫作業を容易に行うことができる。このように収納物(50)を一個ずつ強制的に押し込んで、載置ローラ(12)上に載置された収納物(50)を出庫口(3)側に順次移動させる。
一方、入庫した収納物(50)を出庫口(3)から出庫する場合において、載置ローラ(12)上に収納物(50)が満載されている場合、即ち本第1実施形態では載置ローラ(12)上に収納物(50)が4個載置されている場合には、出庫口(3)近傍に位置している収納物(50)を出庫口(3)側からフォークリフト車(55)のフォーク部(55a)で持ち上げて収納物(50)を出庫する。
一方、載置ローラ(12)上に収納物(50)が載置されているが、この収納物(50)が出庫口(3)の近傍に位置しておらず、この収納物(50)に出庫口(3)側からではフォークリフト車(55)のフォーク部(55a)が届かない場合には、収納物(50)の出庫を行うことができない。そこで、この場合には、駆動機構(20)のモータ(26)を作動させる。すると、回転軸(21)が回転駆動され、これにより、搬送スプロケット(24)が回転されて搬送チェーン(11)が駆動される。この搬送チェーン(11)の駆動によって収納物(50)が載置ローラ(12)上に載置された状態で出庫口(3)側に搬送される。このとき、収納物の移動方向(41)とは逆方向への移動は一方向回転ローラからなる載置ローラ(12)によって規制されているので、収納物(50)を出庫口(3)側に確実に搬送することができる。こうして収納物(50)を出庫口(3)の近傍位置まで搬送し、収納物(50)の出庫を行う。
なお、モータ(26)は、収納物(50)が所定位置まで搬送されると、その動作が自動的に停止されるものとなされている。
而して、上記第1実施形態の流動ラック(R1)は、収納物(50)が載置される載置ローラ(12)が、収納物(50)を搬送する搬送駆動手段としての搬送チェーン(11)に連結されているので、従来のように載置ローラと搬送駆動手段とが互いに別々に構成されたものに比べて、流動ラック(R1)の構造の簡素化を図ることができ、もって部品点数を減少し得て製造コストを引き下げることができる。
さらに、載置ローラ(12)が搬送チェーン(11)に連結されているので、もし仮に、収納物(50)が載置されたパレット(50a)が収納物(50)の重さで撓んだ場合であっても、パレット(50a)の撓みの影響を受けずに収納物(50)を確実に搬送することができる。すなわち、この流動ラック(R1)によれば、重量の軽い収納物はもとより重量の重い収納物であっても、これを確実に搬送することができる。
図6〜図10は、本発明(請求項1又は2の発明)の第2実施形態に係る流動ラックを説明するための図である。
この流動ラック(R2)の基本的な構成は、上記第1実施形態のもの(R1)と同じであり、以下、異なる構成を中心に説明する。
この流動ラック(R2)では、搬送装置(10)の搬送チェーン(11)を駆動させる駆動機構(20)は、次のように構成されている。
すなわち、この流動ラック(R2)では、図7及び図8に示すように、支持フレーム(4)の下端部には軸受け(22a)を介して水平な第1駆動軸(22)が設けられている。そして、この第1駆動軸(22)の左右両端部にそれぞれ搬送チェーン駆動用第1スプロケット(27)が該第1駆動軸(22)と一体回転可能に取り付けられており、すなわち第1駆動軸(22)が回転駆動されるのに伴い第1スプロケット(22)も回転駆動されるものとなされている。
また、左右各二列の支持フレーム(4)の出庫口(3)側の端部には、それぞれ、搬送チェーン用の水平な第2駆動軸(23)が二列の支持フレーム(4)(4)を連通した状態で軸受け(23a)を介して設けられている。そして、各支持フレーム(4)において、この第2駆動軸(23)に搬送スプロケット(24)(詳述すると搬送チェーン用駆動スプロケット)が第2駆動軸(23)と一体回転可能に取り付けられている。そして、上記第1実施形態と同じく、この各搬送スプロケット(24)と、各支持フレーム(4)の入庫口(2)側の端部に設けられた搬送チェーン用従動スプロケット(25)とに、無端状搬送チェーン(11)が巻き掛けられることにより、両方のスプロケット(24)(25)が搬送チェーン(11)にそれぞれ噛合している。
