JP2006132272A - 携帯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】未使用時にはメカニカルキーを確実に保持し、使用時には同メカニカルキーを容易に取出すことができる携帯機を提供する。
【解決手段】携帯機11を携帯する場合、又は未使用時、メカニカルキー31は収容位置に保持されている。即ち、メカニカルキー31は蓋体71によって被覆され且つキープレート部33がキー収容部43に収容されている。この状態で、メカニカルキー31はケースに好適に保持されるため、非常時以外における携帯機11の携帯性が確保されている。また、メカニカルキー31をケースから取出す場合、蓋体71を開動作させ、メカニカルキー31に係合させることにより、同メカニカルキー31のグリップ部34は、前記ケース上面から突出した取出位置まで移動する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば自動車等の車両に用いられる電子キーシステムの携帯機に関するものである。
従来、車両等において利便性の向上を目的として例えば特許文献1の電子キーシステムが提案されている。この電子キーシステムは、例えば運転者に携帯される携帯機と、車両に備え付けられる施解錠制御装置とを備えており、これらは互いに無線通信を行う。
図4にこの携帯機の概略構造を断面図として示す。図5に携帯機の拡大斜視図を示す。
図4及び図5に示すように、携帯機100は、電子キー部102とメカニカルキー110とを備えている。電子キー部102は、内蔵された電池101からの電力を使用して施解錠制御装置(図示略)との無線通信を通じて前記車両のドア錠を施解錠するものである。また、メカニカルキー110は、この電子キー部102への電力供給ができなくなったとき(例えば、電池101が切れたとき)の非常用として、ドアの鍵穴に挿入することによって前記ドア錠の施解錠に用いるものである。
携帯機100のケース103にはキー収容部104が形成されており、そのキー収容部104にはメカニカルキー110が着脱可能に配設されている。キー収容部104の内側壁には、係合部105が突設されている。一方、メカニカルキー110は、キー溝111の形成されたキープレート部112と、このキープレート部112に連結されたグリップ部113とを備えており、グリップ部113には、前記ケース103の係合部105に係合する抜止凹部114が設けられている。そして、前記抜止凹部114に前記係合部105が係合することにより、メカニカルキー110はケース103のキー収容部104に保持され、その抜止めが図られる。
また、この携帯機100において、電子キー部102は、車両のドアの施解錠やエンジンの始動といった機能を備える。一方、メカニカルキー110は、これらの機能に加えてさらに、例えば車両に備えられたグローブボックスのグローブボックスシリンダ等の施解錠も可能とする。即ち、電子キー部102は、メカニカルキー110よりも機能が制限されている。こうした機能の制限を有効に活用すべく、電子キー部102を備えたケース103とメカニカルキー110とは、互いに分離可能な構造となっている。例えば、車両の保持者が同車両の移動を第三者に頼むときには、ケース103のみを渡して、メカニカルキー110の方は車両の所持者自身が管理することができる。このようにすれば、グローブボックス等が第三者によって開けられることがない。
特開2004−052471号公報
ところで、上記のような携帯機100においては、メカニカルキー110の使用時には同メカニカルキー110のグリップ部113を把持してケース103から引き出すことが必要であった。そしてこの際、グリップ部113のケース103からの露出が少ない場合には同グリップ部113を把持しにくく、メカニカルキー110のケース103からの取り外しが円滑に行われないおそれがあった。そこで、メカニカルキー110を分離させる際の操作性を向上させるためには、前記抜止凹部114と係合部105との係合力を弱くすることが考えられる。しかしながら、このような構成にした場合、メカニカルキー110をケース103から引き抜く際に要する力は小さくなる反面、メカニカルキー110が脱落し易くなり、メカニカルキー110の紛失等を招くおそれがある。一方、メカニカルキー110の脱落を積極的に防止すべく前記抜止凹部114と係合部105との係合力を強めると、今度は実際にメカニカルキー110を使用するときに同メカニカルキー110をキー収容部104から抜くことが困難となり、操作性の低下を招くこととになる。このように、上記従来の携帯機100では、メカニカルキー110をケース103に対して着脱する際における操作性を向上させることと、同メカニカルキー110のケース103からの脱落を防止することとの両立を図ることは困難なものとなっている。
