JP2006128839A - 変復調システム、変調装置、復調装置及びそれに用いる位相変調方法並びに位相復調方法 - Google Patents

変復調システム、変調装置、復調装置及びそれに用いる位相変調方法並びに位相復調方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 6相位相変調方式においてビット誤り率を最小化可能な変復調システムを提供する。
【解決手段】 変調装置1において位相変調されて出力される6値信号は、送信先の復調装置2がこれを受信し、変調装置1が変換する前の2値信号に位相変調する。変調装置1では6値信号(bi ,ti )である(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)をそれぞれ第1から第6位相に割り当てる。復調装置2による6値信号から2値信号への変換処理は、例えば送信される6値信号を蓄積してm個毎に、順次b個の2値信号に変換して出力する。復調装置2の処理においては、第1から第6位相を6値信号(bi ,ti )としてそれぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)に割り当てる。
【選択図】 図1

Description

本発明は変復調システム、変調装置、復調装置及びそれに用いる位相変調方法並びに位相復調方法に関し、特に2の累乗以外の所定の整数値のNに対して、所定の長さbの2値信号を、所定の長さmの6値位相信号に対応させて伝送する変調方法及び復調方法において、シンボル誤りに対してビット誤りを最小にする符号化に関する。
従来、特に、ディジタルマイクロ波通信、衛星通信、移動体通信等で用いられる位相変調においては、2相位相変調、4相位相変調、8相位相変調等のnを正の整数として、2n位相変調が用いられている。
ディジタルマイクロ波通信、衛星通信、移動体通信等では、一般に、回路の簡便さ及び2値信号との整合性から、2相位相変調、4相位相変調、8相位相変調等、nを正の整数として、2n位相変調が用いられている。
送信電力、周波数の有効利用への要請に応えるために、変調技術としては、一般的には、2n位相変調が方式用いられている(例えば、非特許文献1参照)。これらの変調方式では、グレイ符号化として良く知られた符号化を用いることで、シンボル誤り当たりのビット誤りを最小とすることができる。
近年の集積回路技術の進歩によって、回路の複雑さによる実現の困難さは、軽減されつつある。さらに、周波数の有効利用、送信電力の有効利用に対する要求が強くなりつつある。
多値数を2nとしない変調技術としては、3相、5相、6相、7相位相変調の構成について、提案されている(例えば、非特許文献2参照)。3相位相変調においては、その構成方法(例えば、特許文献1〜3参照)やビット誤りを最小化する符号化方法(例えば、特許文献4及び非特許文献2参照)が開示されている。また、6相位相変調の誤り訂正符号化に関する技術も開示されている(例えば、特許文献5,6参照)。
さらに、3相位相変調においては、構成方法(例えば、特許文献7〜9参照)やビット誤りを最小化する符号化方法(例えば、特許文献10及び非特許文献2参照)が開示されている。6相位相変調の誤り訂正符号化に関する技術も開示されている(例えば、特許文献5,6参照)。
特開昭53−147454号公報 特開2003−060721号公報 特開2003−110644号公報 特開2004−129013号公報 特開2003−204365号公報 特開2003−204316号公報 特開昭53−147454号公報 特開2003−060721号公報 特開2003−110644号公報 特開2004−129013号公報 「デジタル無線通信の変復調」(齋藤洋一著、平成8年2月、電子情報通信学会発行) S.Noda,K.Nakamura and K.Koga,"Performance and application of PSK modulation whose number of phases is not a power of 2,"Proceeding of ISITA’02,Xi’an,pp239−242,Oct.2002.
