JP2006129429A - 通信システムの端末機 - Google Patents

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正明 小林
Toshiaki Yamada
利明 山田
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Abstract

【課題】パソコンの知識がなくてもインターネット、テレビ電話、電子メールを利用できて、その操作を簡単にする。
【解決手段】端末機1,2,3,4には複数の端末機1,2,3,4のうち接続先となる端末機1,2,3,4のインターネットプロトコルアドレス、インターネット上の複数のウェブサイトのうち接続先となるウェブサイトのアドレス、送信先となるメールアドレスが夫々プリセットされるとともに、接続先となる他の端末機1,2,3,4のいずれか、接続先となるウェブサイトのいずれか、送信先となるメールアドレスのいずれかを選択するためのテンキー装置15,25,35,45が接続される。端末機1,2,3,4はメールアドレスを有し、テンキー装置15,25,35,45による選択によって、他の端末機1,2,3,4とのテレビ電話、ウェブサイトの閲覧、メールアドレスへの電子メールの送信、第三者からの電子メールの受信が可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システムの端末機、特に、全くパソコンの知識がなくてもインターネット、テレビ電話、電子メールを利用することができる通信システムの端末機に関する。
家族や友人と離れて独居する高齢者や、共働きの両親の帰りを待つ子供が増えている。これらの者との通信手段の一つに電話がある。なかでも、テレビ電話はお互いの顔をテレビで観ながら会話ができるため、視覚的情報を得ることができて、コミュニケーションに長けている。ここで、テレビ電話とは、音声と映像とをリアルタイムで送受できるシステムのことを指す。
テレビ電話の利用を容易にするために、特許文献1には、タッチパネル画面に電話帳画面を表示して利用者に通信接続する相手を選択させることを特徴とするテレビ電話システムの端末機が開示されている。
特開2004−253924号公報
しかしながら、テレビ電話は相手が不在の場合には通信できず、用を成さない。そのため、高齢者がテレビ電話を利用した旨を離れて暮らす子供が電子メール等で知ることで高齢者の様子を窺い知るというような一種の監視システムとしてテレビ電話を利用しようとしても、利用者がテレビ電話を活用する機会が少ないために、監視システムとしての役割を果たさない。そこで発明者等は、テレビ電話よりも手軽に活用する機会が多く、監視システムに適したサービスとしてインターネットや電子メールが利用できるインターネット機能に着目した。しかし、インターネット機能は汎用パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す)を使用して行われるもので、操作にパソコンの知識を必要とするため、特に高齢者にとっては操作が複雑で、容易に利用できるものではない。
本発明の目的は、全くパソコンの知識がなくてもインターネット、テレビ電話、電子メールを利用できて、その操作が簡単な通信システムの端末機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の通信システムの端末機は、複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、前記複数の端末機のうち接続先となる端末機のインターネットプロトコルアドレスがプリセットされ、前記接続先となる端末機のインターネットプロトコルアドレスが割り当てられた1又は複数のボタンを備えた入力装置が接続され、前記接続先となる端末機のうち前記入力装置により選択された端末機とテレビ電話を行うことが可能なものである。
本発明によると、通信システムの端末機(以下、端末機という)の利用者は入力装置を用いて接続先となる端末機のいずれかを選択する簡単な操作により、選択された端末機とテレビ電話を行うことができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であってもテレビ電話を楽しむことができる。
本発明の通信システムの端末機は、複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、通信システムのサーバのインターネットプロトコルアドレスがプリセットされ、前記通信システムのサーバのインターネットプロトコルアドレスが割り当てられた1又は複数のボタンを備えた入力装置が接続され、前記入力装置により前記通信システムのサーバへのアクセスを選択することで、前記複数の端末機のうちの複数台と同時にテレビ電話を行うことが可能なものである。
本発明によると、端末機の利用者は入力装置を用いて通信システムのサーバへのアクセスを選択する簡単な操作により、複数の端末機のうちの複数台と同時にテレビ電話を行うことができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であっても複数人と同時にテレビ電話を楽しむことができる。
本発明においては、前記テレビ電話を行った旨を記した定型文からなる電子メールを予め登録した他の端末機や情報端末に送信してよい。これによると、例えば端末機の利用者が高齢者である場合に、テレビ電話の利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、高齢者の様子を窺い知ることができる。
本発明の通信システムの端末機は、複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、インターネット上の複数のウェブサイトのうち接続先となるウェブサイトのアドレスがプリセットされ、前記接続先となるウェブサイトのアドレスが割り当てられた1又は複数のボタンを備えた入力装置が接続され、前記接続先となるウェブサイトのうち前記入力装置により選択されたウェブサイトを閲覧することが可能なものである。
本発明によると、端末機の利用者は入力装置を用いて接続先となるウェブサイトのいずれかを選択する簡単な操作により、選択されたウェブサイトを閲覧することができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であってもインターネットを楽しむことができる。
本発明においては、前記選択されたウェブサイトの閲覧を行った旨を記した定型文からなる電子メールを予め登録した他の端末機や情報端末に送信してよい。これによると、例えば端末機の利用者が高齢者である場合に、インターネットの利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、高齢者の様子を窺い知ることができる。
本発明の通信システムの端末機は、複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、送信先となるメールアドレスがプリセットされ、前記送信先となるメールアドレスが割り当てられた1又は複数のボタンを備えた入力装置が接続され、前記送信先となるメールアドレスのうち前記入力装置により選択されたメールアドレスに電子メールを送信することが可能なものである。
本発明によると、端末機の利用者は入力装置を用いて送信先となるメールアドレスのいずれかを選択する簡単な操作により、選択されたメールアドレスに電子メールを送信することができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であっても電子メールを楽しむことができる。
本発明においては、前記電子メールの文言は予め決められていてよい。これによると、伝えたい内容をボタンひとつで相手側に伝えることができるため、端末機の利用者は煩雑な入力作業を行わなくて済む。
本発明においては、前記選択されたメールアドレスに前記電子メールを送信した旨を記した定型文からなる電子メールを予め登録した他の端末機や情報端末に送信してよい。これによると、例えば端末機の利用者が高齢者である場合に、電子メールの利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、高齢者の様子を窺い知ることができる。
本発明においては、前記送信先となるメールアドレスには、緊急連絡先のメールアドレスが含まれていてよい。これによると、端末機の利用者の身に異常が生じた場合に、端末機の利用者はその情報を緊急連絡先にいち早く知らせることができるため、それを受けた緊急連絡先の者は、素早く端末機の利用者への対処を行うことができる。
本発明においては、前記緊急連絡先には、医療機関、福祉関連施設、介護関連施設、親族、警察署、消防署、自治体のすくなくとも1つが含まれていてよい。これによると、端末機の利用者は、異常時にすぐに助けを求めることができるという安心感を持って生活を送ることができる。
本発明においては、前記入力装置が、前記緊急連絡先に前記電子メールを送信するためのボタンを備えていてよい。これによると、端末機の利用者は、いざというときに緊急通報としての電子メールをボタンひとつで緊急連絡先に送信することができるため、緊急連絡先からの迅速な対応を受けることができる。
本発明においては、前記入力装置によって選択された後の状態を選択前の状態に戻す戻り機能を備えていてよい。これによると、端末機の利用者は戻り機能によって選択前の状態に戻って、選択をやり直すことができる。
本発明においては、前記戻り機能が、前記入力装置の操作によって実行されてよい。これによると、端末機の利用者が選択をやり直したいときに、入力装置を操作することで、強制的に選択前の状態に戻すことができる。
本発明においては、前記戻り機能を実行するための前記入力装置の操作方法が、前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段に表示されてよい。これによると、端末機の利用者が選択をやり直したいときに、選択前の状態に戻すための操作方法がモニター手段に表示されているため、操作に迷うことがない。
本発明の通信システムの端末機は、複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、固有のメールアドレスを有し、電子メールを受信することが可能なものである。
本発明によると、例えば端末機の利用者が高齢者である場合に、離れて暮らす親族や友人、福祉関係者が高齢者に電子メールを送ることで、高齢者にコミュニケーションを働きかけることができる。また、自治体が端末機の利用者に災害等の緊急通報を電子メールでいち早く知らせることにより、端末機の利用者に避難等の対応を素早く行わせることができる。
本発明においては、前記電子メールを受信した際に作動する光報知手段、音響報知手段、振動報知手段の少なくとも1つを備えていてよい。これによると、視覚、聴覚、触覚の少なくとも1つを通じて端末機の利用者に電子メールが届いていることをいち早く知らせることができる。
本発明においては、前記入力装置が矢印ボタンと確定ボタンとを備えており、前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、前記矢印ボタンの操作により前記複数のメニューのいずれかを選択して、前記確定ボタンで確定してよい。これによると、入力装置の操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
本発明においては、前記矢印ボタンは、前記モニター手段に表示された画面をスクロール可能であってよい。これによると、例えばインターネットの画面を上下左右にスクロールさせることができるため、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。
本発明においては、前記矢印ボタンは、前記モニター手段に表示されたカーソルを移動可能であってよい。これによると、例えばインターネットの画面に表示されるカーソルを自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がる。
本発明においては、前記入力装置が、ジョイスティックと確定ボタンとを備えており、前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、前記ジョイスティックの操作により前記複数のメニューのいずれかを選択して、前記確定ボタンで確定してよい。これによると、パソコンやテレビゲーム機向けに市販されているボタン付きのジョイスティックを入力装置として流用することができる場合があり、この場合には、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。また、ジョイスティックの操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
本発明においては、前記ジョイスティックは、前記モニター手段に表示された画面をスクロール可能であってよい。これによると、例えばインターネットの画面を上下左右にスクロールさせることができるため、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。
本発明においては、前記ジョイスティックは、前記モニター手段に表示されたカーソルを移動可能であってよい。これによると、例えばインターネットの画面に表示されるカーソルを自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がる。
本発明においては、前記入力装置が、トラックボールと確定ボタンとを備えており、前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、前記トラックボールで前記複数のメニューのいずれかを選択して、前記確定ボタンで確定してよい。これによると、パソコン向けに市販されているボタン付きのトラックボールを入力装置として流用することができる場合があり、この場合には、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。また、トラックボールの操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
