JP2006129036A - Macアドレス学習装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 広域VLANのキャリアネットワーク11内でエッジスイッチ(14,15)が持つMACアドレス学習テーブルでのヒット率を向上させるMACアドレス学習装置を提供する。
【解決手段】 キャリアネットワーク(11)を介してユーザネットワーク(12,13)間で通信をする広域LANサービスを提供するネットワークで、エッジスイッチ(14,15)は、キャリアネットワークからの未学習状態パケットの送信元MACアドレスと受信ポートを仮学習状態で登録する仮学習登録手段(16)と、ユーザネットワークからのパケットの宛先MACアドレスの学習済み状態を本学習状態に変更する学習状態変更手段(17)と、キャリアネットワークからのパケットの宛先MACアドレスが学習済み状態の場合、キャリアネットワークからのパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを本学習状態で登録する本学習登録手段(18)とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明はMACアドレス学習装置に関し、特に近年注目を集めている広域VLANサービスなどを提供する通信キャリア向けデータ伝送装置に適用されるMACアドレス学習装置に関する。
広域VLANサービスは、主に企業のLANを接続するので、企業内VLANよりもはるかに多量のMACアドレス学習を要求される分野である。
一般的に企業などがプライベートネットワークを構築する場合、専用線を用いて構築する方法、IP(Internet Protocol)を用いたIP-VPN(Virtual Private Network)により構築する方法、およびVLAN(Virtual LAN)を用いた広域LANサービスにより構築する方法がある。中でも、広域LANサービスは、専用線やIP-VPNよりコストが安く、また管理が容易なことから、広域LANサービスが拡大している。
広域LANサービスでは、複数の企業でのLANデータを混信せずに伝送するレイヤ2スイッチが必要である。このため、それぞれの企業に固有のVLAN IDを割り当て、VLAN IDをもとにデータの行き先を識別する技術を導入している。具体的には、キャリアネットワークの入り口であるエッジスイッチにおいて、それぞれの企業からイーサネットパケットが送られると、ここでVLAN IDが付けられ、キャリアネットワーク内のコアスイッチではVLAN IDのチェックを行い、パケットの転送を行う。
また、通常レイヤ2スイッチでは、パケットを受信した際に、送信元MACアドレスとVLAN ID、および受信ポートを記憶するためのMACアドレス学習テーブルを持つ。パケットを中継する際に、宛先MACアドレスおよびVLAN IDにて本テーブルを検索し、エントリが無い場合はVLAN IDの属する全ポートに転送するが、エントリがある場合は、対応ポートにのみ転送する。これにより、不必要なパケットの転送を防いでいる。また、それぞれのエントリは一定時間参照されないとエージング(学習テーブルから削除)される。この時間をエージングタイムという。
図29は従来のMACアドレス学習方法を説明する概略図である。同図において、VLANはキャリアネットワーク290を介してユーザネットワーク291(VLAN ID=1)、ユーザネットワーク292(VLAN ID=1)、及びユーザネットワーク293(VLAN ID=2)が接続されている。例えば、ユーザネットワーク291(VLAN ID=1)とユーザネットワーク292(VLAN ID=1)とは同一企業のネットワークであり、ユーザネットワーク293(VLAN ID=2)は別の企業のネットワークである。
ユーザネットワーク291、291及び293はそれぞれ端末A,B,…を備えている。キャリアネットワーク290はその末端にエッジスイッチ294、295、296等を備えており、内部にコアスイッチ297、298、299等を備えている。エッジスイッチ及びコアスイッチはそれぞれ、MACアドレス学習テーブルTを備えている。図では代表的にエッジスイッチ294が備えているMACアドレステーブルTのみを示してある。
次に図29に示したVLANの動作例を簡単に説明する。ユーザネットワーク291(VLAN ID=1)内の端末A(MACアドレス=a)から同じVLAN IDを有するユーザネットワーク292内の端末B(MACアドレス=b)にパケットを送信すると、宛先MACアドレス=bおよびVLAN ID=1をキーワードとし各エッジスイッチ及びコアスイッチ内のMACアドレス学習テーブルTを検索する。最初は、検索結果より宛先MACアドレス=bはどのスイッチ内のMACアドレス学習テーブルでも未登録、即ち未学習であるので、キャリアネットワーク290内の各スイッチではパケットがブロードキャストされる。その結果、エッジスイッチ294、コアスイッチ297、エッジスイッチ295、コアスイッチ298、コアスイッチ299、エッジスイッチ296の全スイッチで端末Aの学習がされる。
次いで、端末Bから端末Aに対して応答を返した場合、エッジスイッチ295、コアスイッチ297、及びエッジスイッチ294では宛先端末AのMACアドレス=aを既に学習しているので、ブロードキャストされずに、エッジスイッチ295、コアスイッチ297、及びエッジスイッチ294へと転送される。しかし、コアスイッチ298、コアスイッチ299、及びエッジスイッチ296では端末Aの学習が使われる可能性は低い。端末Aの学習が使用されない場合はそれらのスイッチにおける端末Aの学習は無駄な学習となってしまう。
広域LANサービスの利用者の数、例えば企業の数が増加し、その結果ネットワークに接続している端末の数が増加すると、ネットワークを通過するMACアドレスが飛躍的に増加する。例えば、ユーザネットワーク291内に1000個の端末が存在する場合、各MAC学習テーブルには1000個のエントリが必要になる。ここでMAC学習テーブルにエントリが無いパケットは上記のようにスイッチの全ポートに転送(ブロードキャスト)される。そのため、該パケットを受信したキャリアネットワーク内のすべてのスイッチで該MACアドレスが学習されることになり、MACアドレス学習テーブルが飽和してしまうという問題がある。
この問題を解決するために、パワードコム社が考案したEoE (Ethernet over Ethernet)技術が注目されている。EoEは、ユーザネットワークから送信されたパケットをエッジスイッチにて、EoEネットワークで使用するEoE-MACアドレスに変換してキャリアネットワーク内を転送する技術である。これにより、コアスイッチが学習するMACアドレスはエッジスイッチのEoE-MACアドレスのみになるため、負荷が軽減される。
図30は従来のEoE技術を用いた場合のパケット送受信を説明する概略図である。同図において、VLANはキャリアネットワーク300を介してユーザネットワーク(VLAN ID=1)301及びユーザネットワーク(VLAN ID=1)302が接続されている。ユーザネットワーク(VLAN ID=1)301には一例として端末A及びBが含まれている。ユーザネットワーク(VLAN ID=1)302には一例として端末C及びDが含まれている。キャリアネットワーク300はその末端にエッジスイッチ303、304等を備えており、内部にコアスイッチ305等を備えている。エッジスイッチ303及び304はそれぞれMACアドレス学習テーブルT1を備えている。図では代表的にエッジスイッチ303が備えているMACアドレス学習テーブルT1のみを示してある。コアスイッチ305はMACアドレス学習テーブルT2を備えている。MACアドレス学習テーブルT1及びT2の図示の内容は学習後の状態を示している。
次に図30に示したVLANの動作を簡単に説明する。ユーザネットワーク301(VLAN ID=1)内の端末A(MACアドレス=a)からユーザネットワーク302(VLAN ID=1)内の端末C(MACアドレス:c)にパケットを送信する場合について説明する。EoE技術では、各エッジスイッチのユーザネットワーク側の各ポートにEoE-MACアドレスe1, e2, …が設定されている。EoE-MACアドレスとはキャリアネットワーク300内でだけ通用するアドレスである。具体的には、エッジスイッチ303のポート1にはEoE-MACアドレスe1が設定されており、エッジスイッチ304のポート2にはEoE-MACアドレスe2が設定されている。
306は端末Aから出力されたパケットを示しており、そのパケット306の最左端のcは宛先、その右のaは送信元を示している。エッジスイッチ303は、端末Aからパケット306を受信すると、受信ポート1に受信された送信元アドレスaに対応する送信元EoE-MACアドレスをe1に設定する。
また、宛先MACアドレス=cとVLAN ID=1をもとにMACアドレス学習テーブルT1を検索し、宛先EoE-MACアドレス=e2を抽出する。そしてパケット305は送信元EoE-MACアドレスをe1とし、宛先EoE-MACアドレスをe2としてカプセリングされたパケット307となり、キャリアネットワーク300内を転送される。キャリアネットワーク300内のコアスイッチ305は、宛先EoE-MACアドレス=e2をキーワードにしてMACアドレス学習テーブルT2を検索し、その結果得られたポート2へパケット307を転送する。
エッジスイッチ304では、パケットの先頭にある送信元EoE-MACアドレスe1及び宛先EoE-MACアドレスe2からなるカプセリングを削除し、端末Cへパケットを送信する。これにより、コアスイッチ305はキャリアネットワーク300内のエッジスイッチ303及び304のEoE-MACアドレスe1及びe2のみを学習すればよいので、負荷が軽減される。図29の従来技術ではキャリアネットワークが持つMACアドレス学習テーブルT2は全端末a,b,c,dについてMACアドレスを学習する必要があったのに対して、図30の従来技術ではキャリアネットワーク内でだけ通用するEoE-MACアドレスe1,e2,…を用いることにより、コアスイッチ305が持つMACアドレス学習テーブルの内容を大幅に削減することが可能になる。
図31は図29に示した従来のエッジスイッチ294の構成を示すブロック図である。同図において、311はキャリアネットワーク側ポート、312はユーザネットワーク側ポート1、313はキャリア側受信パケット制御部、314はユーザ側学習テーブル検索部、315はユーザ側送信パケット制御部、316はキャリア側学習テーブル制御部、317はキャリア側MACアドレス学習テーブル、318はユーザ側MACアドレス学習テーブル、319はユーザ側学習テーブル制御部、320はユーザ側受信パケット制御部、321はキャリア側学習テーブル検索部、322はキャリア側送信パケット制御部。323はキャリア側MACアドレス学習テーブル317の各学習情報について、エイジングタイムを管理し、エイジングタイムアウトした学習内容をキャリア側MACアドレス学習テーブル317から削除するエイジングタイム管理部である。キャリア側とはキャリアネットワーク側のことであり、ユーザ側とはユーザネットワーク側のことである。
次に図31に示したエッジスイッチの動作を簡単に説明する。
