JP2005126115A - シート収納装置 - Google Patents

シート収納装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005126115A
JP2005126115A JP2003364170A JP2003364170A JP2005126115A JP 2005126115 A JP2005126115 A JP 2005126115A JP 2003364170 A JP2003364170 A JP 2003364170A JP 2003364170 A JP2003364170 A JP 2003364170A JP 2005126115 A JP2005126115 A JP 2005126115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
sheet storage
closing operation
operation member
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003364170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4324445B2 (ja
Inventor
Ikuya Saito
郁哉 斉藤
Kenji Bando
健司 坂東
Sachi Sugiura
さち 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unicharm Corp filed Critical Unicharm Corp
Priority to JP2003364170A priority Critical patent/JP4324445B2/ja
Publication of JP2005126115A publication Critical patent/JP2005126115A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4324445B2 publication Critical patent/JP4324445B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

【課題】 ウェットシートなどを収納したシート収納部の開口部を覆う蓋材を容易に且つ確実に剥がして、前記開口部を露出させることができるシート収納装置を得る。
【解決手段】 シート収納部3にはウェットシートが収納され、シート収納部3の上面31には開口部6が形成され、且つ上面31には開口部を覆う蓋材5が接着されている。シート収納部3に対してスライド自在な開閉操作部材4に前記蓋材5の先端の固定部59が固定されている。シート収納部3を開閉操作部材4から引き出す動作において、前記蓋材5が上面31から徐々に剥がされて開口部6が露出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ティッシュペーパ、ウェットシート、キッチン用シートなどのシートが収納されて、前記シートを取り出すことが可能なシート収納装置に関する。
ティッシュペーパ、ウェットシート、キッチン用シートなどの各種シートは、ケースに収納されて、ケースに形成された開口部から一枚ずつまたは複数枚ずつ取り出し可能とされている。この種のシートは衛生上、ケース内に密閉された状態で収納されていることが好ましい。特に、ウェットシートは、水分または殺菌剤や洗浄剤または保湿剤などを含む薬液が含浸されているため、ケース内に収納されているときに前記水分や薬液が乾燥しないようにケース内に密閉されて収納されていることが好ましい。
以下の特許文献1および特許文献2には、軟質の包装材料で形成された袋体の内部にウェットシートが収納され、前記袋体に形成された開口部から前記ウェットシートが取り出し可能となっている。前記袋体の表面には軟質な蓋材が接着されて前記開口部が覆われており、前記蓋材を袋体の表面から引き剥がすことにより、前記開口部が露出するようになっている。
以下の特許文献3には、合成樹脂で形成された硬質のケース内にウェットシートが収納されており、前記ケースに形成された開口部から前記ウェットシートが取り出し可能となっている。前記ケースには、硬質の蓋体が回動自在に取り付けられており、この蓋体により前記開口部を閉じることができるようになっている。
特開平2−30948号公報 特開平11−310281号公報 特開2000−25805号公報
前記特許文献1または特許文献2に記載のものでは、蓋材を袋体から剥がすときに、指で蓋材の先端部を掴んで持ち上げることが必要である。このとき、蓋材と袋体との接着力が強すぎると、蓋材を剥がすのに大きな力を必要とし、蓋材を剥がすのが困難な場合がある。
また、前記蓋材を袋体から剥がしたときに、蓋材から指を離すと、蓋材が袋体の表面に倒れ込んで袋体の表面に接着されてしまう。よって、蓋材を袋体から剥がした後に指で剥がした状態を保持したまま、他の指で開口部からシートを取り出すことが必要であり、シートの取り出しに両手が必要となって不便である。
また、蓋材の先端部を指で開いて剥がした後に、蓋体を閉じるときには、袋体の表面に固定されている後端部から前記先端部に向けて、蓋材を徐々に袋体の表面に押し付けていくことが必要である。このとき蓋材が曲がったり、袋体の表面が波状に変形していると、蓋材の接着面と袋体の表面との間に、接着されずに隙間が形成される部分が発生し、蓋材で開口部を確実に閉鎖できないことがある。
また、特許文献3に記載のものは、蓋体を閉じたときに、この蓋体とケースとを強く嵌合させておかないと、ケース内部の密閉性が低下することになり、また蓋体をケースから持上げるときに、前記嵌合を解除する操作が必要となるため、操作が煩雑である。また、蓋体とケースとが嵌合された状態で、蓋体とケースとの間に隙間が形成されやすく、特許文献1または特許文献2に記載のように、蓋材を開口部の周囲に接着させる構造に比べて、ケースの内部を確実に密閉するのが難しい。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、シート収納部の開口部の周囲に接着される蓋材を軽い力で確実に剥がすことができ、また蓋材を剥がした後に、蓋材を開口部から離した位置で確実に保持できるシート収納装置を提供することを目的としている。
