JP2006134854A - 電装ボックスのインターロック構造及び電装ボックス構造 - Google Patents

電装ボックスのインターロック構造及び電装ボックス構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡素な構成としてコスト、重量、及び故障発生率の低減を図ると共に、所定のロックを解除した際には電源スイッチの誤動作を防止できるバッテリボックスのインターロック構造を提供する。
【解決手段】 高圧バッテリのメインスイッチ81と、該メインスイッチ81と直接的に連係されて端子台カバー39aの取り外しを規制するインターロックバー83と、該インターロックバー83の動作をメインスイッチ81の状態に応じて規制するストッパ壁89とを備える。ストッパ壁89は、インターロックバー83に対する動作規制位置に向けて付勢されている。
【選択図】 図7

Description

この発明は、バッテリモジュール等からなるエネルギーストレージをケース内に収容してなる電装ボックスのインターロック構造、及び電装ボックス構造に関する。
従来、上記インターロック構造としては、電源スイッチの開閉状態に応じてインターロックワイヤを引く主動側インターロック機構と、前記インターロックワイヤの変位に応じて所定のロック動作を行う従動側インターロック機構とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平06−84434号公報
しかしながら、上述のような構成では、二種類のインターロック機構及びこれらを繋ぐインターロックワイヤが必要となることから、比較的部品点数が多くかつ機構が複雑なものとなり、コスト、重量、及び故障発生率の増加が懸念されるため、このような点の改善が要望されている。また、前記所定のロックを解除した際に電源スイッチの誤動作を防止できるような構成も要望されている。
また、上述のような電装ボックスは、ハイブリッド車両等への適用を考慮したものであるが、このような車両への適用性を向上させるべく、比較的大型の上記電源スイッチを効率良くレイアウトすると共に、当該スイッチの操作性の向上を図れるような構成が要望されている。
そこでこの発明は、簡素な構成としてコスト、重量、及び故障発生率の低減を図ると共に、所定のロックを解除した際には電源スイッチの誤動作を防止できる電装ボックスのインターロック構造を提供する。また、電源スイッチを効率良くレイアウトすると共にその操作性の向上を図ることができる電装ボックス構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、エネルギーストレージ(例えば実施例の高圧バッテリ22a)をケース(例えば実施例のインシュレータ36)内に収容してなる電装ボックス(例えば実施例の高圧電装ボックス20)のインターロック構造において、前記エネルギーストレージの電源遮断手段(例えば実施例のメインスイッチ81)と、前記エネルギーストレージに関わる所定の部品(例えば実施例の端子台カバー39a)の取り外しを規制する取り外し規制手段(例えば実施例のインターロックバーアッシ83A)と、該取り外し規制手段の動作を前記電源遮断手段の状態に応じて規制する動作規制手段(例えば実施例のストッパ壁89)とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、電源遮断手段がエネルギーストレージの電源を遮断し、取り外し規制手段による所定のロックを解除した際に、該取り外し規制手段の動作を動作規制手段により規制し、もって取り外し規制手段と連係する電源遮断手段の動作を規制することが可能となる。
ここで、請求項2に記載したように、前記エネルギーストレージとは、バッテリ、キャパシタ、及び燃料電池の少なくとも一つである。
このとき、請求項3に記載したように、前記電装ボックスから取り外される所定の部品とは、前記エネルギーストレージもしくはその一部であったり、請求項4に記載したように、インバータ、ダウンバータ、通電ケーブル、及びジャンクションボックス等の、前記エネルギーストレージを用いた、もしくはエネルギーストレージを活用するための電装機器(例えば実施例のインバータユニット23)である。
また、請求項5に記載したように、前記電装ボックスから取り外される所定の部品が、前記電装機器を覆うカバー(例えば実施例の保護カバー124)であったり、請求項6に記載したように、前記エネルギーストレージの出入力端子を覆うカバー(例えば実施例の端子台カバー39a)であってもよい。
請求項7に記載した発明は、前記取り外し規制手段が、前記電源遮断手段に直接的に連係された連係部材(例えば実施例のインターロックバー83)を有してなり、前記電源遮断手段の断続操作によって前記連係部材が移動して、前記電装ボックスからの所定部品の取り外しを規制することを特徴とする。