まず、キャリアネットワーク290側からエッジスイッチ294にパケットを送信する場合を説明する。
キャリア側受信パケット制御部313はキャリアネットワーク側ポート311からパケットを受信すると、キャリア側学習テーブル制御部316に対して、キャリア側MACアドレス学習テーブル317(図29のT)の内容に、送信元のアドレスと受信ポートを登録するよう依頼する。
次いでキャリア側学習テーブル制御部316はキャリア側MACアドレス学習テーブル317にパケットの送信元アドレスと受信ポートを登録する。
次いでパケットの宛先MACアドレスをもとに、ユーザ側ポートに対応して設けられているユーザ側MACアドレス学習テーブル(図29のTと同じ形式のテーブル)からパケットを送信するユーザネットワーク側のポート願号を検索する。ユーザ側送信パケット制御部315は、ユーザ側MACアドレス学習テーブル318の検索結果をもとに、ユーザネットワーク側の該当送信ポートへパケットを転送する。送信するユーザネットワーク側のポート願号がなければ、ブロードキャストでユーザネットワーク内の全端末にパケットを送信する。
逆にユーザネットワーク292からエッジスイッチ295にパケットを転送する場合は、ユーザ側受信パケット制御部320はユーザネットワーク側ポート311からパケットを受信すると、ユーザ側学習テーブル制御部319に対して、ユーザ側MACアドレス学習テーブル318の内容に、送信元のアドレスと受信ポートを登録するよう依頼する。
次いでユーザ側学習テーブル制御部319はユーザ側MACアドレス学習テーブル318にパケットの送信元アドレスと受信ポートを登録する。
次いで、キャリア側学習テーブル検索部321は、パケットの宛先MACアドレスをもとに、キャリア側ポートに対応して設けられているキャリア側MACアドレス学習テーブル317(図29のT)からパケットを送信するキャリアネットワーク側のポート願号を検索する。キャリア側送信パケット制御部322は、ユーザ側MACアドレス学習テーブルの検索結果をもとに、キャリアネットワーク側の該当送信ポートへパケットを転送する。送信するキャリアネットワーク側のポート願号がなければ、ブロードキャストでキャリアネットワーク内の全スイッチにパケットを送信する。
エイジングタイム管理部323は例えば300秒といった所定時間が経過しても学習内容が変更されないキャリア側MACアドレス学習テーブル317内の情報は使用されていないものとして削除する。
特開平03−001735号公報 特開平04−360336号公報 特開平6−69927号公報 日経コミュニケーション、2003.11.24 No.403PP73−81
上記の図30に示した従来のEoE技術では、キャリアネットワーク内のコアスイッチのが持つMACアドレス学習テーブルの容量を削減することができるが、エッジスイッチは依然として、ユーザネットワーク内の全ての端末のMACアドレスを学習する必要があるので、MACアドレス学習テーブルが飽和してしまうという問題がある。特に、広域LANサービスにおいては、キャリアネットワークに接続している端末の数が飛躍的に増加するため、各エッジスイッチのMACアドレス学習テーブルがすぐに飽和してしまい、そのため、MACアドレス学習テーブルのヒット率が低下し、キャリアネットワークに向けて送信されるブロードキャストパケットが増加してしまい、結果的にキャリアネットワーク内のパケット流量が低下するという問題がある。
本発明の目的は、上記従来技術における問題を解決するために、広域VLANのキャリアネットワーク内でユーザネットワークと接続する位置に配置されているエッジスイッチが持つMACアドレス学習テーブルにおける無駄な学習を避けてそのMACアドレス学習テーブルにおけるヒット率を向上させることにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様により提供されるものは、第1のネットワークを介して複数の第2のネットワーク間で通信をする広域LANサービスを提供するネットワーク内のエッジスイッチが、第1のネットワークから受信した未学習状態のパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを仮学習状態で登録する仮学習登録手段と、第2のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスが学習済み状態で登録されている場合、宛先MACアドレスの学習済み状態を本学習状態に変更する学習状態変更手段と、第1のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスが学習済み状態の場合、第1のネットワークから受信したパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを本学習状態で登録する本学習登録手段とを具備することを特徴とする、MACアドレス学習装置である。
本発明の第2の態様においては、仮学習登録手段は、第1のネットワークから最初に受信したパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを仮学習の状態で第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録するよう依頼する第1のネットワーク側受信パケット制御部と、送信元MACアドレスが第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに未登録の場合、該MACアドレスと受信ポートを仮学習の状態で第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録する第1のネットワーク側学習テーブル制御部と、を具備する。
本発明の第3の態様においては、学習状態変更手段は、第2のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスで第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルを検索した結果、宛先MACアドレスが仮学習の状態で第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録済みの場合、宛先MACアドレスの学習状態を本学習に更新するよう依頼する第1のネットワーク側学習テーブル検索部と、宛先MACアドレスの登録を本学習の状態に更新する第1のネットワーク側学習テーブル制御部と、を具備する。
本発明の第4の態様においては、本学習登録手段は、第1のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスで第2のネットワーク側MACアドレス学習テーブルを検索した結果、該宛先MACアドレスが第2のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録済みの場合、受信パケットの送信元アドレスと受信ポートを本学習の状態で登録するよう依頼する第2のネットワーク側学習テーブル検索部と、宛先MACアドレスが第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに仮学習の状態で登録済みの場合、宛先MACアドレスの登録を本学習の状態に更新する第1のネットワーク側学習テーブル制御部と、を具備する。
本発明の第5の態様においては、エッジスイッチは、第1のネットワークから受信したパケットのMACアドレス学習内容を格納する第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルと、該第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録されている学習情報のランク別にタイムアウト時間を管理するエイジングタイム管理部と、ランク別のエイジングタイムをエイジングタイム管理部に問い合わせて得られた結果を第1のネットワーク側学習テーブルに設定する第1のネットワーク側学習テーブル制御部とを具備する。
本発明の第1の態様によれば、第1のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスが学習済みの場合にのみ、そのパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを本学習状態で登録することにより、学習情報にランク付けを行い、それにより仮学習状態のパケットで設定時間以上使用されなかったものについては、その送信元MACアドレスと受信ポートは本学習登録手段には登録されず、したがってエッジスイッチにおけるMACアドレス学習テーブルの飽和を避けることができるという効果が得られる。
本発明の第2の態様によれば、仮学習登録手段は、MACアドレスが第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに未登録の場合は、最初のMACアドレスと受信ポートを仮学習状態で一時的な学習として第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録するようにしたので、エッジスイッチにおける第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルの飽和を一層確実に避けることができるという効果が得られる。
本発明の第3の態様によれば、第2のネットワークから第1のネットワーク方向のパケット受信を契機に、一時的な学習である仮学習を本学習にランクアップさせることにより、実際に有効なパケットのみを第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルで使用するようにしたので、第2のネットワークから第1のネットワーク方向のパケット受信の場合の第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルの飽和を一層確実に避けることができるという効果が得られる。
本発明の第4の態様によれば、第1のネットワークから第2のネットワーク方向のパケット受信を契機に、一時的な学習である仮学習を本学習にランクアップさせることにより、実際に有効なパケットのみを第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルで使用するようにしたので、第1のネットワークから第2のネットワーク方向のパケット受信の場合のエッジスイッチにおける第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルの飽和を一層確実に避けることができるという効果が得られる。
本発明の第5の態様によれば、ランク別にタイムアウト時間を管理するようにしたので、第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルの飽和を一層確実に避けることができるという効果が得られる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。全図を通して同一参照符号は同一物を表わす。
本発明の実施例を説明する上で必要な記号やデータの定義を以下に示す。
(1)エッジスイッチとは、キャリアネットワーク(第1のネットワーク)内で、ユーザネットワーク(第2のネットワーク)と接続するスイッチをいう。
