JP2006129425A - 動画撮影中の静止画撮影方法、撮像装置、及びプログラム - Google Patents

動画撮影中の静止画撮影方法、撮像装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 動画を撮影している途中に静止画撮影を行ったあと、動画撮影を再開する際に静止画撮影時に変えられた動画像の画角に復帰させ得る撮影方法、撮像装置、及びプログラムの提供
【解決手段】 動画撮影中にキー情報を取得して操作内容を判定し(V1、V2)ズームキー操作の場合はズームレンズの位置制御を行ない(V3)、モード切り替えの場合は動画撮影を停止してズーム位置およびその時点の画像データを記憶してから(V4)、更にキー情報を調べ、静止画撮影中にモード切り替え操作が行われた場合は記憶したズーム位置にズームレンズを復帰させ(V6、V8)、記憶している切り替ええ直前の画像の半透過画像を生成すると共にと撮影再開後の画像との相関度を算出し(V9、V10)、シャッターキーが半押しされると画角を再現して動画撮影を再開してスルー表示すると共に、生成した半透過画像と相関度を表す図形を重畳表示する(V12、V14)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置で動画を撮影している途中に静止画撮影を行ったあと、動画撮影を再開する際に静止画撮影で変化した動画像の画角やフレーミングを静止画像撮影前の動画撮影時の画角と一致させる得る撮影技術に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置において、通常の静止画撮影機能に加え動画撮影機能を備えたものや、さらに静止画像や動画像と音声とを同時に録音する音声録音機能を備えたものがある。
このようなデジタルカメラでは、通常、撮影モードとして静止画撮影を行う静止画撮影モードと、動画撮影を行う動画撮影モードを設け、キー操作等のユーザ操作によってモード遷移を行う仕様になっている。
また、デジタルカメラにおいて、動画撮影中に静止画撮影を行ないたい場合があるが、従来技術として、動画撮影中に静止画の撮影操作に応じて動画フレーム撮影周期で動画フレームを撮像してバッファメモリに記憶する操作を行ないながら、次の動画フレームを記録する間に静止画を撮像して記録する技術、つまり、動画撮影処理と静止画撮影処理とを平行して行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、動画撮影中に静止画の撮影操作があったとき、動画フレームの撮影及び記憶動作をいったん中断し、その間に静止画を撮像して記録した後、動画フレームの撮像及び記録を再開する技術、つまり、静止画撮影中に記録できなかった中断期間の動画フレームに対応する補間用のフレームを別途生成して記憶しておき、動画再生時には、中断期間に補間用のフレームを表示させることにより、結果として動画撮影中の静止画撮影を可能とするものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、カメラを取り付けた雲台を自動制御して被写体方向にカメラを向くように制御する技術として、撮像した画像情報やAF機能を用いて被写体の存在する方向、位置、及び距離のうちの少なくとも一つを検出して雲台に駆動指令を送出する技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−55617号公報 特開2001−111934号公報 特開2001−305645号公報
しかしながら、動画撮影中に静止画撮影を行う場合に、静止画の画角やフレーミングを変えて撮影したくなる場合が多い。このような場合に、静止画撮影前に実行されていた動画撮影処理で得た動画の画角やフレーミングと、静止画撮影後に再開された動画撮影時の画角やフレーミングが異なることが多いが、ユーザがカメラの画角やフレーミングを変えて静止画撮影前に実行されていた動画撮影時の画角やフレーミングを再現することが困難であるため、記録された動画の画角やフレーミングにずれが生じ、動画再生時に静止画撮影前の動画と静止画撮影直後の動画との間で違和感を感ずるといった課題があった。また、このような課題は上述した特許文献1、特許文献2に開示の技術では解決できなかった。
また、上記特許文献3に記載の技術では被写体の存在する方向、位置、及び距離のうちの少なくとも一つを検出して雲台を自動制御して被写体方向にカメラを向けることができるが、被写体の存在する方向、位置、及び距離をそれぞれ検出して雲台を自動制御しても、単に現在の被写体の方向にカメラを向けるだけであり、撮影停止前の動画像と撮影再開後の動画像の画角やフレーミングのサイズや位置を合わせる訳ではないので、前回の画像と今回の画像を見比べた場合にズレが生じて違和感が生ずるという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、動画を撮影している途中に静止画撮影を行ったあと、動画撮影を再開する際に静止画撮影時に変えられた動画像の画角やフレーミングを一致させる得る撮影方法、撮像装置、及びプログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、動画を撮影して記録メモリに記録する動画撮影モードと、静止画を撮影して記録メモリに記録する静止画撮影モードを有し、被写体像を取り込んでその画像データを生成する撮像部と、生成された画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録メモリとを備えた撮像装置における撮影方法であって、動画撮影中に静止画撮影に撮影モードが切り替えられると動画撮影を停止すると共に該動画撮影停止直前の画角情報及び画像データを保持し、モード切り替え後の静止画撮影から動画撮影に撮影モードが切り替えられると保持した画角情報に基いて動画撮影停止直前の画角を再現し、更に、保持した画像データと撮影モード切り替え後に撮像部によって生成された画像データとの差分から相関度を算出し、再開後の動画撮影時に表示されるスルー画像に該算出した相関度に基く情報を重畳させて表示部に表示させること、を特徴とする動画撮影中の静止画撮影方法を提供する。
これにより、静止画撮影終了後に保持していた画像データと動画撮影時に取得する画像データとの相関度を取得し、相関度を表す図形を生成してスルー画像上に重畳表示するので、撮影者は動画撮影停止直前のフレームと略同じ撮影アングルになるように撮像装置を動かして確認し、動画撮影停止直前のフレームと略同じ撮影アングルで動画撮影を開始できる。つまり、スルー画像に相関度を表示することにより撮影アングルを動画撮影停止直前の撮影アングルに合わせやすいのでより正確なアングル設定が可能となり、スムースな動画継続が可能となる。
また、請求項2に記載の発明では、動画を撮影して記録メモリに記録する動画撮影モードと、静止画を撮影して記録メモリに記録する静止画撮影モードを有し、被写体像を取り込んでその画像データを生成する撮像部と、生成された画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録メモリとを備えた撮像装置における撮影方法であって、動画撮影中に静止画撮影に撮影モードが切り替えられると動画撮影を停止すると共に該動画撮影停止直前の画角情報及び画像データを保持し、モード切り替え後の静止画撮影から動画撮影に撮影モードが切り替えられると保持した画角情報に基いて動画撮影停止直前の画角を再現すると共に保持した画像データからフレーミング用画像を生成し、更に、保持した画像データと撮影モード切り替え後に撮像部によって生成された画像データとの差分から相関度を算出し、再開後の動画撮影時に表示されるスルー画像に該生成したフレーミング用画像と該算出した相関度に基く相関度情報を重畳させて表示部に表示させること、を特徴とする動画撮影中の静止画撮影方法を提供する。
