JP2006138582A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Tsuyoki Hirai
剛樹 平井
Kazuyuki Hamada
和幸 濱田
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Abstract

【課題】可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルユニットと電動開扉装置とを備える冷蔵庫において、万が一可燃性冷媒が漏洩した場合でも冷蔵庫の安全を確保する。
【解決手段】断熱箱体21の機械室送風機44と、機械室送風機44の風路上に電動開扉装置としてソレノイド式開扉装置50とを備え、機械室送風機44の運転による通気にてソレノイド式開扉装置50の外周に強制対流を発生させることで、ソレノイド式開扉装置50の周囲に可燃性冷媒が滞留することを防止できるので、ソレノイド式開扉装置50と可燃性冷媒の接触による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき、冷蔵庫20の安全を確保することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷凍サイクルの冷媒に可燃性冷媒を用いた冷蔵庫の筐体に備えられた扉を電動開扉装置にて開放する冷蔵庫に関し、特に冷媒漏洩時の冷蔵庫の安全性確保に関するものである。
近年、大型化する冷蔵庫の冷蔵室ドアの開放操作力を低減するために電動開扉装置を備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら、上記従来の扉装置について説明する。
図20は、従来の冷蔵庫の正面図である。図21は、従来の冷蔵庫の要部縦断面図である。図22は、従来の冷蔵庫の電動開扉装置の制御内容を示すフローチャートである。図20,21に示すように従来の冷蔵庫1の断熱箱体2は前面開口部2aを有し、上から冷蔵室3、野菜室4、製氷室5、切替室6、冷凍室7と複数の貯蔵室に区画されている。但し、製氷室5と切替室6とは左右に並んだ状態である。また、各貯蔵室の前面開口部2aには閉時に各貯蔵室を閉塞し、断熱箱体2と開閉自在に連結された冷蔵室ドア3a、野菜室ドア4a、製氷室ドア5a、切替室ドア6a、冷凍室ドア7aを備える。また、冷蔵室ドア3aは冷蔵庫の右端部にてヒンジ8(図示せず)により断熱箱体2と連結された回転ドアであり、野菜室ドア4a、製氷室ドア5a、切替室ドア6a、冷凍室ドア7aは引出しドアである。
また、断熱箱体2の天井部のヒンジ8と反対側の左端部には、冷蔵室ドア3aの前面左側に配置されたハンドル9の操作を感知する開扉スイッチ10(図示せず)のON信号出力により動作し、動作時に冷蔵室ドア3aを押して冷蔵室ドア3aを開放する電動開扉装置として電磁ソレノイド11を備える。
電磁ソレノイド11は円筒状に形成されたコイル11a(図示せず)と、コイル11aを樹脂モールドしたコイルユニット11bと、コイルユニット11bに設けられたヨーク11cと、コイルユニット11b内においてコイルユニット11bを貫通した状態で軸方向に移動可能に設けられた磁性体製のプランジャ11dと、プランジャ11dに対し同軸上の前側に固定され非磁性体金属にて形成したプッシュロッド11eとを主要構成部品として構成され、ヨーク11cを断熱箱体2に固着し、動作時にはプランジャ11dとプッシュロッド11eとが一体となって前方向に移動する。
更に、電磁ソレノイド11の外周はプッシュロッド11eの突出し部を除きカバー12にて覆われている。
また、冷蔵室ドア3aのプッシュロッド11eと対向する位置には当接部3bを設け、冷蔵室ドア3aの閉時には当接部3bとプッシュロッド11eが常に当接するよう設定されている。
また、図22のフローチャートに示すように、室温と電磁ソレノイド11の動作状況により電磁ソレノイド11の使用頻度が多くなると電磁ソレノイド11の動作禁止、使用頻度が少なくなると動作禁止解除の制御を行っている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
まず、使用者がハンドル9を操作して開扉スイッチ10がON信号を出力すると電磁ソレノイド11が動作し、プッシュロッド11eが当接部3bを押しながら前に所定距離移動することにより冷蔵室ドア3aを開放する。また、電磁ソレノイド11の使用頻度が高い場合に動作禁止制御を実施することで、動作によりコイルユニット11bの温度が上昇する電磁ソレノイド11が異常高温に達し不安全状態になることを防止することが可能となる。
特開2001−82867号公報
しかしながら、上記従来の構成では、電磁ソレノイド11がカバー12にてほぼ全体を覆われておりカバー12内部の換気が悪いため、電磁ソレノイド11の近くに冷凍サイクルの冷媒としてイソブタンなどの空気より比重の大きい可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルの機器を配置した際に、万が一冷凍サイクルの機器から可燃性冷媒が漏洩してしまうと、空気より比重の大きい可燃性冷媒はカバー12内部に滞留してしまう。そのまま可燃性冷媒が可燃濃度域に達した状態で電磁ソレノイド11のスイッチのON/OFFによる着火源がある場合や、電磁ソレノイド11の使用頻度が増して温度上昇すると可燃性冷媒が発火または爆発してしまう恐れがあるという課題を有していた。
更に電磁ソレノイド11に電流を流すための電線のコネクタなどの充電部が近くある場合には更にその可能性は大きくなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、冷蔵庫に電動開扉装置と、空気より比重の大きい可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルの機器とを配置した際に、万が一可燃性冷媒が漏洩した場合でも安全を確保できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、前面開口部を有する筐体と、前記筐体の前記前面開口部に開閉自在に備えられる扉と、前記扉と対向する部分に備えられ動作時に前記扉を押して開放させる電動開扉装置と、前記電動開扉装置がその風路上に位置するように備えられた送風機と、前記筐体に備えられた圧縮機と凝縮器と減圧器と蒸発器と順に備えた冷凍サイクルとを有し、前記冷凍サイクルは冷媒として可燃性冷媒が封入されたものであって、前記送風機の通気により前記電動開扉装置の外周に強制対流を発生させるとともに前記送風機の風路において前記圧縮機または前記凝縮器よりも前記電動開扉装置が上流側に位置するものである。
これによって万が一冷凍サイクルの機器のうち大気圧より高圧となる部分を有する圧縮機や凝縮器より可燃性冷媒が漏洩した場合でも送風機の強制対流により電動開扉装置の周囲に可燃性冷媒が滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので電動開扉装置と可燃性冷媒の接触による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき、冷蔵庫の安全を確保することができる。