本発明は、シートを取り出す開口部が設けられたシート収納部と、前記シート収納部に移動可能に組み合わされて閉鎖位置と開放位置との間を移動する開閉操作部材とが設けられたシート収納装置において、
前記開口部の周囲に接着される可撓性の蓋材が設けられて、前記蓋材の一部が前記開閉操作部材に固定されており、前記開閉操作部材が前記閉鎖位置にあるときに前記蓋材が前記開口部を覆い、前記開閉操作部材が前記閉鎖位置から前記開放位置に移動するにしたがって、前記開閉操作部材と共に前記蓋材が前記開口部の周囲から離れて前記開口部が露出されることを特徴とするものである。
このシート収納装置は、開閉操作部材を開放位置へ移動させるだけで、蓋材をシート収納部から剥がすことができ、また開閉操作部材を開放位置に移動させたときに、蓋材が開口部から離れた状態に保持できる。また、開閉操作部材を閉鎖位置へ移動させるときに、蓋材をシート収納部の開口部を閉じる状態に設置できる。
なお、シート収納部と蓋材とを接着する接着剤は、蓋材の裏面に形成されていてもよいし、あるいはシート収納部の表面に形成されていてもよい。
本発明は、前記開閉操作部材は、前記シート収納部に対してスライド動作自在であり、スライド方向に向く前記蓋材の前端部が反転して折り返されて前記開閉操作部材に固定されているものとして構成できる。
この場合に、本発明は、前記蓋材は、前記前端部と逆向きとなる後縁部と、前記スライド方向に延びる両側縁とを有しており、前記後縁部から前方へ距離を空けた位置で前記両側縁から切欠きが形成されており、
前記蓋材が前記開口部から離れるときに、前記切欠きと前記後縁部とで挟まれた部分が前記シート収納部に接着されたストッパ部として機能するものが好ましい。
前記ストッパ部を設け、あるいは前記蓋材の後端部をシート収納部の表面に強固に固着させておくと、開閉操作部材を開放位置へ移動させる際に、蓋材の後端部がシート収納部から剥がれてしまう現象を防止できる。
また、本発明は、前記開閉操作部材は、前記シート収納部に対してスライド動作自在であり、スライド方向に向く前記蓋材の前端部および後端部が反転して折り返されて、前記前端部と後端部が共に前記開閉操作部材に固定されており、
前記開閉操作部材が一方向へスライドするときと他方向へスライドするときの双方において、前記開閉操作部材と共に前記蓋材が前記開口部の周囲から離れて前記開口部が露出されるものとして構成することもできる。
前記のように開閉操作部材がスライドする本発明においては、前記開閉操作部材は、前記シート収納部の前記開口部が形成されている面を覆う上面と、前記シート収納部の両側部を覆う両側面とを少なくとも有しているものとして構成できる。
前記において、本発明は、前記開閉操作部材が閉鎖位置のときに、前記上面が前記シート収納部の前記開口部が形成されている面のほぼ全域を覆うものであって、開閉操作部材が箱形状のものとして構成できる。
あるいは、本発明は、前記開閉操作部材が閉鎖位置のときに、前記上面が前記シート収納部の前記開口部が形成されている面の一部のみを覆うものであってもよい。
さらに、本発明は、前記シート収納部は硬質の容器で、シートを取り出す前記開口部が形成されており、前記蓋材は、前記開口部の周囲で前記容器の表面に接着可能である。
また、本発明は、前記シート収納部は、開口部を有する軟質な袋体にシートが包まれたシート包装体であり、前記開閉操作部材が前記シート包装体の外側にスライド自在に組み込まれ、前記シート包装体の前記開口部の周囲に接着された前記蓋材が、前記開閉操作部材に固定されているものとして構成できる。
さらに、本発明は、前記シート収納部は硬質の容器であり、前記開閉操作部材は、前記容器の前記開口部が形成されている面にスライド自在に設けられたスライド板であり、スライド方向に向く前記蓋材の前端部が反転して折り返されて前記スライド板に固定されているものとして構成できる。
また、本発明は、前記シート収納部は硬質の容器であり、前記開閉操作部材は、前記開口部に対向する閉鎖位置から開口部から離れる開放位置へ向けて回動自在であり、前記蓋材の端部が前記開閉操作部材に固定されているものである。
本発明では、開閉操作部材を閉鎖位置から開放位置へ移動させるだけで、シート収納部の開口部周囲から蓋材を確実に剥がすことができ、また開閉操作部材を開放位置に位置させておくと、開口部が開放された状態を維持できる。
また、開閉操作部材を開放位置から閉鎖位置へ移動させる際に、蓋材が開口部の周囲に徐々に押し付けられていくため、蓋材で開口部を確実に閉鎖することも可能である。
図1は本発明の第1の実施の形態のシート収納装置1を示す分解斜視図、図2(A)は図1に示すシート収納体が組み立てられた状態を示すII−II線の断面図、図2(B)は開閉操作部材を操作している状態を示す部分断面図、図3は開口部を開放した状態を示す斜視図である。
図1に示すシート収納装置1は、内部にウェットシート積層体2を収納するシート収納部3と、シート収納部3に対してスライド動作自在に組み合わされた開閉操作部材4とを有している。また前記シート収納部3の表面に接着される蓋材5が設けられ、前記シート収納部3と前記開閉操作部材4とが蓋材5によって連結されている。
図2(A)に示すように、この実施の形態では、シート収納部3の内部に直接にウェットシート積層体2が収納されている。前記ウェットシート積層体2を構成している個々のウェットシート2aは、紙または不織布などのシート状担体に、蒸留水やアルコールを含む薬液が含浸されたものである。薬液には用途に応じて殺菌剤,洗浄剤,保湿剤などが含まれる。ウェットシート2aは、所定面積となるように予めカットされたものが折り畳まれ積層されて、シート収納部3に収納されている。