(2)コアスイッチとは、キャリアネットワーク内で、ユーザネットワークと接続しないスイッチをいう。
(3)VLAN IDとは、VLANを識別する識別子をいい、レイヤ2ネットワークで一意な値である。
(4)学習情報とは、MACアドレス学習テーブルに登録される、MACアドレス、VLAN ID、ポート番号等の情報をいう。
(5)仮学習とは、学習情報を一時的な学習としてMACアドレス学習テーブルへ登録することをいう。
(6)本学習とは、学習情報を有効な学習としてMACアドレス学習テーブルへ登録することをいう。
(7)学習状態とは、キャリア側MACアドレス学習テーブル209内に登録される、仮学習または本学習の状態のことをいう。
(8)エイジングタイムとは、MACアドレス学習テーブルで、一定時間参照されないと学習情報が削除されるが、このときの一定時間のことをいう。
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1によるMACアドレス学習装置の概略を説明する図である。同図において、MACアドレス学習装置は、第1のネットワーク(以下、キャリアネットワークという)11を介して第2のネットワーク(以下、ユーザネットワークという)12及び13の間で通信をする広域LANサービスを提供するネットワークにおいて、キャリアネットワーク11内でユーザネットワーク12及び13とそれぞれ接続するエッジスイッチ14及び15を備えている。
エッジスイッチ14および15はそれぞれ、キャリアネットワーク11から受信した未学習状態のパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを仮学習状態でキャリア側MACアドレス学習テーブル209(図2参照)に登録する仮学習登録手段16と、ユーザネットワーク13から受信したパケットの宛先MACアドレスを元にキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索し、上記宛先MACアドレスが学習済み状態で登録されている場合、宛先MACアドレスの学習済み状態を本学習状態に変更する学習状態変更手段17とを備えている。
更に、エッジスイッチ14および15はそれぞれ、キャリアネットワーク11から受信したパケットの宛先MACアドレスを元にユーザ側MACアドレス学習テーブル214(図2参照)を検索し、その宛先MACアドレスが学習済み状態の場合、キャリアネットワーク11から受信した上記パケットの送信元MACアドレスと受信ポートを本学習状態でキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録する本学習登録手段18を備えている。
図1では最初にユーザネットワーク12からユーザネットワーク13に向けてパケットを送信され、次にユーザネットワーク13からユーザネットワーク12にパケットが送信される場合が示されているが、これとは逆に、最初にユーザネットワーク13からユーザネットワーク12に向けてパケットを送信され、次にユーザネットワーク12からユーザネットワーク13にパケットが送信される場合も当然あり得る。
図2は図1に示したエッジスイッチ15の構成の概略を示すブロック図である。同図において、太線のブロックが本発明により改造された部分である。
エッジスイッチ14は、キャリアネットワーク側入力ポート201と、ユーザネットワーク側出力ポート202と、ユーザネットワーク側入力ポート203と、ユーザネットワーク側出力ポート204と、キャリア側受信パケット制御部205と、ユーザ側学習テーブル検索部206と、ユーザ側送信パケット制御部207と、キャリア側学習テーブル制御部208と、キャリア側MACアドレス学習テーブル209と、ユーザ側受信パケト制御部210と、キャリア側学習テーブル検索部211と、キャリア側送信パケット制御部212と、エイジングタイム管理部213と、ユーザ側MACアドレス学習テーブル214と、ユーザ側学習テーブル制御部215とを備えている。
キャリア側受信パケット制御部205は、キャリアネットワーク11からのパケットの送信元アドレスと受信ポートをキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録するように、キャリア側学習テーブル制御部208に依頼する。本発明では、最初に受信するパケットについては仮学習の状態で登録するよう依頼する。
ユーザ側学習テーブル検索部206は、キャリアネットワーク11から最初に受信したパケットの宛先MACアドレスをもとに、ユーザ側MACアドレス学習テーブル214からパケットを送信するユーザネットワーク側のポート番号を検索する。本発明では、該宛先MACアドレスが登録済みの場合、パケットの送信元アドレスと受信ポートを本学習の状態で登録するようにキャリア側学習テーブル制御部208に依頼する。
ユーザ側送信パケット制御部207は、ユーザ側学習テーブル制御部215の検索結果をもとに、ユーザネットワーク13側の送信ポート202へパケットを転送する。
キャリア側学習テーブル制御部208は、受信パケットの送信元MACアドレスと受信ポートをキャリア側MACアドレス学習テーブル209へ登録する。本発明では、最初の受信パケットについては仮学習としてランク付けを行って登録し、2回目以降の受信パケットについては本学習としてランク付けを行って登録する。
ユーザ側学習テーブル制御部215は、ユーザネットワーク13からのパケットの送信元MACアドレスと受信ポートをユーザ側MACアドレス学習テーブル214へ登録する。
ユーザ側受信パケト制御部210は、ユーザネットワーク13からのパケットの送信元MACアドレスと受信ポートをユーザ側MACアドレス学習テーブル214へ登録するように、ユーザ側学習テーブル制御部215に依頼する。
キャリア側学習テーブル検索部211は、ユーザネットワーク13からのパケットの宛先MACアドレスをもとに、キャリア側MACアドレス学習テーブル209からパケットを送信するキャリアネットワーク11側のポート番号を検索する。本発明では、該宛先MACアドレスがキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録済みの場合、キャリア側MACアドレス学習テーブル209内の学習状態を本学習に更新するようキャリア側学習テーブル制御部208に依頼する。
キャリア側送信パケット制御部212は、キャリア側MACアドレス学習テーブル209の検索結果をもとに、キャリアネットワーク11側の送信ポートへパケットを転送する。
エイジングタイム管理部213は、キャリア側MACアドレス学習テーブル209の各学習情報について、エイジングタイムを管理する。また、エイジングタイムが経過した学習情報をキャリア側MACアドレス学習テーブル209から削除する。本発明では、仮学習状態と本学習状態という学習状態別にエイジングタイムを管理する。
図3は図2におけるキャリア側受信パケット制御部205の動作の概略を説明するフローチャートである。図3において、ステップS31にてキャリアネットワーク11から最初のパケットを受信し、ステップS32にて受信パケットの送信元MACアドレス、VLAN IDおよび受信ポート番号を、仮学習の状態でキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録するようキャリア側学習テーブル制御部208に依頼する。次いでステップS33で受信パケットをユーザ側学習テーブル検索部206に渡す。
図4はキャリアネットワークからパケットを受信した場合のキャリア側学習テーブル制御部208の動作の概略を説明するフローチャートである。図4において、ステップS41にてキャリア側受信パケット制御部205またはユーザ側学習テーブル検索部206から、送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号の登録依頼を受ける。
次いでステップS42にて、パケットの送信元MACアドレスとVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索し、該送信元MSCアドレスの登録状態および学習状態を判定する。
次いでステップS43にて学習状態の判定の結果、未学習の場合はステップS44に進み、仮学習のエイジングタイム(例えば3秒)をエイジングタイム管理部213に問い合わせる。次いでステップS45にて、パケット送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号、仮学習のエイジングタイム、および仮学習の学習状態をキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録する。
ステップS43の判定で学習済みの場合はステップS46に進み、キャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録されている学習状態が仮学習か本学習かを判定する。仮学習の場合はステップS46に進み、本学習のエイジングタイム(例えば300秒)をエイジングタイム管理部213に問い合わせる。次いでステップS47にてキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録されている仮学習の学習状態を本学習の状態に更新し、エイジングタイムを本学習のエイジングタイムに更新する。
図5はエイジングタイム管理部213の動作の概略を説明するフローチャートである。図5において、ステップS51にてキャリア側学習テーブル制御部208が受信パケットの学習状態をもとにエイジングタイム管理部213にエイジングタイムを問い合わせる。次いでステップS52にてエイジングタイム管理部213から受信パケットの学習状態に対応したエイジングタイムをキャリア側学習テーブル制御部208に返す。
図6はユーザ側学習テーブル検索部206の動作の概略を説明するフローチャートである。図6において、ステップS61にてキャリア側学習テーブル制御部208から受信パケットを受け取る。次いでステップS62にてそのパケットの宛先MACアドレスとVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索する。
次いでステップS63でキャリア側MACアドレス学習テーブル209に上記受信パケットが登録されているか否かを判定し、登録ありであればステップS64に進み登録なしであればステップS65に進む。
ステップS64ではキャリア側学習テーブル制御部208は、受信パケットの送信元アドレス、VLAN ID、および受信ポート番号を、本学習の状態でキャリア側MACアドレス学習テーブルに登録するようにキャリア側学習テーブル制御部208に依頼する。
ステップS63又はステップS64の後にステップS65にてユーザ側送信パケット制御部207にパケットを渡す。
図7はキャリア側学習テーブル検索部211の動作の概略を説明するフローチャートである。図7において、ステップS71でユーザ側受信パケト制御部210からパケットを受け取り、ステップS72にてそのパケットの宛先アドレスとVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索し、ステップS73でそのパケットがキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録されているか否かを判定する。