これにより、動画撮影再開後のスルー表示の際に静止画撮影開始直前の画像を基にしたフレーミング用を相関度を表す図形と共に表示するので、視覚的に画像の位置関係を把握しやすく、更に動画撮影停止直前の撮影アングルに合わせやすくなる。
また、請求項3に記載の発明では、動画を撮影して記録メモリに記録する動画撮影モードと、静止画を撮影して記録メモリに記録する静止画撮影モードを有し、被写体像を取り込んでその画像データを生成する撮像部と、生成された画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録メモリとを備えた撮像装置における撮影方法であって、動画撮影中に静止画撮影に撮影モードが切り替えられると動画撮影を停止すると共に該動画撮影停止直前の画角情報及び画像データを保持し、モード切り替え後の静止画撮影から動画撮影に撮影モードが切り替えられると保持した画角情報に基いて静止画撮影前の動画撮影時の画角を再現し、更に、保持した画像データと該撮影モード切り替え後に撮像部によって生成された画像データとの差分から相関度を算出し、算出された相関度を基に撮像装置自体の姿勢を制御する姿勢制御装置に与える姿勢制御信号を生成し、生成した姿勢制御信号に基いて姿勢制御装置により動画撮影停止直前の該撮像装置の姿勢が復元されてから動画撮影を再開すること、を特徴とする動画撮影中の静止画撮影方法を提供する。
これにより、ユーザが静止画撮影時に画角や撮影アングルを変えても、動画撮影復帰時に元の画角を再現すると共に撮像装置の姿勢を静止画撮影開始直前の姿勢に略復元できるので、違和感のない動画を得ることができる。つまり、完全なアングルの保持及び復帰ができるので、動画撮影を再開する際に静止画撮影時に変えられた動画像の画角や撮影アングルを略一致させることができる。
また、請求項4に記載の発明では、動画を撮影して記録メモリに記録する動画撮影モードと、静止画を撮影して記録メモリに記録する静止画撮影モードを有し、被写体像を取り込んでその画像データを生成する撮像部と、生成された画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録メモリと、を備えた撮像装置であって、撮影モードを切り替えるモード切り替え手段と、動画撮影中に前記モード切り替え手段によって静止画撮影モードに撮影モードが切り替えられると動画撮影を停止する動画撮影停止手段と、動画撮影停止手段による動画撮影停止直前に撮像部によって生成された画像データを保持する画像データ保持手段と、モード切り替え後に、更にモード切り替え手段によって静止画撮影モードから動画撮影モードに撮影モードが切り替えられると、画角情報保持手段が保持している画角情報に基いて動画撮影停止直前の画角を再現する画角再現手段と、画像データ保持手段に保持した画像データと該撮影モード切り替え後に撮像部によって生成された画像データとの差分から相関度を算出する相関度算出手段と、相関度算出手段によって算出された相関度を基に相関度を表す情報を生成する相関度情報生成手段と、モード切り替え後の動画撮影モードにおいて表示されるスルー画像に相関度情報生成手段によって生成された相関度を表す情報を重畳して表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
これにより、動画撮影再開後にスルー表示の際にその半透過画像を相関度を表す図形と共に表示するので、視覚的に画像の位置関係を把握しやすく、更に動画撮影停止直前の撮影アングルに合わせやすくなる。
また、請求項5に記載の発明では、更に、画角情報保持手段が保持している画角情報と画像データ保持手段が保持している画像データとを基にフレーミング用画像を生成するフレーミング用画像生成手段を備え、表示制御手段はモード切り替え後の動画撮影モードにおいて表示されるスルー画像に更にフレーミング用画像生成手段によって生成されたフレーミング用画像を重畳して表示させる手段を含む、ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置を提供する。
これにより、動画撮影再開後にスルー表示の際にそのフレーミング用画像を相関度を表す図形と共に表示するので、視覚的に画像の位置関係を把握しやすく、更に動画撮影停止直前の撮影アングルに合わせやすくなる。
また、請求項6に記載の発明では、動画を撮影して記録メモリに記録する動画撮影モードと、静止画を撮影して記録メモリに記録する静止画撮影モードを有し、被写体像を取り込んでその画像データを生成する撮像部と、生成された画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録メモリとを備えた撮像装置であって、動画撮影中に静止画撮影に撮影モードが切り替えられると動画撮影を停止する動画撮影を停止する動画撮影停止手段と、動画撮影停止手段による動画撮影停止直前の画角情報保持する画角情報保持手段と、
動画撮影停止手段による動画撮影停止直前の撮像装置の姿勢情報を保持する姿勢情報保持手段と、モード切り替え後の静止画撮影から動画撮影に撮影モードが切り替えられると画像情報保持手段に保持した画角情報に基いて静止画撮影前の動画撮影時の画角を再現するが書く再現手段と、姿勢情報保持手段に保持した姿勢情報に基いて動画撮影停止直前の該撮像装置の姿勢を復元する姿勢制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
これにより、ユーザが静止画撮影時に画角や撮影アングルを変えても、動画撮影復帰時に元の画角を再現すると共に撮像装置の姿勢を静止画撮影開始直前の姿勢に略復元できるので、違和感のない動画を得ることができる。つまり、完全なアングルの保持及び復帰ができるので、動画撮影を再開する際に静止画撮影時に変えられた動画像の画角や撮影アングルを略一致させることができる。
また、請求項7に記載の発明では、更に、動画撮影と並行して入力音声を録音する録音手段を備え、該録音手段はモード切り替え手段によって動画撮影から静止画撮影に撮影モードが切り替えられ、静止画撮影に移行した後も録音動作を継続することを特徴とする、請求項4乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置を提供する。
これにより、動画撮影を停止して静止画を撮影している間に入力する音声を録音できるので音声の途切れがなく、再生時に違和感を生じない。
また、請求項8に記載の発明では、更に、撮影モード切り替え直前に撮像部によって生成された画像データを動画データとして静止画撮影中に所定時間間隔で繰り返して記録メモリに記録する手段を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置を提供する。
これにより、動画撮影を停止して静止画を撮影している間も動画撮影停止直前の動画が記録されるので、静止画像撮影中の動画は止まっているものの動画撮影再開時の画角等が一致しているので、再生時に違和感を生じない。
また、請求項9に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の動画撮影中の静止画撮影方法を撮像装置に実行させることを特徴とするプログラムを提供する。
これにより、ユーザは動画撮影停止直前のフレームと略同じ撮影アングルになるように撮像装置を動かして確認し、動画撮影停止直前のフレームと略同じ画角撮影アングルで動画撮影を開始できる。つまり、画角を自動的に一致させ、フレーミングを動画撮影停止直前に簡単に一致させることができる。
本発明によれば、静止画撮影のために動画撮影が一時停止するときにその時点の画角情報や画像データを記憶しておき、動画撮影再開時に記憶したその画角情報や画像データを用いて静止画撮影停止直前の画角を自動的に再現し、更に静止画撮影直前の画像と動画撮影再開後の画像との相関度を表示できるので、静止画撮影前の動画と静止画撮影終了直後に再開され撮影される動画との間で画角に違和感がなく、更に、手動による画像の位置合わせを簡単に行うことができる。また、静止画撮影のために動画撮影が一時停止するときにその時点の画像データから得る静止画撮影直前の画像と動画撮影再開後の画像との相関度を基に姿勢制御装置を用いて撮像装置の姿勢を制御して自動的に画像の位置合わせを簡単に行うこともできる。