更に冷凍サイクルの機器のうち大気圧より高圧となる部分を有する圧縮機や凝縮器よりも電動開扉装置を上流側に配置することにより冷凍サイクルの機器より漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置周辺に移動することを抑制できるので冷蔵庫の安全を確保することができる。
また、本発明の冷蔵庫は前面開口部を有する複数の断熱区画を有するとともに第一の天面部と前記第一の天面部より後方側でかつ低い位置に設けた第二の天面部を有した筐体と、前記複数の断熱区画のうち最上部の断熱区画の前面開口部に備えられた扉と、前記扉と対向して備えられ、動作時に前記扉を押して開放させる電動開扉装置と、前記電動開扉装置がその風路上に位置するように備えられた送風機と、前記第二の天面部をその底面として設けられた機械室と、前記機械室に備えられた圧縮機と、前記圧縮機と凝縮器と減圧器と蒸発器と順に備えた冷凍サイクルとを有し、前記冷凍サイクルは冷媒として可燃性冷媒が封入されたものであって、前記送風機の通気により前記電動開扉装置の外周に強制対流を発生させるとともに前記電動開扉装置は前記第一の天面部に備えられ、前記送風機が強制対流を発生させることによって前記電動開扉装置と前記圧縮機とを同時に冷却するものであり、前記送風機の風路において前記圧縮機よりも前記電動開扉装置が上流側に位置するものである。
これによって万が一圧縮機より可燃性冷媒が漏洩した場合でも送風機の強制対流により電動開扉装置の周囲に可燃性冷媒が滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので電動開扉装置と可燃性冷媒の接触による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき、冷蔵庫の安全を確保することができる。
更に圧縮機よりも電動開扉装置を上流側に配置することにより圧縮機より漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置周辺に移動することを抑制できるので冷蔵庫の安全を確保することができる。
本発明の冷蔵庫は、冷凍サイクルの機器のうち大気圧より高圧となる部分を有する圧縮機や凝縮器より可燃性冷媒が漏洩した場合でも冷蔵庫の安全性を確保した上で電動開扉装置を備えることができる。
請求項1に記載の発明は、前面開口部を有する筐体と、前記筐体の前記前面開口部に開閉自在に備えられる扉と、前記扉と対向する部分に備えられ動作時に前記扉を押して開放させる電動開扉装置と、前記電動開扉装置がその風路上に位置するように備えられた送風機と、前記筐体に備えられた圧縮機と凝縮器と減圧器と蒸発器と順に備えた冷凍サイクルとを有し、前記冷凍サイクルは冷媒として可燃性冷媒が封入されたものであって、前記送風機の通気により前記電動開扉装置の外周に強制対流を発生させるとともに前記送風機の風路において前記圧縮機または前記凝縮器よりも前記電動開扉装置が上流側に位置することにより、万が一冷凍サイクルの機器より可燃性冷媒が漏洩した場合でも送風機の強制対流により電動開扉装置の周囲に可燃性冷媒が滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので電動開扉装置と可燃性冷媒の接触による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき、冷蔵庫の安全を確保することができる。
更に冷凍サイクルの機器よりも電動開扉装置を上流側に配置することにより冷凍サイクルの機器より漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置周辺に移動することを抑制できるので冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
また、送風機の強制対流によって電動開扉装置を冷却するとしたので、動作時の電動開扉装置の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、電動開扉装置と圧縮機と送風機とを筐体の上部に配置し、前記送風機によって前記電動開扉装置と前記圧縮機との両方を冷却するものであり、これによって、万が一圧縮機より可燃性冷媒が漏洩した場合でも送風機の強制対流により電動開扉装置の周囲に可燃性冷媒が滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので電動開扉装置と可燃性冷媒の接触による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき、冷蔵庫の安全を確保することができる。
請求項3に記載の発明は、電動開扉装置と凝縮器と送風機とを筐体上部に配置し、前記送風機によって前記電動開扉装置と前記凝縮器との両方を冷却することにより、万が一凝縮器より可燃性冷媒が漏洩した場合でも送風機の強制対流により電動開扉装置の周囲に可燃性冷媒が滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので電動開扉装置と可燃性冷媒の接触による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき、冷蔵庫の安全を確保することができる。
請求項4に記載の発明は、前面開口部を有する複数の断熱区画を有するとともに第一の天面部と前記第一の天面部より後方側でかつ低い位置に設けた第二の天面部を有した筐体と、前記複数の断熱区画のうち最上部の断熱区画の前面開口部に備えられた扉と、前記扉と対向して備えられ、動作時に前記扉を押して開放させる電動開扉装置と、前記電動開扉装置がその風路上に位置するように備えられた送風機と、前記第二の天面部をその底面として設けられた機械室と、前記機械室に備えられた圧縮機と、前記圧縮機と凝縮器と減圧器と蒸発器と順に備えた冷凍サイクルとを有し、前記冷凍サイクルは冷媒として可燃性冷媒が封入されたものであって、前記送風機の通気により前記電動開扉装置の外周に強制対流を発生させるとともに前記電動開扉装置は前記第一の天面部に備えられ、前記送風機が強制対流を発生させることによって前記電動開扉装置と前記圧縮機とを同時に冷却するものであり、前記送風機の風路において前記圧縮機よりも前記電動開扉装置が上流側に位置することにより、万が一冷蔵庫の天面部において冷凍サイクルの機器より可燃性冷媒が漏洩した場合でも送風機の強制対流により電動開扉装置の周囲に可燃性冷媒が滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので電動開扉装置と可燃性冷媒の接触による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき、冷蔵庫の安全を確保することができる。