ステップS73の判定の結果、登録ありの場合はステップS74に進み、そのパケットの学習状態を判定する。その判定の結果、学習状態が仮学習であればステップS75にてキャリア側学習テーブル制御部208に該MACアドレスの学習状態を本学習に更新するよう依頼する。ステップS73で登録なし、ステップS74で本学習、又はステップS75の後にステップS76にてキャリア側送信パケット制御部212にパケットを渡す。
図8はユーザネットワークからパケットを受信した場合のキャリア側学習テーブル制御部208の動作の概略を説明するフローチャートである。図8において、ステップS81にてキャリア側学習テーブル検索部211から、宛先MACアドレスの学習状態の更新依頼を受ける。この更新依頼は、ユーザネットワークから受信したパケットの学習状態がキャリア側MACアドレス学習テーブル209内で未学習又は仮学習の場合にのみ発行される。換言すれば、ユーザネットワークから受信したパケットの学習状態がキャリア側MACアドレス学習テーブル209内で本学習の状態であれば、更新依頼が来ても学習状態およびエイジングタイムは更新されない。
図9は本発明の実施例1による、宛先MACアドレス学習前のキャリアネットワークからのパケット受信を説明する図である。
本実施例では、エッジスイッチ15において、従来のようにキャリアネットワーク11から受信したパケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号をそのままキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録するのではなく、上記宛先MACアドレスがキャリア側MACアドレス学習テーブル209に未登録であるか否かを判定し、未登録である場合は一時的な学習(仮学習)としてキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録する。
ユーザネットワーク12内の端末Aより送信されたパケット91は、宛先がB、送信元がA、VLAN IDが1のパケットである。パケット91をキャリアネットワーク11を介して受信したエッジスイッチ15のキャリア側受信パケット制御部205は、パケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号をキャリア側MACアドレス学習テーブル209へ登録するようキャリア側学習テーブル制御部208へ依頼し、パケットをユーザ側学習テーブル検索部206へ渡す。従来技術では、キャリア側学習テーブル制御部208へ依頼する際、学習情報をそのまま登録するよう依頼するが、本発明では学習状態を一時的な学習(仮学習)とランク付けをして登録するよう依頼する。
学習情報の登録を依頼されたキャリア側学習テーブル制御部208は、パケットの送信元MACアドレスとVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索する。パケット受信前ではキャリア側MACアドレス学習テーブル209には該MACアドレスが未登録である。
従来技術では、キャリア側MACアドレス学習テーブル209に受信パケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および入力ポート番号を登録し、エイジングタイム管理部213にエイジングタイムを問い合わせ、固定のエイジングタイムをそのままキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録していた。
これに対し、本発明の実施例1におけるエイジングタイム管理部213は、学習状態のランク別にエイジングタイムを管理しており、キャリア側学習テーブル制御部208は、最初にパケットを受信した場合に、仮学習のエイジングタイムをエイジングタイム管理部213に問い合わせる。エイジングタイム管理部213は、仮学習のエイジングタイムをキャリア側学習テーブル制御部208に返し、キャリア側学習テーブル制御部208は、宛先MACアドレス、VLAN ID、ポート番号に加えて、学習状態として仮学習を示す”0”、および仮学習の場合のエイジングタイムである3秒をキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録する。
キャリア側MACアドレス学習テーブル209の更新前に、ユーザ側学習テーブル検索部206は、パケットの宛先MACアドレス、およびVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索するが、該宛先MACアドレスは未学習のため、ユーザ側送信パケット制御部207にパケットをブロードキャスト送信するよう依頼し、パケットを渡す。パケットを受け取ったユーザ側送信パケット制御部207は、パケット92をブロードキャストする。
これにより、エッジスイッチ15は、キャリアネットワーク11から最初に受信したパケットの送信元MACアドレスがキャリア側MACアドレス学習テーブル209に未登録であることを判定し、一時的な学習である仮学習としてキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録することが可能となる。
図10は本発明の実施例2による、宛先MACアドレス学習後のユーザネットワークからのパケット受信を説明する図である。
本実施例では、エッジスイッチ15において、従来のようにユーザネットワーク13から受信したパケットの宛先MACアドレス、およびVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索し、検索結果をもとにキャリアネットワーク11に送信するだけではなく、該宛先MACアドレスがキャリア側MACアドレス学習テーブル209に一時的な学習として登録されている場合は、学習状態を有効な学習(本学習)に更新する。
尚、以下の説明にあたっては、図9に示したキャリア側MACアドレス学習テーブル209のパケット受信後の状態でエッジスイッチ15が端末Bからパケットを受信する場合を説明する。
ユーザネットワーク13内の端末Bより送信されたパケットは101は、宛先がA、送信元がB、VLAN IDが1のパケットである。このパケット101を受信したエッジスイッチ15のユーザ側受信パケト制御部210は、パケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号をユーザ側MACアドレス学習テーブル214へ登録するようにユーザ側学習テーブル制御部215へ依頼し、パケットをキャリア側学習テーブル検索部211へ渡す。ユーザ側学習テーブル制御部215は、パケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号をユーザ側MACアドレス学習テーブル214へ登録する。
従来技術では、キャリア側MACアドレス学習テーブル検索部314は、パケットの宛先MACアドレスおよびVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル317を検索し、検索結果をもとにキャリア側送信パケット制御部にパケットをポート1から送信するよう依頼し、パケットを渡していた(図31)。
これに対し、本発明のキャリア側学習テーブル検索部211は、キャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索するとき、パケットの宛先MACアドレスの学習状態を判定し、該宛先MACアドレスが仮学習の状態で学習されている場合は、学習状態を一時的な学習(仮学習)から有効な学習(本学習)へ更新するようにキャリア側学習テーブル制御部208へ依頼する。
学習状態の更新を依頼されたキャリア側学習テーブル制御部208は、エイジングタイム管理部213に本学習のエイジングタイムを問い合わせる。エイジングタイム管理部213は、学習状態のランク別にエイジングタイムを管理しており、本学習のエイジングタイムをキャリア側学習テーブル制御部208に返す。キャリア側学習テーブル制御部208は、キャリア側MACアドレス学習テーブル209内の当該パケットのテーブルの学習状態を本学習に更新し、エイジングタイムも更新する。
キャリア側学習テーブル検索部211からパケットを受け取ったキャリア側送信パケット制御部212は、キャリア側学習テーブル検索部211による検索結果をもとに、出力ポート204からパケット102を送信する。
これにより、エッジスイッチ15は、ユーザネットワーク13から受信したパケットの宛先MACアドレスがキャリア側MACアドレス学習テーブル209に一時的な学習である仮学習として登録されていることを判定し、学習状態を有効な学習である本学習状態に更新することが可能となる。
図11は本発明の実施例3による、宛先MACアドレス学習後のキャリアネットワーク11からのパケット受信を説明する図である。
本実施例では、エッジスイッチ15において、従来のようにキャリアネットワーク11から受信したパケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号をそのままキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録するのではなく、受信したパケットの宛先MACアドレスがユーザ側MACアドレス学習テーブル214に登録されていることを判定し、パケットの送信元MACアドレスを有効な学習としてキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録する。
尚、説明にあたっては、図10に示した宛先MACアドレス学習後のユーザネットワークからのパケット受信後の状態で、端末Aからのパケットがキャリアネットワーク11を経由してエッジスイッチ15にて受信した場合を説明する。
端末Aより送信されたパケット111は送信元MACアドレスがA、宛先MACアドレスがB、VLAN IDが1のパケットである。このパケット111を受信したエッジスイッチ15のキャリア側受信パケット制御部205は、パケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号をキャリア側MACアドレス学習テーブル209へ登録するようキャリア側学習テーブル制御部208へ依頼し、パケットをユーザ側学習テーブル検索部206へ渡す。
従来技術では、キャリア側学習テーブル制御部208へ依頼する際、学習情報をそのまま登録するよう依頼したいたが、本発明では未学習状態で最初にパケットを受信した時のキャリア側MACアドレス学習テーブル209内の学習状態を一時的な学習(仮学習)とランク付けをして登録するよう依頼する。
学習情報の登録を依頼されたキャリア側学習テーブル制御部208は、パケットの送信元MACアドレスとVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索する。該送信元MACアドレスが未登録のため、従来技術では、エイジングタイム管理部にエイジングタイムを問い合わせ、学習情報とエイジングタイムをそのままキャリア側MACアドレス学習テーブルに登録していた。
