JP2006139462A - 電子機器、センサ、電子機器を制御するための方法、プログラム - Google Patents

電子機器、センサ、電子機器を制御するための方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 通常モード、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードを含む2種類以上のモードで動作する電子機器を効果的に制御する。
【解決手段】 通常モード、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードを含む2種類以上のモードで動作する電子機器であって、外部から人間が操作をすることによって、前記電子機器に情報を入力するための入力デバイスと、前記入力デバイスのレスト部に設けられ、レスト部に前記操作をする人間の身体の部位が存在することを検出したことに応じて、所定の信号を生成するセンサと、前記センサが生成した所定の信号に基づいて、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行しないように前記電子機器に命令する信号を生成する信号ジェネレータを備える電子機器が提供される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、一般的には、コンピュータ端末装置のような電子機器の制御技術に関する。より詳細には、本発明は、電子機器を操作する者の振る舞いを考慮してその電子機器を制御するための方法、プログラム、それらを実装した電子機器、およびそのような電子機器に接続されるセンサに関する。
現在、コンピュータ端末のセキュリティを高め、電力消費量を抑えるために、スクリーン・ロック機能(ロック機能付きスクリーン・セーバー、非特許文献1)およびスタンバイ機能または休止機能(非特許文献2)が利用されている。
具体的には、ユーザの情報入力を受け付ける通常モードで動作中のコンピュータ端末は、あらかじめユーザが設定した時間、ユーザから入力がない状態の継続していることがタイマによって計測されたことに応じて、スクリーン・ロック機能を起動し、ユーザの入力を受け付けないセキュリティ・モードに移行するか、スタンバイ機能または休止機能を起動し、省電力モードに移行する。
いったんセキュリティ・モードに移行すると、ユーザは通常モードに戻るためにパスワードの入力等の認証を求められる。いったん省電力モードに移行すると、所定の操作によって復帰動作を経て通常モードに戻るまで、コンピュータ端末は、電源をOFFした状態などの消費電力を抑えた状態で動作する。
スクリーン・ロック機能およびスタンバイ機能または休止機能を利用することによって、例えば、コンピュータ端末を起動したまま席を離れた場合のセキュリティの向上と電力消費量の抑制が実現できることが理解される。スタンバイ機能または休止機能は、パスワードなどによるロック機能を伴うことができる。ロック機能を伴うスタンバイ機能または休止機能は、セキュリティの向上と電力消費量の抑制を実現する。
「スクリーン セーバーを設定してみよう」、マイクロソフト・コーポレーション、サポート技術情報 882775、[平成16年10月6日検索]、インターネット<URL: http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;882775> 「コンピュータを使用しないときに、電源をスタンバイ/休止にしてみよう」、マイクロソフト・コーポレーション、サポート技術情報 882795、[平成16年10月6日検索]、インターネット<URL: http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;882795>
例えば、コンピュータ端末を操作して電子ドキュメントを作成する場合、ユーザはキーボード、マウスのような入力デバイスのレスト部に手を置いて、(文章の推敲のような)考える作業をすることがある。セキュリティ・モードないし省電力モードに移行するまでの時間に短い時間を設定していると、コンピュータ端末の前にユーザがいるにもかかわらず、セキュリティ・モードまたは省電力モードに移行してしまうことがある。その結果、ユーザは、本来は必要でない、セキュリティ・モードからの復帰のための認証や省電力モードからの復帰のための待機などの負担を強いられ得る。
上記の負担を避けるために、逆に、セキュリティ・モードないし省電力モードに移行するまでの時間に長い時間を設定することが考えられる。しかし、そのような設定をすると、ユーザが離席した後も相当の時間が通常モードで端末装置が動作することとなり、セキュリティまたは電力消費量の観点から好ましくない。
本発明は、上記の課題を解決するための電子機器を制御するための方法、プログラム、電子機器、センサを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様によれば、通常モード、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードを含む2種類以上のモードで動作し、人間が操作をすることによって、前記電子機器に情報を入力する入力デバイスを備えた電子機器であって、前記入力する手段のレスト部に設けられ、レスト部に前記操作をする人間の身体の部位が存在することを検出したことに応じて、所定の信号を生成するセンサと、前記センサが生成した所定の信号に基づいて、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行しないように前記電子機器に命令する信号を生成する信号ジェネレータを備える電子機器が提供される。
また、本発明の第2の態様によれば、通常モード、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードを含む2種類以上のモードで動作する電子機器に備えられた人間が操作をすることによって、前記電子機器に情報を入力する手段のレスト部に設けられるセンサであって、レスト部に前記操作をする人間の身体の部位が存在することを検出したことに応じて、所定の信号を生成する手段と、前記生成した所定の信号に基づいて、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行しないように前記電子機器に命令する信号を生成させるために、前記生成した信号を送出する手段を備えるセンサが提供される。