シート収納部3は、紙材やプラスチックシートを箱状に折って形成されたものであり、上面31、底面32、両側面33,33、前端面34および後端面35が閉鎖された6面体の箱状容器である。シート収納部3の前記上面31には、ウェットシート2aを取り出すための開口部6が形成されている。開口部6は、前端面34から後端面35に向く前後方向に開口寸法の長い長穴形状であり、この開口部6は、前端面34側に偏った位置に形成されている。
シート収納部3は防湿性を有することが好ましく、前記紙材で形成される場合には、その内周面に樹脂フィルムや金属箔がラミネートされているものが好ましく使用される。
前記蓋材5は、柔軟性を有する可撓性フィルムであり、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、または異種のフィルムがラミネートされた多層フィルムで形成される。蓋材5は、表面51およびシート収納部3に対面する裏面52を有し、前記裏面52の全面に感圧接着剤が塗布されて接着面となっている。あるいは前記裏面52のうちの前記開口部6に対向しない部分のみが前記接着面となっていてもよい。感圧接着剤はシート収納部3の表面に対して繰り返して接着力を発揮できるものであり、アクリル系の糊剤、可塑剤を含んだポリ塩化ビニル組成物、エチレン酢酸ビニル共重合体に塩化ビニルモノマーがクラフト重合されたクラフト共重合体などで形成される。
なお、前記感圧接着剤は、蓋材5に塗布されずに、シート収納部3の上面31において開口部6の周囲に塗布されていてもよい。
前記蓋材5は、前記シート収納部3の上面31において、開口部6を覆った状態で、裏面52が開口部6の周囲に接着されている。蓋材5は長方形であり、シート収納部3の前端面34に向く前縁部53、後端面35に向く後縁部54、および開閉操作部材4のスライド方向に沿う両側縁55,55を有している。
前記両側縁55,55の後縁部54に寄った位置には切欠きが形成されている。この切欠きは、L字形状の分離切欠き56,56と、この分離切欠き56,56の後端に連続するストッパ切欠き57,57とを有している。図3に示すように、蓋材5を前縁部53から徐々に剥がしていくと、前記分離切欠き56,56の部分まで剥がれ、ストッパ切欠き57,57の部分で引き剥がしに要する力が極端に増強されてそれ以上剥がれないようになる。すなわち、蓋材5の後縁部54とストッパ切欠き57,57との間の部分がストッパ部58として機能している。
開閉操作部材4は、シート収納部3と同じ材料の紙材またはプラスチックシートで形成されたものであり、上面41、底面42、後端面43および両側面44,44を有し、前方に引き出し口45が形成された5面体の箱体である。前記側面44,44の前端に位置する前記引き出し口45の縁部46,46は、上面41から底面42に向けて徐々に後退する傾斜辺となっている。
前記開閉操作部材4は、底面42から後端面43にかけて開口部47が形成されている。前記開口部47に指を入れてシート収納部3の後端面35を押圧することにより、シート収納部3を引き出し口45から前方へ押し出すことができる。
図2に示すように、前記蓋材5の前縁部53から後方へ所定長さの部分が固定部59となっている。この固定部59は、180度反転するように折り返されて、開閉操作部材4の上面41の内面で且つ引き出し口45の直近位置に接着されている。蓋材5と前記上面41の内面との接着は、蓋材5の裏面52に設けられている前記感圧接着剤を介しての接着であってもよいし、または前記感圧接着剤よりもさらに強度な接着手段で固定されてもよい。
図2に示すように、蓋材5の前記固定部59が反転して折り返された状態で、前記シート収納部3および蓋材5が、開閉操作部材4の内部に挿入されている。このとき、シート収納部3の底面32が、開閉操作部材4の底面42に押し付けられ、且つ固定部59が反転して折り返された状態で蓋材5が開閉操作部材4の上面41に強く押し付けられるように、開閉操作部材4の上面41と底面42との間隔が設定されていることが好ましい。
次に、前記シート収納装置1の開閉操作について説明する。
図2(A)は、シート収納部3が開閉操作部材4の内部に完全に挿入された状態、すなわち開閉操作部材4がシート収納部3に対して閉鎖位置となった状態を示している。この実施の形態では、閉鎖位置である開閉操作部材4の上面41が、シート収納部3の開口部6が形成された上面31のほぼ全域を覆っている。
この状態で、蓋材5の裏面52が感圧接着剤を介してシート収納部3の上面31において開口部6の周囲に接着されており、蓋材5により開口部6が覆われている。
ウェットシート2aを取り出すときには、開閉操作部材4の前記引き出し口45の縁部46,46の前方に突出しているシート収納部3の両側面33,33を保持して、シート収納部3を引き出し口45から引き出す。または、開閉操作部材4に形成されている開口部47に指を入れて後端面35を押すことにより、シート収納部3を引き出し口45から引き出してもよい。
前記引き出し操作により、開閉操作部材4がシート収納部3に対して相対的に後方へ移動していく。このとき、蓋材5の折り部8がシート収納部3において後方へ向けて徐々に移動していくため、蓋材5はシート収納部3の上面31に対して後縁部54に向けて徐々に剥がされていく。よって、蓋材5の裏面52とシート収納部3の上面31との接着強度がある程度強くても、蓋材5は上面31から比較的容易に剥がれることができる。
図3は、シート収納部3が開閉操作部材4の内部から完全に引き出され、開閉操作部材4がシート収納部3に対して開放位置に至った状態を示している。このときシート収納部3からの蓋材5の剥がれは、ストッパ切欠き57,57の部分で停止するため、図3の状態でシート収納部3と開閉操作部材4をそれ以上移動させることができなくなる。図3の状態で、蓋材5が開口部6から離れ、また開口部6は開閉操作部材4の外側に位置する。よって、開口部6からウェットシート2aを1枚ずつあるいは所定枚数ずつ取り出すことが可能となる。
ウェットシート2aが取り出された後に、シート収納部3を開閉操作部材4の内部に押し込む。開閉操作部材4が図3に示す開放位置から図2に示す閉鎖位置へ移動する間、蓋材5の折り部8がシート収納部3の前端面34に向けて徐々に移動していく。このとき蓋材5の裏面52とシート収納部3の上面31との接着面積が前端面34に向けて徐々に増加していくため、蓋材5が曲がったり皺が寄ったりすることなく、前記上面31に蓋材5が隙間を生じることなく確実に接着される。