本発明は、このような問題に着目してなされたものであって、その目的は、未使用時にはメカニカルキーを確実に保持し、使用時には同メカニカルキーを容易に取出すことのできる携帯機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、所定の無線通信を通じて特定の錠を電子的に施解錠する携帯機であって、当該携帯機のケース本体にはメカニカルキーを取出し可能に収容する開口部が形成され、その開口部を開閉する蓋として、開動作に基づき前記収容されたメカニカルキーの一部に係合することにより該メカニカルキーの位置を収容位置から所定の取出位置に変位させる蓋体を備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯機において、前記蓋体はケース本体に対して回転可能に支持するようにし、当該蓋体の開動作に伴う回転運動を利用して前記メカニカルキーを前記収容位置から所定の取出位置に変位させるようにしたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の携帯機において、前記蓋体の開動作に伴って当該蓋体の一部は前記メカニカルキーに下から係合し、当該メカニカルキーを下からすくい上げることにより前記収容位置から所定の取出位置へ変位させるようにしたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の携帯機において、前記蓋体は、同蓋体を前記ケース本体に回転可能に支持する支持部と、同蓋体を開動作させる際に操作される操作部と、同蓋体の前記支持部を中心とする開動作に伴う回転運動により前記メカニカルキーに係合する蓋体の一部としての係合部とを備え、前記操作部と係合部との間に支持部が位置するように且つ操作部と支持部との間の距離が前記係合部と支持部との間の距離よりも大きくなるように、支持部、操作部及び係合部をそれぞれ配置するようにしたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の携帯機において、前記係合部は前記蓋体の内方へ突設し、該蓋体の開動作に伴う該係合部の回転軌跡上に前記メカニカルキーを配置するようにしたことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の携帯機において、前記メカニカルキーはグリップ部とキープレート部とを備えるとともに当該グリップ部を前記開口部内における後端側に向けて配置する一方、キープレート部を前記開口部内における前端側に向けて配置するようにし、前記蓋体の開動作に伴って当該蓋体の一部は前記グリップ部に下から係合し、当該グリップ部を下からすくい上げることにより、前記メカニカルキーを前記収容位置から所定の取出位置へ変位させるようにしたことを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の携帯機において、前記開口部の内底面において前記キープレート部に対応する部位には取出溝を形成し、前記蓋体の開動作に伴って前記グリップ部が係合部により下からすくい上げられたとき、前記キープレート部が前記取出溝内に落ち込むようにしたことを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、メカニカルキーは、蓋体によって被覆され、ケース本体に収容されている。また、前記メカニカルキーは、この蓋体の開動作に基づき同蓋体がメカニカルキーの一部に係合することにより、同メカニカルキーが収容された収容位置から所定の取出位置に変位する。このため、収容時にはメカニカルキーを確実に保持し、使用時には同メカニカルキーを容易に取出すことができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、蓋体の回転運動を利用することによりメカニカルキーは収容位置から取出位置に変位する。