JP2006140691A - 遠隔制御システム及び遠隔制御方法 - Google Patents

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Kentaro Miyano
謙太郎 宮野
Tomoya Urushihara
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Abstract

【課題】 家電機器の利用者が複数存在する場合でも、各ユーザが個別に家電機器を制御することがきる遠隔制御システム及び遠隔制御方法を提供する。
【解決手段】 家電機器100はユーザ判定部105とユーザ設定部106とを有し、無線端末装置110は、第2の無線部112と第1の無線部114とを有し、無線端末装置110は第1の無線部を介して基地局120から基地局IDを受信し、ユーザIDと基地局IDとを第2の無線部112から送信する。家電機器100は受信したユーザIDとユーザ設定部106で設定されたユーザをユーザ判定部105で比較し、制御が実施するかどうかを判断する。制御が実行された場合、制御されたことを示す設定を施すことにより、複数のユーザによる制御の重複を回避する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遠隔地より自宅などの目的とする場所にある家電機器を制御可能な遠隔制御システム及び遠隔制御方法に関する。
従来、外出先から自宅の家電機器(エアコンや風呂湯沸し器等)を遠隔操作できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図19は、特許文献1で開示された遠隔制御システムの構成を示すブロック図である。この図において、携帯端末1と固定局2との通信により、携帯端末1の利用者のユーザIDと固定局2の固定局ID(位置情報)とが帰宅時間予測装置4へ送信される。帰宅時間予測装置4では、帰宅経路判定部42が、携帯端末1のユーザIDと固定局2の固定局IDに基づき、ユーザIDを持つ利用者が帰宅中であるか否かを判定する。帰宅中と判断されると、帰宅時間予測部43が帰宅時間を予測する。一方、家電機器制御装置8では、帰宅時間予測装置4の帰宅時間予測部43で予測された予測帰宅時間に基づき家電機器の制御が行われる。
特開2002−267487号公報(第18頁、図1)
しかしながら、従来の遠隔制御システムにおいては、家電機器の利用者が複数存在する場合には、各ユーザが個別に家電機器を制御することができないという問題がある。すなわち、従来の遠隔制御システムでは、家庭内の複数の家電機器それぞれが、誰によって制御されようとしているのか識別できないことから、各ユーザが個別に家電機器を制御することができない。因みに、一人住まいであれば、自宅の家電機器は全てその人の所有であるので、制御するユーザを識別する必要がない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、家電機器の利用者が複数存在する場合でも、各ユーザが個別に家電機器を制御することができる遠隔制御システム及び遠隔制御方法を提供することを目的とする。
(1) 遠隔制御システムにおいて、所有するユーザを特定するユーザ情報を持つ無線端末装置と、ゲートウェイを用いて家庭内ネットワークを形成し、それぞれが前記無線端末装置を所有するユーザ毎にユーザ情報に対応する登録ユーザ情報を持つ複数の家電機器とを具備し、前記無線端末装置は、自己の制御対象である前記複数の家電機器のうち少なくとも1つを制御する際に自己のユーザ情報を前記家庭内ネットワークに向けて送信し、前記各家電機器は、前記無線端末装置から送信されたユーザ情報を受信することで該ユーザ情報が自己の登録ユーザ情報と一致するか否かを判定し、一致する場合に制御を実行する構成を採る。
上記構成によれば、各家電機器に家庭内の誰の所有物であるのかを判断できる登録ユーザ情報を設けたので、家電機器の利用者が複数存在する場合でも、各ユーザが個別に家電機器を制御することが可能となる。
(2) 上記(1)に記載の遠隔制御システムにおいて、それぞれが自己の位置を含む基地局情報を持つ複数の基地局を具備し、前記無線端末装置は、自己の制御対象である前記複数の家電機器のうち少なくとも1つを制御する際に、自己の現在地を通信エリアとする前記基地局と通信を行って該基地局の位置情報を含む基地局情報を取得し、取得した基地局情報と自己のユーザ情報とを前記家庭内ネットワークに向けて送信し、前記各家電機器は、前記無線端末装置から送信された基地局情報とユーザ情報とを受信することで該ユーザ情報が自己の登録ユーザ情報と一致するか否かを判定し、一致する場合、前記基地局情報に含まれる位置情報を用いて前記無線端末装置のユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間を推定し、推定した到着時間に基づいて制御を実行する構成を採る。
上記構成によれば、基地局の位置情報を基に、無線端末装置を所有するユーザの家庭内ネットワークへの到達時間を推定するので、家電機器を効果的に制御することが可能となる。例えば、無線端末装置を所有するユーザが家庭内ネットワークに到達する時間即ち帰宅時間が1時間で、湯沸かし器を20分動作させるとお風呂の温度が適温になるとすると、40分後に湯沸かし器を動作させることで、帰宅時のお風呂の温度を適温にすることができる。
(3) 上記(1)又は(2)に記載の遠隔制御システムにおいて、前記各家電機器は、制御済みか否かを示す制御情報を持ち、前記無線端末装置から送信されたユーザ情報が自己の登録ユーザ情報と一致する場合に、前記制御情報を参照して制御済みか否かを判定し、制御済みでなければ制御を実行し、制御済みであれば制御を実行しない構成を採る。
上記構成によれば、一度制御すると、それ以降の制御を無効にするので、家電機器に対する制御の重複による誤った制御を回避することができる。
(4) 上記(1)から(3)のいずれかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記家庭内ネットワーク内に設けられ前記無線端末装置と通信を行う家庭用基地局を具備し、前記無線端末装置は、前記家庭用基地局の通信エリアに入って該家庭用基地局と通信を行うことで、自己のユーザ情報を前記家庭内ネットワークに向けて送信し、前記各家電機器は、前記家庭内ネットワーク内にいるユーザの情報を示す家庭内ユーザ情報を持ち、前記無線端末装置が前記家庭内基地局と通信を行う毎に前記家庭内ユーザ情報を更新して、前記家庭内ネットワーク内に存在する前記無線端末装置を所有する各ユーザの情報を管理することにより、前記無線端末装置を所有する各ユーザの前記家庭内ネットワークへの出入りに応じた制御を実行する構成を採る。
上記構成によれば、無線端末装置のユーザの家庭内ネットワーク内への出入り情報を管理できるので、各家電機器を所有する各ユーザの家を出入りに応じた制御が可能となる。
(5) 上記(1)から(4)のいずれかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記無線端末装置は、時計機能を持ち、該時計機能により前記家電機器を自動制御するアラーム設定を可能とする構成を採る。
上記構成によれば、現在時刻の報知やアラーム設定ができ、特にアラーム設定した場合には例えば各ユーザの起床時間に合わせた家電機器の制御が可能となる。
(6) 上記(1)から(5)のいずれかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記無線端末装置は、自己の現在地を通信エリアとする前記基地局と通信を行って、該基地局の位置情報を含む基地局情報から自宅に向かうか否かを判定し、前記自宅に向かうと判断した場合に次の基地局から自宅直前の基地局までの間の全ての基地局との間の通信を行わない構成を採る。
上記構成によれば、最初に基地局と通信することで、その基地局から自宅に着くまでの間の全ての基地局とは通信を行わないことから、家電機器に対する制御の重複による誤った制御を回避することができる。
(7) 上記(1)から(6)のいずれかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記各家電機器は、複数の制御内容を実行できるとともに、そのうちの1つをユーザが任意に選択でき、前記無線端末装置による遠隔制御時に、ユーザによって選択された制御内容を実行する構成を採る。
上記構成によれば、家電機器を単にオン、オフするだけでは実現できない複雑な家電機器の制御が可能となる。例えば、家電機器がエアコンの場合、夏には冷房を選択し、冬には暖房を選択することで、夏にエアコンを制御すると冷房運転が行われ、冬にエアコンを制御すると暖房運転が行われる。
(8) 上記(3)から(7)のいずれかに記載の遠隔制御システムにおいて、前記各家電機器は、前記無線端末装置を所有する2人以上のユーザによる共通使用を可能とする登録ユーザ情報を持つ場合、共通使用を可能とする2人以上のユーザによる制御が競合した場合、各ユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間の違い又は予めユーザ毎に与えられた優先順位に従って制御の実行開始時間を変更する構成を採る。
上記構成によれば、1つの家電機器に対して少なくとも2人のユーザによる制御が重複しても競合を回避するので、最適な制御が可能となる。