また、開閉操作部材4が閉鎖位置へ移動する間に、前記のように、開閉操作部材4の上面41によって蓋材5がシート収納部3の上面31に押し付けられるため、図2(A)の閉鎖姿勢で、蓋材5とシート収納部3の上面31とが隙間を有することなく、全面的に確実に接着されて、蓋材5で開口部6が密閉される。したがって、シート収納部3に収納されたウェットシート2aの乾燥を防止できる。
次に、本発明のシート収納装置の他の実施の形態を説明する。本発明のシート収納装置は、以下に記載するそれぞれの実施の形態を任意に組み合わせて構成することができる。なお、以下の各実施の形態において、前記第1の実施の形態のシート収納装置1と同じ構成または類似する構成部分に対して第1の実施の形態と同じ符号を付して、その詳しい説明は省略する。
図4は、本発明の第2の実施の形態のシート収納装置101を示す断面図である。
このシート収納装置101の開閉操作部材104は、上面41と底面42および両側面44,44を有しているが、図の左右両側に向く前方引き出し口145および後方引き出し口143が共に開口した4面体の箱体である。シート収納部103は6面体の箱体であり、上面31に開口部106が形成されているが、この開口部106は、シート収納部3の前端面34と後端面35とのちょうど中間位置に形成されている。
シート収納部103の上面には、開口部106を覆うように蓋材105が接着されている。そして蓋材105の前方固定部159aと後方固定部159bの双方が180度反転して折り返され、前方固定部159aと後方固定部159bの双方が、開閉操作部材104の上面41の内面に接着固定されている。
このシート収納装置101は、図4に示す閉鎖位置から、シート収納部103を開閉操作部材104の前方引き出し口145から前方(X1方向)へ引き出すことができ、また後方引き出し口143から後方(X2方向)へ引き出すことができる。シート収納部103をそれぞれの方向へ引き出すとき、すなわち開閉操作部材104をX1方向とX2方向のそれぞれに移動させて開放位置へ至らせる間、蓋材105がシート収納部103の上面31から徐々に剥がされて、開口部106が露出するようになる。
図5は本発明の第3の実施の形態のシート収納装置201を示す断面図である。
図5に示すシート収納装置201は、第1の実施の形態のシート収納装置1の変形例である。このシート収納装置201では、図5に示す閉鎖位置において、蓋材5の前端部である固定部59aが、開閉操作部材4の引き出し口45から外方へ延び、且つ180度反転するように折り返されて、蓋材5の表面51が開閉操作部材4の上面41の外面に接着されて固定されている。
前記蓋材5の裏面52では、開閉操作部材4の外へ突出している部分に前記感圧接着剤が設けられておらず、図5の状態で開閉操作部材4の内部に位置している部分において前記裏面52に感圧接着剤が設けられ、蓋材5がシート収納部3の上面31に接着されている。よって図5の状態で、蓋材5の接着面が外部に露出することがない。
また、図5では、シート収納部3の上面31に接着されている蓋材5と、開閉操作部材4の上面41の内面との間に隙間が形成されているように図示されているが、実際には蓋材5と前記上面41とが密接し、上面41により前記蓋材5がシート収納部3の上面31に加圧されている。
このシート収納装置201では、蓋材5の非接着面である表面51が、開閉操作部材4の上面41の内面に常に対向するため、シート収納部3が開閉操作部材4の内部から引き出されるときに、蓋材5が前記上面41の内面に接着されることがない。よって、シート収納部3と開閉操作部材4との相対移動をスムーズに行うことができる。
図6は本発明の第4の実施の形態のシート収納装置301を示す部分拡大断面図である。
このシート収納装置301は、第1の実施の形態のシート収納装置1の変形例である。このシート収納装置301では、開閉操作部材4の上面41の内側に加圧部材302が設けられている。この加圧部材302は、金属板ばね、または樹脂シートで形成された板ばねである。この加圧部材302には押圧部303が形成されており、この押圧部303によって、蓋材5が、シート収納部3の上面31に常に加圧されている。
このシート収納装置301では、シート収納部3を開閉操作部材4の内部に挿入するときに、加圧部材302により蓋材5がシート収納部3の上面31に押し付けられるため、蓋材5が前記上面31に確実に接着されて、開口部6を常に密閉できる。
図7は本発明の第5の実施の形態のシート収納装置401を示す斜視図である。
このシート収納装置401は、シート収納部403の構造が前記各実施の形態と相違している。前記開閉操作部材4および蓋材5に関しては、前記第1の実施の形態のシート収納装置1などと同じである。
シート収納部403は、下容器404と上容器405に分離されており、それぞれがポリプロピレン樹脂(PP),ポリエチレン樹脂(PE),ポリスチレン樹脂(PS),アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS),エラストマ−樹脂,ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET),ポリ塩化ビニル樹脂(PVC),ポリカーボネート樹脂などの合成樹脂材料により形成されている。下容器404と上容器405の成形方法は射出成形(インジェクション成形)、あるいは前記各種樹脂シートを加熱させて変形させる圧空成形や真空成形などである。
下容器404の開口部周縁には段差部404aが形成されて、この段差部404aが上容器405に嵌合されて、シート収納部403の内部が密閉できるようになっている。なお、下容器404と上容器405の開口部の縁部どうしが接着されて、下容器404と上容器405とが組み合わされて密閉されていてもよい。
前記上容器405の上面には、ウェットシート2aを取り出す開口部406が形成されており、前記上面に接着された蓋材5によって前記開口部406が閉鎖されている。