これに対し、本実施例のエイジングタイム管理部213は、学習状態のランク別にエイジングタイムを管理しており、キャリア側学習テーブル制御部208は、仮学習のエイジングタイムを問い合わせる。エイジングタイム管理部213は、仮学習のエイジングタイムをキャリア側学習テーブル制御部208に返し、キャリア側学習テーブル制御部208は、学習情報、学習状態(仮学習)、およびエイジングタイムをキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録する。
従来技術では、ユーザ側学習テーブル検索部は、パケットの宛先MACアドレス、およびVLAN IDをもとにユーザ側MACアドレス学習テーブルを検索し、該MACアドレスは学習済みのため、ユーザ側送信パケット制御部にパケットを出力ポートから送信するよう依頼し、パケットを渡していた。
これに対し、本実施例のユーザ側学習テーブル検索部206は、ユーザ側MACアドレス学習テーブル214において該宛先MACアドレスが学習済みの場合、キャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録されているパケットの送信元MACアドレスの学習状態を、一時的な学習(仮学習)から有効な学習(本学習)へ更新するようにキャリア側学習テーブル制御部208へ依頼する。
学習状態の更新を依頼された、キャリア側学習テーブル制御部208は、エイジングタイム管理部213に本学習のエイジングタイムを問い合わせる。エイジングタイム管理部213は、学習状態のランク別にエイジングタイムを管理しており、本学習のエイジングタイムをキャリア側学習テーブル制御部208に返す。キャリア側学習テーブル制御部208は、キャリア側MACアドレス学習テーブル209内の該当パケットの学習状態を本学習に更新し、エイジングタイムも更新する。
ユーザ側学習テーブル検索部206からパケットを受け取ったユーザ側送信パケット制御部207は、ユーザ側学習テーブル検索部206による検索結果をもとに、出力ポート202からパケット112を送信する。
これにより、エッジスイッチ15は、キャリアネットワーク11から受信したパケット111の宛先MACアドレスがユーザ側MACアドレス学習テーブル214に登録されていることを判定し、パケットの送信元MACアドレスを有効な学習としてキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録することが可能となる。
図12は本発明の実施例4による、キャリア側MACアドレス学習テーブル209が飽和している状態でのキャリアネットワークからのパケット受信の説明図である。
本実施例では、エッジスイッチ15において、キャリア側MACアドレス学習テーブル209が飽和している状態で学習情報の登録を依頼された場合、従来のように学習内容に関わらず学習情報を削除するのではなく、仮学習状態の学習情報から削除することにより、キャリア側MACアドレス学習テーブル209のヒット率を向上させることが可能となる。
図12において、ユーザネットワーク12内の端末Cより送信されたパケット121は送信元MACアドレスはC、宛先MACアドレスはD、VLAN IDは1のパケットである。このパケット121を受信したエッジスイッチ15のキャリア側受信パケット制御部205は、パケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号をキャリア側MACアドレス学習テーブル209へ登録するようキャリア側学習テーブル制御部208へ依頼し、パケットをユーザ側学習テーブル検索部206へ渡す。
従来技術では、キャリア側学習テーブル制御部208へ依頼する際、学習情報をそのまま登録するよう依頼していたが、本実施例では端末Cからのパケットの学習状態は未学習状態なので、その学習状態を一時的な学習(仮学習)とランク付けをして登録するよう依頼する。
学習情報の登録を依頼されたキャリア側学習テーブル制御部208は、パケットの送信元MACアドレスCとVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索する。図12に示すキャリア側MACアドレス学習テーブル209はパケットCの受信前には、送信元MACアドレスCが未登録なので、パケットCの情報をキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録可能かどうかを判定するためにキャリア側MACアドレス学習テーブル209内のテーブルの学習数を判定する。
テーブル学習数が最大数となっている場合は、従来技術では、キャリア側MACアドレス学習テーブルへの登録順に学習情報を一つ削除し、エイジングタイム管理部にエイジングタイムを問い合わせ、登録を依頼された学習情報とエイジングタイムをそのままキャリア側MACアドレス学習テーブルに登録していた。
これに対し、本実施例のキャリア側学習テーブル制御部208は、キャリア側MACアドレス学習テーブル209から仮学習の学習情報を検索してその学習情報を削除する。そして、エイジングタイム管理部213に仮学習のエイジングタイムを問い合わせる。エイジングタイム管理部213は、仮学習のエイジングタイムをキャリア側学習テーブル制御部208に返し、キャリア側学習テーブル制御部208は、学習情報、学習状態(仮学習)、およびエイジングタイムをキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録する。
これにより、エッジスイッチ15は、キャリア側MACアドレス学習テーブル209に仮学習の状態で登録されている学習情報を削除して、依頼された学習情報を登録することにより、学習テーブルのヒット率を向上させることが可能となる。
図13は上記各実施例に適用されるネットワークの構成例を示す図である。なお、このネットワークでは、説明の簡便のため、EoE技術を用いない場合について説明するが、EoE技術を用いた場合についても本発明は問題なく適用可能である。図13に示したネットワークの構成は図1に示したものとほぼ同じである。図13においては、キャリアネットワーク11内にコアスイッチ131がエッジスイッチ14と15の間に存在しており、ユーザネットワーク12内に端末Aが存在しており、ユーザネットワーク13内に端末Bが存在している。
エッジスイッチ14および15におけるエイジングタイムは、コマンド入力等で設定可能であるが、本発明の各実施例では、初期設定で、学習状態が仮学習の場合は3秒に設定し、本学習の場合は300秒に設定する。仮学習および本学習のエイジングタイムとしては、勿論これ以外の時間を設定してもよい。
図14は上記各実施例における端末Aから端末Bへのパケット送信の具体例を説明する図である。
図14に示す例では、端末AのMACアドレスは00-E0-00-00-10-10、端末BのMACアドレスは00-E0-00-00-10-20であり、エッジスイッチ14およびエッジスイッチ15のポート1およびポート2にはVLAN ID=1が登録されている。
端末Aより送信されたパケット141は、エッジスイッチ14のポート1で受信される。エッジスイッチ14のユーザ側学習テーブル制御部215は、パケットの送信元MACアドレス=00-E0-00-00-10-10、VLAN ID=1、および受信ポート番号=1をユーザ側MACアドレス学習テーブル214へ登録するようユーザ側学習テーブル制御部215へ依頼し、パケット141をキャリア側学習テーブル211へ渡す。
ユーザ側学習テーブル制御部215は、パケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号をユーザ側MACアドレス学習テーブル214へ登録する。図16はエッジスイッチ14のユーザ側MACアドレス学習テーブル214の内容例を示す図である。
キャリア側学習テーブル211は、パケット141の宛先MACアドレス=00-E0-00-00-10-20およびVLAN ID:1をもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索するが、該MACアドレスは未学習のため、キャリア側送信パケット制御部212にパケット141をブロードキャスト送信するよう依頼し、パケット141を渡す。パケット141を受け取ったキャリア側送信パケット制御部212は、VLAN ID=1が登録されているポート2へパケットをブロードキャストする。
エッジスイッチ141のポート2からブロードキャストされたパケット142はコアスイッチ131で受信され、エッジスイッチ15へ転送される。このときのコアスイッチ131の動作は従来技術と同様の動作であるため、本実施例での説明は省略する。
コアスイッチ131から転送されたパケット142はエッジスイッチ15のポート1で受信される。エッジスイッチ15のユーザ側学習テーブル制御部215は、図4のフローチャートに示すように、パケット142の送信元MACアドレス=00-E0-00-00-10-10、VLAN ID=1、および受信ポート番号=1をキャリア側MACアドレス学習テーブル209へ登録するようキャリア側学習テーブル制御部208へ依頼し、パケット142をユーザ側学習テーブル検索部206へ渡す。本発明ではキャリア側MACアドレス学習テーブル209へ未学習の学習情報の登録を依頼するときに、仮学習の状態で登録するよう依頼する。
キャリア側学習テーブル制御部208は、図4のフローチャートに示したように、パケットの送信元MACアドレスとVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索し、該MACアドレスの学習状態を判定する。該MACアドレスは未学習のため、エイジングタイム管理部213に、仮学習のエイジングタイムを問い合わせる。
図17はエイジングタイム管理部213内のエイジングタイム管理テーブルの内容例を示す図である。
エイジングタイム管理部213は、図5のフローチャートに示したように、学習状態=仮学習をもとに図17に示したエイジングタイム管理テーブルからエイジングタイムを検索し、エイジングタイム=3秒をキャリア側学習テーブル制御部208に返す。キャリア側学習テーブル制御部208は、パケット142の送信元MACアドレス、VLAN ID、受信ポート番号、学習状態=0(仮学習)、およびエイジングタイム=3秒をキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録する。
図18は仮学習が登録された状態のエッジスイッチ15のキャリア側MACアドレス学習テーブル209の内容を示す図である。
エッジスイッチ15内のユーザ側学習テーブル検索部206は、図6のフローチャートに示したように、パケットの宛先MACアドレス=0-E0-00-00-10-20およびVLAN ID=1をもとにユーザ側MACアドレス学習テーブル214を検索するが、該宛先MACアドレスは未学習のため、ユーザ側送信パケット制御部207にパケット143をブロードキャスト送信するよう依頼し、パケット143を渡す。パケット143を受け取ったユーザ側送信パケット制御部207は、VLAN ID=1が登録されているポート2へパケット143をブロードキャストする。
以上に説明したように、エッジスイッチ15においてパケットの送信元MACアドレス、VLAN IDおよび受信ポートが未学習の場合は仮学習としてMACアドレス学習テーブルに登録する。
