JP2006139131A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロジェクタの光学系、特に投射レンズの絞りの開度の変化に起因するホワイトバランス又は各単色の色度ズレを補正可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】 投射単プから出射される光束を画像情報に応じて空間光変調するDMD22と、投射ランプから出射される光束をDMD22へ画像情報の各色成分のデータが時分割で入力されるタイミングに同期して各色成分に順次的に分解するカラーホイール23と、DMD22が変調した変調光により形成される光学像を投射する投射レンズと、DMD22が変調した変調光の投射レンズによる投射光量を絞りの開度を変更することにより調節するレンズ絞り機構35とを備えており、絞りの開度の変更に応じて変化する投射レンズ24からの投射光の色度を補償すべく、絞りの開度に応じてカラーホィール23を、投射ランプから出射された光束の入射角度が変化するように傾斜させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スクリーン等の被投射体に画像を投射して映示するフロント投射方式の一般的なプロジェクタ及びスクリーンの背面から投射するリア投射方式のプロジェクタに関する。
近年の画像表示装置の大型化及びフラット化に伴い、液晶パネル,プラズマパネルを使用したいわゆるフラットディスプレイが普及しているが、筐体内にプロジェクタを、筐体の一側面にスクリーンをそれぞれ備え、筐体内部のプロジェクタからスクリーンの背面へ画像を投射することによって外部に画像を映示する装置も実用化されている。また、より大形の画像表示装置として、室内等に設置されたスクリーンに画像を投射して映示するプロジェクタもホームシアターシステム等と称して普及している。
上述のようなプロジェクタは、小型ではあるが精細な空間光変調デバイスの状態を画像情報に対応させ、これによって光源からの光束を空間光変調した変調光により形成される光学像を光学的な絞りによって光量を調整しつつ投射レンズでスクリーンへ投射するように構成されている。
なお空間光変調デバイスとしては、液晶パネルとDMD(Digital Micromirror Device) とのいずれかが一般的に用いられる。空間光変調デバイスとして液晶パネルが使用される場合は、投射されるべき画像情報のデジタルデータのドット単位に対応付けられた各画素が画像情報の各ドットを表示した状態で光源からの光束を透過(又は反射)させることにより、光学像を形成する変調光が生成され、この変調光が投射レンズにより投射されてスクリーン上に画像が映示される。また空間光変調デバイスとしてDMDが使用される場合は、投射されるべき画像情報のデジタルデータのドット単位に対応付けられた微小ミラー(Micromirror)の反射角を切り換えつつ光源からの光束を反射させることにより、光学像を形成する変調光が生成され、この変調光が投射レンズにより投射されてスクリーン上に画像が映示される。
なお、空間光変調デバイスとして液晶パネル,DMDのいずれを使用する場合にも、少なくとも三原色に対応した3枚の液晶パネル又はDMDを用い、それぞれが生成する三原色の各色別の変調光を合成して投射する方式と、1枚の液晶パネル又はDMDを用いる方式(単板方式)とがある。単板方式では画像情報を構成する三原色のデータを時分割で空間光変調デバイスに与え、このタイミングに同期させて光源からの光束を三原色の光それぞれに分解して与えることにより、人間の目の残像効果を利用して結果的に三原色が合成された画像が見えるようになる。
上述の単板方式において光源からの光束を三原色の光それぞれに分解するためには一般的にはカラーホィールが使用される。カラーホィールは、回転円板を回転方向に一般的には三原色の各色の透光性のセグメントに分割して構成されている。このようなカラーホィールを回転させることにより、光源からの光束が三原色の各色に順次的且つ循環的に分解される。
ところで、上述のようなプロジェクタにおいては、最終的には光学像を形成する変調光が投射レンズから投射されるが、投射画像の明るさを調整するために投射レンズには光学的な絞りが備えられている。この絞りの開度(開口値:Fナンバ)を変化させることにより、投射レンズから投射される光量も変化するので、投射画像の明るさを調整してコントラストが最適になるようにすることができる。
しかし、投射レンズからの投射光量を調整するための絞りの開度を変化させた場合、光の回折によって投射画像の色度も変化するという問題があるが、この問題を解決するための技術は従来は知られていない。但し、そのような技術に比較的近い技術として特許文献1に開示されているような発明が知られている。
特許文献1に開示されている発明は撮像装置の発明ではあるが、図7のブロック図に示すような構成により、撮像装置の光学的な絞りの変化によって生じる撮像画像の色度の変化の影響を改善するようにしている。以下、具体的に説明する。
図7において、撮像光学系110は撮像レンズ111,絞り112及びCCDセンサ(個体電子撮像素子)113から構成されている。そして、CCDセンサ113から出力される映像信号は前置増幅回路114を介して色分離回路(輝度信号抽出回路)115へ入力される。色分離回路115は映像信号を輝度信号(Y信号)と色度信号(C信号)とに分離して出力する。
色分離回路115から出力される輝度信号(Y信号)は輝度信号用のガンマ補正回路116、水平方向輪郭強調回路117及び垂直方向輪郭強調回路118へそれぞれ入力される。そして、水平方向輪郭強調回路117において水平方向の輪郭が強調された信号と垂直方向輪郭強調回路118において垂直方向の輪郭が強調された信号とが第1合成回路119で加算されて合成される。この第1合成回路119から出力される合成信号は可変ゲイン増幅回路(以下、AGC回路という)120で増幅されて第2合成回路121へ与えられる。第2合成回路121では、AGC回路120から出力された合成信号とガンマ補正回路116でガンマ補正された輝度信号とが加算されて合成される。
一方、色分離回路115から出力される色度信号(C信号)は色度信号用のガンマ補正回路122に与えられてガンマ補正された後、マトリクス回路123で色差信号R−Y,B−Yに変換されて変調回路124へ入力される。色差信号R−Y,B−Yは変調回路124で変調された後、第3合成回路125へ与えられる。この第3合成回路125においては、変調回路124で変調された後の色差信号R−Y,B−Yと、同期信号発生回路(図示せず)から与えられる同期信号と、前述した第2合成回路121から出力される合成信号とが加算される。そして、この第3合成回路125からNTSC方式の映像信号が出力される。なお、変調回路124,第3合成回路125及び同期信号発生回路によりNTSCエンコーダが構成される。