本発明においては、前記トラックボールは、前記モニター手段に表示された画面をスクロール可能であってよい。これによると、例えばインターネットの画面を上下左右にスクロールさせることができるため、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。
本発明においては、前記トラックボールは、前記モニター手段に表示されたカーソルを移動可能であってよい。これによると、例えばインターネットの画面に表示されるカーソルを自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がる。
本発明においては、前記入力装置が選択ボタンと確定ボタンとを備えており、前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、前記選択ボタンを押すごとに、前記複数のメニューにおける選択先が順番に移行し、前記確定ボタンで選択先のメニューを確定してよい。これによると、入力装置がシンプルな構成であり、操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
本発明においては、前記入力装置が操作ボタンを備えており、前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、前記操作ボタンを短く押すごとに、前記複数のメニューにおける選択先が順番に移行し、前記操作ボタンを長く押すことで選択先のメニューを確定してよい。これによると、入力装置が必要最小限のボタンを備えたシンプルな構成であり、操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
本発明においては、前記入力装置がマウス機能を備えており、前記マウス機能により、前記モニター手段に表示された画面をスクロールさせること且つ/又は前記モニター手段に表示されたカーソルを移動させることが可能であってよい。これによると、例えばインターネットの画面を上下左右にスクロールさせることができたり、インターネットの画面に表示されるカーソルを自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がり、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。
本発明においては、前記入力装置がテンキー装置であり、前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、前記テンキー装置に備わったボタンのいずれかを選択することにより、選択されたボタンに対応するメニューを確定してよい。これによると、パソコン向けに市販されているテンキー装置を入力装置として流用することができるため、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。また、テンキー装置の操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
本発明においては、前記テンキー装置がマウス機能を備えており、前記マウス機能により、前記モニター手段に表示された画面をスクロールさせること且つ/又は前記モニター手段に表示されたカーソルを移動させることが可能であってよい。これによると、例えばインターネットの画面を上下左右にスクロールさせることができたり、インターネットの画面に表示されるカーソルを自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がり、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。また、マウス機能を備えたテンキー装置がテンキー付マウスであれば、パソコン向けに市販されているものを流用することができるため、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。
本発明においては、前記モニター手段には、前記テンキー装置のボタン配列と同じ配列で並び、個々が対応するメニューを表示する複数の分割画面が表示されてよい。これによると、テンキー装置のボタン配列とモニター手段に表示された複数の分割画面の配列が同じであり、複数の分割画面のそれぞれには対応するメニューが表示されているため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、どのボタンがどのメニューに対応しているのかが一目瞭然であり、操作しやすい。
本発明においては、前記モニター手段に表示される前記複数のメニューは、放射状又は環状に並んで配置されていてよい。これによると、端末機の利用者の眼の移動距離が少なくて済むので、端末機の利用者の眼の負担を低減させることができる。
本発明においては、前記モニター手段に表示される前記複数のメニューのいずれかが確定されると、確定されたメニューに対応する複数のメニューが前記モニター手段に表示されてよい。これによると、1つのメニューに複数のメニューを対応させていくことで、端末機の利用者の選択の幅を容易に広げることができる。
本発明においては、前記モニター手段に表示される前記複数のメニューのうち、選択先のメニューが、他のメニューと異なる態様で表示されてよい。これによると、端末機の利用者にとって、どのメニューが現在選択されているのかが一目瞭然である。
本発明においては、前記モニター手段に表示される前記複数のメニューのいずれかが確定されるごとに、前記モニター手段に表示される画面の態様が変化してよい。これによると、端末機の利用者に画面が切り替わったことを視認させることができるので、端末機の利用者の操作ミスを低減させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る通信システムの端末機の実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態に係る通信システムの端末機を図1〜図18に基づいて説明する。図1は通信システムの各機器の接続構成の概略を示す図である。図2は第1の実施の形態に係る端末機の構成を示す図である。図3は第1の実施の形態に係る入力装置であるマウス機能付テンキー装置を示す図である。図4〜図18は第1の実施の形態に係る表示画面を示す図である。
図1において、通信システムは、コミュニケーションサーバを備えたサーバ付端末機1(単に端末機1という場合がある)と、特定インターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)網90を介してサーバ付端末機1に接続される端末機2,3,4を備えている。尚、本実施の形態においては、サーバ付端末機1に接続される端末機の数を3台として説明するが、端末機の数はこれに限定されるものではない。
通信システムの端末(単に端末と呼ぶ)10は、図2に示すように、サーバ付端末機1と、サーバ付端末機1に夫々接続されたモニター手段としてのテレビ11、撮影手段としてのカメラ12、データ中継手段としてのルータ13、集音手段としてのマイクロフォン14、入力手段としてのマウス機能付テンキー装置15、光報知手段としてのランプ16、音響報知手段としてのブザー17、振動報知手段としてのバイブレータ18で構成される。また、端末20は、サーバの付いていない端末機2と、端末機2に夫々接続されるテレビ21、カメラ22、ルータ23、マイクロフォン24、マウス機能付テンキー装置25、ランプ26、ブザー27、バイブレータ28で構成される。端末30,40の構成は端末20の構成と同様である。端末10は福祉センター(以下、センターと呼ぶ)等、複数人が利用する場所に設置される。一方、端末20,30,40は各家庭に設置される。
サーバ付端末機1としては、インターネット通信手段やメモリー(記憶手段)、音声収録再生手段、映像収録再生手段を備えた一般的なコンピュータが挙げられる。そして、このコンピュータには、本実施の形態の通信システムに係わるコミュニケーションサーバとしてコンピュータを作動させるための専用ソフトが搭載されている。サーバ付端末機1は、サーバ付端末機1を含めた各端末機1,2,3,4間で接続すべき端末機を探して接続するという交換機や、各端末機1,2,3,4間で伝言すべき端末機を探してメッセージを知らせるという伝言サーバの役目をする。
端末10のサーバ付端末機1は固定IPアドレスを有しており、端末20,30,40側の端末機2,3,4のIPアドレスは、ADSL等を介してサーバ付端末機1に接続されると与えられるIP(以下、非固定IPと称す)アドレスである。端末20,30,40の端末機2,3,4が特定IP網90を介してサーバ付端末機1に接続し非固定IPアドレスを取得することで、他の端末10,20,30,40のいずれかと2元テレビ電話を、或いは他の端末10,20,30,40のうちの複数と多元テレビ電話を、夫々行うことが可能になる。
テレビ11,21,31,41は一般に普及しているものであって、通信システムにおけるモニター手段として機能する。通信システムの機能のひとつであるテレビ電話において、カメラ12,22,32,42が撮影した端末10,20,30,40の利用者(以下、利用者という場合がある)側の映像は相手側のテレビに映し出されるとともに、利用者がしゃべった言葉はその利用者側のマイクロフォン14,24,34,44で集音されて相手側のテレビのスピーカから出力される。ルータ13,23,33,43はデータを中継する機器であって、IPアドレスを見て、どの経路を通して転送すべきかを判断する経路選択機能を持つ。また、ルータ13,23,33,43は自分の対応しているプロトコル以外のデータはすべて破棄する。よって、特定IP網90の外部からの第三者の間違い電話や迷惑電話はシャットアウトされる。
ランプ16,26,36,46、ブザー17,27,37,47及びバイブレータ18,28,38,48は、利用者の身の回りに設置され、通信システムの機能のひとつである電子メールの受信が行われた際に作動する。具体的には、端末機1,2,3,4が電子メールを受信すると、ランプ16,26,36,46が点灯或いは点滅し、ブザー17,27,37,47が鳴り、バイブレータ18,28,38,48が振動する。これにより、視覚、聴覚、触覚を通じて利用者に電子メールが届いていることをいち早く知らせることができる。ランプ16,26,36,46、ブザー17,27,37,47、バイブレータ18,28,38,48は、本実施の形態のように併用される構成であっても、いずれか1つが単独で用いられる構成であってもよい。
入力手段としてのマウス機能付テンキー装置15,25,35,45は、図3に示すように、家電量販店等で普通に売られている汎用パーソナルコンピュータ向けのテンキー付マウス(所謂テンキーマウス)であって、0〜9の10個のボタンと、左クリックボタン69、右クリックボタン70、ホイール71、「000」ボタンや「Enter」ボタンなどを有する。このように、パソコン向けに市販されているテンキー付マウスを入力装置として流用することができるため、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。なお、マウス機能付テンキー装置15,25,35,45は、家電量販店等で普通に売られている汎用パーソナルコンピュータ向けのテンキー装置を改造してマウス機能を付加したもの、或いは同様にして売られているマウスを改造してテンキー機能を付加したものであってもよい。
本実施の形態においては、マウス機能付テンキー装置15,25,35,45を有線で端末機1,2,3,4に接続しているため、テレビのリモコンの無線電波と混線することがない。なお、マウス機能付テンキー装置15,25,35,45を無線で端末機1,2,3,4に接続する構成であってもよい。そして、利用者がテレビ電話等の後述する各メニューを利用する際、このマウス機能付テンキー装置15,25,35,45に設けられたボタンで全ての動作を実行することができるようにプログラムが構成されている。
図1に戻って、広域インターネット網91には、ルータ53を介してウェブサーバ5が接続されるとともに、携帯電話6や汎用パーソナルコンピュータ(パソコン)7、タブレットPC8等の情報端末が接続される。特定IP網90はこのような広域インターネット網91と接続しているため、携帯電話6やパソコン7、タブレットPC8等の情報端末の利用者はもとより、端末10,20,30,40の利用者も広域インターネット網91に侵入して、インターネット上のウェブサイトを閲覧したり、電子メールを送受信したりすることが可能である。
図4において、テレビ11,21,31,41にはマウス機能付テンキー装置15,25,35,45のテンキー部分のボタン配列(図3参照)と同じ配列で並び、個々が対応するメニューを表示する複数の分割画面が映し出される。具体的には、マウス機能付テンキー装置15,25,35,45の「1」ボタン、「2」ボタン、「3」ボタン、「4」ボタン、「5」ボタン、「Num Lock」ボタン、「BS」ボタンに夫々対応する分割画面には、順に「インターネット」、「けいじばん」、「テレビでんわ」、「おはなしひろば」、「れんらくメール」、「そうだんまどぐち」、「きんきゅうつうほう」のメニューが表示されている。これにより、端末機10,20,30,40の利用者が高齢者や子供であっても、どのボタンがどのメニューに対応しているのかが一目瞭然である。