図15は上記各実施例における端末Bから端末Aへのパケット送信の動作を具体例で説明する図である。
説明の簡便のため、図14により説明した動作をし終わった状態を前提として引き続き説明する。エッジスイッチ14のユーザ側MACアドレス学習テーブル214およびエッジスイッチ15のキャリア側MACアドレス学習テーブル209は端末AのMACアドレス=00-E0-00-00-10-10を学習済みである。
図15に示す端末Bより送信されたパケット151は、エッジスイッチ15のポート2で受信される。エッジスイッチ15のユーザ側受信パケト制御部210は、パケットの送信元MACアドレス=00-E0-00-00-10-20、VLAN ID=1、および受信ポート番号=2をユーザ側MACアドレス学習テーブル214へ登録するようユーザ側学習テーブル制御部215へ依頼し、パケットをキャリア側学習テーブル211へ渡す。
ユーザ側学習テーブル制御部215は、パケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号をユーザ側MACアドレス学習テーブル214へ登録する。
図19は図15におけるエッジスイッチ15内のユーザ側MACアドレス学習テーブル214に上記登録をした後の状態を示す図である。
キャリア側学習テーブル211は、図7のフローチャートに示したように、パケットの宛先MACアドレス=00-E0-00-00-10-10およびVLAN ID=1をもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索する。該宛先MACアドレスは図18に示すように、仮学習の状態で学習されているので、キャリア側学習テーブル211は該宛先MACアドレスの学習状態を仮学習から本学習へ更新するようキャリア側学習テーブル制御部208へ依頼する。また、キャリア側送信パケット制御部212にパケットをポート1から送信するよう依頼し、パケットを渡す。
キャリア側学習テーブル制御部208は、図8のフローチャートに示したように、エイジングタイム管理部213に、本学習のエイジングタイムを問い合わせる。エイジングタイム管理部213は、図5のフローチャートに示したように、学習状態=本学習をもとに図7に示したエイジングタイム管理テーブルからエイジングタイムを検索し、エイジングタイム=300秒をキャリア側学習テーブル制御部208に返す。キャリア側学習テーブル制御部208は、キャリア側MACアドレス学習テーブル209内の学習状態を1(本学習)に更新し、エイジングタイムも300s(秒)に更新する。図20は更新後のキャリア側MACアドレス学習テーブル209を示す図である。
キャリア側学習テーブル211からパケットを受け取ったキャリア側送信パケット制御部212は、キャリア側学習テーブル211の検索結果をもとに、ポート1からキャリアネットワーク11内のコアスイッチ131にパケット152を送信する。
以上に説明したように、エッジスイッチ15においてユーザネットワーク13からキャリアネットワーク11方向のパケット受信を契機に、仮学習の状態の学習情報を本学習の状態に更新することができる。
エッジスイッチ15のポート1から送信されたパケット152はコアスイッチ131で受信され、エッジスイッチ14へ転送される。このときのコアスイッチ131の動作は従来技術と同様の動作であるため、ここでの説明は省略する。
コアスイッチ131から転送されたパケット152はエッジスイッチ14のポート2で受信される。エッジスイッチ14のユーザ側学習テーブル制御部215は、図4のフローチャートに示したように、パケットの送信元MACアドレス=00-E0-00-00-10-20、VLAN ID=1、および受信ポート番号=2を仮学習の状態でキャリア側MACアドレス学習テーブル209へ登録するようキャリア側学習テーブル制御部208へ依頼し、パケットをユーザ側学習テーブル検索部206へ渡す。
キャリア側学習テーブル制御部208は、図4のフローチャートに示したように、パケット153の送信元MACアドレスとVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索し、該送信元MACアドレスの学習状態を判定する。この場合、該送信元MACアドレスは未学習のため、エイジングタイム管理部213に、仮学習のエイジングタイムを問い合わせる。
エイジングタイム管理部213は、図5のフローチャートに示したように、学習状態=仮学習をもとに図17に示したエイジングタイム管理テーブルからエイジングタイムを検索し、エイジングタイム=3sをキャリア側MACアドレス学習テーブル209に返す。キャリア側学習テーブル制御部208は、パケットの送信元MACアドレス、VLAN ID、および受信ポート番号を学習状態=0(仮学習)、エイジングタイム=3sをキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録する。図21は上記の仮学習登録後のキャリア側MACアドレス学習テーブル209の状態を示す図である。
ユーザ側学習テーブル検索部206は、図6のフローチャートに示したように、パケットの宛先MACアドレス=00-E0-00-00-10-10およびVLAN ID=1をもとにユーザ側MACアドレス学習テーブル214を検索する。この場合、該宛先MACアドレスは図16に示したように学習済みなので、ユーザ側学習テーブル検索部206はパケットの送信元MACアドレス=00-E0-00-00-10-20、VLAN ID=1、および受信ポート番号=2を本学習の状態で登録するようキャリア側学習テーブル制御部208へ依頼する。また、ユーザ側送信パケット制御部207にパケットをポート1から送信するよう依頼し、パケットを渡す。
キャリア側学習テーブル制御部208は、図4のフローチャートに示したように、パケットの送信元MACアドレスとVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索し、該送信元MACアドレスの学習状態を判定する。この場合、該送信元MACアドレスは図21に示したように仮学習(学習状態=0)の状態のため、エイジングタイム管理部213に、本学習のエイジングタイムを問い合わせる。
エイジングタイム管理部213は、図4のフローチャートに示したように、学習状態=本学習をもとに図17に示したエイジングタイム管理テーブルからエイジングタイムを検索し、エイジングタイム=300sをキャリア側学習テーブル制御部208に返す。キャリア側学習テーブル制御部208は、図22に示すように学習状態を1(本学習)に更新し、エイジングタイムも300sに更新する。図22は本学習への更新後のエッジスイッチ14のキャリア側MACアドレス学習テーブル209の状態を示す図である。
ユーザ側学習テーブル検索部206からパケットを受け取ったユーザ側送信パケット制御部207は、ユーザ側学習テーブル検索部206の検索結果をもとに、ポート=1からユーザネットワーク12の端末Aにパケットを送信する。
以上に説明したように、エッジスイッチ14おいてキャリアネットワーク11からキユーザネットワーク12方向のパケット受信を契機に、仮学習の状態の学習情報を本学習の状態に更新することができる。
また、キャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録されている学習情報のランク別にタイムアウト時間を設定することができる。
これ以降、キャリアネットワーク11内のエッジスイッチ14および15は、各MACアドレス学習テーブルにしたがって、端末AとBの間でブロードキャストパケットを送信することなく、パケットの送受信を行うことが可能である。
以上に説明したように、キャリアネットワーク11の各エッジスイッチにて、学習情報にランク付けを行って保持することができる。
上記状態において、各エッジスイッチのエイジングタイム管理部213は、従来技術により、1秒周期でキャリア側MACアドレス学習テーブル209の全学習情報のエイジングタイムを減算し、エイジングタイムが0s(秒)になった場合、該学習情報をキャリア側MACアドレス学習テーブル209から削除する。このとき、学習状態別にエイジングタイムを設定しているため、仮学習の学習情報の方が本学習の学習情報より早く削除することができ、無駄な学習でMACアドレス学習テーブルが飽和するのを防ぐことが可能である。
実施の形態2
図23は本発明の実施の形態2よるMACアドレス学習装置の概略を説明する図である。
説明の簡便のため、本実施の形態でも、EoE技術を用いない場合について説明するが、EoE技術を用いた場合についても本実施の形態は問題なく適用可能である。
同図において、MACアドレス学習装置は、キャリアネットワーク231を介してユーザネットワーク232〜235の間で通信をする広域LANサービスを提供するネットワークにおいて、キャリアネットワーク231は、ユーザネットワーク232及び233と接続するエッジスイッチ236と、ユーザネットワーク234及び235と接続するエッジスイッチ237と、エッジスイッチ236と237の間に接続されているコアスイッチ238とを備えている。
本実施の形態2においても、エッジスイッチ236および237のそれぞれの構成は図2に示したものと同じであり、実施の形態1で説明したのと同様の部分の説明はここでは省略する。
図示例では、ユーザネットワーク232および234にはVLAN ID=1が割り当てられており、ユーザネットワーク233および235にはVLAN ID=2が割り当てられている。ユーザネットワーク232には端末AおよびBが存在し、ユーザネットワーク234には端末CおよびDが存在し、ユーザネットワーク233には端末EおよびFが存在し、ユーザネットワーク235には端末Gが存在している。
VLAN ID=1のユーザネットワーク232および234内の端末A〜DのMACアドレスはそれぞれ、00-E0-00-00-10-10、00-E0-00-00-10-20、00-E0-00-00-10-30、00-E0-00-00-10-40である。また、VLAN ID=2のユーザネットワーク233および235内の端末E〜GのMACアドレスはそれぞれ、00-E0-00-00-20-10、00-E0-00-00-20-20、00-E0-00-00-20-30である。
図24は本発明の実施の形態2における、エッジスイッチ237のキャリア側MACアドレス学習テーブル209のテーブル学習数が最大で3個である場合の内容を示す図である。同図において、実施の形態1と同様に、学習状態が1(本学習)の場合はエイジングタイムは300s(秒)、0(仮学習)の場合のエイジングタイムは3s(秒)である。テーブル学習数が最大で3個というのは例示であって、実際にはより多くの数が最大テーブル学習数である。
図25は本発明の実施の形態2において、キャリア側MACアドレス学習テーブル209から削除する仮学習の学習情報の条件を、テーブル昇順検索とした場合の、更新後のキャリア側MACアドレス学習テーブル209の内容を示す図である。図26は本発明の実施の形態2において、キャリア側MACアドレス学習テーブル209から削除する仮学習の学習情報の条件を、VLAN ID検索とした場合の、更新後のキャリア側MACアドレス学習テーブル209の内容を示す図である。