(実施形態1)
本実施形態に係わる発明では、静止画撮影のために動画撮影が一時停止されるときに、その直前の撮影画像(画像データ)を保持(記憶)しておき、静止画撮影終了後に保持していた画像データと動画撮影時に取得する画像データとの相関度を取得し、相関度を表す図形をスルー画像上に重畳表示してフレーミングの補助を行うようにする。なお、以下の実施例では、相関度を表す図形を半透過画像等のフレーミング用画像と共に表示する場合を例として説明するが、相関度を表す図形をスルー画像上に重畳表示するようにしてもよい。
図1は、デジタルカメラの外観構成の一例を示す図であり、ここでは主として前面及び上面の構成を示す。
デジタルカメラ100は略矩形の薄板状金属外装ボディの前面に、撮影レンズ2、マイクロフォン部5、及びストロボ発光部6を配設し、上面の(ユーザにとって)右側には電源キー7、モード切り替えキー8、及びシャッターキー9を配している。
撮影レンズ2は、焦点距離を無段階に可変するズーム機能及びAF機能を有し、電源オフ時及び基本モードである再生時にはボディ内に沈胴する。マイクロフォン部5は撮影中に音声を入力して電気信号(アナログ音声信号)に変換する。
電源キー7は、電源のオン/オフ毎に操作するキーであり、モード切り替えキー8は動画撮影モードと静止画撮影モードをワンタッチで切り替えるボタンであり、動画撮影中にモード切り替えキー8を押すと静止画撮影モードになり、静止画撮影中にモード切り替えキー8を押すと動画撮影モードとなる。シャッターキー9は撮影モード時に撮影タイミングを指示する撮影指示手段である。
また、ここでは図示しないが、デジタルカメラ100の背面には各種処理モードを選択するためのモードスイッチ、メニューキー、十字キー、スピーカ、ストロボチャージランプ、及び画像表示部等を配している。さらに、底面には、記録媒体として用いるメモリーカードを着脱するためのメモリーカードスロットや、外部のパーソナルコンピュータ等と接続するためのシリアルインターフェイスコネクタとして、例えばUSB(Universal Serial Bus)コネクタ等が設けられているものとする。
図2は、デジタルカメラの回路構成の一実施例を示すブロック図である。このデジタルカメラ100は、ズーム機能とオートフォーカス(AF)機能とを備えたものであって、それを実現するためのレンズブロック10を有している。
レンズブロック10には、光軸方向に移動可能に配置されたズームレンズ及びフォーカスレンズからなる沈胴式のレンズ群11と、このレンズ群11におけるズーム位置用及びフォーカス位置用の位置検出センサ12、13とズームレンズを移動するズームモータ14及びフォーカスレンズを移動するフォーカスモータ15と、図示しない絞りを開閉する絞り用アクチュエータ16と、メカニカルシャッターを開閉するシャッター用アクチュエータ17とが設けられている。また、上記の各モータ及びアクチュエータ14〜17は、モータドライバーブロック20に設けられたズーム用(ZOOM)、フォーカス用(Focus)、絞り用(Iris)、シャッター用(Shutter)の各ドライバー21〜24によって駆動される。また、本発明の各実施形態においては、ズームモータ14とズーム用ドライバー21、フォーカスモータ15とフォーカス用ドライバー22はそれぞれ本発明のレンズ駆動手段に相当する。
上記位置検出センサ12、13、及びモータドライバーブロック20の各ドライバー21〜24はレンズコントロールブロック55からの制御信号によって動作し、センサー出力及びモータ回転数等の情報をレンズコントロールブロック55を介して制御部(CPU/ASIC(Application Specific Integrated Circuit))50に送出する。
また、デジタルカメラ100は、主としてレンズ群11の撮影光軸後方に配置された撮像素子であるCCD31と、CDS(Correlated Double Sampling)/ADブロック32、TG(Timing Generator;タイミングジェネレータ)33とからなるCCD撮像系ブロック30を有している。 CCD31は、デジタルカメラが記録モードに設定されているとき、レンズ群11によって結像された被写体の光学像を光電変換すると共に、TG33によって走査駆動され一定周期毎に光電変換出力を1画面分出力する。CDS/ADブロック32は、CCD31から出力された後、RGBの色成分毎に適宜ゲイン調整されたアナログの出力信号に対する相関二重サンプリングによるノイズ除去、及びデジタル信号への変換を行ない、カラープロセス回路40に出力する。なお、CCDは撮像素子の一種であってCMOSなど他の素子でもよい。
音声系ブロック35は、図3に示すように、音声を入力してアナログ音声信号に変換するマイクロフォン(MIC)36、及びアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して制御部50に送出するA/D変換器(ADC)37等からなる音声入力系と、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するD/A変換器(DAC)38、及び制御部50から受け取ったアナログ音声信号を変換して音声を再生し増幅して外部に出力するスピーカ(Speaker)38等からなる音声出力系とを備えている。
また、図3、図4に示すように、音声の録音と撮影動作は並行して行われ、動画撮影モードが一時停止されて静止画撮影モードに切り替えられても録音動作は継続され、動画撮影が再開されたあとも続行される。入力音声はマイクロフォン36、A/D変換器37を介して制御部50に送出された音声信号はワークメモリ60に取り込まれ、記録時に、音声圧縮処理を施された後、圧縮された動画像ファイルと共に動画ファイル(動画データ+音声データ)として画像記録部80に着脱自在に装着される記録媒体(例えば、SDカード)に記録保存される。
カラープロセス回路40は、入力した撮像信号に対し画素補間処理を行うカラープロセス処理を施し、デジタル値の輝度信号(Y)及び色差信号(Cb、Cr)を生成して本発明の制御手段であってデジタルカメラ100全体を制御する制御部50へ出力する。
JPEG/MPEG部45は静止画撮影モードでは、記録時に、ワークメモリ60に取り込まれている静止画像データをADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮する。そして得た符号データを1画像のデータファイルとしてJPEG/MPEG回路27から読出し、画像記録部80のSDカードに記録保存する。
また、動画画撮影モードでは、記録時に、ワークメモリ60に取り込まれている一連の動画像データをMPEG(Moving Picture Experts Group)方式等によりデータ圧縮する。そして得た符号データを1画像のデータファイルとしてJPEG/MPEG回路27から読出し、画像記録部80のSDカードに記録保存する。
上記JPEG/MPEG部45は複数の圧縮率に対応しており、圧縮率に対応させて記憶するモードは圧縮率の低い高解像度(一般に、高精密、ファイン、ノーマルなどと呼ばれる)に対応するモードと圧縮率の高い低解像度(一般にエコノミーなどと呼ばれる)モードがある。
また、高画素数から低画素数にも対応している。例えば、SXGA(1600×1200)、XGA(1024×786)、SVGA(800×600)、VGA(640×480)等と呼ばれる画素サイズがある。
制御部50は、実際にはRAMやフラッシュメモリ等の内部メモリや各種の演算処理回路、データの入出力インターフェイス等を備えたマイクロプロセッサーであり、制御部50に送られたデジタル信号(画像信号)はDRAM等のワークメモリ60に一時保存されると共に画像表示部70に送られる。そして1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及び画像記録部80の記録媒体(例えば、SDカード)への全圧縮データの書込み終了に伴って、制御部50はCCD31からワークメモリ60への経路を再び起動する