そして、テレビ11,21,31,41に表示される複数の分割画面のいくつかは、対応するボタンが押されると、その分割画面のメニューに対応する複数のメニューが、複数の分割画面としてテレビ11,21,31,41に表示されるようになっている。例えば、マウス機能付テンキー装置15,25,35,45の「3」ボタンを押して、「テレビでんわ」を選択・確定した場合には、図5に示すようなテレビ電話の相手を選択するための複数の分割画面が表示される。このように、1つのメニュー(分割画面)に複数のメニュー(分割画面)を対応させていくことで、利用者の選択の幅を容易に広げることができる。ここで、「テレビでんわ」とは2元テレビ電話を指す。
なお、図4に示す選択前の画面と、図5に示す選択後の画面は、異なる態様で表示される。具体的には、背景の色、文字の色、文字の大きさ、文字の書体、画面の配置等のいくつかの点で両者の態様が相違するようにされている。これにより、利用者に画面が切り替わったことを視認させることができるので、利用者の操作ミスを低減させることができる。
また、先の例で、マウス機能付テンキー装置15,25,35,45の「3」ボタンが押されて図4の「テレビでんわ」が選択・確定されると、「テレビでんわ」を表示した分割画面が、他の分割画面と異なる態様で表示された後に、図5に示す画面に切り替わるようにされている。具体的には、選択・確定された分割画面と他の分割画面とは、背景の色、文字の色、文字の大きさ、文字の書体、画面の配置等のいくつかの点でその態様が相違するようにされている。これにより、利用者にとって、どのメニューを選択・確定したのかが一目瞭然である。
次に、各メニューを1つ1つ具体的に説明する。ここで、端末20,30,40を家庭で利用する者を家庭側利用者と呼び、端末10をセンターで利用する者をセンター側利用者と呼び、両者を端末機の利用者又は利用者と呼ぶ。また、「えーさん」は端末20の利用者であり、「びーさん」は端末30の利用者であり、甲は端末40の利用者であり、「センター」の人は端末10の利用者であるものとする。
まず、利用者が図4に示す一番はじめの画面において、「テレビでんわ」を選択した場合について説明する。利用者が手元のマウス機能付テンキー装置の「3」ボタンを押すと、図5に示すような、マウス機能付テンキー装置のテンキー部分のボタン配列と同じ配列で並び、個々が対応するメニューを表示する複数の分割画面が表示された画面に切り替わる。テレビ電話の相手(接続先)は予めプリセットされており、本実施の形態においては、家庭側利用者である甲(以下、単に甲という)のテレビ電話の相手は、センター側利用者である「センター」の人、家庭側利用者である「えーさん」、「びーさん」である。また、「おはなしひろば」においては、センター側の端末10のサーバ付端末機1が接続先となっている。ここで、「おはなしひろば」とは、多元テレビ電話を指す。
甲は「センターにでんわ」、「えーさんにでんわ」、「びーさんにでんわ」、「おはなしひろば」のいずれかを、マウス機能付テンキー装置の「1」〜「4」ボタンを用いて選択・確定することができる。このように、マウス機能付テンキー装置のテンキー部分の操作が単純で、その操作方法も明快であるため、利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすい。
ここで、甲が例えばマウス機能付テンキー装置45の「1」ボタンを押して「センターにでんわ」を選択・確定した場合、甲の端末40の端末機4が特定IP網90を介してセンター側の端末10のサーバ付端末機1に接続し、サーバ付端末機1から非固定IPアドレスを取得する。このように、サーバ付端末機1のサーバ機能を利用することにより、甲の端末40とセンター側の端末10との回線が繋がって、図6に示すような3分割画面に切り替わり、センターの人の映像を映した大画面92と、自分(甲)の映像を映した小画面93と、「おわる」を表示した分割画面98とがテレビ画面に表示される。そして、甲はテレビ41とマイクロフォン44とカメラ42を用いてセンターの人と2元テレビ電話を行うことができる。このように、端末機の利用者はマウス機能付テンキー装置を用いて接続先となる端末機のいずれかを選択する簡単な操作により、選択された端末機と2元テレビ電話を行うことができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であっても2元テレビ電話を楽しむことができる。
2元テレビ電話の相手として家庭側利用者である「えーさん」、「びーさん」を選択した場合、サーバ付端末機1から非固定IPアドレスを取得した甲の端末40と、同じく非固定IPアドレスを取得した家庭側の端末20,30との回線がサーバ付端末機1のサーバ機能によって繋がって、「センター」の人と2元テレビ電話を行う場合と同様に、2元テレビ電話を行うことができる。また、センター側利用者も同様にして、予めプリセットされたテレビ電話の相手(接続先)と2元テレビ電話を行うことができる。2元テレビ電話を終わる場合には、「おわる」を表示した分割画面98に対応した「Enter」ボタンを押すか、後述する「Del」ボタンを押す。多元テレビ電話である「おはなしひろば」については後述する。
また、甲がテレビ電話を行った旨を記した、例えば「13:42 ***町*丁目の甲さんがテレビ電話を行いました」という定型文からなる電子メールが、甲が利用する端末機4から、予め登録しておいた他の端末機1,2,3や、パソコン7、携帯電話6といった情報端末に送信される。これにより、例えば甲が高齢者である場合に、テレビ電話の利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、甲の様子を窺い知ることができる。
次に、利用者が図4に示す一番はじめの画面において、「おはなしひろば」を選択した場合、或いは、図5に示すテレビ電話の相手を選択する画面において、「おはなしひろば」を選択した場合について説明する。利用者が図4の画面において手元のマウス機能付テンキー装置の「4」ボタンを押すか、図5に示す画面において手元のマウス機能付テンキー装置の「4」ボタンを押すと、図7に示すような、5分割された画面に切り替わる。5分割された画面のうち、4つは映像が表示される分割画面94であり、1つは「おわる」を表示した分割画面98である。4元テレビ電話の相手(接続先)は予めプリセットされており、本実施の形態においては、甲の4元テレビ電話の相手は、予め家庭側利用者である「えーさん」、「びーさん」と、センター側利用者である「センター」の人にプリセットされている。そして、甲、「えーさん」、「びーさん」の各々の端末機2,3,4が特定IP網90を介してセンター側の端末10のサーバ付端末機1にアクセスするとともに、「センター」の人がサーバ付端末機1を利用することで、最大4人で4元テレビ電話を行うことができる。このように、端末機の利用者はマウス機能付テンキー装置を用いてサーバ付端末機1へのアクセスを選択する簡単な操作により、複数の端末機1,2,3,4のうちの複数台と多元テレビ電話を行うことができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であっても複数人と同時にテレビ電話を楽しむことができる。
なお、多元テレビ電話は4元に限定されるものではなく、多元テレビ電話の参加者を増やすことで5元、6元のテレビ電話としたり、逆に多元テレビ電話の参加者を減らすことで3元のテレビ電話としたりすることも可能である。また、この4元テレビ電話の参加者は、この4元テレビ電話への参加が自由であり、必ずしも参加しなくてもよい。よって、参加者が2人以上いれば、4元テレビ電話は2元乃至4元で実行可能である。また、センター側利用者も同様にして、予めプリセットされた接続先の3人と4元テレビ電話を行うことができる。
また、甲が多元テレビ電話を行った旨を記した、例えば「10:36 ***町*丁目の甲さんがテレビ電話を行いました」という定型文からなる電子メールが、甲が利用する端末機4から、予め登録しておいた他の端末機1,2,3や、パソコン7、携帯電話6といった情報端末に送信される。これにより、例えば甲が高齢者である場合に、テレビ電話の利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、甲の様子を窺い知ることができる。
次に、利用者が図4に示す一番はじめの画面において、「インターネット」を選択した場合について説明する。利用者が手元のマウス機能付テンキー装置の「1」ボタンを押すと、図8に示すような、マウス機能付テンキー装置のテンキー部分のボタン配列と同じ配列で並び、個々が対応するメニューを表示する複数の分割画面が表示された画面に切り替わる。インターネットの接続先となるウェブサイトのアドレスは予めプリセットされているため、利用者はアドレスを入力するという煩雑な作業を行わなくて済む。
本実施の形態においては、甲は「長男のホームページ」、「長女のホームページ」、「えーさんのホームページ」、「しゅみのホームページ」、「けんこうかんれんのホームページ」、「びーさんのホームページ」のいずれかを、マウス機能付テンキー装置45の「1」〜「6」ボタンを用いて選択・確定することができるようにされている。
ここで、甲が例えばマウス機能付テンキー装置45の「4」ボタンを押して「しゅみのホームページ」を選択・確定した場合、図9に示すような画面に切り替わり、甲は「スポーツのホームページ」、「囲碁のホームページ」、「将棋のホームページ」、「おどりのホームページ」、「ゲームのホームページ」のいずれかを、マウス機能付テンキー装置45の「1」〜「5」ボタンを用いて選択・確定することができるようになる。そして、甲が、例えばマウス機能付テンキー装置45の「2」ボタンを押して「囲碁のホームページ」を選択・確定した場合には、端末機4は広域インターネット網91を介してインターネット上の複数のウェブサイトのうち予めアドレスがプリセットされた図10に示す囲碁のホームページに接続し、テレビ画面97にはその囲碁のホームページのウェブサイト画面110が表示される。また、テレビ画面97には、ウェブサイト画面110の他に「おわる」を表示した分割画面98が右下に表示されているため、甲は「おわる」の分割画面98に対応した「Enter」ボタンを押すことで、図4に示す一番はじめの画面に戻ることができる。後述の「Del」ボタンを押した場合も同様である。
また、甲が図10に示すような「インターネット」を実行中に、マウス機能付テンキー装置45が有するマウス機能、具体的にはホイール71や左クリックボタン69を用いて、ウェブサイト画面110の画面を上下左右にスクロールさせることができるようにされている。よって、甲はインターネットを十分に楽しむことができる。また、マウス機能付テンキー装置45が有するマウス機能を用いて、ウェブサイト画面110に表示されたカーソル111を自在に動かすことができるようにされている。そして、左クリックボタン69を押すことで、カーソル111が示すリンク先にアクセスすることができるようにされている。これにより、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、利用者のアクセス自由度が広がる。なお、右クリックボタン70の機能は任意に設定すればよく、例えば、後述の「Del」ボタンと同じ機能であってもよい。
このように、利用者はマウス機能付テンキー装置を用いて接続先となるウェブサイトのいずれかを選択する簡単な操作により、選択されたウェブサイトを閲覧することができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であってもインターネットを楽しむことができる。また、センター側利用者も同様にして、端末機1から広域インターネット網91を介して、予めアドレスがプリセットされた複数のウェブサイトのうちの選択先のウェブサイトを閲覧することができる。
なお、テレビ画面97全体にウェブサイト画面110が表示され、「おわる」を表示した分割画面98がウェブサイト画面110に重畳されて表示される構成であってもよい。
また、甲がインターネットを行った旨を記した、例えば「14:08 ***町*丁目の甲さんがインターネットを利用しました」という定型文からなる電子メールが、甲が利用する端末機4から、予め登録しておいた他の端末機1,2,3や、パソコン7、携帯電話6といった情報端末に送信される。これにより、例えば甲が高齢者である場合に、インターネットの利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、甲の様子を窺い知ることができる。
次に、家庭側利用者が図4に示す一番はじめの画面において、「けいじばん」を選択した場合について説明する。家庭側利用者が手元のマウス機能付テンキー装置の「2」ボタンを押すと、図11に示すような、マウス機能付テンキー装置のテンキー部分のボタン配列と同じ配列で並び、個々が対応するメニューを表示する複数の分割画面が表示された画面に切り替わる。ここで、「けいじばん」とはインターネット上の掲示板として運営されているウェブサイトのみを接続先とするインターネットの一種である。
「けいじばん」の接続先となるウェブサイトのアドレスは、「インターネット」と同様に、予めプリセットされているため、利用者はアドレスを入力するという煩雑な作業を行わなくて済む。本実施の形態においては、甲は「やくばからのれんらく」、「きゅうしょくのメニュー」、「センターのカレンダー」、「やくばのサービス」、「やくばからのきんきゅうつうほう」のいずれかを、マウス機能付テンキー装置45の「1」〜「5」ボタンを用いて選択・確定することができるようにされている。
ここで、甲がマウス機能付テンキー装置45の「1」ボタンを押して「やくばからのれんらく」を選択・確定した場合、甲の利用する端末機4は広域インターネット網91を介して、自治体のホームページ上の掲示板として運営されているウェブサイトに接続し、図12に示すように、その掲示板の掲示画面96がテレビ画面97に表示される。テレビ画面97には、掲示画面96の他に「おわる」を表示した分割画面98が右下に表示されているため、甲は「おわる」の分割画面98に対応した「Enter」ボタンを押すことで、図4に示す一番はじめの画面に戻ることができる。後述の「Del」ボタンを押した場合も同様である。