(9) 自宅にある家電機器を遠隔制御可能な無線端末装置において、本装置を所有するユーザを特定するユーザ情報を記憶する記憶手段と、現在置を通信エリアとする基地局と通信を行って、該基地局の位置情報を含む基地局情報を取得する第1の無線手段と、本装置を所有するユーザによって遠隔制御するための操作が行われた場合、前記第1の無線手段が取得した基地局情報と前記記憶手段に格納されたユーザ情報とを前記自宅の家電機器へ送信する第2の無線手段と、を具備する構成を採る。
上記構成によれば、家電機器に無線端末装置を所有するユーザの情報と通信を行った基地局の位置情報を含む基地局情報を送るので、家電機器側では自己が無線端末装置を所有するユーザの所有物かを判断したり、無線端末装置を所有するユーザの帰宅までの時間を推定したりすることが可能となる。
(10) 上記(9)に記載の無線端末装置において、時計手段と、前記時計手段により得られる時刻に対し、前記家電機器を自動制御するためのアラーム設定を行うアラーム設定手段と、を具備する構成を採る。
上記構成によれば、現在時刻の報知やアラーム設定ができ、特にアラーム設定した場合には例えば各ユーザの起床時間に合わせた家電機器の制御が可能となる。
(11) 上記(9)又は(10)に記載の無線端末装置において、現在地を通信エリアとする前記基地局と通信を行って、該基地局から取得した位置情報を含む基地局情報に基づき自宅に向かうか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が自宅に向かうと判断した場合に次の基地局から自宅直前の基地局までの間の全ての基地局との間の通信を禁止する通信禁止手段と、を具備する構成を採る。
上記構成によれば、最初に基地局と通信することで、その基地局から自宅に着くまでの間の全ての基地局とは通信を行わないことから、家電機器に対する制御の重複による誤った制御を回避することができる。
(12) 無線端末装置によって遠隔制御される家電機器において、前記無線端末装置と通信を行う通信手段と、前記無線端末装置を所有するユーザのユーザ情報に対応する登録ユーザ情報を記憶する登録ユーザ情報記憶手段と、前記無線端末装置から、前記無線端末装置を所有するユーザのユーザ情報及び前記無線端末装置が通信エリア内の基地局と通信を行うことで取得した前記基地局の位置情報を含む基地局情報とが送られてきた場合に、前記ユーザ情報が前記登録ユーザ情報記憶手段に記憶されている登録ユーザ情報と一致するか否かを判定する判定手段と、前記ユーザ情報と前記登録ユーザ情報とが一致する場合、前記基地局情報に含まれる位置情報を用いて前記無線端末装置のユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間を推定し、推定した到着時間に基づいて制御を実行する制御手段と、を具備する構成を採る。
上記構成によれば、基地局の位置情報を基に、無線端末装置を所有するユーザの家庭内ネットワークへの到達時間を推定するので、家電機器を効果的に制御することが可能となる。例えば、無線端末装置を所有するユーザが家庭内ネットワークに到達する時間即ち帰宅時間が1時間で、湯沸かし器を20分動作させるとお風呂の温度が適温になるとすると、40分後に湯沸かし器を動作させることで、帰宅時のお風呂の温度を適温にすることができる。
(13) 上記(12)に記載の家電機器において、制御済みか否かを示す制御情報を記憶する制御情報記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記ユーザ情報と前記登録ユーザ情報とが一致する場合に、前記制御情報記憶手段を参照して制御済みか否かを判定し、制御済みでなければ制御を実行し、制御済みであれば制御を実行しない構成を採る。
上記構成によれば、一度制御すると、それ以降の制御を無効にするので、家電機器に対する制御の重複による誤った制御を回避することができる。
(14) 上記(12)又は(13)に記載の家電機器において、前記家庭内ネットワーク内にいるユーザの情報を示す家庭内ユーザ情報を記憶する家庭内ユーザ記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記無線端末装置が前記家庭内基地局と通信を行う毎に前記家庭内ユーザ情報記憶手段の内容を更新して、前記家庭内ネットワーク内に存在する前記無線端末装置を所有する各ユーザの情報を管理することにより、前記無線端末装置を所有する各ユーザの前記家庭内ネットワークへの出入りに応じた制御を実行する構成を採る。
上記構成によれば、無線端末装置のユーザの家庭内ネットワーク内への出入り情報を管理できるので、各家電機器を所有する各ユーザの家を出入りに応じた制御が可能となる。
(15) 上記(12)から(14)のいずれかに記載の家電機器において、実行可能な複数の制御内容のうちの1つをユーザが任意に設定できるユーザ設定手段を具し、前記制御手段は、前記無線端末装置による遠隔制御時に、ユーザによって選択された制御内容を実行する構成を採る。
上記構成によれば、家電機器を単にオン、オフするだけでは実現できない複雑な家電機器の制御が可能となる。例えば、家電機器がエアコンの場合、夏には冷房を選択し、冬には暖房を選択することで、夏にエアコンを制御すると冷房運転が行われ、冬にエアコンを制御すると暖房運転が行われる。
(16) 上記(12)から(15)のいずれかに記載の家電機器において、前記制御手段は、前記登録ユーザ情報記憶手段に、前記無線端末装置を所有する2人以上のユーザによる共通使用を可能とする登録ユーザ情報が記憶されていて、共通使用を可能とする2人以上のユーザによる制御が競合した場合、各ユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間の違い又は予めユーザ毎に与えられた優先順位に従って制御の実行開始時間を変更する構成を採る。
上記構成によれば、1つの家電機器に対して少なくとも2人のユーザによる制御が重複しても競合を回避するので、最適な制御が可能となる。
(17) 無線端末装置にて家電機器を遠隔制御する遠隔制御方法において、前記無線端末装置に、これを所有するユーザを特定するユーザ情報を持たせ、前記無線端末装置の制御対象となる家電機器に、前記無線端末装置を所有するユーザのユーザ情報に対応する登録ユーザ情報を持たせ、前記無線端末装置が前記家電機器を制御する際に前記家電機器に向けてユーザ情報を送信し、前記無線端末装置から送信されたユーザ情報を前記家電機器が受信することで該ユーザ情報が登録ユーザ情報と一致するか否かを判定し、一致する場合に制御を実行する。
上記方法によれば、各家電機器に家庭内の誰の所有物であるのかを判断できる登録ユーザ情報を設けたので、家電機器の利用者が複数存在する場合でも、各ユーザが個別に家電機器を制御することが可能となる。
(18) 上記(17)に記載の遠隔制御方法において、前記無線端末装置が前記家電機器とは別に通信を行う基地局に、基地局の位置情報を含む基地局情報を送信させるようにし、前記無線端末装置が前記家電機器を制御する際に通信エリア内の前記基地局と通信を行って該基地局の基地局情報を取得し、取得した基地局情報とユーザ情報とを前記家電機器に向けて送信し、前記家電機器が前記無線端末装置から送信された基地局情報とユーザ情報とを受信することで該ユーザ情報が登録ユーザ情報と一致するか否かを判定し、一致する場合、前記基地局情報に含まれる位置情報を用いて前記無線端末装置のユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間を推定し、推定した到着時間に基づいて制御を実行する。
上記方法によれば、基地局の位置情報を基に、無線端末装置を所有するユーザの家庭内ネットワークへの到達時間を推定するので、家電機器を効果的に制御することが可能となる。例えば、無線端末装置を所有するユーザが家庭内ネットワークに到達する時間即ち帰宅時間が1時間で、湯沸かし器を20分動作させるとお風呂の温度が適温になるとすると、40分後に湯沸かし器を動作させることで、帰宅時のお風呂の温度を適温にすることができる。
(19) 上記(17)又は(18)に記載の遠隔制御方法において、前記家電機器に制御済みか否かを示す制御情報を持たせ、前記家電機器が前記無線端末装置から送信されたユーザ情報が登録ユーザ情報と一致するか否かを判定し、一致する場合に、前記制御情報を参照して制御済みか否かを判定し、制御済みでなければ制御を実行し、制御済みであれば制御を実行しないようにする。
上記方法によれば、一度制御すると、それ以降の制御を無効にするので、家電機器に対する制御の重複による誤った制御を回避することができる。
(20) 上記(17)から(19)のいずれかに記載の遠隔制御方法において、前記家電機器がある前記家庭内ネットワーク内に家庭用基地局を設け、前記家電機器に家の中にいるユーザの情報を示す家庭内ユーザ情報を持たせ、前記無線端末装置が前記家庭内基地局と通信を行う毎に前記家電機器が前記家庭内ユーザ情報を更新して、前記家庭内ネットワーク内に存在する前記無線端末装置を所有する各ユーザの情報を管理することにより、前記無線端末装置を所有する各ユーザの前記家庭内ネットワークへの出入りに応じた制御を実行する。
上記方法によれば、無線端末装置のユーザの家庭内ネットワーク内への出入り情報を管理できるので、各家電機器を所有する各ユーザの家を出入りに応じた制御が可能となる。
(21) 上記(17)から(20)のいずれかに記載の遠隔制御方法において、前記無線端末装置に時計機能を持たせ、該時計機能により前記家電機器を自動制御するアラーム設定を可能とする。
