JP2006136632A - ブロック玩具 - Google Patents

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克己 駒形
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Abstract

【課題】ブロック玩具の一セット分として集めたブロックの予め定められた側面が上部位置となるようにブロックを並べ、ブロックの上部位置となる側面に表示されている図形の組み合わせにより特定の形状の集合図形が形成されるようにする。
【解決手段】ブロック2,3,4,5,6の第一正方形側面を横並びさせ第一長方形側面9を上部位置にしてブロック2,3,4,5,6を予め設定された並び順に並べたときの第一長方形側面それぞれに表示されている図形a,b,c,d,eが互いに異なる形状で、第一長方形側面9が並んだ平面上で、第一長方形側面9それぞれに表示されている図形a,b,c,d,eの組み合わせから、一つの幾何学図形である集合図形14を形成可能に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は幼児の知育用のブロック玩具に関するものである。
従来から、複数のブロックの各側面に図形や文様を設け、平面上でそれらのブロックを並べたときにブロックの上部に位置している図形が組み合わされてできあがる集合図形や各上部の文様が組み合わされてできあがる集合文様の面白さを楽しむブロック玩具(例えば、特許文献1)や、ブロックの特定の側面を上部位置にしたときのみに特定の集合図形が形成できるパズル性を備えたもの(例えば、特許文献2参照)がある。
実用新案登録第12322号公報 実用新案登録第3070097号公報
上述した複数の図形の組み合わせから所望の集合図形を作ったり複数の文様の組み合わせから集合文様を作ったりする行為が幼児の知育に有用であり、幼稚園や保育園などにおいて積み木などの玩具と同じようにそのブロック玩具を用いて遊びながら学習できる点に注目されている。そして、幼児向けのブロック玩具では、ブロックの各側面での表示物としては単純化された図形であることが良好であり、ブロック数もそれほど多くない方が良好と考えられる。
ところで幼稚園や保育園などの施設で上記ブロック玩具を用いた授業の場合、幼児一人ひとりに一セットずつ与えて遊ばせる形態となる。しかしながら、授業中に子供たちが互いのブロック玩具を一緒にして遊んでしまうこともあり、授業終了後に数多くのブロック玩具を一セットずつ片付けるときには、ブロックに描かれてる図形が単純図形となっているため、大人でもブロック玩具一つ当たりのブロックの組み合わせ間違いをし易い。
特に、自分が遊んだ用具を片付ける整理整頓の教育として幼児それぞれに自分で一セットを揃えながら片付けさせようとしても、片付ける作業に遊びの要素が伴わないために好き勝手にブロックを集め勝ちとなり、多くのセットがブロックが正しく揃えられたセットとならなくなってしまう。
そして、正しい一セット中、側面に同一形状の図形が表示されているブロックが複数個存在する構成である場合、複数セットの多くのブロックが混じり合った中から一セット分のブロックを揃えるときに、単純に同一形状の図形が表示されているという条件のみでその同一図形が表示されているブロックを必要個数分集めてくる可能性があり、そのため、後で再度大人が一セットのブロックの揃えが正しいかどうかをチェックしなければならず、このチェックは大人でも煩雑な作業となる。
さらに、事前にブロックそれぞれに通し番号を記載しておいても数字学習のレベルが幼児に対して高くなってしまい、利用できないという問題がある。勿論、数字を記載しておけば大人ではその数字を頼りにして揃えることができるが、ブロックそれぞれに単純図形以外の異質な要素が表示されることから、ブロック玩具の外観を損なうとともに、複数の図形を組み合わせて新しい図形を創作するという面白さが数字の存在によって損なわれ、そして、大人が事前に多くのセットのブロックそれぞれに数字を記載することも煩雑な作業となる。