更に圧縮機よりも電動開扉装置を上流側に配置することにより圧縮機より漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置周辺に移動することを抑制できるので冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
また、送風機の強制対流によって電動開扉装置を冷却するとしたので、動作時の電動開扉装置の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、筐体の天面部に備えられた電動開扉装置と、少なくとも前記電動開扉装置を覆うカバーとを備え、前記カバーの前面側に送風機による通気の吸気口を設けるとともに、前記カバーの背面側に前記送風機による通気の排気口を設けたことにより、空気との比重差により下方に流入する可燃性冷媒を滞留させることなく、速やかに大気中に放出拡散でき、更に排気口が電動開扉装置より後方に備えられるので漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置や冷蔵庫前面側の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止でき、冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明は、少なくとも電動開扉装置と圧縮機とを覆うカバーを備え、前記カバーの前面側に送風機による通気の吸気口を設けるとともに、前記カバーの背面側でかつ前記第一の天面部より下方に前記送風機による通気の排気口を設けたことにより、空気との比重差により下方に流入する可燃性冷媒を滞留させることなく、速やかに大気中に放出拡散でき、更に排気口が電動開扉装置より下方に備えられるので漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止でき、冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
請求項7に記載の発明は、少なくとも電動開扉装置と圧縮機とを覆うカバーを備え、前記カバーの前面側に送風機による通気の吸気口を設けるとともに、圧縮機の電装部より下方に位置する箇所に送風機による通気の排気口を設けたことにより、空気との比重差により機械室下方に流入する可燃性冷媒を、電動開扉装置同様、可燃性冷媒に対して着火元となる可能性のある電装部付近に滞留させることなく、速やかに大気中に放出拡散でき、電装部付近で可燃性冷媒が可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明はカバーの上面部と背面部に渡る部分に斜部を設け、前記斜部に排気口を設けたことにより、冷蔵庫外箱背面を台所などの壁面に押し付けて設置した場合や冷蔵庫天面に荷物等を置いた場合でも少なくとも斜部の排気口は閉塞されないので、漏洩した可燃性冷媒を速やかに排気口より放出拡散でき、漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
また、上述した冷蔵庫の使用状態においても機械室内の空気の流れの阻害を最小限に抑えることができるので、送風機の強制対流による電動開扉装置の冷却が可能となり、動作時の電動開扉装置の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
請求項9に記載の発明は、カバーの背面部は、筐体背面の同一平面より前記筐体の前面側に配設され、前記背面部に排気口を設けたことにより、冷蔵庫外箱背面を台所などの壁面に押し付けて設置した場合や冷蔵庫天面に荷物等を置いた場合でも斜部の排気口は閉塞されないので、漏洩した可燃性冷媒を速やかに排気口より放出拡散でき、漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
また、上述した冷蔵庫の使用状態においても機械室内の空気の流れの阻害を最小限に抑えることができるので、送風機の強制対流による電動開扉装置の冷却が可能となり、動作時の電動開扉装置の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
請求項10に記載の発明はカバーの背面部は、筐体の背面に対して傾斜部を有し、前記傾斜部に排気口を設けたことにより、冷蔵庫外箱背面を台所などの壁面に押し付けて設置した場合でも、機械室カバーの背面平面部の排気口は閉塞されず、また背面部の面積を拡大できるので排気口の開口面積も大きくでき、漏洩した可燃性冷媒を速やかに排気口より放出拡散でき、漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
また、上述した冷蔵庫の使用状態においても機械室内の空気の流れの阻害を最小限に抑えることができるので、送風機の強制対流による電動開扉装置の冷却が可能となり、動作時の電動開扉装置の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
また、排気口の開口面積を大きくすることにより機械室内の冷却風量が増大するので、電動開扉装置の冷却効果も増大させることができる。
請求項11に記載の発明は、カバーの側面部と背面部は面取り形状部を有し、前記面取り形状部に排気口を設けたことにより、冷蔵庫外箱背面を台所などの壁面に押し付けて設置した場合でも、少なくとも機械室カバーの面取り形状部の排気口は閉塞されないので、漏洩した可燃性冷媒を速やかに排気口より放出拡散でき、漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
また、上述した冷蔵庫の使用状態においても機械室内の空気の流れの阻害を最小限に抑えることができるので、送風機の強制対流による電動開扉装置の冷却が可能となり、動作時の電動開扉装置の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
請求項12に記載の発明は、第一の天面部に冷凍サイクルの一部を形成する凝縮器を備え、前記第一の天面部の後方部を、第二の天面部側に傾斜させたことによって機械室内の風路抵抗が小さくなり、機械室内の冷却風量を増大させることができるので、凝縮器から可燃性冷媒が漏洩した場合でも、漏洩した冷媒を速やかに機械室カバーの背面部の排気口より放出拡散でき、漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
また、機械室内の冷却風量を増大させることにより、電動開扉装置の冷却効果も増大させることができ、動作時の電動開扉装置の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は同実施の形態の冷蔵庫の縦断面図、図3は同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図、図4は同実施の形態の冷蔵室ドア開放時の冷蔵庫上部の正面図、図5は同実施の形態の電動開扉装置の冷蔵庫取付け時の縦断面図である。