この構成によれば、電源遮断手段と取り外し規制手段とを直接的に連係させることで、インターロック機構の部品点数を削減することが可能となる。
請求項8に記載した発明は、前記連係部材が棒材からなることを特徴とする。
この構成によれば、連係部材の占有スペースが抑えられ、電装ボックスから取り外される所定の部品との相対的なレイアウトが容易になる。
請求項9に記載した発明は、前記連係部材が、前記所定部品を電装ボックスに固定する固定部品(例えば実施例の固定ボルト39b)の取り外しを規制することを特徴とする。
この構成によれば、締結ボルト等の固定部品への工具アクセスを規制する等の簡易な構成により、電装ボックスからの所定部品の取り外しを規制することが可能となる。
ここで、上記インターロック機構の具体的な動作としては、請求項10,11に記載した発明のように、前記電源遮断手段をON状態からOFF状態へ切り替える際には、前記連係部材が移動して前記電装ボックスからの所定部品の取り外しを可能とし、前記電装遮断手段をOFF状態からON状態へ切り替える際には、前記連係部材が移動して前記電装ボックスからの所定部品の取り外しを規制するような構成が考えられる。
請求項12に記載した発明は、前記動作規制手段が、前記取り外し規制手段に対する動作規制位置に向けて付勢されており、前記電源遮断手段をOFF状態からON状態へ切り替える際には、前記動作規制手段を付勢力に抗して前記動作規制位置から退避させるという別動作を要することを特徴とする。
この構成によれば、電源遮断手段をOFF状態すなわちエネルギーストレージの電源を遮断した状態とし、かつ取り外し規制手段による所定のロックを解除した状態にあるときには、動作規制手段に付勢力が作用していることから取り外し規制手段の動作が自動的に規制され、もってこれに連係する電源遮断手段の動作が自動的に規制される。したがって、この状態から電源遮断手段をON状態すなわちエネルギーストレージの電源を接続した状態に切り替える際には、動作規制手段を付勢力に抗して動作規制位置から退避させるという動作が必須となり、もって電源遮断手段単独の誤動作が防止される。
請求項13に記載した発明は、複数のバッテリモジュール(例えば実施例のバッテリモジュール31)をケース(例えば実施例のインシュレータ36)内に収容してなる電装ボックス(例えば実施例の高圧電装ボックス20)の構造において、前記ケース内における前記バッテリモジュールを配列可能なバッテリ配置空間(例えば実施例のバッテリ配置空間BT)内にバッテリ非配列部(例えば実施例のバッテリ非配列部NB)が設けられ、該バッテリ非配列部内に前記バッテリモジュールの電源遮断手段(例えば実施例のメインスイッチ81)が配置されることを特徴とする。
この構成によれば、ケース内におけるバッテリ非配列部を、電源遮断手段の配置空間として有効利用することが可能となる。
このとき、請求項14に記載した発明のように、前記各バッテリモジュールが、その軸線と直交する方向に一対並んで複数のバッテリモジュール対(例えば実施例のバッテリモジュール対31A)を構成し、これら各バッテリモジュール対がその軸方向視で方形状をなす前記バッテリ配置空間内に配列されると共に、前記軸方向視で前記各バッテリモジュールが縦横でそれぞれ奇数個となるように配列される構成であれば、ケース内のバッテリ配置空間内に必然的に生じるバッテリ非配列部を、電源遮断手段の配置空間として有効利用することが可能となる。バッテリ配置空間内の空スペースを有効利用して電源遮断手段を効率良くレイアウトすることができる。
請求項15に記載した発明は、当該電装ボックスが車両(例えば実施例の車両1)におけるリアシート(例えば実施例のリアシート6)の後方に搭載されるものであり、前記電源遮断手段が前記リアシートの後面(例えば実施例の後面H)に対向するように配置されることを特徴とする。
この構成によれば、電源遮断手段に対してリアシート側から容易にアクセスすることが可能となる。
請求項1〜6に記載した発明によれば、取り外し規制手段による所定のロックを解除した際の電源遮断手段の誤動作を防止することができる。
請求項7〜9に記載した発明によれば、インターロック機構の部品点数の削減及び構成の簡素化により、コスト、重量、及び故障発生率の低減を図ることができる。
請求項10〜12に記載した発明によれば、取り外し規制手段による所定のロックを解除した際の電源遮断手段の誤動作をより確実に防止することができる。
請求項13,14に記載した発明によれば、バッテリ配置空間内の空スペースを有効利用して電源遮断手段を効率良くレイアウトすることができる。
