JP2006139855A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピーク・フィルタの設定周波数が大きく変動しても、フィード・バック制御系全体の安定性に優れた磁気ディスク装置を提供する
【解決手段】PはVCMモデルで、出力はヘッドの現在位置信号である。Cは制御器であり、Pからのヘッド現在位置信号から得られる位置誤差信号PESを入力とし、磁気ヘッドを移動させる駆動装置の制御信号を加え合わせ点13に出力する。外乱ノイズが加わった信号xはピーク・フィルタ16に入力され、その出力yはピーク・フィルタ16の位相を決めるフィルタ18を介して加え合わせ点13に出力され、Cからの制御信号に加算される。位相比較周波数更新器19は、位置誤差信号の位相とピーク・フィルタの出力信号の位相とを比較し、比較結果に基づいてピーク・フィルタの設定周波数を変動させ、設定周波数の変動に応じてピーク・フィルタの位相を決める伝達関数を変える
【選択図】図1

Description

本発明は磁気ディスク装置に係り、特に磁気ヘッドを磁気ディスクの目標トラックに位置決めするサーボ制御装置に関する。
磁気ディスク装置は、磁気ディスクに記憶されているデータを読み出し、または磁気ディスクにデータを書き込むための磁気ヘッドを備えている。この磁気ヘッドは、VCM(Voice Coil Motor)によって揺動するアクチュエータ機構に装着されている。磁気ヘッドがデータの読み出しまたはデータの書き込みを行なう場合、アクチュエータ機構を駆動することにより、磁気ヘッドを所定のトラックに移動かつ位置決めさせる。磁気ヘッドは、磁気ディスク上に記録されたサーボ・データを手がかりに所定の位置への移動制御がなされる。
磁気ディスクには、同心円状に複数のデータ・トラックが形成されていると共に、ディスクの直径方向に沿って識別情報及びバースト・パターンが予め記憶されている。識別情報は各データ・トラックのトラック・アドレスを表す情報であり、磁気ヘッドによって読み取られた識別情報に基づいて、磁気ヘッドのおおよその位置、すなわち磁気ヘッドがどのデータ・トラックに対応する位置に位置しているかを判断できる。またバースト・パターンは、各々信号が記憶された領域がディスクの直径方向に沿って一定間隔で配列され互いに信号記憶領域の位相が異なる複数のバースト・パターン列で構成されている。磁気ヘッドからバースト・パターンに応じて出力される信号に基づいて、磁気ヘッドの細かな位置、すなわち磁気ヘッドが対応しているデータ・トラックに対し、磁気ヘッドの位置がどの程度ずれているかの偏差(位置誤差)を検出できる。
磁気ディスクに対するデータの読み取り又は書き込みは、磁気ディスクが回転している状態で、磁気ヘッドで読み取られた識別情報に基づいて磁気ヘッドのおおよその位置を判断しながら磁気ヘッドを移動させて磁気ヘッドを特定のデータ・トラックに対応させ、次に磁気ヘッドからバースト・パターンに応じて出力される信号に基づいて磁気ヘッドを特定のデータ・トラックに正確に位置決めした後に行われる。この一連の動作をシーク動作という。また、データの読み取り又は書き込みを行っている間も、磁気ヘッドからバースト・パターンに応じて出力される信号に基づいて、特定のデータ・トラックに対し、磁気ヘッドが一定の位置に位置するようにフィード・バック制御される。この動作をトラック追従動作という。
磁気ディスクは、モータによって回転駆動されるスピンドルの外周に取付けられているが、製造誤差等の原因により、磁気ディスクの中心はスピンドルの回転中心に対して若干偏心していることが殆どである。この偏心は、磁気ヘッドが特定のデータ・トラックに対して一定の位置に位置するようにフィード・バック制御する制御系に対し低い特定の周波数の外乱として作用する。
また、磁気ディスク装置では、スピンドルの回転中心に対する磁気ディスクの中心の偏心以外にも、スピンドルを回転させるモータのベアリングが真円でない等の理由により、高い周波数の外乱も発生する。この高い周波数の外乱は、特に磁気ディスクへの情報の記録密度を高くするために、磁気ディスク上に形成されるデータ・トラックのピッチを小さく(データ・トラックの幅を狭く)した場合に特に問題となる。