上記方法によれば、現在時刻の報知やアラーム設定ができ、特にアラーム設定した場合には例えば各ユーザの起床時間に合わせた家電機器の制御が可能となる。
(22) 上記(17)から(21)のいずれかに記載の遠隔制御方法において、前記無線端末装置が自己の現在地を通信エリアとする前記基地局と通信を行って、該基地局の位置情報を含む基地局情報から自宅に向かうか否かを判定し、前記自宅に向かうと判断した場合に次の基地局から自宅直前の基地局までの間の全ての基地局との間の通信を行わない。
上記方法によれば、最初に基地局と通信することで、その基地局から自宅に着くまでの間の全ての基地局とは通信を行わないことから、家電機器に対する制御の重複による誤った制御を回避することができる。
(23) 上記(17)から(22)のいずれかに記載の遠隔制御方法において、前記家電機器が複数の制御内容を実行できるとともに、そのうちの1つをユーザが任意に選択でき、前記無線端末装置による遠隔制御時に、ユーザによって選択された制御内容を実行する。
上記方法によれば、家電機器を単にオン、オフするだけでは実現できない複雑な家電機器の制御が可能となる。例えば、家電機器がエアコンの場合、夏には冷房を選択し、冬には暖房を選択することで、夏にエアコンを制御すると冷房運転が行われ、冬にエアコンを制御すると暖房運転が行われる。
(24) 上記(17)から(23)のいずれかに記載の遠隔制御方法において、前記家電機器に、前記無線端末装置を所有する2人以上のユーザによる共通使用を可能とする登録ユーザ情報を持たせ、共通使用を可能とする2人以上のユーザによる制御が競合した場合、各ユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間の違い又は予めユーザ毎に与えられた優先順位に従って制御の実行開始時間を変更する。
上記方法によれば、1つの家電機器に対する少なくとも2人のユーザによる制御が重複しても競合を回避するので、最適な制御が可能となる。
本発明によれば、家電機器の利用者が複数存在する場合でも、各ユーザが個別に家電機器を制御することがきる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る遠隔制御システムの概略構成を示すブロック図である。この図において、本実施の形態の遠隔制御システムは、複数の家電機器100−1、100−2、100−3、…、100−nと、無線端末装置110と、基地局120と、ネットワーク130と、家庭内ネットワーク140とを備えて構成される。複数の家電機器100−1、100−2、100−3、…、100−nは、ゲートウェイ141とともに家庭内ネットワーク140を構成する。ゲートウェイ141は、各家電機器100−1、100−2、100−3、…、100−nをネットワーク130に接続するものであり、一般的にルータと呼ばれるものである。
〔無線端末装置110の構成〕
無線端末装置110は、制御部111と、第2の無線部112と、記憶部113と、第1の無線部114とを備えて構成される。制御部111は装置各部を制御するものであり、例えば無線端末装置110を家庭内ネットワーク140に接続するときには第2の無線部112を制御し、基地局120に接続するときには第1の無線部114を制御する。記憶部113には無線端末装置110を所有するユーザのユーザIDが格納される。ユーザIDは無線端末装置110を所有するユーザ情報を含むものであり、各家電機器100−1、100−2、100−3、…、100−nの制御時のユーザ判定に用いられる。なお、第1の無線部114は、ICカードあるいは無線RFタグの機能を有するデバイスで構成することも可能であり、また第2の無線部112と共用することも可能である。
〔基地局120の構成〕
基地局120は、制御部121と、無線部122と、記憶部123とを備えて構成される。記憶部123には基地局IDが格納される。基地局IDは基地局120が設置された場所の位置を特定するための位置情報を含むものであり、無線端末装置110のユーザが自宅に到着するまでの時間を予測するのに用いられる。なお、基地局120は、無線端末装置110がICカードあるいは無線RFタグの機能を有する場合、ICカードあるいは無線RFタグを読み取る装置で代替が可能である。
〔家電機器100−1の構成〕
各家電機器100−1、100−2、100−3、…、100−nは、独自の機能(例えばエアコンであれば冷暖房機能)以外の通信に関する機能を有しており、該機能は夫々において共通であるので、以下、家電機器100−1を例に説明する。
家電機器100−1は、制御部101と、通信部102と、記憶部103と、タイマ104と、ユーザ判定部105と、ユーザ設定部106とを備えて構成される。なお、制御部101は、家電機器としての機能(例えば「エアコン」であれば冷暖房機能)を実現するための制御と兼用可能である。なお、ゲートウェイ141には、家電機器100−1に限らず、遠隔制御可能な通信機能を持つ全て家電機器の接続が可能である。家電機器100−1において、通信部102は、ゲートウェイ141に接続されており、ゲートウェイ141とネットワーク130を介して無線端末装置110との間で通信を行う。ユーザ設定部106は、家電機器100−1を使用するユーザを設定するものであり、ユーザ設定することで、登録ユーザとしてID(登録ユーザID)が記憶部103に記憶される。登録ユーザIDの詳細については後述する。
また、記憶部103には、登録ユーザIDの他に登録ユーザが家電機器100−1の操作を行ったかどうかを示す制御IDも格納される。この制御IDは、ユーザ判定部105によって記憶部103に格納される。ここで、家電機器100−1を3人のユーザが共通使用するとすると、各ユーザが登録ユーザとして登録されることになるが、そのうちの1人でも家電機器100−1の制御を行うと、制御IDは、制御が行われたことを示す内容となる。したがって、一度制御が行われたことを示す内容となると、実際に制御が開始されるまでは他の登録ユーザによる制御は不能となる。記憶部103には、さらに、図6に示す基地局IDとタイマ104の設定時間の対応テーブル(以下、タイマ時間設定テーブル)も格納されるようになっている。このタイマ時間設定テーブルから基地局IDに対応するタイマ設定時間が求まる。
ここで、タイマ時間設定テーブルを設けた理由について説明する。
基地局120の位置は、基地局IDから分かるので、基地局120の位置から家庭内ネットワーク140が存在する場所に移動するのにかかる時間を推定することができる。この移動するのにかかる時間に基づいて図6のようなタイマ時間設定テーブルを作成し、これを各家電機器100−1〜100−nの記憶部103に記憶させる。
ユーザ判定部105は、通信を開始した無線端末装置110が登録ユーザであるかどうか判定する。すなわち、ユーザ判定部105は、無線端末装置110と通信を開始したときに、記憶部103を参照して無線端末装置110のユーザIDに一致する登録ユーザIDがあるかどうか判定する。そして、その判定結果を制御部101に入力する。この場合、登録ユーザであれば、記憶部103を参照して制御IDの内容を調べてその結果も制御部101に入力する。この場合、通信を開始した無線端末装置110が登録ユーザであって、その無線端末装置110にて制御が行われると、制御が行われたことを示す内容の制御IDが制御部101に入力される。一方、登録ユーザであって、別の登録ユーザが先に制御を行っている場合は、既に制御済みであることを示す内容の制御IDが制御部101に入力される。
制御部101は、基地局120の基地局IDと、ユーザ判定部105の判定結果(登録ユーザか否か)と、制御IDの内容(制御済みか否か)に基づいてタイマ104の時間設定を行う。すなわち、制御部101は、通信を開始した無線端末装置110が登録ユーザであって、現時点まで一度も制御が行われていなければ、タイマ時間設定テーブル(図6参照)を参照してタイマ設定時間を求める。例えば、基地局IDが「0002」であれば、設定時間は20分となる。
タイマ時間設定テーブルを参照してタイマ時間を求めると、それをタイマ104に設定する。タイマ104にタイマ時間を設定した後、現在の時刻が該タイマ時間に到達すると、家電機器100−1が動作を開始するが、その後、例えば家電機器100−1の動作をリモコンなどで停止させる操作を行うと、家電機器100−1は動作を停止し、タイマ104はリセットされる。なお、タイマ104には、家電機器100−1の動作開始時間と動作終了時間の2つの時間を設定することも可能であり、さらに日の設定も可能である。例えば、月曜日から金曜日の午後6時から午前0時までの設定も可能である。
次に、図2に示す家電機器制御処理(1)のフローチャートと図3に示す家電機器制御処理(1)のシーケンス図を参照しながら、上記構成の遠隔制御システムの動作について説明する。
無線端末装置110を所有したユーザが基地局120の通信エリア内に入ると、無線端末装置110と基地局120との間で通信が開始される(ステップS201)。その際、無線端末装置110は基地局120の基地局IDを取得する。基地局IDを取得した後、ネットワーク130に接続し、ゲートウェイ141を介して家電機器100−1と通信を開始する。家電機器100−1と通信を開始すると、自己の記憶部113に記憶されているユーザIDと基地局120から取得した基地局IDとをネットワーク130、ゲートウェイ141を経由して家電機器100−1へ送信する(ステップS202)。
