JP2006136376A - ディスポーザブル輸液装置システム。 - Google Patents

ディスポーザブル輸液装置システム。 Download PDF

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Yasuhiro Kawamura
泰弘 河村
Masanori Shinoda
正紀 篠田
Masatsugu Yuuko
正嗣 友高
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K & Y Kk
Fuji Electric Co Ltd
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K & Y Kk
Fuji Electric Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】ディスポーザブル輸液ポンプに表示(監視)機能を付加し、事故や装置の異常に対処できるようにし、その信頼性を向上させる。
【解決手段】圧電素子の物理的変化を利用して輸液の送液が可能で、かつ輸液の逆流防止機能を備えたディスポーザブル輸液ポンプ2に対し、制御回路6とともに表示パネル3を付加することにより、輸液量とその設定値,総輸液量とその設定値および気泡の有無を含む輸液状況情報を表示できるようにし、事故や装置の異常に容易に対処可能とし、信頼性を向上させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、医療分野において患者の体内へ薬液等を投入する場合に用いる輸液供給装置、特に定量を送液または輸液するための機構として、圧電素子を駆動源とする1回限りの使い捨て(ディスポーザブル)輸液ポンプを用いたディスポーザブル輸液装置システムに関する。
図2,3は実用に供されているこの種の装置の一般的な例を示す概要図である。
図2に示すものは、輸液パック11と患者とをチューブ14でつなぎ、輸液パック11を患者より高い位置に配置することにより、高低差を駆動力源とするものである。チューブ14の途中には流量を調節するための絞り機構(ローラー機構またはクレンメとも云う)13,流量を測るための点滴監視部(点滴塔)12が設けられ、看護師などの医療従事者は点滴監視部における液滴の個数を一定時間数えることにより流量を測り、それが適切な値となるよう絞り機構13の調整を行なう。
図3に示すものは、シリンジポンプ15内に輸液を注入しておき、シリンジ15の手動部を押し込む速度によって、輸液の送液速度が制御される。このとき、手動部の押し込みは、例えばモータの回転をネジ機構により直線運動に変換する方法にて行なうことができ、シリンダの内径,モータの回転速度などを適切に選ぶことにより、微量かつ正確な送液が実現できる。
また、図2,3に示すものに代わり、例えば特許文献1,2に開示されているように、ポンプとして圧電素子を駆動源として用いることにより小型化,軽量化を図るようにしたものもある。なお、特許文献1に示すものは、ディスポーザブル化が可能であることが記載されている。
特開平08−303352号公報(第2頁、図1,2) 特開昭62−247183号公報(第2頁、図1)
しかしながら、特許文献1,2のようなものでは、医学的に不適切な設定などによる事故や装置の異常などに対しては何らの対策も立てられておらず、信頼性の点で改良すべき余地が残されていると云える。
したがって、この発明の課題は、事故や装置の異常に対処し得るようにし、その信頼性を向上させることにある。
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、圧電素子により駆動され逆流を防止しつつ輸液が可能なディスポーザブル輸液ポンプと、この輸液ポンプを駆動,制御する制御手段と、この制御手段および前記輸液ポンプへ電源を供給するバッテリーと、輸液量設定値および総輸液量設定値に関する情報を入力する入力手段と、輸液量とその設定値,総輸液量とその設定値および気泡の有無を含む輸液状況に関する情報を表示する表示手段とを備えてなることを特徴とする。
上記請求項1の発明においては、前記入力手段として操作パネルと送受信器とを設け、輸液量設定値と総輸液量設定値情報とを選択的に入力することができ(請求項2の発明)、請求項1または2の発明においては、前記操作パネルは、輸液量設定値と総輸液量設定値情報とを前記送受信器に入力可能にすることができる(請求項3の発明)。
請求項2または3の発明においては、前記送受信器は、輸液量とその設定値および総輸液量とその設定値、ならびに気泡の有無を含む輸液状況に関する情報を外部装置へ送信可能にすることができる(請求項4の発明)。
上記請求項1〜4のいずれかの発明においては、前記表示手段により、前記バッテリーの電圧値を表示可能にすることができ(請求項5の発明)、または、請求項1〜5のいずれかの発明においては、前記送受信器にて、バッテリーの電圧値を外部へ送信可能にすることができる(請求項6の発明)。
この発明によれば、ディスポーザブル輸液ポンプに制御装置および表示(監視)装置を付加することにより、事故や装置の異常に対処可能になるので、従来のものに比べて信頼性を格段に向上させることができる。
図1はこの発明の実施の形態を示す構成図である。
同図において、1は輸液パック、2はポンプ装置、3は表示パネル、4は操作パネル、5は無線インターフェース、6は制御回路、7は電源としてのバッテリーである。なお、ポンプ装置2としては上記引用文献1,2と同じく、駆動源として圧電素子を用いるものとし、ディスポーザブル化が可能である。
制御回路6は図示のように、気泡監視部61、流量計測部62、総輸液量演算部63、設定切替え部64、比較部65、ポンプ制御部66、電源回路67および電源の電圧監視部68等から構成されている。なお、無線インターフェース5は送受信器,変復調器を備え、例えばナースセンタ等の中央監視室との間で情報の送受信が可能である。以下、流量は場合により輸液量とも云う。
Tは輸液パック1とポンプ装置2との間、およびポンプ装置2と患者との間をつなぐチューブであり、輸液パック1とポンプ装置2との間のチューブTには、発光素子と受光素子からなる気泡センサS1と、流量(または輸液量)センサS2などが設けられ、さらにポンプ装置2と患者との間のチューブTには、輸液の逆流防止弁Vが設けられる。逆流防止弁Vは輸液パック1とポンプ装置2との間に設けても良い。
気泡センサS1は輸液の流れを検出し、気泡監視部61はその流れの状態から気泡が存在するか否かを監視する。その監視結果は、直接表示パネル3および無線インターフェース5に与えられる。流量センサS2は例えば一対の圧電素子からなり、流量計測部62としては、一方の圧電素子から超音波を発射し、これを他方の圧電素子にて受信するまでの時間から、流量(または流速)を計測する超音波流量計を想定しているが、これに限らないのは勿論である。総輸液量演算部63は流量計測部62の出力(流量検出値または実流量)から総輸液量を演算し、これを流量検出値または実流量(輸液量)とともに表示パネル3および無線インターフェース5に与える。
ところで、輸液量および総輸液量は通常操作パネル4により設定するが、ここでは操作パネル4の誤操作等に備えて、センター等の外部から無線インターフェース5を介して行なうことも可能である。操作パネル4および無線インターフェース5からの設定値は、設定切替え部64で選択され、選択された設定値が用いられることになる。選択された輸液量または総輸液量の設定値は比較部65に与えられ、ここで輸液量と総輸液量を設定切替部64を介して与えられるそれぞれの設定値と比較する。比較部65での比較結果はポンプ制御部66に与えられ、それが輸液量の場合はその比較結果に基づきポンプ2を駆動し、輸液量が設定値となるように制御を行なう。なお、ポンプ2の駆動は通常、電圧値または周波数により行なわれる。一方、比較の結果総輸液量がその設定値に達したら、ポンプ制御部66をして輸液の供給を停止するものとする。
以上のように、気泡監視部61からの気泡の有無、総流量演算部63からの輸液量と総輸液量、電圧監視部68からのバッテリー電圧および設定切替え部64からの輸液量設定値と総輸液量設定値が表示パネル3およびに与えられるので、これらの情報を表示することにより輸液状況を検査または監視することが可能である。また、これらと同じ情報が無線インターフェース部5にも与えられるので、これらの情報はナースステーションなどのセンターへ送信され、そこで輸液状況の異常の判定,診断等が可能となる。なお、操作パネル4からの輸液量設定値および総輸液量設定値も無線インターフェース部5に与えられるので、操作パネル4から故意に設定値を変更した場合でも、センター側にて異常を検出して対処することができる。
電源回路67はバッテリー7から直流電力を受けて、ポンプ制御部66を含む制御回路6の各部へ電源を供給する。バッテリー7を用いたのは、輸液中でも容易に移動可能にするためである。電圧監視部68は電源回路67の電圧を監視し、その結果は直接表示パネル3で表示されるとともに、無線インターフェース5を介してセンターへ送信されることになる。なお、ポンプ2はポンプ制御部66を介して制御されていることから、ポンプ2の電源も電源回路67から供給されているといえる。
この発明の実施の形態を示す構成図 第1の実用例を示す概要図 第2の実用例を示す概要図
符号の説明
1…輸液パック、2…小型ポンプ、3…表示パネル、4…操作パネル、5…無線インターフェース、6…制御回路、7…バッテリー、61…気泡監視部、62…流量計測部、63…総流量演算部、64…設定切替え部、65…比較部、66…ポンプ制御部、67…電源回路、68…電圧監視部、S1…気泡センサ、S2…流(輸液)量センサ、T…チューブ。