前記シート収納部403の内部には、ウェットシート2aが複数枚重ねられたウェットシート積層体2が直接に収納される。あるいは、前記シート収納部403にシート包装体70が収納されるものであってもよい。このシート包装体70は、樹脂フィルムまたは樹脂フィルムと金属箔とのラミネート材などで形成された軟質の包装材で形成された袋体71の内部に、ウェットシート積層体2が収納されており、前記袋体71にウェットシート2aを取り出す開口部76が形成されている。
前記シート包装体70には、前記開口部76を覆う蓋シール(図示せず)が接着されているが、この蓋シールを剥がしてからシート包装体70をシート収納部403の内部に収納する。このとき、袋体71の開口部76と上容器405の開口部406とが連通され、上容器405の開口部406から装体71の内部のウェットシート2aを取り出せるようになる。
図8は本発明の第6の実施の形態のシート収納装置501を示す斜視図である。
このシート収納装置501は、シート収納部503の構造が前記各実施の形態と相違している。前記開閉操作部材4および蓋材5に関しては、前記第1の実施の形態のシート収納装置1などと同じである。
前記シート収納部503は、上部が開口したトレイ504を有している。このトレイ504は、紙材を折ることで形成され、または各種熱可塑性樹脂フィルムのシートを加熱して変形させる圧空成形または真空成形により形成されたものである。トレイ504の開口部の周囲にはフランジ部504aが折曲げ形成されており、前記フランジ部504aに樹脂フィルム505がヒートシールされている。
樹脂フィルム505は、ポリエチレンなどのシーラント層とポリプロピレンなどの本体シートとがラミネートされたものであり、トレイ504の内部にウェットシート積層体2が収納された状態で、前記シーラント層が前記フランジ部504aにヒートシールされている。
前記樹脂フィルム505には開口部506が形成されており、シート収納部503の内部のウェットシート2aが前記開口部506から取り出し可能である。そして、前記蓋体5は、前記樹脂フィルム505の表面に接着されて開口部506を閉鎖している。また、前記蓋材5の固定部59が、開閉操作部材4に接着されている。
前記シート収納部503は、トレイ504の内部にウェットシート積層体2が収納された後に、樹脂フィルム505をヒートシールする工程で形成でき、シート収納部503の製造工程を簡単にでき、量産性に優れたものとなる。
図9と図10は、本発明の第7の実施の形態のシート収納装置601Aと601Bをそれぞれ示す斜視図である。
図9に示すシート収納装置601Aは、シート収納部3および蓋材5が第1の実施の形態のシート収納装置1と同じである。ただし、開閉操作部材604は、上面641と両側面644,644を有する3面体であり、両側面644,644の下面に小幅寸法の摺動リブ642,642が形成されている。
前記シート収納部3の上面31と底面32が、開閉操作部材604の上面641と摺動リブ642,642との間に摺動自在に挿入される。そして、蓋体5の固定部59が、開閉操作部材604の上面641の下面に接着固定される。
図10に示すシート収納装置601Bでは、開閉操作部材604が、上面641と両側面644,644および、両側面644,644の下縁に形成された摺動リブ642,642を有する。シート収納部603は、両側面33,33に、スライド方向に延びる溝631,631が形成されている。
前記溝631,631が、開閉操作部材604の摺動リブ642,642に摺動自在に嵌合することにより、シート収納部603と開閉操作部材604とが互いにスライド動作自在に組み合わされている。
図11は、本発明の第8の実施の形態のシート収納装置701の斜視図である。
このシート収納装置701では、シート収納部703がプラスチックシートなどで形成された箱状容器であり、上面31、底面32、両側面33,33、および前端面34と後端面35が形成されている。前記前端面34は開閉自在の蓋として機能している。また、前記上面31に、大きな開口面積を有する開口部706が形成されている。
前記シート収納部703の内部には、シート包装体70が収納される。前述のように、このシート包装体70は、樹脂フィルムまたは樹脂フィルムと金属箔とのラミネート材などで形成された軟質の包装材で形成された袋体71の内部に、ウェットシート積層体2が収納されており、前記袋体71にウェットシート2aを取り出す開口部76が形成されている。
シート包装体70がシート収納部703の内部に収納されると、シート包装体70の開口部76が、シート収納部703の前記開口部706の内部に露出する。
蓋材5は、シート収納部703の上面31において、開口部706の周囲部分に接着されており、蓋材5の前端部である固定部59aが、ほぼ180度反転して折り曲げられ、開閉操作部材4の上面41の表面に接着されている。
このシート収納装置701では、シート包装体70の内部のウェットシート2aを全て取り出した時点で、新たなシート包装袋70をシート収納部703に入れ替えて使用することが可能である。
図12は、本発明の第9の実施の形態のシート収納装置801を示す斜視図である。
このシート収納装置801は、シート収納部803が、合成樹脂製の硬質の枠状の容器であり、このシート収納部803は、底面832と前端面834および後端面835を有している。そして、前記袋体71にウェットシート積層体2が収納されたシート包装体70が、前記シート収納部803に着脱自在に保持されている。そして、前記シート包装体70の上面において、前記袋体71に直接に蓋材5が接着され、この蓋材5により袋体71に形成された開口部76が閉鎖されている。
前記シート包装体70を保持したシート収納部803は、箱状の開閉操作部材4に挿入され、前記蓋材5の前端部である固定部59が、開閉操作部材4の上面41の内面に接着固定されている。
このシート収納装置801では、開閉操作部材4の内部からシート収納部803を引き出す際に、袋体71の上面に接着された蓋材5が固定部59側から徐々に剥がされて、開口部76が現れる。