このため、2n 位相変調において、例えば、n=2とした場合には、4相位相変調方式となる。シンボル誤り当たりのビット誤りを最小とするためには、熱雑音環境下では隣接する信号点に誤る場合が支配的と考えて、隣接信号点間のハミング距離を最小とする符号化が必要となる。この要請に応えるために、グレイ符号化が良く知られている。
しかしながら、6相位相変調において、グレイ符号化を適用した場合には、シンボル誤りに対するビット誤りが最小化されないという問題がある。その理由は、物理的な誤りが隣接シンボル間で起きるが、そのシンボル間のハミング距離が相関を有するシンボルの値に依存するためである。その結果、従来の位相変調では、誤り率特性が劣るという問題がある。6相位相変調においては、シンボル誤り当たりのビット誤りを最小化する符号化方法が解明されていない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、6相位相変調方式においてビット誤り率を最小化することができる変復調システム、変調装置、復調装置及びそれに用いる位相変調方法並びに位相復調方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、6相位相変調方式で回路構成を単純化することができる変復調システム、変調装置、復調装置及びそれに用いる位相変調方法並びに位相復調方法を提供することにある。
本発明による変復調システムは、変調装置において位相変調されて出力される6値信号を送信先の復調装置において受信し、前記変調装置が変換する前の2値信号に位相変調する変復調システムであって、
前記変調装置は、長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換するデータ変換手段を備え、
前記データ変換手段は、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する変換手段を具備し、
第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現し、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)としている。
本発明による他の変復調システムは、変調装置において位相変調されて出力される6値信号を送信先の復調装置において受信し、前記変調装置が変換する前の2値信号に位相変調する変復調システムであって、
前記復調装置は、長さmの6値信号を長さbの2値信号に変換するデータ変換手段を備え、
前記データ変換手段は、長さmの3値信号を長さb−mの2値信号に変換する変換手段を具備し、
第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現される6値信号として、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2)、(1,2),(1,1),(1,0)に割り当てている。
本発明による変調装置は、送信先の復調装置において変換前の2値信号に位相変調される信号を6値信号に位相変調して出力する変調装置であって、
長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換するデータ変換手段を備え、
前記データ変換手段は、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する変換手段を具備し、
第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現し、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)としている。
本発明による復調装置は、変調装置において位相変調されて出力される6値信号を受信し、前記変調装置が変換する前の2値信号に位相変調する復調装置であって、
長さmの6値信号を長さbの2値信号に変換するデータ変換手段を備え、
前記データ変換手段は、長さmの3値信号を長さb−mの2値信号に変換する変換手段を具備し、
第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現される6値信号として、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)に割り当てている。
本発明による位相変調方法は、変調装置において位相変調されて出力される6値信号を送信先の復調装置において受信し、前記変調装置が変換する前の2値信号に位相変調する変復調システムに用いられる位相変調方法であって、
前記変調装置が、長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換するデータ変換処理を実行し、
前記データ変換処理は、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する変換処理を含み、
第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現し、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)としている。
本発明による位相復調方法は、変調装置において位相変調されて出力される6値信号を送信先の復調装置において受信し、前記変調装置が変換する前の2値信号に位相変調する変復調システムに用いられる位相復調方法であって、
前記復調装置が、長さmの6値信号を長さbの2値信号に変換するデータ変換処理を実行し、
前記データ変換処理は、長さmの3値信号を長さb−mの2値信号に変換する変換処理を含み、
第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現される6値信号として、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)に割り当てている。
本発明による他の位相変調方法は、bを整数として、mをb/log2 6に略等しい整数として、長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換して6値位相信号に対応させて2値信号を伝送する位相変調方法であって、
前記長さbの2値信号を前記長さmの6値信号に変換するデータ変換処理において、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する処理を含み、
第1から第6位相を、m個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現し、(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)としている。