また、図11において、甲がマウス機能付テンキー装置45の「2」ボタンを押して「きゅうしょくのメニュー」を選択・確定した場合、同様にして図13に示すような、給食センターが運営するホームページ上の掲示画面96がテレビ画面97に表示される。また、図11において、甲がマウス機能付テンキー装置45の「3」ボタンを押して「センターのカレンダー」を選択・確定した場合、マウス機能付テンキー装置45の「4」ボタンを押して「やくばのサービス」を選択・確定した場合、マウス機能付テンキー装置45の「5」ボタンを押して「やくばからのきんきゅうつうほう」を選択・確定した場合には、夫々同様にして図14、図15、図16に示すような、センター或いは自治体が運営するホームページ上の掲示画面96がテレビ画面97に表示される。甲はこれらのウェブサイトを閲覧することで、家庭に居ながらにして様々な有用な情報を得ることができる。また、センター側利用者も同様にして、予めアドレスがプリセットされたホームページ上の掲示板を閲覧することができる。
なお、テレビ画面97全体に掲示画面96が表示され、「おわる」を表示した分割画面98が掲示画面96に重畳されて表示される構成であってもよい。
また、甲がインターネット上の掲示板を閲覧した旨を記した、例えば「08:45 ***町*丁目の甲さんが給食のメニューのページを閲覧しました」という定型文からなる電子メールが、甲が利用する端末機4から、予め登録しておいた他の端末機1,2,3や、パソコン7、携帯電話6といった情報端末に送信される。これにより、例えば甲が高齢者である場合に、インターネットの利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、甲の様子を窺い知ることができる。
次に、利用者が図4に示す一番はじめの画面において、「れんらくメール」を選択した場合について説明する。図4において利用者が手元のマウス機能付テンキー装置の「5」ボタンを押すと、図17に示すような、マウス機能付テンキー装置のテンキー部分のボタン配列と同じ配列で並び、個々が対応するメニューを表示する複数の分割画面が表示された画面に切り替わる。ここで、「れんらくメール」とは電子メールの送信行為を指す。「れんらくメール」の送信先は予め決められているため、利用者はメールアドレスを入力するという煩雑な作業を行わなくて済む。また、電子メールの文言も予め決められているため、利用者はメールの内容を入力するという煩雑な作業を行わなくて済む。
本実施の形態においては、甲は「ほうもんにゅうよく」、「ほうもんかいご」、「ヘルパーをよぶ」、「ひるごはんのちゅうもん」、「ゆうごはんのちゅうもん」、「あすのあさごはんのちゅうもん」、「ちょうなんにれんらく」、「えーさんにれんらく」、「きゅうきゅうしゃをよぶ」のいずれかを、マウス機能付テンキー装置45の「1」〜「9」ボタンを用いて選択・確定することができるようにされている。
そして、甲が「ほうもんにゅうよく」、「ほうもんかいご」、「ヘルパーをよぶ」のいずれかを選択すると、その旨の文言、例えば「私は***町*丁目の甲です。訪問入浴をお願いします」等の電子メールが介護関連施設に送信される。よって、甲は、電話やファクシミリ等の通信手段で煩わしい連絡を行わなくても、介護関連施設からの介護サービスを受けることができる。
また、甲が「ひるごはんのちゅうもん」、「ゆうごはんのちゅうもん」、「あすのあさごはんのちゅうもん」のいずれかを選択すると、その旨の文言、例えば「私は***町*丁目の甲です。夕御飯を注文します」等の電子メールが給食センターに送信される。よって、甲は、電話やファクシミリ等の通信手段で煩わしい連絡を行わなくても、給食センターからの給食サービスを受けることができる。
また、甲が「ちょうなんにれんらく」を選択すると、その旨の文言、例えば、「父さんです。電話ください」等の電子メールが甲の子供(長男)の携帯電話に送信される。よって、甲は、甲の子供が勤務先にいたとしても、休み時間などに甲に電話させることによって、比較的早くコミュニケーションを行うことができる。
また、甲が「えーさんにれんらく」を選択すると、その旨の文言、例えば、「甲です。テレビ電話しましょう」等の電子メールが、「えーさん」側の端末機2に送られる。よって、甲は、電話やファクシミリ等の通信手段で煩わしい連絡を行わなくても、「えーさん」にテレビ電話によるコミュニケーションを働きかけることができる。
また、甲が「きゅうきゅうしゃをよぶ」を選択すると、その旨の文言、例えば、「私は***町*丁目の甲です。至急救急車を遣してください」等の電子メールが消防署に送信される。よって、甲は、非常事態で電話が困難な状況において「119」番通報を行わなくても、消防署からの対応を受けることができる。これにより、利用者は、異常時にすぐに助けを求めることができるという安心感を持って生活を送ることができる。
なお、甲が給食センターと毎食の給食の契約をしている場合、毎度給食センターに電子メールを送信するのは面倒なため、「ひるごはんのちゅうもん」、「ゆうごはんのちゅうもん」、「あすのあさごはんのちゅうもん」に代えて、「ひるごはんのちゅうもんをことわる」、「ゆうごはんのちゅうもんをことわる」、「あすのあさごはんのちゅうもんをことわる」として、注文を断る場合にのみ電子メールを給食センターに送信するようにしても良い。
このように、利用者はマウス機能付テンキー装置を用いて送信先となるメールアドレスのいずれかを選択する簡単な操作により、選択されたメールアドレスに電子メールを送信することができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であっても電子メールを楽しむことができる。センター側利用者も同様にして、予め文言が決められた電子メールを予め決められた送信先に送信することができる。
また、甲が電子メールを送信した旨を記した、例えば「17:29 ***町*丁目の甲さんが明日の朝食を注文しました」という定型文からなる電子メールが、甲が利用する端末機4から、予め登録しておいた他の端末機1,2,3や、パソコン7、携帯電話6といった情報端末に送信される。これにより、例えば甲が高齢者である場合に、電子メールの利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、甲の様子を窺い知ることができる。
次に、利用者が図4に示す一番はじめの画面において、「そうだんまどぐち」を選択した場合について説明する。図4において利用者が手元のマウス機能付テンキー装置の「Num Lock」ボタンを押すと、現在の通信システムの利用状況の如何に関わらず、カウンセラーとのテレビ電話が実行されるようにされている。即ち、「そうだんまどぐち」は「テレビでんわ」の一種であって、接続先が24時間体制で待機するカウンセラーに特定され、ボタンひとつで実行されるテレビ電話である。よって、端末機の電源が入っている限り、現在行われているメニューや「そうだんまどぐち」画面がテレビ11,21,31,41に表示されているかといったことに関わらず、「Num Lock」ボタンを押せば、カウンセラーとテレビ電話を行うことができる。
なお、図1に図示していないが、カウンセラー側にも特定IP網90に接続する端末が備わっている。利用者は、図6に示すような画面において、テレビ電話を通じてカウンセラーに、生活や健康についての相談を行ったり、悩み事を打ち明けたりすることができるため、メンタル面のケアを、家庭に居ながら24時間いつでも受けることができる。
また、利用者が甲である場合において、甲がカウンセラーとテレビ電話を行った旨を記した、例えば「22:14 ***町*丁目の甲さんがカウンセリングを受けられました」という定型文からなる電子メールが、甲が利用する端末機4から、予め登録しておいた他の端末機1,2,3や、パソコン7、携帯電話6といった情報端末に送信される。これにより、甲がカウンセリングを受けた情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、甲の様子を窺い知ることができる。
次に、利用者が図4に示す一番はじめの画面において、「きんきゅうつうほう」を選択した場合について説明する。図4において利用者が手元のマウス機能付テンキー装置の「BS」ボタンを押すと、現在の通信システムの利用状況の如何に関わらず、緊急連絡先に電子メールが送信されるようにされている。即ち、「きんきゅうつうほう」は「れんらくメール」の一種であって、緊急通報機能に特化したものである。よって、端末機の電源が入っている限り、現在行われているメニューや「きんきゅうつうほう」画面がテレビ11,21,31,41に表示されているかといったことに関わらず、「BS」ボタンを押せば、緊急連絡先に電子メールが送信される。また、送信される電子メールの文言は予め決められているので、緊急時に煩わしい入力作業を行う必要はない。このように、端末機の利用者は、いざというときに緊急通報としての電子メールをボタンひとつで緊急連絡先に送信することができるため、緊急連絡先からの迅速な対応を受けることができる。
この電子メールの送信先となる緊急連絡先は予め決められており、例えば、医療機関、福祉関連施設、介護関連施設、親族、警察署、消防署、自治体のすくなくとも1つである。これにより、利用者は、異常時にすぐに助けを求めることができるという安心感を持って生活を送ることができる。本実施の形態において、甲の緊急連絡先は消防署である。甲が「BS」ボタンを押すと、例えば「私は***町*丁目の甲です。心臓病の発作が起こりましたので、至急救急車を遣してください」といった内容の電子メールが消防署に送信される。これにより、甲の身に異常が生じた場合に、甲はその情報をボタンひとつで緊急連絡先である消防署にいち早く知らせることができるため、それを受けた消防署の者は、素早く甲への対処を行うことができる。
また、甲が緊急通報の電子メールを送信した旨を記した、例えば「17:29 ***町*丁目の甲さんが緊急通報を行いました」という定型文からなる電子メールが、甲が利用する端末機4から、予め登録しておいた他の端末機1,2,3や、パソコン7、携帯電話6といった情報端末に送信される。これにより、甲が緊急通報を発信した情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、甲への対処を迅速に行うことができる。
また、甲が送信した電子メールのうち、特定の送信先のもの、例えば、上述した「れんらくメール」における消防署への電子メールや、「きんきゅうつうほう」による緊急連絡先への電子メールは、特定IP網90経由でセンターにも送信されるようにされている。よって、センター側の者も、緊急連絡先の者と同様に、素早く甲への対処を行うことができる。
以上、説明してきた端末機1,2,3,4は、固有のメールアドレスを有している。よって、他の端末機1,2,3,4から送信された電子メールを特定IP網90を介して、パソコン7、携帯電話6といった情報端末から送信された電子メールを広域インターネット網91、特定IP網90を介して、夫々受信することができる。
電子メールの受信は、現在の通信システムの利用状況の如何に関わらず行われる。よって、例えば図4の一番はじめの画面において、電子メールを受信した場合には、図18に示すように、テレビ画面の中央に電子メールが届いた旨と電子メールの内容とを表示したウィンドウ95が表示される。本実施の形態においては、高齢者である甲の子供からの電子メールを受信した場合を図示しているが、自治体からの避難勧告等の旨の電子メールであってもよい。
また、電子メールの受信と同時に、甲が利用する端末機4に接続されたランプ46、ブザー47、バイブレータ48が作動して、視覚、聴覚、触覚を通じて甲に電子メールが届いていることを報知する。
このように、端末機が電子メールの受信機能を備えていることにより、例えば甲が高齢者である場合に、離れて暮らす親族や友人、福祉関係者が甲に電子メールを送ることで、甲にコミュニケーションを働きかけることができる。また、自治体が甲を含めた利用者に災害等の緊急通報を電子メールでいち早く知らせることにより、甲を含めた利用者に避難等の対応を素早く行わせることができる。
また、このような端末機1,2,3,4においては、現在の通信システムの利用状況の如何に関わらず、マウス機能付テンキー装置15,25,35,45の「Del」ボタンを押すことで、テレビ11,21,31,41に現在表示されている画面(選択後の状態の画面)よりも前の画面(選択前の状態の画面)に表示を強制的に戻すことができるようにされている。ここで、前の画面は、図4に示す一番はじめの画面であっても、図5,図8,図9,図11,図17に示す画面であってもよい。このような戻り機能により、全くパソコンの知識がない高齢者や子供であっても、容易に選択をやり直すことができる。なお、前の画面に戻るための強制的なボタンは「Del」ボタンに限定されるものではない。
更に、図5〜図17に示す画面には、「おわる」または「もどる」を表示する分割画面98が、これに対応する「Enter」ボタンとともに表示されるようにされている。これにより、利用者が選択をやり直したいときに、「Enter」ボタンが分割画面98に表示されているため、操作に迷うことがない。なお、「おわる」または「もどる」に対応するボタンは「Enter」ボタンに限定されるものではない。
また、本実施の形態においては、カメラ、マイクロフォン、マウス機能付テンキー装置のいずれかによる入力、且つ、ランプ、ブザー、バイブレータのいずれかからの出力が1分間なされなかった場合に、自動的に図4に示す一番はじめの画面に戻るようにされている。よって、利用者が全くパソコンの知識がない高齢者や子供であっても、1分間入出力を行わないことで、容易に選択前の状態に戻って、選択をやり直すことができる。
以上説明してきた端末機1,2,3,4を常時電源が入った状態にしておくことで、利用者は上述したメニューをいつでも利用することができる。
以上のように、本実施の形態の通信システムの端末機は、全くパソコンの知識がない者であっても、手元のマウス機能付テンキー装置のボタン操作だけで通信システムの様々なメニューを利用することができる様に工夫されている。その結果、高齢者や子供であっても手軽に通信システムを活用できて、利用の機会が必然的に多くなるため、一種の監視システムとして適したシステムとすることができる。