また、シート収納部803を開閉操作部材4の内部に押し込む際には、蓋材5が袋体71の表面に対してストッパ部58側から前方に向けて徐々に接着されていく。このように蓋材5がストッパ部58側から前方に向けて徐々に接着されていくことにより、袋体71の表面と蓋材5とが波打ったり曲がったりすることなく、その全面において確実に接着されるようになる。またシート収納部803が開閉操作部材4に収納されたときに、開閉操作部材4の上面41で蓋材5を押さえるようにすることにより、蓋材5を袋体71の上面に確実に接着することができる。
図13は本発明の第10の実施の形態のシート収納装置901を示す斜視図である。このシート収納装置901は、前記第9の実施の形態のシート収納装置801を簡素化したものである。
この実施の形態では、シート収納部が、前記シート包装体70そのものにより形成されている。ただし、図12に示すような枠状のシート収納部803を使用することも可能である。そして、シート包装体70の袋体71の上面に蓋材5が直接に接着されて開口部76が覆われている。
開閉操作部材904は、その幅寸法がシート包装体70の前後方向の長さよりも十分に小さい4面体の枠体であり、開閉操作部材904はシート包装体70の外面に直接に摺動自在に外装されている。そして、前記蓋材5の前端部である固定部59aが、開閉操作部材904の上面941の外面に接着固定されている。
図13は、開閉操作部材904が閉鎖位置にある状態を示しているが、このとき開閉操作部材904により、シート包装体70の一部のみが覆われている。
開閉操作部材904を矢印方向へスライドさせて、開放位置へ向けて移動させると、蓋材5は固定部59a側から徐々に剥がされて、開口部76が現れる。また開閉操作部材904を逆方向へスライドさせると、蓋材5はストッパ部58側から前方に向けて、袋体71の表面に徐々に接着されていく。
図14は本発明の第11の実施の形態のシート収納装置1101を示す斜視図である。
このシート収納装置1101のシート収納部1103は、合成樹脂材料で射出成形した硬質の容器である。シート収納部1103は底板1132が取り外し自在であり、内部にウエットシート積層体2または前記シート包装体70を出し入れ自在となっている。シート収納部1103の上面1131には開口部1106が形成され、蓋材5は前記開口部1106の周囲で前記上面1131に接着されている。
前記上面1131には、前記開口部1106を挟む位置に平行なガイド部1133,1133が形成されている。開閉操作部材1104は、スライド板であり、前記ガイド部1133,1133にスライド自在に取り付けられている。また開閉操作部材1104の一端には取っ手1104aが肉厚に形成されている。そして、前記蓋材5の先端部である固定部59aがほぼ180度反転して曲げられ、開閉操作部材1104の上面に接着固定されている。
図14は、開閉操作部材1104が引き出されて開放位置に至る途中を示している。開閉操作部材1104の開放動作の際に、前記蓋材5がシート収納部1103の上面1131から徐々に剥がされて、開口部1106が現れる。逆に、開閉操作部材1104を閉鎖位置へスライドさせる間に、蓋材5と上面1131との接着面積が徐々に増加して開口部1106が塞がれる。
図15は本発明の第12の実施の形態のシート収納装置1201を示す斜視図である。
この実施の形態のシート収納部1203は、前記シート収納部1103と同様の硬質の容器であり、底板1232が取り外し自在である。シート収納部1203の上面1231には窪み部1233が形成され、この窪み部1233に開口部1206が形成されている。
前記上面1231には、開閉操作部材1204が取り付けられている。この開閉操作部材1204は、その基端部1204aが前記シート収納部1203に回動自在に連結されており、上端には取っ手1204bが肉厚に形成されている。
シート収納部1203の窪み部1233では、開口部1206の周囲に蓋材5が接着されて開口部1206が塞がれている。そしてこの蓋材5の先端部である固定部59がほぼ180度反転して曲げられ、前記開閉操作部材1204の内面に固定されている。
このシート収納装置1201では、開閉操作部材1204を上方へ回動させる動作によって、蓋材5が窪み部1233の表面から徐々に剥がされて開口部1206が現れる。また、開閉操作部材1204を窪み部1233に向けて回動させて閉鎖位置へ移動させると、蓋材5が窪み部1233の表面に接着されて、開口部1206が塞がれる。
開閉操作部材1204は閉鎖位置で軽くロックされる構造が好ましい。この実施の形態では、開閉操作部材1204のみで開口部1206を塞ぐのではなく、開閉操作部材1204の閉鎖動作に応じて、蓋材5を窪み部1233の表面に接着させて開口部1206を閉鎖するため、閉鎖状態で内部の密閉状態を維持でき、ウェットシート2aの乾燥を防止しやすい。
本発明の第1の実施の形態のシート収納装置を示す斜視図、 (A)は図1に示す第1の実施の形態のシート収納装置のII−II線の断面図、(B)は、第1の実施の形態のシート収納装置の開放動作の途中を示す拡大断面図、 第1の実施の形態のシート収納装置の開閉操作部材が開放位置へ移動した状態を示す斜視図、 本発明の第2の実施の形態のシート収納装置を示す断面図、 本発明の第3の実施の形態のシート収納装置を示す断面図、 本発明の第4の実施の形態のシート収納装置を示す一部拡大断面図、 本発明の第5の実施の形態のシート収納装置を示す分解斜視図、 本発明の第6の実施の形態のシート収納装置を示す斜視図、 本発明の第7の実施の形態のシート収納装置を示す斜視図、 本発明の第7の実施の形態のシート収納装置の変形例を示す斜視図、 本発明の第8の実施の形態のシート収納装置を示す斜視図、 本発明の第9の実施の形態のシート収納装置を示す斜視図、 本発明の第10の実施の形態のシート収納装置を示す斜視図、 本発明の第11の実施の形態のシート収納装置を示す斜視図、 本発明の第12の実施の形態のシート収納装置を示す斜視図、
符号の説明
1 シート収納装置
2 ウェットシート積層体
3 シート収納部
31 シート収納部の上面
4 開閉操作部材
5 蓋材
57 ストッパ切欠き
58 ストッパ部
59,59a 固定部
6 開口部
70 シート包装体
71 袋体
76 開口部
101 シート収納装置
103 シート収納部