特許文献1には、周波数があらかじめ分かる外乱に対しては、デジタル・フィルタの位相を適切に選ぶことで制御系を安定にできることが記載されている。しかしながら、特許文献1に記載の方法では、周波数があらかじめ分からない外乱に対しては、対応することができない。特許文献2には、位置誤差信号(PES)の位相とデジタル・ピーク・フィルタの出力信号の位相とを比較することにより、2つの信号の位相の関係に基づいてデジタル・ピーク・フィルタの設定周波数をPESに追従させることができることが記載されている。
特開平8−328664号公報 特開2003−109335号公報
上記特許文献2に記載の方法は、デジタル・ピーク・フィルタの利得が有効となる設定周波数を変える方法であるが、設定周波数が大きく動く場合に、フィード・バック制御系全体の安定性については考慮されていない。
本発明の目的は、ピーク・フィルタの設定周波数が大きく変動しても、フィード・バック制御系全体の安定性に優れた磁気ディスク装置を提供することである。
本発明の他の目的は、複数のピーク・フィルタを用いて複数の外乱による磁気ヘッドの位置ずれを抑制する磁気ディスク装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ディスク装置においては、ユーザ・データおよびサーボ・データを記録する磁気ディスクと、該磁気ディスクの所定のアクセス位置においてユーザ・データの書き込みおよび読み出しを行うとともにサーボ・データを読み出す磁気ヘッドと、該磁気ヘッドが読み出したサーボ・データ信号に基づいて位置誤差信号を生成し当該磁気ヘッドを移動させる駆動装置の制御信号を出力する制御器と、前記位置誤差信号が入力されるとともに設定された所定周波数に対して利得が有効となるピーク・フィルタと、該ピーク・フィルタの位相を決める位相フィルタと、前記制御器が出力する制御信号と前記位相フィルタの出力信号に基づいて前記磁気ヘッドを前記アクセス位置に位置決めする機構と、前記位置誤差信号の位相と前記ピーク・フィルタの出力信号の位相とを比較し、比較結果に基づいて前記ピーク・フィルタの設定周波数を変動させ、前記設定周波数の変動に応じて当該ピーク・フィルタの出力信号の位相を決める伝達関数を変える位相比較周波数更新器とを有することを特徴とする。
前記位相比較周波数更新器は前記ピーク・フィルタの入力信号の位相と出力信号の位相とを比較し、比較結果に基づいて前記ピーク・フィルタの設定周波数を変動させるようにしても良い。
前記伝達関数は、前記位相フィルタの係数である。
前記ピーク・フィルタはデジタル・ピーク・フィルタである。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ディスク装置においては、ユーザ・データおよびサーボ・データを記録する磁気ディスクと、該磁気ディスクの所定のアクセス位置においてユーザ・データの書き込みおよび読み出しを行うとともにサーボ・データを読み出す磁気ヘッドと、該磁気ヘッドが読み出したサーボ・データ信号に基づいて位置誤差信号を生成し当該磁気ヘッドを移動させる駆動装置の制御信号を出力する制御器と、前記位置誤差信号が入力されるとともに設定された所定周波数に対して利得が有効となる複数個のピーク・フィルタと、該ピーク・フィルタの位相を決める複数個の位相フィルタと、前記制御器が出力する制御信号と前記複数個の位相フィルタの出力信号に基づいて前記磁気ヘッドを前記アクセス位置に位置決めする機構と、前記位置誤差信号の位相と前記複数個のピーク・フィルタの出力信号の位相とを比較し、比較結果に基づいて前記複数個のピーク・フィルタの設定周波数を変動させる位相比較周波数更新器とを有することを特徴とする。
前記位相比較周波数更新器は前記複数個の一部またはすべてのピーク・フィルタの入力信号の位相と出力信号の位相とを各ピーク・フィルタ毎に比較し、比較結果に基づいて前記複数個の対応するピーク・フィルタの設定周波数をそれぞれ変動させるようにしても良い。
前記位相比較周波数更新器は、設定周波数に応じて、前記複数個のピーク・フィルタに対応する位相を決める位相フィルタの係数を変動させる。
前記複数個のピーク・フィルタの初期設定周波数を同じ周波数に設定し、動作開始時間を異ならせるようにしても良い。
前記複数個のピーク・フィルタのひとつを動作させ、中心周波数に収束した時点で位置誤差信号を調べ、所定の値以上であれば前記ピーク・フィルタで動作させていないものを動作させ、設定したピーク・フィルタの個数回分おこなうようにしても良い。