このため、メカニカルキーの取出操作を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の作用に加えて、蓋体の開動作に伴って前記メカニカルキーは同蓋体の一部により下からすくい上げられる。これにより、メカニカルキーを収容位置から取出位置へと容易に変位させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の作用に加えて、操作部を操作することにより蓋体は支持部を中心として回転する。その回転運動に伴って係合部はメカニカルキーに下方から係合し、同メカニカルキーは前記収容位置から取出位置に変位する。即ち、蓋体において、操作部、支持部及び係合部はそれぞれ「てこの原理」における力点、支点及び作用点に相当する。ここで、蓋体の操作部(力点)と支持部(支点)との間の距離が、前記蓋体の係合部(作用点)と支持部との間の距離よりも大きくなるように、支持部、操作部及び係合部をそれぞれ配置することにより、操作部に加える力をより小さくすることが可能となる。このため、より軽い力でメカニカルキーを収容位置から取出位置に変位させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の作用に加えて、蓋体の開動作に伴って係合部は支持部を中心として蓋体の回転方向へ振り上げられる。ここで、係合部の回転軌跡上にはメカニカルキーが配置されることにより、同係合部はメカニカルキーに係合する。メカニカルキーは係合部により下からすくい上げられることにより、収容位置から取出位置に変位する。この際、係合部は蓋体の内面に突出するように設けられているので、蓋体を大きく回転させることなくメカニカルキーを大きく変位させることができる。従って、メカニカルキーを収容位置から所定の取出位置へと容易に変位させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の作用に加えて、メカニカルキーの取出位置において、同メカニカルキーのグリップ部が蓋体によってすくい上げられる。このため、グリップ部を容易に把持することができる。即ち、グリップ部を把持してそのままキー操作可能となる。従って、メカニカルキーを持ち替える必要はなく、操作性を向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明の作用に加えて、蓋体の回転動作に基づいてメカニカルキーのキープレート部が取出溝に落ち込む。このため、メカニカルキーにおいて、取出溝に落ち込んだキープレート部とは反対側に位置するグリップ部がさらに持ち上がる。このように、メカニカルキーの取出位置において、メカニカルキーが突出するため、同メカニカルキーの取出し操作が一層容易となる。
本発明によれば、収容時にはメカニカルキーを確実に保持し、使用時には同メカニカルキーを容易に取出すことができる。
以下、本発明を、例えば車両との間の無線通信を通じてドア錠を電子的に施解錠する車両用の携帯機に具体化した一実施形態を図1及び図2に従って説明する。
尚、図1(a)にメカニカルキーが収容位置にある状態を示す携帯機の斜視構造を示し、図1(b)に同メカニカルキーが取出位置にある状態を示す携帯機の斜視構造を示す。
図1(a),(b)に示すように、ユーザに所持される携帯機11は、薄型の略円柱状を成しており、同携帯機11の上面はドーム状に盛り上がった形状となっている。この携帯機11は、ケース21と、このケース21に対して着脱可能に収容されたメカニカルキー31とを備えている。以下、メカニカルキー31及びケース21の順に説明する。
メカニカルキー31は、電池切れや前記携帯機11の故障等を考慮した場合の非常用として、車両に設けられた施解錠装置(図示略)を機械的に操作(施解錠)するものである。
図1(a),(b)に示すように、前記メカニカルキー31は、前記施解錠装置に挿入され且つキー溝32が刻まれたキープレート部33と、このキープレート部33の施解錠装置への挿入側と反対側の端部に設けられて前記キープレート部33の操作を行うグリップ部34とを備えている。このグリップ部34は、前記キープレート部33とは反対側の端部に向かうに従い幅広となるように形成されている。このグリップ部34の中央には、前記キープレート部33の延びる方向と直交する方向に長孔35が形成されている。