ゲイン制御手段として機能するCPU130は、測光素子133による測光値に基づいて最適な絞り112の開度(開口値:Fナンバ)を決定し、撮像光学系110の絞り112の開口値を制御するアイリスコントロール回路131へ指令信号を出力する。アイリスコントロール回路131はこの指令信号に応答して絞り112の開口値がCPU130で設定された値になるように絞り112の開度を制御する。CPU130はまた、設定した開口値に対応するAGC回路120のゲインを予め用意されているルック・アップ・テーブル(LUT:Look Up Table)132から検索し、AGC回路120のゲインがLUTから検索した結果のゲインになるようにAGC回路120のゲイン制御を行なう。
LUT132に記憶されているAGC回路120のゲインは、以下のように設定される。図8は、解像度200TV本における、空間周波数特性(MTF:Modulation Transfer Function) レスポンスH(s) 対絞り開口値(Fナンバ)の関係を実測してプロットしたグラフである。この図8から求められる関数の逆数をプロットしたグラフが図9である。この図9の横軸は絞り112の開口値(Fナンバ)を、縦軸はAGC回路120のゲインをそれぞれ示している。従って、LUT132には、図9に示すグラフで表わされるような関数から求められる絞り112の開口値それぞれに対応するゲインが記憶されている。
なおこの特許文献1に開示されている発明において、ゲインの設定を解像度200TV本を基準に行なっている理由は、解像度200TV本前後において人間が視覚的に最も鮮鋭感を感じるためである。
AGC回路120は、第1合成回路119から与えられる合成された輪郭強調信号の増幅をCPU130によって設定されたゲインに従って行なう。即ち、AGC回路120から出力される輪郭強調信号βは、図11のグラフに示すように、解像度が増加するに従って解像度200TV本付近までは増加して最大になり、それ以上に解像度が増加した場合には減少し、また絞り112の開口値が大きいほどレベルが大きくなる特性を有している。従って、輝度信号用のガンマ補正回路116から出力される図10に示す特性を有する輝度信号αと、図11に示す特性を有するAGC回路120から出力される輪郭強調信号βとが第2合成回路121で加算されることにより、図12のグラフに示すように、解像度200TV本程度までは絞り112の開口値には拘わらずに絞り112を通過する光量に対するCCDのレスポンスがほぼ一定となるMTF特性を得ることができる。
上述したように特許文献1に開示されている発明によれば、絞り開口値に対応して輪郭強調信号の増幅度を変更することにより、小型の固体電子撮像素子を用いた場合にも絞りの開口における光の回折の影響を除くことができる。なお、輪郭強調された信号のゲインの制御は厳密に解像度200TV本で行なう必要は無く、解像度200TV本前後であればよい。より具体的には、人間が視覚的に最も鮮鋭度を感じる鮮鋭度付近まで行なえばよい。
なお、上述の特許文献1に開示されている発明は、絞り112の開口値がCPU130及びアイリスコントロール回路131によって自動的に制御される自動露出方式の撮像装置の発明であるが、絞りの開口値を手動で設定する場合にも適用できることはいうまでもない。絞り112の開口値を手動で設定する場合には、設定された絞り112の開口値をCPU130によって検出し、これに基づいて上述同様にして輪郭強調信号の増幅制御を行なうことが出来る。
特開平05−347730号公報
上述の特許文献1に開示されている発明では、光学系の絞りを変化させた場合、特に絞りを開いた場合(F値を小さくした場合)の被写界深度不足による画像のボケ感を電気的に輪郭強調することにより改善することは可能であるが、光学系の絞りの開度を変化させた場合のホワイトバランスの変化、またはRGB単色の色度の変化等の色相の変化を改善することはできない。
従来のプロジェクタの投射レンズに備えられている光学系には光学的な絞り機構が一般的に備えられており、この絞りを絞る(F値を大きくする)ことにより被写界深度を大きくしてコントラストを改善することが一般的に行なわれている。しかし、光学系の絞りを絞れば絞るほど、最終的にスクリーン等に映示される画像にはホワイトバランスまたは各単色(R/G/B)の色度ズレが発生するという問題がある。このような色度ズレが発生する要因としては、絞りモードと開放モードとでは光源からの光束のカラーホィールへの入射角度の分布特性が異なることが考えられる。
具体的には、たとえば開放モードでは入射角0〜30度の全光束を使用するのに対し、絞りモードでは光束の外縁である入射角30度から内側へのある程度の角度で入射する光束はほとんど使用できないことから、光源からの光束のカラーホィールへの入射角度の分布特性が異なる。一方、カラーホィールには一般的には入射角0〜30度程度のコーン状の光束が入射するが、入射角度によってカラーホィールでのカットオフ周波数が変化するため、上記のように光学絞りの開度に応じて光源からの光束のカラーホィールへの入射角度の分布特性が異なることに伴なって、カラーホィールを透過する光束のカットオフ周波数が変化することになり、この結果として光学絞りの開度に応じてホワイトバランスの変化、またはRGB単色の色度の変化等が発生すると考えられる。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、プロジェクタの光学系、特に投射レンズの絞りの開度の変化に起因するホワイトバランス又は各単色の色度ズレを補正可能なプロジェクタの提供を主たる目的とする。
また本発明は、光束がカラーホィールを透過する際の角度を変化させる、換言すればカラーホィールを傾斜させることにより上記の主たる目的を達成可能なプロジェクタの提供を主たる目的とする。
更に本発明は、光束がコンデンサレンズを透過する際の角度を変化させる、換言すればコンデンサレンズを傾斜させることにより上記の主たる目的を達成可能なプロジェクタの提供を主たる目的とする。
また更に本発明は、映像信号の画質を電気的に補正することにより上記の主たる目的を達成可能なプロジェクタの提供を主たる目的とする。
更に本発明は、映像信号のガンマ補正のためのガンマ補正曲線を電気的に補正することにより上記の主たる目的を達成可能なプロジェクタの提供を主たる目的とする。
本発明に係るプロジェクタは、光源と、該光源から出射される光束を画像情報に応じて空間光変調する空間光変調手段と、前記光源から出射される光束を前記空間光変調手段へ画像情報の各色成分のデータが時分割で入力されるタイミングに同期して前記各色成分に順次的に分解するカラーホィールと、前記空間光変調手段が変調した変調光により形成される光学像を投射する投射レンズと、前記空間光変調手段が変調した変調光の前記投射レンズによる投射光量を絞りの開度を変更することにより調節する絞り機構とを備えたプロジェクタにおいて、前記カラーホィールを、前記光源から出射された光束の入射角度が変化するように傾斜させるホィール傾斜手段と、前記絞りの開度に応じて定まる角度だけ前記カラーホィールを傾斜させるように前記ホィール傾斜手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
このような本発明に係るプロジェクタでは、光源から出射された光束の入射角度が変化するようにカラーホィールが傾斜するように構成されており、絞りの開度の変更に応じて変化する投射レンズからの投射光の色度を補償すべく、絞りの開度に応じてカラーホィールが傾斜する。