無線端末装置110から送信された無線端末装置110のユーザIDと基地局120の基地局IDを家電機器100−1が受信すると、家電機器100−1は、自己の記憶部103に記憶されている登録ユーザIDを参照して無線端末装置110のユーザIDと一致するものがあるかどうか判定する(ステップS203)。ユーザIDに一致する登録ユーザIDが無い場合は何もせず処理を終了する。これに対して、ユーザIDに一致する登録ユーザであれば、制御IDの内容を参照して制御済みかどうか判定する(ステップS204)。
既に制御済みであれば何も制御せず処理を終了する。これに対して、制御が済んでいなければタイマ104の設定を行う(ステップS205)。すなわち、基地局IDを基に、タイマ時間設定テーブルを参照してタイマ時間を求め、求めたタイマ時間をタイマ104に設定する。タイマ時間の設定後、制御IDの内容を家電機器制御済みに設定する(ステップS206)。制御IDの内容を制御済みにした後、無線端末装置110へ設定完了を示す信号を送信する(ステップS207)。なお、ステップS207は必ずしも必要とするものではなく、省くことも可能である。
ここで、上述したステップS203におけるユーザ確認処理と、ステップS204における制御IDの確認処理と、ステップS205における制御済み設定処理とを更に詳細に説明する。
〈ユーザ確認処理〉
ここで、家電機器100−1が最大4人まで利用可能であるものとする。
図4は、ユーザが最大4人の場合のユーザIDと登録ユーザIDの一覧を示す図であり、図中の「○」は該当するユーザによる制御が可能であることを示し、「×」は該当するユーザによる制御ができないことを示す。なお、ユーザID及び登録ユーザIDは、各ユーザを特定できる表現であれば16進数表現やシリアル番号など2進数表現でない表現方法も可能であり、桁数も特に限定されるものでない。
家電機器100−1では、ユーザ1〜4の誰が使用するのかを設定することが可能である。例えばユーザ1が家電機器100−1を使用する場合、ユーザ1が所有する無線端末装置110のユーザIDは図4の(a)に示のように「0001」である。したがって、ユーザ1のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「0001」となる。また、ユーザ2のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「0010」となる。また、ユーザ3のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「0100」となる。また、ユーザ4のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「1000」となる。
また、ユーザ1とユーザ2のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「0011」となる。また、ユーザ1とユーザ3のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「0101」となる。また、ユーザ1とユーザ4のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「1001」となる。また、ユーザ2とユーザ3のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「0110」となる。また、ユーザ2とユーザ4のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「1010」となる。また、ユーザ3とユーザ4のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「1100」となる。
また、ユーザ1〜ユーザ3のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「0111」となる。また、ユーザ1、ユーザ2、ユーザ4のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「1011」となる。また、ユーザ1、ユーザ3、ユーザ4のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「1101」となる。また、ユーザ2〜ユーザ4のみ制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「1110」となる。また、ユーザ1〜ユーザ4の全てで制御できるようにする場合は、図4の(b)に示すように、登録ユーザIDの値は「1111」となる。
このように家電機器100−1のユーザ判定部105は、ユーザ1が家電機器100−1を制御する場合、登録ユーザIDの1ビット目が「1」かどうか確認する。また、ユーザ2が家電機器100−1を制御する場合、登録ユーザIDの2ビット目が「1」かどうか確認する。また、ユーザ3が家電機器100−1を制御する場合、登録ユーザIDの3ビット目が「1」かどうか確認する。また、ユーザ4が家電機器100−1を制御する場合、登録ユーザIDの4ビット目が「1」かどうか確認する。
〈制御ID確認処理〉
次に、ステップS204における制御IDの確認処理について具体的に説明する。
制御IDは家電機器100が制御済みかどうかを示すものであり、例えば制御済みであれば「1」、未制御であれば「0」を割り当てることで制御済みの有無を示すことが可能である。その場合、制御IDが「0」であれば、制御が済んでいないので、家電機器100−1の制御が行われる。制御IDが「1」であれば、制御が済んでいるので、家電機器100−1に対する制御は行われない。なお、制御IDは、制御済みかどうかを特定できる表現であれば2進数表現でない表現方法も可能であり、桁数も特に限定しない。
〈制御済み設定処理〉
図5は、4台の家電機器100−1〜100−4が存在する家庭内ネットワーク140の構成例を示すブロック図である。この図において、例えば家電機器100−1はユーザ3の部屋のエアコンであり、ユーザ3が専用に使用することから、登録ユーザIDは「0100」である。また、家電機器100−2はユーザ2の部屋のエアコンであり、ユーザ2が専用に使用することから、登録ユーザIDは「0010」である。また、家電機器100−3はユーザ1の部屋のエアコンであり、ユーザ1が専用に使用することから、登録ユーザIDは「0001」である。また、家電機器100−4はリビングのエアコンであり、ユーザ1〜4が共用して使用することから、登録ユーザIDは「1111」である。なお、家電機器100−1〜100−4全てにおいて制御IDが「0」になっているものとする。
ここで、ユーザ3が家電機器を制御しようとして自己の無線端末装置110で制御のための通信を行うと(ステップS201)、各家電機器100−1〜100−4では、登録ユーザIDとユーザ3のユーザIDとを比較し、家電機器100−2及び家電機器100−3はユーザ3の所有物並びに共有物ではないと判定されるので何もせずに家電機器制御処理を終了させる。家電機器100−1及び家電機器100−4はユーザ3の所有物並びに共有物であると判定されるのでステップS204に進む。
ステップS204に進むと、家電機器100−1及び家電機器100−4の制御IDは「0」であるので、ステップS205に進み、家電機器100−1及び家電機器100−4のタイマがセットされる。これにより、家電機器100−1及び家電機器100−4の制御IDは「1」になる(ステップS206)。
ユーザ3に引き続き、ユーザ1が家電機器を制御しようとして自己の無線端末装置110で制御のための通信を行うと(ステップS201)、各家電機器100−1〜100−4では、登録ユーザIDとユーザ1のユーザIDとを比較し、家電機器100−1及び家電機器100−2はユーザ1の所有物並びに共有物ではないと判定されて家電機器制御処理が終了する。これに対して、家電機器100−3及び家電機器100−4はユーザ1の所有物並びに共有物であると判定されるのでステップS204に進む。ステップS204に進むと、家電機器100−3の制御IDは「0」であるので、家電機器100−3のタイマがセットされ、家電機器100−3の制御IDは「1」になる(ステップS206)。これに対して、家電機器100−4の制御IDは「1」であるので、家電機器100−4のタイマはセット済みであるので、そのままとなる。
このように本実施の形態の遠隔制御システムによれば、家庭内ネットワーク140の各家電機器100−1〜100−nには、それを使用するユーザを登録ユーザとして記憶する機能並びに制御が行われたか否かを示す制御IDを記憶する機能を有し、各ユーザが所有する無線端末装置110には、固有のユーザIDと、現在地を通信エリアとする基地局120の基地局IDを家庭内ネットワーク140の各家電機器100−1〜100−nへ送る機能を有し、無線端末装置110のユーザが、自己の所有する家電機器(例えば100−1)を制御するためにユーザIDと基地局IDを送ることで、ユーザIDに一致する登録ユーザを持つ家電機器(例えば100−1)が制御IDの内容から制御可能であれば、基地局IDとタイマ時間設定テーブルを用いてタイマ時間を求めて設定する。
したがって、家電機器の利用者が複数存在する場合であっても、各ユーザが所有する家電機器をユーザ毎に遠隔制御することができる。また、各家電機器100−1〜100−nが、制御が行われたか否かを示す制御IDを有するので、複数ユーザによる制御の重複を避けることが可能となる。