図27および図28は本実施の形態2によるキャリア側学習テーブル制御部208の動作を説明するフローチャートである。
以下、図2および図23〜図28を用いて本実施の形態2によるMACアドレス学習装置の動作を説明する。
VLAN ID=2に属する端末Eと、同じくVLAN ID=2に属する端末Gでパケットを送受信する場合について説明する。
ユーザネットワーク233の端末Eから送信されたパケットは、キャリアネットワーク231内を転送されてエッジスイッチ237で受信される。このときのエッジスイッチ236、およびコアスイッチ238の動作は実施の形態1と同様の動作であるため、ここでの説明は省略する。
コアスイッチ238から転送されたパケットはエッジスイッチ237のポート1で受信される。エッジスイッチ237のキャリア側受信パケット制御部205は、パケットの送信元MACアドレス:00-E0-00-00-20-10、VLAN ID=2、および受信ポート番号=1をキャリア側MACアドレス学習テーブル209へ登録するようキャリア側学習テーブル制御部208へ依頼し、パケットをユーザ側学習テーブル検索部206へ渡す。本実施の形態2でもキャリア側MACアドレス学習テーブル209へ最初に学習情報の登録を依頼するときに、仮学習の状態で登録するよう依頼する。
キャリア側学習テーブル制御部208は、図27および図28のフローチャートに示すように、パケットの送信元MACアドレスとVLAN IDをもとにキャリア側MACアドレス学習テーブル209を検索し、該送信元MACアドレスの学習状態を判定する。最初は該送信元MACアドレスは図24に示すように学習状態=0(未学習)のため、テーブルの学習情報の登録数をチェックする(ステップS273)。図24に示すようキャリア側MACアドレス学習テーブル209には最大数の学習情報が登録されているため、キャリア側MACアドレス学習テーブル209から学習状態が仮学習の学習情報を検索し、仮学習状態のMACアドレス=00-E0-00-00-10-10の学習情報を削除する。以後、MACアドレス=00-E0-00-00-20-10の学習情報をキャリア側MACアドレス学習テーブル209に登録するまでの動作は実施の形態1と同様の動作であるため、ここでの説明は省略する。
なお、本実施の形態2では、キャリア側MACアドレス学習テーブル209から削除する仮学習の学習情報を、テーブルを昇順に検索し、最初に該当したものとしているが、新たに登録しようとしている学習情報(MACアドレス=00-E0-00-00-20-10、VLAN ID=2、受信ポート番号=1)のVLAN IDの値が一致する学習情報にすることも可能である。この場合は、図24に示すように、MACアドレス:00-E0-00-00-10-10の学習情報のVLAN ID:2で一致するため、MACアドレス:00-E0-00-00-10-10の学習情報を削除する。
キャリア側MACアドレス学習テーブル209から削除する仮学習の学習情報の条件を、テーブル昇順検索とした場合の、更新後のキャリア側MACアドレス学習テーブル209は図25となる。また、キャリア側MACアドレス学習テーブル209から削除する仮学習の学習情報の条件を、VLAN ID検索とした場合の、更新後のキャリア側MACアドレス学習テーブル209は図26となる。
以上に説明したように、実施の形態2により、エッジスイッチ237において、キャリア側MACアドレス学習テーブル209に仮学習の状態で登録されている学習情報を削除して、依頼された学習情報を登録することにより、学習テーブルのヒット率を向上させることができる。
(付記1) 第1のネットワークを介して複数の第2のネットワーク間で通信をする広域LANサービスを提供するネットワークにおいて、前記第1のネットワーク内で前記第2のネットワークと接続するエッジスイッチを備えており、該エッジスイッチは、
第1のネットワークから受信した未学習状態のパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを仮学習状態で登録する仮学習登録手段と、
前記第2のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスが学習済み状態で登録されている場合、前記宛先MACアドレスの学習済み状態を本学習状態に変更する学習状態変更手段と、
前記第1のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスが学習済み状態の場合、前記第1のネットワークから受信したパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを本学習状態で登録する本学習登録手段とを具備することを特徴とする、MACアドレス学習装置。
(付記2) 前記仮学習登録手段は、
前記第1のネットワークから最初に受信したパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを仮学習の状態で第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録するよう依頼する第1のネットワーク側受信パケット制御部と、
前記送信元MACアドレスが前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに未登録の場合、該MACアドレスと受信ポートを仮学習の状態で前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録する第1のネットワーク側学習テーブル制御部と、
を具備することを特徴とする、付記1に記載のMACアドレス学習装置。
(付記3) 前記学習状態変更手段は、
前記第2のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスで前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルを検索した結果、該宛先MACアドレスが仮学習の状態で第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録済みの場合、前記宛先MACアドレスの学習状態を本学習に更新するよう依頼する第1のネットワーク側学習テーブル検索部と、
前記宛先MACアドレスの登録を本学習の状態に更新する第1のネットワーク側学習テーブル制御部と、
を具備することを特徴とする、付記1に記載のMACアドレス学習装置。
(付記4) 前記本学習登録手段は、
前記第1のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスで前記第2のネットワーク側MACアドレス学習テーブルを検索した結果、該宛先MACアドレスが第2のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録済みの場合、受信パケットの送信元アドレスと受信ポートを本学習の状態で登録するよう依頼する第2のネットワーク側学習テーブル検索部と、
前記宛先MACアドレスが前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに仮学習の状態で登録済みの場合、該宛先MACアドレスの登録を本学習の状態に更新する第1のネットワーク側学習テーブル制御部と、
を具備することを特徴とする、付記1に記載のMACアドレス学習装置。
(付記5) 前記エッジスイッチは、前記第1のネットワークから受信したパケットのMACアドレス学習内容を格納する第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルと、該第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録されている学習情報のランク別にタイムアウト時間を管理するエイジングタイム管理部と、ランク別のエイジングタイムを前記エイジングタイム管理部に問い合わせて得られた結果を前記第1のネットワーク側学習テーブルに設定する第1のネットワーク側学習テーブル制御部とを具備することを特徴とする、付記1から4のいずれか一項に記載のMACアドレス学習装置。
(付記6) 前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルが飽和している状態で、前記第1のネットワーク側受信パケット制御部から学習登録以来を受けた場合、前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに仮学習状態で登録されている学習情報を削除して、依頼された学習を登録する第1のネットワーク側学習テーブル制御部を具備することを特徴とする、付記2に記載のMACアドレス学習装置。
(付記7) 第1のネットワークを介して複数の第2のネットワーク間で通信をする広域LANサービスを提供するネットワークにおいて、前記第1のネットワーク内で前記第2のネットワークと接続するエッジスイッチは、
第1のネットワークから受信した未学習状態のパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを仮学習状態で登録し、
前記第2のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスが学習済み状態で登録されている場合、前記宛先MACアドレスの学習済み状態を本学習状態に変更し、
前記第1のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスが学習済み状態の場合、前記第1のネットワークから受信したパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを本学習状態で登録することを特徴とする、MACアドレス学習方法。
(付記8) 前記仮学習状態で登録することは、
前記第1のネットワークから最初に受信したパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを仮学習の状態で第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録するよう依頼し、
前記送信元MACアドレスが前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに未登録の場合、該MACアドレスと受信ポートを仮学習の状態で前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録する、
ことを特徴とする、付記7に記載のMACアドレス学習方法。
(付記9) 前記学習状態の変更は、
前記第2のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスで前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルを検索した結果、該宛先MACアドレスが仮学習の状態で第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録済みの場合、前記宛先MACアドレスの学習状態を本学習に更新するよう依頼し、
前記宛先MACアドレスの登録を本学習の状態に更新することを特徴とする、付記7に記載のMACアドレス学習方法。