次にケース21について説明する。
図1(a),(b)に示すように、ケース21には、車両側に配置された施解錠制御装置(図示略)と相互通信を行う通信手段としての携帯機側送受信装置(図示略)、トランスポンダ(図示略)及び駆動源としての電池等(図示略)が収容されている。ケース21は、開口部42を有するケース本体41と、同ケース本体41の開口部42を開閉する蓋体71とを備えて構成されている。
図1(b)に示すように、ケース本体41には、前記メカニカルキー31を取出し可能に収容する開口部42が形成されている。この開口部42の幅は前記メカニカルキー31の短手方向の長さ(グリップ部34における最も幅広の部位の長さ)よりも広く形成されている。
尚、図2(a)に蓋体が閉鎖位置に保持され、メカニカルキーが収容位置にある状態を示す携帯機の断面構造を示し、図2(b)に蓋体の開放途中における携帯機の断面構造を示し、図2(c)に蓋体が開放位置に保持されメカニカルキーが取出位置にある状態を示す携帯機の断面構造を示す。
図2(a)に示すように、この開口部42内には、キー収容部43がケース本体41の前面側に片寄って配設されている。このキー収容部43の上面には、前記メカニカルキー31を載置する平坦状の収容面44が形成されている。この収容面44の前端側には凹状の取出溝45が形成されており、この取出溝45には後端側に向かって上昇する傾斜面46が前記収容面44に滑らかに連続するように形成されている。また、収容面44において、取出溝45の前端側には当接部47が立設されており、同当接部47の後端側側面は垂直面48となっている。メカニカルキー31は、収容面44上においてグリップ部34が後端側を向くように、またキープレート部33が前端側を向くように配置されている。従って、メカニカルキー31が同収容面44に載置された状態で当接部47方向にスライドした場合、同メカニカルキー31のキープレート部33の先端は当接部47の垂直面48に当接し、これによりメカニカルキー31の前端側への移動が規制される。また、メカニカルキー31はグリップ部34がキー収容部43の後端縁から若干突出するように配置されている。
図1(b)に示すように、前記開口部42の互いに対向する両内側面において、キー収容部43と反対側には、一対の円筒形状の軸受け部49が凹設されている。この軸受け部49は、ケース本体41の後端とキー収容部43の後端との中間くらいに形成されている。また、開口部42の両内側面において、ケース本体41の前面とキー収容部43の前端面との間には、前記蓋体71を固定するための一対の半球形状の係合凹部50が凹設されている。
図1(a),(b)に示すように、蓋体71は腕部72、操作部73及び係合部74から略コの字状に形成されている。腕部72は前記ケース21の上壁の一部を形成し、操作部73は前記蓋体71を操作するとともにケース21の側壁の一部を構成するように前記腕部72の前端部に設けられ、係合部74は前記メカニカルキー31と係合するとともにケース21の側壁の一部を構成するように前記腕部72の後端部に設けられている。腕部72の互いに反対側に位置する両側面において、後端寄りには一対の円柱状の軸部75が突設されている。同軸部75は、前記ケース本体41の軸受け部49内にそれぞれ挿入されている。蓋体71は軸部75を中心としてケース本体41に対して回転可能となっており、同蓋体71は図2(a)に示す閉鎖位置と図2(c)に示す開放位置との間を移動する。腕部72の外面は、蓋体71が前記閉鎖位置にあるときにケース本体41の外面と面一となるように円弧面状に形成されている。また、腕部72の内面中央には、弾性部材72aが配設されており、蓋体71が閉鎖位置にあるとき、この弾性部材72aは収容面44を押し付けている。即ち、メカニカルキー31の収容時には、弾性部材72aはメカニカルキー31を上面から押し付ける。これによりメカニカルキー31の前後の移動が規制される。蓋体71が閉鎖位置にあるとき、メカニカルキー31は収容面44上においてそのグリップ部34が収容面44の後端縁から若干突出する一方、キープレート部33の先端部が取出溝45を臨むように同取出溝45の上方に位置する収容位置に保持されている。