なお、各家電機器100−1〜100−nが有する記憶部103、制御部101、タイマ104、ユーザ設定部106及びユーザ判定部105をゲートウェイ141が有し、各家電機器100−1〜100−nが制御する構成も可能である。
また、各家電機器100−1〜100−nがゲートウェイ141と有線で接続される必要はなく、無線で接続される構成も可能である。
また、各家電機器100−1〜100−nがゲートウェイ141を介さずに直接ネットワーク130あるいは無線端末装置110に接続される構成も可能である。
また、各家電機器100−1〜100−nのユーザ設定部106の代わりに、無線端末装置110から登録ユーザIDを設定する構成も可能である。
また、各家電機器100−1〜100−nにタイマ時間設定テーブルを用意する以外に、各基地局120から家庭内ネットワーク140が存在する場所に移動するのにかかる時間を共通にし、家電機器100−1〜100−n毎に適切な状態に達するまでに必要な時間(例えば、エアコンならば到着予定時間の10分前、照明ならば到着予定時間の0分前、給湯器ならば到着予定時間の30分前など)を用意して算出する方法も可能である。
また、タイマ時間設定テーブルを無線端末装置110の記憶部103に格納することも可能である。その場合、無線端末装置110は、家電機器100−1〜100−nに基地局IDの代わりに家電機器100−1〜100−nのタイマ104で設定される時間を送信する。
また、基地局120は、新たに専用のものを用意する必要はなく、既存のインフラを使うことも可能である。例えば、街頭に設置されている携帯電話の基地局や無線LANの基地局など無線通信用の基地局を利用することも可能であり、駅の自動改札、ETC(Electronic Toll Collection System:ノンストップ自動料金支払いシステム)など無線通信を用いて交通料金、交通情報のやり取りを行うシステムも利用可能である。
各基地局120から家庭内ネットワーク140が存在する場所に移動するのにかかる時間に関しては、近年、インターネット上での検索技術が進んでいるので、その検索リソースを利用して推測することも可能である(例えば、基地局120が設置されている駅からユーザの最寄り駅までの時間など)。この場合、無線端末装置110から送信された基地局IDは、ネットワーク130においてユーザの到着予定時間に変更されて家電機器100−1〜100−nで受信され、到着予定時間にタイマ104が設定される。
例えば、無線端末装置110が、第2の無線部112の代わりにICカードの機能を持ち、ICカードが電車など交通機関の定期券の機能を持つ場合に、駅の自動改札を通過することで、家電機器制御処理を開始することができる。一方、カーナビゲーションシステムにおいては、到着予定時間を推測する機能が含まれているものもあるので、その到着予定時間を用いることも可能である。この場合、無線端末装置110が、基地局IDの代わりに到着予定時間を直接送信することが可能である。また、無線端末装置110が図11のブロック図に示すように、時計部115を有している場合も到着予定時間をユーザが直接設定し、基地局IDの代わりに送信することが可能である。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る遠隔制御システムの概略構成を示すブロック図である。この図において、本実施の形態の遠隔制御システムは、家庭内ネットワーク140内に家庭用基地局1200を有している。
家庭用基地局1200は、実施の形態1の基地局120と同一の構成を採り、家庭内ネットワーク140が存在する場所(家、オフィスなど)に設置される。なお、家庭用基地局1200は、その設置場所が家庭内ネットワーク140内であるので、特に基地局IDを有する必要はなく、それに伴い記憶部123を持たない構成も可能である。家電機器200−1〜200−nは、実施の形態1の家電機器100−1〜100−nと同一の構成を採るが、記憶部103には、さらに家庭内ユーザIDが格納されている。この家庭内ユーザIDは、家庭内ネットワーク140が存在する場所が家の場合、家庭内ネットワーク140が存在する家の中にいるユーザ情報を含むものであり、家の中にどのユーザがいるのかを判断するのに使用される。各家電機器200−1〜200−4に格納される家庭内ユーザIDは同じ値となる。
無線端末装置110は、ネットワーク130及びゲートウェイ141を介して家電機器200−1〜200−nと通信を行う。また、無線端末装置110は、実施の形態1と同様に基地局120と通信を行い、基地局IDの取得を行う。無線端末装置110が家庭内基地局1200の通信エリア内に入ると、家庭用基地局1200と通信を開始し、家電機器200−1〜200−nにユーザIDと基地局IDを送る。
なお、無線端末装置110と家電機器200−1〜200−nはネットワーク130及びゲートウェイ141を介さないで直接通信する構成も可能であり、家庭用基地局1200と家電機器200−1〜200−nが直接通信し、無線端末装置110が第1の無線部114を持たず、無線端末装置110に格納されているユーザIDが家庭用基地局1200を介して家電機器200−1〜200−nで受信される構成も可能である。
また、上述したように、各家電機器200−1〜200−nに格納される家庭内ユーザIDは同じであるので、図8のブロック図に示すように、ゲートウェイ141が記憶部1410と、通信部1411と、制御部1412とを有し、記憶部1410に家庭内ユーザIDを格納する構成も可能である。その場合、無線端末装置110はネットワーク130を介してゲートウェイ141と通信を行う。
例えば、図4に示すように家庭内ネットワーク140を利用するユーザが4人の場合、ユーザが家にいるときを「○」、ユーザが家にいないときを「×」とすると、家庭内ユーザIDは図4における登録ユーザIDと同じになる。家庭内ユーザIDが「1010」であれば、家の中にユーザ2とユーザ4が居ることを示す。なお、家庭内ユーザIDは登録ユーザIDと同様に各ユーザを特定できる表現であれば16進数表現やシリアル番号など2進数表現でない表現方法も可能であり、桁数も特に限定しない。
家庭内ユーザIDの算出は、ユーザが所有する無線端末装置110と家庭用基地局1200とが通信を行った後に、各家電機器200−1〜200−nにおいて、家庭内ユーザIDと、通信を行った無線端末装置110から送信されたユーザIDの各桁のXOR(排他的論理和)演算により求められる。例えば、家庭内ユーザIDが「1111」(ユーザ1〜4が家にいることを示す)のとき、ユーザ1(ユーザID=「0001」)の無線端末装置110が家庭用基地局1200と通信を行うと、家庭内ユーザIDとユーザIDの各桁をXOR演算し、家庭内ユーザIDは「1110」となり、家庭内ユーザIDはユーザ2〜4が家にいることを示す。すなわち、家にいるユーザ(家庭内ユーザIDにおける自分に該当する桁が「1」)が家庭用基地局1200と通信を行うことは家から出ることを示す。
逆に、家庭内ユーザIDが「1110」のときにユーザ1の無線端末装置110が家庭用基地局1200と通信を行うと、家庭内ユーザIDは「1111」となる。すなわち、家の外にいるユーザ(家庭内ユーザIDにおける自分に該当する桁が「0」)が家庭用基地局1200と通信を行うことは家に入ることを示す。
次に、上記構成の遠隔制御システムの動作について説明する。
図9は、本実施の形態に係る遠隔制御システムの家電機器制御処理(2)を示すフローチャートである。この図において、ステップS201、ステップS202を経て、無線端末装置110から送信されたユーザID及び基地局IDがネットワーク130、ゲートウェイ141を介して家電機器200−1〜200−nで受信される。各家電機器200−1〜200−nでは、受信したユーザIDと記憶部103に格納されている家庭内ユーザIDとをXOR演算して家庭内ユーザIDを算出し、その結果を以前の値に対して上書きする(ステップS901)。
ステップS203において、ユーザIDと記憶部103に格納されている登録ユーザIDとからYESと判定した場合、記憶部103に格納されている家庭内ユーザIDにおけるユーザIDを所有するユーザに該当する桁から、ユーザが家の外から中に入ったのか(即ち帰宅したのか)、家の中から外に出たのか(即ち外出したのか)を判断する(ステップS902)。帰宅と判断した場合はステップS204に進み、帰宅でないと判断した場合はステップS903に進む。ステップS903では、家電機器200−1〜200−nを制御しうるユーザが家にいるのかどうかを判定する。
家に制御しうるユーザがいれば、何もせずに本処理を終了させ、制御しうるユーザが1人もいなければ、家電機器200−1〜200−nの電源をOFFにする制御を行う(ステップS904)。ただし、防犯システムなど家に誰もいないときに作動させるものに関しては、ステップS205の制御が電源のOFFで、ステップS904の制御が電源のONといったカスタマイズも可能である。なお、演算結果を無線端末装置110で確認し、家の鍵の開閉を確認するといった利用も可能である。
