JP2006132501A - プッシュスタートシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンが始動可能な状態になった旨を運転者に確実に認識させる。
【解決手段】ブレーキペダルが踏まれた状態でプッシュスタートボタンが操作されるのに応じて、車両のエンジンを始動可能な状態に制御するプッシュスタートシステムであって、車両のブレーキペダルを駆動するブレーキペダル用モータ8と、車両のエンジンが始動可能な状態になるのに応じて、ブレーキペダル用モータ8を制御することにより、踏まれた状態にあるブレーキペダルを押し戻すECU3を備える。
【選択図】図1
【解決手段】ブレーキペダルが踏まれた状態でプッシュスタートボタンが操作されるのに応じて、車両のエンジンを始動可能な状態に制御するプッシュスタートシステムであって、車両のブレーキペダルを駆動するブレーキペダル用モータ8と、車両のエンジンが始動可能な状態になるのに応じて、ブレーキペダル用モータ8を制御することにより、踏まれた状態にあるブレーキペダルを押し戻すECU3を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両のエンジンの始動を制御するプッシュスタートシステムに関し、より詳しくは、エンジンが始動可能な状態になった旨を運転者に確実に認識させるための技術に係わる。
従来より、機械鍵を用いることなくエンジンの始動を可能にするプッシュスタートシステムを備える車両が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このプッシュスタートシステムは、運転者により所持される携帯機と、車両側に配設された通信制御装置及びプッシュスタートボタンとにより構成され、運転者がブレーキペダルを踏んだ状態でプッシュスタートボタンを操作するのに応じて、通信制御装置は、内部に設定されたIDコードと携帯機側に設定されたIDコードとを照合し、両者のIDコードが一致した場合、エンジンを始動可能な状態に制御する。
特開2004−210000号公報(段落[0024]参照)
ところで、従来までのプッシュスタートシステムは、通信制御装置側に設定されたIDコードと携帯機側に設定されたIDコードとが一致し、エンジンが始動可能な状態になった際、ディスプレイ表示やブザー等の音声によってその旨を運転者に通知する。このため、従来までのプッシュスタートシステムによれば、光の加減によってディスプレイ表示が見えにくかったり、音声を聞き逃したりすることによって、エンジンが始動可能になった旨を運転者が認識できないことがある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、エンジンが始動可能な状態になった旨を運転者に確実に認識させることが可能なプッシュスタートシステムを提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明に係るプッシュスタートシステムは、ブレーキペダルが踏まれた状態でプッシュスタートボタンが操作されるのに応じて、車両のエンジンを始動可能な状態に制御するプッシュスタートシステムであって、車両のブレーキペダルを駆動するブレーキペダル駆動部と、車両のエンジンが始動可能な状態になるのに応じて、ブレーキペダル駆動部を制御することにより、踏まれた状態にあるブレーキペダルを押し戻す制御部とを備える。
本発明に係るプッシュスタートシステムによれば、踏まれた状態にあるブレーキペダルを押し戻すことにより車両のエンジンが始動可能な状態になった旨を運転者に通知するので、エンジンが始動可能な状態になった旨を運転者が確実に認識することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態となるプッシュスタートシステムの構成について説明する。
〔プッシュスタートシステムの構成〕
本発明の一実施形態となるプッシュスタートシステムは、図1に示すように、車両1に搭載され、プッシュスタートボタン2と、ECU(Electronic Control Unit)3とを主な構成要素として備える。プッシュスタートボタン2は、車両1のステアリング近傍等の運転者による押下操作が容易な位置に設けられ、運転者により押下操作されるのに応じて、車両1のエンジン(ENG)4の始動や停止を要求する信号をECU3に出力する。
本発明の一実施形態となるプッシュスタートシステムは、図1に示すように、車両1に搭載され、プッシュスタートボタン2と、ECU(Electronic Control Unit)3とを主な構成要素として備える。プッシュスタートボタン2は、車両1のステアリング近傍等の運転者による押下操作が容易な位置に設けられ、運転者により押下操作されるのに応じて、車両1のエンジン(ENG)4の始動や停止を要求する信号をECU3に出力する。