さらに、第2駆動軸(23)における二列の支持フレーム(4)(4)間の位置には、搬送チェーン駆動用第2スプロケット(28)が第2駆動軸(23)と一体回転可能に取り付けられている。
そして、第1スプロケット(27)と第2スプロケット(28)とが駆動力伝動用無端状チェーン(29)を介して互いに連結されている。したがって、第1駆動軸(22)が回転駆動されることにより、第1スプロケット(27)と第2スプロケット(28)が無端状チェーン(29)を介して回転駆動し、この第2スプロケット(28)の回転駆動に伴い、搬送スプロケット(24)が第2駆動軸(23)を介して回転されて搬送チェーン(11)が駆動されるように構成されている。
さらに、この駆動機構(20)は、第1駆動軸(22)を回転させる駆動源として、第1駆動軸(22)に一方向クラッチ(37)を介して取り付けられた駆動スプロケット(24)を有する駆動装置(30)を備えている。
この駆動装置(30)は、図7〜図9に示すように、押し操作部(31a)を有する移動体(31)と、該移動体(31)を付勢するバネ(32)と、駆動チェーン(33)とを有し、駆動チェーン(33)に駆動スプロケット(34)が噛合している。さらに、この駆動チェーン(33)の駆動スプロケット(34)との噛合位置の両側部には、支持フレーム(4)の下端部に設けられた二個のテンションスプロケット(36a)(36b)がそれぞれ噛合している。
移動体(31)は、その前面部を押し操作部(31a)とするものであり、出庫口(3)に配置されている。そして、この位置を初期位置とし、該初期位置と出庫口後方側の位置との間を往復移動可能に設けられている(図9及び図10参照)。図8において、(35)は、移動体(31)のガイドレールである。なお本発明では、移動体(31)は出庫口(3)の近傍に配置されていても良い。
また、駆動チェーン(33)の一端部(上端部)は移動体(31)に接続されるとともに、該駆動チェーン(33)の他端部(下端部)は、バネ(32)を介して、ラック本体に固定された固定フレームとしての支持フレーム(4)に接続されている。
バネ(32)は、出庫口後方側に移動された移動体(31)を初期位置側に付勢するためのものであり、本第1実施形態ではコイルバネからなる。なお本発明では、バネ(32)はコイルバネからなるものに限定されるものではなく、様々な形状・構造のバネを適用可能である。
そして、この駆動装置(30)は、移動体(31)の押し操作部(31a)がフォークリフト車(55)のフォーク部(55a)の先端部で押されて該移動体(31)が初期位置から出庫口後方側の位置に移動されるのに伴い、駆動スプロケット(34)が正回転駆動される一方、出庫口後方側の位置に移動された移動体(31)がバネ(32)の付勢力を受けて出庫口後方側の位置から初期位置に移動するのに伴い、駆動スプロケット(34)が逆回転駆動されるように構成されている。
また、一方向クラッチ(37)は、駆動スプロケット(34)が正回転駆動する場合には、該駆動スプロケット(34)の回転駆動力を第1駆動軸(22)に伝達するものとなされる一方、駆動スプロケット(34)が逆回転駆動する場合には、該駆動スプロケット(34)の回転駆動力を第1駆動軸(22)に伝達しないものとなされている。
次に、上記第2実施形態の流動ラック(R2)の使用方法及び動作について説明する。
この流動ラック(R2)では、収納物(50)の入庫方法と、入庫した収納物(50)を出庫口(3)から出庫する場合において載置ローラ(12)上に収納物(50)が満載されている場合の収納物(50)の出庫方法は、上記第1実施形態と同じであり、その説明を省略する。
一方、載置ローラ(12)上に収納物(50)が載置されているが、この収納物(50)が出庫口(3)の近傍に位置しておらず、この収納物(50)に出庫口(3)側からではフォークリフト車(55)のフォーク部(55a)が届かない場合には、収納物(50)の出庫を行うことができない。そこで、この場合には、次のような操作を行うことにより収納物(50)を出庫口(3)側に搬送する。