そこで本発明は上記事情に鑑み、ブロック玩具の一セット分として集めたブロックの予め定められた側面が上部位置となるようにブロックを並べ、ブロックの上部位置となる側面に表示されている図形の組み合わせにより特定の形状の集合図形が形成されるかどうかにより、一セットとしてブロックの組み合わせが正しいかどうかを簡単に表現できるようにすることを課題とし、幼児が自分一人でも正しく片付けできる管理容易なブロック玩具を得ることを目的とする。
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、それぞれ同じ大きさで同一形状の複数の直方体状のブロックからなり、ブロックそれぞれは、第一正方形側面と、第二正方形側面と、前記二面の正方形側面が対向する方向での中心軸の周りを回る方向に順に並ぶ第一長方形側面と、第二長方形側面と、第三長方形側面と、第四長方形側面とを有し、前記各四面の長方形側面それぞれに図形が表示されていて、複数のブロックを任意に並び設けたときに各ブロックの上部となる長方形側面に表示された図形の組み合わせから、該図形が連続してなる集合図形が形成可能にしたブロック玩具であって、ブロックの第一正方形側面を横並びさせ第一長方形側面を上部位置にしてブロックを予め設定された並び順に並べたときの前記第一長方形側面それぞれに表示されている図形が互いに異なる形状であり、前記第一長方形側面が並んだ平面上で、第一長方形側面それぞれに表示されている図形の組み合わせから、外周辺が連続してブロック並び方向に非対称形状にした一つの幾何学図形である集合図形が形成可能に設けられ、かつ、第一長方形側面に表示された前記図形それぞれは、全てのブロックにおける第二長方形側面と第三長方形側面と第四長方形側面とに表示された図形と非同一の形状であることを特徴とするブロック玩具を提供して、上記課題を解消するものである。
上記発明において、ブロックの第一正方形側面を横並びさせ、全第二長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときと全第三長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときと全第四長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときに、ブロックの上部として位置する長方形側面に表示されている図形の組み合わせから、外周辺が連続してブロック並び方向に対称形状にした一つの幾何学図形である集合図形が形成可能に設けられ、全第二長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときの前記集合図形と、全第三長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときの前記集合図形と、全第四長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときの前記集合図形とが互いに形状が異なっていることが良好である。
また、上記発明において、ブロックそれぞれの四面の長方形側面に表示されている図形は互いに異なる単色の色彩で、全第一長方形側面の図形が同一の色彩であり、全第二長方形側面の図形が同一の色彩であり、全第三長方形側面の図形が同一の色彩であり、全第四長方形側面の図形が同一の色彩であり、全第一長方形側面の図形を組み合わせてなる集合図形と全第二長方形側面の図形を組み合わせてなる集合図形と全第三長方形側面の図形を組み合わせてなる集合図形と全第四長方形側面の図形を組み合わせてなる集合図形とは互いに異なる単色の色彩となる構成としたことが良好である。
また、上記発明において、ブロックの第一正方形側面を横並びさせ第一長方形側面を上部位置にしてブロックを予め設定された並び順に並べたときの前記第一長方形側面それぞれに表示されている図形の組み合わせからなる上記集合図形の外周辺には、ブロック並び方向の一端に位置するブロックの第一長方形側面から他端に位置するブロックの第一長方形側面に亘ってブロック並び方向に対して傾斜した一直線状の傾斜部があることが良好である。
請求項1の発明によれば、複数のブロックの側面それぞれに図形が表示されて、全体賭して数多くの図形があることから、図形の数にこだわることなく幼児がそれらの図形を組み合わせて好みのイメージを表現する遊びができ、創造性を伸ばすことができる。