図1から図5において、冷蔵庫20の断熱箱体21は樹脂にて形成された内箱22と金属磁性体にて形成された外箱23との間に発泡断熱材24を充填したものであり、前面開口部21aを有し、仕切壁25,26,27,28により、上部より冷蔵室29、製氷室30、切替室31、野菜室32、冷凍室33と複数の貯蔵室を形成している。但し、製氷室30と切替室31とはそれぞれ左右並列に配置されている。
また、断熱箱体21は幅約650mm、奥行き約600mm、高さ約1,800mmの筐体である。
また、各貯蔵室には閉時に前面開口部21aを閉塞し断熱箱体21と連結された冷蔵室ドア29a、製氷室ドア30a、切替室ドア31a、野菜室ドア32a、冷凍室ドア33aを備える。更に冷蔵室ドア29aは右側上下端をそれぞれ回転軸を有する上部ヒンジ34と下部ヒンジ35とで断熱箱体21と回動自在に連結されており、その他の貯蔵室ドアは引出し式であり、前後方向に開閉自在に断熱箱体21と連結されている。
更に各貯蔵室ドアの断熱箱体21側の面は閉時に前面開口部21aとの間に5mm程度の空間36を有し、空間36は各貯蔵室ドアの断熱箱体21側の面の上下左右4辺に設けられたマグネットを有するガスケット37の磁力にて前面開口部21aにガスケット37を密着させることでシールされる。
断熱箱体21の天井部は前面側に第一の天面部21b、第一の天面部21bより後方でかつ低い位置に設けられた第二の天面部21cを有する。
第二の天面部21cは断熱箱体21の左右両端より20mmほど内側部分を約250mm凹めた形状であり、更に前後方向は背面から約200mmの位置まで凹んでいる。
第二の天面部21cにはそれを底面とした機械室40が形成される。
また、冷蔵庫20を冷却する冷凍サイクル41の冷媒には炭化水素系可燃性冷媒であるイソブタンを使用している。イソブタンは空気と比較して常温、大気圧下で約二倍の比重を有する。
冷凍サイクル41は圧縮機42と凝縮器43と減圧器(図示せず)と蒸発器(図示せず)とを順に備え、これらのうち大気圧よりも高圧となる部分を有する機器である圧縮機42と凝縮器43とは運転時に通風して圧縮機42を冷却しかつ凝縮器43の放熱を促進させる機械室送風機44と共に機械室40に配置され、機械室40内において圧縮機42と機械室送風機44とはほぼ左右方向に並列に、左側に機械室送風機44、右側に圧縮機42となるよう配置されている。
圧縮機42は冷凍サイクル41の冷媒の流れる配管45との圧縮機接合部42aを有し、圧縮機接合部42aは機械室40内において圧縮機42と共に機械室送風機44の右側に構成されている。
また、圧縮機42の断熱箱体21の背面側には圧縮機42へ駆動電源を供給するコネクタ部を収納する電装部42bを備えている。
機械室送風機44は断熱箱体21の左側より吸入し、右側の圧縮機42と圧縮機接合部42aと電装部42bとに送風可能であるように配置され、機械室送風機44の左側と断熱箱体21とは機械室送風機44が吸気可能な程度空間を有する。
更に機械室送風機44は冷凍サイクル41の制御に従って運転し、例えば圧縮機42の運転時に動作される。
また、凝縮器43は第一の天面部21bの後方側に配置されている。
第一の天面部21bは冷蔵室ドア29aの回転軸と反対側の左手前側に凹部21dを有する。
凹部21dは断熱箱体21の天井部の前面開口部21aから20mmほど奥に入ったところから更に150mmほど奥に入った部分を約5mmほど凹めた形状であり、更に左右方向は断熱箱体21左側面から50mmほど右に入ったところから更に100mmほど右に入ったところまでを凹めている。 凹部21dには冷蔵室ドア29aを押して開放させる電動開扉装置としてソレノイド式開扉装置50を備える。
また、ソレノイド式開扉装置50が凹部21dに固着時には、ソレノイド式開扉装置50の上面高さは冷蔵室ドア29a上面又は冷蔵室ドア29aの上部ヒンジ34取付け面よりも低くなるよう構成される。
ソレノイド式開扉装置50は円筒状に形成されたコイル51(図示せず)と、コイル51を樹脂モールドしたコイルユニット52と、コイルユニット52に設けられたヨーク53と、コイルユニット52内においてコイルユニット52を貫通した状態で軸方向に移動可能に設けられた磁性体金属にて形成されたプランジャ54と、プランジャ54に対し同軸上の前側に固定され非磁性体金属にて形成されたプッシュロッド55とを主要構成部品として構成され、ヨーク53をゴムなどの弾性材料にて形成されたブッシュ56を介して凹部21dに固着し、動作時にはプランジャ54とプッシュロッド55とが一体となって前方向に移動する。
また、ソレノイド式開扉装置50はプッシュロッド55の移動方向に平行な前後方向の外形寸法が左右方向の外形寸法より大きく、前後方向に長く伸びた形状をしている。
また、ソレノイド式開扉装置50を凹部21dに固着した際にはソレノイド式開扉装置50下部と凹部21dとの間には機械室送風機44の運転時に通気可能な程度の空間を有し、プッシュロッド55の先端の下端は冷蔵室ドア29aのガスケット37上辺の上端より更に上部分を押すことになる。
更に冷蔵室ドア29aのプッシュロッド55と対向する位置には当接部29bを設け、冷蔵室ドア29aの閉時には当接部29bとプッシュロッド55が常に当接するよう設定されている。
また、冷蔵室ドア29aの前面左側には、冷蔵室ドア29aを手動開閉する為のハンドル29cと、ハンドル29c近傍に備えられ冷蔵庫20の運転時に使用者の押圧を感知してソレノイド式開扉装置50の動作ON信号を出力する開扉スイッチ29dとを備える。
カバー60は金属などの良熱伝導性材料にて形成され、機械室40の背面部と機械室40,凝縮器43,ソレノイド式開扉装置50の上部を包含して断熱箱体21の天井部の上部全体を覆うよう構成される。
この時、ソレノイド式開扉装置50の上部とカバー60とは機械室送風機44の運転時に通気可能な程度の空間を有する。
また、カバー60は前面にはプッシュロッド55が貫通する貫通孔60aと、貫通孔60a以外のカバー60前面の大部分を開口して機械室送風機44の通気の入口となる吸気口60bとを備え、機械室40の背面側には圧縮機42の電装部42bとソレノイド式開扉装置50を備える第一の天面部21bとより下方に位置しかつ圧縮機42の近傍のみに機械室送風機44の通気の出口となる排気口60cを有する。
また、第二の天面部21bより断熱箱体21の手前側に、カバー60右側面の内側より機械室送風機44まで断熱箱体21の天井部とカバー60上部との間を風路上シールする風路壁61を備える。
機械室送風機44の上下左右の側面は第一の天面部21b、カバー60、風路壁61により風路上シールされており、機械室送風機44の吸気は機械室送風機44の吸気側と断熱箱体21との間からのみ可能となる。
この時、凝縮器43は第一の天面部21bの前後方向において凹部21dと風路壁61との間に位置し、機械室送風機44の運転により吸入された外気は凝縮器43の左側はソレノイド式開扉装置50を冷却後、右側は吸気口60bより直接凝縮器43を冷却した後機械室送風機44に吸入される。