具体的には、本実施の形態の通信システムの端末機は、複数の端末機1,2,3,4との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、複数の端末機1,2,3,4のうち接続先となる端末機のインターネットプロトコルアドレスがプリセットされ、接続先となる端末機のインターネットプロトコルアドレスが割り当てられたテンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45が接続され、接続先となる端末機のうちテンキー装置15,25,35,45により選択された端末機とテレビ電話を行うことが可能な構成にされている。これによると、端末機の利用者はテンキー装置15,25,35,45を用いて接続先となる端末機のいずれかを選択する簡単な操作により、選択された端末機とテレビ電話を行うことができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であってもテレビ電話を楽しむことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、通信システムのサーバのインターネットプロトコルアドレスがプリセットされ、通信システムのサーバのインターネットプロトコルアドレスが割り当てられたテンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45が接続され、テンキー装置15,25,35,45により通信システムのサーバへのアクセスを選択することで、複数の端末機1,2,3,4のうちの複数台と同時にテレビ電話を行うことが可能な構成にされている。これによると、端末機の利用者はテンキー装置15,25,35,45を用いて通信システムのサーバへのアクセスを選択する簡単な操作により、複数の端末機1,2,3,4のうちの複数台と同時にテレビ電話を行うことができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であっても複数人と同時にテレビ電話を楽しむことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、テレビ電話を行った旨を記した定型文からなる電子メールを予め登録した他の端末機や情報端末に送信する構成にされている。これによると、例えば端末機の利用者が高齢者である場合に、テレビ電話の利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、高齢者の様子を窺い知ることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、複数の端末機1,2,3,4との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、インターネット上の複数のウェブサイトのうち接続先となるウェブサイトのアドレスがプリセットされ、接続先となるウェブサイトのアドレスが割り当てられたテンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45が接続され、接続先となるウェブサイトのうちテンキー装置15,25,35,45により選択されたウェブサイトを閲覧することが可能な構成にされている。これによると、端末機の利用者はテンキー装置15,25,35,45を用いて接続先となるウェブサイトのいずれかを選択する簡単な操作により、選択されたウェブサイトを閲覧することができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であってもインターネットを楽しむことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、選択されたウェブサイトの閲覧を行った旨を記した定型文からなる電子メールを予め登録した他の端末機や情報端末に送信する構成にされている。これによると、例えば端末機の利用者が高齢者である場合に、インターネットの利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、高齢者の様子を窺い知ることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、複数の端末機1,2,3,4との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、送信先となるメールアドレスがプリセットされ、送信先となるメールアドレスが割り当てられたテンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45が接続され、送信先となるメールアドレスのうちテンキー装置15,25,35,45により選択されたメールアドレスに電子メールを送信することが可能な構成にされている。これによると、端末機の利用者は入力装置を用いて送信先となるメールアドレスのいずれかを選択する簡単な操作により、選択されたメールアドレスに電子メールを送信することができる。よって、全くパソコンの知識がない高齢者や子供等であっても電子メールを楽しむことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機においては、電子メールの文言は予め決められている構成にされている。これによると、伝えたい内容をボタンひとつで相手側に伝えることができるため、端末機の利用者は煩雑な入力作業を行わなくて済む。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、選択されたメールアドレスに電子メールを送信した旨を記した定型文からなる電子メールを予め登録した他の端末機や情報端末に送信する構成にされている。これによると、例えば端末機の利用者が高齢者である場合に、電子メールの利用の情報を離れて暮らす親族や福祉関係者が電子メールで知ることで、高齢者の様子を窺い知ることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、送信先となるメールアドレスには、緊急連絡先のメールアドレスが含まれている構成にされている。これによると、端末機の利用者の身に異常が生じた場合に、端末機の利用者はその情報を緊急連絡先にいち早く知らせることができるため、それを受けた緊急連絡先の者は、素早く端末機の利用者への対処を行うことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、緊急連絡先には、医療機関、福祉関連施設、介護関連施設、親族、警察署、消防署、自治体のすくなくとも1つが含まれている構成にされている。これによると、端末機の利用者は、異常時にすぐに助けを求めることができるという安心感を持って生活を送ることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、テンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45が、緊急連絡先に電子メールを送信するためのボタンを備えている構成にされている。これによると、端末機の利用者は、いざというときに緊急通報としての電子メールをボタンひとつで緊急連絡先に送信することができるため、緊急連絡先からの迅速な対応を受けることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、テンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45によって選択された後の状態を選択前の状態に戻す戻り機能を備えている構成にされている。これによると、端末機の利用者は戻り機能によって選択前の状態に戻って、選択をやり直すことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、戻り機能が、テンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45の操作によって実行される構成にされている。これによると、端末機の利用者が選択をやり直したいときに、入力装置を操作することで、強制的に選択前の状態に戻すことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、戻り機能を実行するためのテンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45の操作方法が、通信システムの端末機1,2,3,4に接続されたテレビ11,21,31,41に表示される構成にされている。これによると、端末機の利用者が選択をやり直したいときに、選択前の状態に戻すための操作方法がテレビ11,21,31,41に表示されているため、操作に迷うことがない。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、固有のメールアドレスを有し、電子メールを受信することが可能な構成にされている。これによると、例えば端末機の利用者が高齢者である場合に、離れて暮らす親族や友人、福祉関係者が高齢者に電子メールを送ることで、高齢者にコミュニケーションを働きかけることができる。また、自治体が端末機の利用者に災害等の緊急通報を電子メールでいち早く知らせることにより、端末機の利用者に避難等の対応を素早く行わせることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、電子メールを受信した際に作動する光報知手段、音響報知手段、振動報知手段の少なくとも1つを備えている構成にされている。これによると、視覚、聴覚、触覚の少なくとも1つを通じて端末機の利用者に電子メールが届いていることをいち早く知らせることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、入力装置がテンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45であり、通信システムの端末機に接続されたテレビ11,21,31,41には複数のメニューが表示され、テンキー装置15,25,35,45に備わったボタンのいずれかを選択することにより、選択されたボタンに対応するメニューを確定する構成にされている。これによると、パソコン向けに市販されているテンキー装置を入力装置として流用することができるため、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。また、テンキー装置15,25,35,45の操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機は、テンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45がマウス機能を備えており、マウス機能により、テレビ11,21,31,41に表示された画面をスクロールさせること且つ/又はテレビ11,21,31,41に表示されたカーソルを移動させることが可能な構成にされている。これによると、例えばインターネットの画面を上下左右にスクロールさせることができたり、インターネットの画面に表示されるカーソルを自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がり、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。また、マウス機能を備えたテンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45がテンキー付マウスであれば、パソコン向けに市販されているものを流用することができるため、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、テレビ11,21,31,41には、テンキー装置(マウス機能付テンキー装置)15,25,35,45のボタン配列と同じ配列で並び、個々が対応するメニューを表示する複数の分割画面が表示される構成にされている。これによると、テンキー装置15,25,35,45のボタン配列とテレビ11,21,31,41に表示された複数の分割画面の配列が同じであり、複数の分割画面のそれぞれには対応するメニューが表示されているため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、どのボタンがどのメニューに対応しているのかが一目瞭然であり、操作しやすい。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、テレビ11,21,31,41に表示される複数のメニューのいずれかが確定されると、確定されたメニューに対応する複数のメニューがテレビ11,21,31,41に表示される構成にされている。これによると、1つのメニューに複数のメニューを対応させていくことで、端末機の利用者の選択の幅を容易に広げることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、テレビ11,21,31,41に表示される複数のメニュー(分割画面)のうち、選択先のメニュー(分割画面)が、他のメニュー(分割画面)と異なる態様で表示される構成にされている。これによると、端末機の利用者にとって、どのメニュー(分割画面)が現在選択されているのかが一目瞭然である。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、テレビ11,21,31,41に表示される複数のメニュー(分割画面)のいずれかが確定されるごとに、テレビ11,21,31,41に表示される画面の態様が変化する構成にされている。これによると、端末機の利用者に画面が切り替わったことを視認させることができるので、端末機の利用者の操作ミスを低減させることができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態に係る通信システムの端末機を図19〜図21に基づいて説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。第2の実施の形態の構成が第1の実施の形態の構成と異なる点は、図19に示すように、入力装置100が「上」、「右」、「下」、「左」の4つの矢印ボタン101,102,103,104と、選択対象を確定するための確定ボタン105と、強制的に前の画面に戻るための戻るボタン106と、緊急通報を行うための緊急ボタン107と、テレビ電話でカウンセリングを受けるための相談ボタン108とを備えている点である。
