JP2006135775A - ダイポールアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化が容易で広帯域なダイポールアンテナを提供すること。
【解決手段】 ダイポールアンテナ1は、基端側に給電部2a,3aを有して先端側が幅広部2b,3bとなっている一対の第1放射導体2,3と、第1放射導体2,3の切欠き部4,5内とその近傍に配設された一対の第2放射導体6,7とを備えており、第2放射導体6,7の基端側は給電部2a,3aに接続されている。また、第1放射導体2,3の給電部2a,3aと幅広部2b,3bとの間は幅狭部2c,3cとなっており、幅寸法の差によって切欠き部4,5が画成されている。第2放射導体6,7は屈曲または湾曲する帯状に形成されているため、全長が第1放射導体2,3と同等であっても、ほぼ切欠き部4,5内に配設することができる。また、第2放射導体6,7は対をなす放射素子として動作するため、ダイポールアンテナ1の共振点を増やすことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば車載用の放送受信アンテナなどに好適な小型のダイポールアンテナに関する。
従来より、ダイポールアンテナの小型化を促進するため、放射導体の給電部側とは逆側の端部を幅広に形成するという技術が採用されている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、ダイポールアンテナを構成する一対の放射導体は、相対向する一端側に給電部を有して他端どうしを共振長の約1/2だけ離隔させた構成になっているが、各放射導体の該他端部を幅広部となせばアンテナ容量領域においてキャパシタンスが増大するため共振周波数が下がり、よってアンテナの長手寸法を短くすることができて小型化を促進できる。その際、各放射導体の該他端部(幅広部)と給電部との間を意図的に幅狭に形成しておくと、アンテナ誘導領域においてインダクタンスが増大して共振周波数が下がるため、一層の小型化が図れる。
特開2003−309418号公報(第2−3頁、図1)
しかしながら、従来のダイポールアンテナは、小型化を促進すると狭帯域化が顕著となるため、ある程度広い帯域幅が必要な場合、所望の小型化が図れないという問題があった。例えば、最近、車両の窓ガラスに装着して使用される放送受信用アンテナとして、UHF帯をカバーできる広帯域なダイポールアンテナが求められているが、こうした広帯域化の要望を窓ガラスに装着しても視界を妨げない程度に小型化されたダイポールアンテナによって実現することは、これまで困難とされていた。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、小型化が容易で広帯域なダイポールアンテナを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のダイポールアンテナでは、相対向する一端側に給電部を有し他端側が幅広部となっており、かつ、該給電部と該幅広部との間に幅狭部を有する一対の第1放射導体と、相対向する一端側が前記給電部に接続され全長が前記第1放射導体と略同等な一対の第2放射導体とを備え、前記第2放射導体が、前記第1放射導体の前記幅広部に対して前記一端側で隣接すると共に前記幅狭部に対してその幅方向に隣接する位置に配設されている構成とした。
このように構成されたダイポールアンテナは、第1放射導体が先端側に幅広部を有して該幅広部よりも基端側に幅狭部を有する形状に形成されているため、アンテナ容量領域におけるキャパシタンスの増大とアンテナ誘導領域におけるインダクタンスの増大とによって第1放射導体の長手寸法が短くなり、アンテナ全体の小型化に有利となる。また、第1放射導体の給電部に第2放射導体が接続してあり、第1放射導体だけでなく第2放射導体からも電波を放射させることができるため、帯域幅の広い複共振のダイポールアンテナとして動作させることができる。また、第2放射導体を、第1放射導体の幅広部に対して基端側で隣接すると共に幅狭部に対してその幅方向に隣接する位置に配設しているので、つまり、該幅広部と該幅狭部の幅寸法の差によって第1放射導体に画成される切欠き部を第2放射導体の配置スペースとして利用しているので、第2放射導体によってアンテナ全体の小型化が阻害される虞はない。
