JP2006128932A - 撮像装置、撮像システム、撮像装置制御方法、撮像装置制御プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像システム、撮像装置制御方法、撮像装置制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 全方位映像、および、全方位映像より詳細な映像を得る。
【解決手段】 ハイブリッドカメラシステムは、ハイブリッドカメラとハイブリッドカメラを制御するPCとを備える。ハイブリッドカメラは、全方位カメラ部と、PTZカメラ部とを備える。全方位カメラ部は、全方位の画像を同時に撮像した全方位映像を撮影する。PTZカメラ部は、全方位カメラ部と固定的に連結され、パン、チルト、および、ズームが可能であって、ズーム映像を撮影する。PCは、表示部と、制御部とを含む。表示部は、全方位カメラ部によって撮影された全方位映像を表示する。制御部は、PTZカメラ部を制御して、全方位カメラ部によって撮影された全方位映像の範囲内の所定範囲のズーム映像を撮影させる(S131〜136)。表示部は、PTZカメラ部によって撮影されたズーム映像を表示する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、撮像装置、撮像システム、撮像装置制御方法、および、撮像装置制御プログラムに関し、特に、全方位を同時に監視するのに適した撮像装置、撮像システム、撮像装置制御方法、および、撮像装置制御プログラムに関する。
不審者の侵入など移動物を監視する従来の監視システムでは、監視領域の死角をなくすため、複数のカメラを用いて、広範囲の画像を撮影している。このように、監視領域の死角をなくすためには、複数のカメラを用いなければならず、その設置作業も大変なものである。
また、複数のカメラからの複数の画像を監視する必要があるため、監視に負担が掛かり、1つの画像を監視しているときに他の画像で異常があった場合、その異常を見逃してしまうといった問題があった。
そこで、旋回式カメラを用いた監視システムが開発されている。この監視システムでは、カメラを所定の角度の範囲内で旋回させることにより、全方位の画像を撮像し、死角をなくしている。
特許文献1には、全方位視覚センサを用いた車両周辺監視装置が開示されている。この車両周辺監視装置によれば、車両の対角線上の両端に配置された2つの全方位視覚センサが同時に使用されることにより、車両の周囲360度を同時に監視することができ、車両の死角がなくなる。このため、運転者は安全に運転を行なうことができる。
特許文献2には、全方位視覚センサが開示されている。この全方位視覚センサは、2葉双曲面のうちの一方の双曲面状の形状を有する反射ミラーである双曲面ミラー、および、他方の双曲面の焦点にレンズが配置されたカメラを備え、双曲面ミラーで反射した周辺の画像がカメラで撮影される。この全方位視覚センサによれば、全方位を同時に視覚的に検出することができる。
特開2002−36954号公報 特許第2939087号公報
しかし、旋回式カメラで全方位の画像を取込むためには、カメラが一周する時間が必要とされる。このため、同時刻に全方位の画像を取込むことはできず、ある特定の時刻で見た場合には、必ず死角部分ができてしまう。
また、旋回式カメラを旋回させるための機構が必要となるため、故障しやすいという問題もある。
一方、全方位視覚センサでは、所定の範囲をカバーする双曲面ミラーを選択することによって、同時刻に所定の範囲の全方位の画像を取込むことができる。しかし、カメラのレンズの中心を双曲面ミラーの対の双曲面の焦点に固定する必要があるため、カメラの焦点を動かすことができない。このため、光学的に、より詳細な画像を得ることができないといった問題があった。
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、全方位同時画像、および、全方位同時画像より詳細な画像を得ることが可能な撮像装置、撮像システム、撮像装置制御方法、および、撮像装置制御プログラムを提供することである。
上述した課題を解決するために、この発明のある局面に従えば、撮像装置は、全方位画像撮像部と、ズーム画像撮像部と、撮像制御部とを備える。全方位画像撮像部は、全方位の画像を同時に撮像する。ズーム画像撮像部は、全方位画像撮像部と固定的に連結され、パン、チルト、および、ズームが可能であって、ズーム画像を撮像する。撮像制御部は、全方位画像撮像部とズーム画像撮像部とを制御する。
撮像制御部は、制御部と出力部とを含む。制御部は、ズーム画像撮像部を制御して、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像の範囲内の所定範囲のズーム画像を撮像させる。出力部は、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像、および、ズーム画像撮像部によって撮像されたズーム画像を出力する。
この発明に従えば、撮像装置によって、全方位の画像が同時に撮像され、撮像された全方位の画像の範囲内の所定範囲のズーム画像が撮像され、撮像された全方位の画像、および、ズーム画像が出力される。このため、撮像装置によって、全方位の画像が同時に撮像された全方位同時画像、および、全方位同時画像のうちの所定範囲をズームした詳細な画像を得ることができる。その結果、全方位同時画像、および、全方位同時画像より詳細な画像を得ることが可能な撮像装置を提供することができる。
この発明の他の局面に従えば、撮像システムは、撮像装置と、撮像装置を制御する撮像制御装置とを備える。撮像装置は、全方位画像撮像部と、ズーム画像撮像部とを備える。全方位画像撮像部は、全方位の画像を同時に撮像する。ズーム画像撮像部は、全方位画像撮像部に固定的に連結され、パン、チルト、および、ズームが可能であって、ズーム画像を撮像する。
撮像制御装置は、全方位画像表示部と、制御部と、ズーム画像表示部とを含む。全方位画像表示部は、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像を表示する。制御部は、ズーム画像撮像部を制御して、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像の範囲内の所定範囲のズーム画像を撮像させる。ズーム画像表示部は、ズーム画像撮像部によって撮像されたズーム画像を表示する。
この発明に従えば、撮像システムによって、全方位の画像が同時に撮像され、撮像された全方位の画像の範囲内の所定範囲のズーム画像が撮像され、撮像された全方位の画像、および、ズーム画像が表示される。このため、撮像システムによって、全方位の画像が同時に撮像された全方位同時画像、および、全方位同時画像のうちの所定範囲をズームした詳細な画像を得ることができる。その結果、全方位同時画像、および、全方位同時画像より詳細な画像を得ることが可能な撮像システムを提供することができる。
好ましくは、撮像制御装置は、パノラマ変換部と、パノラマ画像表示部とを含む。パノラマ変換部は、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像をパノラマ画像に変換する。パノラマ画像表示部は、パノラマ変換部によって変換されたパノラマ画像を表示する。
この発明に従えば、撮像システムによって、撮像された全方位の画像がパノラマ画像に変換され、変換されたパノラマ画像が表示される。このため、全方位の画像を分かり易く表示することができる。
好ましくは、撮像制御装置は、指定受付部をさらに含む。指定受付部は、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像、または、パノラマ変換部によって変換されたパノラマ画像の範囲内の指定点を特定する情報の入力を受付ける。制御部は、指定受付部によって受付けられた指定点を含む所定範囲のズーム画像を撮像させる。
この発明に従えば、撮像システムによって、撮像された全方位の画像、または、変換されたパノラマ画像の範囲内の指定点を特定する情報の入力が受付けられ、受付けられた指定点を含む所定範囲のズーム画像が撮像される。このため、所望の点を含む所定範囲のズーム画像を得ることができる。