これにより風の流れにおいて風上側にソレノイド式開扉装置50、風下側に凝縮器43と圧縮機42と圧縮機接合部42aと電装部42bが構成されることになる。
また、断熱箱体21の下部には蒸発器の除霜水を蓄える蒸発皿70を備えている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
冷蔵庫20の運転時に使用者が冷蔵室ドア29aの開扉スイッチ29dを押すとソレノイド式開扉装置50が動作し、プッシュロッド55が冷蔵室ドア29aの当接部29bを押すことにより冷蔵室ドア29aが開放される。
また、圧縮機42の運転中は機械室送風機44も運転し、カバー60前面の吸気口60bよりカバー60内部に外気を吸入する。吸入された外気はソレノイド式開扉装置50の長手方向となるソレノイド式開扉装置50の前後方向と略平行に、断熱21の箱体の前側から背面側に向かってソレノイド式開扉装置50の両側面、上部、下部を通気しながらソレノイド式開扉装置50周辺にて強制対流を発生させ、動作により温度上昇したソレノイド式開扉装置50の放熱を促進させる。その後外気は凝縮器43を冷却後機械室送風機44に吸入され、圧縮機42に送風されることにより圧縮機42を冷却して、排気口60cより再び外気に放出される。
また、万が一圧縮機接合部42aや凝縮器43より可燃性冷媒が漏洩した場合でも機械室送風機44の運転による強制対流によってソレノイド式開扉装置50や電装部42b周辺に滞留することなく、機械室送風機44の運転により速やかに排気口60cより放出拡散される。
以上のように本実施の形態において機械室送風機44による強制対流を発生させることで万が一冷蔵庫20の天井部において圧縮機42や凝縮器43より可燃性冷媒が漏洩した場合でも機械室送風機44の強制対流によりソレノイド式開扉装置50の周囲に可燃性冷媒が滞留して可燃濃度域に達することを防止できるのでソレノイド式開扉装置50と可燃性冷媒の接触による冷媒の発火、爆発を防止でき、冷蔵庫20の安全を確保することができる。
更に圧縮機42や凝縮器43よりもソレノイド式開扉装置50を機械室送風機44の風路において上流側に配置することにより圧縮機42や凝縮器43より漏洩した可燃性冷媒がソレノイド式開扉装置50周辺に移動することを抑制できるので冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
また、機械室送風機44の強制対流によってソレノイド式開扉装置50を冷却するとしたので、動作時のソレノイド式開扉装置50の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
この時、冷凍サイクルの機器の中で大気圧より高圧となる部分を有する圧縮機42、および圧縮機42の高圧側に接続され圧縮機42と凝縮器43とを接続する高圧配管(図示せず)、および凝縮器43の出口側に接続され凝縮器43減圧器(図示せず)とを接続する高圧配管(図示せず)のすべてをソレノイド式開扉装置50よりも機械室送風機44の風路において上流側に配置することにより冷凍サイクルの機器の中で大気圧より高圧となる部分より漏洩した可燃性冷媒がソレノイド式開扉装置50周辺に移動することを抑制できるので冷蔵庫20の安全性をさらに向上させることができる。
なお、圧縮機42は内部低圧型の圧縮機であっても、冷蔵庫で一般的に使用される圧力条件では圧縮機42の内部には大気圧よりも高圧である高圧部分が存在する為、圧縮機そのものからの漏れや圧縮機の高圧側と接続する配管からの漏れに対して内部高圧型の圧縮機と同様に本発明により安全性を向上することはいうまでもない。
特に、振動の大きい圧縮機42の高圧側の配管や配管接続部等は、繰り返し受ける大きな荷重によって疲労破壊しやすいので、冷蔵庫の設計上の問題で大気圧より高圧の配管のすべてをソレノイド式開扉装置50よりも機械室送風機44の風路において上流側に配置することができない場合には、少なくとも圧縮機42の高圧側に接続された配管部をソレノイド式開扉装置50よりも機械室送風機44の風路において上流側に配置することで、実使用上ほぼ問題がない程度まで冷蔵庫の安全性を向上させることができる。
また、ソレノイド式開扉装置50を第一の天面部21bに備え、機械室40を覆うカバー60の前面側に機械室送風機44の吸気口60bを設けるとともに、カバー60の背面側でかつ第一の天面部21bより下方に位置する箇所に機械室送風機44の排気口60cを設けたことにより、空気との比重差により機械室40内の下方に流入する可燃性冷媒を滞留させることなく、速やかに大気中に放出拡散でき、更に排気口60cがソレノイド式開扉装置50より下方に備えられるので漏洩した可燃性冷媒がソレノイド式開扉装置50の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止でき、冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
また、排気口60cを圧縮機42の電装部42bより下方に位置する箇所に設けたことにより、空気との比重差により機械室40下方に流入する冷媒を、ソレノイド式開扉装置50同様、可燃性冷媒に対して着火元となりうる電装部42b付近に滞留させることなく、速やかに大気中に放出拡散でき、電装部42b付近で可燃性冷媒が可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では電動開扉装置はソレノイド方式としたが、モーター方式においてもコネクタなどの充電部を有する場合には、機械室送風機44の運転によりモーター周辺に漏洩した可燃性冷媒を滞留させないことが必要であるので、モーター式の場合でも同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では圧縮機42を断熱箱体21の天井部背面側に備え、ソレノイド式開扉装置50冷却用送風機と圧縮機42冷却用の機械室送風機44とを兼用することでコストダウンを図ったが、重量の大きい圧縮機42を断熱箱体21下部に配置すると、冷蔵庫20の重心が低くなり、冷蔵庫20設置時の安定性を向上させることができる。
また、本実施の形態では機械室送風機44は冷凍サイクル41の制御に従って運転されるとしたが、タイマにより例えば一時間毎に五分間など所定時間間隔にて運転するよう制御と組合せることで、冷凍サイクル41の運転が停止する除霜時にも機械室送風機44による漏洩した可燃性冷媒の放出拡散が可能となるので冷蔵庫20の安全性を確保できる。
なお、本実施の形態では断熱箱体21の天井部にソレノイド式開扉装置50を備える場合について記載したが、例えばソレノイド式開扉装置50を断熱箱体21の下部に設け、ソレノイド式開扉装置50が冷凍室ドア33aを押して開放するとした場合でも、機械室送風機44を断熱箱体21の下部に設けてソレノイド式開扉装置50を風路上に配置すると同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の縦断面図である。図7は同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図である。なお、実施の形態1と同様の構成および動作については説明を省略する。