請求項15に記載した発明によれば、電源遮断手段の操作性の向上を図ることができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す車両1はハイブリッド自動車であり、内燃機関であるエンジンをモータジェネレータにより駆動補助すると共に、車両減速時等にはその運動エネルギーをモータジェネレータを介して電気エネルギーとして回収可能とされる。回収された電気エネルギーは、電力変換器を介してエネルギーストレージに充電される。
車両1の車体前部のエンジンルーム2には、前記エンジン及びモータジェネレータを直列に設けてなるパワーユニット3が搭載され、該パワーユニット3からの駆動力が前輪4に伝達される。エンジンルーム2の後方には、フロントシート5及びリアシート6を有する車室7が設けられ、車室7の後方には、該車室7とリアシート6のシートバック6a等を介して仕切られるトランクルーム8が設けられる。そして、リアシート6のシートバック6aの後方(トランクルーム8内)には、フロア9下の電力ケーブル11を介してパワーユニット3と接続される高圧電装ボックス20が配設される。
図2,3に示すように、高圧電装ボックス20は、箱型をなす外装ケース21内に、前記エネルギーストレージとしての高圧バッテリ22aを構成するバッテリボックス22、及び前記電力変換器としてのインバータユニット23等の電装機器が収容されてなる。
外装ケース21は、シートバック6a側に開放する箱型のケース本体24と、該ケース本体24の開口左側及び右側をそれぞれ閉塞する左カバー25L及び右カバー25Rとを有してなる。この外装ケース21内の左側にはバッテリボックス22が、右側には前記インバータユニット23が各々収容される。
リアシート6のシートバック6aは、上方に位置するほど後方に位置するように傾斜しており、このシートバック6aの後面Hに沿うようにして高圧電装ボックス20が斜めに配置される。シートバック6a及び高圧電装ボックス20は、その下部が車体骨格部材としてのリアクロスメンバ12に、上部が同じく車体骨格部材としてのリアパーセル13に各々固定され支持される。
高圧電装ボックス20の上部左側及び右側には、バッテリボックス22内の高圧バッテリ22aやインバータユニット23等の電装機器を冷却するべく高圧電装ボックス20内に車室7内の空気を導入可能とする吸気ダクト26、及び電装機器冷却後の空気を導出可能とする排気ダクト27がそれぞれ取り付けられる。排気ダクト27の中間部分には、吸気ダクト26、高圧電装ボックス20、及び排気ダクト27内に空気を流通させるための冷却ファン28が設けられる。
そして、吸気ダクト26から高圧電装ボックス20内に導入された空気は、該高圧電装ボックス20左側においてバッテリボックス22内の高圧バッテリ22aを冷却しつつ下方に向かって流動し、高圧電装ボックス20下端部において右側に移動した後、インバータユニット23を冷却しつつ上方に向かって流動する。その後、該空気は排気ダクト27を介して高圧電装ボックス20外に導出され、トランクルーム8内あるいは車外に排出される。なお、このときの空気の流れを図3中鎖線矢印で示す。
図4はバッテリボックス22の分解斜視図であり、本図に示すように、バッテリボックス22は、複数のバッテリモジュール31を左右一対のホルダ34及び保持フレーム35で一体的に保持し、これらを発泡絶縁樹脂(ポリスチレン、ゴム、ポリウレタン等)からなるインシュレータ(ケース)36内に収容してなる。なお、インシュレータ36を発泡樹脂製としたのは、各バッテリモジュール31の保護及び断熱等を考慮しつつ軽量化を図るためである。なお、図中矢印UP’は前記後面Hの傾斜に沿う方向(高圧電装ボックス20の傾斜に沿う方向)での上方を、矢印FR’は後面Hと直交する方向(高圧電装ボックス20の厚さ方向)での前方をそれぞれ示す。
各バッテリモジュール31は、円柱状の複数個(六個)の単電池32を電気的かつ機械的に直列に接続してなる棒状のもので、この実施例においては、これをその正負極が互い違いになるように二本並べ、その一端側が結線されると共に中間部分の二箇所がナイロン等の絶縁樹脂製の連結パーツ33で連結されることで、一体のバッテリモジュール対31Aとして取り扱われる。
各バッテリモジュール対31Aは、その長手方向(軸方向)を左右方向に沿わせ、かつ結線された側の端部を左側に向けた状態で配列される。このとき、左カバー25L側(外装ケース21の開口側)に配列されるバッテリモジュール対31Aは、各バッテリモジュール31が高圧電装ボックス20の傾斜に沿って並ぶように配置され、外装ケース21の底壁側に配列されるバッテリモジュール対31Aは、各バッテリモジュール31が高圧電装ボックス20の厚さ方向に沿って並ぶように配置される(図2参照)。
より具体的には、図2を併せて参照して説明すると、外装ケース21の開口側には三つのバッテリモジュール対31Aが、底壁側には七つのバッテリモジュール対31Aがそれぞれ配列される。ここで、インシュレータ36内のバッテリ配置空間BTは、側面視で高圧電装ボックス20の傾斜に沿う方向に長い長方形状をなすもので、該バッテリ配置空間BT内には、高圧電装ボックス20の傾斜に沿う方向(縦方向)で七つ、厚さ方向(横方向)で三つのバッテリモジュール31を配列可能とされる。