すなわち、本発明の変復調システムは、bを整数として、mをb/log2 6にほぼ等しく大きい整数として、長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換して6値位相信号に対応させて2値信号を伝送する位相変調方法において、長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換するデータ変換部が、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換し、第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現し、(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)とすることを特徴としている。
上記の長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する際には、長さmの3値信号の全ての距離1の誤りに対して、長さb−mの2値信号の各ビットの平均誤り率を小さくするように、長さb−mの2値信号と長さmの3値信号との対応付けを行い、長さbの2値信号から長さmの6値信号への変換を行っている。
また、上記の長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する際には、b=5、m=2として、長さ3の2値信号に対して長さ2の3値信号への変換を行うデータ変換部が、
長さ3の2値信号と長さ2の3値信号との対応として、長さ2の3値信号8個の組((0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1))に対して、
長さ3の2値信号8個を一組として、
((0,0,0),(0,0,1),(0,1,1),(1,1,0),(1,1,1),(0,1,0),(1,0,0),(1,0,1)),((0,0,0),(0,0,1),(0,1,0),(1,1,0),(1,1,1),(0,1,1),(1,0,0),(1,0,1)),((0,0,0),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,0),(1,1,1),(1,0,1),(0,1,0),(1,1,0)),((0,0,0),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,0),(1,1,1),(1,0,1),(1,1,0),(0,1,0))の4組うちのいずれかの組を割り当てる変換規則にしたがって、長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行っている。
さらに、上記の4組の変換規則において、長さ3の2値信号に対して長さ2の3値信号への変換を行うデータ変換部が、
長さ2の3値信号(0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1)に対して、
長さ3の2値信号(b2,b1,b0)のそれぞれに、長さ3の2値信号(v2,v1,v0)[但し、(v2,v1,v0)は、(0,0,1),(0,1,0),(0,1,1),(1,0,0),(1,0,1),(1,1,0),(1,1,1)のうちのいずれか]を加え、(b2+v2,b1+v1,b0+v0)(但し、演算記号+は排他的論理和を表す)として、各ビットを割り当てることで、長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行っている。
さらにまた、上記の4組の変換規則において、データ変換部が、長さ2の3値信号と長さ3の2値信号との間の変換規則として、
長さ2の3値信号(0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1)に対して、
上述した4組に対して長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行った32組に対して、2値信号(b2,b1,b0)の各ビットを入れ替えて、(b2,b0,b1),(b1,b0,b2),(b1,b2,b0),(b0,b0,b2),(b0,b2,b1)として、各ビットを割り当てることで、長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行っている。
6位相変調においては、長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換するデータ変換部が、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する手段を含み、第1から第6位相を、m個の2値信号Bとm個の3値信号Tを用いて(B、T)と表現して、(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)とすることで、(0,2),(1,2)間及び(1,0),(0,0)間のハミング距離を1にすることが可能となる。したがって、6位相変調においては、(0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2)とした場合に比べてハミング距離が小さくなっており、ビット誤り率を小さくすることが可能となる。
また、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する手段においては、長さmの3値信号の全ての距離1の誤りに対して、長さb−mの2値信号の各ビットの平均誤り率を小さくするように、長さb−mの2値信号と長さmの3値信号との対応付けを行うことで、(0,0),(0,1)間、(0,1),(0,2)間、(1,2),(1,1)間、(1,1),(1,0)間それぞれの誤りに対してハミング距離が小さくなっており、ビット誤り率を小さくすることが可能となる。
本発明の変復調システムは、以下に述べるような構成及び動作とすることで、6相位相変調方式においてビット誤り率を最小化することができるという効果が得られる。
また、本発明の他の変復調システムは、以下に述べるような構成及び動作とすることで、6相位相変調方式で回路構成を単純化することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による変復調システム(通信システム)の構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態による通信システム3は変調装置1を搭載する送信機10と復調装置2を搭載する受信機20とから構成されている。
変調装置1において位相変調されて出力される6値信号は、送信先の復調装置2がこれを受信し、変調装置1が変換する前の2値信号に位相変調する。この変調装置1の処理においては、上述したように、6値信号(bi ,ti )である(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)をそれぞれ第1から第6位相に割り当てる。