さらに、本発明の第3の態様によれば、通常モード、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードを含む2種類以上のモードで動作する電子機器を制御する方法であって、前記電子機器は、人間が操作をすることによって、前記電子機器に情報を入力する手段を備え、前記入力する手段のレスト部に設けられたセンサが、レスト部に前記操作をする人間の身体の部位が存在することを検出したことに応じて、所定の信号を生成するステップと、前記センサが生成した所定の信号に基づいて、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行しないように前記電子機器に命令する信号を生成するステップを含む電子機器の制御方法が提供される。
また、本発明の第4の態様によれば、通常モード、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードを含む2種類以上のモードで動作する電子機器を制御するためのプログラムであって、前記電子機器は、人間が操作をすることによって、前記電子機器に情報を入力する手段を備え、前記プログラムは、前記入力する手段のレスト部に設けられたセンサが、レスト部に前記操作をする人間の身体の部位が存在することを検出したことに応じて、所定の信号を生成するステップと、前記センサが生成した所定の信号に基づいて、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行しないように前記電子機器に命令する信号を生成するステップを前記電子機器に実行させる制御プログラムが提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得ることに留意すべきである。
効果
本発明によれば、通常モード、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードを含む2種類以上のモードで動作する電子機器を効果的に制御することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
また、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、実施の形態の記載内容に限定して解釈されるべきものではない。また、実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須とは限らないことに留意されたい。実施の形態の説明の全体を通じて同じ要素には同じ番号を付している。
以下の実施の形態では、主に機器および方法について説明するが、当業者であれば明らかな通り、本発明はその一部をコンピュータで使用可能なプログラムとして実施することができる。したがって、本発明は、ハードウェアとしての実施形態、ソフトウェアとしての実施形態またはソフトウェアとハードウェアとの組合せの実施形態をとることができる。プログラムは、ハードディスク、DVD−ROM、CD−ROM、光記憶装置または磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。
また、「レスト部」とは、キーボード、マウス、リモート・コントローラのような電子機器を操作するための入力デバイスを操作する者が、電子機器の操作をしている間や操作を中断している間に、その身体の部位を休めるための空間、領域をいう。「通常モード」とは、電子機器を操作する者の操作を電子機器が受け付ける状態をいう。セキュリティ・モードとは、操作者が認証を行った後でなければ、操作対象の機器に情報を入力するためのユーザの操作を受け付けない状態をいう。「省電力モード」とは、通常モードよりも少ない電力消費量の動作する状態(電源オフの状態を含む)であって、ユーザの操作を受け付けず、ユーザの操作を受け付けるために所定の復帰動作を必要とする状態をいう。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるパームレスト100のハイレベル概念図である。パームレスト100は、ユーザの手の疲労が和らげるために、キーボードの手前に置かれ、手のひらや手首を置くために用いられるパッドやクッションである。
第1の実施の形態によるパームレスト100は、本体(Body)101を備える。圧電センサ102が、本体101の中に埋め込まれている。圧電センサ102は、パームレスト100の本体101に手のひらなどが置かれることで圧力を受けたことに応じて、所定の電流を生成する。圧電センサ102によって生成された電流は、コンバータ103でUSB信号形式に変換され、USBケーブル104を経由してUSB端子105が接続されたコンピュータ端末に受信される。
図2は、本発明の第1の実施の形態によるシステムを示す図である。本発明の第1の実施の形態のパームレスト100は、コンピュータ端末200のUSBポートに接続される。キーボード13、マウス14が、コンピュータ端末200のPS/2端子に接続されている。よく知られたCRTモニタである表示装置15が、コンピュータ端末200のRGB出力端子に接続されている。パームレスト100は、キーボード13の手前に置いて使用される。
コンピュータ端末200を操作するユーザは、例えば、マイクロソフト(R)ワードのようなドキュメント作成ソフトウェアに必要な情報をキーボード13、マウス14を操作することで入力する。ユーザは、作成された文書のレイアウトなどを表示装置15で確認しながらドキュメントの編集をすることができる。
キーボード13を操作するとき、ユーザの手のひらまたは手首がパームレスト100に置かれる。ユーザの手のひらまたは手首がパームレストに置かれている間は、手の重量による圧力によって圧電センサに電流が発生し、コンバータ103によって生成された所定の信号がコンピュータ端末200に送られる。注目すべきは、ユーザが表示装置15を見ながら文章の推敲をするなどの考える作業をしている間も、ユーザはパームレスト100に手のひらや手首を置いている場合が多いことである。このような場合も、パームレスト100からは所定の信号が、コンピュータ端末200に送られ続けることになる。