ここで、外装ケース21開口側のバッテリモジュール対31Aは下から順に配列されており、したがって、バッテリ配置空間BT上部におけるリアシート6の後面Hと対向する部位には、バッテリモジュール31が配列されないバッテリ非配列部NBが形成される。
そして、各バッテリモジュール対31Aの右側端部(未結線側の端部)がバスバープレート37により適宜結線されることで、全バッテリモジュール31が直列に接続されて高圧バッテリ22aが構成される。バスバープレート37からは高圧バッテリ22aの正極側及び負極側の出入力端子38が導出され、該各出入力端子38が左カバー25Lに設けられた出入力端子台39にてインバータユニット23等と結線される。
各ホルダ34はナイロン等の絶縁樹脂からなるもので、高圧電装ボックス20の厚さ方向で外装ケース21の開口側から順にアッパホルダ34a、ミドルホルダ34b、及びロアホルダ34cに分割構成される。これらの内、アッパホルダ34a及びミドルホルダ34bにより、外装ケース21の開口側に配列された三つのバッテリモジュール対31Aが挟み込まれて保持され、ミドルホルダ34b及びロアホルダ34cにより、外装ケース21の底壁側に配列された七つのバッテリモジュール対31Aが挟み込まれて保持される。
ここで、各ロアホルダ34cは、同じくナイロン等の絶縁樹脂からなるセパレータ61と一体形成される。セパレータ61は、その板状の本体62がインシュレータ本体41の底壁部41bと概ね重なるように設けられるもので、該セパレータ61により、インシュレータ36の内部空間がバッテリ配置空間BTとバッテリ冷却用の空気導入通路INとに仕切られる。
各ホルダ34は、左右方向で各バッテリモジュール対31Aの連結パーツ33と同位置となるように配置され、これらがそれぞれ各連結パーツ33の外形に適宜係合した状態で各バッテリモジュール対31Aを保持する。
インシュレータ36は外装ケース21の内張りとして構成されるもので、バッテリ冷却用の空気導入口44及び空気導出口45、並びに出入力端子台39等を除いて高圧バッテリ22a全体を覆うものである。インシュレータ36は、そのインシュレータ本体41に対して、外装ケース21の開口に対応する部位がインシュレータアッパ42として別体構成されると共に、インバータユニット23側(右側)の側壁部がインシュレータサイド43として別体構成されている。
なお、インシュレータアッパ42は、左カバー25Lに取り付けられて一体的に取り扱われる。また、インシュレータ本体41、インシュレータアッパ42、及びインシュレータサイド43は、互いに凹凸嵌合して連結されることで、インシュレータ36の剛性を高めると共に、該インシュレータ36内に導入されたバッテリ冷却用の空気の漏れを抑えている。
各保持フレーム35は、インシュレータ本体41の内側に沿ってその上壁部41a、底壁部41b、及び下壁部41cに渡って側面視コの字状をなして延びるもので、その幅方向(左右方向)中央部をインシュレータ36内側に向けて突出させるハット形の断面形状を有する。各保持フレーム35の両端部は、インシュレータ36外側に向けて屈曲して左カバー25Lと略平行をなす対向部51を形成している。
左カバー25Lには、各保持フレーム35に対応するように、高圧電装ボックス20の傾斜に沿う一対のベースフレーム52が取り付けられており、該各ベースフレーム52の両端部に対応する保持フレーム35の両対向部51がそれぞれ締結される。各保持フレーム35及びベースフレーム52は、左右方向で各ホルダ34と同位置となるように配置されており、これらが各ホルダ34の外形に適宜係合した状態で各バッテリモジュール対31Aを保持する。
このようなバッテリボックス22を組み立てる際には、まずインシュレータ本体41の内側に各保持フレーム35を取り付け、該各保持フレーム35の底辺部上に後に詳述するスプリング部材71を介してセパレータ61を載置し、次にセパレータ61に一体形成された各ロアホルダ34c上に外装ケース21底壁側の七つのバッテリモジュール対31Aを配列し、これら各バッテリモジュール31に各ミドルホルダ34bを取り付け、さらに各ミドルホルダ34b上に外装ケース21開口側の三つのバッテリモジュール対31Aを配列し、これら各バッテリモジュール31に各アッパホルダ34aを取り付ける。
次いで、各アッパホルダ34a上に予め一体的に構成された各ベースフレーム52、アッパインシュレータ36、及び左カバー25Lを載置し、各ベースフレーム52と保持フレーム35とを締結した後、各バッテリモジュール対31Aにその右側からバスバープレート37を取り付けて結線し、該バスバープレート37の右側からインシュレータサイド43を取り付けることで、バッテリボックス22の組み立てが完了する。