また、制御部50は、フラッシュメモリ等の書き換え可能なメモリに記憶されている各種のレンズ動作制御プログラムや、キーブロック90からの操作信号等に基づき、レンズコントロールブロック55に対して、前述したモータドライバーブロック20の各種ドライバー21〜24に送る駆動信号を生成させ、それによりズームレンズやフォーカスレンズの位置制御、絞りの開度、メカニカル開閉動作を制御する。その際、制御部50には、レンズコントロールブロック55を介して、ズーム位置用及びフォーカス位置用の位置検出センサ12、13によって検出したズームレンズやフォーカスレンズのレンズの位置情報が逐次入力する。
画像表示部70は、ビデオエンコーダ、VRAMコントローラ、VRAM、液晶モニタ及びその駆動回路を含み、送られたデジタル信号に基づくビデオ信号をビデオエンコーダによって生成し、それに基づく表示画像、すなわちCCD31に撮像された被写体のスルー画像やメニューデータ等、を液晶モニタに表示する。
また、画像表示部70はモニタ表示部(電子ファインダ)として機能するもので、ビデオエンコーダからのビデオ信号に基づいた表示を行うことで、その時点でVRAMコントローラから取込んでいる画像情報に基づく画像をリアルタイムに表示することになる。
このように画像表示部70にその時点での画像がモニタ画像としてリアルタイムに表示されているいわゆるスルー画像の表示状態で、上記シャッターキー9を操作するとトリガ信号を発生する。
制御部50はこのトリガ信号に応じてその時点でCCD31から取込んでいる1画面分の輝度及び色差信号のワークメモリ60へのDMA転送の終了後、直ちにCCD31からのワークメモリ60への経路を停止し、記録保存の状態に遷移する。
画像記録部80は、具体的にはカードインターフェイス、及びそれを介して制御部50に接続され、かつカメラ本体に着脱自在に装着される不揮発性の各種メモリカード(例えば、SDカード)から構成される。画像記録部80に記録された画像データは、再生モードにおいて制御部50に読み出され、JPEG/MPEG部45によって伸張された後、画像表示部70へ送られ、液晶モニタに表示される。
キーブロック90は、上述した電源キー7、モード切り替ええキー8、シャッターキー9、メニューキー、ズームキー等の各種キーと、それらの入力を受け付け、それに応じた操作信号を制御部50に送るサブCPU/ASIC(図示せず)とから構成されている。なお、サブCPU/ASICは、必要に応じモード切り替えボタンの状態を示す状態信号(以下、キー情報)を制御部50に送る。
また、デジタルカメラ100に画像の輪郭を抽出する輪郭抽出部46を設けるようにしてもよい。輪郭抽出部46は画像の輪郭を抽出して輪郭データを出力するものであり、公知の方法によって輪郭を抽出するものであってもよい。
図3は、録音と録音の並行動作による音声データと画像データの遷移の説明図である。音声系ブロック35でデジタルの音声信号に変換された音声データは音声圧縮処理部48で圧縮処理されて動画撮影開始から終了まで継続して録音(つまり、画像記録部80のSDカードに記録)される。
一方、CCD撮像系ブロック30、カラープロセス回路40を得て生成されたデジタル画像データはJPEG/MPEG部45で圧縮処理され、動画撮影モードでは継続して記録されるが、モード切り替えキー8が押されて静止画撮影モードになった場合にはシャッターキー9を全押しした後の静止画像のみを取り込み、動画とは別の静止画像ファイルとして記録する。また、静止画撮影モード中は、動画データとしてモード切り替えキー8の押下げ直前に取り込まれた画像データを繰り返し動画データとして使用して記録する(このようにすることにより、前回データと同じということでメモリ容量が少なくて済む)。次に、もう一度モード切り替えキー8が押されると動画撮影が開始され、新しい動画信号の記録が開始される。また、上記音声データは記録される動画データに時系列的に対応づけられて記録(録音)される。
図4は、画像記録部80に記録される動画ファイル及び静止画ファイルの模式図である。動画ファイル140はファイルサイズ、フレーム数、音声データサイズなどの情報を含むヘッダ部141と、音声や画像の実データを含むデータ部142、及びランダムアクセスを容易にするためのインデックス部143からなる。データ部142において、静止画撮影モード中は、音声のみ取り込む。動画像はモード切り替えキー8の押し下げ直前に取り込まれた動画データを繰り返し記録する。また、この間に撮影された静止画データは静止画ファイル145として記録される。
図5は本実施形態における撮影モードにおけるワークメモリの領域使用状態の説明図であり、図5(a)は撮影待機中のワークエリア60の状態、図5(b)は動画撮影中のワークエリア60の状態、図5(c)は動画/静止画切り替え中のワークエリア60の状態、図5(d)は静止画撮影中のワークエリア60の状態を示す。
ここで、撮影待機中とはデジタルカメラ100を起動した直後でのスルー表示状態をいい、撮影待機中はワークエリア60には、図5(a)に示すように、音声用バッファ61及びスルー表示用バッファ62が確保され、音声用バッファ61には撮影待機中に取り込まれる音声データが記憶され、スルー表示用バッファ62には撮影待機中に取り込まれる被写体画像データが記憶される。
動画撮影中にワークエリア60には、図5(b)に示すように、更に、動画用バッファ63が確保され、音声用バッファ61には動画撮影中に取り込まれる音声データが記憶され、スルー表示用バッファ62には動画撮影中に取り込まれる被写体画像データが記憶され、動画用バッファ63には動画撮影により取り込まれる動画像データが記憶される。
また、動画/静止画切り替え中には、図5(c)に示すように、音声用バッファ61、スルー表示用バッファ62のほか、スルー画像退避エリア66が確保され、音声用バッファ61には動画/静止画切り替え中に取り込まれる音声データが記憶され、スルー表示用バッファ62には動画/静止画切り替え中に取り込まれる被写体画像データが記憶され、スルー画像退避エリア66には最終スルー画像フレーム(モード切り替えキー8の操作直前のスルー画像フレーム)が記録される。
静止画撮影中にはワークエリア60には、図5(d)に示すように、音声用バッファ61及びスルー表示用バッファ62のほか、静止画用バッファ63及びスルー画像退避エリア66が確保され、音声用バッファ61には静止画撮影中に取り込まれる音声データが記憶され、スルー表示用バッファ62には静止画撮影中に取り込まれる画像データが記憶され、静止画用バッファ64には静止画撮影により取り込まれる静止画像データが記憶され、スルー画像退避エリア66には最終スルー画像フレームが記憶されている。
なお、一連のどの動作においてもスルー表示は続いているので、スルー表示用バッファ62は常に使用されている。
図6は、本実施形態における動画撮影モードと静止画撮影モードの切り替え動作を示すフローチャートである。以下に示す処理は基本的に制御部50が予めフラッシュメモリ等のプログ格納メモリに固定記憶したプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリに格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。以下、図1〜図4に基いて説明する。
なお、本実施形態ではシャッターキー9が2段階のストローク操作で動作し、基本的な動作として、動画撮影モードでは、第1段階のストローク操作、つまり、シャッターキー9の「半押し」状態で動画撮影を開始し、その後の第2段階のストローク操作、つまり、シャッターキー9の「全押し」状態で動画撮影を終了するものとする。
また、静止画撮影モードではシャッターキー9の「半押し」状態でAF動作を実行して合焦状態と露出状態をロックし、その後の第2段階のストローク操作、つまり、シャッターキー9の「全押し」状態でロックした合焦状態及び露出状態による撮影を行うものとする。