Claims (6)

  1. 圧電素子により駆動され逆流を防止しつつ輸液が可能なディスポーザブル輸液ポンプと、この輸液ポンプを駆動,制御する制御手段と、この制御手段および前記輸液ポンプへ電源を供給するバッテリーと、輸液量設定値および総輸液量設定値に関する情報を入力する入力手段と、輸液量とその設定値,総輸液量とその設定値および気泡の有無を含む輸液状況に関する情報を表示する表示手段とを備えてなることを特徴とするディスポーザブル輸液装置システム。
  2. 前記入力手段として操作パネルと送受信器とを設け、輸液量設定値と総輸液量設定値情報とを選択的に入力することを特徴とする請求項1に記載のディスポーザブル輸液装置システム。
  3. 前記操作パネルは、輸液量設定値と総輸液量設定値情報とを前記送受信器に入力可能にしたことを特徴とする請求項1または2に記載のディスポーザブル輸液装置システム。
  4. 前記送受信器は、輸液量とその設定値および総輸液量とその設定値、ならびに気泡の有無を含む輸液状況に関する情報を外部装置へ送信可能にしたことを特徴とする請求項2または3に記載のディスポーザブル輸液装置システム。
  5. 前記表示手段により、前記バッテリーの電圧値を表示可能にしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のディスポーザブル輸液装置システム。
  6. 前記送受信器にて、バッテリーの電圧値を外部へ送信可能にしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のディスポーザブル輸液装置システム。

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