図3は、本発明の第1の実施の形態によるパームレスト100を接続するのに好適なコンピュータ端末200のハードウェア構成の一例を示した図である。コンピュータ装置200は、バス2に接続されたCPU(中央処理装置)1とメインメモリ3を含んでいる。ハードディスク装置6、CR−ROM装置7のようなリムーバブルストレージ(記録メディアを交換可能な外部記憶システム)がIDEコントローラ5を経由してバス2へ接続されている。当業者には明らかなように、CD−ROM装置7と同時にまたは代えて、フレキシブルディスク装置、MO装置、DVD−ROM装置のような他の種類のリムーバブルストレージをバス2に接続することもできる。
フレキシブルディスク、MO、CD−ROM、DVD−ROMのような記憶メディアが、リムーバブルストレージに挿入される。これらの記憶メディアやハードディスク装置7、ROM4には、オペレーティング・システムと協働してCPU等に命令を与え、本発明を実施するためのコンピュータ・プログラムのコードを記録することができる。メインメモリ4にロードされることによってコンピュータ・プログラムは実行される。コンピュータ・プログラムは圧縮し、また複数に分割して複数の媒体に記録することもできる。
コンピュータ端末200は、キーボード/マウス・コントローラ9を経由して、キーボード13やマウス14のようなユーザ・インターフェイス・デバイスからの入力を受ける。コンピュータ端末200は、視覚データをユーザに提示するための表示装置15にビデオ・コントローラ10を経由して接続される。コンピュータ装置200は、種々のUSB機器12を接続するためのUSBポート8を備える。本発明の第1の実施の形態のパームレスト100は、USBポート8を経由してコンピュータ端末200に接続される。
コンピュータ端末200は、ネットワーク・アダプタ11(イーサネット(R)・カードやトークンリング・カード)等を介してネットワークに接続し、他のコンピュータ等と通信を行うことが可能である。図示はされていないが、パラレルポートを介してプリンタと接続することや、シリアルポートを介してモデムを接続することも可能である。
以上の説明により、本発明の第1の実施の形態におけるコンピュータ端末200は、メインフレーム、ワークステーション、通常のパーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置、または、これらの組み合わせによって実現されることが容易に理解されるであろう。ただし、これらの構成要素は例示であり、そのすべての構成要素が本発明の必須構成要素となるわけではない。
本発明の実施に使用されるコンピュータ装置の各ハードウェア構成要素を、複数のマシンを組み合わせ、それらに機能を配分し実施する等の種々の変更は当業者によって容易に想定され得る。それらの変更は、当然に本発明の思想に包含される概念である。
コンピュータ端末200は、オペレーティング・システムとして、マイクロソフト・コーポレーションが提供するWindows(R)オペレーティング・システム、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションが提供するAIX(R)、アップル・コンピュータ・インコーポレイテッドが提供するMacOS(R)、あるいはLinux(R)などのGUIマルチウィンドウ環境をサポートするものを採用することができる。
コンピュータ端末200は、オペレーティング・システムとして、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションが提供するPC−DOS、マイクロソフト・コーポレーションが提供するMS−DOSなどのキャラクタ・ベース環境のものを採用することもできる。さらに、サーバ300は、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションが提供するOS Open、Wind River Systems,Inc.のVx WorksなどのリアルタイムOS、Java(R)OSなどのネットワーク・コンピュータに組込みオペレーティング・システムを採用することもできる。
以上から、コンピュータ装置は、特定のオペレーティング・システム環境に限定されるものではないことを理解することができる。
図4は、本発明の第1の実施の形態のシステムの機能ブロック図である。図4の機能ブロック図に示す各要素は、図3に例示したハードウェア構成を有するコンピュータにおいて、ハードウェア資源とソフトウェアを協働させることで実現することができる。
本発明のシステムは、コンピュータ端末200と、それに接続されるパームレスト100、キーボード13、マウス14および表示装置15を含む。キーボード13、マウス14、表示装置15は、非常によく知られた入出力デバイスであるので、詳細な説明はここでは省略する。
パームレスト100は、物理的にはキーボード13のすぐ手前に置かれ、ユーザがキーボードを操作するときに、ユーザの身体の部位である手のひらまたは手首がその上に置かれる。パームレスト100は、その手の重量によって電流を生成するセンサ102を備える。生成された電流はUSB信号形式の所定の信号に変換され、コンピュータ端末200に送信される。コンピュータ端末200は、当該所定の信号に基づいて、ユーザの身体の部位がパームレスト100の上に存在することを認識することができる。
コンピュータ端末200は、入出力インターフェイス201、モード設定手段202、モード切替手段203、タイマ204、スクリーンセーバ・コントローラ205、電源コントローラ206、アプリケーション207を備える。
入出力インターフェイス201は、パームレスト100、キーボード13、マウス14のような入力デバイスから受けた信号をコンピュータ端末200内部の各要素に伝える機能を有する。また、入出力インターフェイス201は、コンピュータ端末200内部の各要素からの信号を、表示装置15のような出力デバイスに送出する機能を有する。
モード設定手段202は、コンピュータ端末200が取り得るモードに関する設定値をユーザから受け付けて記憶する機能を有する。モード設定手段202に記憶される設定値には、モードの移行条件(例えば、セキュリティ・モードへの移行条件として、入出力信号の検出されない時間)が含まれ得る。