図6で、動画撮影モードが選択されると、音声系ブロック35を介して録音が開始されると共に、CCD撮像系ブロック30、カラープロセス回路40を介して動画データが取り込まれて画像表示部70にスルー画像表示され、シャッターキー9の半押し操作により動画撮影が開始され被写体画像の動画データ及び録音データが画像記録部80に記録される(ステップV0)。
制御部50は上記ステップV0の動画撮影中にキー情報(つまりキーブロック90からの状態信号)を取得すると(ステップV1)、そのキー情報を調べ、キー情報がズームキーの操作状態を示す場合はステップV3に進み、モード切り替えキー8の押し下げを意味する場合はステップV4に進み、シャッターキー9の全押しを意味する場合はステップV16に進む(ステップV2)。
ズームキーが操作されると、制御部50はズームレンズ制御を行う。つまり、ズーム位置検出センサ12からのズームレンズの位置情報とズームキーの操作に対応したズームレンズ移動情報からズームレンズ制御信号を生成してレンズコントロールブロック55を介してズームモータドライバ21に送り、ズームモータ14を駆動させてズームレンズをワイド側又は望遠側に移動させ、ステップV1に戻る(ステップV3)。
モード切り替えキー8が押されると、制御部50は、動画撮影(つまり、動画記録部80へ動画データ及び録音データの記録)を停止し、その直前にズーム位置検出センサ12から取得したズーム位置情報とスルー表示されていた動画の画像データをRAMに保持(一時記憶)してステップV5に進む(ステップV4)。
制御部50はモード切り替えキー8の操作後、更にキー情報の取得を待ち、キー情報を取得すると(ステップV5)、そのキー情報を調べ、キー情報がズームキーの操作状態を示す場合はステップV7に進み、モード切り替えキー8の押し下げを意味する場合はステップV8に進み、シャッターキー9の半押しを意味する場合はステップV15に進む(ステップV6)。
ズームキーが操作されると、制御部50は上記ステップV3と同様のズームレンズ制御を行ない、ズームモータ14を駆動してズームレンズをワイド側又は望遠側に移動させ、ステップV5に戻る(ステップV7)。
モード切り替えキー8が押された場合は、上記ステップV4でRAMに保持したズーム位置情報を取り出し、そのズーム位置情報を基にズームレンズ制御信号を生成してレンズコントロールブロック55を介してズームモータドライバ21に送り、ズームモータ14を駆動させてズームレンズをワイド側又は望遠側に移動させて、ズームレンズの位置を上記ステップV4での動画撮影停止直前の位置に復帰させ(ステップV8)、上記ステップV4でRAMに保持した画像データから更に画素を間引いた半透過画像72、74を生成する(ステップV9)。
また、制御部50は上記ステップV4で保持した画像データとCCD撮像系30から新たに取り込んだ画像データから左右及び上下の角度の差分を演算して撮影アングルの相関度を得て相関度を表示する図形データを生成する。ここで、相関度の計算は、センサの位置情報を覚えていて比較してもよいし、画素値の比較計算をしてもよい。画素値の比較計算は、例えば対応する画素毎にデータの差を取り、差を閾値と比較し、閾値レベル以下の画素を相関部として抽出し、全画素に対する相関部の比率を相関度とする(ステップV10)。
制御部50は更にキー情報の取得を待ち、キー情報を取得すると(ステップV11)、そのキー情報を調べ、キー情報がズームキーの操作状態を示す場合はステップV13に進み、モード切り替えキー8の押し下げを意味する場合はステップV5に戻り、シャッターキー9の半押しを意味する場合はステップV14に進む(ステップV12)。
ズームキーが操作されると、制御部50は上記ステップV3と同様のズームレンズ制御を行ない、ズームモータ14を駆動してズームレンズをワイド側又は望遠側に移動させ、ステップV9に戻る(ステップV13)。
シャッターキー9の半押しがあると、動画撮影を開始して透過画像および相関度を表示する図形75を動画スルー画像上に表示しフレームミング補助を行ない(図7のステップT1〜T7参照)、動画撮影が終了した場合はステップV1に戻る(ステップV14)。
また、上記ステップV6でシャッターキー9の半押しがあると、静止画撮影処理等(図8のステップU1〜ステップU7参照)を開始させステップV5に戻る(ステップV15)。
また、上記ステップV0の動画撮影中にシャッターキー9が全押しされると動画撮影を終了し、図4の例に示したように動画撮影モードで記録した動画データ及び録音データを併せて動画ファイルとして画像記録部80に記録し直す(ステップV16)。
上記図6のフローチャートに示す動作により、静止画撮影のために動画撮影が一時停止するときにその直前のズーム位置情報と共に撮影画像(画像データ)を保持(記憶)しておき、静止画撮影終了後に保持していた画像データと動画撮影時に取得する画像データとの相関度を取得し、相関度を表す図形を生成してスルー画像上に重畳表示するので、撮影者は動画撮影停止直前のフレームと略同じ撮影アングルになるようにデジタルカメラ100を動かして確認し、動画撮影停止直前のフレームと略同じ撮影アングルで動画撮影を開始できる。すなわち、スルー画像に相関度を表示することにより撮影アングルを動画撮影停止直前の撮影アングルに合わせやすいのでより正確なアングル設定が可能となり、スムースな動画継続が可能となる。
つまり、画角(例えば、対角線画角)は撮影レンズの焦点距離と画面サイズによって決定されるが、画面サイズは一定であるからズーム位置に追従して変化する撮影レンズの焦点距離はズーム位置情報を基に知ることができる。したがって、ズーム位置情報を画角情報として動画撮影停止直前にRAM等のメモリに保持し、動画撮影再開後に取り出して画角復帰のために用いることができる。
また、上記図6のフローチャートに示したように、静止画像撮影が終了すると保持していた画像データを基に半透過画像を生成し(ステップV9参照)、動画撮影再開後にスルー表示の際にその半透過画像を相関度を表す図形75と共に表示するようにする(図7のステップT2参照)と視覚的に画像の位置関係を把握しやすいので、更に、撮影アングルを動画撮影停止直前の撮影アングルに合わせやすくなる。なお、この場合半透過画像用に保存する画像はスルー画像に限定されず、撮像系30及びカラープロセス回路40を介してワークメモリ60に取り込まれた画像データでもよい。
図7は図6のステップV13における動画撮影処理動作を示すフローチャートである。
図6のステップV11でシャッターキー9が半押しされると、制御部50は、図3に示したように、CCD撮像系ブロック30、カラープロセス回路40を得て生成された動画データを間引き処理して画像表示部70のモニタ画面にスルー表示する(ステップT1)。
次に、制御部50は図6のフローチャートのステップV9で生成した半透過画像データを画像表示部70に送ると共に図6のフローチャートのステップV10で生成した相関度を表す図形データを画像表示部70に送って相関度を表す図形75を(図9の例に示すように動画スルー画像71,73に)重畳表示させる(ステップT2)。
制御部50はキーブロック90からのキー情報を調べ、シャッターキー9の半押しを意味するキー情報を受け取った場合にはステップT4に進み、シャッターキー9の半押し以外のキー操作があった場合はステップT1に戻る(ステップT3)。
シャッターキー9の半押しがあると、上記ステップV9で生成した半透過画像データの画像表示部70への送出を停止し、モニタ画面上での半透過画像および相関度を表す図形75を消去する(ステップT4)。
次に、制御部50はキーブロック90からのキー情報を調べ、シャッターキー9の全押しを意味するキー情報を受け取った場合にはステップT6に進み、シャッターキー9の半押し以外のキー操作があった場合又は所定時間を経過してもキーが操作されない場合は図6のステップV1に戻る(ステップT5)。