上記の構成において、前記第2放射導体を屈曲または湾曲する帯状に形成しておくことが好ましく、これにより所望の電気長を有する第2放射導体を限られたスペースに配設することが容易となる。
また、上記の構成において、前記一対の第1放射導体の前記給電部近傍どうしを容量結合させると、このダイポールアンテナを特定の周波数でループアンテナの如くに共振させることが可能となるため、共振点を増やしてさらなる広帯域化を図ることができる。この場合において、一対の第1放射導体にそれぞれ一方の第1放射導体の給電部近傍から他方の第1放射導体側へ延出する結合用導体を設け、これら両結合用導体の先端部どうしを間隙を存して対向させると、前記容量結合を簡単かつ安価に実現できて好ましい。
本発明のダイポールアンテナは、一対の第1放射導体が先端側に幅広部を有して該幅広部よりも基端側に幅狭部を有する形状に形成されているため、アンテナ全体の長手寸法を短くする小型化に有利であると共に、第1放射導体だけでなく第2放射導体からも電波を放射させることができるため、帯域幅の広い複共振のダイポールアンテナとして動作させることができる。また、幅広部と幅狭部の幅寸法の差によって第1放射導体に画成される切欠き部が第2放射導体の配置スペースとして利用されているため、第2放射導体によってアンテナ全体の小型化が阻害される虞はない。それゆえ、小型化が容易で広帯域なダイポールアンテナを実現することができる。
発明の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は本発明の第1実施形態例に係るダイポールアンテナの平面図、図2は各種ダイポールアンテナの周波数に応じたリターンロスを示す特性図である。
図1に示すダイポールアンテナ1は、相対向する側(基端側)に給電部2a,3aを有する一対の第1放射導体2,3と、第1放射導体2,3の切欠き部4,5内とその近傍に配設された一対の第2放射導体6,7との組み合わせによって構成されており、第2放射導体6,7の相対向する側(基端側)は第1放射導体2,3の給電部2a,3aに接続されている。
第1放射導体2,3は線対称な形状の導体パターンであり、その幅寸法は先端側だけ拡幅されている。すなわち、第1放射導体2,3の先端側は幅広部2b,3bとなっており、これによりアンテナ容量領域においてキャパシタンスが増大している。また、第1放射導体2,3の給電部2a,3aと幅広部2b,3bとの間が幅狭部2c,3cとなっていることから、アンテナ誘導領域におけるインダクタンスが増大している。したがって、対をなす放射素子である第1放射導体2,3は、幅寸法が一定である場合に比べて共振周波数が著しく下がっている。その結果、このダイポールアンテナ1は、所望の周波数に共振させるために必要な第1放射導体2,3の長手寸法をかなり短くすることができ、小型化を促進しやすくなっている。
一方、第2放射導体6,7は屈曲(または湾曲)する帯状に形成された線対称な形状の導体パターンであり、その全長は第1放射導体2,3とほぼ同等である。第2放射導体6はほぼ切欠き部4内に位置しているので、第1放射導体2の幅広部2bに対して基端側で隣接すると共に幅狭部2cに対してその幅方向に隣接している。また、第2放射導体7はほぼ切欠き部5内に位置しているので、第1放射導体3の幅広部3bに対して基端側で隣接すると共に幅狭部3cに対してその幅方向に隣接している。ただし、第2放射導体6,7はU字状に屈曲(または湾曲)させてあるので、切欠き部4,5内とその近傍という限られたスペースであっても、所望の電気長を有する第2放射導体6,7を容易に形成することができる。ここで、切欠き部4は、幅広部2bと幅狭部2cの幅寸法の差によって第1放射導体2に画成されたものであり、同様に切欠き部5は、幅広部3bと幅狭部3cの幅寸法の差によって第1放射導体3に画成されたものである。したがって、ほぼ切欠き部4,5内に位置する第2放射導体6,7が追加されていても、アンテナ全体の小型化が阻害されることはない。
また、給電部2a,3aに接続されている第2放射導体6,7は、対をなす放射素子として動作し電波を放射する。そして、第2放射導体6,7の全長が第1放射導体2,3と略同等であることから、このダイポールアンテナ1の共振特性は図2に実線で示すデータAのようになり、二つの共振点f,fを有する帯域幅の広い複共振のアンテナとして動作することがわかる。なお、図2において破線で示すデータCは、第1放射導体2,3の切欠き部4,5内に第2放射導体6,7が設けられていない比較例の共振特性を示しており、単共振なため帯域幅は狭くなっている。