図6、図7において、断熱箱体21の下部に凝縮器100を備え、凝縮器100の下方側に蒸発皿70を備えている。
この時、機械室送風機44の運転によりカバー60の吸気口60bから吸入された外気はソレノイド式開扉装置50を冷却後そのまま機械室送風機44に吸入される。
これにより、蒸発皿70に蓄えられた除霜水の蒸発に必要な熱源として凝縮器100を利用可能となるので蒸発用のヒータを廃止でき、コストダウンを図ることができる。
また、ヒータを廃止することで万が一凝縮器100より可燃性冷媒が漏洩した場合でもヒータに可燃性冷媒が接触して発火、爆発することを防止できるので冷蔵庫20の安全性が向上する。
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態3における冷蔵庫の縦断面図である。図9は同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図である。なお、実施の形態1と同様の構成および動作については説明を省略する。
図8、図9において、断熱箱体21の天井部には金属などの良熱伝導性材料にて形成され、機械室40の背面部と機械室40,凝縮器43上部を覆う第一のカバー200と、同じく金属などの良熱伝導性材料にて形成されソレノイド式開扉装置50の上部を覆う第二のカバー201とを備える。
凝縮器43は上下方向と左右方向においては第一のカバー200の下面と断熱箱体21の天井部との空間内に収容されている。
また、第一のカバー200は前面と上面前部には機械室送風機44の通気の入口となる吸気口200aを備え、機械室40の背面側には圧縮機42の電装部42bとソレノイド式開扉装置50を備える第一の天面部21bとより下方に位置しかつ圧縮機42の近傍のみに機械室送風機44の通気の出口となる排気口200bを備えている。
また、第二のカバー201は前面にプッシュロッド55が貫通する貫通孔201aを有する。
この時、ソレノイド式開扉装置50の上部と第二のカバー201とは機械室送風機44の運転時に通気可能な程度の空間を有する。
また、機械室送風機44の運転により第一のカバー200の前面と上面前部に設けられた吸気口200aより第一のカバー200内部に吸入された外気は、凝縮器43を冷却後機械室送風機44に吸入され、圧縮機42に送風されることにより圧縮機42を冷却して、排気口200bより再び外気に放出される。
この時、吸気口200aより外気が吸入されることにより第二のカバー201の外周に強制対流が発生し、貫通孔201aより外気の出入りが行なわれるので実施の形態1と同様にソレノイド式開扉装置50の周囲に可燃性冷媒が滞留することを防止できるので冷蔵庫20の安全性を確保することができる。
なお、第二のカバー201に貫通孔201a以外に背面側にも外気の出入りが可能な穴を設けることにより第二のカバー201内の外気の通気が増すので更に可燃性冷媒の滞留を防止できる。
また、カバーを第一のカバー200と第二のカバー201とに分割することによりカバーを小型化できるので、成型設備の小型化を図ることによる設備投資や部品コストの低減を図ったり、組立作業者の作業負荷を低減することができる。
なお、本実施の形態においては圧縮機42は断熱箱体21の上部に配置する構成としたが、圧縮機42を断熱箱体21の下部に配置する構成とした場合でも機械室送風機44によって開扉装置50と凝縮器43との両方を冷却することにより、電動開扉装置と凝縮器とをそれぞれ専用に冷却する送風機を備える場合に比べて送風機の数を削減できるので、コストダウンを図ることができる。また、機械室40に送風機44を備えることで風量の大きい大型の送風機を備えることができるので、開扉装置と凝縮器の放熱効率をより高めることができる。
(実施の形態4)
図10は本発明の実施の形態4における冷蔵庫の縦断面図である。図11は同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図である。なお、実施の形態1と同様の構成および動作については説明を省略する。
図10、図11において、カバー300は金属などの良熱伝導性材料にて形成され、機械室40の背面部と機械室40,凝縮器43,ソレノイド式開扉装置50の上部を包含して断熱箱体21の天井部の上部全体を覆うよう構成される。
この時、ソレノイド式開扉装置50の上部とカバー300とは機械室送風機44の運転時に通気可能な程度の空間を有する。
また、カバー300は前面にはプッシュロッド55が貫通する貫通孔300aと、貫通孔300a以外のカバー300前面の大部分を開口して機械室送風機44の通気の入口となる吸気口300bとを備え、機械室40の背面側には圧縮機42の電装部42bとソレノイド式開扉装置50を備える第一の天面部21bとより下方に位置しかつ圧縮機42の近傍のみに機械室送風機44の通気の出口となる下部排気口300cと、カバー300の上面部と背面部に渡る部分に設けられた斜部300dの機械室送風機44よりも圧縮機42側のみに備えた上部排気口300eとを有する。
これにより冷蔵庫20の外箱23背面を台所などの壁面に押し付けて設置した場合や冷蔵庫20の天面に荷物等を置いた場合でも、少なくとも斜部300dに設けた排気口300eは閉塞されないので、漏洩した可燃性冷媒を速やかに排気口300eより放出拡散でき、漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
また、上述した冷蔵庫20の使用状態においても機械室40内の空気の流れの阻害を最小限に抑えることができるので、機械室送風機44の強制対流によるソレノイド式開扉装置50の冷却が可能となり、動作時のソレノイド式開扉装置50の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては圧縮機42は断熱箱体21の上部に配置する構成としたが、圧縮機42を断熱箱体21の下部に配置する構成とした場合でも機械室送風機44によって開扉装置50と凝縮器43との両方を冷却することにより、電動開扉装置と凝縮器とをそれぞれ専用に冷却する送風機を備える場合に比べて送風機の数を削減できるので、コストダウンを図ることができる。また、機械室40に送風機44を備えることで風量の大きい大型の送風機を備えることができるので、開扉装置と凝縮器の放熱効率をより高めることができる。
(実施の形態5)
図12は本発明の実施の形態5における冷蔵庫の縦断面図である。図13は同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図である。なお、実施の形態1と同様の構成および動作については説明を省略する。
図12、図13において、カバー400は金属などの良熱伝導性材料にて形成され、機械室40の背面部と機械室40,凝縮器43,ソレノイド式開扉装置50の上部を包含して断熱箱体21の天井部の上部全体を覆うよう構成される。