ここで、ステップS903の制御しうるユーザの在宅確認方法について具体的に説明する。在宅の確認は、家庭内ユーザIDと登録ユーザIDの各桁をAND(論理積)演算することで行う。その演算結果は、家庭内ユーザIDと同様に、例えば「0000」であれば、家の中に制御しうるユーザが誰もいないことを示す。例えば、ある家電機器の家庭内ユーザIDが「1010」で登録ユーザIDが「0101」の場合、演算結果は「0000」となり、家の中にはその家電機器を制御しうるユーザがいないことを示す。すなわち、家の中にはユーザ2とユーザ4がいるが、その家電機器を制御しうるユーザはユーザ1とユーザ3であるので、その家電機器を制御しうるユーザはいないと判断する。
なお、図7および図8の構成では家庭内ユーザIDの初期設定が必要であるが、図10に示すように、玄関の外に第1の家庭用基地局1201を設置し、玄関の中に第2の家庭用基地局1202を設置するなど、複数の基地局でユーザの動きを把握する構成にする場合、家庭内ユーザIDの初期設定を不要にすることも可能である。この場合、無線端末装置110が第1の家庭用基地局1201と通信してから第2の家庭用基地局1202と通信するときは家に入ると判断し、無線端末装置110が第2の家庭用基地局1202と通信してから第1の家庭用基地局1201と通信するときは家から出ると判断することが可能である。
このように本実施の形態の遠隔制御システムによれば、家庭内ネットワーク140に、家の中にいるユーザ状況を示す家庭内ユーザIDを設けたので、各ユーザが家を出入りするときも含めた制御が可能となる。
(実施の形態3)
図11は、本発明の実施の形態3に係る遠隔制御システムの無線端末装置の構成を示すブロック図である。この図において、本実施の形態の無線端末装置210は、時計部115を有する点以外は上述した無線端末装置110と同一の構成を採る。無線端末装置210を所有するユーザは、その時計部115の機能を使って現在の時刻を確認したり、アラームを設定したりすることができる。
ユーザが時計部115のアラームを設定すると、その設定時間が時計部115から記憶部113に入力され、第1の無線部114が基地局120あるいは家庭内基地局1200と通信を開始し、第2の無線部112からユーザのユーザIDと基地局IDが送信される。ただし、基地局IDの代わりに設定時間を送信する構成も可能である。
図12は、本実施の形態の遠隔制御システムにおけるアラーム処理を示すフローチャートである。この図において、ユーザが無線端末装置210の時計部115のアラームを設定する(ステップS1201)と、無線端末装置210は通信を開始する(ステップS201)。なお、無線端末装置110と家電機器100−1が直接通信を行う構成も可能であり、その場合はステップS201を省くことができる。それ以降の動作は実施の形態1と同じである。
ただし、ステップS205の家電機器100−1の制御は、ステップS1201で設定されたアラームの時間を元にして家電機器100−1のタイマ104をセットする。例えば、実施の形態1で示した基地局120から家庭内ネットワーク140が存在する場所に移動するのにかかる時間を、ステップS1201を実行した時間からアラームの設定時刻までと置き換えることにより、図6に示すタイマ時間設定テーブルを利用することが可能である。
各家電機器100−1〜100−nの制御IDが電源オフでリセットされる(「1」→「0」)という制御にする場合、ユーザがステップS1201を実行する前に所有する各家電機器100−1〜100−nの電源をOFFにすることにより、ユーザが所有する各家電機器100−1〜100−nの制御IDはリセットされ、ユーザがステップS1201を実行すると、ユーザが設定したアラームの時間(例えば、起床する時間)に合わせて、ユーザが所有する各家電機器100−1〜100−nの電源がONになる。
このように本実施の形態の遠隔制御システムによれば、アラーム機能を持つ無線端末装置210を有するので、各ユーザが起床する時間に合わせた家電機器の制御が可能となる。
(実施の形態4)
図13は、本発明の実施の形態4に係る遠隔制御システムの無線端末装置の構成を示すブロック図である。この図において、本実施の形態の無線端末装置310は、帰宅判断部116を有する点以外は上述した無線端末装置210と同一の構成を採る。帰宅判断部116は、図2のフローチャートで示す家電機器制御処理(1)あるいは図9のフローチャートで示す家電機器制御処理(2)の開始判定に用いられるものである。
図14は、あるユーザの行動に対して実施される家電機器制御処理の一例を示す図であり、この図に示すように、ユーザが帰宅を開始する(家庭内ネットワーク140の存在する場所に向かう)場合、該ユーザが所有する無線端末装置310が基地局120と通信を行うことにより、図9に示す家電機器制御処理(2)が開始される。この時点で家庭内ユーザIDが「0」から「1」になることにより、該ユーザが帰宅途中(家庭内ネットワーク140の存在する場所に向かう間)に在宅していたユーザが全て外出したとしても、該ユーザが別のユーザと共有している家電機器(例えば100−1)の電源がOFFになることによって制御IDがリセットされることはない。
該ユーザが就寝前に電源をOFFにすると、家電機器100−1の制御IDがリセットされる。該ユーザが無線端末装置110のアラームを設定すると、家電機器100−1の制御IDが「0」から「1」になる。これにより、就寝中に別のユーザが帰宅を開始(家庭内ネットワーク140の存在する場所に向かう)し、別のユーザによる家電機器100−1に対する家電機器制御処理(2)が開始されても、別のユーザの制御による影響を受けない。例えば、複数人で共用している部屋の照明の場合、別のユーザが夜帰宅しても照明が点灯していなければ、別のユーザは家で照明を共用しているユーザの誰かが寝ていることを想定できる。
図15は、ユーザの行動に対して実施される家電機器制御処理の一例を示す図であり、この図に示すように、ユーザが帰宅する際に基地局120との通信を行わなかった場合でも、家に着いた際に家庭用基地局1200と通信を行うことにより、家電機器制御処理(2)を実行することが可能である。
しかしながら、ユーザが家から離れる方向に向かっている際に基地局120と通信した場合、図15の帰宅開始ではないのに家電機器制御処理(2)が開始されてしまう。また、ユーザが基地局120と通信し帰宅を開始(家庭内ネットワーク140の存在する場所に向かう)した後に、基地局120とは別の基地局と通信してしまうと、家庭内ユーザIDにずれが生じてしまう。例えば、基地局120と通信し帰宅を開始したあとに家庭内基地局1200と通信をしてしまうと家庭内ユーザIDは「0」→「1」→「0」となり、家に着いたときに自分が家に存在していないことになってしまうので、帰宅を判断するための処理が必要になる。
図16は、本実施の形態の遠隔制御システムにおける帰宅判断処理を示すフローチャートである。この図において、無線端末装置310と基地局120が通信を開始(ステップS1601)した後、ステップS1602で帰宅判断部116が、ユーザが家庭内ネットワーク140の存在する場所に向かっているのかどうかを判断し、家庭内ネットワーク140の存在する場所に向かっていると判断すると、ステップS1603に進み、家庭内ネットワーク140の存在する場所に向かっていないと判断すると帰宅判断処理を終了する。
ステップS1603では、帰宅するまでに複数の基地局と通信しないようにするために、帰宅判断処理が実行されたかどうかを判断する。過去に帰宅判断処理が実行されていなければ家電機器制御処理(1)あるいは家電機器制御処理(2)のステップS202に進み、過去に帰宅判断処理が実行されていれば帰宅判断処理を終了させる。ステップS1603は、無線端末装置310の記憶部113に、さらに帰宅判断処理が過去に行われたかどうかを示す帰宅判断IDを格納することで実現できる。例えば、一度帰宅判断処理が行われたら「1」、そうでなければ「0」とし、家庭内基地局1200と通信すると「0」にリセットするという制御で実現できる。
例えば、無線端末装置310が、第2の無線部112の代わりにICカードの機能を持ち、該ICカードが電車など交通機関の定期券(A駅からB駅)の機能を持つ場合に、ユーザの最寄り駅をA駅、勤務先の最寄り駅をB駅とする。基地局120が駅の改札であり、該ユーザが駅の改札を通過した際に帰宅判断処理のステップS1601が開始され、S1602において帰宅判断部116は、B駅から乗った場合は帰宅と判断し、ステップS1603に進み、A駅から乗った場合は帰宅ではないと判断し、帰宅判断処理を終了させることが可能である。
例えば、無線端末装置310がGPS(Global Positioning System)などの位置情報を確認する機能を持っている場合はステップS1602とステップS1601が逆になる。この場合、ステップS1602において、無線端末装置310は記憶部113に位置情報を格納しておき、帰宅判断部116は、位置情報の推移より、家庭内ネットワーク140の存在する場所に向かっているかどうかを判断する。帰宅と判断すれば、ステップS1601を経てからステップS1603に進み、家庭内ネットワーク140の存在する場所に向かっていないと判断すれば、帰宅判断処理を終了させることが可能である。また、カーナビゲーションの位置情報や通信を行ったETC、無線LAN、携帯電話の基地局の情報を用いて帰宅判断処理を実行することも可能である。