組み立てられたバッテリボックス22は、予め車体の所定位置に配置された外装ケース21の内部左側に収容され、各ベースフレーム52の上端部及び下端部が、外装ケース21の上端部及び下端部と共にリアパーセル13及びクロスメンバ12に各々締結される。これにより、バッテリボックス22が外装ケース21内に収容された状態で車体骨格部品に支持されると共に、外装ケース21の開口左側が左カバー25Lにより閉塞される。
図5に示すように、左カバー25Lの上部中央には、高圧バッテリ22a(各バッテリモジュール31)と出入力端子38との間の通電を断続させるメインスイッチ(電源遮断手段)81が設けられる。このメインスイッチ81は、出入力端子台39を覆う端子台カバー39aの固定ボルト39bへの工具のアクセスを許容あるいは規制する所謂インターロック機構としても機能する。
すなわち、メインスイッチ81は、左右にスイング動作することで前記通電を断続させる操作レバー82を有する。該操作レバー82は、左カバー25Lに左右方向でスライド可能に保持されるインターロックバーアッシ(取り外し規制手段)83Aと直接的に連係されている。
図6を併せて参照して説明すると、インターロックバーアッシ83Aは、棒材に曲げ加工を施してなるインターロックバー(連係部材)83と、該インターロックバー83に装着されるホルダ84,85とを有してなる。インターロックバー83は、操作レバー82の揺動に伴いスライドし、その先端部を端子台カバー39aの固定ボルト39b上に出没させることで、該固定ボルト39bへの工具のアクセスを許容あるいは規制する。
ここで、メインスイッチ81は、左カバー25Lの裏面側(換言すれば、インシュレータ36内のバッテリ配置空間BT側)に配置されており、このメインスイッチ81が、バッテリ配置空間BT上部のバッテリ非配列部NB内に入り込むようになっている。
インターロックバー83の操作レバー82側の端部は、樹脂製の揺動ホルダ84を介して操作レバー82の係合孔に遊嵌される。また、インターロックバー83の中間部分は、同じく樹脂製のスライドホルダ85を介して左カバー25Lの挿通部にスライド可能に支持される。
また、メインスイッチ81は、操作レバー82が右側に揺動したときにON状態(高圧バッテリ22aと出入力端子38との間での通電が可能な状態)となり、操作レバー82が左側に揺動したときにOFF状態(高圧バッテリ22aと出入力端子38との間での通電が遮断された状態)となる。
そして、操作レバー82の右側への揺動に伴いインターロックバー83が右側にスライドすると、該インターロックバー83の先端部が端子台カバー39aの固定ボルト39b上に進出して該固定ボルト39bへの工具のアクセスが規制される。また、操作レバー82の左側への揺動に伴いインターロックバー83が左側にスライドすると、該インターロックバー83の先端部が端子台カバー39aの固定ボルト39b上から退避して該固定ボルト39bへの工具のアクセスが許容される。
操作レバー82は、左カバー25Lの外面から突出しないように配置されており、この操作レバー82を操作するために左カバー25Lに形成された開口には、これを閉塞するスイッチカバー86が取り付け可能とされる。該スイッチカバー86には、メインスイッチOFF時の操作レバー82位置に入り込む凸部86aが形成されており(図7参照)、該スイッチカバー86をメインスイッチON時に装着することで、左カバー25L開口内への異物の侵入が防止されると共に、メインスイッチ81のONへの入れ忘れが確実に防止される。
ここで、図7,8に示すように、左カバー25Lにおけるインターロックバー83の先端部近傍となる部位には、インターロックバー83に向けて付勢された弾性片88を有するスプリング部材87が固定される。該スプリング部材87の弾性片88は、インターロックバー83と略平行をなす板状のもので、該弾性片88のメインスイッチ81とは反対側の縁部には、インターロックバー83と略直交するストッパ壁(動作規制手段)89が立設される。
このようなスプリング部材87は、メインスイッチ81のON状態においては、固定ボルト39b上に進出するインターロックバー83にストッパ壁89の上縁を接触させるように弾性片88を弾性変形させており、もってインターロックバー83の防振を行っている。なお、メインスイッチON時には、インターロックバー83の先端部は端子台カバー39aに設けられた保持部39c内に挿通され保持される。
一方、メインスイッチ81のOFF状態においては、インターロックバー83は、その先端がストッパ壁89の直ぐ左側に位置するまで退避するよう設定されており、これにより、弾性片88の弾性変形がストッパ壁89の高さ分だけ復元し、該弾性片88がインターロックバー83に接触すると共に、ストッパ壁89がインターロックバー83の先端右側に隣接配置される。