また本発明に係るプロジェクタは上記の発明において、前記空間光変調手段へ与えられる画像情報の輝度成分の分布を検出する輝度レベル検出手段を更に備え、前記絞り機構は、前記輝度レベル検出手段が高輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞りの開度を大に、前記輝度レベル検出手段が低輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞りの開度を小に設定し、前記制御手段は、前記絞り機構が設定した前記絞りの開度に応じて前記カラーホィールを傾斜させるように前記ホィール傾斜手段を制御するようにしてあることを特徴とする。
このような本発明に係るプロジェクタでは上記の発明において、空間光変調手段へ与えられる画像情報の輝度成分の分布が検出され、この結果、高輝度成分が少ないことが検出された場合に絞りの開度が大に、低輝度成分が少ないことが検出された場合に絞りの開度が小に設定され、このような絞りの開度の制御に応じてカラーホィールが傾斜させられる。
更に本発明に係るプロジェクタは、光源と、該光源から出射される光を収束させるコンデンサレンズと、該コンデンサレンズが収束した光束を画像情報に応じて空間光変調する空間光変調手段と、前記空間光変調手段が変調した変調光により形成される光学像を投射する投射レンズと、前記空間光変調手段が変調した変調光の前記投射レンズによる投射光量を絞りの開度を変更することにより調節する絞り機構とを備えたプロジェクタにおいて、前記コンデンサレンズを、前記光源から出射された光束の入射角度が変化するように傾斜させるコンデンサレンズ傾斜手段と、前記絞りの開度に応じて定まる角度だけ前記コンデンサレンズを傾斜させるように前記コンデンサレンズ傾斜手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
このような本発明に係るプロジェクタでは、光源から出射された光束の入射角度が変化するようにコンデンサレンズが傾斜するように構成されており、絞りの開度の変更に応じて変化する投射レンズからの投射光の色度を補償すべく、絞りの開度に応じてコンデンサレンズが傾斜する。
また本発明に係るプロジェクタは上記の発明において、前記空間光変調手段へ与えられる画像情報の輝度成分の分布を検出する輝度レベル検出手段を更に備え、前記絞り機構は、前記輝度レベル検出手段が高輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞りの開度を大に、前記輝度レベル検出手段が低輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞りの開度を小に設定し、前記制御手段は、前記絞り機構が設定した前記絞りの開度に応じて前記コンデンサレンズを傾斜させるように前記コンデンサレンズ傾斜手段を制御するようにしてあることを特徴とする。
このような本発明に係るプロジェクタでは上記の発明において、空間光変調手段へ与えられる画像情報の輝度成分の分布が検出され、この結果、高輝度成分が少ないことが検出された場合に絞りの開度が大に、低輝度成分が少ないことが検出された場合に絞りの開度が小に設定され、このような絞りの開度の制御に応じてコンデンサレンズが傾斜させられる。
更に本発明に係るプロジェクタは、光源と、該光源から出射される光束を画像情報に応じて空間光変調する空間光変調手段と、前記空間光変調手段が変調した変調光により形成される光学像を投射する投射レンズと、前記空間光変調手段が変調した変調光の前記投射レンズによる投射光量を絞りの開度を変更することにより調節する絞り機構とを備えたプロジェクタにおいて、前記空間光変調手段へ与えられる画像情報を電気的に画質調整する画質調整手段と、前記絞りの開度に応じて定まる調整量だけ前記画質調整手段に画質調整を行なわせるように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
このような本発明に係るプロジェクタでは、絞りの開度の変更に応じて変化する投射レンズからの投射光の色度を補償すべく、絞りの開度に応じて、空間光変調手段へ与えられる画像情報が電気的に画質調整される。
更に本発明に係るプロジェクタは、光源と、該光源から出射される光束を画像情報に応じて空間光変調する空間光変調手段と、前記空間光変調手段が変調した変調光により形成される光学像を投射する投射レンズと、前記空間光変調手段が変調した変調光の前記投射レンズによる投射光量を絞りの開度を変更することにより調節する絞り機構とを備えたプロジェクタにおいて、前記空間光変調手段へ与えられる画像情報の輝度成分の分布を検出する輝度レベル検出手段と、該輝度レベル検出手段による検出結果に応じて前記絞りの開度を設定する絞り機構制御手段と、前記空間光変調手段に与えられる画像情報をガンマ補正するガンマ補正手段と、該ガンマ補正手段に設定されるガンマ補正曲線を前記絞り機構制御手段が設定した前記絞りの開度に応じて電気的に設定するガンマ曲線制御手段とを備え、前記ガンマ曲線制御手段は、前記輝度レベル検出手段が高輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞り機構制御手段に前記絞りの開度を大にさせると共に低輝度域のコントラストが改善されるようなガンマ補正曲線を前記ガンマ補正手段に設定し、前記輝度レベル検出手段が低輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞り機構制御手段に前記絞りの開度を小にさせると共に、高輝度域のコントラストが改善されるようなガンマ補正曲線を前記ガンマ補正手段に設定するようにしてあることを特徴とする。
このような本発明に係るプロジェクタでは、絞りの開度の変更に応じて変化する投射レンズからの投射光のコントラストを改善すべく、絞りの開度に応じて、空間光変調手段へ与えられる画像情報をガンマ補正するためのガンマ補正曲線が設定される。
上述のような本発明に係るプロジェクタによれば、光源から出射された光束の入射角度が変化するようにカラーホィールが傾斜するように構成されており、絞りの開度に応じて定まる角度だけカラーホィールが傾斜することによって、絞りの開度の変更に応じて変化する投射レンズからの投射光の色度が補償される。
また本発明に係るプロジェクタによれば上記の発明において、空間光変調手段へ与えられる画像情報の輝度成分の分布に応じて、たとえば高輝度成分が少ないことが検出された場合に絞りの開度が大に、低輝度成分が少ないことが検出された場合に絞りの開度が小に設定されるが、このような絞りの開度の変化に伴なう投射画像の色度の変化がカラーホィールが傾斜させられることによって補償される。
更に本発明に係るプロジェクタによれば、光源から出射された光束の入射角度が変化するようにコンデンサレンズが傾斜するように構成されており、絞りの開度に応じて定まる角度だけコンデンサレンズが傾斜することによって、絞りの開度の変更に応じて変化する投射レンズからの投射光の色度が補償される。