このように本実施の形態の遠隔制御システムによれば、ユーザが所有する無線端末装置に帰宅かどうかを判断する機能を付加することにより、誤った制御を回避することが可能である。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係る遠隔制御システムは、家電機器を複数の制御内容で制御できるようにしたものである。家電機器100−1の具体的な制御内容が、タイマによるセット、電源のON、OFFなどシンプルなものではない場合は、ユーザ設定部106で、家電機器100−1の具体的な制御内容を示す制御情報IDを設定することができる。また、記憶部103に制御情報IDを格納する構成も可能である。
図17は、エアコンに関する制御情報IDの一例を示す図である。例えば、夏はユーザ設定部106で制御情報IDを「0001(冷房ON)」に設定し、冬はユーザ設定部106で制御情報IDを「0000(暖房ON)」に設定し、梅雨の時期はユーザ設定部106で制御情報IDを「0002(除湿ON)」に設定する。なお、エアコンの設定温度などユーザ毎に制御情報IDを構築することも可能である。
このように本実施の形態の遠隔制御システムによれば、各家電機器100−1〜100−nが複数の制御を実行できる機能を有するので、電源のON、OFFだけで実現できない複雑な家電機器の自動制御が可能となる。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6に係る遠隔制御システムは、家電機器の制御が重複した場合にそれを回避できるようにしたものである。
図2に示す家電機器制御処理(1)、図9に示す家電機器制御処理(2)及び図12に示すアラーム処理のいずれもステップS204において、制御IDの内容から制御済みであると判断した場合は割り込み処理ができない。例えば、ユーザ1が90分後に帰宅するという情報を元に家電機器100−1の制御が実行された後、ユーザ2が30分後に帰宅するとなった場合、ユーザ1とユーザ2が共用する家電機器に関してユーザ2による制御ができない。
また、制御情報IDを各ユーザで設定できるような構成とした場合、最初に制御を行ったユーザによる制御情報IDに基づいた設定がなされてしまい、そのユーザよりも優先度が高いユーザによって制御情報IDとは異なる制御もできない。そこで、タイマの設定時間及び各ユーザの優先度を考慮に入れた制御が必要になる。
本実施の形態は、タイマの設定時間及び各ユーザの優先度による制御を行うことができるようにしたものである。
図18は、本実施の形態に係る遠隔制御システムの動作を示すフローチャートである。図2、図9及び図12のステップS204にタイマの設定時間及び各ユーザの優先度による制御の機能を付加したものであり、ステップS2041においては、ステップS204と同様に、制御IDが、既に家電機器100−1が制御済みであるかどうかを判定し、制御済みであることを示すものであれば、ステップS2042に進み、ユーザの優先度を判定する。
すなわち、制御IDを制御済みにしたユーザと現在処理を実行している新規ユーザの優先度とを比較し、新規ユーザの優先度が高い場合はステップS205に進み、新規ユーザの優先度が低い場合はステップS2043に進む。ステップS2043では、制御IDを制御済みにしたユーザが設定したタイマの時間と現在処理を実行している新規ユーザが設定しようとしているタイマの時間を比較し、新規ユーザによるタイマの時間が短い場合はステップS205に進み、新規ユーザによるタイマの時間が長い場合は現在実行している処理を終了させる。
ユーザの優先度に関しては、例えば、ユーザIDを用いて判定することが可能である。ユーザIDが図4の場合に、ユーザ4の優先度が高いとき、ユーザIDの4ビット目が「1」かどうかで判断することが可能である。また、家電機器100−1の記憶部103にユーザの優先度を格納しておくことも可能である。タイマの設定時間に関しては、家電機器100−1のタイマ104の設定時間から判断することが可能である。
また、ユーザの優先度とタイマの設定時間の重要度に応じて、ステップS2042とステップS2043を逆にする処理方法も可能であり、ステップS2042あるいはステップS2043のみの処理方法も可能である。
このように本実施の形態の遠隔制御システムによれば、ユーザの優先度、タイマの設定時間を判断する機能を有するので、割り込み制御が可能となる。
なお、上記実施の形態1〜実施の形態6では、家庭内の電子機器即ち家電機器を遠隔制御するものであったが、家電機器のみならず、様々な電子機器を遠隔制御できることは言うまでもない。
本発明は、家電機器などの電子機器を遠隔制御する用途に適用して好適である。
本発明の実施の形態1に係る遠隔制御システムの概略構成を示すブロック図 実施の形態1に係る遠隔制御システムにおける家電機器制御処理(1)を説明するためのフローチャート 実施の形態1に係る遠隔制御システムにおける家電機器制御処理(1)を説明するためのシーケンス図 実施の形態1に係る遠隔制御システムに用いられるユーザIDと登録ユーザIDの一例を示す図 実施の形態1に係る遠隔制御システムにおける家庭内ネットワークの構成を示すブロック図 実施の形態1に係る遠隔制御システムにおけるタイマ時間設定テーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態2に係る遠隔制御システムの概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る遠隔制御システムのゲートウェイの詳細な構成を示すブロック図 実施の形態2に係る遠隔制御システムにおける家電機器制御処理(2)を説明するためのフローチャート 実施の形態2に係る遠隔制御システムにおける家庭用基地局の設置方法の一例を示す図 本発明の実施の形態3に係る遠隔制御システムの無線端末装置の概略構成を示すブロック図 実施の形態3に係る遠隔制御システムにおけるアラーム処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態4に係る遠隔制御システムの無線端末装置の概略構成を示すブロック図 実施の形態4に係る遠隔制御システムにおける家電機器制御処理の一例を示す図 実施の形態4に係る遠隔制御システムにおける家電機器制御処理の一例を示す図 本発明の実施の形態4に係る遠隔制御システムにおける帰宅判断処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態5に係る遠隔制御システムにおける制御情報IDの一例を示す図 本発明の実施の形態6に係る遠隔制御システムの動作を説明するためのフローチャート 従来の遠隔制御システムの構成を示すブロック図
符号の説明
100−1、100−2、…、100−n、200−1、200−2、…、200−n 家電機器
101、111、121、1412 制御部
102、1411 通信部
103、113、123、1410 記憶部
104 タイマ
105 ユーザ判定部
106 ユーザ設定部
110、210、310 無線端末装置
112 第2の無線部
114 第1の無線部
115 時計部
116 帰宅判断部
120 基地局
122 無線部
130 ネットワーク
140 家庭内ネットワーク
141 ゲートウェイ
1200 家庭用基地局
1201 第1の家庭用基地局
1202 第2の家庭用基地局

Claims (24)

  1. 所有するユーザを特定するユーザ情報を持つ無線端末装置と、
    ゲートウェイを用いて家庭内ネットワークを形成し、それぞれが前記無線端末装置を所有するユーザ毎にユーザ情報に対応する登録ユーザ情報を持つ複数の家電機器とを具備し、
    前記無線端末装置は、自己の制御対象である前記複数の家電機器のうち少なくとも1つを制御する際に自己のユーザ情報を前記家庭内ネットワークに向けて送信し、
    前記各家電機器は、前記無線端末装置から送信されたユーザ情報を受信することで該ユーザ情報が自己の登録ユーザ情報と一致するか否かを判定し、一致する場合に制御を実行する遠隔制御システム。
  2. それぞれが自己の位置を含む基地局情報を持つ複数の基地局を具備し、
    前記無線端末装置は、自己の制御対象である前記複数の家電機器のうち少なくとも1つを制御する際に、自己の現在地を通信エリアとする前記基地局と通信を行って、該基地局の位置情報を含む基地局情報を取得し、取得した基地局情報と自己のユーザ情報とを前記家庭内ネットワークに向けて送信し、
    前記各家電機器は、前記無線端末装置から送信された基地局情報とユーザ情報とを受信することで該ユーザ情報が自己の登録ユーザ情報と一致するか否かを判定し、一致する場合、前記基地局情報に含まれる位置情報を用いて前記無線端末装置のユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間を推定し、推定した到着時間に基づいて制御を実行する請求項1に記載の遠隔制御システム。
  3. 前記各家電機器は、制御済みか否かを示す制御情報を持ち、前記無線端末装置から送信されたユーザ情報が自己の登録ユーザ情報と一致する場合に、前記制御情報を参照して制御済みか否かを判定し、制御済みでなければ制御を実行し、制御済みであれば制御を実行しない請求項1又は請求項2に記載の遠隔制御システム。
  4. 前記家庭内ネットワーク内に設けられ前記無線端末装置と通信を行う家庭用基地局を具備し、
    前記無線端末装置は、前記家庭用基地局の通信エリアに入って該家庭用基地局と通信を行うことで、自己のユーザ情報を前記家庭内ネットワークに向けて送信し、