入力装置100の戻るボタン106は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「Del」ボタンと同様の機能を有し、入力装置100の緊急ボタン107は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「BS」ボタンと同様の機能を有し、入力装置100の相談ボタン108は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「Num Lock」ボタンと同様の機能を有するため、これらの説明は省略する。なお、図6、図7、図10、図12〜図16において、分割画面98に表示されるボタンは、戻るボタン106や、矢印ボタン101,102,103,104のいずれかである。
テレビには、図20に示すように、左側に入力装置100の各ボタンの機能説明を表示し、右側に縦横に並んだ複数のメニューを表示した、入力装置100の操作に適した画面が表示される。利用者は「上」、「右」、「下」、「左」の4つの矢印ボタン101,102,103,104を押して、選択先となるメニュー211を移行させていく。選択先となるメニュー211は他のメニュー209と異なった態様で表示されるので、利用者にとって、どのメニューが現在選択先となっているのかが一目瞭然である。
そして、利用者が例えば「テレビでんわ」を行いたい場合には、「テレビでんわ」のメニューを選択先のメニュー211として、他のメニュー209と異なった態様で表示させた後、確定ボタン105を押してそのメニューを確定する。これにより、図21に示すようなテレビ電話の相手先を選択する画面に切り替わる。図21に示す画面は、画面の配置等の点で図20に示す画面と態様が異なっているため、利用者に画面が切り替わったことを視認させることができる。また、この画面には、「もどる」を表示した分割画面213が表示されている。利用者は、4つの矢印ボタン101,102,103,104を操作して、相手先を選択し、確定ボタン105を押すことで、図6又は図7に示した画面に移行して、2元又は4元のテレビ電話を行うことができる。このように、入力装置100の操作が単純で、その操作方法も明快であるため、利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすい。
また、利用者が図10に示すような「インターネット」を実行中に、4つの矢印ボタン101,102,103,104を用いて、ウェブサイト画面110の画面を上下左右にスクロールさせることができるようにされている。よって、利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。また、4つの矢印ボタン101,102,103,104を用いて、ウェブサイト画面110に表示されたカーソル111を自在に動かすことができるようにされている。そして、確定ボタン105を押すことで、カーソル111が示すリンク先にアクセスすることができるようにされている。これにより、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、利用者のアクセス自由度が広がる。
その他の点については第1の実施の形態と同じであるため、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態の通信システムの端末機は、入力装置100が矢印ボタン101,102,103,104と確定ボタン105とを備えており、通信システムの端末機に接続されたテレビ11,21,31,41には複数のメニュー209が表示され、矢印ボタン101,102,103,104の操作により複数のメニュー209のいずれかを選択して、確定ボタン105で確定する構成にされている。これによると、入力装置100の操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、矢印ボタン101,102,103,104は、テレビ11,21,31,41に表示された画面をスクロール可能である構成にされている。これによると、例えばインターネットの画面を上下左右にスクロールさせることができるため、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、矢印ボタン101,102,103,104は、テレビ11,21,31,41に表示されたカーソル111を移動可能である構成にされている。これによると、例えばインターネットの画面に表示されるカーソルを自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態に係る通信システムの端末機の構成を図22に基づいて説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。第3の実施の形態の構成が第1の実施の形態の構成と異なる点は、図22に示すように、入力装置200がジョイスティック201と、選択対象を確定するための確定ボタン205と、強制的に前の画面に戻るための戻るボタン206と、緊急通報を行うための緊急ボタン207と、テレビ電話でカウンセリングを受けるための相談ボタン208とを備えている点である。
入力装置200は、パソコン向けに市販されているボタン付きのジョイスティックを流用することができる場合があり、この場合には、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。この場合において、ジョイスティックに付属のボタンを確定ボタン205、戻るボタン206、緊急ボタン207、相談ボタン208として割り当てることができる。
入力装置200の戻るボタン206は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「Del」ボタンと同様の機能を有し、入力装置200の緊急ボタン207は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「BS」ボタンと同様の機能を有し、入力装置200の相談ボタン208は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「Num Lock」ボタンと同様の機能を有するため、これらの説明は省略する。なお、図6、図7、図10、図12〜図16において、分割画面98に表示される対象は、戻るボタン206や、ジョイスティック201の操作方向を示す矢印(例えば、左向きの矢印)である。
テレビには、図23に示すように、中央にジョイスティック201の操作方向として有効な方向を表わした複数の矢印212を表示し、その外側に環状に並んで配置された複数のメニュー209を表示した、入力装置200の操作に適した画面が表示される。このように、複数のメニュー209が環状に並んで配置されているため、利用者の眼の移動距離が少なくて済むので、利用者の眼の負担を低減させることができる。そして、利用者はジョイスティック201を操作して、複数のメニュー209のうち選択先となるメニュー211を選択する。ジョイスティック201の操作は単純で、その操作方法も明快であるため、利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすい。
選択先となるメニュー211は他のメニュー209と異なった態様で表示され、選択先を指し示す矢印210は他の矢印212と異なった態様で表示されるので、利用者にとって、どのメニューが現在選択先となっているのかが一目瞭然である。
そして、利用者が例えば「テレビでんわ」を行いたい場合には、「テレビでんわ」のメニューが表示された方向にジョイスティック201を倒して、「テレビでんわ」のメニューを選択先のメニュー211として他のメニュー209と異なった態様で表示させた後、確定ボタン205を押してそのメニューを確定する。これにより、図24に示すようなテレビ電話の相手先を選択する画面に切り替わる。図24に示す画面は、画面の配置等の点で図23に示す画面と態様が異なっているため、利用者に画面が切り替わったことを視認させることができる。また、この画面には、「もどる」を表示した分割画面213が表示されている。利用者は、ジョイスティック201を操作して相手先を選択し、確定ボタン205でその相手先を確定することで、図6又は図7に示した画面に移行して、2元又は4元のテレビ電話を行うことができる。
また、利用者が「インターネット」を実行中に、第2の実施の形態と同様に、ジョイスティック201を用いて、図10に示すウェブサイト画面110の画面を上下左右にスクロールさせることができるようにされている。また、ジョイスティック201を用いて、ウェブサイト画面110に表示されたカーソル111を自在に動かすことができるようにされている。
その他の点については第1の実施の形態と同じであるため、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態の通信システムの端末機は、入力装置200が、ジョイスティック201と確定ボタン205とを備えており、通信システムの端末機に接続されたテレビ11,21,31,41には複数のメニュー209が表示され、ジョイスティック201の操作により複数のメニュー209のいずれかを選択して、確定ボタン205で確定する構成にされている。これによると、パソコンやテレビゲーム機向けに市販されているボタン付きのジョイスティックを入力装置として流用することができる場合があり、この場合には、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。また、ジョイスティック201の操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、ジョイスティック201は、テレビ11,21,31,41に表示された画面をスクロール可能である構成にされている。これによると、例えばインターネットの画面を上下左右にスクロールさせることができるため、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、ジョイスティック201は、テレビ11,21,31,41に表示されたカーソル111を移動可能である構成にされている。これによると、例えばインターネットの画面に表示されるカーソル111を自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、テレビ11,21,31,41に表示される複数のメニュー209は、放射状又は環状に並んで配置されている構成にされている。これによると、端末機の利用者の眼の移動距離が少なくて済むので、端末機の利用者の眼の負担を低減させることができる。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態に係る通信システムの端末機の構成を図25に基づいて説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。第4の実施の形態の構成が第1の実施の形態の構成と異なる点は、図25に示すように、入力装置300がトラックボール301と、選択対象を確定するための確定ボタン305と、強制的に前の画面に戻るための戻るボタン306と、緊急通報を行うための緊急ボタン307と、テレビ電話でカウンセリングを受けるための相談ボタン308とを備えている点である。
入力装置300は、パソコン向けに市販されているボタン付きのトラックボールを流用することができる場合があり、この場合には、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。この場合において、トラックボールに付属のボタンを確定ボタン305、戻るボタン306、緊急ボタン307、相談ボタン308として割り当てることができる。
入力装置300の戻るボタン306は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「Del」ボタンと同様の機能を有し、入力装置300の緊急ボタン307は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「BS」ボタンと同様の機能を有し、入力装置300の相談ボタン308は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「Num Lock」ボタンと同様の機能を有するため、これらの説明は省略する。なお、図6、図7、図10、図12〜図16において、分割画面98に表示される対象は、戻るボタン306や、トラックボール301の操作方向を示す矢印(例えば、左向きの矢印)である。
テレビには、第3の実施の形態と同様に、図23に示すような、入力装置300の操作に適した画面が表示される。利用者はトラックボール301を操作して、複数のメニュー209のうち選択先となるメニュー211を選択する。トラックボール301の操作は単純で、その操作方法も明快であるため、利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすい。
