JP2006131200A - 操向装置 - Google Patents

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JP2006131200A
JP2006131200A JP2004349099A JP2004349099A JP2006131200A JP 2006131200 A JP2006131200 A JP 2006131200A JP 2004349099 A JP2004349099 A JP 2004349099A JP 2004349099 A JP2004349099 A JP 2004349099A JP 2006131200 A JP2006131200 A JP 2006131200A
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Hidetaro Narahara
秀太郎 楢原
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Abstract

【課題】 従来の3輪又は4輪の自転車やオートバイはハンドルを回すと運転者の上体が旋回外側へ傾き易く、車両の横転を助長するものであった。
【解決手段】 ハンドルを横方向に傾倒する2本のレバーに換えて、運転者の上体を旋回内側へ傾け易くした。
【選択図】 図2

Description

本発明は3輪又は4輪の自転車あるいはオートバイの操向装置に係るものであるが、一般の2輪ものにも適用できる。
従来、操向輪すなわち前輪を2つもつ自転車やオートバイの操向装置としては図4に示すごとくハンドル(301)に固結したレバー(302)とリンク(303a,303b)及びレバー(304a,304b)を係動可能としたいわゆる自動車のアッカーマンリンクに自転車のハンドルを結合したものであった。
従来の左右方向に伸展した形状のハンドルは旋回時、旋回外側に対応する腕は伸ばし、旋回内側に対応する腕は縮めるため、運転者の上体は旋回外側へ傾き易く、旋回外側への転倒を招き易かった。
加えて、歩きながらハンドルを持って自転車を移動させようとするとき、強く保持していないとハンドルが回ってしまうため、思い通りに移動させることが困難だった。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、自転車やオートバイのハンドル操作時、上体が旋回の内側に傾き、外側への転倒を防止し、歩きながら自転車を移動させようとする時にも楽にハンドル操作を可能にするものである。
本発明では図4に示すような概水平回転のハンドル(301)を廃し、下部で軸支し、リンクで連節した2本のレバーをハンドルとなし、車両旋回時はこの2本のレバーを旋回内側へ傾倒する構造とした。
2本のレバーの各々の回転軸を両端とする軸線上の内側にスプリングを張り掛けることで、2本のレバーが常に直立を保とうとする機能も得た。
本発明は、上述の通り構成されているので、操向レバーを車両の旋回運動の内側に向けて傾倒させるため運転者は操向レバーと同じように自身の上体を傾倒させることで、遠心力に対抗でき、車両の外側への転倒を防げる。
請求項1の操向装置においては、操向レバーは車両の直進方向に押されても影響を受けないため、車両の側方に立ち操向レバーを持ち、歩きながら車両をけん引することが容易である。
請求項2において、操向レバーは常に直立を保とうとするため、操向レバーから手を離した状態でも車両の直進性が確保された。
発明実施の形態について図面を参照にして説明する。図1は本考案の実施の形態における操向装置が採用された自転車の正面図、図2は車両前方に向かって操向レバーを左へ切った時の正面図、図3は図2の平面図、図4は従来例である。
左右の操向レバー(2a,2b)はそれぞれフレーム(F)の突起部(FA,FB)に軸支され、軸(10a,10b)を中心にして左右に傾倒できる。
金具(3a,3b)は2本の操向レバー(2a,2b)に固結されており、リンク(5)及びリンク(6a,6b)の取り付け用であるとともに、レバー(2a,2b)から前方へ一定の距離を設ける役割を有する。
金具(4a,4b)は2本の操向レバー(2a,2b)に固結されており、スプリンリグ取付穴(9a,9b)は各々軸(10a,10b)を中心として操向レバー(2a,2b)と直角で内側に相対する位置にあけられている。
リンク(5)は金具(3a)と金具(3b)にその両端(13、14)を軸支され、その軸間距離が軸(10a)と軸(10b)の軸間距離と同じであるため、操向レバー(2a)と操向レバー(2b)が、常に平行を保つよう連節している。
スプリング(8)は自然状態から少し引っ張った状態で、穴(9a,9b)に張り渡してあり、図1に示す操向レバー(2a,2b)の直立状態が、スプリング長の最も短い距離(So)となるため操向レバー(2a,2b)は直立を保つ。
図2は車両正面から見て、レバー(2a,2b)を右側に傾倒させた状態で、この時は穴(9a)は円弧を描き下方に移動し、穴(9b)は同様に上方に移動するためこの時のスプリング長(Si)はSi>Soの関係になる。すなわち、操向レバー(2a,2b)を傾倒させるとスプリング(8)が伸長され、縮んでレバー(2a,2b)を直立させようとする力になる。
車輪(WA,WB)は各々ホーク(1a,1b)に支持され、ホーク(1a,1b)の中央上部のパイプは各々フレーム(F)の両端に軸支され、その最上部にはレバー(7a,7b)が固設されている。
リンク(6a)の内側端は玉軸受(12)となっており、金具(3a)に軸支され、外側端も玉軸受(11)でレバー(7a)に軸支されている。リンク(6b)についても同様である。
操向レバー(2a,2b)の直立状態の時、操向輪(WA,WB)は直進状態となっている。
以上の連節構造により、レバー(2a)又はレバー(2b)の一方を傾倒すれば操向輪(WA,WB)は同時に操向レバー(2a,2b)の傾倒角度に応じた旋回角度をとる。
本考案を3輪又は4輪自転車に装着した正面図である。 本考案を装着した3輪又は4輪自転車が左側へ旋回運動しようとする時の正面図である。 旋回運動しようとする時の平面図である。 従来の3輪又は4輪自転車の操向装置を示す平面図である。
符号の説明
1a,1b ホーク
2a,2b 操向レバー
7a,7b レバー
8 スプリング
F フレーム
WA,WB 操向輪

Claims (2)

  1. 操向輪(WA,WB)を操向レバー(2a,2b)で操作する操向装置に於いて、操向レバー(2a,2b)がフレーム(F)の突起部(FA,FB)に軸支され、操向レバー(2a)と操向レバー(2b)はリンク(5)で連動可能となし、操向レバー(2a)とレバー(7a)はリンク(6a)で連節し、操向レバー(2b)とレバー(7b)はリンク(6b)で連節して、操向レバー(2a)又は操向レバー(2b)を車体に対して横方向へ傾倒させた時、操向輪(WA,WB)が同時に旋回運動を行うことを特長とした操向装置。
  2. 操向レバー(2a)と操向レバー(2b)の基部に固結された金具(4a)と金具(4b)には、軸(10a)と軸(10b)を結ぶ線上の内側に穴(9a)と穴(9b)が設けられ、この穴(9a,9b)を両端としてスプリング(8)が若干伸長された状態で架設された請求項1に記載の操向装置。
JP2004349099A 2004-11-02 2004-11-02 操向装置 Pending JP2006131200A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5314176B1 (ja) * 2012-07-18 2013-10-16 克子 小林 三輪自転車
CN104670404A (zh) * 2013-12-03 2015-06-03 广西大学 一种双前轮转弯机构

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