前記複数個のピーク・フィルタの初期設定周波数を同じ周波数に設定し、前記複数個のピーク・フィルタのひとつを動作させ、中心周波数に収束した時点で位置誤差信号を調べ、所定の値以上であれば前記ピーク・フィルタで動作させていないものを動作させるようにしても良い。
前記複数個のピーク・フィルタはデジタル・ピーク・フィルタである。
本発明によれば、ピーク・フィルタの設定周波数が大きく変動しても、フィード・バック制御系全体の安定性に優れた磁気ディスク装置を提供することができる。
また、本発明によれば、複数のピーク・フィルタを用いて複数の外乱による磁気ヘッドの位置ずれを抑制する磁気ディスク装置を提供することができる。
まず本発明の前提となる磁気ディスク装置の構成と、磁気ヘッドの位置決め方法について説明する。図8は、磁気ディスク装置1の主要部を示すブロック図である。磁気ディスク装置1は、スピンドル・モータ3によって回転駆動される磁気ディスク2の所定の位置(トラック)に、ボイス・コイル・モータ(VCM)6からなる位置決め機構により磁気ヘッド4が位置決めされ、磁気ディスク2に対してデータを書き込み、または磁気ディスク2に書き込まれたデータを読み出すデータ記録再生装置である。磁気ディスク2は、必要に応じて単数または複数搭載される。
磁気ディスク2は、磁気ディスク装置1が動作しているとき、スピンドル・モータ3のスピンドル軸を中心にして回転駆動され、磁気ディスク装置1が非動作のとき、回転停止する。磁気ディスク2の各記録面には、図9に示すように磁気ディスク2の直径方向に沿って複数のサーボ・データ記録領域30が放射状に形成されており、残りの領域がユーザ・データ記録領域32とされている。図10にはサーボ・データ記録領域30及びユーザ・データ記録領域32の一部を示す。ユーザ・データ記録領域32には複数のデータ・トラックが同心円状に所定のピッチで形成されており、図10にはその一部であるデータ・トラック34A、34B、34Cおよび34Dを示す。各データ・トラック34に対しては、後述する磁気ヘッド4によって磁気ディスク2の円周方向(図10矢印A方向)に沿ってユーザ・データの読み取り、書き込みが行われる。
一方、サーボ・データ記録領域30にはトラック識別情報記録領域30A及びバースト・パターン記録領域30Bが設けられている。トラック識別情報記録領域30Aには、各データ・トラック34に対応して、各データ・トラック34のトラック・アドレスをグレイコード(巡回2進符号)で表したトラック識別情報が記録されている。また、バースト・パターン記録領域30Bにはバースト・パターンが形成されている。図10に示すように、バースト・パターンは各々信号が記録された領域(図10にハッチングで示す部分)が各データ・トラック34の配列方向、すなわち磁気ディスク2の直径方向に沿って配列された4本のバースト・パターン列(バースト・パターン列A乃至D)からなる。
各バースト・パターン列を構成する各信号記録領域は、磁気ディスク2の直径方向に沿った寸法及び隣り合う領域との間隔が各々データ・トラック34のピッチに等しい長さとされている。バースト・パターン列Aの信号記録領域30a及びバースト・パターン列Bの信号記録領域30bは、磁気ディスク2の直径方向に沿って千鳥状に配置され、かつ各領域のディスクの直径方向に沿った両端部の辺が各データ・トラック34の幅方向中心部に対応しており、各領域に信号が記録されることによってバースト・パターン列A及びBが形成されている。また、バースト・パターン列Cの信号記録領域30c及びバースト・パターン列Dの信号記録領域30dは、磁気ディスク2の直径方向に沿って千鳥状に配置され、かつ各領域のディスクの直径方向に沿った両端部の辺が隣接する各データ・トラック34間の境界に対応しており、各領域に信号が記録されることによってバースト・パターン列C及びDが形成されている。
磁気ヘッド4は、アクチュエータ5の先端部に磁気ディスク2の表裏面に対応して2つ保持されている。磁気ヘッド4は、磁気ディスク2に対してデータの書き込みおよび読み出しを実行する。また、磁気ディスク2に記録されているサーボ・データを読み取る。磁気ヘッド4は、アクチュエータ5と一体となって磁気ディスク2の半径方向に移動する。リード/ライト回路11は、データの読み/書き処理を実行する。つまり、MPU/HDC12を介して上位装置から転送された書き込みデータ(ユーザ・データ)を書き込み信号(電流)に変換して磁気ヘッド4に供給する。磁気ヘッド4は、この書き込み電流に基づいて磁気ディスク2に対してユーザ・データの書き込みを実行する。一方、磁気ディスク2から読み出した読み出し信号(電流)をデジタル・データに変換してMPU/HDC12を介して上位装置に出力する。このデジタル・データには、サーボ・データも含まれている。