この時、ソレノイド式開扉装置50の上部とカバー400とは機械室送風機44の運転時に通気可能な程度の空間を有する。
また、カバー400の背面部は冷蔵庫20の外箱23背面よりも前面側に位置するよう構成される。
また、カバー400は前面にはプッシュロッド55が貫通する貫通孔400aと、貫通孔400a以外のカバー400前面の大部分を開口して機械室送風機44の通気の入口となる吸気口400bとを備え、冷蔵庫20の外箱23背面よりも前面側に位置する機械室40の背面側には圧縮機42の電装部42bとソレノイド式開扉装置50を備える第一の天面部21bとより下方に位置しかつ圧縮機42の近傍のみに機械室送風機44の通気の出口となる排気口400cを有する。
これにより冷蔵庫20の外箱23背面を台所などの壁面に押し付けて設置した場合や冷蔵庫20の天面に荷物等を置いた場合でも、排気口400cは閉塞されないので、漏洩した可燃性冷媒を速やかに排気口400cより放出拡散でき、漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
また、上述した冷蔵庫20の使用状態においても機械室40内の空気の流れの阻害を最小限に抑えることができるので、機械室送風機44の強制対流によるソレノイド式開扉装置50の冷却が可能となり、動作時のソレノイド式開扉装置50の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
(実施の形態6)
図14は本発明の実施の形態6における冷蔵庫の縦断面図である。図15は同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図である。なお、実施の形態1と同様の構成および動作については説明を省略する。
図14、図15において、カバー500は金属などの良熱伝導性材料にて形成され、機械室40の背面部と機械室40,凝縮器43,ソレノイド式開扉装置50の上部を包含して断熱箱体21の天井部の上部全体を覆うよう構成される。
この時、ソレノイド式開扉装置50の上部とカバー500とは機械室送風機44の運転時に通気可能な程度の空間を有する。
また、カバー500の背面部は冷蔵庫20の外箱23背面に対して傾斜部500aを有する。
また、カバー500は前面にはプッシュロッド55が貫通する貫通孔500bと、貫通孔500b以外のカバー500前面の大部分を開口して機械室送風機44の通気の入口となる吸気口500cとを備え、傾斜した機械室40の背面側には圧縮機42の電装部42bとソレノイド式開扉装置50を備える第一の天面部21bとより下方に位置しかつ圧縮機42の近傍のみに機械室送風機44の通気の出口となる排気口500dを有する。
これにより冷蔵庫20の外箱23背面を台所などの壁面に押し付けて設置した場合や冷蔵庫20の天面に荷物等を置いた場合でも、排気口500dは閉塞されず、また背面部の面積を拡大できるので排気口500dの開口面積も大きくでき、漏洩した可燃性冷媒を速やかに排気口500dより放出拡散でき、漏洩した可燃性冷媒がソレノイド式開扉装置50の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
また、上述した冷蔵庫20の使用状態においても機械室40内の空気の流れの阻害を最小限に抑えることができるので、機械室送風機44の強制対流によるソレノイド式開扉装置50の冷却が可能となり、動作時のソレノイド式開扉装置50の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
また、排気口500dの開口面積を大きくすることにより機械室40内の冷却風量が増大するので、ソレノイド式開扉装置50の冷却効果も増大させることができる。
(実施の形態7)
図16は本発明の実施の形態7における冷蔵庫の縦断面図である。図17は同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図である。なお、実施の形態1と同様の構成および動作については説明を省略する。
図16、図17において、カバー600は金属などの良熱伝導性材料にて形成され、機械室40の背面部と機械室40,凝縮器43,ソレノイド式開扉装置50の上部を包含して断熱箱体21の天井部の上部全体を覆うよう構成される。
この時、ソレノイド式開扉装置50の上部とカバー600とは機械室送風機44の運転時に通気可能な程度の空間を有する。
また、カバー600は前面にはプッシュロッド55が貫通する貫通孔600aと、貫通孔600a以外のカバー600前面の大部分を開口して機械室送風機44の通気の入口となる吸気口600bとを備え、機械室40の背面側には圧縮機42の電装部42bとソレノイド式開扉装置50を備える第一の天面部21bとより下方に位置しかつ圧縮機42の近傍のみに機械室送風機44の通気の出口となる排気口600cと、カバー600の側面部と背面部の圧縮機側のみに設けられた面取り形状部600dに備えた側部排気口600eとを有する。
これにより冷蔵庫20の外箱23背面を台所などの壁面に押し付けて設置した場合や冷蔵庫20の天面に荷物等を置いた場合でも、少なくとも側部排気口600eは閉塞されないので、漏洩した可燃性冷媒を速やかに側部排気口600eより放出拡散でき、漏洩した可燃性冷媒が電動開扉装置の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
また、上述した冷蔵庫20の使用状態においても機械室40内の空気の流れの阻害を最小限に抑えることができるので、機械室送風機44の強制対流によるソレノイド式開扉装置50の冷却が可能となり、動作時のソレノイド式開扉装置50の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
(実施の形態8)
図18は本発明の実施の形態8における冷蔵庫の縦断面図である。図19は同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図である。なお、実施の形態1と同様の構成および動作については説明を省略する。
図18、図19において、機械室送風機44の吸気側となる第一の天面部21b後方部かつ機械室送風機44の吸気側となる風路壁61の左側に第二の天面部21c側に傾斜させた断熱箱体傾斜部21eを設けている。
また、断熱箱体傾斜部21eは凝縮器43よりも断熱箱体21の背面側となるよう構成されている。
断熱箱体傾斜部21eを設けることにより機械室送風機44に対して機械室40内の風路抵抗を小さくすることができ、機械室40内の冷却風量を増大させることができるので、凝縮器43から可燃性冷媒が漏洩した場合でも、漏洩した冷媒を速やかにカバー60の背面部の排気口60cより放出拡散でき、漏洩した可燃性冷媒がソレノイド式開扉装置50の周囲に滞留して可燃濃度域に達することを防止できるので冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