この状態からメインスイッチ81をON状態にする際、その操作レバー82を単独で動作させようとしても、該操作レバー82に連係されるインターロックバー83の左側へのスライドがストッパ壁89により規制される。すなわち、メインスイッチOFF時におけるストッパ壁89は、インターロックバー83に対する動作規制位置にあるといえる。したがって、メインスイッチ81をOFF状態からON状態に切り替える際には、ストッパ壁89を付勢力に抗して動作規制位置から退避させるという動作が必須となる。
以上説明したように、上記実施例におけるインターロック構造は、高圧バッテリ22aをインシュレータ36内に収容してなる高圧電装ボックス20に適用されるものであって、高圧バッテリ22aのメインスイッチ81と、高圧バッテリ22aの出入力端子を覆う端子台カバー39aの取り外しを規制するインターロックバーアッシ83Aと、該インターロックバーアッシ83Aの動作をメインスイッチ81の状態に応じて規制するストッパ壁89とを備えるものである。
この構成によれば、メインスイッチ81が高圧バッテリ22aの電源を遮断し、インターロックバーアッシ83Aによる端子台カバー39aの取り外し規制を解除した際に、該インターロックバーアッシ83Aの動作をストッパ壁89により規制し、もってインターロックバーアッシ83Aと連係するメインスイッチ81の動作を規制することが可能となる。
すなわち、端子台カバー39aの取り外し規制を解除した際のメインスイッチ81の誤作動を防止することができる。
また、上記インターロック構造は、インターロックバーアッシ83Aが、メインスイッチ81に直接的に連係されたインターロックバー83を有してなり、メインスイッチ81の断続操作によってインターロックバー83が移動して、高圧電装ボックス20からの端子台カバー39aの取り外しを規制するものである。
この構成によれば、メインスイッチ81とインターロックバー83とを直接的に連係させることで、インターロック機構の部品点数を削減することが可能となる。また、インターロックバー83が棒材からなることで、その占有スペースが抑えられ、固定ボルト39bとの相対的なレイアウトが容易になる。
すなわち、インターロック機構の部品点数を削減してコスト、重量、及び故障発生率の低減を図ることができる。また、インターロックバー83のレイアウト自由度の向上を図ることができる。
また、上記インターロック構造は、インターロックバー83が、端子台カバー39aを高圧電装ボックス20に固定する固定ボルト39bの取り外しを規制する、具体的には固定ボルト39bへの工具アクセスを規制するという簡易な構成により、高圧電装ボックス20からの端子台カバー39aの取り外しを規制することが可能となるため、インターロック機構の構成を簡素化してコスト、重量、及び故障発生率の低減を図ることができる。
また、上記インターロック構造は、インターロックバー83の動作を規制するストッパ壁89が、インターロックバー83に対する動作規制位置に向けて付勢されており、メインスイッチ81をOFF状態からON状態へ切り替える際には、ストッパ壁89を付勢力に抗して前記動作規制位置から退避させるという別動作を要するものである。
この構成によれば、メインスイッチ81をOFF状態すなわち各バッテリモジュール31の電源を遮断した状態とし、かつインターロックバー83による端子カバー39aの取り外し規制を解除した状態にあるときには、ストッパ壁89に付勢力が作用していることからインターロックバー83の動作が自動的に規制され、もってこれに連係するメインスイッチ81の動作が自動的に規制される。したがって、この状態からメインスイッチ81をON状態すなわち各バッテリモジュールの電源を接続した状態に切り替える際には、ストッパ壁89を付勢力に抗して動作規制位置から退避させるという動作が必須となり、もってメインスイッチ81単独の誤動作が防止される。
すなわち、インターロックバー83による端子カバー39aの取り外し規制を解除した際のメインスイッチ81の誤動作をより確実に防止することができる。
ここで、上記高圧電装ボックス20の構造においては、インシュレータ36内におけるバッテリ配置空間BT内にバッテリ非配列部NBが設けられ、該バッテリ非配列部NB内にバッテリモジュール31(高圧バッテリ22a)のメインスイッチ81が配置されることで、インシュレータ36内におけるバッテリ非配列部NBを、メインスイッチ81の配置空間として有効利用することが可能となるため、バッテリ配置空間BT内の空スペースを有効利用してメインスイッチ81を効率良くレイアウトすることができる。