104 開閉操作部材
105 蓋材
201 シート収納装置
301 シート収納装置
302 加圧部材
401 シート収納装置
403 シート収納部
501 シート収納装置
503 シート収納部
506 開口部
601A,601B シート収納装置
603 シート収納部
604 開閉操作部材
701 シート収納装置
703 シート収納部
706 開口部
801 シート収納装置
803 シート収納部
901 シート収納装置
904 開閉操作部材
1101 シート収納装置
1103 シート収納部
1104 開閉操作部材
1201 シート収納装置
1203 シート収納部
1204 開閉操作部材

Claims (11)

  1. シートを取り出す開口部が設けられたシート収納部と、前記シート収納部に移動可能に組み合わされて閉鎖位置と開放位置との間を移動する開閉操作部材とが設けられたシート収納装置において、
    前記開口部の周囲に接着される可撓性の蓋材が設けられて、前記蓋材の一部が前記開閉操作部材に固定されており、前記開閉操作部材が前記閉鎖位置にあるときに前記蓋材が前記開口部を覆い、前記開閉操作部材が前記閉鎖位置から前記開放位置に移動するにしたがって、前記開閉操作部材と共に前記蓋材が前記開口部の周囲から離れて前記開口部が露出されることを特徴とするシート収納装置。
  2. 前記開閉操作部材は、前記シート収納部に対してスライド動作自在であり、スライド方向に向く前記蓋材の前端部が反転して折り返されて前記開閉操作部材に固定されている請求項1記載のシート収納装置。
  3. 前記蓋材は、前記前端部と逆向きとなる後縁部と、前記スライド方向に延びる両側縁とを有しており、前記後縁部から前方へ距離を空けた位置で前記両側縁から切欠きが形成されており、
    前記蓋材が前記開口部から離れるときに、前記切欠きと前記後縁部とで挟まれた部分が前記シート収納部に接着されたストッパ部として機能する請求項2記載のシート収納装置。
  4. 前記開閉操作部材は、前記シート収納部に対してスライド動作自在であり、スライド方向に向く前記蓋材の前端部および後端部が反転して折り返されて、前記前端部と後端部が共に前記開閉操作部材に固定されており、
    前記開閉操作部材が一方向へスライドするときと他方向へスライドするときの双方において、前記開閉操作部材と共に前記蓋材が前記開口部の周囲から離れて前記開口部が露出される請求項1記載のシート収納装置。
  5. 前記開閉操作部材は、前記シート収納部の前記開口部が形成されている面を覆う上面と、前記シート収納部の両側部を覆う両側面とを少なくとも有している請求項2ないし4のいずれかに記載のシート収納装置。
  6. 前記開閉操作部材が閉鎖位置のときに、前記上面が前記シート収納部の前記開口部が形成されている面のほぼ全域を覆う請求項5記載のシート収納装置。
  7. 前記開閉操作部材が閉鎖位置のときに、前記上面が前記シート収納部の前記開口部が形成されている面の一部のみを覆う請求項5記載のシート収納装置。
  8. 前記シート収納部は硬質の容器で、シートを取り出す前記開口部が形成されており、前記蓋材は、前記開口部の周囲で前記容器の表面に接着可能である請求項2ないし7のいずれかに記載のシート収納装置。
  9. 前記シート収納部は、開口部を有する軟質な袋体にシートが包まれたシート包装体であり、前記開閉操作部材が前記シート包装体の外側にスライド自在に組み込まれ、前記シート包装体の前記開口部の周囲に接着された前記蓋材が、前記開閉操作部材に固定されている請求項2ないし7のいずれかに記載のシート収納装置。
  10. 前記シート収納部は硬質の容器であり、前記開閉操作部材は、前記容器の前記開口部が形成されている面にスライド自在に設けられたスライド板であり、スライド方向に向く前記蓋材の前端部が反転して折り返されて前記スライド板に固定されている請求項1記載のシート収納装置。
  11. 前記シート収納部は硬質の容器であり、前記開閉操作部材は、前記開口部に対向する閉鎖位置から開口部から離れる開放位置へ向けて回動自在であり、前記蓋材の端部が前記開閉操作部材に固定されている請求項1記載のシート収納装置。
JP2003364170A 2003-10-24 2003-10-24 シート収納装置 Expired - Fee Related JP4324445B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003364170A JP4324445B2 (ja) 2003-10-24 2003-10-24 シート収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003364170A JP4324445B2 (ja) 2003-10-24 2003-10-24 シート収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005126115A true JP2005126115A (ja) 2005-05-19
JP4324445B2 JP4324445B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=34643231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003364170A Expired - Fee Related JP4324445B2 (ja) 2003-10-24 2003-10-24 シート収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4324445B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010001903A1 (ja) * 2008-07-02 2010-01-07 ユニ・チャーム株式会社 収容装置
JP2013095505A (ja) * 2011-11-07 2013-05-20 Toppan Printing Co Ltd 包装容器およびこれを用いた包装体の製造方法