また、一つの幾何学図形である集合図形が形成できるようにその集合図形を形作る上で要素となる図形を側面に表示しているブロックを集めて、そのブロックの第一長方形側面の図形、即ち要素となる図形を組み合わせて幾何学図形の集合図形が形成できれば、一セットとしてのブロックを正しく揃えることができたことが簡単に判断でき、数多くのセットが混じっている場合でも保母さんたちがセットごとに揃えて片付ける手間を大幅に軽減できる。そして、幼児が自分でブロック玩具を片付けるときも、予め指示された幾何学図形である集合図形を作るパズル的要素を伴うこととなり、遊びながら片付けができるとともに、整理整頓の学習も行えるなどの優れた効果がある。
請求項2の発明によれば、上記ブロックの全第一長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときだけではなく、全第二長方形側面を上部位置にして並べたとき、また全第三長方形側面を上部位置にして並べたとき、さらに全第四長方形側面を上部位置にして並べたときに、それぞれ一つの幾何学図形である集合図形が形成可能であるので、例えば保母さんにより四つの形状の集合図形の内から指示された形状の集合図形を、多くの図形から選択して組み合わせて形成するという学習を幼児に遊びを通じて学習させることができる。
請求項3の発明によれば、ブロックそれぞれの長方形側面に表示されている図形が互いに異なる単色の色彩であるので、複数のブロックに表示されている図形を任意に組み合わせることで集合図形の色彩が変化に富み、幼児の遊びの中に色の組み合わせの要素も入れることができるようになる。そして、全第一長方形側面の図形からなる集合図形と全第二長方形側面の図形からなる集合図形と全第三長方形側面の図形からなる集合図形と全第四長方形側面の図形からなる集合図形とが互いに色彩が異なるものとすることで、これらの集合図形を形成するときに、幼児に色彩を揃えるという学習や、色彩と集合図形との組み合わせを記憶させる学習も行えるようになる。
請求項4の発明によれば、ブロック玩具のセットを正しく集めるに際して、ブロックの正方形側面を横並びさせ、第一長方形側面を上部位置にしてブロックを並べてから、傾斜部を構成する各図形の辺が一直線状になるように、ブロックの向きや位置を並べ直すようにするだけで、第一長方形側面の図形からなる集合図形を形成でき、ブロック玩具のブロックを正しく集めてチェックする作業が容易になる。
つぎに本発明を図1から図9に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図中1はブロック玩具で、該ブロック玩具1はそれぞれ同じ大きさで同一形状の直方体状である第一ブロック2、第二ブロック3、第三ブロック4、第四ブロック5、第五ブロック6の五本のブロックからなるものである。各ブロック2,3,4,5,6それぞれは対向位置関係にある第一正方形側面7と第二正方形側面8と、この二面の正方形側面7,8が対向する方向、即ち、ブロック長手方向に沿った方向でのブロック内中心軸の周りを回る方向に順に並ぶ第一長方形側面9と第二長方形側面10と第三長方形側面11と第四長方形側面12とを備えている(図3参照)。
そして本ブロック玩具1では、第一ブロック2、第二ブロック3、第三ブロック4、第四ブロック5、第五ブロック6それぞれでの第一長方形側面9と第二長方形側面10と第三長方形側面11と第四長方形側面12とに以下に示す図形が表示されており、幼児が一組のブロック玩具1の前記第一ブロック2、第二ブロック3、第三ブロック4、第四ブロック5、第五ブロック6を任意に用い、それらのブロックの前記長方形側面9,10,11,12に表現されている図形を利用して好みの集合図形を形成する遊びが行えるようにしているものである。