ECU3は、プッシュスタートシステムの制御プログラムを記憶するマイクロプロセッサにより構成され、エンジン4と、車両1のシフト位置を検出するシフトポジションセンサ5と、ブレーキアクチュエータ6の動作を制御するパーキングブレーキ(PKB)7と、車両1のブレーキペダルを駆動するブレーキペダル用モータ8と、加速走行時及び減速走行時にそれぞれモータ及び発電機として動作するモータ/ジェネレータ(M/G)9と、モータ/ジェネレータ9に電力を供給する駆動用バッテリ10とに電気的に接続されている。
なお、ECU3は、図示しないアクセルペダルが踏まれるのに応じて、必要トルクや必要回転数等の制御値を演算し、演算された制御値に従ってエンジン4の回転数を制御する。そして、エンジン4は、トランスミッション11を介して車軸に駆動力を伝達する。また、ECU3は、駆動用バッテリ10の電圧,温度,及び内部抵抗値に従って駆動用バッテリ10の充放電可能電力量を演算し、演算結果に基づいてモータ/ジェネレータ9の動作を制御する。また、モータ/ジェネレータ9は、加速走行時は、トランスミッション11を介して車軸に駆動力を伝達するモータとして機能し、減速走行時には、回生制動により発電機として機能する。
そして、このような構成を有するプッシュスタートシステムでは、ECU3が以下に示す始動制御処理を実行することにより、エンジン4が始動可能な状態になった旨を運転者に確実に認識させる。以下、図2に示すフローチャートを参照して、この始動制御処理を実行する際のECU3の動作について説明する。
〔始動制御処理〕
図2に示すフローチャートは、運転者がブレーキペダルを踏んだ状態でプッシュスタートボタン2が押下し、プッシュスタートボタン2がプッシュスタートボタン2が押下された旨を示す信号をECU3に入力するのに応じて開始となり、始動制御処理はステップS1の処理に進む。
図2に示すフローチャートは、運転者がブレーキペダルを踏んだ状態でプッシュスタートボタン2が押下し、プッシュスタートボタン2がプッシュスタートボタン2が押下された旨を示す信号をECU3に入力するのに応じて開始となり、始動制御処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、ECU3が、シフトポジションセンサ5の検出値に従って、車両1のシフトポジションがパーキング(P)レンジ又はニュートラル(N)レンジにあるか否かを判別する。そして、判別の結果、シフトポジションがパーキングレンジ又はニュートラルレンジにない場合、ECU3は一連の始動制御処理を終了する。一方、シフトポジションがパーキングレンジ又はニュートラルレンジにある場合には、ECU3は始動制御処理をステップS2の処理に進める。
ステップS2の処理では、ECU3が、通信制御装置(図示せず)側に設定されたIDコードと携帯機(図示せず)側に設定されたIDコードとが一致することにより、エンジン4が始動可能な状態(READY状態)になったか否かを判別する。そして、エンジン4が始動可能な状態になるのに応じて、ECU3は始動制御処理をステップS3の処理に進める。
ステップS3の処理では、ECU3が、シフトポジションセンサ5の検出値に基づいて、シフトポジションがニュートラル(N)レンジにあるか否かを判別する。そして、判別の結果、シフトポジションがニュートラルレンジにない場合、ECU3は始動制御処理をステップS6の処理に進める。一方、シフトポジションがニュートラルレンジにある場合には、ECU3は始動制御処理をステップS4の処理に進める。
ステップS4の処理では、ECU3が、パーキングブレーキ7が非作動状態であるか否かを判別する。そして、判別の結果、パーキングブレーキ7が非作動状態でない場合、ECU3は始動制御処理をステップS6の処理に進める。一方、パーキングブレーキ7が非作動状態である場合には、ECU3は始動制御処理をステップS5の処理に進める。
ステップS5の処理では、ECU3が、パーキングブレーキ7を作動させ、車両1の制動力を確保する。このような処理によれば、後述するステップS6の処理によりブレーキペダルが押し戻された場合や、運転者が無意識のうちにブレーキペダルから足を離している場合においても、車両10の停止状態を維持し、安全性を確保することができる。これにより、このステップS5の処理は完了し、始動制御処理はステップ6の処理に進む。
ステップS6の処理では、ECU3が、ブレーキペダル用モータ8を駆動し、運転者により踏み込まれているブレーキペダルを押し戻すことにより、エンジン4が始動可能な状態になった旨を運転者に認識させる。これにより、このステップS6の処理は完了し、一連の始動制御処理は終了する。