(付記10) 前記本学習状態で登録することは、
前記第1のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスで前記第2のネットワーク側MACアドレス学習テーブルを検索した結果、該宛先MACアドレスが第2のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録済みの場合、受信パケットの送信元アドレスと受信ポートを本学習の状態で登録するよう依頼し、
前記宛先MACアドレスが前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに仮学習の状態で登録済みの場合、該宛先MACアドレスの登録を本学習の状態に更新する、
ことを特徴とする、付記7に記載のMACアドレス学習方法。
(付記11) 前記エッジスイッチは、前記第1のネットワークから受信したパケットのMACアドレス学習内容を格納し、該第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録されている学習情報のランク別にタイムアウト時間を管理し、ランク別のエイジングタイムを前記エイジングタイム管理部に問い合わせて得られた結果を前記第1のネットワーク側学習テーブルに設定する、付記7から10のいずれか一項に記載のMACアドレス学習方法。
(付記12) 前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルが飽和している状態で、前記第1のネットワーク側受信パケット制御部から学習登録以来を受けた場合、前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに仮学習状態で登録されている学習情報を削除して、依頼された学習を登録する、付記8に記載のMACアドレス学習方法。
本発明により、広域VLANサービスなどを提供する通信キャリア向けデータ伝送装置に適用されるMACアドレス学習装置において、有効な学習であると決定するまで、一時的な学習としてMACアドレス学習テーブルに保持することで、無駄な学習によってMACアドレス学習テーブルを飽和させないことが可能である。また、MACアドレス学習テーブルが飽和した場合も、一時的な学習から優先的に削除することで、MACアドレス学習テーブルのヒット率も向上させることが可能である。
本発明の実施の形態よるMACアドレス学習装置の概略を説明する図である。 図1に示したエッジスイッチ15の構成の概略を示すブロック図である。 図2におけるキャリア側受信パケット制御部205の動作の概略を説明するフローチャートである。 キャリアネットワークからパケットを受信した場合のキャリア側学習テーブル制御部208の動作の概略を説明するフローチャートである。 エイジングタイム管理部213の動作の概略を説明するフローチャートである。 ユーザ側学習テーブル検索部206の動作の概略を説明するフローチャートである。 キャリア側学習テーブル検索部211の動作の概略を説明するフローチャートである。 ユーザネットワークからパケットを受信した場合のキャリア側学習テーブル制御部208の動作の概略を説明するフローチャートである。 本発明の実施例1による、宛先MACアドレス学習前のキャリアネットワークからのパケット受信を説明する図である。 本発明の実施例2による、宛先MACアドレス学習後のユーザネットワークからのパケット受信を説明する図である。 本発明の実施例3による、宛先MACアドレス学習後のキャリアネットワーク11からのパケット受信を説明する図である。 本発明の実施例4による、キャリア側MACアドレス学習テーブル209が飽和している状態でのキャリアネットワークからのパケット受信の説明図である。 上記各実施例に適用されるネットワークの構成例を示す図である。 上記各実施例における端末Aから端末Bへのパケット送信の具体例を説明する図である。 上記各実施例における端末Bから端末Aへのパケット送信の動作を具体例で説明する図である。 上記各実施例におけるエッジスイッチ14のユーザ側MACアドレス学習テーブルの内容例を示す図である。 エイジングタイム管理部213内のエイジングタイム管理テーブルの内容例を示す図である。 仮学習が登録された状態のエッジスイッチ15のキャリア側MACアドレス学習テーブル209の内容を示す図である。 図15におけるエッジスイッチ15内のユーザ側MACアドレス学習テーブル214に上記登録をした後の状態を示す図である。 更新後のキャリア側MACアドレス学習テーブル209を示す図である。 仮学習登録後のキャリア側MACアドレス学習テーブル209の状態を示す図である。 本学習への更新後のエッジスイッチ14のキャリア側MACアドレス学習テーブル209の状態を示す図である。 は本発明の実施の形態2よるMACアドレス学習装置の概略を説明する図である。 本発明の実施の形態2における、エッジスイッチ237のキャリア側MACアドレス学習テーブル209のテーブル学習数が最大で3個である場合の内容を示す図である。 本発明の実施の形態2において、キャリア側MACアドレス学習テーブル209から削除する仮学習の学習情報の条件を、テーブル昇順検索とした場合の、更新後のキャリア側MACアドレス学習テーブル209の内容を示す図である。 本発明の実施の形態2において、キャリア側MACアドレス学習テーブル209から削除する仮学習の学習情報の条件を、VLAN ID検索とした場合の、更新後のキャリア側MACアドレス学習テーブル209の内容を示す図である。 本実施の形態2によるキャリア側学習テーブル制御部208の動作を説明するフローチャートの一部である。 本実施の形態2によるキャリア側学習テーブル制御部208の動作を説明するフローチャートの他の一部である。 従来のMACアドレス学習方法を説明する概略図である。 従来のEoE技術を用いた場合のパケット送受信を説明する概略図である。 図29に示した従来のエッジスイッチ294の構成を示すブロック図である。
符号の説明
11 キャリアネットワーク
12 ユーザネットワーク
13 ユーザネットワーク
14 エッジスイッチ
15 エッジスイッチ
16 仮学習登録手段
17 学習状態変更手段
18 本学習登録手段
201 キャリア側受信ポート
202 ユーザ側送信ポート
203 ユーザ側受信ポート
204 キャリア側送信ポート
205 キャリア側受信パケット制御部
206 ユーザ側学習テーブル検索部
208 キャリア側学習テーブル制御部
211 キャリア側学習テーブル
213 エイジングタイム管理部

Claims (5)

  1. 第1のネットワークを介して複数の第2のネットワーク間で通信をする広域LANサービスを提供するネットワークにおいて、前記第1のネットワーク内で前記第2のネットワークと接続するエッジスイッチを備えており、該エッジスイッチは、
    第1のネットワークから受信した未学習状態のパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを仮学習状態で登録する仮学習登録手段と、
    前記第2のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスが学習済み状態で登録されている場合、前記宛先MACアドレスの学習済み状態を本学習状態に変更する学習状態変更手段と、
    前記第1のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスが学習済み状態の場合、前記第1のネットワークから受信したパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを本学習状態で登録する本学習登録手段とを具備することを特徴とする、MACアドレス学習装置。
  2. 前記仮学習登録手段は、
    前記第1のネットワークから最初に受信したパケットの送信元MACアドレスと受信ポートを仮学習の状態で第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録するよう依頼する第1のネットワーク側受信パケット制御部と、
    前記送信元MACアドレスが前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに未登録の場合、該MACアドレスと受信ポートを仮学習の状態で前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録する第1のネットワーク側学習テーブル制御部と、
    を具備することを特徴とする、請求項1に記載のMACアドレス学習装置。
  3. 前記学習状態変更手段は、
    前記第2のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスで前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルを検索した結果、該宛先MACアドレスが仮学習の状態で第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録済みの場合、前記宛先MACアドレスの学習状態を本学習に更新するよう依頼する第1のネットワーク側学習テーブル検索部と、
    前記宛先MACアドレスの登録を本学習の状態に更新する第1のネットワーク側学習テーブル制御部と、
    を具備することを特徴とする、請求項1に記載のMACアドレス学習装置。
  4. 前記本学習登録手段は、
    前記第1のネットワークから受信したパケットの宛先MACアドレスで前記第2のネットワーク側MACアドレス学習テーブルを検索した結果、該宛先MACアドレスが前記第2のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録済みの場合、受信パケットの送信元アドレスと受信ポートを本学習の状態で登録するよう依頼する第2のネットワーク側学習テーブル検索部と、
    前記宛先MACアドレスが前記第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに仮学習の状態で登録済みの場合、該宛先MACアドレスの登録を本学習の状態に更新する第1のネットワーク側学習テーブル制御部と、
    を具備することを特徴とする、請求項1に記載のMACアドレス学習装置。
  5. 前記エッジスイッチは、前記第1のネットワークから受信したパケットのMACアドレス学習内容を格納する第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルと、該第1のネットワーク側MACアドレス学習テーブルに登録されている学習情報のランク別にタイムアウト時間を管理するエイジングタイム管理部と、ランク別のエイジングタイムを前記エイジングタイム管理部に問い合わせて得られた結果を前記第1のネットワーク側学習テーブルに設定する第1のネットワーク側学習テーブル制御部とを具備することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のMACアドレス学習装置。
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