図2に示されているように第一ブロック2、第二ブロック3、第三ブロック4、第四ブロック5、第五ブロック6の第一長方形側面9それぞれには互いに形状が異なる図形a,b,c,d,eが青色の印刷にて表示されていて、これら図形a,b,c,d,eそれぞれは、長方形側面上でブロック長手方向の中央でこのブロック長手方向に直交する中心線13を中心として対称形状に形成されている。また図形a,b,c,d,eそれぞれは互いに形状が異なっていて、まず、図形aはブロック長手方向に長く、第一長方形側面9の一方の長辺部分には沿わない形状である。そして、他方の長辺部分に沿った辺を上辺とし、第一長方形側面9内に位置して前記一方の長辺部分に平行の辺を底辺とし、第一正方形側面7側の斜めの辺と第二正方形側面8側の斜めの辺とを斜辺とする台形としている。
図形bにあっても台形であるが、図形aよりもブロック長手方向の長さが小さく、ブロック長手方向に直交する方向での高さを図形aよりも大きくした台形である。そして、第一長方形側面9の一方の長辺部分に沿った辺であって図形aの上辺と同じ長さとした辺を底辺とし、他方の長辺部分に沿った辺を上辺とし、第一正方形側面7側の辺と第二正方形側面8側の辺とを斜辺としていて、この斜辺それぞれは、後述するように図形aの上辺と図形bの底辺とを合致するように第一ブロック2と第二ブロック3とを並べたときに図形aの斜辺と一直線上に揃う傾斜としている。
図形cにあっても台形であるが、図形bよりもブロック長手方向の長さが小さく、ブロック長手方向に直交する方向での高さを図形bと同じにした台形である。そして、第一長方形側面9の一方の長辺部分に沿った辺であって図形bの上辺と同じ長さとした辺を底辺とし、他方の長辺部分に沿った辺を上辺とし、第一正方形側面7側の辺と第二正方形側面8側の辺とを斜辺としていて、この斜辺それぞれは、図形bの上辺と図形cの底辺とを合致するように第二ブロック3と第三ブロック4とを並べたときに図形bの斜辺と一直線上に揃う傾斜としている。
同様に、図形dも台形であり、図形cよりもブロック長手方向の長さが小さく、ブロック長手方向に直交する方向での高さを図形cと同じにした台形である。そして、第一長方形側面9の一方の長辺部分に沿った辺であって図形cの上辺と同じ長さとした辺を底辺とし、他方の長辺部分に沿った辺を上辺とし、第一正方形側面7側の辺と第二正方形側面8側の辺とを斜辺としていて、この斜辺それぞれは、図形cの上辺と図形dの底辺とを合致するように第三ブロック4と第四ブロック5とを並べたときに図形cの斜辺と一直線上に揃う傾斜としている。
図形eは図形dよりも小さくした三角形であり、ブロック長手方向に直交する方向での頂点を第一長方形側面9の他方の辺部に達することなく第一長方形側面9内に位置させた三角形である。そして、第一長方形側面9の一方の長辺部分に沿った辺であって図形dの上辺と同じ長さとした辺を底辺とし、第一正方形側面7側の辺と第二正方形側面8側の辺とを斜辺としていて、この斜辺それぞれは、図形dの上辺と図形eの底辺とを合致するように第四ブロック5と第五ブロック6とを並べたときに図形dの斜辺と一直線上に揃う傾斜としている。
また、図1に示すごとく第一〜第五ブロック2,3,4,5,6それぞれの第一正方形側面7を第一ブロック2、第二ブロック3、第三ブロック4、第四ブロック5、第五ブロック6の順に横並びさせ、五面の第一長方形側面9が並んだ平面上で、図形a,b,c,d,eが順に並んだ組み合わせから幾何学図形である一つの三角形の集合図形14が形成されるようにしている。この集合図形14は青色の図形a,b,c,d,eが組み合わされたものであることから青色の色彩とした図形である。また、図4に示すように集合図形14は、ブロック並び方向における中心でこのブロック並び方向に直交する方向に通る中心線15を中心として非対称形状であり、前記図形a,b,c,d,eの組み合わせによって第一長方形側面9が並んだ平面でブロック並び方向に一つの非対称形状の集合図形14が形成されるようにしている。そして、この集合図形14にあっては前述のように三角形であり、その外周辺16には辺形状がブロック間で段落ちせずに一直線状に連続した二つの傾斜部17を有していて、この二つの傾斜部17それぞれは、ブロック並び方向の一端に位置する第一ブロック2の第一長方形側面9から他端に位置する第五ブロック6の第一長方形側面9に亘ってブロック並び方向に対して傾斜したものとなっている。