また本発明に係るプロジェクタによれば上記の発明において、空間光変調手段へ与えられる画像情報の輝度成分の分布に応じて、たとえば高輝度成分が少ないことが検出された場合に絞りの開度が大に、低輝度成分が少ないことが検出された場合に絞りの開度が小に設定されるが、このような絞りの開度の変化に伴なう投射画像の色度の変化がコンデンサレンズが傾斜させられることによって補償される。
更に本発明に係るプロジェクタによれば、絞りの開度に応じて定まる調整量だけ空間光変調手段へ与えられる画像情報が電気的に画質調整されることによって、絞りの開度の変化に応じて変化する投射レンズからの投射光の色度が補償される。
また更に本発明に係るプロジェクタによれば、絞りの開度に応じて、空間光変調手段へ与えられる画像情報をガンマ補正するためのガンマ補正曲線が設定されることによって、絞りの開度の変更に応じて変化する投射レンズからの投射光のコントラストが改善される。
以下、本発明に係るプロジェクタの実施の形態について図面を参照して詳述する。図1は本発明に係るプロジェクタの一実施の形態を示す機能ブロック図である。
本発明に係るプロジェクタには、入力系統としてコンポジットビデオ入力と、コンポーネント/RGB入力と、デジタル入力との3系統が用意されている。
コンポジットビデオ信号の入力はコンポジット信号処理系により処理される。具体的には、図示しないアンテナから入力されたTV信号はチューナ回路で映像信号と音声信号とに復調され、IF回路を経てコンポジット信号/音声信号切替回路へ入力される。また、コンポジット信号用の外部入力端子から入力されたコンポジット信号もコンポジット信号/音声信号切替回路へ入力される。コンポジット信号/音声信号切替回路はマイクロコンピュータ等を利用した主制御回路24からの制御に応じて、チューナ回路からの信号又は外部入力端子からの信の内のいずれかの信号をLFP(ローパスフィルタ)回路へ出力する。
コンポジット信号/音声信号切替回路からLPF回路へ出力された映像信号はLPF回路において入力周波数に適合した帯域でカットされた後に3次元YC分離回路でY信号とC信号とに分離される。両信号は共にデジタルビデオデコーダ回路へ入力され、デジタル(8ビット又は10ビット)の色差信号(YPBPR信号)に変換され、デジタル信号切替回路へ出力される。
一方、コンポーネント/RGB信号の入力はコンポーネント信号処理系により処理される。具体的には、コンポーネント/RGB信号は外部入力端子からYPBPR又はRGB信号として入力され、主制御回路がコンポーネント/RGB信号を選択している場合にはコンポーネント信号入力切替回路により選択されて出力される。なおこの際、15kHz入力時には前述したLPF回路を経由してデジタルビデオデコーダ回路へ入力されてデジタル信号処理され、デジタル信号切替回路へ出力される。一方、15kHz以外の周波数(31kHz/33kHz/45kHz)入力時には、AD変換回路へ出力されてアナログ信号からデジタル信号に変換され、デジタル信号切替回路へ出力される。
また他の入力端子として、DVI信号の入力端子からの入力信号と、HDMI信号の入力端子からの入力信号とはHDMIレシーバ回路においていずれかが選択され、デジタル信号切替回路へ出力される。
以上のように、デジタル信号切替回路へは、前述したデジタルビデオデコーダ回路から出力されたデジタル出力と、AD変換回路においてデジタル信号に変換されたデジタル出力と、DVI信号の入力端子からの入力信号とHDMI信号の入力端子からの入力信号とのいずれかがHDMIレシーバ回路にて選択されたデジタル信号とが入力される。そして、デジタル信号切替回路は主制御回路24からの制御に応じていずれかの信号を選択して出力する。このデジタル信号切替回路からの出力は入力端子14からデジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路15へ入力される。このように、本発明に係るプロジェクタでは3系統の入力を有しているが、最終的には1系統の信号が選択されてデジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路15へ入力される。
デジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路15でデジタル信号処理された信号はLVDSトランスミッタ回路16へ入力されて高速且つ低消費電力でデータ転送可能な信号に変換され、LVDSレシーバ回路17において通常のデジタル信号に変換され、コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18へ入力される。詳細は後述するが、このコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18において、入力信号に基づいてコンデンサレンズ及びカラーホィールの傾斜が制御され、またカラーマネージネント機能により画質調整が行なわれる。
コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18から出力された信号は次にDMD制御プロセッサ20へ入力される。このDMD制御プロセッサ20では、映像信号に基づいてDMD22を最適に制御可能なような制御信号を生成してDMD22へ与えることにより、DMD22を映像信号を構成する各色の情報に対応した状態に時分割制御する。更に、DMD制御プロセッサ20はDMD22を制御するための制御信号の基となった映像信号と同一の信号を輝度レベル検出回路36へも与える。輝度レベル検出回路36はDMD制御プロセッサ20から入力された映像信号の輝度レベルを検出する。具体的には、輝度レベル検出回路36はDMD制御プロセッサ20から入力される映像信号の各フィールド毎に輝度レベルを検出し、輝度分布に基づいてレンズ絞り可変回路37に制御信号を与えることによってレンズ絞り機構35の光学絞りの開度を制御する。
輝度レベル検出回路36はたとえば、フィールド毎の輝度レベルに高輝度成分が所定の基準値よりも少ない場合はレンズ絞り機構35の光学絞りの開度を小さくする(Fナンバを大にする)ことにより、投射される画像のコントラストを明確化させ、またフィールド毎の輝度レベルに低輝度成分が所定の基準値よりも少ない場合はレンズ絞り機構35の光学絞りの開度を大きくする(Fナンバを小にする)ことにより、投射される画像のコントラストを最低限確保するようにする。従って、輝度レベル検出回路36は映像信号の各フィールドの輝度レベルの検出結果に応じて、レンズ絞り可変回路37へ制御信号を与えてレンズ絞り機構35を制御することにより、光学絞りの開度を調整する。