操作部73は、前記腕部72における軸部75と反対側の端部から内方へ延設されており、同腕部72とともに断面L字状を成している。この操作部73は、蓋体71が前記閉鎖位置にある状態において、前記ケース21の前面壁を形成するとともに該操作部73の外面はケース本体41の外側面と面一となる。この操作部73の互いに反対側に位置する両側面には、一対の半球状の係合突部76が突設されている。この係合突部76は、前記ケース本体41の係合凹部50に係合可能とされている。蓋体71が前記閉鎖位置にある状態においては、これら係合突部76及び係合凹部50が係合することにより、同蓋体71はケース本体41に固定される。
係合部74は前記腕部72の軸部75側の端部から内方へ延設されており、同腕部72とともに断面L字状を成している。この係合部74は、蓋体71が前記閉鎖位置にある状態において、前記ケース21に対する後端壁を形成するとともに該係合部74の外面はケース本体41の外側面と面一となる。蓋体71を閉鎖位置から開放位置へ移動させる際、この係合部74は、蓋体71の回転動作に伴い軸部75を中心としてケース21後端からケース21内下方(軸部75の下方)を通ってメカニカルキー31の下面に係合する。そして、この状態から蓋体71をさらに開動作させると、グリップ部34は係合部74により下方からすくい上げられると共にキープレート部33は取出溝45に落ち込み、メカニカルキー31はキープレート部33の先端部を支点として前端側へ起き上がるようになっている。そして、蓋体71が開放位置まで回転されたとき、メカニカルキー31は係合部74により取出位置に保持される。この取出位置において、メカニカルキー31は取出溝45の傾斜面46と平行をなしており、また同メカニカルキー31のグリップ部34はケース本体41の上面から若干突出している。尚、前記キー収容部43は、蓋体71の開動作に伴って係合部74が回転動作した際に、干渉しない位置に設定されている。
蓋体71において、軸部75、操作部73及び係合部74はそれぞれ所謂「てこの原理」でいう支点、力点及び作用点に相当する。ここで、蓋体71の操作部73と軸部75との間の距離が、前記蓋体71の係合部74と軸部75との間の距離よりも大きくなるように、軸部75、操作部73及び係合部74の位置がそれぞれ設定されている。このため、軽い力で操作部73を操作して、メカニカルキー31を持ち上げることが可能となっている。尚、軸受け部49及び軸部75から支持部が構成されている。
次に、上記実施形態のように構成された携帯機11の使用態様について説明する。
図1(a)及び図2(a)に示すように、前記携帯機11を携帯する場合、蓋体71は閉鎖位置に保持される。この状態において、蓋体71の係合突部76はケース本体41の係合凹部50に係合された状態とされる(図1(b)参照)。このため、蓋体71が開放不能となり、メカニカルキー31の脱落が防止される。従って、メカニカルキー31は、ケース21に好適に保持されるため、携帯機11の携帯性が確保されている。また、蓋体71が閉鎖位置に保持された状態において、メカニカルキー31は前記収容位置に保持されており、同メカニカルキー31は、蓋体71及びケース本体41により覆われている。このため、メカニカルキー31は外部から視認不能となっており、同メカニカルキー31の秘匿性が確保される。
次に、電池切れや前記携帯機11の故障時等にはメカニカルキー31をケース21から取出し、そのメカニカルキー31を利用して車両の施解錠装置を機械的に操作して施解錠する。図2(a)に示すように、ユーザがメカニカルキー31をケース21から取出す場合、まず、蓋体71の操作部73を図2(a)における上方に向かって指で押圧する。これにより蓋体71の係合突部76とケース本体41の係合凹部50との係合が解除されつつ、操作部73は内側に撓む。
次に、図2(b)に示すように、その状態において、操作部73を介して蓋体71を同図に矢印で示す方向へ軸部75を支点として回転させる。この蓋体71の回転動作に伴い係合部74の先端は、軸部75の下方を通ってメカニカルキー31のグリップ部34に下方から係合する。そして図2(c)に示すように、操作部73を介して蓋体71をさらに回転動作させると、グリップ部34は、係合部74によって持ち上げられる。これに伴い、メカニカルキー31のキープレート部33の先端は、垂直面48に当接しながら下方へ移動し取出溝45に挿入される。するとメカニカルキー31のグリップ部34が斜め上方に持ち上げられ、キープレート部33は取出溝45の最深部まで落ち込む。蓋体71が開放位置まで回転されるとメカニカルキー31は係合部74により前記取出位置に保持される。この取出位置において、メカニカルキー31はキープレート部33の先端部を支点としてケース本体41の前端側に起き上がるように傾斜すると共にグリップ部34がケース本体41の上面から突出している。このため、ユーザはグリップ部34を容易に把持することができる。