図5に示されているように第一ブロック2、第二ブロック3、第三ブロック4、第四ブロック5、第五ブロック6の第二長方形側面10それぞれにも図形f,g,h,i,jが緑色の印刷にて表示されていて、これら図形f,g,h,i,jそれぞれは、第二長方形側面10のブロック長手方向における中心をそのブロック長手方向に直交する中心線13を中心にして対称形状である。
まず、第一ブロック2の第二長方形側面10に表示されている図形fは、第二長方形側面10の一方の長辺部分側を一つの頂点とし、他方の長辺部分に沿った辺を底辺とした三角形である。
第二ブロック3の第二長方形側面10に表示されている図形gは、第二長方形側面10の一方の長辺部分に沿って位置して上記図形fの底辺と同じ長さ辺を上辺とし、他方の長辺部分に沿って位置して前記上辺とする部分より長い辺を底辺とし、第一正方形側面7側、第二正方形側面8側を斜辺とした台形である。斜辺それぞれは、図形fの底辺と図形gの上辺とを合致するように第一ブロック2と第二ブロック3とを並べたときに図形fの斜辺と一直線上に揃う傾斜としている。
第三ブロック4の第二長方形側面10に表示されている図形hは、一方の長辺部分に沿って上記図形gの底辺と一致する長さとした辺があり、また他方の長辺部分に沿っても第二長方形側面10のブロック長さ方向の中心を間にして対称となる辺があり、そして、第一正方形側面7側と第二正方形側面8側とのそれぞれでブロック長さ方向の中心で外方に凸となる折曲された形状を作る二斜辺を配した長六角形である。一方の長辺部分に達する斜辺は、図形gの底辺と図形hの長辺部分に沿った辺とを合致するように第二ブロック3と第三ブロック4とを並べたときに図形gの斜辺と一直線上に揃う傾斜としている。
第四ブロック5の第二長方形側面10に表示されている図形iは、一方の長辺部分に沿って位置して上記図形h(長六角形)の長辺部分の辺と同じ長さの辺を底辺とし、他方の長辺部分に沿って位置して前記底辺とした辺よりも短い辺を上辺とし、第一正方形側面7側と第二正方形側面8側の辺を斜辺とした台形であり、形状として図形gと同じである。斜辺は、図形hの長辺部分の辺と図形iの底辺とを合致するように第三ブロック4と第四ブロック5とを並べたときに図形hにおける他方の長辺部分に達する斜辺と一直線上に揃う傾斜としている。
第五ブロック6の第二長方形側面10に表示されている図形jは、一方の長辺部分に沿って位置して上記図形iの底辺と同じ長さとした辺を底辺とし、他方の長辺部分側が頂点となっている三角形である。三角形の斜辺は、図形iの上辺と図形jの底辺とを合致するように第四ブロック5と第五ブロック6とを並べたときに図形iの斜辺と一直線上に揃う傾斜としている。
図5に示すごとく第一〜第五ブロック2,3,4,5,6それぞれの第一正方形側面7を第一ブロック2、第二ブロック3、第三ブロック4、第四ブロック5、第五ブロック6の順に横並びさせ、五面の第二長方形側面10が並んだ平面上で、図形f,g,h,i,jが順に並んだ組み合わせから幾何学図形である一つの正方形の集合図形18が形成されるようにしている。この集合図形18は緑色の図形f,g,h,i,jが組み合わされたものであることから緑色の色彩とした図形である。また、集合図形18は、ブロック並び方向における中心を通りこのブロック並び方向に直交する方向に通る中心線15を中心として対称形状であり、図形fと図形jとの位置を入れ換えて向きを変えたり、図形gと図形iとの位置を入れ換えて向きを変えた組み合わせによっても第二長方形側面10が並んだ平面でブロック並び方向に一つの集合図形18が形成される。そして、この集合図形18にあっても、その外周辺16には辺形状がブロック間で段落ちせずに一直線状に連続した四つの傾斜部17を有していて、この四つの傾斜部17それぞれは、ブロック並び方向の両端に位置する第一ブロック2、第五ブロック6の第一長方形側面10から中央に位置する第三ブロック4の第一長方形側面10に亘ってブロック並び方向に対して傾斜したものとなっている。
図6に示されているように第一ブロック2、第二ブロック3、第三ブロック4、第四ブロック5、第五ブロック6の第三長方形側面11それぞれにも図形k,l,m,n,oが黒色の印刷にて表示されていて、これら図形k,l,m,n,oそれぞれは、第三長方形側面11のブロック長手方向における中心を通りそのブロック長手方向に直交する中心線13を中心にして対称形状である。