また、機械室40内の冷却風量を増大させることにより、ソレノイド式開扉装置50の冷却効果も増大させることができ、動作時のソレノイド式開扉装置50の温度上昇による可燃性冷媒の発火、爆発を防止でき冷蔵庫20の安全性を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は電動開扉装置を有するものに対して万が一の可燃性冷媒の漏洩時の安全確保手段を備えるので同様に可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルユニットと電動開扉装置とを備える保温庫などの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同実施の形態の冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図 同実施の形態の冷蔵室ドア開放時の冷蔵庫上部の正面図 同実施の形態の電動開扉装置の冷蔵庫取付け時の縦断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図 本発明の実施の形態4における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図 本発明の実施の形態5における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図 本発明の実施の形態6における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図 本発明の実施の形態7における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図 本発明の実施の形態8における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態の冷蔵庫のカバー外し時の天井部平面図 従来の冷蔵庫の正面図 従来の冷蔵庫の要部縦断面図 従来の冷蔵庫の電動開扉装置の制御内容を示すフローチャート
符号の説明
20 冷蔵庫
21 断熱箱体
21a 前面開口部
21b 第一の天面部
21c 第二の天面部
21e 断熱箱体傾斜部
29 冷蔵室
29a 冷蔵室ドア
40 機械室
41 冷凍サイクル
42 圧縮機
42a 圧縮機接合部
42b 電装部
43,100 凝縮器
44 機械室送風機
50 ソレノイド式開扉装置
60 カバー
60b,200a,300b,400b,500c,600b 吸気口
60c,200b,400c,500d,600c 排気口
200 第一のカバー
201 第二のカバー
300,400,500,600 カバー
300c 下部排気口
300d 斜部
300e 上部排気口
500a 傾斜部
600d 面取り形状部
600e 側部排気口

Claims (12)

  1. 前面開口部を有する筐体と、前記筐体の前記前面開口部に開閉自在に備えられる扉と、前記扉と対向する部分に備えられ動作時に前記扉を押して開放させる電動開扉装置と、前記電動開扉装置がその風路上に位置するように備えられた送風機と、前記筐体に備えられた圧縮機と凝縮器と減圧器と蒸発器と順に備えた冷凍サイクルとを有し、前記冷凍サイクルは冷媒として可燃性冷媒が封入されたものであって、前記送風機の通気により前記電動開扉装置の外周に強制対流を発生させるとともに前記送風機の風路において前記圧縮機または前記凝縮器よりも前記電動開扉装置が上流側に位置する冷蔵庫。
  2. 電動開扉装置と圧縮機と送風機とを筐体の上部に配置し、前記送風機によって前記電動開扉装置と前記圧縮機との両方を冷却する請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 電動開扉装置と凝縮器と送風機とを筐体上部に配置し、前記送風機によって前記電動開扉装置と前記凝縮器との両方を冷却する請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前面開口部を有する複数の断熱区画を有するとともに第一の天面部と前記第一の天面部より後方側でかつ低い位置に設けた第二の天面部を有した筐体と、前記複数の断熱区画のうち最上部の断熱区画の前面開口部に備えられた扉と、前記扉と対向して備えられ、動作時に前記扉を押して開放させる電動開扉装置と、前記電動開扉装置がその風路上に位置するように備えられた送風機と、前記第二の天面部をその底面として設けられた機械室と、前記機械室に備えられた圧縮機と、前記圧縮機と凝縮器と減圧器と蒸発器と順に備えた冷凍サイクルとを有し、前記冷凍サイクルは冷媒として可燃性冷媒が封入されたものであって、前記送風機の通気により前記電動開扉装置の外周に強制対流を発生させるとともに前記電動開扉装置は前記第一の天面部に備えられ、前記送風機が強制対流を発生させることによって前記電動開扉装置と前記圧縮機とを同時に冷却するものであり、前記送風機の風路において前記圧縮機よりも前記電動開扉装置が上流側に位置する冷蔵庫。
  5. 筐体の天面部に備えられた電動開扉装置と、少なくとも前記電動開扉装置を覆うカバーとを備え、前記カバーの前面側に送風機による通気の吸気口を設けるとともに、前記カバーの背面側に前記送風機による通気の排気口を設けた請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 少なくとも電動開扉装置と圧縮機とを覆うカバーを備え、前記カバーの前面側に送風機による通気の吸気口を設けるとともに、前記カバーの背面側でかつ前記第一の天面部より下方に前記送風機による通気の排気口を設けた請求項4に記載の冷蔵庫。
  7. 少なくとも電動開扉装置と圧縮機とを覆うカバーを備え、前記カバーの前面側に送風機による通気の吸気口を設けるとともに、圧縮機の電装部より下方に位置する箇所に送風機による通気の排気口を設けた請求項2または4に記載の冷蔵庫。
  8. カバーの上面部と背面部に渡る部分に斜部を設け、前記斜部に排気口を設けた請求項5から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. カバーの背面部は、筐体背面の同一平面より前記筐体の前面側に配設され、前記背面部に排気口を設けた請求項5から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. カバーの背面部は、筐体の背面に対して傾斜部を有し、前記傾斜部に排気口を設けた請求項5から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  11. カバーの側面部と背面部は面取り形状部を有し、前記面取り形状部に排気口を設けた請求項5から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  12. 第一の天面部に冷凍サイクルの一部を形成する凝縮器を備え、前記第一の天面部の後方部を、第二の天面部側に傾斜させた請求項11に記載の冷蔵庫。
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