また、上記電装ボックス構造においては、各バッテリモジュール31が、その軸線と直交する方向に一対並んで複数のバッテリモジュール対31Aを構成し、これら各バッテリモジュール対31Aがその軸方向視で方形状をなすバッテリ配置空間BT内に配列されると共に、前記軸方向視で各バッテリモジュール31が縦横でそれぞれ奇数個となるように配列されることで、インシュレータ36内のバッテリ配置空間BT内に必然的に生じるバッテリ非配列部NBを、メインスイッチ81の配置空間として有効利用することが可能となる。
さらに、上記電装ボックス構造においては、高圧電装ボックス20が、車両1におけるリアシート6の後方に搭載されるものであり、メインスイッチ81が、リアシート6の後面Hに対向するように、かつ高圧電装ボックス20の上部に配置されることで、例えば後面衝突時等にトランクルーム8が破損したような場合でも、メインスイッチ81に対してリアシート6側から容易にアクセスすることが可能となると共に、メインスイッチ81が高圧電装ボックス20の上部に配置されることで、比較的楽な姿勢で操作を行うことが可能となるため、メインスイッチ81の操作性の向上を図ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば図11に示すような構成の高圧電装ボックス120であってもよい。
すなわち、外装ケース121で覆われたバッテリボックス122の例えば側部には、インバータ等の電装機器123が一体的に取り付けられ、この電装機器123の上部にはメインスイッチ181が設けられる。電装機器123は、メインスイッチ181のみを露出させるようにして保護カバー124で覆われており、この保護カバー124の固定ボルト124aへの工具アクセスをメインスイッチ181の状態に応じて規制するべく、棒材からなるインターロックバー183がメインスイッチ181に直接的に連係されている。
この構成においても、インターロック機構の部品点数を削減してコスト、重量、及び故障発生率の低減を図る等、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
ここで、上記各インターロック構造は、ハイブリッド自動車ではなく、走行用電動機からの駆動力のみで走行する電気自動車への適用や、走行用電動機への電力供給源としての燃料電池を備える燃料電池自動車等の車両への適用も可能である。すなわち、電装ボックス内に収容されるエネルギーストレージは、バッテリに限らず、キャパシタ、及び燃料電池の少なくとも一つであればよい。
また、電装ボックス内に収容される前記電装機器は、インバータの他に、ダウンバータ、通電ケーブル又はジャンクションボックス(フューズ、コンタクタ、及び電流センサ等が取り付けられた高圧配電板)等、上記エネルギーストレージを用いた、もしくはエネルギーストレージを活用するための機器であればよい。
またここで、上記各インターロック構造が、所定部品を電装ボックスへ固定する固定部品の取り外し(工具アクセスを含む)を規制するものではなく、前記所定部品の電装ボックスからの離脱方向への移動を直接規制するような構成であってもよい。
さらに、インターロック機構により電装ボックスからの取り外しが規制される部品が、上記エネルギーストレージもしくはその一部であったり、上記電装機器もしくはその一部であってもよい。
そして、上記各実施例における構成はこの発明の一例であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例におけるハイブリッド車両の概略側面図である。 上記車両に搭載される高圧電装ボックス周辺の側面図である。 上記高圧電装ボックスの後面図である。 上記高圧電装ボックス内に配置されるバッテリボックスの分解斜視図である。 上記バッテリボックスの外装部材の斜視図である。 上記バッテリボックスのメインスイッチ及びインターロックバーの斜視図である。 上記メインスイッチ、インターロックバー、及びストッパ壁の動作を示す第一作用図である。 図7の斜視図である。 上記メインスイッチ、インターロックバー、及びストッパ壁の動作を示す第二作用図である。 図9の斜視図である。 上記バッテリボックスの変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 車両
6 リアシート
20,120 高圧電装ボックス(電装ボックス)
22,122 バッテリボックス
22a 高圧バッテリ(エネルギーストレージ)
23 インバータユニット(電装機器)
31 バッテリモジュール
36 インシュレータ(ケース)
39a 端子カバー(所定の部品、カバー)
39b,124a 固定ボルト(固定部品)
81,181 メインスイッチ(電源遮断手段)
83A インターロックバーアッシ(取り外し規制手段)
83,183 インターロックバー(連係部材)
89 ストッパ壁(動作規制手段)
123 電装機器
124 保護カバー(所定の部品、カバー)
BT バッテリ配置空間