シャッターキー9が半押しされた場合は、音声系ブロック35を介して録音を行うと共に、CCD撮像系ブロック30、カラープロセス回路40を介して画像データを取り込んで動画撮影を行ない(ステップT6)、音声データを音声圧縮処理部48で圧縮すると共に、動画データをJPEG/MPEG部45で圧縮処理し、圧縮された音声データ及び動画データを対応付けて画像記録部80のSDカードに記録し、ステップT1に戻る(ステップT7)。
図8は図6のステップV14における静止画撮影処理動作を示すフローチャートである。
図6のV6(または図11のステップW6)でキー情報がシャッターキー9の半押しを意味する場合は、シャッターキー9の半押し直前に生成された動画データをワークメモリ60に保持し、所定時間間隔で画像記録部80のSDカ−ドに繰り返して記録する処理を開始させる。この繰り返し処理は図6のステップV6でモード切り替えキー8が押されたと判定されるまで静止画撮影と並行して行われる(ステップU1)。
制御部50は、その時点で選択されているズーム位置に対応した焦点距離でオートフォーカス(AF)処理及びオートアイリス(AE)処理を実行し(ステップU2)、CCD撮像系ブロック30、カラープロセス回路40を得て生成された画像データを間引き処理して画像表示部70のモニタ画面にスルー表示しながら(ステップU3)、シャッターキー9が全押しされたか否かを調べ、シャッターキー9が全押しされた場合はステップU5に進み、そうでない場合はステップU3に戻ってスルー画像を表示する動作を繰り返す(ステップU4)。
シャッターキー9が全押しされた場合は、静止画撮影処理、つまり、シャッターキー9の全押し直前にCCD撮像系ブロック30、カラープロセス回路40を得て生成された画像データをワークメモリ60に取り込むと共に画像表示部70に送って静止画表示し(ステップU5)、静止画撮影処理が完了するとステップU7に進む(ステップU6)。
次に、ワークメモリ60に記憶している1フレーム分の画像データ(静止画像データ)をJPEG/MPEG部45で圧縮処理し、圧縮された静止画像データを画像記録部80のSDカードに記録して図6のステップV5(または図11のステップW6)に戻る(ステップU7)。
図9は再開された動画撮影時のスルー画像に重畳表示される半透過画像の一実施例を示す図であり、符号71、73の実線の像は動画撮影再開後に取り込まれる動画像のスルー画像を示し、符号72、74の破線の像は前回のモード切り替え操作による動画撮影の停止直前に表示されていた動画のスルー画像(1フレーム分)の半透過画像を示す。
なお、図9の例では動画像71、73、半透過画像72、74は踊っている二人の人物を示し、図形75は相関度を示している。
<変形例>
上記図6のフローチャートの説明ではステップV9で半透過画像を生成し、ステップV13(=図7のステップT1〜T7)で半透過画像を動画スルー画像上に表示するようにしてフレーミングの補助を行うようにしたが、半透過画像に代えて輪郭抽出部46に図6のステップV4でRAMに保持した画像データから画像の輪郭データを抽出させ、図7のステップT2−2で、画像表示部70に送って動画スルー画像81と重畳させて輪郭82を表示させるようにしてもよい。
上記実施形態1では、動画撮影モードにおいて、シャッターキー9の「半押し」で動画撮影を開始し、シャッターキー9の「全押し」状態で動画撮影を終了するものとしたが、デジタルカメラ100に動画撮影開始/終了ボタンを設け、動画撮影モードで動画撮影開始/終了ボタンが押されると動画撮影を開始し、再度動画撮影開始/終了ボタンが押されると動画撮影を終了するようにしてもよい。
また、上記実施形態1ではデジタルカメラ100にモード切り替えのために専用のボタン(モード切り替えキー8)を設けたが、専用のボタンを設けず他のキーと兼用するようにしてもよいし。また、赤外線リモコン等の遠隔撮影指示手段を用いてモードを切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態1では静止画撮影から動画撮影へ復帰する際にモード切り替え操作を行うようにしたがこれに限定されない。例えば、静止画撮影枚数を予め設定可能に構成しておき、設定された数の静止画を撮影したら動画撮影に復帰するようにしてもよい。
また、上記各説明ではデジタルカメラを例としたが、本発明はカメラ付き携帯電話機にも適用可能である。ただし、シャッター操作が1ストロークのカメラ付き携帯電話機を用いる場合は図6〜図8における「シャッターキー9の半押し」動作及び「シャッターキーの全押し」動作を「シャッターキーの押し下げ」動作と読み替えるものとする。
(実施形態2)
上記実施形態1では、動画撮影モードから静止画撮影モードに切り替えられたとき切り替え直前の画角情報を保持し、静止画撮影モードから動画撮影モードに復帰する際にズームレンズ制御により前回の静止画撮影開始前の動画撮影時の画角に復帰させ、動画撮影停止前の画像と動画再開後の画像の相関度やフレーミング用画像を表示してユーザにカメラを動かして画像の位置合わせを行うように促すようにしたが、画角以外のパラメータを組み合わせて画像の位置合わせも自動的に行うようにすることもできる。以下、図1〜図4、および図10〜図12を基に説明する。
図10は、装着されているデジタルカメラからの駆動制御信号により駆動される姿勢制御装置の一実施例を示す図であり、図8(a)はデジタルカメラを装着した姿勢制御装置の外観図、図8(b)は内部構成の一実施例を示す図である。
図10で、符号100は図1、図2に示したデジタルカメラ、符号200はデジタルカメラ100が装着されている姿勢制御装置、符号201はデジタルカメラ100の嵌合部に設けられている端子部、符号202はデジタルカメラ100からの駆動制御信号を基にデジタルカメラ100の視野内で位置合わせを行う異様にX軸駆動部203及びY軸駆動部204を駆動してデジタルカメラ100の姿勢を制御する駆動制御部を示す。
デジタルカメラ100は姿勢制御装置200の上部に設けられた可動部(図示せず)に備えられた嵌合部とデジタルカメラ100の底部に設けられたデジタルカメラ側嵌合部(図示せず)により姿勢制御装置200に取り付けられる。また、この際、それぞれの嵌合部内に設けられた端子部が電気的に接続し、デジタルカメラ100からの駆動制御信号を姿勢制御装置200に送信可能にする。
デジタルカメラ100から送出された駆動制御信号は、端子部201を介して姿勢制御装置200の駆動制御部202に渡され、駆動制御部202はX軸駆動部203及びY軸駆動部204のモータ駆動信号を生成して、X軸駆動部203及びY軸駆動部204を駆動させ、デジタルカメラ100の姿勢を変化させる。
図11は、本実施形態における動画撮影モードと静止画撮影モードの切り替え動作を示すフローチャートである。以下に示す処理は基本的に制御部50が予めフラッシュメモリ等のプログ格納メモリに固定記憶したプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリに格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。また、本実施形態におけるシャッターキー9は2段階のストローク操作で動作するものとし、基本的な動作は実記形態1の場合と同様とする。
図11で、動画撮影モードが選択されると、音声系ブロック35を介して録音が開始されると共に、CCD撮像系ブロック30、カラープロセス回路40を介して動画データが取り込まれて画像表示部70にスルー画像表示され、シャッターキー9の半押し操作により動画撮影が開始され被写体画像の動画データ及び録音データが画像記録部80に記録される(ステップW0)。
制御部50は上記ステップW0の動画撮影中にキー情報(つまりキーブロック90からの状態信号)を取得すると(ステップW1)、そのキー情報を調べ、キー情報がズームキーの操作状態を示す場合はステップW3に進み、モード切り替えキー8の押し下げを意味する場合はステップW4に進み、シャッターキー9の全押しを意味する場合はステップW16に進む(ステップW2)。