さらに好ましくは、撮像制御装置は、ズーム受付部をさらに含む。ズーム受付部は、所定範囲のズーム倍率を特定する情報の入力を受付ける。制御部は、指定受付部によって受付けられた指定点を含むズーム受付部によって受付けられた倍率の所定範囲のズーム画像を撮像させる。
この発明に従えば、撮像システムによって、所定範囲のズーム倍率を特定する情報の入力が受付けられ、受付けられた指定点を含む受付けられた倍率の所定範囲のズーム画像が撮像される。このため、所望の点を含む所望の倍率のズーム画像を得ることができる。
好ましくは、撮像制御装置は、指定受付部をさらに含む。指定受付部は、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像、または、パノラマ変換部によって変換されたパノラマ画像の範囲内の指定範囲の入力を受付ける。制御部は、指定受付部によって受付けられた指定範囲のズーム画像を撮像させる。
この発明に従えば、撮像システムによって、撮像された全方位の画像、または、変換されたパノラマ画像の範囲内の指定範囲の入力が受付けられ、受付けられた指定範囲のズーム画像が撮像される。このため、所望の範囲のズーム画像を得ることができる。
好ましくは、ズーム画像撮像部は、光学ズームが可能である。
この発明に従えば、撮像装置、または、撮像システムによって、光学的により詳細な画像を得ることができる。
好ましくは、撮像制御部、または、撮像制御装置は、変化位置検出部をさらに含む。変化位置検出部は、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像に変化が生じたときに、変化が生じた変化位置を検出する。制御部は、変化位置検出部によって検出された変化位置を含む所定範囲のズーム画像を撮像させる。
この発明に従えば、撮像装置、または、撮像システムによって、撮像された全方位の画像に変化が生じたときに、変化が生じた変化位置が検出され、検出された変化位置を含む所定範囲のズーム画像が撮像される。このため、変化が生じた位置を含む詳細な画像を得ることができる。
好ましくは、撮像制御部、または、撮像制御装置は、変化範囲検出部をさらに含む。変化範囲検出部は、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像に変化が生じたときに、変化が生じた変化範囲を検出する。制御部は、変化範囲検出部によって検出された変化範囲のズーム画像を撮像させる。
この発明に従えば、撮像装置、または、撮像システムによって、撮像された全方位の画像に変化が生じたときに、変化が生じた変化範囲が検出され、検出された変化範囲のズーム画像が撮像される。このため、変化が生じた変化範囲の詳細な画像を得ることができる。
好ましくは、撮像制御部、または、撮像制御装置は、ズーム画像記録部をさらに含む。ズーム画像記録部は、ズーム画像撮像部によって撮像されたズーム画像を記録する。
この発明に従えば、撮像装置、または、撮像システムによって、撮像されたズーム画像が記録される。このため、撮像された詳細な画像を記録することができる。
好ましくは、撮像制御部、または、撮像制御装置は、全方位画像記録部をさらに含む。全方位画像記録部は、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像を記録する。
この発明に従えば、撮像装置、または、撮像システムによって、撮像された全方位の画像が記録される。このため、全方位の画像を後で確認することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、撮像装置制御方法は、撮像装置を、撮像装置を制御する撮像制御装置によって制御する方法である。撮像装置は、全方位画像撮像部と、ズーム画像撮像部とを備える。全方位画像撮像部は、全方位の画像を同時に撮像する。ズーム画像撮像部は、全方位画像撮像部と固定的に連結され、パン、チルト、および、ズームが可能であって、ズーム画像を撮像する。
撮像装置制御方法は、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像を表示するステップと、ズーム画像撮像部を制御して、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像の範囲内の所定範囲のズーム画像を撮像させるステップと、ズーム画像撮像部によって撮像されたズーム画像を表示するステップとを含む。
この発明に従えば、全方位同時画像、および、全方位同時画像より詳細な画像を得ることが可能な撮像装置制御方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、撮像装置制御プログラムは、撮像装置を制御する撮像制御装置によって実行される。撮像装置は、全方位画像撮像部と、ズーム画像撮像部とを備える。全方位画像撮像部は、全方位の画像を同時に撮像する。ズーム画像撮像部は、全方位画像撮像部と固定的に連結され、パン、チルト、および、ズームが可能であって、ズーム画像を撮像する。
撮像装置制御プログラムは、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像を表示するステップと、ズーム画像撮像部を制御して、全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像の範囲内の所定範囲のズーム画像を撮像させるステップと、ズーム画像撮像部によって撮像されたズーム画像を表示するステップとを実行させる。
この発明に従えば、全方位同時画像、および、全方位同時画像より詳細な画像を得ることが可能な撮像装置制御プログラムを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付して、その説明は繰返さない。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に従うハイブリッドカメラシステム1の構成の概略を示す図である。
図1を参照して、ハイブリッドカメラシステム1は、ハイブリッドカメラ100と、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)700とから構成される。ハイブリッドカメラ100は、ルータ600を介して、PC700と接続される。
ここでは、ハイブリッドカメラ100とルータ600との接続、および、PC700とルータ600との接続には、イーサケーブルを用いる。しかし、これに限定されず、ハイブリッドカメラ100とPC700との接続には、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394)など他の伝送媒体を用いるようにしてもよい。
さらに、PC900が、インターネット800を介して、ルータ600に接続される。なお、ここでは、ルータ600が、インターネット800に接続されているが、PC900を用いないときには、ルータ600が、インターネット800に接続されていなくてもよい。
PC700、および、PC900は、それぞれ、ハイブリッドカメラ100の制御に関する指示をユーザから受付ける。PC700、および、PC900は、それぞれ、ハイブリッドカメラ100を制御する。PC700、および、PC900は、それぞれ、ハイブリッドカメラ100から受けた画像を表示する。PC700、および、PC900は、必要に応じて、ハイブリッドカメラ100から受けた画像を記録する。
図2は、本発明の第1実施形態に従うハイブリッドカメラ100の外観を示す外観図である。
図2を参照して、ハイブリッドカメラ100は、全方位カメラ部200と、パンチルトズームカメラ部(以下、「PTZカメラ部」という)300とから構成される。
全方位カメラ部200は、本体部201と、双曲面ミラー64と、透明カバー203と、カメラ部204とを備える。
本体部201および透明カバー203は固定的に接続される。双曲面ミラー64は、透明カバー203の内部に取付けられる。カメラ部204は、本体部201の内部に取付けられる。
PTZカメラ部300は、本体部301と、パン部302と、チルト部303と、カメラ部304とを備える。カメラ部304は、光学的なズーム動作が可能である。
パン部302は、本体部301に対して、パン動作が可能なように接続される。チルト部303は、パン部302に対して、チルト動作が可能なように接続される。また、カメラ部304は、チルト部303に固定的に取付けられる。これによって、カメラ部304は、本体部301に対して、パンおよびチルト動作が可能となる。
全方位カメラ部200の本体部201、および、PTZカメラ部300の本体部301は、固定的に連結される。このため、全方位カメラ部200に固定された座標系、および、PTZカメラ部300に固定された座標系は、一定の位置関係となる。
全方位カメラ部200、および、PTZカメラ部300の機能については、後述する図3で説明する。また、全方位カメラ部200の双曲面ミラー64と、全方位カメラ部200のカメラ部204と、PTZカメラ部300のカメラ部304との位置関係については、後述する図4から図7までの図で説明する。
図3は、本発明の第1実施形態に従うハイブリッドカメラシステム1の機能を示す機能ブロック図である。
図3を参照して、ハイブリッドカメラ100は、全方位カメラ部200と、PTZカメラ部300とを含む。
全方位カメラ部200のカメラ部204は、全方位カメラ制御部210と、全方位映像データ送信部241と、全方位制御データ受信部242と、全方位撮影部250と、全方位映像符号化部260とを含む。
PTZカメラ部300は、PTZカメラ制御部310と、ズーム映像データ送信部343と、PTZカメラ制御データ受信部344と、ズーム撮影部350と、ズーム映像符号化部360と、パン駆動部371と、チルト駆動部372と、ズーム駆動部373とを含む。
PC700は、制御部710と、入力部720と、表示部730と、全方位映像データ受信部741と、全方位制御データ送信部742と、ズーム映像データ受信部743と、PTZ制御データ送信部744と、外部記憶装置780とを含む。
制御部710は、CPU(Central Processing Unit)711と、メモリ712とを含む。
入力部720は、キーボードやマウスなどの入力装置で構成される。入力部720は、ユーザからのハイブリッドカメラ100を制御するための指示を受付ける。そして、入力部720は、受付けられた指示を示す指示信号を制御部710に送る。
制御部710は、入力部720から受けた指示信号に基づいて、全方位カメラ部200を制御するための全方位制御データ、および、PTZカメラ部300を制御するためのPTZ制御データを生成し、それぞれ、全方位制御データ送信部742、および、PTZ制御データ送信部744に送る。
全方位制御データ送信部742は、制御部710から受けた全方位制御データをハイブリッドカメラ100に送信する。PTZ制御データ送信部744は、制御部710から受けたPTZ制御データをハイブリッドカメラ100に送信する。
ハイブリッドカメラ100の全方位カメラ部200において、全方位制御データ受信部242は、PC700から全方位制御データを受信する。そして、全方位制御データ受信部242は、受信した全方位制御データを全方位カメラ制御部210に送る。
全方位カメラ制御部210は、CPUおよびメモリで構成される。全方位カメラ制御部210は、全方位制御データ受信部242から受けた全方位制御データに基づいて、全方位撮影部250、全方位映像符号化部260、および、全方位映像データ送信部241を制御する。
全方位撮影部250は、CCD(Charge Coupled Device)およびその周辺回路で構成される。全方位撮影部250は、全方位カメラ制御部210によって制御されて、全方位映像を撮影する。そして、全方位撮影部250は、撮影した全方位映像をアナログの全方位映像信号に変換して、全方位映像符号化部260に送る。
全方位映像符号化部260は、入力された映像信号を圧縮画像形式または圧縮動画像形式のデジタルデータに符号化する。全方位映像符号化部260は、全方位カメラ制御部210によって制御されて、全方位撮影部250から受けた全方位映像信号をデジタルの全方位映像データに符号化して、全方位映像データ送信部241に送る。
全方位映像データ送信部241は、全方位カメラ制御部210によって制御されて、全方位映像符号化部260から受けた全方位映像データをPC700に送信する。
ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300において、PTZ制御データ受信部344は、PC700からPTZ制御データを受信する。そして、PTZ制御データ受信部344は、受信したPTZ制御データをPTZカメラ制御部310に送る。
PTZカメラ制御部310は、CPUおよびメモリで構成される。PTZカメラ制御部310は、PTZ制御データ受信部344から受けたPTZ制御データに基づいて、ズーム撮影部350、ズーム映像符号化部360、ズーム映像データ送信部343、パン駆動部371、チルト駆動部372、および、ズーム駆動部373を制御する。
パン駆動部371は、PTZカメラ制御部310によって制御されて、本体部301に対してパン部302をパン動作させる。チルト駆動部372は、PTZカメラ制御部310によって制御されて、パン部302に対してチルト部303をチルト動作させる。
ズーム駆動部373は、PTZカメラ制御部310によって制御されて、カメラ部304をズーム動作させる。
ズーム撮影部350は、PTZカメラ制御部310によって制御されて、ズーム映像を撮影する。そして、ズーム撮影部350は、撮影したズーム映像をアナログのズーム映像信号に変換して、ズーム映像符号化部360に送る。
ズーム映像符号化部360は、入力された映像信号を圧縮画像形式または圧縮動画像形式のデジタルデータに符号化する。ズーム映像符号化部360は、PTZカメラ制御部310によって制御されて、ズーム撮影部350から受けたズーム映像信号をデジタルのズーム映像データに符号化して、ズーム映像データ送信部343に送る。
ズーム映像データ送信部343は、PTZカメラ制御部310によって制御されて、ズーム映像符号化部360から受けたズーム映像データをPC700に送信する。
PC700において、全方位映像データ受信部741は、ハイブリッドカメラ100の全方位カメラ部200からの全方位映像データを受信する。そして、全方位映像データ受信部741は、制御部710によって制御されて、受信した全方位映像データを表示部730または外部記憶装置780に送る。
ズーム映像データ受信部743は、ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300からのズーム映像データを受信する。そして、ズーム映像データ受信部743は、制御部710によって制御されて、受信したズーム映像データを表示部730または外部記憶装置780に送る。
表示部730は、画像出力回路およびディスプレイから構成される。表示部730は、制御部710によって制御されて、全方位映像データ受信部741から受けた全方位映像データを映像に変換してディスプレイに表示する。また、表示部730は、制御部710によって制御されて、ズーム映像データ受信部743から受けたズーム映像データを映像に変換してディスプレイに表示する。
外部記憶装置780は、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気ディスクドライブや、CD−R(Compact Disk Recordable)、CD−RW(Compact Disk ReWritable)、DVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)、DVD−RAM(Digital Versatile Disk Random Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disk-RW)、DVD+RW(Digital Versatile Disk ReWritable)などの書込み可能な光ディスクを読書きする光ディスクドライブや、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気ディスクを読書きするMOドライブ、USB(Universal Serial Bus)メモリなどのメモリカードを読書きするメモリカードスロットなどの記録媒体を読書き可能な装置である。
外部記憶装置780は、制御部710によって制御されて、全方位映像データ受信部741またはズーム映像データ受信部743からそれぞれ受けた全方位映像データまたはズーム映像データを記録媒体に記録する。
また、外部記憶装置780は、制御部710によって制御されて、記録媒体から全方位映像データまたはズーム映像データを読出して、表示部730に送る。表示部730は、制御部710によって制御されて、外部記憶装置780から受けた全方位映像データまたはズーム映像データを映像に変換してディスプレイに表示する。
図4は、2葉双曲面を説明するための図である。
図4を参照して、全方位カメラ部200の双曲面ミラー64は、2葉双曲面のうちZ>0の領域にある双曲面をミラーとして用いたものである。2葉双曲面とは双曲線を実軸(Z軸)周りに回転することで得られる曲面である。2葉双曲面は、(0,0,+c)と(0,0,−c)との2つの焦点を持つ。ただし、定数a,b,cの関係は次式(1)で表わされる。
ここで、図4に示すように、Z軸を鉛直軸とする3次元座標系O−XYZを考える。このとき、2葉双曲面は次式(2)で表わされる。
なお、定数aおよびbは、双曲線の形状を定義する定数である。
図5は、全方位カメラ部200の構成を示す図である。
図5を参照して、全方位カメラ部200は、鉛直下向きに設置されたZ>0の領域にある双曲面ミラー64と、その下に鉛直上向きに設置されたカメラ部204とを含む。このとき、双曲面ミラー64の焦点OM、および、カメラ部204のレンズ中心OCは、それぞれ2葉双曲面の2つの焦点(0,0,+c)、および、(0,0,−c)に位置するように双曲面ミラー64、および、カメラ部204が配置される。全方位映像面xyは、XY平面に平行で、かつ、カメラ部204のレンズ中心OCからカメラ部204の焦点距離fだけ離れた平面とする。双曲面ミラー64の反射面、双曲面ミラー64の焦点OM、および、カメラ部204のレンズ中心OCは、次式(3)で表わされる。
図6は、空間中の任意の点と全方位映像上での写像点との関係を説明するための第1の図である。
図6を参照して、空間中の任意の点P(X,Y,Z)に対する全方位映像上での写像点をp(x,y)としたとき、点Pの方位角θは次式(4)で表わされる。なお、0≦θ<360である。
すなわちY/Xで定められる点Pの方位角θは、y/xで定められる写像点pの方位角θを算出することにより得られる。このように360度パノラマ状の領域内にある対象物体の方位角θが、その物体の全方位映像面上の写像の方位として直接現れる。
図7は、空間中の任意の点と全方位映像上での写像点との関係を説明するための第2の図である。
図7を参照して、点PとZ軸とを含む鉛直断面を想定すると、点Pと写像点pとの間には、次式(5)の関係が成立つ。
すなわち双曲面ミラー64の焦点OMからの点Pの方位角θおよび俯角αは、カメラのレンズ中心OCを双曲面の焦点位置に設けることで、写像点p(x,y)より、一意に求められる。このとき、双曲面ミラー64の焦点OMは固定されているため、入力画像を、双曲面ミラー64の焦点OMにレンズ中心が位置するカメラによる通常の画像、または、双曲面ミラー64の焦点OMにレンズ中心が位置するカメラを鉛直軸周りに回転して得られる全方位画像に変換できる。
図8は、この発明の第1実施形態に従う監視処理の流れを示すフローチャートである。
図8を参照して、この監視処理は、PC700の制御部710によって実行される処理である。まず、制御部710は、開始処理を実行する(ステップS110)。
図9は、この発明の第1実施形態に従う開始処理の流れを示すフローチャートである。
図9を参照して、まず、制御部710は、全方位制御データ送信部742を制御して、全方位映像の撮影の開始を指示するための全方位撮影開始信号を、ハイブリッドカメラ100の全方位カメラ部200に送信する(ステップS111)。
ハイブリッドカメラ100の全方位カメラ部200の全方位カメラ制御部210は、全方位制御データ受信部242から全方位撮影開始信号を受けて、全方位撮影部250、全方位映像符号化部260、および、全方位映像データ送信部241を制御して、全方位映像の撮影を開始する。
次に、制御部710は、PTZ制御データ送信部744を制御して、ズーム映像の撮影の開始を指示するためのズーム撮影開始信号を、ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300に送信する(ステップS112)。
ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300のPTZカメラ制御部310は、PTZ制御データ受信部344からズーム撮影開始信号を受けて、ズーム撮影部350、ズーム映像符号化部360、ズーム映像データ送信部343、パン駆動部371、チルト駆動部372、および、ズーム駆動部373を制御して、ズーム映像の撮影を開始する。
そして、制御部710は、表示部730を制御して、全方位ウィンドウをディスプレイの画面内に表示させる(ステップS113)。また、制御部710は、表示部730を制御して、ズームウィンドウをディスプレイの画面内に表示させる(ステップS114)。
図10は、この発明の第1実施形態に従う全方位ウィンドウ731およびズームウィンドウ732の表示例を示す表示画面図である。
図10を参照して、全方位ウィンドウ731には、ドーナツ状に全方位の映像を表示する全方位映像、および、全方位映像の右側および下側に、各種操作ボタンやパラメータボックスが表示される。ズームウィンドウ732には、ズーム映像が表示される。
図9に戻って、制御部710は、全方位映像データ受信部741および表示部730を制御して、全方位映像の表示を開始させる(ステップS115)。また、制御部710は、ズーム映像データ受信部743および表示部730を制御して、ズーム映像の表示を開始させる(ステップS116)。そして、制御部710は、この開始処理を終了して、実行する処理を呼出元の処理に戻す。
図8に戻って、制御部710は、外部記憶装置780を制御して、全方位映像データ受信部741から受けている全方位映像データの記録媒体への記録を開始する(ステップS111)。また、制御部710は、外部記憶装置780を制御して、ズーム映像データ受信部743から受けているズーム映像データの記録媒体への記録を開始する(ステップS112)。
次に、制御部710は、入力部720から全方位映像の中心座標を設定する入力を受付けたか否かを判断する(ステップS121)。中心座標の入力を受付けたと判断した場合(ステップS121においてYESの場合)、制御部710は、受付けられた中心座標をメモリ712に記憶させる。
この中心座標は、全方位映像面xyの原点となる。ここでは、全方位映像面xyと前述したZ軸との交点に全方位映像面xyの原点が設定されることとする。なお、全方位映像の中心点を算出して、その中心点が自動的に中心座標として設定されるようにしてもよい。
ステップS122の後、または、中心座標の入力を受付けていないと判断した場合(ステップS121においてNOの場合)、制御部710は、入力部720からPTZカメラ部300の原点座標を設定する入力を受付けたか否かを判断する(ステップS123)。
原点座標の入力を受付けたと判断した場合(ステップS123においてYESの場合)、制御部710は、受付けられた原点座標をメモリ712に記憶させる(ステップS124)。この原点座標は、PTZカメラ部300のパンおよびチルト動作の原点となる。
ユーザは、ズーム映像および全方位映像を比較して、原点座標が設定されていない状態で表示されているズーム映像の中心の点P0(X0,Y0,Z0)が、全方位映像のどの点に対応するのかを判断する。そして、ユーザは、全方位映像上の対応する点p0(x0,y0)を原点座標として設定する。
図6を再び参照して、空間中の任意の点P0(X0,Y0,Z0)に対する全方位映像上での写像点がp0(x0,y0)となるので、点P0の方位角θ0は、式(4)のθ,X,Y,x,yを、それぞれ、θ0,X0,Y0,x0,y0に置換えた式で表わすことができる。なお、0≦θ0<360である。
このθ0がPTZカメラ部300の方位角の原点となるので、任意の点P(X,Y,Z)の方向角θを、PTZカメラ部300の原点を基準としたPTZカメラ部300の方位角θPに変換すると、次式(6)で表わすことができる。なお、0≦θP<360である。
図7を再び参照して、Ozは、PTZカメラ部300のカメラ部304のパンおよびチルト動作の中心点とする。点P0とZ軸とを含む鉛直断面を想定すると、点P0と写像点p0との関係は、式(5)のX,Y,Z,α,γ,x,yを、それぞれ、X0,Y0,Z0,α0,γ0,x0,y0に置換えた式で表わすことができる。
また、このときの点Ozを基準としたPTZカメラ部300のカメラ部304の俯角をβ0とし、P0を含む中心軸Zの基準円筒面の半径をdとすると、α0とβ0との関係は、次式(7)で表わすことができる。
このように、P0が基準円筒面上にあると考えることによって、dが一定値となるので、式(5)でα0を算出して、式(7)にα0を代入して、β0を算出することができる。
なお、c+e<<dの場合、つまり、基準円筒面の半径のオーダに対して、双曲面ミラー64の焦点OMとPTZカメラ部300のOzとの距離のオーダが無視できる程小さい場合は、β0=α0と考えることもできる。
このβ0がPTZカメラ部300の俯角の原点となるので、任意の点P(X,Y,Z)の俯角βを、PTZカメラ部300の原点を基準としたPTZカメラ部300の俯角βPに変換すると、次式(8)で表わすことができる。なお、任意の点Pは基準円筒面上にあるものとする。また、βは、式(7)のα0をαで置換えた式で表わすことができる。
図8に戻って、ステップS124の後、または、原点座標の入力を受付けていないと判断した場合(ステップS123においてNOの場合)、制御部710は、中心座標および原点座標がメモリに記憶されているか否かを判断する(ステップS125)。
中心座標および原点座標が記憶されていない場合(ステップS125においてNOの場合)、制御部710は、処理をステップS121に戻す。
一方、中心座標および原点座標が記憶されている場合(ステップS125においてYESの場合)、制御部710は、入力部720から全方位映像上の点がマウスでクリックされたことを示す信号の入力を受付けたか否かを判断する(ステップS131)。
全方位映像上の点がクリックされた場合(ステップS131においてYESの場合)、制御部710は、クリックされた点pの座標(x,y)を検出し、式(4)からθを算出し、式(6)からθPを算出する。また、制御部710は、式(5)からαを算出し、式(7)からβを算出し、式(8)からβPを算出する。そして、制御部710は、算出されたθP,βPから、現在制御されているθP,βPを差引くことによって、PTZカメラ部300のパン制御量およびチルト制御量を算出する(ステップS132)。
次に、制御部710は、PTZ制御データ送信部744を制御して、算出されたパン制御量およびチルト制御量をそれぞれ示すパン制御信号およびチルト制御信号を、ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300に送信する(ステップS133)。
ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300のPTZカメラ制御部310は、PTZ制御データ受信部344からパン制御信号およびチルト制御信号を受ける。そして、PTZカメラ制御部310は、パン制御信号に従って、パン駆動部371を制御して、パン部302をパン動作させる。また、PTZカメラ制御部310は、チルト制御信号に従って、チルト駆動部372を制御して、チルト部303をチルト動作させる。
ステップS133の後、または、全方位映像上の点がクリックされなかった場合(ステップS131においてNOの場合)、制御部710は、入力部720からマウスのホイールが操作されたことを示す信号の入力を受付けたか否かを判断する(ステップS134)。
ホイールが操作された場合(ステップS134においてYESの場合)、制御部710は、ホイールの操作量を検出し、操作量に応じたズーム制御量を算出する(ステップS135)。
次に、制御部710は、PTZ制御データ送信部744を制御して、算出されたズーム制御量を示すズーム制御信号を、ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300に送信する(ステップS136)。
ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300のPTZカメラ制御部310は、PTZ制御データ受信部344からズーム制御信号を受ける。そして、PTZカメラ制御部310は、ズーム制御信号に従って、ズーム駆動部373を制御して、カメラ部304をズーム動作させる。
ステップS136の後、または、ホイールが操作されなかった場合(ステップS134においてNOの場合)、制御部710は、入力部720から監視処理の終了操作を示す信号を受付けたか否かを判断する(ステップS181)。
終了操作がなかった場合(ステップS181においてNOの場合)、制御部710は、処理をステップS111に戻す。一方、終了操作があった場合(ステップS181においてYESの場合)、制御部710は、外部記憶装置780を制御して、全方位映像データ受信部741から受けている全方位映像データの記録媒体への記録を終了する(ステップS182)。また、制御部710は、外部記憶装置780を制御して、ズーム映像データ受信部743から受けているズーム画像データの記録媒体への記録を終了する(ステップS183)。次に、制御部710は、終了処理を実行する(ステップS190)。
図11は、この発明の第1実施形態に従う終了処理の流れを示すフローチャートである。
図11を参照して、まず、制御部710は、表示部730を制御して、全方位映像の表示を停止させる(ステップS191)。また、制御部710は、表示部730を制御して、ズーム映像の表示を停止させる(ステップS192)。
次に、制御部710は、全方位制御データ送信部742を制御して、全方位映像の撮影の停止を指示するための全方位撮影停止信号を、ハイブリッドカメラ100の全方位カメラ部200に送信する(ステップS193)。
ハイブリッドカメラ100の全方位カメラ部200の全方位カメラ制御部210は、全方位制御データ受信部242から全方位撮影停止信号を受けて、全方位撮影部250、全方位映像符号化部260、および、全方位映像データ送信部241を制御して、全方位映像の撮影を停止する。
また、制御部710は、PTZ制御データ送信部744を制御して、ズーム映像の撮影の停止を指示するためのズーム撮影停止信号を、ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300に送信する(ステップS194)。
ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300のPTZカメラ制御部310は、PTZ制御データ受信部344からズーム撮影停止信号を受けて、ズーム撮影部350、ズーム映像符号化部360、ズーム映像データ送信部343、パン駆動部371、チルト駆動部372、および、ズーム駆動部373を制御して、ズーム映像の撮影を停止する。
そして、制御部710は、表示部730を制御して、全方位ウィンドウをクローズする(ステップS195)。また、制御部710は、表示部730を制御して、ズームウィンドウをクローズする(ステップS196)。その後、制御部710は、この終了処理を終了して、実行する処理を呼出元の処理に戻す。
図8に戻って、制御部710は、監視処理を終了する。
以上説明したように、第1実施形態におけるハイブリッドカメラシステム1は、図1で説明したように、ハイブリッドカメラ100とハイブリッドカメラ100を制御するPC700とを備える。
図2で説明したように、ハイブリッドカメラ100は、全方位カメラ部200と、PTZカメラ部300とを備える。図3で説明したように、全方位カメラ部200は、全方位の画像を同時に撮像した全方位映像を撮影する。図2および図3で説明したように、PTZカメラ部300は、全方位カメラ部200と固定的に連結され、パン、チルト、および、ズームが可能であって、ズーム映像を撮影する。
図3で説明したように、PC700は、表示部730と、制御部710とを含む。図3および図9のステップS115で説明したように、表示部730は、全方位カメラ部200によって撮影された全方位映像を表示する。図3および図8のステップS131からステップS136までで説明したように、制御部710は、PTZカメラ部300を制御して、全方位カメラ部200によって撮影された全方位映像の範囲内の所定範囲のズーム映像を撮影させる。図3および図9のステップS116で説明したように、表示部730は、PTZカメラ部300によって撮影されたズーム映像を表示する。
これによって、全方位映像が同時に撮影され、撮影された全方位映像の範囲内の所定範囲のズーム映像が撮影され、撮影された全方位映像、および、ズーム映像が表示される。このため、ハイブリッドカメラシステム1によって、全方位映像、および、全方位映像のうちの所定範囲をズームした詳細な画像を得ることができる。その結果、全方位映像、および、全方位映像より詳細な画像を得ることができる。
また、図3で説明したように、PC700は、入力部720をさらに含む。図3および図8のステップS131で説明したように、入力部720は、全方位カメラ200によって撮影された全方位映像の範囲内の指定点を特定する情報の入力を受付ける。図3および図8のステップS132からステップS136までで説明したように、制御部710は、PTZカメラ部300を制御して、入力部720によって受付けられた指定点を含む所定範囲のズーム映像を撮影させる。
これによって、撮影された全方位映像の範囲内の指定点を特定する情報の入力が受付けられ、受付けられた指定点を含む所定範囲のズーム映像が撮影される。このため、所望の点を含む所定範囲のズーム映像を得ることができる。
また、図3および図8のステップS134で説明したように、入力部720は、所定範囲のズーム倍率を特定する情報の入力を受付ける。図3および図8のステップS132、ステップS133、ステップS135、ステップS136で説明したように、制御部710は、入力部720によって受付けられた指定点を含む受付けられた倍率の所定範囲のズーム映像を撮影させる。
これによって、所定範囲のズーム倍率を特定する情報の入力が受付けられ、受付けられた指定点を含む受付けられた倍率の所定範囲のズーム映像が撮影される。このため、所望の点を含む所望の倍率のズーム映像を得ることができる。
また、PTZカメラ部300は、光学ズームが可能なカメラ部304を備える。これによって、光学的により詳細な画像を得ることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、第1実施形態において図8で説明した処理が異なる。このため、第2実施形態においては、第1実施形態と異なる点について説明し、重複する説明は繰返さない。
図12は、この発明の第2実施形態に従う自動監視処理の流れを示すフローチャートである。
図12を参照して、ステップS110からステップS125までの処理は、図8で説明したステップS110からステップS125までの処理と同様であるので、説明は繰返さない。
中心座標および原点座標が記憶されている場合(ステップS125においてYESの場合)、制御部710は、時系列的に前の全方位映像と後の全方位映像とを比較することによって、全方位映像内の移動体を検出する(ステップS126)。
次に、制御部710は、移動体が検出されたか否かを判断する(ステップS141)。移動体が検出されたと判断された場合(ステップS141においてYESの場合)、制御部710は、移動体の位置(x,y)を算出する(ステップS142)。そして、式(4)からθを算出し、式(6)からθPを算出する。また、制御部710は、式(5)からαを算出し、式(7)からβを算出し、式(8)からβPを算出する。そして、制御部710は、算出されたθP,βPから、現在制御されているθP,βPを差引くことによって、PTZカメラ部300のパン制御量およびチルト制御量を算出する(ステップS143)。
次に、制御部710は、PTZ制御データ送信部744を制御して、算出されたパン制御量およびチルト制御量をそれぞれ示すパン制御信号およびチルト制御信号を、ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300に送信する(ステップS144)。
ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300のPTZカメラ制御部310は、PTZ制御データ受信部344からパン制御信号およびチルト制御信号を受ける。そして、PTZカメラ制御部310は、パン制御信号に従って、パン駆動部371を制御して、パン部302をパン動作させる。また、PTZカメラ制御部310は、チルト制御信号に従って、チルト駆動部372を制御して、チルト部303をチルト動作させる。
次いで、制御部710は、前述した時系列的に前の全方位映像と後の全方位映像とを比較することによって、移動体のサイズを算出する(ステップS145)。そして、制御部710は、算出された移動体のサイズからズーム制御量を算出する(ステップS146)。たとえば、制御部710は、移動体がズーム映像内の所定の割合を占めるようなズーム倍率に応じたズーム制御量を算出する。
次に、制御部710は、PTZ制御データ送信部744を制御して、算出されたズーム制御量を示すズーム制御信号を、ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300に送信する(ステップS147)。
ハイブリッドカメラ100のPTZカメラ部300のPTZカメラ制御部310は、PTZ制御データ受信部344からズーム制御信号を受ける。そして、PTZカメラ制御部310は、ズーム制御信号に従って、ズーム制御部373を制御して、カメラ部304をズーム動作させる。
そして、制御部710は、ズーム映像データ受信部743から受けたズーム映像に含まれる移動体の映像を外部記憶装置780に記憶させる(ステップS148)。ここで、ズーム映像をそのまま記憶してもよいが、移動体の映像だけ抽出して記憶した方が記憶容量を削減できる。また、移動体が全方位映像のどの位置にあったかを記録するために、全方位映像を外部記憶装置780に記憶させるようにしてもよい。
ステップS148の後、または、移動体が検出されなかった場合(ステップS141においてNOの場合)、制御部710は、ステップS181を実行する。ステップS181、および、ステップS190については、図8で説明したので、説明は繰返さない。
以上説明したように、第2実施形態におけるハイブリッドカメラシステム1において、制御部710は、図12のステップS126、ステップS141、および、ステップS142で説明したように、全方位カメラ部200によって撮影された全方位映像に移動体が検出されたときに、移動体の位置を検出する。そして、図12のステップS143およびステップS144で説明したように、制御部710は、PTZカメラ部300を制御して、検出した移動体の位置を含む所定範囲のズーム映像を撮影させる。
これによって、撮影された全方位映像に移動体が検出されたときに、移動体の位置が検出され、検出された移動体の位置を含む所定範囲のズーム映像が撮影される。このため、移動体の位置を含む詳細な画像を得ることができる。
また、図12のステップS126、ステップS141、および、ステップS145で説明したように、制御部710は、撮影された全方位映像に移動体が検出されたときに、移動体の範囲を検出する。そして、図12のステップS146およびステップS147で説明したように、制御部710は、PTZカメラ部300を制御して、検出した移動体の範囲のズーム映像を撮影させる。
また、図3で説明したように、PC700は、外部記憶装置780をさらに含む。図12のステップS148で説明したように、制御部710は、外部記憶装置780を制御して、検出された移動体の位置を含む所定範囲のズーム映像を記録させる。
これによって、撮影された移動体を含むズーム映像が記録される。このため、撮影された移動体のより詳細な映像を記録することができる。
以下、以上説明した実施形態の変形例について説明する。
前述した第1実施形態においては、制御部710は、表示部730を制御して、全方位映像を表示するようにした。しかし、これに限定されず、制御部710が、全方位映像を、周囲360°の画像を平面に展開した映像であるパノラマ映像に変換して、表示部730を制御して、全方位映像に加えて、パノラマ映像を表示させるようにしてもよい。
なお、パノラマ映像は、全方位映像上の各点(x,y)を、式(4)および式(5)によって(θ,Z)に変換して、θを横軸、Zを縦軸とすることによって得ることができる。なお、X2+Y2=d2(d:定数)とする。
これによって、ハイブリッドカメラシステム1によって、撮影された全方位映像がパノラマ映像に変換され、変換されたパノラマ映像が表示される。このため、周囲360°の映像を分かり易く表示することができる。
さらに、入力部720が、変換されたパノラマ映像の範囲内の指定点を特定する情報の入力を受付け、制御部710が、PTZカメラ部300を制御して、受付けられた指定点を含む所定範囲のズーム映像を撮像させるようにしてもよい。
これによって、ハイブリッドカメラシステム1によって、変換されたパノラマ映像の範囲内の指定点を特定する情報の入力が受付けられ、受付けられた指定点を含む所定範囲のズーム映像が撮影される。このため、所望の点を含む所定範囲のズーム映像を得ることができる。
また、入力部720が、変換されたパノラマ画像の範囲内の指定範囲の入力を受付け、制御部710が、PTZカメラ部300を制御して、受付けられた指定範囲のズーム映像を撮影させるようにしてもよい。
これによって、ハイブリッドカメラシステム1によって、変換されたパノラマ画像の範囲内の指定範囲の入力が受付けられ、受付けられた指定範囲のズーム映像が撮影される。このため、所望の範囲のズーム映像を得ることができる。
また、前述した第1実施形態においては、図8のステップS131で、全方位映像の範囲内の指定点の入力を受付けたか否かを判断するようにした。しかし、これに限定されず、入力部720が、全方位映像の範囲内の指定範囲の入力を受付けて、制御部710が、PTZカメラ部300を制御して、受付けられた指定範囲のズーム映像を撮影させるようにしてもよい。
これによって、ハイブリッドカメラシステム1によって、撮影された全方位映像の範囲内の指定範囲の入力が受付けられ、受付けられた指定範囲のズーム映像が撮影される。このため、所望の範囲のズーム映像を得ることができる。
また、前述した第1実施形態および第2実施形態においては、ハイブリッドカメラシステム1として、ハイブリッドカメラ100と制御用のPC700とを分離した構成とした。しかし、これに限定されず、ハイブリッドカメラ100に制御用のPC700の機能を内蔵したものであってもよい。
つまり、ハイブリッドカメラ100は、全方位カメラ部200と、PTZカメラ部300と、カメラ制御部とを備え、カメラ制御部は、制御部と出力部とを含み、制御部は、PTZカメラ部300を制御して、全方位カメラ部200によって撮影された全方位映像の範囲内の所定範囲のズーム映像を撮影させ、出力部は、全方位カメラ部200によって撮影された全方位映像、および、PTZカメラ部300によって撮影されたズーム映像を出力するようにしてもよい。
これによって、ハイブリッドカメラ100によって、全方位映像が同時に撮影され、撮影された全方位映像の範囲内の所定範囲のズーム映像が撮影され、撮影された全方位映像、および、ズーム映像が出力される。このため、ハイブリッドカメラ100によって、全方位映像、および、全方位映像のうちの所定範囲をズームした詳細な映像を得ることができる。その結果、全方位映像、および、全方位映像より詳細な映像を得ることができる。
また、前述した第1実施形態および第2実施形態においては、全方位カメラ部200の全方位カメラ制御部210と、PTZカメラ部300のPTZカメラ制御部310とを分離した構成とした。しかし、これに限定されず、全方位カメラ制御部210とPTZカメラ制御部310とを一体に構成してもよい。
また、前述した第1実施形態および第2実施形態においては、PC700がハイブリッドカメラ100を制御するようにしたが、PC900がハイブリッドカメラ100を制御するようにしてもよい。PC900は、インターネット800を介して、ハイブリッドカメラ100と接続されるので、PC900は遠隔地からハイブリッドカメラ100を制御することができる。
また、前述した第1実施形態および第2実施形態においては、ハイブリッドカメラシステム1の機能について説明した。しかし、ハイブリッドカメラ100を制御するPC700が、図8、図9、図11、および、図12の処理を実行する制御方法、または、ハイブリッドカメラ100を制御するPC700によって図8、図9、図11、および、図12の処理を実行する制御プログラムとして、発明を捉えることができる。
また、前述した第1実施形態および第2実施形態においては、ハイブリッドカメラシステム1について説明したが、ハイブリッドカメラ100を監視に用いた監視装置、または、ハイブリッドシステム1を監視に用いた監視システムに、本発明を適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1実施形態に従うハイブリッドカメラシステムの構成の概略を示す図である。 本発明の第1実施形態に従うハイブリッドカメラの外観を示す外観図である。 本発明の第1実施形態に従うハイブリッドカメラシステムの機能を示す機能ブロック図である。 2葉双曲面を説明するための図である。 全方位カメラ部の構成を示す図である。 空間中の任意の点と全方位映像上での写像点との関係を説明するための第1の図である。 空間中の任意の点と全方位映像上での写像点との関係を説明するための第2の図である。 この発明の第1実施形態に従う監視処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の第1実施形態に従う開始処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の第1実施形態に従う全方位ウィンドウおよびズームウィンドウの表示例を示す表示画面図である。 この発明の第1実施形態に従う終了処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の第2実施形態に従う自動監視処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 ハイブリッドカメラシステム、64 双曲面ミラー、100 ハイブリッドカメラ、200 全方位カメラ部、201 本体部、203 透明カバー、204 カメラ部、210 全方位カメラ制御部、241 全方位映像データ送信部、242 全方位制御データ受信部、250 全方位撮影部、260 全方位映像符号化部、300 PTZカメラ部、301 本体部、302 パン部、303 チルト部、304 カメラ部、310 PTZカメラ制御部、343 ズーム映像データ送信部、344 PTZ制御データ受信部、350 ズーム撮影部、360 ズーム映像符号化部、371 パン駆動部、372 チルト駆動部、373 ズーム駆動部、600 ルータ、700,900 PC、710 制御部、720 入力部、730 表示部、731 全方位ウィンドウ、732 ズームウィンドウ、741 全方位映像データ受信部、742 全方位制御データ送信部、743 ズーム映像データ受信部、744 PTZ制御データ送信部、780 外部記憶装置、800 インターネット。

Claims (13)

  1. 全方位の画像を同時に撮像する全方位画像撮像部と、
    前記全方位画像撮像部と固定的に連結され、パン、チルト、および、ズームが可能であって、ズーム画像を撮像するズーム画像撮像部と、
    前記全方位画像撮像部と前記ズーム画像撮像部とを制御する撮像制御部とを備え、
    前記撮像制御部は、
    前記ズーム画像撮像部を制御して、前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像の範囲内の所定範囲のズーム画像を撮像させる制御手段と、
    前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像、および、前記ズーム画像撮像部によって撮像されたズーム画像を出力する出力手段とを含む、撮像装置。
  2. 撮像装置と、前記撮像装置を制御する撮像制御装置とを備え、
    前記撮像装置は、
    全方位の画像を同時に撮像する全方位画像撮像部と、
    前記全方位画像撮像部と固定的に連結され、パン、チルト、および、ズームが可能であって、ズーム画像を撮像するズーム画像撮像部とを備え、
    前記撮像制御装置は、
    前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像を表示する全方位画像表示手段と、
    前記ズーム画像撮像部を制御して、前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像の範囲内の所定範囲のズーム画像を撮像させる制御手段と、
    前記ズーム画像撮像部によって撮像されたズーム画像を表示するズーム画像表示手段とを含む、撮像システム。
  3. 前記撮像制御装置は、
    前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像をパノラマ画像に変換するパノラマ変換手段と、
    前記パノラマ変換手段によって変換されたパノラマ画像を表示するパノラマ画像表示手段とを含む、請求項2に記載の撮像システム。
  4. 前記撮像制御装置は、
    前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像、または、前記パノラマ変換手段によって変換されたパノラマ画像の範囲内の指定点を特定する情報の入力を受付ける指定受付手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記指定受付手段によって受付けられた指定点を含む所定範囲のズーム画像を撮像させる、請求項2、または、請求項3に記載の撮像システム。
  5. 前記撮像制御装置は、
    前記所定範囲のズーム倍率を特定する情報の入力を受付けるズーム受付手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記指定受付手段によって受付けられた指定点を含む前記ズーム受付手段によって受付けられた倍率の所定範囲のズーム画像を撮像させる、請求項4に記載の撮像システム。
  6. 前記撮像制御装置は、
    前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像、または、前記パノラマ変換手段によって変換されたパノラマ画像の範囲内の指定範囲の入力を受付ける指定受付手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記指定受付手段によって受付けられた指定範囲のズーム画像を撮像させる、請求項2、または、請求項3に記載の撮像システム。
  7. 前記ズーム画像撮像部は、光学ズームが可能である、請求項1に記載の撮像装置、または、請求項2から請求項6までのいずれかに記載の撮像システム。
  8. 前記撮像制御部、または、前記撮像制御装置は、
    前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像に変化が生じたときに、変化が生じた変化位置を検出する変化位置検出手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記変化位置検出手段によって検出された変化位置を含む所定範囲のズーム画像を撮像させる、請求項1、もしくは、請求項7に記載の撮像装置、または、請求項2から請求項7までのいずれかに記載の撮像システム。
  9. 前記撮像制御部、または、前記撮像制御装置は、
    前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像に変化が生じたときに、変化が生じた変化範囲を検出する変化範囲検出手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記変化範囲検出手段によって検出された変化範囲のズーム画像を撮像させる、請求項1、請求項7、もしくは、請求項8に記載の撮像装置、または、請求項2から請求項8までのいずれかに記載の撮像システム。
  10. 前記撮像制御部、または、前記撮像制御装置は、
    前記ズーム画像撮像部によって撮像されたズーム画像を記録するズーム画像記録手段をさらに含む、請求項1、請求項7、請求項8、もしくは、請求項9に記載の撮像装置、または、請求項2から請求項9までのいずれかに記載の撮像システム。
  11. 前記撮像制御部、または、前記撮像制御装置は、
    前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像を記録する全方位画像記録手段をさらに含む、請求項1、請求項7、請求項8、請求項9、もしくは、請求項10に記載の撮像装置、または、請求項2から請求項10までのいずれかに記載の撮像システム。
  12. 全方位の画像を同時に撮像する全方位画像撮像部と、前記全方位画像撮像部と固定的に連結され、パン、チルト、および、ズームが可能であって、ズーム画像を撮像するズーム画像撮像部とを備えた撮像装置を、前記撮像装置を制御する撮像制御装置によって制御する撮像装置制御方法であって、
    前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像を表示するステップと、
    前記ズーム画像撮像部を制御して、前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像の範囲内の所定範囲のズーム画像を撮像させるステップと、
    前記ズーム画像撮像部によって撮像されたズーム画像を表示するステップとを含む、撮像装置制御方法。
  13. 全方位の画像を同時に撮像する全方位画像撮像部と、前記全方位画像撮像部と固定的に連結され、パン、チルト、および、ズームが可能であって、ズーム画像を撮像するズーム画像撮像部とを備えた撮像装置を制御する撮像制御装置によって実行される撮像装置制御プログラムであって、
    前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像を表示するステップと、
    前記ズーム画像撮像部を制御して、前記全方位画像撮像部によって撮像された全方位の画像の範囲内の所定範囲のズーム画像を撮像させるステップと、
    前記ズーム画像撮像部によって撮像されたズーム画像を表示するステップとを実行させる、撮像装置制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013519254A (ja) * 2010-02-01 2013-05-23 ヨンコック エレクトロニクス、カンパニーリミテッド 追跡監視用カメラ装置及びこれを採用する遠隔監視システム
US11184549B2 (en) 2018-04-04 2021-11-23 Canon Kabushiki Kaisha Image-capturing system, information processing apparatus, control method of information processing apparatus, and storage medium

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