図形k,l,m,n,oはこれらの組み合わせで円図形が得られるように形成されているものであり、第一長方形側面9での上記図形a,b,c,d,e、第二長方形側面10での上記図形f,g,h,i,jと同じように、第一正方形側面7を横並びして第三長方形側面11が並んでなる正方形平面上に配した円図形を第一〜第五ブロック2,3,4,5,6の境界位置で区切った形状である。よって、図形k,l,m,n,oそれぞれは線分として弧状に湾曲した辺を有していて、図形a,b,c,d,e,f,g,h,i,jとは異なる形状である。そして、上述したように第一正方形側面7を横並びさせて第一〜第五ブロック2,3,4,5,6を並べて図形k,l,m,n,oを組み合わせることで、ブロック並び方向における中心でそのブロック並び方向に直角な中心線15を中心にして対称な一つの円形状の集合図形19が形成されるようにしている。勿論、集合図形19の外周辺16は円であり、ブロック境界位置で段落ち状となることなく各図形の弧状の辺が連続する。また、図形kと図形oとが対称形状であり、図形lと図形nとが対称図形である。
図7に示されているように第一ブロック2、第二ブロック3、第三ブロック4、第四ブロック5、第五ブロック6の第四長方形側面12それぞれにも図形p,q,r,s,tが赤色の印刷にて表示されていて、これら図形p,q,r,s,tそれぞれは、第四長方形側面12のブロック長手方向における中心をそのブロック長手方向に直交する中心線13を中心にして対称形状である。
図形p,q,r,s,tはこれらの組み合わせで長円図形が得られるように形成されているものであり、第一長方形側面9での上記図形a,b,c,d,e、第二長方形側面10での上記図形f,g,h,i,jと同じように、第一正方形側面7を横並びして第四長方形側面12が並んでなる正方形平面上に配した長円図形を第一〜第五ブロック2,3,4,5,6の境界位置で区切った形状である。よって、図形p,q,r,s,tそれぞれは線分として長円の弧状に湾曲した辺を有していて、図形a〜oとは異なる形状である。そして、上述したように第一正方形側面7を横並びさせて第一〜第五ブロック2,3,4,5,6を並べて図形p,q,r,s,tを組み合わせることで、ブロック並び方向における中心でそのブロック並び方向に直角な中心線15を中心にして対称な一つの長円形状の集合図形20が形成されるようにしている。勿論、集合図形20の外周辺16は長円であり、ブロック境界位置で段落ち状となることなく各図形の湾曲した辺が連続する。また、図形pと図形tとが対称形状であり、図形qと図形sとが対称図形である。
上記ブロック玩具1においては幼児が任意に図形を組み合わせて遊ぶことができる。そして、幼稚園や保育園では多くのセットのブロック玩具1が用意されることになり、遊びを終了してブロック玩具1の片付けに際してブロック玩具1それぞれの第一〜第五ブロックを組み合わせ正しく揃える場合には、集めたブロックの第一長方形側面9を上部位置となるように向け、上記集合図形14が得られる図形a,b,c,d,eが一ずつ揃うブロックの組み合わせとすればよい。また、幼児が自分で片付ける場合には実際に青色の図形が上となるようにし、図形a,b,c,d,eから集合図形14の三角形が得られるようにすればよい。図8に示すように仮に図形a,b,b,d,eを並べた場合でも、三角形とならないことから、組み合わせが間違いであることが簡単に判断できる。そして、集合図形14において斜辺部17を有していることから、図9に示すように集合図形14を形成する上で既に集めたブロックの図形a,bで形成されている斜辺部17の延長線で、つぎに合せるべき形状が判断でき、幼児でも簡単に正しい組み合わせの一セットを揃えることができる。
本発明に係るブロック玩具の一例を示す説明図である。 一例におけるブロックを分離した状態で示す説明図である。 一例におけるブロックを第二正方形側面から見た状態で示す説明図である。 第一長方形側面の並びで形成された集合図形を示す説明図である。 第二長方形側面の並びで形成された集合図形を示す説明図である。 第三長方形側面の並びで形成された集合図形を示す説明図である。 第四長方形側面の並びで形成された集合図形を示す説明図である。 間違ったブロックの並びを示す説明図である。 二本のブロックを並べた状態を示す説明図である。