モード切替手段203は、コンピュータ端末200やコンピュータ端末200に接続されたデバイス等を監視し、モード設定手段202に記憶された移行条件を参照して、監視対象が特定の移行条件に合致した場合に、コンピュータ端末200を所定のモードに移行する命令を生成する機能を有する。
タイマ204は、時間の経過を計測する機能を有し、モード切替手段203が移行条件を満たしたかどうかを判別することに使用される。具体的には、本発明の第1の実施形態では、タイマ204は、(A)コンピュータ端末200が通常モードのときにキーボード13、マウス14のような入力デバイスまたはパームレスト100からの信号の監視を開始してからの時間を計測するスクリーン・セーバー起動用タイマ、および(B)コンピュータ端末200が通常モードのときにキーボード13、マウス14のような入力デバイスまたはパームレスト100からの信号の監視を開始してからの時間を計測するスタンバイ/休止機能起動用タイマ、として機能する。
スクリーンセーバ・コントローラ205は、スクリーン・セーバーのデータを記憶し、モード切替手段203からの命令に応じて、あらかじめ指定されたスクリーン・セーバーを起動する機能を有する。スクリーンセーバ・コントローラ205は、スクリーン・セーバーが起動された後に、通常モードへの復帰を希望するユーザからのパスワードの入力を受け、正しいパスワードが入力されたことを判別して、スクリーン・セーバーを終了する機能をも有する。
電源コントローラ206は、モード切替手段203からの命令に応じて、電源等を制御し、省電力モード(ON/OFF)に移行する機能を有する。電源コントローラ206は、省電力モードに移行した後に、通常モードへの復帰を希望するユーザからのパスワードの入力を受け、正しいパスワードが入力されたことを判別して、コンピュータ端末200を通常モードに移行させる機能をも有する。
図5は、本発明の第1の実施の形態のシステムにおける、セキュリティ・モード、省電力モード、またはセキュリティ・モード兼省電力モード(本明細書においては、これらのモードを、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードと総称する)への移行条件に関するパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。処理は、ステップ501からスタートし、ステップ502で、モード設定手段202は、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードから通常モードに復帰するためにシステムが要求する認証で使用されるパスワードをユーザから受ける。
ステップ503では、モード設定手段202は、パスワード・ロック機能を伴うスクリーン・セーバー機能(スクリーン・ロック機能)を使用するかどうかの選択をユーザから受ける。ステップ504において、ユーザがスクリーン・セーバー機能を使用しないことを選択したと判定された場合は、Noの矢印からステップ506へ進む。
ステップ504において、ユーザがスクリーン・セーバー機能を使用することを選択したと判定された場合は、処理はYesの矢印からステップ505へ進む。ステップ505では、キーボード、マウスのような入力デバイスまたはパームレスト100からの信号の監視を開始してから、どのくらいの時間監視対象からの信号が検出されない場合にスクリーン・セーバーを起動するか(以下、「スクリーン・セーバー起動時間」と呼ぶ)をユーザにプロンプトを表示装置に出して入力させる。
本発明の第1の実施の形態では、ステップ505において、(A)どのくらいの時間入力デバイスからの信号が検出されない場合にスクリーン・セーバーを起動するか(以下、「第1のスクリーン・セーバー起動時間」と呼ぶ)と、(B)どのくらいの時間パームレストからの信号が検出されない場合にスクリーン・セーバーを起動するか(以下、「第2のスクリーン・セーバー起動時間」と呼ぶ)について、別の値を設定することができる。例えば、キーボード13からの信号が検出しない場合と、パームレスト10からの信号を検出しない場合とでは、後者の方がよりユーザが席を離れている確率が高い。このような事情を考慮するために、第1のスクリーン・セーバー起動時間を第2のスクリーン・セーバー起動時間より大きな値とすることができる。スクリーン・セーバー起動時間のパラメータ入力が完了すると、処理はステップ506へ進む。
ステップ506では、モード設定手段202は、スタンバイ機能または休止機能を使用するかどうかの選択をユーザから受ける。ステップ507において、ユーザがスタンバイ機能または休止機能を使用しないことを選択したと判定された場合は、Noの矢印からステップ509へ進み、パラメータ設定処理は終了する。
ステップ507において、ユーザがスタンバイ機能または休止機能を使用することを選択したと判定された場合は、処理はYesの矢印からステップ508へ進む。ステップ508では、ステップ505と同様に、キーボード、マウスのような入力デバイスまたはパームレスト100からの信号の監視を開始してから、どのくらいの時間監視対象からの信号が検出されない場合にスタンバイ機能または休止機能を起動するか(以下、「スタンバイ/休止機能起動時間」と呼ぶ)をユーザにプロンプトを表示装置に出して入力させる。
本発明の第1の実施の形態では、ステップ508において、ステップ505と同様に、(A)どのくらいの時間入力デバイスからの信号が検出されない場合にスタンバイ機能または休止機能を起動するか(以下、「第1のスタンバイ/休止機能起動時間」と呼ぶ)と、(B)どのくらいの時間パームレストからの信号が検出されない場合にスタンバイ機能または休止機能を起動するか(以下、「第2のスタンバイ/休止機能起動時間」と呼ぶ)について、別の値を設定することができる。スタンバイ/休止機能起動時間のパラメータ入力が完了すると、処理はステップ506へ進み、パラメータ設定作業を終了する。
ユーザから入力されたパスワード、スクリーン・セーバー機能およびスタンバイ機能または休止機能のON/OFF、スクリーン・セーバー起動時間およびスタンバイ/休止機能起動時間は、コンピュータ端末200のモード設定手段202の記憶領域にセキュアに記憶される。