更に、輝度レベル検出回路36は検出した映像信号の輝度の情報をコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18へフィードバックする。この輝度レベル検出回路36からフィードバックされる情報に応じて、コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18からコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ19へコンデンサレンズ27及び/又はカラーホィール23をレンズ絞り機構35による絞りの開度に応じて傾斜させる制御信号を出力する。このようにしてコンデンサレンズ27又はカラーホィール23がレンズ絞り機構35による絞りの開度に応じて最適な角度に傾斜させられることにより、レンズ絞り機構35による光学的なレンズの絞りの開度を変化させた場合に生じるホワイトバランスの変化及び各色別の色度の変化等を改善することが可能になる。
また、本発明に係るプロジェクタは光学的なホワイトバランス及び各色別の色度の変化を電気的に改善する手段をも有している。具体的には、輝度レベル検出回路36が検出した映像信号の輝度レベルに応じて、レンズ絞り可変回路37にレンズ絞り機構35を制御させることにより、レンズの絞りの開度の変化に伴なって生じるホワイトバランス及び各色の色度の変化をコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18によるカラーマネージネント機能により電気的に改善することをも可能にしている。
なお、DMD制御プロセッサ20は映像信号に基づいて、具体的にはDMD22が映像信号を構成する各色の情報に応じて時分割制御されるのと同期するように、カラーホィールモータドライバ21へカラーホィール23の制御情報を出力し、この制御情報に従ってカラーホィールモータドライバ21がカラーホィール23を一定速度で回転するように制御する。また、DMD制御プロセッサ回路20から輝度レベル検出回路36へデジタルの映像信号が入力されてその輝度レベルが検出され、この検出結果に基づいてレンズ絞り可変回路37により映像信号内容に応じてレンズ絞り機構35を制御して絞りの開度をダイナミックに変化させることによりコントラストのよい映像が再現される。
更にまた、輝度レベル検出回路36で検出されたデジタルの映像信号の映像レベルはデジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路15へもフィードバックされる。これにより、ダイナミックなレンズの絞りの開度の変化に連動して電気的なガンマ補正曲線をダイナミックに変更することにより良好な画質を得ることが可能になる。
なお、上述の実施の形態では1枚のDMD22を使用した単板方式のシステムであるので、前述したようにカラーホィール23が必要であり、カラーホィールモータドライバ21によりカラーホィール23の回転速度を一定に制御することによって良好な映像を得られるようにしている。従って、カラーホィールを使用しない、換言すればたとえば3原色にそれぞれ対応したDMDを3枚使用する構成のプロジェクタでは、カラーホィールは使用されないが、上述した内のカラーホィールを傾斜させる以外の制御により良好な映像を得ることが可能である。
図2は本発明に係るプロジェクタの光学系の構成例を示す模式図である。本発明のプロジェクタの光学系は、ランプ25、IRカットミラー26、コンデンサレンズ27、カラーホィール23、リレーレンズ29、可変絞り30、ホールドミラー31、DMD22、プリズム33、投射レンズ34等で構成されている。
ランプ25から出射された光はコンデンサレンズ27及びIRカットミラー26によって収束されて光束にされると共に赤外線(IR)がカットされ、カラーホィール23のいずれかのカラーセグメントを透過してRGBの各色に分解され、リレーレンズ29、可変絞り30、ホールドミラー31を経てプリズム33の一端面から入射してプリズム33内で反射され、DMD22へ投射される。
DMD22には図1に示したように、DMD制御プロセッサ20から映像信号が与えられている。この映像信号に従って、DMD22を構成する多数の微小ミラーが入射光を反射するか否かのいずれかの状態に制御されることにより、DMD22への入射光が映像信号に応じた光学像を形成する変調光に変換されてレンズ絞り機構35で変調光の光量を調整しつつプリズム33を経て投射レンズ34から外部へ投射される。
なお、レンズ絞り機構35はDMD22が変換した変調光の光量を調整しつつ投射レンズ34から外部のスクリーンへ投射するように構成されており、前述した如く、レンズ絞り可変回路37により制御される。また、カラーホィール23及びコンデンサレンズ27は、前述した如く、コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ19によりその傾斜を制御される。
ここで、DMD22が生成した変調光を投射レンズ34から投射する際に、レンズ絞り機構35により光学絞りの開口値を変化させた場合の色度の変化とカラーホィール23の傾斜を変化させた場合の色度の変化との関係について説明する。
図3は、カラーホィール23と投射レンズ34とレンズ絞り機構35の光学絞りの開度との原理的な関係を説明する模式図である。カラーホィール23の表面がランプ側からの光束に対して直交する状態にあり(実線にて示す)、レンズ絞り機構35により光学絞りが通常の位置である中間の開度(ハッチングにて示す)である場合、カラーホィール23を透過した光束の内の投射レンズ34の全体を透過した光束(矢符Aと矢符aとで示す範囲)がレンズ絞り機構35の光学絞りを通過するとする。
ここで、レンズ絞り機構35により光学絞りの開度を小(Fナンバを大)にすると(白抜きにて示す)、開度を小さくされた光学絞りの開口に合わせて、投射レンズ34の中心寄りの部分を透過した光束(矢符Bと矢符bとで示す範囲)がレンズ絞り機構35の光学絞りを通過することになる。
プロジェクタにおいて最終的にスクリーンへ投射される光学像の色度は、レンズ絞り機構35の光学絞りが中間の開度である状態を基準として一般的には調整されている。このため、図3に示すように、被写界深度を大きくしてコントラストを改善する目的で、レンズ絞り機構35の光学絞りを通常の中間の開度よりも小さくすると(Fナンバを大きくすると)、投射レンズ34の周辺部分を透過した光束はカットされることになり、色度が変化することになる。たとえば図3に示す場合では、カラーホィール23の通常の(レンズ絞り機構35の光学絞りが通常の場合)緑色光の透過特性が400乃至580nm程度であるとすると、レンズ絞り機構35の光学絞りの開度を小さくした場合には430乃至610nm程度に変化する。
そこで、図3に破線にて示すようにカラーホィール23の回転軸を傾斜させることによってカラーホィール23の表面を投射レンズ34へ入射する光束の方向に対して傾斜させて、光束の矢符Aと矢符aとで示す範囲が矢符Cと矢符cとで示す範囲となるように入射角度を変える。これにより、光学絞りの開度を小さくした場合にも、矢符Aと矢符c′とで示す範囲の光束がレンズ絞り機構35の光学絞りを通過することになる。結果的には、カラーホィール23を傾斜させることにより、開度を小さくされた光学絞りを通過する光束は通常の状態の場合の矢符A側から投射レンズ34の中心に近い部分(矢符c′で示す部分)までとなるように入射角度が変わる。この場合、投射レンズ34の中心を中心とした部分のみである矢符Bと矢符bとで示す範囲に比して、投射レンズ34の中心から一方の周辺部までを含む範囲を透過した光束がレンズ絞り機構35の光学絞りを通過することになり、通過光量は勿論減少するが、色度の変化は少なくなる。