メカニカルキー31の使用後等においては、同メカニカルキー31はケース21内に収容される。メカニカルキー31をケース21に収容する場合、ユーザは、蓋体71を図2(b)又は図2(c)に示す位置まで開口させる。この状態でユーザはメカニカルキー31を収容面44に載置する。このとき、メカニカルキー31は、キープレート部33の先端が取出溝45の上方に位置するように、且つグリップ部34の先端が収容面44の後端縁から若干突出するように配置する。この状態において、操作部73を介して蓋体71を図2(b)に示す矢印と反対方向に回転動作させる。この操作部73が、ケース本体41まで到達したとき、指等で腕部72と操作部73の境目くらいを下方に向かって押圧する。これにより、操作部73は内方に撓んだ状態で、同操作部73の係合突部76が開口部42の内側面をスライドする。そして、この係合突部76がケース本体41の係合凹部50に係合すると操作部73は自身の弾性力により原位置に復帰する。こうして、係合突部76が係合凹部50に係合されることにより蓋体71は開動作不能となる。この状態において、腕部72の弾性部材72aは、メカニカルキー31を収容面44方向に押し付けている。これによりメカニカルキー31の前後の移動が規制される。このようにして、メカニカルキー31は図2(a)に示す収容位置に確実に保持される。
(実施形態の効果)
従って、上記実施形態の携帯機11によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)携帯機11を携帯する場合、又は未使用時、メカニカルキー31は収容位置に保持されている。即ち、メカニカルキー31は蓋体71によって被覆され且つキープレート部33がキー収容部43に収容されている。この状態で、メカニカルキー31はケース21に好適に保持されるため、非常時以外における携帯機11の携帯性が確保されている。また、メカニカルキー31をケース21から取出す場合、蓋体71を開動作させ、メカニカルキー31に係合させることにより、同メカニカルキー31のグリップ部34は、前記ケース21上面から突出した取出位置まで移動する。このため、未使用時にはメカニカルキー31が確実に保持されるとともに、使用時には同メカニカルキー31を容易に取出すことができる。
(2)ケース本体41には一対の軸受け部49が凹設されており、蓋体71には一対の軸部75が突設されている。同軸部75は、前記ケース本体41の軸受け部49内にそれぞれ挿入されている。蓋体71は軸部75を中心としてケース本体41に対して回転可能となっており、同蓋体71は図2(a)に示す閉鎖位置と図2(c)に示す開放位置との間を移動する。このため、メカニカルキー31の取出操作を容易に行うことができる。
(3)蓋体71の開動作に伴って同蓋体71の一部としての係合部74は前記メカニカルキー31を下からすくい上げる。これにより、メカニカルキー31を収容位置から取出位置へと容易に変位させることができる。
(4)蓋体71の操作部73(力点)と軸部75(支点)との間の距離が、前記蓋体71の係合部74(作用点)と軸部75との間の距離よりも大きくなるように、軸部75、操作部73及び係合部74がそれぞれ配置されている。このため、蓋体71において、操作部73、軸部75及び係合部74はそれぞれ「てこの原理」における力点、支点及び作用点に相当するため、操作部73に加える力をより小さくすることが可能となる。従って、より軽い力でメカニカルキー31を収容位置から取出位置に変位させることができる。
(5)蓋体71の後端部は内方に突出する係合部74と腕部72とから、断面L字形に形成されている。この蓋体71を回転動作させると、同蓋体71の回転動作に基づいて係合部74の先端がメカニカルキー31に係合する。さらにこの蓋体71を回転させると、メカニカルキー31が前記係合部74によりすくい上げられる。このとき、係合部74は腕部72に対して断面L字形に形成されているため、蓋体71を大きく回転させることなくメカニカルキー31を大きく変位させることができる。従って、メカニカルキー31を収容位置から所定の取出位置へと容易に変位させることができる。