図6は、本発明の第1の実施の形態によるシステムの動作を図示したフローチャートである。図6のフローチャートは、スクリーン・セーバー機能およびスタンバイ機能または休止機能がともにONとなっていると仮定する。本発明の第1の実施の形態では、通常モードで入力デバイスおよびパームレスト100から信号を一定の時間受けなかった場合に、セキュリティ・モードに移行し、セキュリティ・モードで入力デバイスおよびパームレスト100から信号を一定の時間受けなかった場合に、省電力モードに移行するものとする。
処理は、ステップ601でコンピュータ端末200が通常モードである状態からスタートし、ステップ602において、キーボード13、マウス14のような入力デバイスからの信号およびパームレスト100のセンサ102からの信号を監視する。ステップ602において、タイマ204を用いて実現されるスクリーン・セーバー起動用タイマは、監視の開始からの経過時間を計測している。
処理は、ステップ603に進み、モード設定手段202の記憶領域に記憶されたスクリーン・セーバー起動時間内に入力デバイスからの信号およびセンサ102からの信号を検出したかどうかを判定する。スクリーン・セーバー起動時間内に信号が検出された場合は、Yesの矢印からステップ604に進む。ステップ604では、スクリーン・セーバー起動用タイマがリセットされ、ステップ602に戻って、監視を再度開始する。ステップ603において、スクリーン・セーバー起動時間内に信号が検出されなかった場合は、Noの矢印からステップ605へ進み、スクリーン・セーバーが起動され、セキュリティ・モードに移行する。
第1のスクリーン・セーバー起動時間と第2のスクリーン・セーバー起動時間に異なった値が設定されている場合は、ステップ603において、(A)第1のスクリーン・セーバー起動時間内に入力デバイスからの信号が検出されないか、または(B)第2のスクリーン・セーバー起動時間内にパームレスト100からの信号が検出ないかのいずれかの条件が満たされた場合に、Noの矢印からステップ605へ進み、スクリーン・セーバーが起動される。逆に、(A)第1のスクリーン・セーバー起動時間内に入力デバイスからの信号が検出されるか、または(B)第2のスクリーン・セーバー起動時間内にパームレスト100からの信号が検出されるかのいずれかの条件が満たされた場合に、Yesの矢印からステップ604へ進み、スクリーン・セーバー起動用タイマがリセットされる。
ステップ605でスクリーン・セーバーが起動され、セキュリティ・モードに移行すると、処理はステップ606へ進む。ステップ606では、入力デバイスからの信号およびセンサ102からの信号を監視する。ステップ606において、タイマ204を用いて実現されるスタンバイ/休止機能起動用タイマは、監視の開始からの経過時間を計測している。
処理は、ステップ607に進み、モード設定手段202の記憶領域に記憶されたスタンバイ/休止機能起動時間内に入力デバイスからの信号およびセンサ102からの信号を検出したかどうかを判定する。スタンバイ/休止機能起動時間内に信号が検出された場合は、Yesの矢印からステップ608に進む。
ステップ608では、検出された信号が、センサからのものか、入力デバイスからのものかを判定する。検出された信号がセンサからのものである場合は、ユーザが通常モードに復帰をいまだ希望していないが、スタンバイ状態または休止状態への移行は希望していないと判断できるので、Noの矢印からステップ609に進み、スタンバイ/休止機能起動用タイマをリセットした上で、ステップ606に戻って、監視を再度開始する。
ステップ608で検出された信号が入力デバイスからのものと判定された場合は、ユーザが通常モードに復帰を希望していると判断できるので、Yesの矢印からステップ610に進み、ユーザに通常モードに復帰するための認証のためにパスワードを入力させる。ステップ610で入力したパスワードが、モード設定手段202の記憶領域に記憶されたパスワードに一致するかどうかがステップ611で判定される。ステップ611でパスワードが一致しない場合は、Noの矢印からステップ610に戻り、再度パスワードの入力を促す。ステップ611でパスワードが一致したと判定された場合、システムを通常モードに復帰した上で、Yesの矢印からステップ602へ進み、再度監視を開始する。
話をステップ607に戻し、スタンバイ/休止機能起動時間内に信号が検出されなかった場合は、Noの矢印からステップ605へ進み、スタンバイ機能または休止機能を起動し、現在のコンピュータ端末200のシステム状態をハードディスクに保存して電源をOFFにすることで、コンピュータ端末200は省電力モードに移行する。
処理は、ステップ613に進み、省電力モードから復帰するためのアクションである電源ボタンが押されたことに応じて、ステップ614でシステムを再起動する。ステップ614でシステムを再起動されると、処理はステップ610に進み、ユーザに通常モードに復帰するため認証用パスワードを入力させる。ステップ610で入力したパスワードが、モード設定手段202の記憶領域に記憶されたパスワードに一致するかどうかがステップ611で判定される。ステップ611でパスワードが一致しない場合は、Noの矢印からステップ610に戻り、再度パスワードの入力を促す。ステップ611でパスワードが一致したと判定された場合、システムを通常モードに復帰した上で、Yesの矢印からステップ602へ進み、再度監視を開始する。
第1のスタンバイ/休止機能起動時間と第2のスタンバイ/休止機能起動時間に異なった値が設定されている場合も、前述のスクリーン・セーバー起動時間と同様の処理がなされる。すなわち、ステップ607において、(A)第1のスタンバイ/休止機能起動時間内に入力デバイスからの信号が検出されないか、または(B)第2のスタンバイ/休止機能起動時間内にパームレスト100からの信号が検出ないかのいずれかの条件が満たされた場合に、Noの矢印からステップ612へ進む。逆に、(A)第1のスタンバイ/休止機能起動時間内に入力デバイスからの信号が検出されるか、または(B)第2のスタンバイ/休止機能起動時間内にパームレスト100からの信号が検出されるかのいずれかの条件が満たされた場合に、Yesの矢印からステップ608へ進む。