以上の図3を参照した説明はあくまでも原理的な説明であるので、レンズ絞り機構35の光学絞りと投射レンズ34との位置関係が逆にはなってはいるが、光学絞りの開度に応じて光学絞りを通過する光束が投射レンズ34のどの範囲を透過するかという原理的な事項に関しては同様である。
また上述の図3に示した例ではカラーホィール23の傾斜とレンズ絞り機構35の光学絞りの開度との関係について説明したが、カラーホィール23をコンデンサレンズ27に置き換えた場合にも原理は全く同様であり、コンデンサレンズ27を透過する光束の方向に対して傾斜させた場合にもカラーホィール23を傾斜させた場合と同様の結果が得られることは容易に理解されるはずである。
図4は上述のような原理に基づく本発明のプロジェクタの制御手順を示すフローチャートであり、主制御回路24により実行される。
主制御回路24はプロジェクタを制御する種々の制御を行なうことは勿論であるが、レンズ絞り機構35の光学絞りの開度(Fナンバ)を示す情報をレンズ絞り可変回路37から得ており、定期的にそれを読み込む(ステップS11)。レンズ絞り機構35の光学絞りのFナンバを読み込むと、主制御部24は所定の閾値Thと比較する(ステップS12、S15)。なお、所定の閾値Thは通常の状態でのレンズ絞り機構35の光学絞りの開度、具体的には前述した如く光学絞りがとり得る開度の中間の開度をFナンバで示した値である。
光学絞りの実際のFナンバが閾値Thよりも大である場合(ステップS12でYES)、主制御部24はコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ19へ指示信号「F−Th」を与える(ステップS13)。この指示信号が与えられることによりコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ19はカラーホィール23を通常の位置から「(F−Th)×k」度(kは実際の傾斜角度を求めるための係数であり、予め種々の実験により定められた定数である)だけ第1の方向へ傾斜させる(ステップS14)。この場合の第1の方向は図3にカラーホィール23が破線にて示されている方向に対応する。
またこの際、カラーホィール23に代えてコンデンサレンズ27を傾斜させてもよいし、カラーホィール23とコンデンサレンズ27とを同時に傾斜させてもよい。なお、コンデンサレンズ27を傾斜させる際の角度は上述のカラーホィール23用の係数「k」に対応するコンデンサレンズ27用の係数を予め種々の実験により定めておけばよい。更に、カラーホィール23とコンデンサレンズ27との双方を同時に傾斜させる場合には、上述のカラーホィール23用の係数「k」及びこれに対応するコンデンサレンズ27用の係数を予め種々の実験により定めておけばよい。
一方、光学絞りの実際のFナンバが閾値Thよりも小である場合(ステップS12でNO、S15でYES)、主制御部24はコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ19へ指示信号「−(F−Th)」を与える(ステップS16)。この指示信号が与えられることによりコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ19はカラーホィール23を通常の位置から「(F−Th)×k」度だけ第2の方向(前述した第1の方向とは逆方向)へ傾斜させる(ステップS17)。
またこの際、カラーホィール23に代えてコンデンサレンズ27を傾斜させてもよいし、カラーホィール23とコンデンサレンズ27とを同時に傾斜させてもよいことは上述の場合と同様である。
なお、ステップS12及びS15のいずれにおいても「NO」であった場合には、「F=Th」であるので、主制御部24はコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ19にへ指示信号「0」を与える(ステップS18)。この指示信号が与えられることによりコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ19はカラーホィール23及び/又はコンデンサレンズ27を共に中立の位置、即ちそれぞれがランプ25から投射された光束の光軸と直交する方向となるように制御する(ステップS19)。
ところで、図1に示した本発明のプロジェクタでは、DMD制御プロセッサ20はDMD22へ出力した映像信号と同一の信号を輝度レベル検出回路36へも与えている。そして、輝度レベル検出回路36はDMD制御プロセッサ20から入力された映像信号の各フィールド毎の輝度レベルを検出し、この検出結果に基づいてレンズ絞り可変回路37へ制御信号を与えてレンズ絞り機構35を動作させることにより、光学絞りの開度を調整する。
具体的には、輝度レベル検出回路36で検出した映像信号の各フィールド毎の輝度レベルに応じてレンズ絞り機構35の光学絞りの開度を調整することによって、投射画像のコントラストを明確にしたり、あるいは最低限のコントラストを確保したりしている。しかし、前述したように、レンズ絞り機構35の光学絞りの開度を変化させた場合にはそれに伴なって投射画像の色度が変化するので、その補正のために本発明のプロジェクタでは、上述のような輝度レベル検出回路36によるレンズ絞り機構35の光学絞りの開度の調整に伴なって前述したようなカラーホィール23及び/又はコンデンサレンズ27を傾斜させる制御を行なう。
図5はそのような輝度レベル検出回路36により検出された映像信号の輝度レベルに基づく制御の手順を示すフローチャートである。まず、輝度レベル検出回路36は、DMD制御プロセッサ20からDMD22へ与えられる映像信号と同一の映像信号をDMD制御プロセッサ20から与えられているので、その各フィールド毎に輝度レベルを検出する処理を行なう(ステップS31でNO)。各1フィールド分の輝度レベルが検出されると(ステップS31でYES)、輝度レベル検出回路36はその各1フィールド分の輝度レベルから高輝度成分と低輝度成分とを抽出する(ステップS32)。そして、輝度レベル検出回路36は高輝度成分が所定の基準値(第1基準値)よりも少ない場合には(ステップS33でYES)、レンズ絞り機構35の光学絞りの開度を小さくするように(Fナンバを大きくするように)レンズ絞り可変回路37へ信号を与える(ステップS34)。これにより、レンズ絞り可変回路37はレンズ絞り機構35の光学絞りの開度を小さくするように制御する。
また、上述のステップS34で輝度レベル検出回路36からからレンズ絞り可変回路37へ与えられる信号(レンズ絞り機構35の光学絞りの開度を小さくさせる信号)はコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18へも与えられる。従って、コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18は、輝度レベル検出回路36から与えられる信号に基づいて、コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ19に信号を与えてカラーホィール23及び/又はコンデンサレンズ27を傾斜させる制御を行なわせる(ステップS37)。なおこの制御は既に図4のフローチャートに示した制御であるので、説明は省略する。