    前記各家電機器は、前記家庭内ネットワーク内にいるユーザの情報を示す家庭内ユーザ情報を持ち、前記無線端末装置が前記家庭内基地局と通信を行う毎に前記家庭内ユーザ情報を更新して、前記家庭内ネットワーク内に存在する前記無線端末装置を所有する各ユーザの情報を管理することにより、前記無線端末装置を所有する各ユーザの前記家庭内ネットワークへの出入りに応じた制御を実行する請求項1から請求項3のいずれかに記載の遠隔制御システム。
  5. 前記無線端末装置は、時計機能を持ち、該時計機能により前記家電機器を自動制御するアラーム設定を可能とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遠隔制御システム。
  6. 前記無線端末装置は、自己の現在地を通信エリアとする前記基地局と通信を行って、該基地局の位置情報を含む基地局情報から自宅に向かうか否かを判定し、前記自宅に向かうと判断した場合に次の基地局から自宅直前の基地局までの間の全ての基地局との間の通信を行わない請求項1から請求項5のいずれかに記載の遠隔制御システム。
  7. 前記各家電機器は、複数の制御内容を実行できるとともに、そのうちの1つをユーザが任意に選択でき、前記無線端末装置による遠隔制御時に、ユーザによって選択された制御内容を実行する請求項1から請求項6のいずれかに記載の遠隔制御システム。
  8. 前記各家電機器は、前記無線端末装置を所有する2人以上のユーザによる共通使用を可能とする登録ユーザ情報を持つ場合、共通使用を可能とする2人以上のユーザによる制御が競合した場合、各ユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間の違い又は予めユーザ毎に与えられた優先順位に従って制御の実行開始時間を変更する請求項3から請求項7のいずれかに記載の遠隔制御システム。
  9. 自宅にある家電機器を遠隔制御可能な無線端末装置において、
    本装置を所有するユーザを特定するユーザ情報を記憶する記憶手段と、
    現在置を通信エリアとする基地局と通信を行って、該基地局の位置情報を含む基地局情報を取得する第1の無線手段と、
    本装置を所有するユーザによって遠隔制御するための操作が行われた場合、前記第1の無線手段が取得した基地局情報と前記記憶手段に格納されたユーザ情報とを前記自宅の家電機器へ送信する第2の無線手段と、
    を具備する無線端末装置。
  10. 時計手段と、
    前記時計手段により得られる時刻に対し、前記家電機器を自動制御するためのアラーム設定を行うアラーム設定手段と、
    を具備する請求項9に記載の無線端末装置。
  11. 現在地を通信エリアとする前記基地局と通信を行って、該基地局から取得した位置情報を含む基地局情報に基づき自宅に向かうか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が自宅に向かうと判断した場合に次の基地局から自宅直前の基地局までの間の全ての基地局との間の通信を禁止する通信禁止手段と、
    を具備する請求項9又は請求項10に記載の無線端末装置。
  12. 無線端末装置によって遠隔制御される家電機器において、
    前記無線端末装置と通信を行う通信手段と、
    前記無線端末装置を所有するユーザのユーザ情報に対応する登録ユーザ情報を記憶する登録ユーザ情報記憶手段と、
    前記無線端末装置から、前記無線端末装置を所有するユーザのユーザ情報及び前記無線端末装置が通信エリア内の基地局と通信を行うことで取得した前記基地局の位置情報を含む基地局情報とが送られてきた場合に、前記ユーザ情報が前記登録ユーザ情報記憶手段に記憶されている登録ユーザ情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記ユーザ情報と前記登録ユーザ情報とが一致する場合、前記基地局情報に含まれる位置情報を用いて前記無線端末装置のユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間を推定し、推定した到着時間に基づいて制御を実行する制御手段と、
    を具備する家電機器。
  13. 制御済みか否かを示す制御情報を記憶する制御情報記憶手段を具備し、
    前記制御手段は、前記ユーザ情報と前記登録ユーザ情報とが一致する場合に、前記制御情報記憶手段を参照して制御済みか否かを判定し、制御済みでなければ制御を実行し、制御済みであれば制御を実行しない請求項12に記載の家電機器。
  14. 前記家庭内ネットワーク内にいるユーザの情報を示す家庭内ユーザ情報を記憶する家庭内ユーザ記憶手段を具備し、
    前記制御手段は、前記無線端末装置が前記家庭内基地局と通信を行う毎に前記家庭内ユーザ情報記憶手段の内容を更新して、前記家庭内ネットワーク内に存在する前記無線端末装置を所有する各ユーザの情報を管理することにより、前記無線端末装置を所有する各ユーザの前記家庭内ネットワークへの出入りに応じた制御を実行する請求項12又は請求項13に記載の家電機器。
  15. 実行可能な複数の制御内容のうちの1つをユーザが任意に設定できるユーザ設定手段を具し、
    前記制御手段は、前記無線端末装置による遠隔制御時に、ユーザによって選択された制御内容を実行する請求項12から請求項14のいずれかに記載の家電機器。
  16. 前記制御手段は、前記登録ユーザ情報記憶手段に、前記無線端末装置を所有する2人以上のユーザによる共通使用を可能とする登録ユーザ情報が記憶されていて、共通使用を可能とする2人以上のユーザによる制御が競合した場合、各ユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間の違い又は予めユーザ毎に与えられた優先順位に従って制御の実行開始時間を変更する請求項12から請求項15のいずれかに記載の家電機器。
  17. 無線端末装置にて家電機器を遠隔制御する遠隔制御方法において、
    前記無線端末装置に、これを所有するユーザを特定するユーザ情報を持たせ、
    前記無線端末装置の制御対象となる家電機器に、前記無線端末装置を所有するユーザのユーザ情報に対応する登録ユーザ情報を持たせ、
    前記無線端末装置が前記家電機器を制御する際に前記家電機器に向けてユーザ情報を送信し、前記無線端末装置から送信されたユーザ情報を前記家電機器が受信することで該ユーザ情報が登録ユーザ情報と一致するか否かを判定し、一致する場合に制御を実行する遠隔制御方法。
  18. 前記無線端末装置が前記家電機器とは別に通信を行う基地局に、基地局の位置情報を含む基地局情報を送信させるようにし、
    前記無線端末装置が前記家電機器を制御する際に通信エリア内の前記基地局と通信を行って該基地局の基地局情報を取得し、取得した基地局情報とユーザ情報とを前記家電機器に向けて送信し、
    前記家電機器が前記無線端末装置から送信された基地局情報とユーザ情報とを受信することで該ユーザ情報が登録ユーザ情報と一致するか否かを判定し、一致する場合、前記基地局情報に含まれる位置情報を用いて前記無線端末装置のユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間を推定し、推定した到着時間に基づいて制御を実行する請求項17に記載の遠隔制御方法。
  19. 前記家電機器に制御済みか否かを示す制御情報を持たせ、
    前記家電機器が前記無線端末装置から送信されたユーザ情報が登録ユーザ情報と一致するか否かを判定し、一致する場合に、前記制御情報を参照して制御済みか否かを判定し、制御済みでなければ制御を実行し、制御済みであれば制御を実行しない請求項17又は請求項18に記載の遠隔制御方法。
  20. 前記家電機器がある前記家庭内ネットワーク内に家庭用基地局を設け、
    前記家電機器に前記家庭内ネットワーク内にいるユーザの情報を示す家庭内ユーザ情報を持たせ、
    前記無線端末装置が前記家庭内基地局と通信を行う毎に前記家電機器が前記家庭内ユーザ情報を更新して、前記家庭内ネットワーク内に存在する前記無線端末装置を所有する各ユーザの情報を管理することにより、前記無線端末装置を所有する各ユーザの前記家庭内ネットワークへの出入りに応じた制御を実行する請求項17から請求項19のいずれかに記載の遠隔制御方法。
  21. 前記無線端末装置に時計機能を持たせ、該時計機能により前記家電機器を自動制御するアラーム設定を可能とする請求項17から請求項20のいずれかに記載の遠隔制御方法。
  22. 前記無線端末装置が自己の現在地を通信エリアとする前記基地局と通信を行って、該基地局の位置情報を含む基地局情報から自宅に向かうか否かを判定し、前記自宅に向かうと判断した場合に次の基地局から自宅直前の基地局までの間の全ての基地局との間の通信を行わない請求項17から請求項21のいずれかに記載の遠隔制御方法。
  23. 前記家電機器が複数の制御内容を実行できるとともに、そのうちの1つをユーザが任意に選択でき、前記無線端末装置による遠隔制御時に、ユーザによって選択された制御内容を実行する請求項17から請求項22のいずれかに記載の遠隔制御方法。
  24. 前記家電機器に、前記無線端末装置を所有する2人以上のユーザによる共通使用を可能とする登録ユーザ情報を持たせ、共通使用を可能とする2人以上のユーザによる制御が競合した場合、各ユーザが前記家庭内ネットワークに到着するまでの到着時間の違い又は予めユーザ毎に与えられた優先順位に従って制御の実行開始時間を変更する請求項17から請求項23のいずれかに記載の遠隔制御方法。
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