なお、図6のフローチャートは、スクリーン・セーバー機能およびスタンバイ機能または休止機能がともにONとなっていると仮定して説明したが、スクリーン・セーバー機能がON、スタンバイ機能または休止機能がOFFと設定されている場合は、スタンバイ/休止機能起動時間を∞に設定し、常にステップ607からYesの矢印に進むようにするとよい。
また、スクリーン・セーバー機能がOFF、スタンバイ機能または休止機能がONと設定されている場合は、ステップ602に進むときに、ステップ606にジャンプするように処理を制御するようにするとよい。さらに、スクリーン・セーバー機能がおよびスタンバイ機能または休止機能がともにOFFと設定されている場合は、フローチャートの制御をそもそも行わないようにする(具体的には制御プログラムを立ち上げないようにする)とよい。
図7は、本発明の第2の実施の形態のマウスレストを備えるマウスパッド700のハイレベル概念図である。マウスパッドは、マウスを使うときにマウスの下に敷かれ、機械式マウスのボールをスムーズに回転させるための表面加工や、光学式マウスの移動認識を高めるための模様を印刷するなどして使用感を向上させるためのものである。マウスパッドは、本発明の第2の実施の形態のように、マウスレストを伴うことがある。マウスレストは、マウスを操作するユーザの手の疲労が和らげるために、手のひらや手首を置くために用いるパッドやクッションである。
第2の実施の形態のマウスパッド200は、第1の実施の形態によるパームレスト100をマウスパッドに応用したマウスレストの本体(Body)701を備えている。すなわち、圧電センサ702が、本体701の中に埋め込まれている。圧電センサ702は、マウスパッド700の本体701に手のひらなどが置かれることで圧力を受けたことに応じて、所定の信号を生成する。圧電センサ702によって生成された信号は、コンバータ703でUSB信号形式に変換され、USBケーブル704を経由してUSB端子705が接続されたコンピュータ端末に受信される。
図8は、本発明の第2の実施の形態のマウスパッド700の使用状態のイメージを示す図である。本発明の第2の実施の形態のマウスパッド700は、コンピュータ端末200のUSBポートに接続される。キーボード13、マウス14が、コンピュータ端末200のPS/2端子に接続されている。液晶ディスプレイ装置である表示装置15が、コンピュータ端末200のRGB出力端子に接続されている。マウスパッド700は、マウス14の下に敷いて使用される。第1の実施の形態と同様、コンピュータ端末200のユーザは、例えば、キーボード13、マウス14を操作して文書作成などの作業をすることができる。
マウス14を操作するとき、ユーザの手のひらまたは手首がマウスパッド700のマウスレストに置かれている間は、手の重量による圧力によって圧電センサに電流が発生し、所定の信号がコンピュータ端末200に送られる。第1の実施の形態によるマウスレスト100と同様に、ユーザが考える作業をしているときもマウスパッド700のマウスレストに手を置いている場合が多く、このような場合もマウスパッド700のマウスレストからは所定の信号が、コンピュータ端末200に送られ続ける。
本発明の第2の実施の形態のコンピュータ端末200、キーボード13、マウス14および表示装置15は、本発明の第1の実施の形態のものと同様の構成によって実現できる。また、システムの動作も、本発明の第1の実施の形態と基本的に同一であり、当業者はそれを本発明の第2の実施の形態に容易に設計変更して適合させることが可能であるので、詳細な説明は省略する。
図9は、本発明の第3の実施の形態のラップトップ・コンピュータのハイレベル概念図である。本発明の第3の実施の形態のラップトップ・コンピュータ900は、本発明の第1の実施の形態のキーボード13、マウス14および表示装置15を集積した周知のものであり、当業者は容易に設計をすることができるので詳細な説明は省略する。
本発明の第3の実施の形態のラップトップ・コンピュータは、センサ901がパームレスト部に設けられており、センサ901からの所定の信号は、USBポートを接続するのではなく、専用のコントローラを経由して直接バスに伝えられる。所定の信号に関する処理も、本発明の第1の実施の形態と基本的に同一であり、当業者はそれを本発明の第3の実施の形態に容易に設計変更して適合させることが可能であるので、詳細な説明は省略する。
図10は、本発明の第4の実施の形態のポインティング・デバイス1000の斜視図である。ポインティング・デバイス1000は、プロジェクタとともに使用されることを想定されたものである。ポインティング・デバイス1000は、コンピュータ端末に対するマウスと同等の機能に加え、プロジェクタに対する操作を行う機能を有している。
具体的には、ポインティング・デバイス1000は、コンピュータ端末を操作するためのマウスと同等の機能を実現するために、加えられた圧力の方向と強さに応じて、表示装置上のポインタを移動させるボタン1003、マウスの左ボタンに対応する機能を有するボタン1005、マウスの右ボタンに対応する機能を有するボタン1004を有する。
また、ポインティング・デバイス1000は、プロジェクタに対する操作を行うために、プロジェクタの電源ボタン1006、プロジェクタのメニュー・ボタン1007、プロジェクタのソースをビデオ入力に切り替えるためのボタン1008、プロジェクタのソースをコンピュータ端末のRGB出力端子からの視覚的データに切り替えるためのボタン1009を有している。
これらのボタンを用いてされたユーザによる操作は、本発明の第4の実施の形態では、無線出力手段1010からプロジェクタまたはプロジェクタ経由でコンピュータ端末に送信される。注目すべきは、コンピュータ端末に対して操作をしないときに指を休めるレスト部として、フィンガーレスト1002が設けられていることである。
図11は、本発明の第4の実施の形態のポインティング・デバイス1000の横面図である。第4の実施の形態のポインティング・デバイス1000のフィンガーレスト1002には、光学センサ1011が設けられている。光学センサ1011は、赤外線1012を発しており、ユーザの指などがフィンガーレスト1002に置かれ、赤外線1012が遮断されたことを検出することができる。光学センサ1011は、赤外線1012が遮断されたことを検出すると、所定の信号を生成する。光学センサ1011によって生成された所定の信号は、無線出力手段1010からワイヤレス接続を通じてコンピュータ端末に受信される。