一方、輝度レベル検出回路36は高輝度成分が所定の基準値(第1基準値)よりも多く(ステップS33でNO)、低輝度成分が所定の基準値(第2基準値)よりも少ない場合には(ステップS35でYES)、レンズ絞り機構35の光学絞りの開度を大きくするように(Fナンバを小さくするように)レンズ絞り可変回路37へ信号を与える(ステップS36)。これにより、レンズ絞り可変回路37はレンズ絞り機構35の光学絞りの開度を大きくするように制御する。
また、上述のステップS36で輝度レベル検出回路36からレンズ絞り可変回路37へ与えられる信号(レンズ絞り機構35の光学絞りの開度を大きくさせる信号)はコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18へも与えられる。従って、コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18は、輝度レベル検出回路36から与えられる信号に基づいて、コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ19に信号を与えてカラーホィール23及び/又はコンデンサレンズ27を傾斜させる制御を行なわせる(ステップS37)。なおこの制御は既に図4のフローチャートに示した制御であるので、説明は省略する。
なお、上述の実施の形態においては、輝度レベル検出回路36による各フィールド毎の輝度レベルの検出結果に応じてレンズ絞り機構35の光学絞りの開度を変化させることによって投射画像のコントラストの改善を図るようにしているが、映像信号のガンマ補正用のガンマ補正曲線を輝度レベル検出回路36の検出結果に対応させて変化させることにより、暗部の階調表現を改善することも可能である。具体的には、デジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路15によって、デジタル信号切替回路11から出力されたデジタル化された映像信号をガンマ補正するためのガンマ補正曲線を輝度レベル検出回路36の検出結果に応じて変化させる。
なお、デジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路15はデジタル信号切替回路11から入力してくるデジタル化された映像信号のコントラスト,色合い(tint)、明るさ等を調整する画質調整機能の他に、ガンマ補正を行なうためのガンマ処理回路を含んでいる。
従って、前述した輝度レベル検出回路36による各フィールド毎の輝度レベルの検出結果をレンズ絞り可変回路37とデジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路15とに与えることにより、レンズ絞り可変回路37がレンズ絞り機構35を制御して光学絞りの開度を調整するのに合わせて、デジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路15において図6の模式図に示すように、輝度レベル検出回路36の検出結果が低輝度であった場合には破線にて示す低輝度用のガンマ補正曲線を、輝度レベル検出回路36の検出結果が高輝度であった場合には一点鎖線にて示す高輝度用のガンマ補正曲線をそれぞれデジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路15が使用してデジタル信号切替回路11から入力されたデジタル化された映像信号を補正する。
前述したように、輝度レベル検出回路36は、DMD制御プロセッサ20から与えられる映像信号の各1フィールド分の輝度レベルを検出し、高輝度成分と低輝度成分とを抽出する。従って、高輝度成分が非常に少ない場合には、図6に破線にて示す低輝度用のガンマ補正曲線を使用して、デジタル信号切替回路11から出力されるデジタル化された映像信号をデジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路15が補正する。これにより、映像信号中の低輝度の部分(暗部)の解像度が改善され、全体としてコントラストが改善された投射画像が得られる。
ところで、上述の実施の形態においては、レンズ絞り機構35の光学絞りの開度を変化させた場合に、カラーホィール23及び/又はコンデンサレンズ27の傾斜を変化させるという機械的な操作によって投射画像の色度を補正しているが、コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18によって電気的に補正することも可能である。具体的には、前述した輝度レベル検出回路36による各フィールド毎の輝度レベルの検出結果をレンズ絞り可変回路37とコンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18とに与えることにより、レンズ絞り可変回路37がレンズ絞り機構35を制御して光学絞りの開度を調整するのに合わせて、コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路18のカラーマネジメント機能によって、DMD制御プロセッサ20へ出力する映像信号のホワイトバランス及び各色別の色度を調整する。
なお、上述の実施の形態は、空間光変調手段としてのDMDを1枚用いてカラーホィールを備えた単板式のプロジェクタの例であるが、DMDに代えて液晶パネルを空間光変調手段として備えたプロジェクタにも本発明は適用可能であり、またカラーホィールを使用しないプロジェクタにおいても、上述した種々の補正技術の内のカラーホィールを傾斜させる技術以外の技術を適用することが可能である。
以上に詳述したように、従来のプロジェクタでは光学絞りの開度が変化した場合に投射画像にホワイトバランスの変化、またはRGB単色の色度の変化等の色相の変化が生じていたが、本発明に係るプロジェクタによれば、そのような色相の変化を光源からの光束のカラーホィール又はコンデンサレンズへの入射角をカラーホィール又はコンデンサレンズを傾斜させて変化させることにより補正することが可能になる。なお、カラーホィール又はコンデンサレンズのいずれか一方のみを傾斜させてもよいし、または双方を同時に傾斜させてもよい。
また従来のプロジェクタでは光学絞りの開度が変化した場合に投射画像にホワイトバランスの変化、またはRGB単色の色度の変化等の色相の変化が生じていたが、本発明に係るプロジェクタによれば、そのような色相の変化を映像信号を電気的に画質調整することによって補正することが可能になる。
更に従来のプロジェクタでは光学絞りの開度が変化した場合に投射画像にコントラストの変化が生じていたが、本発明に係るプロジェクタによれば、そのようなコントラストの変化を映像信号のガンマ補正曲線を調整することによって補正することが可能になる。