符号の説明
1…ブロック玩具
2…第一ブロック
3…第二ブロック
4…第三ブロック
5…第四ブロック
6…第五ブロック
7…第一正方形側面
8…第二正方形側面
9…第一長方形側面
10…第二長方形側面
11…第三長方形側面
12…第四長方形側面
14…集合図形
16…外周辺
17…傾斜部
18…集合図形
19…集合図形
20…集合図形
a,b,c,d,e…図形
f,g,h,i,j…図形
k,l,m,n,o…図形
p,q,r,s,t…図形

Claims (4)

  1. それぞれ同じ大きさで同一形状の複数の直方体状のブロックからなり、ブロックそれぞれは、第一正方形側面と、第二正方形側面と、前記二面の正方形側面が対向する方向での中心軸の周りを回る方向に順に並ぶ第一長方形側面と、第二長方形側面と、第三長方形側面と、第四長方形側面とを有し、前記各四面の長方形側面それぞれに図形が表示されていて、複数のブロックを任意に並び設けたときに各ブロックの上部位置となる長方形側面に表示された図形の組み合わせから、該図形が連続してなる集合図形が形成可能にしたブロック玩具であって、
    ブロックの第一正方形側面を横並びさせ第一長方形側面を上部位置にしてブロックを予め設定された並び順に並べたときの前記第一長方形側面それぞれに表示されている図形が互いに異なる形状であり、前記第一長方形側面が並んだ平面上で、第一長方形側面それぞれに表示されている図形の組み合わせから、外周辺が連続してブロック並び方向に非対称形状にした一つの幾何学図形である集合図形が形成可能に設けられ、
    かつ、第一長方形側面に表示された前記図形それぞれは、全てのブロックにおける第二長方形側面と第三長方形側面と第四長方形側面とに表示された図形と非同一の形状であることを特徴とするブロック玩具。
  2. ブロックの第一正方形側面を横並びさせ、全第二長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときと全第三長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときと全第四長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときに、ブロックの上部として位置する長方形側面に表示されている図形の組み合わせから、外周辺が連続してブロック並び方向に対称形状にした一つの幾何学図形である集合図形が形成可能に設けられ、
    全第二長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときの前記集合図形と、全第三長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときの前記集合図形と、全第四長方形側面を上部位置にしてブロックを並べたときの前記集合図形とが互いに形状が異なっている請求項1に記載のブロック玩具。
  3. ブロックそれぞれの四面の長方形側面に表示されている図形は互いに異なる単色の色彩で、全第一長方形側面の図形が同一の色彩であり、全第二長方形側面の図形が同一の色彩であり、全第三長方形側面の図形が同一の色彩であり、全第四長方形側面の図形が同一の色彩であり、全第一長方形側面の図形を組み合わせてなる集合図形と全第二長方形側面の図形を組み合わせてなる集合図形と全第三長方形側面の図形を組み合わせてなる集合図形と全第四長方形側面の図形を組み合わせてなる集合図形とは互いに異なる単色の色彩となる構成とした請求項1または2に記載のブロック玩具。
  4. ブロックの第一正方形側面を横並びさせ第一長方形側面を上部位置にしてブロックを予め設定された並び順に並べたときの前記第一長方形側面それぞれに表示されている図形の組み合わせからなる上記集合図形の外周辺には、ブロック並び方向の一端に位置するブロックの第一長方形側面から他端に位置するブロックの第一長方形側面に亘ってブロック並び方向に対して傾斜した一直線状の傾斜部がある請求項1から3の何れか一項に記載のブロック玩具。
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