(6)メカニカルキー31は収容位置において、同メカニカルキー31のグリップ部34が後端側になるように配置されている。メカニカルキー31の取出位置において、同メカニカルキー31のグリップ部34が蓋体71によってすくい上げられる。このため、グリップ部34を容易に把持することができる。即ち、グリップ部34を把持してそのままキー操作可能となる。従って、メカニカルキー31を持ち替える必要はなく、操作性を向上させることができる。
(7)キー収容部43の内底面の一部に、さらに深く形成された取出溝45が形成されている。メカニカルキー31はキープレート部33の先端部を支点として前端側へ容易に起き上がるようになっている。即ち、蓋体71の回転動作に基づいてメカニカルキー31のキープレート部33が取出溝45に落ち込む。このため、メカニカルキー31において、取出溝45に落ち込んだ部分(本実施形態ではキープレート部33)とは反対側(本実施形態ではグリップ部34)がさらに持ち上がる。このように、メカニカルキー31は取出位置において、ケース21の上面よりも突出するようになるため、同メカニカルキー31の取出し操作が一層容易となる。
(8)蓋体71の軸部75がケース本体41の軸受け部49内を摺動することにより、蓋体71はケース本体41に対して相対回転可能となっている。このため、蓋体71は、同蓋体71を回転動作させてもケース本体41と連結した状態が維持される。従って、蓋体71がケース本体41から完全に分離することが防止される。即ち、蓋体71の紛失等が防止される。
(9)蓋体71を閉じた状態において、同蓋体71の係合突部76が前記ケース本体41に形成された係合凹部50に係合されることにより固定される。即ち、蓋体71を閉じることにより、同蓋体71と前記ケース本体41とが固定される。このため、メカニカルキー31の未使用時においては、同メカニカルキー31を確実に保持することができる。
(10)メカニカルキー31は、収容位置に保持されている場合、外部からは視認不可能となっている。このため、メカニカルキー31の秘匿性が向上する。例えばメカニカルキー31のキー溝32を読み取られることが防止され、セキュリティレベルが向上する。
(11)携帯機11を携帯する場合、ケース21は、蓋体71を閉じた状態において円形に形成されている。このため、例えばズボンのポケット等に入れて携帯する際、引っ掛かりがなく、利便性が一層向上する。従って、上記携帯機11は携帯性に優れた形状となっている。また、ごみ等も入り難い。
(別例)
なお、上記実施形態は以下のような別例に変更して具体化してもよい。
・上記実施形態では、メカニカルキー31を係合部74の先端を係合させることにより、取出位置への変位を行ったが、次のようにしてもよい。即ち、図3(a)、(b)に示すように、係合部74の内面に肉厚部74aを突設させる。そして、メカニカルキー31は、蓋体71の回転動作により、前記肉厚部74aが係合する位置に配置させる。このような構成にした場合、蓋体71の回転動作に基づいて肉厚部71aがメカニカルキー31をケース本体の前方に突出する。従って、蓋体71によって遮られること無くケース前方からメカニカルキー31を取出すことが可能となる。このような構成にした場合、前記取出溝45を形成する必要はなく、構造が簡素化する。
・本実施形態では、メカニカルキー31のキープレート部33を取出溝45に落ち込ませてメカニカルキー31のグリップ部34をケース21上面から突出するようにさせたが、取出溝45を省略させてもよい。このような構成にした場合にも、キープレート部33の先端はキー収容部43の垂直面48と収容面44との角(かど)に係止されることにより、メカニカルキー31のグリップ部34は蓋体71の回転動作に伴い係合部74にすくい上げられる。
・上記実施形態では、図1(b)及び図2(c)に示すように、メカニカルキー31のグリップ部34の一部がケース21から突出した位置に取出位置を設定したが、同取出位置は任意の位置でよい。即ち、同蓋体71が開放位置より開いた位置(例えば、蓋体71を閉鎖位置に対して180度以上回転させた位置)に取出位置を設定してもよい。
(付記)