図12は、本発明の第4の実施の形態によるプレゼンテーション・システムを示す図である。第4の実施の形態によるシステムは、ラップトップ・コンピュータ1201、プロジェクタ1204およびスクリーン1205を含む。
ラップトップ・コンピュータ1201は、視覚的イメージのデータをRGB出力端子に接続されたケーブル1202を経由して、プロジェクタ1204に送る機能を有している。プロジェクタ1204に受信された視覚的イメージは、スクリーン1205に投影され、ユーザはポインティング・デバイス1000を操作して複数枚からなるスライドを切り替えることができる。
具体的には、ユーザの操作は、ポインティング・デバイス1000の無線出力部1010から信号として送出され、プロジェクタ1204によって受信される。プロジェクタ1204によって受信された信号は、ラップトップ・コンピュータ1201のUSB端子に接続されたUSBケーブル1203を経由して、ラップトップ・コンピュータ1201に受信される。
本発明の第4の実施の形態のラップトップ・コンピュータ1201、プロジェクタ1204、スクリーン1205等は、本発明の第1の実施の形態を考慮して周知の製品によって実現できる。また、システムの動作も、本発明の第1の実施の形態と基本的に同一であり、当業者はそれを本発明の第4の実施の形態に容易に設計変更して適合させることが可能であるので、詳細な説明は省略する。
本発明の第4の実施の形態のシナリオを説明する。ラップトップ・コンピュータ1201の記憶装置には、マイクロソフト(R)パワーポイントなどで作成された電子的プレゼンテーション資料が記憶されている。ユーザは、デスクトップに存在するプレゼンテーション資料のアイコンをダブルクリックすることで、プレゼンテーション資料を再生することができる。
ユーザがプレゼンテーションを進めている間は、ユーザの人指し指はポインティング・デバイス1000を操作するために、ボタン1005にかけられていることが多い。しかし、プレゼンテーションの途中で質問を受けるなどして、プレゼンテーションが中断されることがしばしばある。
従来の技術であれば、Q&Aセッション(質疑応答)が長引き時間が経過すると、ユーザが意図しないのにスクリーン・セーバー機能あるいはスタンバイ機能または休止機能が起動してしまうことがあった。その結果、ユーザは、プレゼンテーションを再開するときにパスワードの入力や、再起動の時間の間の待機などを強いられることがあり、プレゼンテーションを価値のないものにしてしまうことすらあった。
しかし、本発明の第4の実施の形態では、ポインティング・デバイス1000にはフィンガーレスト1002が設けられているので、ユーザの人差し指は、誤ってボタン1005を押したりしないように、レスト部として設けられたフィンガーレスト1002に移動することが多い(図13参照)。ユーザの人指し指がフィンガーレスト1002に移動すると、赤外線1012が指によってさえぎられ、光学センサ1011によって所定の信号が生成される。生成された所定の信号は、ラップトップ・コンピュータ1201がセキュリティ・モードや省電力モードに入ることを妨げる。したがって、本発明の第4の実施の形態では、ユーザは、従来の技術が伴っていたプレゼンテーション再開の際の負担を容易に避けることができる。
以上、本発明によれば、通常モード、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードを含む2種類以上のモードで動作する電子機器を効果的に制御することができることが容易に理解できる。
以上、本発明の実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。例えば、第1、2、3の実施例では、圧電センサを念頭に説明したが、その代わりに温度センサ、光学センサその他の各種センサ、またはそれらの組合せを用いてユーザの身体の部位がレスト部にあることを認識するようにしてもよい。逆に、第4の実施例では、光学センサを念頭に説明をしたが、圧電センサ、温度センサその他の各種センサ、またはそれらの組合せを用いることもできる。
上記の実施の形態に、種々の変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。従って、そのような変更または改良を加えた形態も当然に本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の第1の実施の形態によるパームレスト100のハイレベル概念図である。 本発明の第1の実施の形態によるシステムを示す図である。 本発明の第1の実施の形態によるパームレスト100を接続するのに好適なコンピュータ端末200のハードウェア構成の一例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態のシステムの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のシステムにおけるパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態によるシステムの動作を図示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態のマウスパッド700のハイレベル概念図である。 本発明の第2の実施の形態のマウスパッド700の使用状態のイメージを示す図である。 本発明の第3の実施の形態のラップトップ・コンピュータのハイレベル概念図である。 本発明の第4の実施の形態のポインティング・デバイス1000の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態のポインティング・デバイス1000の横面図である。 本発明の第4の実施の形態によるプレゼンテーション・システムを示す図である。 本発明の第4の実施の形態によるポインティング・デバイス1000の使用状態を示す図である。

Claims (18)

  1. (A)通常モード、および(B)セキュリティ・モードおよび/または省電力モード、を含む2種類以上のモードで動作し、人間が操作をすることによって、前記電子機器に情報を入力するための入力デバイスを備える電子機器であって、