NB バッテリ非配列部
H 後面

Claims (15)

  1. エネルギーストレージをケース内に収容してなる電装ボックスのインターロック構造において、前記エネルギーストレージの電源遮断手段と、前記エネルギーストレージに関わる所定の部品の取り外しを規制する取り外し規制手段と、該取り外し規制手段の動作を前記電源遮断手段の状態に応じて規制する動作規制手段とを備えることを特徴とする電装ボックスのインターロック構造。
  2. 前記エネルギーストレージが、バッテリ、キャパシタ、及び燃料電池の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の電装ボックスのインターロック構造。
  3. 前記電装ボックスから取り外される所定の部品が、前記エネルギーストレージもしくはその一部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電装ボックスのインターロック構造。
  4. 前記電装ボックスから取り外される所定の部品が、インバータ、ダウンバータ、通電ケーブル、及びジャンクションボックス等の、前記エネルギーストレージを用いた、もしくはエネルギーストレージを活用するための電装機器であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電装ボックスのインターロック構造。
  5. 前記電装ボックスから取り外される所定の部品が、前記電装機器を覆うカバーであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電装ボックスのインターロック構造。
  6. 前記電装ボックスから取り外される所定の部品が、前記エネルギーストレージの出入力端子を覆うカバーであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電装ボックスのインターロック構造。
  7. 前記取り外し規制手段が、前記電源遮断手段に直接的に連係された連係部材を有してなり、前記電源遮断手段の断続操作によって前記連係部材が移動して、前記電装ボックスからの所定部品の取り外しを規制することを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の電装ボックスのインターロック構造。
  8. 前記連係部材が棒材からなることを特徴とする請求項7に記載の電装ボックスのインターロック構造。
  9. 前記連係部材が、前記所定部品を電装ボックスに固定する固定部品の取り外しを規制することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の電装ボックスのインターロック構造。
  10. 前記電源遮断手段をON状態からOFF状態へ切り替える際には、前記連係部材が移動して前記電装ボックスからの所定部品の取り外しを可能とすることを特徴とする請求項7から請求項9の何れかに記載の電装ボックスのインターロック構造。
  11. 前記電装遮断手段をOFF状態からON状態へ切り替える際には、前記連係部材が移動して前記電装ボックスからの所定部品の取り外しを規制することを特徴とする請求項7から請求項10の何れかに記載の電装ボックスのインターロック構造。
  12. 前記動作規制手段が、前記取り外し規制手段に対する動作規制位置に向けて付勢されており、前記電源遮断手段をOFF状態からON状態へ切り替える際には、前記動作規制手段を付勢力に抗して前記動作規制位置から退避させるという別動作を要することを特徴とする請求項1から請求項11の何れかに記載の電装ボックスのインターロック構造。
  13. 複数のバッテリモジュールをケース内に収容してなる電装ボックスの構造において、前記ケース内における前記バッテリモジュールを配列可能なバッテリ配置空間内にバッテリ非配列部が設けられ、該バッテリ非配列部内に前記バッテリモジュールの電源遮断手段が配置されることを特徴とする電装ボックス構造。
  14. 前記各バッテリモジュールが、その軸線と直交する方向に一対並んで複数のバッテリモジュール対を構成し、これら各バッテリモジュール対がその軸方向視で方形状をなす前記バッテリ配置空間内に配列されると共に、前記軸方向視で前記各バッテリモジュールが縦横でそれぞれ奇数個となるように配列されることを特徴とする請求項13に記載の電装ボックス構造。
  15. 当該電装ボックスが車両におけるリアシートの後方に搭載されるものであり、前記電源遮断手段が前記リアシートの後面に対向するように配置されることを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の電装ボックス構造。

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