上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1に記載の携帯機において、前記蓋体の開動作に伴って当該蓋体の一部を前記メカニカルキーの一部に係合させる構成は前記係合部に形成された肉厚部を含み、前記蓋体の開動作に伴って前記肉厚部は前記メカニカルキーに側方から係合し、当該メカニカルキーをスライドさせることにより、当該メカニカルキーを前記収容位置から所定の取出位置へ変位させるようにした携帯機。このような構成にした場合、蓋体の端部に形成された肉厚部が、同蓋体の回転動作に基づいて、メカニカルキーをスライド移動させる。このため、メカニカルキーはケース本体において前方に突出される。従って、蓋体によって遮られること無くメカニカルキーを取出すことが可能となる。このような構成にした場合、前記取出溝を形成する必要はなく、構造が簡素化する。
(a)は本実施形態のメカニカルキーが収容位置にある状態の携帯機を示す斜視図、(b)は同メカニカルキーが取出位置にある状態の携帯機を示す斜視図。 (a)はメカニカルキーが収容位置にある状態の携帯機を示す概略断面図、(b)は蓋体が開放途中の状態を示す携帯機の概略断面図、(c)はメカニカルキーが取出位置にある状態の携帯機の概略断面図。 (a)はメカニカルキーが収容位置にある状態の別例の携帯機を示す概略断面図、(b)はメカニカルキーが取出位置にある状態の別例の携帯機を示す概略断面図。 従来の携帯機を示す断面図。 従来のメカニカルキーの収容状態を示す拡大斜視図。
符号の説明
11…携帯機、31…メカニカルキー、33…キープレート部、34…グリップ部、41…ケース、42…開口部、45…取出溝、49…軸受け部(支持部)、71…蓋体、73…操作部、74…係合部、74a…肉厚部、75…軸部(支持部)。

Claims (7)

  1. 所定の無線通信を通じて特定の錠を電子的に施解錠する携帯機であって、
    当該携帯機のケース本体にはメカニカルキーを取出し可能に収容する開口部が形成され、
    その開口部を開閉する蓋として、開動作に基づき前記収容されたメカニカルキーの一部に係合することにより該メカニカルキーの位置を収容位置から所定の取出位置に変位させる蓋体を備えた携帯機。
  2. 請求項1に記載の携帯機において、
    前記蓋体はケース本体に対して回転可能に支持するようにし、当該蓋体の開動作に伴う回転運動を利用して前記メカニカルキーを前記収容位置から所定の取出位置に変位させるようにした携帯機。
  3. 請求項2に記載の携帯機において、
    前記蓋体の開動作に伴って当該蓋体の一部は前記メカニカルキーに下から係合し、当該メカニカルキーを下からすくい上げることにより前記収容位置から所定の取出位置へ変位させるようにした携帯機。
  4. 請求項3に記載の携帯機において、
    前記蓋体は、同蓋体を前記ケース本体に回転可能に支持する支持部と、同蓋体を開動作させる際に操作される操作部と、同蓋体の前記支持部を中心とする開動作に伴う回転運動により前記メカニカルキーに係合する蓋体の一部としての係合部とを備え、
    前記操作部と係合部との間に支持部が位置するように且つ操作部と支持部との間の距離が前記係合部と支持部との間の距離よりも大きくなるように、支持部、操作部及び係合部をそれぞれ配置するようにした携帯機。
  5. 請求項4に記載の携帯機において、
    前記係合部は前記蓋体の内方へ突設し、該蓋体の開動作に伴う該係合部の回転軌跡上に前記メカニカルキーを配置するようにした携帯機。
  6. 請求項5に記載の携帯機において、
    前記メカニカルキーはグリップ部とキープレート部とを備えるとともに当該グリップ部を前記開口部内における後端側に向けて配置する一方、キープレート部を前記開口部内における前端側に向けて配置するようにし、
    前記蓋体の開動作に伴って当該蓋体の一部は前記グリップ部に下から係合し、当該グリップ部を下からすくい上げることにより、前記メカニカルキーを前記収容位置から所定の取出位置へ変位させるようにした携帯機。
  7. 請求項6に記載の携帯機において、
    前記開口部の内底面において前記キープレート部に対応する部位には取出溝を形成し、前記蓋体の開動作に伴って前記グリップ部が係合部により下からすくい上げられたとき、前記キープレート部が前記取出溝内に落ち込むようにした携帯機。
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