ズームキーが操作されると、制御部50はズームレンズ制御を行う。つまり、ズーム位置検出センサ12からのズームレンズの位置情報とズームキーの操作に対応したズームレンズ移動情報からズームレンズ制御信号を生成してレンズコントロールブロック55を介してズームモータドライバ21に送り、ズームモータ14を駆動させてズームレンズをワイド側又は望遠側に移動させ、ステップW1に戻る(ステップW3)。
モード切り替えキー8が押されると、制御部50は、動画撮影(つまり、動画記録部80へ動画データ及び録音データの記録)を停止し、その直前にズーム位置検出センサ12から取得したズーム位置情報とスルー表示されていた動画の画像データをRAMに保持(一時記憶)してステップW5に進む(ステップW4)。
制御部50はモード切り替えキー8の操作後、更にキー情報の取得を待ち、キー情報を取得すると(ステップW5)、そのキー情報を調べ、キー情報がズームキーの操作状態を示す場合はステップW7に進み、モード切り替えキー8の押し下げを意味する場合はステップW8に進み、シャッターキー9の半押しを意味する場合はステップW15に進む(ステップW6)。
ズームキーが操作されると、制御部50は上記ステップW3と同様のズームレンズ制御を行ない、ズームモータ14を駆動してズームレンズをワイド側又は望遠側に移動させ、ステップW5に戻る(ステップW7)。
モード切り替えキー8が押された場合は、上記ステップW4でRAMに保持したズーム位置情報を取り出し、そのズーム位置情報を基にズームレンズ制御信号を生成してレンズコントロールブロック55を介してズームモータドライバ21に送り、ズームモータ14を駆動させてズームレンズをワイド側又は望遠側に移動させて、ズームレンズの位置を上記ステップW4での動画撮影停止直前の位置に復帰させる(ステップW8)。
次に、制御部50は上記ステップV4で保持した画像データとCCD撮像系30から新たに取り込んだ画像データから左右及び上下の角度の差分を演算して撮影アングルの相関度を取得し(ステップW9)、更に、相関度を所定の閾値内で最大にするようにようにして演算することにより姿勢制御装置200のステップモータの駆動制御信号を所定時間間隔ごとに生成して姿勢制御装置200の駆動制御部202に送信し、デジタルカメラ200の姿勢を変化させる。また、所定の閾値内で相関度を最大にするような値になった場合は駆動停止信号を姿勢制御装置200に送信する(ステップW10)。
姿勢制御装置200の駆動制御部202はデジタルカメラ100から駆動制御信号を受信すると、受け取った駆動制御信号を基にX軸駆動部203およびY軸駆動部204を駆動させてデジタルカメラ100の姿勢を変化させる。また、駆動停止信号を受信した場合はX軸駆動部203およびY軸駆動部204の駆動を停止し、その状態を維持させ、デジタルカメラ100に駆動停止通知信号を送信するので、デジタルカメラ100の制御部50は姿勢制御装置20から駆動停止通知信号を受信したか否かを調べ、受信した場合はステップW12に進み、そうでない場合はステップW10に戻る(ステップW11)。
デジタルカメラ100の姿勢制御が終わると動画撮影を開始し(図12のステップX1〜X7参照)、動画撮影が終了した場合はステップW1に戻る(ステップW12)。
また、上記ステップW6でシャッターキー9の半押しがあると、静止画撮影処理等(図8のステップU1〜ステップU7参照)を開始させステップW5に戻る(ステップW13)。
また、上記ステップW0の動画撮影中にシャッターキー9が全押しされると動画撮影を終了し、図4の例に示したように動画撮影モードで記録した動画データ及び録音データを併せて動画ファイルとして画像記録部80に記録し直す(ステップW15)。
上記図11のフローチャートに示す動作により、撮影者が静止画撮影時に画角や撮影アングルを変えても、動画撮影復帰時に元の画角や撮影アングルに自動的に戻るので、違和感のない動画を得ることができる。つまり、撮影アングルの復帰ができるので、動画撮影を再開する際に静止画撮影時に変えられた動画像の画角やフレーミングを撮影者の手動による位置合わせなしで略一致させることができる。
また、撮影アングルだけでなく、他の様々なパラメータ(例えば、色処理パラメータ、輪郭処理パラメータ、画素サイズ(解像度)等の圧縮パラメータ、画像サイズ等)を動画撮影時と静止画撮影時で設定し直すように構成することもできる。
また、上記図6のフローチャートに示したように、静止画像撮影が終了すると保持していた画像データを基に半透過画像を生成し(ステップV9参照)、動画撮影再開後にスルー表示の際にその半透過画像を相関度を表す図形75と共に表示するようにする(図7のステップT2参照)と視覚的に画像の位置関係を把握しやすい。
図12は図11のステップW12における動画撮影処理動作を示すフローチャートである。
図11のステップW11でデジタルカメラ100の姿勢制御が終わると、制御部50は、図3に示したように、CCD撮像系ブロック30、カラープロセス回路40を得て生成された動画データを間引き処理して画像表示部70のモニタ画面にスルー表示する(ステップX1)。
次に、制御部50はキーブロック90からのキー情報を調べ、シャッターキー9の全押しを意味するキー情報を受け取った場合にはステップX3に進み、シャッターキー9の半押し以外のキー操作があった場合又は所定時間を経過してもキーが操作されない場合は図11のステップW1に戻る(ステップX2)。
シャッターキー9が半押しされた場合は、音声系ブロック35を介して録音を行うと共に、CCD撮像系ブロック30、カラープロセス回路40を介して画像データを取り込んで動画撮影を行ない(ステップX3)、音声データを音声圧縮処理部48で圧縮すると共に、動画データをJPEG/MPEG部45で圧縮処理し、圧縮された音声データ及び動画データを対応付けて画像記録部80のSDカードに記録し、ステップT1に戻る(ステップX4)。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。例えば撮像装置という用語は、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話機のほか、撮像部を有する情報機器などにも適用し得るものである。
デジタルカメラの外観構成の一例を示す図である。 デジタルカメラの回路構成の一実施例を示すブロック図である。 録音と録音の並行動作による音声データと画像データの遷移の説明図である。 画像記録部に記録される動画ファイル及び静止画ファイルの模式図である。 ワークメモリの領域使用状態の説明図である。 動画撮影モードと静止画撮影モードの切り替え動作を示すフローチャートである。 図6における動画撮影処理動作を示すフローチャートである。 図6における静止画撮影動作を示すフローチャートである。 再開された動画撮影時のスルー画像に重畳表示される半透過画像の一実施例を示す図である。 動画撮影モードと静止画撮影モードの切り替え時の動画撮影処理動作の変形例を示すフローチャートである。 再開された動画撮影時のスルー画像に重畳表示される輪郭の一実施例を示す図である。 動画撮影モードと静止画撮影モードの切り替え時の動画撮影処理動作の変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
8 モード切り替えボタン(モード切り替え手段)
12 ズーム位置検出センサ(画角再現手段)
14 ズームモータ(画角再現手段)
21 ズームモータドライバ(画角再現手段)
46 輪郭抽出部
50 制御部(モード切り替え手段、画角再現手段、フレーミング用画像生成手段、相関度算出手段、表示制御手段)
55 レンズコントロールブロック(画角再現手段)
70 画像表示部(表示部)
72、74 半透過画像(フレーミング用画像)
75 相関度を表す図形(相関度を表す情報
80 画像記録部(記録メモリ)
100 デジタルカメラ(撮像装置)
200 姿勢制御装置

Claims (9)