また、利用者が「インターネット」を実行中に、第2の実施の形態と同様に、トラックボール301を用いて、図10に示すウェブサイト画面110の画面を上下左右にスクロールさせることができるようにされている。また、トラックボール301を用いて、ウェブサイト画面110に表示されたカーソル111を自在に動かすことができるようにされている。
その他の点については第1の実施の形態と同じであるため、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態の通信システムの端末機は、入力装置300が、トラックボール301と確定ボタン305とを備えており、通信システムの端末機に接続されたテレビ11,21,31,41には複数のメニュー209が表示され、トラックボール301で複数のメニュー209のいずれかを選択して、確定ボタン305で確定する構成にされている。これによると、パソコン向けに市販されているボタン付きのトラックボールを入力装置として流用することができる場合があり、この場合には、製造コストを抑えることができるとともに、故障しても容易に取替えを行うことができる。また、トラックボール301の操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、トラックボール301は、テレビ11,21,31,41に表示された画面をスクロール可能である構成にされている。これによると、例えばインターネットの画面を上下左右にスクロールさせることができるため、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。
また、本実施の形態の通信システムの端末機において、トラックボール301は、テレビ11,21,31,41に表示されたカーソル111を移動可能である構成にされている。これによると、例えばインターネットの画面に表示されるカーソルを自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がる。
[第5の実施の形態]
本発明の第5の実施の形態に係る通信システムの端末機の構成を図26に基づいて説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。第5の実施の形態の構成が第1の実施の形態の構成と異なる点は、図26に示すように、入力装置400が選択対象を予め決まった順番で移行させていくための選択ボタン401と、選択対象を確定するための確定ボタン405と、強制的に前の画面に戻るための戻るボタン406と、緊急通報を行うための緊急ボタン407と、テレビ電話でカウンセリングを受けるための相談ボタン408と、左クリックボタン409と、右クリックボタン410と、ホイール411とを備えている点である。入力装置400は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置15,25,35,45と同様に、マウス機能を有している。
入力装置400の戻るボタン406は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「Del」ボタンと同様の機能を有し、入力装置400の緊急ボタン407は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「BS」ボタンと同様の機能を有し、入力装置400の相談ボタン408は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「Num Lock」ボタンと同様の機能を有するため、これらの説明は省略する。なお、図6、図7、図10、図12〜図16において、分割画面98に表示されるボタンは、戻るボタン406や、確定ボタン405である。
テレビには、第3の実施の形態と同様に、図23に示す画面が表示される。利用者が選択ボタン401を押すごとに、複数のメニュー209のうち選択先となるメニュー211が決まった順番(例えば時計回り)で移行していく。利用者は実施したいメニューが選択されたところで、確定ボタン405を押すことにより、そのメニューを実行することができる。このように、入力装置400がシンプルな構成であり、操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。なお、テレビに表示される画面は図20、図21に示すような画面であってもよい。
また、利用者が図10に示すような「インターネット」を実行中に、入力装置400のマウス機能、具体的にはホイール411や左クリックボタン409を用いて、ウェブサイト画面110の画面を上下左右にスクロールさせることができるようにされている。また、入力装置400のマウス機能を用いて、ウェブサイト画面110に表示されたカーソル111を自在に動かすことができるようにされている。そして、左クリックボタン409を押すことで、カーソル111が示すリンク先にアクセスすることができるようにされている。なお、右クリックボタン410の機能は任意に設定すればよく、例えば、戻るボタン406と同じ機能であってもよい。
その他の点については第1の実施の形態と同じであるため、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態の通信システムの端末機は、入力装置400が選択ボタン401と確定ボタン405とを備えており、通信システムの端末機に接続されたテレビ11,21,31,41には複数のメニュー209が表示され、選択ボタン401を押すごとに、複数のメニュー209における選択先が順番に移行し、確定ボタン405で選択先のメニューを確定する構成にされている。これによると、入力装置400がシンプルな構成であり、操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
また、入力装置400がマウス機能を備えており、マウス機能により、テレビ11,21,31,41に表示されたウェブサイト画面110をスクロールさせること且つ/又はテレビ11,21,31,41に表示されたカーソル111を移動させることが可能な構成にされている。これによると、例えばウェブサイト画面110を上下左右にスクロールさせることができたり、ウェブサイト画面110に表示されるカーソル111を自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がり、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。
[第6の実施の形態]
本発明の第6の実施の形態に係る通信システムの端末機の構成を図27に基づいて説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。第6の実施の形態の構成が第1の実施の形態の構成と異なる点は、図27に示すように、入力装置500が選択対象を予め決まった順番で移行させていくとともに、選択対象を確定するための操作ボタン501と、強制的に前の画面に戻るための戻るボタン506と、緊急通報を行うための緊急ボタン507と、テレビ電話でカウンセリングを受けるための相談ボタン508と、左クリックボタン509と、右クリックボタン510と、ホイール511とを備えている点である。入力装置500は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置15,25,35,45と同様に、マウス機能を有している。
入力装置500の戻るボタン506は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「Del」ボタンと同様の機能を有し、入力装置500の緊急ボタン507は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「BS」ボタンと同様の機能を有し、入力装置500の相談ボタン508は、第1の実施の形態のマウス機能付テンキー装置の「Num Lock」ボタンと同様の機能を有するため、これらの説明は省略する。なお、図6、図7、図10、図12〜図16において、分割画面98に表示されるボタンは、戻るボタン506や、操作ボタン501である。
テレビには、第3の実施の形態と同様に、図23に示す画面が表示される。利用者が操作ボタン501を短く押すごとに、複数のメニュー209のうち選択先となるメニュー211が決まった順番(例えば時計回り)で移行していく。利用者は実施したいメニューが選択されたところで、操作ボタン501を長く押すことにより、そのメニューを確定して実行することができる。このように、入力装置500が必要最小限のボタンを備えたシンプルな構成であり、操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。なお、テレビに表示される画面は図20、図21に示すような画面であってもよい。
また、利用者が図10に示すような「インターネット」を実行中に、入力装置500のマウス機能、具体的にはホイール511や左クリックボタン509を用いて、ウェブサイト画面110の画面を上下左右にスクロールさせることができるようにされている。また、入力装置500のマウス機能を用いて、ウェブサイト画面110に表示されたカーソル111を自在に動かすことができるようにされている。そして、左クリックボタン509を押すことで、カーソル111が示すリンク先にアクセスすることができるようにされている。なお、右クリックボタン510の機能は任意に設定すればよく、例えば、戻るボタン506と同じ機能であってもよい。
その他の点については第1の実施の形態と同じであるため、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態の通信システムの端末機は、入力装置500が操作ボタン501を備えており、通信システムの端末機に接続されたテレビ11,21,31,41には複数のメニュー209が表示され、操作ボタン501を短く押すごとに、複数のメニュー209における選択先が順番に移行し、操作ボタン501を長く押すことで選択先のメニュー211を確定する構成にされている。これによると、入力装置500が必要最小限のボタンを備えたシンプルな構成であり、操作が単純で、その操作方法も明快であるため、端末機の利用者が高齢者や子供であっても、とっつきやすいものとすることができる。
また、入力装置500がマウス機能を備えており、マウス機能により、テレビ11,21,31,41に表示されたウェブサイト画面110をスクロールさせること且つ/又はテレビ11,21,31,41に表示されたカーソル111を移動させることが可能な構成にされている。これによると、例えばウェブサイト画面110を上下左右にスクロールさせることができたり、ウェブサイト画面110に表示されるカーソル111を自由に移動させて、リンク先のサイトに次々にアクセスしていくことができるため、端末機の利用者のアクセス自由度が広がり、端末機の利用者はインターネットを十分に楽しむことができる。
また、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明はその趣旨を超えない範囲において変更が可能である。即ち、コミュニケーションサーバがサーバ付端末機に内蔵された構成としたが、別途設けられている構成であっても良い。
また、通信システムのメニューは上述したものに限定されない。例えば、囲碁や将棋などのインターネットゲームが楽しめるようなメニューが設けられていても良い。
また、電子メールの予め決められた文言が複数あって、その中から端末の利用者が送信したい内容を選択できる構成であっても良い。
また、第1の実施の形態における表示画面は、複数の分割画面からなるものに限定されず、図28に示すような、左側にマウス機能付テンキー装置のテンキー部分を表示し、右側に選択可能なメニューを表示する画面であってもよい。
さらに、インターネット、テレビ電話、電子メールを利用できる通信システムがパソコン用のプログラムとなっており、このプログラムをパソコンにインストールして、パソコンで上述した内容のメニューを実行する構成であっても良い。この場合には、端末機はパソコンであり、第1の実施の形態で説明したマウス機能付テンキー装置のテンキー部分がキーボードに備わっているテンキーであってよい。この構成であっても操作する部分はテンキーとマウスのみであるため、パソコンの操作に不慣れな高齢者や子供が簡単に操作できて、テレビ電話、インターネット、電子メールを利用することができる。また、同様にして、第2の実施の形態で説明した4つの矢印ボタンが、パソコンのキーボードに備わっている矢印ボタンであって、他のボタン(確定ボタン、戻るボタン、相談ボタン、緊急ボタン)がキーボードのいずれかのボタンに割り当てられている構成であってもよい。また、同様にして、第5の実施の形態で説明した複数のボタン(選択ボタン、確定ボタン、戻るボタン、相談ボタン、緊急ボタン)がキーボードのいずれかのボタンに割り当てられている構成や、第6の実施の形態で説明した複数のボタン(操作ボタン、戻るボタン、相談ボタン、緊急ボタン)がキーボードのいずれかのボタンに割り当てられている構成であってもよい。