すなわち、図9に示すように、初期位置に位置している移動体(31)の押し操作部(31a)をフォークリフト車(55)のフォーク部(55a)の先端部で押して該移動体(31)を入庫口後方側にバネ(32)の付勢力に抗して移動させる。すると、図10に示すように、駆動チェーン(33)が駆動スプロケット(34)との噛合状態で移動体(31)に引っ張られて移動し、この駆動チェーン(34)の移動に伴い(即ち、移動体(31)の出庫口後方側への移動に伴い)駆動スプロケット(34)が正回転駆動される。またこの移動体(31)の入庫口後方側への移動により、バネ(32)が駆動チェーン(33)で引っ張られて該バネ(32)に付勢力として弾性復元力が蓄積される。
このように駆動スプロケット(34)が正回転駆動されることにより、このときの駆動スプロケット(34)の回転駆動力が一方向クラッチ(37)の作用により第1駆動軸(22)に伝達され、該第1駆動軸(22)が回転駆動される。この第1駆動軸(22)が回転駆動されることにより、第1スプロケット(27)が回転駆動するとともに、この第1スプロケット(27)に駆動力伝達用無端状チェーン(29)を介して連結された第2スプロケット(28)と第2駆動軸(23)とが一体に回転駆動する。さらに、この第2駆動軸(23)の回転駆動により搬送スプロケット(24)が回転駆動されて搬送チェーン(11)が駆動される。この搬送チェーン(11)の駆動によって収納物(50)が載置ローラ(12)上に載置された状態で出庫口(3)側に搬送される。このとき、収納物の移動方向(41)とは逆方向への移動は一方向回転ローラからなる載置ローラ(12a)によって規制されているので、収納物(50)を確実に搬送することができる。
以上のように、この流動ラック(R2)では、移動体(31)の押し操作部(31a)を押すことにより、駆動スプロケット(34)が正回転駆動されて、この駆動力が一方向クラッチ(37)を介して第1駆動軸(22)に伝達されて第1駆動軸(22)が回転駆動される。そして、この駆動力が順次、第1スプロケット(27)、無端状チェーン(29)、第2スプロケット(28)及び第2駆動軸(23)を介して搬送スプロケット(24)に伝達されて該搬送スプロケット(24)が回転駆動され、もって搬送チェーン(11)が駆動されるように構成されている。
一方、フォークリフト車(55)のフォーク部(55a)の先端部を引いて移動体(31)の押し操作を解除した場合には、出庫口後方側の位置に移動された移動体(31)はバネ(32)に蓄積された弾性復元力(付勢力)を受けて初期位置に移動する。この移動体(31)の初期位置への移動に伴い、駆動チェーン(33)が駆動スプロケット(34)との噛合状態で元の位置に移動し、この駆動チェーン(33)の移動に伴い(即ち、移動体(31)の初期位置への移動に伴い)駆動スプロケット(33)は逆回転駆動される。しかるに、このときの駆動スプロケット(33)の回転駆動力は一方向クラッチ(37)の作用によって第1駆動軸(22)に伝達されることはない。したがって、この流動ラック(R2)では、移動体(31)の押し操作を解除した場合であっても、搬送チェーン(11)は逆駆動しない。よって、収納物(50)は搬送方向(40)とは逆方向に搬送されることはなく、つまり収納物(50)が搬送前の位置に戻るようなことはなく、搬送後の位置に維持されている。
以上のように、上記第2実施形態の流動ラック(R2)では、フォークリフト車(55)のフォーク部(55a)の先端部で移動体(31)の押し操作部(31a)の押し操作を行うことにより、収納物(50)を出庫口(3)側に確実に搬送することができる。さらに、移動体(31)への押し操作を解除することにより、移動体(31)の押し操作部(31a)は初期位置に自動的に戻るし、搬送チェーン(11)の逆駆動が防止されて収納物(50)を搬送後の位置に維持することができる。
図11及び図12は、上記第1実施形態の流動ラック(R1)の変形例を説明する図である。
本変形例では、搬送チェーン(11)の多数個の載置ローラ(12)は、上記第1実施形態と同じく、搬送チェーン本体(11a)に、搬送チェーン本体(11a)の左右両側において搬送チェーン本体(11a)の長さ方向に並んで回転軸(13)を介して連結されている。なお、載置ローラ(12)は樹脂製である。
さらに、各回転軸(13)の、左右両載置ローラ(12)(12)の左右両側の部分には、載置ローラ(12)より小径の支持ローラ(14)(14)が、左右両載置ローラ(12)(12)の左右両側において載置ローラ(12)とは独立して回転自在に取り付けられている。
さらに、上方に開口した断面略コ字状の左右両載置ローラ用ガイドレール(15)が、収納物の搬送方向(40)に水平に延設されている。本変形例では、このガイドレール(15)は、鋼材等の金属製であり、支持フレーム(4)の上面部に溶接等により固定されている。
また、ガイドレール(15)の底面部(17)の左右方向中間部には、上方に突出するとともに収納物の搬送方向(40)に延びた樹脂製中央レール部(18)が設けられている。
さらに、ガイドレール(15)の左右両側壁部からなる左右両サイドレール部(16)(16)間には、搬送チェーン本体(11a)と左右両載置ローラ(12)(12)とが配置されるとともに、左右両支持ローラ(14)(14)が左右両サイドレール部(16)(16)の上端面上に載置支持されており、且つ、搬送チェーン本体(11a)が中央レール部(18)(詳述すると中央レール部(18)の上面)上に載置支持されている。この支持状態において、左右両載置ローラ(12)(12)は、ガイドレール(15)の底面部(17)に対して上方に離間している。
そして、本変形例では、搬送チェーン(11)が駆動するのに伴い、左右両支持ローラ(14)(14)が左右両サイドレール部(16)(16)の上端面上を収納物の搬送方向(40)に走行するとともに、搬送チェーン本体(11a)が中央レール部(18)上を収納物の搬送方向(40)に摺動しながら移動するものとなされている。
ここで、中央レール部(18)は樹脂製であるから、搬送チェーン本体(11a)と中央レール部(18)との間の摺動摩擦力が小さくなっており、そのため、搬送チェーン本体(11a)は中央レール部(18)上をスムーズに移動するものとなされている。
本変形例の他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
而して、本変形例では、左右両支持ローラ(14)(14)が左右両サイドレール部(16)(16)の上端面上に載置支持され、且つ搬送チェーン本体(11a)が中央レール部(18)上に載置支持されているので、左右両載置ローラ(12)(12)が大型のものであっても、これら両載置ローラ(12)(12)を強固に且つ安定良く支持することができる。そのため、載置ローラ(12)の耐荷重を向上させることができるし、その上、載置ローラ(12)の回転抵抗を低減することができ、もって収納物(50)の搬送を容易に行うことができる。
以上で、本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に示したものに限定されるものではなく、様々に設定変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、倉庫や工場等に設置される流動ラックに利用可能である。
本発明の第1実施形態に係る流動ラックの全体側面図である。 同流動ラックの平面図である。 同流動ラックの出庫口側から見た正面図である。 同流動ラックの要部の一部切欠き側面図である。 図4中のX−X線断面図である。 図4中のY部分の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る流動ラックの平面図である。 同流動ラックの出庫口側から見た正面図である。 同流動ラックにおいて収納物を出庫口側に搬送する前の状態を示す、同流動ラックの要部の一部切欠き側面図である。 同流動ラックにおいて収納物を出庫口側に搬送する途中の状態を示す、同流動ラックの要部の一部切欠き側面図である。 上記第1実施形態の流動ラックの変形例を示す、図5に対応する図である。 同変形例の、図6に対応する図である。
符号の説明
R1、R2…流動ラック
2…入庫口
3…出庫口
4…支持フレーム
10…搬送装置
11…無端状搬送チェーン
11a…搬送チェーン本体
12…載置ローラ
12a…一方向回転ローラからなる載置ローラ
12b…回転自在なローラからなる載置ローラ
13…回転軸
14…支持ローラ
15…ガイドレール
16…サイドレール部
17…底面部
18…中央レール部
20…駆動機構
21…駆動軸
22…第1駆動軸(駆動軸)
23…第2駆動軸(駆動軸)
24…搬送スプロケット
26…モータ
30…駆動装置
31…移動体
31a…押し操作部
32…バネ
33…駆動チェーン
34…駆動スプロケット
50…収納物

Claims (4)

  1. 入庫口と出庫口との間を循環移動する無端状搬送チェーン本体に、収納物が載置される多数個の載置ローラが前記搬送チェーン本体の長さ方向に並んで連結された無端状搬送チェーンを有し、且つ、入庫口から入庫された収納物が前記載置ローラ上に載置された状態で載置ローラ上を出庫口側に載置ローラに対して移動されることにより収納物を搬送するとともに、前記搬送チェーンを駆動させることにより前記載置ローラ上に載置された収納物を出庫口側に搬送するものとなされた左右一対の搬送装置と、
    前記搬送装置の搬送チェーンを駆動させる駆動機構とを備え、
    前記搬送チェーンの多数個の載置ローラのうち、少なくとも搬送チェーン本体の長さ方向に間欠的に配置された複数個の載置ローラは、収納物の移動方向に回転し逆方向へは回転しない一方向回転ローラからなることを特徴とする流動ラック。
  2. 前記駆動機構は、前記搬送チェーンに噛合した搬送スプロケットと、該搬送スプロケットを回転駆動させる駆動軸と、該駆動軸に一方向クラッチを介して取り付けられた駆動スプロケットを有する駆動装置と、を備えるとともに、前記駆動軸を前記駆動装置の駆動スプロケットの回転駆動力によって回転駆動させることにより、前記搬送スプロケットを回転させて前記搬送チェーンを駆動させるものとなされており、
    前記駆動装置は、出庫口又はその近傍の位置を初期位置とし該初期位置と出庫口後方側の位置との間を往復移動可能に設けられ、押し操作部を有する移動体と、出庫口後方側に移動された前記移動体を初期位置側に付勢するバネと、を有するとともに、前記押し操作部が押されて移動体が初期位置から出庫口後方側の位置に移動するのに伴い前記駆動スプロケットが正回転駆動される一方、出庫口後方側の位置に移動された前記移動体が前記バネの付勢力によって初期位置に移動するのに伴い前記駆動スプロケットが逆回転駆動されるものとなされており、
    前記一方向クラッチは、前記駆動スプロケットが正回転駆動する場合には、前記駆動スプロケットの回転駆動力を前記駆動軸に伝達するものとなされる一方、前記駆動スプロケットが逆回転駆動する場合には、前記駆動スプロケットの回転駆動力を前記駆動軸に伝達しないものとなされている請求項1記載の流動ラック。
  3. 前記駆動機構は、前記搬送チェーンに噛合した搬送スプロケットをモータによって回転駆動させることにより、前記搬送チェーンを駆動させるものとなされている請求項1記載の流動ラック。
  4. 前記搬送チェーンの多数個の載置ローラは、前記搬送チェーン本体に、搬送チェーン本体の左右両側において搬送チェーン本体の長さ方向に並んで回転軸を介して連結されており、
    前記各回転軸の、前記左右両載置ローラの左右両側の部分には、載置ローラより小径の支持ローラが、載置ローラとは独立して回転自在に取り付けられ、
    上方に開口した断面略コ字状のガイドレールが収納物の搬送方向に延設され、
    前記ガイドレールの底面部の左右方向中間部には、上方に突出するとともに収納物の搬送方向に延びた中央レール部が設けられ、
    前記ガイドレールの左右両側壁部からなる左右両サイドレール部間に、前記搬送チェーン本体と前記左右両載置ローラとが配置されるとともに、前記左右両支持ローラが前記左右両サイドレール部の上端面上に載置支持され、且つ前記搬送チェーン本体が前記中央レール部上に載置支持されるとともに、この支持状態において前記左右両載置ローラは前記ガイドレールの底面部に対して上方に離間しており、
    前記搬送チェーンの駆動に伴い、前記左右両支持ローラが前記左右両サイドレール部の上端面上を収納物の搬送方向に走行するとともに、前記搬送チェーン本体が前記中央レール部上を収納物の搬送方向に摺動しながら移動するものとなされている請求項1〜3のいずれか1項記載の流動ラック。
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