図3は本発明の第2実施形態例に係るダイポールアンテナの平面図であり、図1と対応する部分には同一符号が付してあるため、重複する説明は省略する。
図3に示すダイポールアンテナ11は、第1放射導体2,3が輪郭だけからなる枠形状にパターニングされている点と、第1放射導体2,3の給電部2a,3a近傍どうしが容量結合させてある点と、第2放射導体6,7がメアンダ状に屈曲(または湾曲)させてある点とが、前述した第1実施形態例と大きく相違している。
このようにダイポールアンテナ11では、第1放射導体2,3が帯状導体を枠形状にパターニングして形成されており、それぞれの枠の内側は空所となっているため、車両の窓ガラスに装着したときに視界を妨げる面積が極めて少なくなり、意匠性や安全性を高めることができる。
また、このダイポールアンテナ11では、第1放射導体2,3の給電部2a,3a近傍にそれぞれ結合用導体8,9を設け、第1放射導体2から第1放射導体3側へ延出する結合用導体8の先端部と、逆に第1放射導体3から第1放射導体2側へ延出する結合用導体9の先端部とを、間隙Gを存して対向させることにより容量結合させてある。このようにダイポールアンテナ11は、第1放射導体2,3の給電部2a,3a近傍が容量結合させてあるため、特定の周波数でループアンテナの如くに共振させることができ、その共振特性は図2に鎖線で示すデータBのようになり、共振点の数が増えて帯域幅が極めて拡大することがわかる。しかも、かかる容量結合は第1放射導体2,3に結合用導体8,9を延設するだけで可能なため、簡単かつ安価に広帯域化を促進できる。
また、このダイポールアンテナ11では、第1放射導体2,3の切欠き部4,5が第1実施形態例に比べて狭くなっているが、第2放射導体6,7がメアンダ状に屈曲(または湾曲)させてあるため、所望の電気長を有する第2放射導体6,7を狭いスペースに容易に形成することができる。
本発明の第1実施形態例に係るダイポールアンテナの平面図である。 各種ダイポールアンテナの周波数に応じたリターンロスを示す特性図である。 本発明の第2実施形態例に係るダイポールアンテナの平面図である。
符号の説明
1,11 ダイポールアンテナ
2,3 第1放射導体
2a,3a 給電部
2b,3b 幅広部
2c,3c 幅狭部
4,5 切欠き部
6,7 第2放射導体
8,9 結合用導体

Claims (4)

  1. 相対向する一端側に給電部を有し他端側が幅広部となっており、かつ、該給電部と該幅広部との間に幅狭部を有する一対の第1放射導体と、相対向する一端側が前記給電部に接続され全長が前記第1放射導体と略同等な一対の第2放射導体とを備え、
    前記第2放射導体が、前記第1放射導体の前記幅広部に対して前記一端側で隣接すると共に前記幅狭部に対してその幅方向に隣接する位置に配設されていることを特徴とするダイポールアンテナ。
  2. 請求項1の記載において、前記第2放射導体を屈曲または湾曲する帯状に形成したことを特徴とするダイポールアンテナ。
  3. 請求項1または2の記載において、前記一対の第1放射導体の前記給電部近傍どうしを容量結合させたことを特徴とするダイポールアンテナ。
  4. 請求項3の記載において、前記一対の第1放射導体にそれぞれ一方の第1放射導体の前記給電部近傍から他方の第1放射導体側へ延出する結合用導体を設け、これら両結合用導体の先端部どうしを間隙を存して対向させたことを特徴とするダイポールアンテナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092259A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Toyota Central R&D Labs Inc フォールデッドダイポールアンテナ
WO2011010725A1 (ja) * 2009-07-24 2011-01-27 株式会社フジクラ ダイポールアンテナ

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