本発明に係るプロジェクタの一実施の形態を示す機能ブロック図である。 本発明に係るプロジェクタの光学系の構成例を示す模式図である。 カラーホィールと投射レンズとレンズ絞り機構の光学絞りの開度との原理的な関係を説明する模式図である。 本発明のプロジェクタの制御手順を示すフローチャートである。 本発明のプロジェクタの輝度レベル検出回路により検出された映像信号の輝度レベルに基づく制御の手順を示すフローチャートである。 本発明のプロジェクタで使用されるガンマ補正曲線の一例を示す模式図である。 従来技術を説明するための撮像装置のブロック図である。 従来技術において、解像度200TV本における、空間周波数特性(MTF:Modulation Transfer Function) レスポンスH(s) 対絞り開口値(Fナンバ)の関係を実測してプロットしたグラフである。 図8から求められる関数の逆数をプロットしたグラフである。 従来技術を説明するための輝度信号のグラフである。 従来技術を説明するための輪郭強調信号のグラフである。 従来技術を説明するためのMTF特性を示すグラフである。
符号の説明
15 デジタル信号処理/スケーリング/画質調整/ガンマ処理回路
18 コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御/カラーマネジメント機能回路
19 コンデンサレンズ及びカラーホィール傾斜制御モータドライバ
20 DMD制御プロセッサ
21 カラーホィールモータドライバ
22 DMD
23 カラーホィール
24 主制御部
25 ランプ
27 コンデンサレンズ
34 投射レンズ
35 レンズ絞り機構
36 輝度レベル検出回路
37 レンズ絞り可変回路

Claims (6)

  1. 光源と、該光源から出射される光束を画像情報に応じて空間光変調する空間光変調手段と、前記光源から出射される光束を前記空間光変調手段へ画像情報の各色成分のデータが時分割で入力されるタイミングに同期して前記各色成分に順次的に分解するカラーホィールと、前記空間光変調手段が変調した変調光により形成される光学像を投射する投射レンズと、前記空間光変調手段が変調した変調光の前記投射レンズによる投射光量を絞りの開度を変更することにより調節する絞り機構とを備えたプロジェクタにおいて、
    前記カラーホィールを、前記光源から出射された光束の入射角度が変化するように傾斜させるホィール傾斜手段と、
    前記絞りの開度に応じて定まる角度だけ前記カラーホィールを傾斜させるように前記ホィール傾斜手段を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記空間光変調手段へ与えられる画像情報の輝度成分の分布を検出する輝度レベル検出手段を更に備え、
    前記絞り機構は、前記輝度レベル検出手段が高輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞りの開度を大に、前記輝度レベル検出手段が低輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞りの開度を小に設定し、
    前記制御手段は、前記絞り機構が設定した前記絞りの開度に応じて前記カラーホィールを傾斜させるように前記ホィール傾斜手段を制御するようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 光源と、該光源から出射される光を収束させるコンデンサレンズと、該コンデンサレンズが収束した光束を画像情報に応じて空間光変調する空間光変調手段と、前記空間光変調手段が変調した変調光により形成される光学像を投射する投射レンズと、前記空間光変調手段が変調した変調光の前記投射レンズによる投射光量を絞りの開度を変更することにより調節する絞り機構とを備えたプロジェクタにおいて、
    前記コンデンサレンズを、前記光源から出射された光束の入射角度が変化するように傾斜させるコンデンサレンズ傾斜手段と、
    前記絞りの開度に応じて定まる角度だけ前記コンデンサレンズを傾斜させるように前記コンデンサレンズ傾斜手段を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  4. 前記空間光変調手段へ与えられる画像情報の輝度成分の分布を検出する輝度レベル検出手段を更に備え、
    前記絞り機構は、前記輝度レベル検出手段が高輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞りの開度を大に、前記輝度レベル検出手段が低輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞りの開度を小に設定し、
    前記制御手段は、前記絞り機構が設定した前記絞りの開度に応じて前記コンデンサレンズを傾斜させるように前記コンデンサレンズ傾斜手段を制御するようにしてあること
    を特徴とする請求項3に記載のプロジェクタ。
  5. 光源と、該光源から出射される光束を画像情報に応じて空間光変調する空間光変調手段と、前記空間光変調手段が変調した変調光により形成される光学像を投射する投射レンズと、前記空間光変調手段が変調した変調光の前記投射レンズによる投射光量を絞りの開度を変更することにより調節する絞り機構とを備えたプロジェクタにおいて、
    前記空間光変調手段へ与えられる画像情報を電気的に画質調整する画質調整手段と、
    前記絞りの開度に応じて定まる調整量だけ前記画質調整手段に画質調整を行なわせるように制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  6. 光源と、該光源から出射される光束を画像情報に応じて空間光変調する空間光変調手段と、前記空間光変調手段が変調した変調光により形成される光学像を投射する投射レンズと、前記空間光変調手段が変調した変調光の前記投射レンズによる投射光量を絞りの開度を変更することにより調節する絞り機構とを備えたプロジェクタにおいて、
    前記空間光変調手段へ与えられる画像情報の輝度成分の分布を検出する輝度レベル検出手段と、
    該輝度レベル検出手段による検出結果に応じて前記絞りの開度を設定する絞り機構制御手段と、
    前記空間光変調手段に与えられる画像情報をガンマ補正するガンマ補正手段と、
    該ガンマ補正手段に設定されるガンマ補正曲線を前記絞り機構制御手段が設定した前記絞りの開度に応じて電気的に設定するガンマ曲線制御手段と
    を備え、
    前記ガンマ曲線制御手段は、前記輝度レベル検出手段が高輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞り機構制御手段に前記絞りの開度を大にさせると共に低輝度域のコントラストが改善されるようなガンマ補正曲線を前記ガンマ補正手段に設定し、前記輝度レベル検出手段が低輝度成分が少ないことを検出した場合に前記絞り機構制御手段に前記絞りの開度を小にさせると共に、高輝度域のコントラストが改善されるようなガンマ補正曲線を前記ガンマ補正手段に設定するようにしてあること
    を特徴とするプロジェクタ。
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