第1の実施の形態に係る通信システムの各機器の接続構成の概略を示す図である。 第1の実施の形態に係わる端末機の構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る入力装置であるマウス機能付テンキー装置を示す図である。 第1の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、一番はじめの分割画面を表す図である。 第1の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、テレビ電話の相手を選択するための分割画面を表す図である。 2元テレビ電話を行っているときの分割画面を表す図である。 4元テレビ電話を行っているときの分割画面を表す図である。 第1の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、インターネットの接続先を選択するための分割画面を表す図である。 第1の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、インターネットの接続先を更に選択するための分割画面を表す図である。 インターネット上のウェブサイトの画面を示す図である。 第1の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、インターネット上の掲示板を選択するための分割画面を表す図である。 市町村のウェブサイトの連絡事項を表示する掲示板を表す図である。 給食センターのウェブサイトのメニューを表示する掲示板を表す図である。 福祉センターのウェブサイトのカレンダーを表示する掲示板を表す図である。 市町村のウェブサイトのサービス事項を表示する掲示板を表す図である。 市町村のウェブサイトの緊急連絡事項を表示する掲示板を表す図である。 第1の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、電子メールの送信先を選択するための分割画面を表す図である。 第1の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、電子メールを受信した際の分割画面を表す図である。 第2の実施の形態に係る入力装置を示す図である。 第2の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、一番はじめの画面を表す図である。 第2の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、テレビ電話の相手を選択するための画面を表す図である。 第3の実施の形態に係る入力装置を示す図である。 第3〜第5の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、一番はじめの画面を表す図である。 第3〜第5の実施の形態に係る表示画面を示す図であって、テレビ電話の相手を選択するための画面を表す図である。 第4の実施の形態に係る入力装置を示す図である。 第5の実施の形態に係る入力装置を示す図である。 第6の実施の形態に係る入力装置を示す図である。 第1の実施の形態に係る他の表示画面を示す図であって、一番はじめの画面を表す図である。
符号の説明
1 サーバ付端末機
2〜4 端末機
5 ウェブサーバ
6 携帯電話
7 汎用パーソナルコンピュータ(パソコン)
8 タブレットPC
10,20,30,40 通信システムの端末(端末)
11,21,31,41 テレビ
12,22,32,42 カメラ
13,23,33,43,53 ルータ
14,24,34,44 マイクロフォン
15,25,35,45 マウス機能付テンキー装置
16,26,36,46 ランプ
17,27,37,47 ブザー
18,28,38,48 バイブレータ
69,409,509 左クリックボタン
70,410,510 右クリックボタン
71,411,511 ホイール
90 特定インターネットプロトコル網(特定IP網)
91 広域インターネット網
92 大画面
93 小画面
94 分割画面
95 ウィンドウ
96 掲示画面
97 テレビ画面
98,213 分割画面
100,200,300,400 入力装置
101 上ボタン
102 右ボタン
103 下ボタン
104 左ボタン
105,205,305,405 確定ボタン
106,206,306,406,506 戻るボタン
107,207,307,407,507 緊急ボタン
108,208,308,408,508 相談ボタン
110 ウェブサイト画面
111 カーソル
201 ジョイスティック
209 他のメニュー
210 選択先を指し示す矢印
211 選択先となるメニュー
212 他の矢印
301 トラックボール
401 選択ボタン
501 操作ボタン

Claims (35)

  1. 複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、
    前記複数の端末機のうち接続先となる端末機のインターネットプロトコルアドレスがプリセットされ、
    前記接続先となる端末機のインターネットプロトコルアドレスが割り当てられた1又は複数のボタンを備えた入力装置が接続され、
    前記接続先となる端末機のうち前記入力装置により選択された端末機とテレビ電話を行うことが可能な通信システムの端末機。
  2. 複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、
    通信システムのサーバのインターネットプロトコルアドレスがプリセットされ、
    前記通信システムのサーバのインターネットプロトコルアドレスが割り当てられた1又は複数のボタンを備えた入力装置が接続され、
    前記入力装置により前記通信システムのサーバへのアクセスを選択することで、前記複数の端末機のうちの複数台と同時にテレビ電話を行うことが可能な通信システムの端末機。
  3. 前記テレビ電話を行った旨を記した定型文からなる電子メールを予め登録した他の端末機や情報端末に送信する請求項1又は2に記載の通信システムの端末機。
  4. 複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、
    インターネット上の複数のウェブサイトのうち接続先となるウェブサイトのアドレスがプリセットされ、
    前記接続先となるウェブサイトのアドレスが割り当てられた1又は複数のボタンを備えた入力装置が接続され、
    前記接続先となるウェブサイトのうち前記入力装置により選択されたウェブサイトを閲覧することが可能な通信システムの端末機。
  5. 前記選択されたウェブサイトの閲覧を行った旨を記した定型文からなる電子メールを予め登録した他の端末機や情報端末に送信する請求項4に記載の通信システムの端末機。
  6. 複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、
    送信先となるメールアドレスがプリセットされ、
    前記送信先となるメールアドレスが割り当てられた1又は複数のボタンを備えた入力装置が接続され、
    前記送信先となるメールアドレスのうち前記入力装置により選択されたメールアドレスに電子メールを送信することが可能な通信システムの端末機。
  7. 前記電子メールの文言は予め決められている請求項6に記載の通信システムの端末機。
  8. 前記選択されたメールアドレスに前記電子メールを送信した旨を記した定型文からなる電子メールを予め登録した他の端末機や情報端末に送信する請求項6又は7に記載の通信システムの端末機。
  9. 前記送信先となるメールアドレスには、緊急連絡先のメールアドレスが含まれている請求項6乃至8のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  10. 前記緊急連絡先には、医療機関、福祉関連施設、介護関連施設、親族、警察署、消防署、自治体のすくなくとも1つが含まれている請求項9に記載の通信システムの端末機。
  11. 前記入力装置が、前記緊急連絡先に前記電子メールを送信するためのボタンを備えている請求項9又は10に記載の通信システムの端末機。
  12. 前記入力装置によって選択された後の状態を選択前の状態に戻す戻り機能を備えている請求項1乃至11のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  13. 前記戻り機能が、前記入力装置の操作によって実行される請求項12に記載の通信システムの端末機。
  14. 前記戻り機能を実行するための前記入力装置の操作方法が、前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段に表示される請求項13に記載の通信システムの端末機。
  15. 複数の端末機との間で情報を送受信することが可能な通信システムの端末機であって、
    固有のメールアドレスを有し、
    電子メールを受信することが可能な通信システムの端末機。
  16. 前記電子メールを受信した際に作動する光報知手段、音響報知手段、振動報知手段の少なくとも1つを備えている請求項15に記載の通信システムの端末機。
  17. 前記入力装置が矢印ボタンと確定ボタンとを備えており、
    前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、
    前記矢印ボタンの操作により前記複数のメニューのいずれかを選択して、前記確定ボタンで確定する請求項1乃至14のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  18. 前記矢印ボタンは、前記モニター手段に表示された画面をスクロール可能である請求項17に記載の通信システムの端末機。
  19. 前記矢印ボタンは、前記モニター手段に表示されたカーソルを移動可能である請求項17又は18に記載の通信システムの端末機。
  20. 前記入力装置が、ジョイスティックと確定ボタンとを備えており、
    前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、
    前記ジョイスティックの操作により前記複数のメニューのいずれかを選択して、前記確定ボタンで確定する請求項1乃至14のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  21. 前記ジョイスティックは、前記モニター手段に表示された画面をスクロール可能である請求項20に記載の通信システムの端末機。
  22. 前記ジョイスティックは、前記モニター手段に表示されたカーソルを移動可能である請求項20又は21に記載の通信システムの端末機。
  23. 前記入力装置が、トラックボールと確定ボタンとを備えており、
    前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、
    前記トラックボールで前記複数のメニューのいずれかを選択して、前記確定ボタンで確定する請求項1乃至14のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  24. 前記トラックボールは、前記モニター手段に表示された画面をスクロール可能である請求項23に記載の通信システムの端末機。
  25. 前記トラックボールは、前記モニター手段に表示されたカーソルを移動可能である請求項23又は24に記載の通信システムの端末機。
  26. 前記入力装置が選択ボタンと確定ボタンとを備えており、
    前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、
    前記選択ボタンを押すごとに、前記複数のメニューにおける選択先が順番に移行し、
    前記確定ボタンで選択先のメニューを確定する請求項1乃至14のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  27. 前記入力装置が操作ボタンを備えており、
    前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、
    前記操作ボタンを短く押すごとに、前記複数のメニューにおける選択先が順番に移行し、
    前記操作ボタンを長く押すことで選択先のメニューを確定する請求項1乃至14のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  28. 前記入力装置がマウス機能を備えており、
    前記マウス機能により、前記モニター手段に表示された画面をスクロールさせること且つ/又は前記モニター手段に表示されたカーソルを移動させることが可能である請求項26又は27に記載の通信システムの端末機。
  29. 前記入力装置がテンキー装置であり、
    前記通信システムの端末機に接続されたモニター手段には複数のメニューが表示され、
    前記テンキー装置に備わったボタンのいずれかを選択することにより、選択されたボタンに対応するメニューを確定する請求項1乃至14のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  30. 前記テンキー装置がマウス機能を備えており、
    前記マウス機能により、前記モニター手段に表示された画面をスクロールさせること且つ/又は前記モニター手段に表示されたカーソルを移動させることが可能である請求項29に記載の通信システムの端末機。
  31. 前記モニター手段には、前記テンキー装置のボタン配列と同じ配列で並び、個々が対応するメニューを表示する複数の分割画面が表示される請求項29又は30に記載の通信システムの端末機。
  32. 前記モニター手段に表示される前記複数のメニューは、放射状又は環状に並んで配置されている請求項17乃至30のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  33. 前記モニター手段に表示される前記複数のメニューのいずれかが確定されると、確定されたメニューに対応する複数のメニューが前記モニター手段に表示される請求項17乃至32のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  34. 前記モニター手段に表示される前記複数のメニューのうち、選択先のメニューが、他のメニューと異なる態様で表示される請求項17乃至33のいずれかに記載の通信システムの端末機。
  35. 前記モニター手段に表示される前記複数のメニューのいずれかが確定されるごとに、前記モニター手段に表示される画面の態様が変化する請求項17乃至34のいずれかに記載の通信システムの端末機。
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