    入力デバイスのレスト部に設けられ、レスト部に前記操作をする人間の身体の部位が存在することを検出したことに応じて、所定の信号を生成するセンサと、
    前記センサが生成した所定の信号に基づいて、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行しないように前記電子機器に命令する信号を生成する信号ジェネレータと、
    を備える電子機器。
  2. 前記電子機器は、コンピュータ装置を含み、前記入力デバイスは、前記コンピュータ装置を操作するためのキーボードであり、前記センサは、前記キーボードのパームレストに設けられる、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電子機器は、コンピュータ装置を含み、前記入力デバイスは、前記コンピュータ装置を操作するためのマウスであり、前記センサは、前記マウスのためのマウスレストに設けられる、請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記電子機器は、ラップトップ・コンピュータであり、前記センサは、前記ラップトップ・コンピュータのキーボードのパームレストに設けられる、請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器は、コンピュータ装置を含み、前記入力デバイスは、前記コンピュータ装置を操作するリモート・コントローラである、請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記リモート・コントローラは、フィンガーレストを備え、前記センサが前記フィンガーレストに設けられる、請求項5記載の電子機器。
  7. 前記センサは、圧力センサ、温度センサ、光学センサのいずれか1つまたは組合せである、請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記センサによって生成された信号は、USB(Universal Serial Bus)接続を経由して、前記電子機器に伝送されることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
  9. 前記センサによって生成された信号は、ワイヤレス接続を通じて、前記電子機器に伝送されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  10. 前記セキュリティ・モードは、スクリーン・ロック機能によって実現される、請求項1に記載の電子機器。
  11. 前記省電力モードは、スタンバイ機能または休止機能によって実現される、請求項1に記載の電子機器。
  12. 前記セキュリティ・モードおよび省電力モードが、ロック機能付きスタンバイ機能または休止機能によって実現される、請求項1に記載の電子機器。
  13. 前記電子機器は、タイマを有し、前記電子機器は、前記入力デバイスまたは前記センサからの信号が所定の時間検出されないことが前記タイマによって計測されたことに応じて、通常モードからセキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行する、請求項1に記載の電子機器。
  14. 前記入力デバイスまたは前記センサからの信号に基づいて、前記タイマがリセットされる、請求項13に記載の電子機器。
  15. 前記電子機器は、タイマを有し、前記電子機器は、(A)前記入力デバイスからの信号が第1の所定の時間検出されないことが前記タイマによって計測されるか、または(B)前記センサからの信号が第2の所定の時間検出されないことが前記タイマによって計測されたことに応じて、通常モードからセキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行する、請求項1に記載の電子機器。
  16. (A)通常モード、および(B)セキュリティ・モードおよび/または省電力モード、を含む2種類以上のモードで動作する電子機器に接続される、人間が操作をすることによって、前記電子機器に情報を入力するための入力デバイスのレスト部に設けられるセンサであって、
    レスト部に前記操作をする人間の身体の部位が存在することを検出したことに応じて、所定の信号を生成する手段と、
    前記生成した所定の信号に基づいて、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行しないように前記電子機器に命令する信号を生成させるために、前記生成した所定の信号を送出する手段と、
    を備えるセンサ。
  17. (A)通常モード、および(B)セキュリティ・モードおよび/または省電力モード、を含む2種類以上のモードで動作する電子機器を制御する方法であって、前記電子機器は、人間が操作をすることによって、前記電子機器に情報を入力するための入力デバイスを備え、
    前記入力デバイスのレスト部に設けられ、レスト部に前記操作をする人間の身体の部位が存在することを検出したことに応じて、所定の信号を生成するステップと、
    前記センサが生成した所定の信号に基づいて、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行しないように前記電子機器に命令する信号を生成するステップと、
    を含む電子機器の制御方法。
  18. (A)通常モード、および(B)セキュリティ・モードおよび/または省電力モード、を含む2種類以上のモードで動作する電子機器を制御するためのプログラムであって、前記電子機器は、人間が操作をすることによって、前記電子機器に情報を入力するための入力デバイスを備え、前記プログラムは、
    前記入力デバイスのレスト部に設けられ、レスト部に前記操作をする人間の身体の部位が存在することを検出したことに応じて、所定の信号を生成するステップと、
    前記センサが生成した所定の信号に基づいて、セキュリティ・モードおよび/または省電力モードに移行しないように前記電子機器に命令する信号を生成するステップと、
    を電子機器に実行させる、電子機器の制御プログラム。
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