  1. 動画を撮影して記録メモリに記録する動画撮影モードと、静止画を撮影して記録メモリに記録する静止画撮影モードを有し、被写体像を取り込んでその画像データを生成する撮像部と、生成された画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録メモリとを備えた撮像装置における撮影方法であって、
    動画撮影中に静止画撮影に撮影モードが切り替えられると動画撮影を停止すると共に該動画撮影停止直前の画角情報及び画像データを保持し、
    前記モード切り替え後の静止画撮影から動画撮影に撮影モードが切り替えられると前記保持した画角情報に基いて前記動画撮影停止直前の画角を再現し、更に、前記保持した画像データと撮影モード切り替え後に前記撮像部によって生成された画像データとの差分から相関度を算出し、前記再開後の動画撮影時に表示されるスルー画像に該算出した相関度に基く情報を重畳させて前記表示部に表示させること、
    を特徴とする動画撮影中の静止画撮影方法。
  2. 動画を撮影して記録メモリに記録する動画撮影モードと、静止画を撮影して記録メモリに記録する静止画撮影モードを有し、被写体像を取り込んでその画像データを生成する撮像部と、生成された画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録メモリとを備えた撮像装置における撮影方法であって、
    動画撮影中に静止画撮影に撮影モードが切り替えられると動画撮影を停止すると共に該動画撮影停止直前の画角情報及び画像データを保持し、
    前記モード切り替え後の静止画撮影から動画撮影に撮影モードが切り替えられると前記保持した画角情報に基いて前記動画撮影停止直前の画角を再現すると共に前記保持した画像データからフレーミング用画像を生成し、更に、前記保持した画像データと撮影モード切り替え後に前記撮像部によって生成された画像データとの差分から相関度を算出し、前記再開後の動画撮影時に表示されるスルー画像に該生成したフレーミング用画像と該算出した相関度に基く相関度情報を重畳させて前記表示部に表示させること、
    を特徴とする動画撮影中の静止画撮影方法。
  3. 動画を撮影して記録メモリに記録する動画撮影モードと、静止画を撮影して記録メモリに記録する静止画撮影モードを有し、被写体像を取り込んでその画像データを生成する撮像部と、生成された画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録メモリとを備えた撮像装置における撮影方法であって、
    動画撮影中に静止画撮影に撮影モードが切り替えられると動画撮影を停止すると共に該動画撮影停止直前の画角情報及び画像データを保持し、
    前記モード切り替え後の静止画撮影から動画撮影に撮影モードが切り替えられると前記保持した画角情報に基いて前記静止画撮影前の動画撮影時の画角を再現し、
    更に、前記保持した画像データと該撮影モード切り替え後に前記撮像部によって生成された画像データとの差分から相関度を算出し、
    前記算出された相関度を基に撮像装置自体の姿勢を制御する姿勢制御装置に与える姿勢制御信号を生成し、
    前記生成した姿勢制御信号に基いて前記姿勢制御装置により前記動画撮影停止直前の該撮像装置の姿勢が復元されてから動画撮影を再開すること、
    を特徴とする動画撮影中の静止画撮影方法。
  4. 動画を撮影して記録メモリに記録する動画撮影モードと、静止画を撮影して記録メモリに記録する静止画撮影モードを有し、被写体像を取り込んでその画像データを生成する撮像部と、生成された画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録メモリと、を備えた撮像装置であって、
    撮影モードを切り替えるモード切り替え手段と、
    動画撮影中に前記モード切り替え手段によって静止画撮影モードに撮影モードが切り替えられると動画撮影を停止する動画撮影停止手段と、
    前記動画撮影停止手段による動画撮影停止直前に前記撮像部によって生成された画像データを保持する画像データ保持手段と、
    前記モード切り替え後に、更に前記モード切り替え手段によって静止画撮影モードから動画撮影モードに撮影モードが切り替えられると、前記画角情報保持手段が保持している画角情報に基いて前記動画撮影停止直前の画角を再現する画角再現手段と、
    前記画像データ保持手段に保持した画像データと該撮影モード切り替え後に前記撮像部によって生成された画像データとの差分から相関度を算出する相関度算出手段と、
    前記相関度算出手段によって算出された相関度を基に相関度を表す情報を生成する相関度情報生成手段と、
    前記モード切り替え後の動画撮影モードにおいて表示されるスルー画像に前記相関度情報生成手段によって生成された相関度を表す情報を重畳して表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. 更に、前記画角情報保持手段が保持している画角情報と前記前記画像データ保持手段が保持している画像データとを基にフレーミング用画像を生成するフレーミング用画像生成手段を備え、前記表示制御手段は前記モード切り替え後の動画撮影モードにおいて表示されるスルー画像に更に前記フレーミング用画像生成手段によって生成されたフレーミング用画像を重畳して表示させる手段を含む、ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 動画を撮影して記録メモリに記録する動画撮影モードと、静止画を撮影して記録メモリに記録する静止画撮影モードを有し、被写体像を取り込んでその画像データを生成する撮像部と、生成された画像データを表示する表示部と、画像データを記録する記録メモリとを備えた撮像装置であって、
    動画撮影中に静止画撮影に撮影モードが切り替えられると動画撮影を停止する動画撮影を停止する動画撮影停止手段と、
    前記動画撮影停止手段による動画撮影停止直前の画角情報保持する画角情報保持手段と、
    前記動画撮影停止手段による動画撮影停止直前に前記撮像部によって生成された画像データを保持する画像データ保持手段と、
    前記モード切り替え後に、更に前記モード切り替え手段によって静止画撮影モードから動画撮影モードに撮影モードが切り替えられると、前記画角情報保持手段が保持している画角情報に基いて前記動画撮影停止直前の画角を再現する画角再現手段と、
    前記画像データ保持手段に保持した画像データと該撮影モード切り替え後に前記撮像部によって生成された画像データとの差分から相関度を算出する相関度算出手段と、
    前記相関度算出手段によって算出された相関度を基に撮像装置自体の姿勢を制御する姿勢制御装置に与える姿勢制御信号を生成する姿勢制御信号生成手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. 更に、前記動画撮影と並行して入力音声を録音する録音手段を備え、該録音手段は前記モード切り替え手段によって動画撮影から静止画撮影に撮影モードが切り替えられ、静止画撮影に移行した後も録音動作を継続することを特徴とする、請求項4乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 更に、撮影モード切り替え直前に前記撮像部によって生成された画像データを動画データとして前記静止画撮影中に所定時間間隔で繰り返して前記記録メモリに記録する手段を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
  9. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の動画撮影中の静止画撮影方法を撮像装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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