アクチュエータ5は、VCM6によって駆動される。したがって、VCM6が磁気ヘッド4を駆動するということもできる。VCM6は、コイルを要素とする可動子と永久磁石を要素とする固定子とから構成されており、このコイルに所定の電流をVCMドライバ8から供給することにより、可動子を駆動させ、磁気ヘッド4を磁気ディスク2上の所定位置に移動させ、位置決めする。
MPU/HDC12は、リード/ライト回路11から入力された信号に基づいて磁気ヘッド4の位置を判断し、判断した磁気ヘッド4の位置と磁気ヘッド4の目標位置との偏差に応じて、後述するようにして磁気ヘッド4の位置を制御するための制御信号を生成し、MPU/HDC12に接続されたDAC7へ出力する。具体的には、VCM6のボイス・コイルを流れる電流を制御するためのモータ電流制御信号である。MPU/HDC12のより詳しい内容は後述する。DAC7は、MPU/HDC12から出力された位置決め制御電流をアナログ信号(電圧信号)に変換するとともに、VCMドライバ8に出力する。VCMドライバ8は、DAC7から受けた電圧信号を駆動電流に変換してVCM6に供給する。
図11は、MPU/HDC12が備えている各種機能のうち、磁気ヘッド4により情報の読み取り又は書き込みを行っている最中に、磁気ヘッド4の位置が所定の各データ・トラック34に対応する位置を追従(トラック追従動作)するように磁気ヘッド4の位置を制御する機能を実現するための制御系を、機能毎にブロックに別けて示したものである。リード/ライト回路11から出力された信号はヘッド現在位置演算部122及びバースト・パターン検出部123に入力される。バースト・パターン検出部123では入力された信号に基づいて、磁気ヘッド4がバースト・パターン記録領域30に対応しているか否かを判定し、判定結果をヘッド現在位置演算部122に出力する。ヘッド現在位置演算部122では、バースト・パターン検出部123により磁気ヘッド4がバースト・パターン記録領域30に対応していると判定されているときに、リード/ライト回路11から出力された信号を取り込み、該信号に基づいて磁気ヘッド4が現在対応している磁気ディスク2の直径方向に沿った位置(磁気ヘッド4の現在位置)を演算し、出力する。従って、ヘッド現在位置演算部122からはヘッド現在位置が所定周期に出力される。
また、ヘッド目標位置設定部125は、磁気ディスク2の直径方向に沿った位置で表した磁気ヘッド4の目標位置を設定、出力する。なお、磁気ヘッド4のリードエレメントに対応するギャップと、ライトエレメントに対応するギャップの各々の長手方向に沿った中心位置(センタ)にずれ(オフセット)がある場合には、ヘッド目標位置設定部125は、磁気ヘッド4の目標位置として各データ・トラック34からの情報の読み取り時と書き込み時とで異なる値(例えば読み取り時はリードエレメントのギャップのセンタが各データ・トラック34のセンタに一致する値、書き込み時はライトエレメントのギャップのセンタが各データ・トラック34のセンタに一致する値)を設定、出力する。ヘッド現在位置演算部122から出力されたヘッド現在位置、及びヘッド目標位置設定部125から出力されたヘッド目標位置はヘッド位置信号生成部124に各々入力される。ヘッド位置信号生成部124は入力されたヘッド現在位置とヘッド目標位置とを比較し、ヘッド目標位置に対するヘッド現在位置の偏差の大きさ及び偏差の方向(ヘッド目標位置に対しヘッド現在位置が磁気ディスク2の内周側にずれているか外周側にずれているか)を表すヘッド位置誤差信号(PES)を出力する。
次に図8の磁気ディスク装置をモデル化した図12のブロック図を参照して、ピーク・フィルタ(デジタル・ピーク・フィルタ)を用いた外乱ノイズによるヘッドの位置ずれを抑制する方法を説明する。図12において、PはVCM6および磁気ヘッド4のモデルで、出力はヘッドの現在位置信号である。CはMPU/HDC12からなる制御器であり、位置誤差信号PESを入力し、制御系が安定になるような値を計算し加え合わせ点13に出力する。ヘッドの現在位置信号に外乱ノイズが加わると(加え合わせ点14として表示)、外乱ノイズを含んだ信号xはデジタル・ピーク・フィルタ16に入力され、その出力yは位相フィルタ18に入力され、その出力pが加え合わせ点13に出力され、制御器Cの出力に加算される。
位相比較周波数更新器19では、信号xと、ピーク・フィルタ16の内部変数qの信号の位相が比較される。その結果をもとにピーク・フィルタ16の設定周波数が更新される。詳しい更新法や安定性の確認方法は「木坂正志、“周波数追従型ピーク・フィルタ”、電気学会研究会産業計測制御研究会資料、2004-9-10」に記載されているので省略する。しかし、ピーク・フィルタ16の設定周波数を変えるだけでは、設定周波数が大きく動く場合には、フィード・バック系全体の安定性が損なわれる可能性がある。
次に本発明の一実施例による磁気ディスク装置をモデル化した図1のブロック図を用いて、外乱ノイズによるヘッドの位置ずれを抑制する方法を説明する。磁気ヘッドの現在位置信号に外乱が加わった場合、これの影響をなくすためにピーク・フィルタ(デジタル・ピーク・フィルタ)16のFの周波数特性を、デジタル・ピーク・フィルタ16の入出力の位相差によって変える。デジタル・ピーク・フィルタ16の入出力の位相差は、上記の方法以外に、入力信号xと出力信号y、あるいは入力信号xと位相フィルタ18の出力信号pを使うことができる。この場合、xとqを使う場合に比べ位相がずれるので更新アルゴリズムの安定条件が変わる。この実施例ではフィード・バック系の安定性を損なわないように、デジタル・ピーク・フィルタ16の位相を決める伝達関数を、設定周波数に応じて変えるものである。デジタル・ピーク・フィルタ16の伝達関数の周波数特性1/Fは次の式で表すことができる。
1/F=1/(z−2rcosωz+r
ここで、zは、Z変換のz、rは定数、ωは設定周波数である。r=1のとき、周波数ωの外乱ノイズを完全に抑制する。位相フィルタ18はデジタル・ピーク・フィルタ16の位相を決めるフィルタであり、Aをデジタル・ピーク・フィルタ16の位相を決める伝達関数とする。この位相フィルタ18の伝達関数Aは、デジタル・ピーク・フィルタ16の設定周波数ωによって変えることができる。
デジタル・ピーク・フィルタ16の利得が設定周波数ω以外で十分小さい場合は、オープンループ関数のナイキスト線図は図2のようになる。ナイキスト線図はωのところで、ピーク・フィルタのために無限円にいく(デジタル・ピーク・フィルタの軌跡)。安定性の判別は、rを1より小さい値から1に漸近させた場合は、安定なフィルタを入れることになるので、周回数を増やさないと安定となる(r=1−αのときの軌跡)。rを1より大きい値から1に漸近させた場合は不安定なフィルタを入れることになるので、周回数を増やす方向で安定となるが、結論は同じなので、以下ではrを1より小さい値から1に漸近させた場合で説明する。
サンプリング周波数Fs=11520Hzの系で例を示す。ωが200Hzで、系が安定なデジタル・ピーク・フィルタを設計すると、例えば、図1のAは
200=−0.0106+0.0101z
となる。このとき、150HzからFs/2までのナイキスト線図を示すと図3のようになる。図3は、r=0.999999の場合を計算している。図3は、(−1,0)の周りを示しており、200Hzのところで無限円にいく。これを広い範囲で見たのが図4である。同じAでピーク・フィルタの設定周波数を760Hzにしたのが図5である。軌跡は1、2、3で示す線を通る。この場合、(−1,0)の周回数が増えるので不安定である。図6に、Aを変え、デジタル・ピーク・フィルタ16の設定周波数ωが760Hzで安定している場合のナイキスト線図を示す。ピークでの軌跡は、ピークの760Hz近傍で、図6の1、2、3を通る。これは、(−1,0)を囲まないので、安定である。したがって、安定化は可能であるが、伝達関数Aを変えなければならないことがわかる。細かく計算すると、ピークの周波数に対応して系を安定化する伝達関数A(a0+a1z)として、図7に示すような値を得ることができる。
以上の説明のとおり、上記実施例によれば、デジタル・ピーク・フィルタの設定周波数に応じて、デジタル・ピーク・フィルタの位相を決める伝達関数を変えるので、設定周波数が大きく動いても、フィード・バック系全体の安定性が損なわれることはない。
次に複数の外乱ノイズによる影響を抑制するために、デジタル・ピーク・フィルタを複数用いる場合を第2の実施例として説明する。この場合のブロック図を図13に示す。外乱ノイズの周波数として240Hzと360Hzを仮定し、デジタル・ピーク・フィルタ1(16)と2(17)をフィード・バック系に入れ、初期設定周波数を同じにして動作させた場合のデジタル・ピーク・フィルタ1および2の中心周波数の収束を図14、図15に示す。デジタル・ピーク・フィルタ1および2を同じ初期設定周波数で動作させたため、同じ外乱ノイズの周波数360Hzに収束している。このときの位置誤差信号を図16に示すが、外乱ノイズの影響が残っている。したがって、デジタル・ピーク・フィルタを複数個使用した効果が得られていない。
そこで、2個のデジタル・ピーク・フィルタ1および2の初期設定周波数を変えてみた。図17に示すように、デジタル・ピーク・フィルタ1は240Hzの外乱ノイズに収束し、デジタル・ピーク・フィルタ2は360Hzの外乱ノイズに収束している。このときの位置誤差信号を図18に示すが、外乱ノイズの影響がなくなっていることがわかる。すなわち複数のデジタル・ピーク・フィルタを使用することにより、複数の外乱ノイズによる磁気ヘッドの位置ずれを抑制することができる。
上記実施例では、2個のデジタル・ピーク・フィルタの初期設定周波数を変えたが、2個のデジタル・ピーク・フィルタの動作開始時間をずらすことも考えられる。図19にデジタル・ピーク・フィルタ2の動作をデジタル・ピーク・フィルタ1の動作開始から0.2secずらした場合の中心周波数の収束を示すが、デジタル・ピーク・フィルタ1は360Hzの外乱ノイズに収束し、デジタル・ピーク・フィルタ2は240Hzの外乱ノイズに収束している。このときの位置誤差信号を図20に示すが、外乱ノイズの影響がなくなっていることがわかる。また、デジタル・ピーク・フィルタ1を動作させ、中心周波数に収束した時点で位置誤差信号を調べ、所定の値以上ならデジタル・ピーク・フィルタ2を動作させるようにしても上記と同じ効果が得られる。
本発明の一実施例による磁気ディスク装置をモデル化したブロック図である。 オープンループ関数のナイキスト線図である。 サンプリング周波数が150HzからFs/2までのナイキスト線図である。 図3のナイキスト線図を拡大した図である。 サンプリング周波数が760Hzのナイキスト線図である。 設定周波数が760Hzで安定している場合のナイキスト線図である。 ピークの周波数に対応して系を安定化するフィルタの係数Aを示す図である。 磁気ディスク装置の主要構成を示すブロック図である。 磁気ディスクの記録内容を概念的に示す図である。 磁気ディスクの記録内容の一部を概念的に示す図である。 磁気ディスク装置の制御器の構成を示す図である。 図8に示す磁気ディスク装置をモデル化したブロック図である。 本発明の第2の実施例による磁気ディスク装置をモデル化したブロック図である。 デジタル・ピーク・フィルタ1の中心周波数の収束を示す図である。 デジタル・ピーク・フィルタ2の中心周波数の収束を示す図である。 デジタル・ピーク・フィルタ1および2を同じ初期設定周波数で動作させた場合の位置誤差信号を示す図である。 デジタル・ピーク・フィルタ1および2を異なる初期設定周波数で動作させた場合の中心周波数の収束を示す図である。 デジタル・ピーク・フィルタ1および2を異なる初期設定周波数で動作させた場合の位置誤差信号を示す図である。 デジタル・ピーク・フィルタ1および2の動作開始時間をずらした場合の中心周波数の収束を示す図である。 デジタル・ピーク・フィルタ1および2の動作開始時間をずらした場合の位置誤差信号を示す図である。
符号の説明
1…磁気ディスク装置、
2…磁気ディスク、
3…スピンドル・モータ、
4…磁気ヘッド、
5…アクチュエータ、
6…VCM(ボイス・コイル・モータ)、
7…DAC、
11…リード/ライト回路、
12…MPU/HDC、
13,14,15…加え合わせ点、
16,17…デジタル・ピーク・フィルタ、
18…位相フィルタ、
19…位相比較周波数更新器、
P…VCMおよび磁気ヘッドのモデル、
C…制御器。

Claims (11)