JP2013136393A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daio Paper Corp ウェットティシュー包装体及び蓋シール
KR101467545B1 (ko) * 2012-10-09 2014-12-10 에이제이 주식회사 리필식 시트 패키지, 리필 카트리지용 리드 및 리필식 시트 카트리지
JP2014234220A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 花王株式会社 ウエットシート収容体
JP2016188110A (ja) * 2016-08-10 2016-11-04 大日本印刷株式会社 包装容器
JP2020121760A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 ヤマトエスロン株式会社 取替式スライドケース
WO2024001862A1 (zh) * 2022-06-27 2024-01-04 郑州奥纳威生物科技有限公司 一种湿巾密封装置
KR102646767B1 (ko) * 2023-08-31 2024-03-12 아세아도 주식회사 슬라이딩 덮개 구조체 및 이를 구비한 물티슈 수용 패키지

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101498354B1 (ko) * 2013-01-28 2015-03-03 이승현 물티슈 포장팩 설치장치

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010001903A1 (ja) * 2008-07-02 2010-01-07 ユニ・チャーム株式会社 収容装置
JP2010013143A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Uni Charm Corp 収容装置
CN102076576B (zh) * 2008-07-02 2012-11-28 尤妮佳股份有限公司 收纳装置
JP2013095505A (ja) * 2011-11-07 2013-05-20 Toppan Printing Co Ltd 包装容器およびこれを用いた包装体の製造方法
JP2013136393A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daio Paper Corp ウェットティシュー包装体及び蓋シール
KR101467545B1 (ko) * 2012-10-09 2014-12-10 에이제이 주식회사 리필식 시트 패키지, 리필 카트리지용 리드 및 리필식 시트 카트리지
JP2014234220A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 花王株式会社 ウエットシート収容体
JP2016188110A (ja) * 2016-08-10 2016-11-04 大日本印刷株式会社 包装容器
JP2020121760A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 ヤマトエスロン株式会社 取替式スライドケース
JP7299600B2 (ja) 2019-01-30 2023-06-28 ヤマトエスロン株式会社 取替式スライドケース
WO2024001862A1 (zh) * 2022-06-27 2024-01-04 郑州奥纳威生物科技有限公司 一种湿巾密封装置
KR102646767B1 (ko) * 2023-08-31 2024-03-12 아세아도 주식회사 슬라이딩 덮개 구조체 및 이를 구비한 물티슈 수용 패키지

Also Published As

Publication number Publication date
JP4324445B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3318166B2 (ja) ウエットティッシュ包装体
KR100451612B1 (ko) 가요성 백
JP5905996B2 (ja) ウェットシート包装体用蓋体及びウェットシート包装体
US9067724B2 (en) Wet tissue package
JP5180706B2 (ja) 収容装置
JP4324445B2 (ja) シート収納装置
JP5976287B2 (ja) 包装体及び包装体の開閉蓋
CN109890726B (zh) 湿片包装体
JP3322805B2 (ja) ウエットティッシュ包装体
WO2006035697A1 (ja) ウエットティシュ包装体
JPH11268783A (ja) 包装体の開封構造
JP2004026197A (ja) 密閉容器用ラベルとその製造方法
JP6001868B2 (ja) 包装体及び包装体の開閉蓋
CA2622447A1 (en) Child resistant card
JP3207763U (ja) ウェットシート包装体用の蓋部材
JPH06292639A (ja) 皮膚清拭用品の包装袋
JP3642879B2 (ja) 包装体の開封機構
JPH11314686A (ja) 包装体の開封構造
KR101199894B1 (ko) 진공 밸브 및 이를 제조하는 방법
JP2004331158A (ja) ウエットティッシュ包装体
JP3059752U (ja) シート状開閉蓋を有する包装体
JP2000079075A (ja) ウエットシート収納箱およびその製造方法
WO1997036527A1 (fr) Distributeur de serviettes humides
JP6154168B2 (ja) 薄葉紙収容容器
JP2019210047A (ja) ウェットシート包装体の蓋形成ユニットおよびウェットシート包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4324445

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees