JP2006141858A - 化粧料容器及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 所定形状の打抜孔11が形成された台紙12と、この台紙12の片面に貼着される合成樹脂製の上部シート13とを備え、上部シート13に前記打抜孔11内に突出するとともに化粧料17を収容可能な凹部14を設け、化粧料17が収容された該凹部14の開口部15をカバーフィルム16で閉塞してなる。
【選択図】 図2
Description
そのため、これらの問題を解決するものとして、例えば、適宜の厚さを有する台紙に打抜孔を形成するとともに、この台紙の裏面にシートを貼着して打抜孔の底部を成し、この打抜孔内に化粧料を収容させ、台紙の表面には上記打抜孔を塞ぐ透明フィルムを剥離可能に貼着させた化粧料容器が提供されている。(特許文献1参照)
この化粧料容器は、紙製で嵩張らない薄いカード型に形成できるため、携帯に便利であり、また郵送費も低減できてコスト面も有利である。加えて、透明フィルムを剥がせば化粧料を使用することができるので扱い易いものになっている。
そのため、上記のような化粧料容器に用いられる台紙部分をプラスチック製に変えることも考えられる。しかし、プラスチック製に変えると、商品の成分や使用方法などを印刷するために、印刷部分の表面を加工する処理が必要となるので、製造が複雑になるだけでなく、紙に比べて材料費が高価になるという問題がある。
また、台紙、つまり紙を用いるため、材料費を抑えながら低コストで形成することができる。
本実施形態の化粧料容器10は、図1及び図2に示すように、紙製の台紙12と、その一方の片面に貼着される合成樹脂製の上部シート13と、台紙12の他方の片面に貼着される合成樹脂製の下部シート19とを有している。
台紙12は、紙厚0.3〜2.0mmのもので、厚さの異なる複数枚の用紙を貼り合わせて構成された合紙からなっており、具体的には厚さ方向の中央部分を構成するベース厚紙21と、その両側に貼り合わせられる一対の印刷用紙23とを有している。ベース厚紙21は、台紙12に適度な厚みを付与するためのものであり、その紙厚は0.5〜1.0mmで、1枚或いは複数枚の用紙からなる。一対の印刷用紙23は、0.1〜0.5mmの紙厚で印刷を施し易い厚さになっており、それぞれ同じ紙厚のものが用いられる。これら印刷用紙23の表面には化粧料17の商品名や広告等の印刷が施されることになるが、その印刷方法を選ぶことにより、さまざまな印刷表現が可能となっている。これら印刷用紙23は、印刷が施された表面とは反対の裏面でベース厚紙21に貼り付けられる。
図4に示すように、合紙からなる台紙12を形成する。この台紙12の大きさは、複数の化粧料容器10を産出可能なものとする。
まず、2枚の印刷用紙23の表面に、化粧料17の商品名や広告、使用上の注意書きなどをオフセット印刷にて印刷する。この場合、台紙12は3枚貼りであり、1枚或いは複数枚の用紙からなる上記ベース厚紙21の厚さ方向両面に、印刷用紙23を裏面において貼着させて台紙12を形成する。印刷用紙23は、台紙12を構成している用紙のうち最も外側に貼着される。なお、台紙12が2枚貼りの場合、これら2枚の印刷用紙23の裏面同士を貼り合わせるだけで形成される。
これにより、台紙12に設けられた打抜孔11の形状に合った凹部14を容易に形成することができる。
まず、合紙である台紙12はベース厚紙21として、350〜600g/m2のチップボール(日本板紙株式会社製)を使用し、その両面を四六判、連量190〜310g/m2の印刷用紙23(日本製紙株式会社製 アイベストW)で被覆した。このように構成された台紙12の片面に、厚さ0.15〜2.5mmの下部シート19(電気化学工業株式会社製 A−PET200μ)を貼り合わせた後に上記打抜孔11を形成し、上記下部シート19と同様、厚さ0.15〜2.5mmの上部シート13(電気化学工業株式会社製 A−PET200μ)を台紙12の他面側に貼着し、下部シート19側から真空吸引することによって、直径23.5mm、深さ1.0mmの凹部14を良好に形成することができた。この凹部14を閉塞するカバーフィルム16には、ポリプロピレンフィルム(株式会社ユポ・コーポレーション社製 ユポタック#80)を使用し、感熱接着剤を介して上部シート13に貼着した。
11 打抜孔
12 台紙
13 上部シート(シート)
14 凹部
15 開口部
16 カバーフィルム
17 化粧料
Claims (4)
- 所定形状の打抜孔が形成された台紙と、
該台紙の片面に貼着される合成樹脂製のシートとを備え、
該シートに前記打抜孔内に突出するとともに化粧料を収容可能な凹部を設け、化粧料が収容された該凹部の開口部をカバーフィルムで閉塞してなることを特徴とする化粧料容器。 - 前記凹部は、前記シートを加熱した状態で前記打抜孔側に吸引することによって形成されていることを特徴とする請求項1記載の化粧料容器。
- 薄状の台紙に所定形状の打抜孔を形成する打抜孔形成工程と、
この打抜孔を被覆すべく前記台紙の片面に合成樹脂製のシートを貼着するシート貼着工程と、
前記シートに前記台紙の打抜孔内に突出する凹部を形成する凹部形成工程と、
該凹部内に化粧料を収容する化粧料収容工程と、
前記凹部の開口部をカバーフィルムで閉塞する凹部閉塞工程とを有することを特徴とする化粧料容器の製造方法。 - 前記凹部形成工程は、前記シートを加熱した状態で前記打抜孔側に吸引することで前記凹部を形成することを特徴とする請求項3記載の化粧料容器の製造方法。
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JP2004338891A JP2006141858A (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 化粧料容器及びその製造方法 |
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JP2004338891A JP2006141858A (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 化粧料容器及びその製造方法 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0324015A (ja) * | 1989-06-21 | 1991-02-01 | Ss Pharmaceut Co Ltd | コルチコステロイド含有軟膏剤 |
JP2001315846A (ja) * | 2000-05-01 | 2001-11-13 | Nippo Kk | キャリアテープ |
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2004
- 2004-11-24 JP JP2004338891A patent/JP2006141858A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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