  1. ユーザ・データおよびサーボ・データを記録する磁気ディスクと、該磁気ディスクの所定のアクセス位置においてユーザ・データの書き込みおよび読み出しを行うとともにサーボ・データを読み出す磁気ヘッドと、該磁気ヘッドが読み出したサーボ・データ信号に基づいて位置誤差信号を生成し当該磁気ヘッドを移動させる駆動装置の制御信号を出力する制御器と、前記位置誤差信号が入力されるとともに設定された所定周波数に対して利得が有効となるピーク・フィルタと、該ピーク・フィルタの位相を決める位相フィルタと、前記制御器が出力する制御信号と前記位相フィルタの出力信号に基づいて前記磁気ヘッドを前記アクセス位置に位置決めする機構と、前記位置誤差信号の位相と前記ピーク・フィルタの出力信号の位相とを比較し、比較結果に基づいて前記ピーク・フィルタの設定周波数を変動させ、前記設定周波数の変動に応じて当該ピーク・フィルタの出力信号の位相を決める伝達関数を変える位相比較周波数更新器とを有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 前記位相比較周波数更新器は前記ピーク・フィルタの入力信号の位相と出力信号の位相とを比較し、比較結果に基づいて前記ピーク・フィルタの設定周波数を変動させることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記伝達関数は、前記位相フィルタの係数であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記ピーク・フィルタはデジタル・ピーク・フィルタであることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  5. ユーザ・データおよびサーボ・データを記録する磁気ディスクと、該磁気ディスクの所定のアクセス位置においてユーザ・データの書き込みおよび読み出しを行うとともにサーボ・データを読み出す磁気ヘッドと、該磁気ヘッドが読み出したサーボ・データ信号に基づいて位置誤差信号を生成し当該磁気ヘッドを移動させる駆動装置の制御信号を出力する制御器と、前記位置誤差信号が入力されるとともに設定された所定周波数に対して利得が有効となる複数個のピーク・フィルタと、該ピーク・フィルタの位相を決める複数個の位相フィルタと、前記制御器が出力する制御信号と前記複数個の位相フィルタの出力信号に基づいて前記磁気ヘッドを前記アクセス位置に位置決めする機構と、前記位置誤差信号の位相と前記複数個のピーク・フィルタの出力信号の位相とを比較し、比較結果に基づいて前記複数個のピーク・フィルタの設定周波数を変動させる位相比較周波数更新器とを有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  6. 前記位相比較周波数更新器は前記複数個の一部またはすべてのピーク・フィルタの入力信号の位相と出力信号の位相とを各ピーク・フィルタ毎に比較し、比較結果に基づいて前記複数個の対応するピーク・フィルタの設定周波数をそれぞれ変動させることを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記位相比較周波数更新器は、設定周波数に応じて、前記複数個のピーク・フィルタに対応する位相を決める位相フィルタの係数を変動させることを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
  8. 前記複数個のピーク・フィルタの初期設定周波数を同じ周波数に設定し、動作開始時間を異ならせることを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
  9. 前記複数個のピーク・フィルタのひとつを動作させ、中心周波数に収束した時点で位置誤差信号を調べ、所定の値以上であれば前記ピーク・フィルタで動作させていないものを動作させ、設定したピーク・フィルタの個数回分おこなうことを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
  10. 前記複数個のピーク・フィルタの初期設定周波数を同じ周波数に設定し、前記複数個のピーク・フィルタのひとつを動作させ、中心周波数に収束した時点で位置誤差信号を調べ、所定の値以上であれば前記ピーク・フィルタで動作させていないものを動作させることを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
  11. 前記複数個のピーク・フィルタはデジタル・ピーク・フィルタであることを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
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