以上の説明から明らかなように、本発明の一実施形態となるプッシュスタートシステムによれば、エンジン4が始動可能な状態になった際、ECU3が、ブレーキペダル用モータ8を制御することにより踏まれた状態にあるブレーキペダルを押し戻すので、エンジンが始動可能な状態になった旨を運転者が確実に認識することができる。また、本発明の一実施形態となるプッシュスタートシステムによれば、シフト位置がニュートラル位置にある場合、ECU3が、パーキングブレーキ7が非作動状態であるか否かを判別し、パーキングブレーキ7が非作動状態である場合、パーキングブレーキ7を作動状態に制御するので、ブレーキペダルが押し戻された場合や、運転者が無意識のうちにブレーキペダルから足を離している場合においても、車両10の停止状態を維持し、安全性を確保することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、上記実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
1:車両
2:プッシュスタートボタン
3:ECU(Electronic Control Unit)
4:エンジン(ENG)
5:シフトポジションセンサ
6:ブレーキアクチュエータ
7:パーキングブレーキ(PKB)
8:ブレーキペダル用モータ
9:モータ/ジェネレータ(M/G)
10:駆動用バッテリ
11:トランスミッション
2:プッシュスタートボタン
3:ECU(Electronic Control Unit)
4:エンジン(ENG)
5:シフトポジションセンサ
6:ブレーキアクチュエータ
7:パーキングブレーキ(PKB)
8:ブレーキペダル用モータ
9:モータ/ジェネレータ(M/G)
10:駆動用バッテリ
11:トランスミッション
Claims (2)
- ブレーキペダルが踏まれた状態でプッシュスタートボタンが操作されるのに応じて、車両のエンジンを始動可能な状態に制御するプッシュスタートシステムであって、
前記車両のブレーキペダルを駆動するブレーキペダル駆動部と、
前記車両のエンジンが始動可能な状態になるのに応じて、前記ブレーキペダル駆動部を制御することにより、踏まれた状態にあるブレーキペダルを押し戻す制御部と
を備えることを特徴とするプッシュスタートシステム。 - 請求項1に記載のプッシュスタートシステムであって、
前記車両のシフト位置を検出するシフト位置センサと、
前記制御部は、前記シフト位置センサの検出結果を参照して前記車両のシフト位置がニュートラル位置にあるか否かを判別し、シフト位置がニュートラル位置にある場合、車両のパーキングブレーキが非作動状態であるか否かを判別し、パーキングブレーキが非作動状態である場合、当該パーキングブレーキを作動状態に制御すること
を特徴とするプッシュスタートシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004325163A JP2006132501A (ja) | 2004-11-09 | 2004-11-09 | プッシュスタートシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004325163A JP2006132501A (ja) | 2004-11-09 | 2004-11-09 | プッシュスタートシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006132501A true JP2006132501A (ja) | 2006-05-25 |
Family
ID=36726263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004325163A Pending JP2006132501A (ja) | 2004-11-09 | 2004-11-09 | プッシュスタートシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006132501A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8310086B2 (en) | 2007-10-23 | 2012-11-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular power system |
US9296394B2 (en) | 2013-03-21 | 2016-03-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine non-stop warning apparatus |
-
2004
- 2004-11-09 JP JP2004325163A patent/JP2006132501A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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