この復調装置2による6値信号から2値信号への変換処理は、本発明の実施の形態による変調装置1と同様にして実行することができ、例えば送信される6値信号を蓄積してm個毎に、順次b個の2値信号に変換して出力することができる。
この復調装置2の処理においては、第1から第6位相を6値信号(bi ,ti )としてそれぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)に割り当てる。
図2は本発明の実施の形態による符号化処理を示す図であり、図3は本発明の実施の形態による符号化における隣接信号点とのハミング距離を示す図であり、図4は本発明の実施の形態によるグレイ符号化における隣接信号点とのハミング距離を示す図であり、図5は本発明の実施の形態による誤り率特性の比較を示す図である。これら図1〜図5を参照して本発明の実施の形態による通信システム3の動作について説明する。
図2(c)は入力信号(b2,b1,b0)を有相関で2シンボルの3値信号(T1,T0)への符号化を行う際の対応表を示している。図2(b)は入力信号(b4,b3)を無相関で2シンボルの2値信号B1,B0への符号化を行う際の対応表を示している。図2(a)は有相関の3値信号(T1,T0)と、無相関の2値信号B1,B0とを6値の位相に符号化する際の対応表を示している。サフィックスの0,1はそれぞれ第1,第2のシンボルを示す。
次に、図2(a)に示す対応表で、位相3,4間と位相6,0間とは1ビットの2値信号のみが異なるために、ハミング距離は1である。また、図2(a)に示す対応表で、位相1,2間、位相2,3間、位相4,5間、位相5,6間はそれぞれ1ビットの3値信号のみが異なり、ハミング距離は最小に符号化されている。
図3に本発明の実施の形態による符号化を適用した場合の隣接信号点間のハミング距離の平均値を示す。6値信号h1,h0の各々に±1の誤りが生じた時に、2値信号の誤り前後のハミング距離である。ハミング距離の平均値は19/16となっている。
一方、図4にグレイ符号化を適用した場合の隣接信号点間のハミング距離の平均値を示す。6値信号h1,h0の各々に±1の誤りが生じた時に、2値信号の誤り前後のハミング距離である。ハミング距離の平均値は2となっている。
本発明の実施の形態による他の例においては、6相位相変調でb=5,m=2の場合について説明したように、その基本的構成が上記の通りである。一方、長さbの二値信号を長さmの6値信号に変換するデータ変換部において、他の構成も可能である。例えば、(b、m)の組み合わせとして、(18,7),(23,9),(31,12)の場合についても、誤り率の最小化のために本発明の実施の形態による技術を適用することができる。
一般に、N相位相変調のビット誤り率は、
Figure 2006128839
Figure 2006128839
という式で表される。ここで、βはビット誤り係数であり、隣接する信号点との平均ハミング距離である。このビット誤り係数βは2値信号の符号化によってその値が異なる。ηは伝送効率であり、bビットをmシンボルで伝送する時にはb/mである。γは1ビット当たりの信号エネルギー対雑音電力密度比(Eb・No)である。Nは、位相数であり本発明の実施の形態ではN=6である。erfc(x)は誤差補関数である。
6相位相変調でグレイ符号化を適用した場合には、β=2である。一方、本発明の実施の形態による符号化を適用した場合には、β=19/16である。したがって、本発明の実施の形態による符号化を適用した場合には、ビット誤りの数を約40%削減することができる。つまり、本発明の実施の形態では、ビット誤り率特性を最小化することができる。
図5に本発明の実施の形態による符号化を適用した場合の誤り率特性を、グレイ符号化を適用した場合と比較して示す。本発明の実施の形態による符号化はBER=10-3点で、所要Eb/Noで約0.4dB優れている。
また、本発明の実施の形態では、5ビットの二値信号を2シンボルの6値信号に変換する場合に比べて、5ビットのうちの3ビットの二値信号を2シンボルの3値信号に変換し、5ビットの内の2ビットの二値信号に関しては接続を変更するだけで実現することができるので、回路を簡便化することができる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。尚、本発明の一実施例による変復調システム(通信システム)は上述した図1に示す本発明の実施の形態による通信システム3と同様の構成であり、その動作も同様である。
図6は本発明の一実施例による変調装置の構成を示すブロック図である。図6において、本発明の一実施例による変調装置1は直列/並列変換回路11と、2値/3値変換回路12と、並列/直列変換回路(多重化回路)13と、6値変調回路14とから構成されている。
直列/並列変換回路11はbビットの直列の2値信号データを入力とし、(b−m)ビットとmビットとの並列2値信号データを出力とする。2値/3値変換回路12は(b−m)ビットの並列2値信号データを3値信号に変換する。
並列/直列変換回路13は直列/並列変換回路11から出力されるmビットの2値信号データと、2値/3値変換回路12から出力されるm桁の3値信号データとを組み合わせて1本のシリアル信号に変換する。6値変調回路14は並列/直列変換回路13から順次出力される6値信号を6値位相信号に変調する。
この時、並列/直列変換回路13は2値/3値変換回路12の出力である長さmの3値信号(tm-1 ,tm-2 ,・・・,t1 ,t0 )と、直列/並列変換回路11の出力である長さmの2値信号(bm-1 ,bm-2 ,・・・,b1 ,b0 )とを受けて、6値信号(bi ,ti )(i=0,1,・・・,m−1)として出力する。
6値変調回路14は6値信号(bi ,ti )である(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)をそれぞれ第1から第6位相に割り当てる。
この場合、熱雑音環境下では隣接位相点に誤る場合が支配的であると考えられ、隣接位相点には2値信号または3値信号のいずれか一方が誤っており、3値信号の誤りは最小化されているので、伝送される6値信号の全ての誤りに対して、2値信号の平均誤り率は最小化されている。
図7は本発明の一実施例による復調装置の構成を示すブロック図である。図7において、本発明の一実施例による復調装置2は6値復調回路21と、直列/並列変換回路(分離化回路)22と、3値/2値変換回路23と、並列/直列変換回路24とから構成されている。
6値復調回路21は6値位相信号を復調し、直列/並列変換回路22は6値復調回路21の入力である1本のシリアル信号をmビットの2値信号データとm桁の3値信号データとの組み合わせに変換する。3値/2値変換回路23はm桁の3値信号を(b−m)ビットの2値信号に変換する。
並列/直列変換回路24は3値/2値変換回路23の出力である並列(b−m)ビットと、直列/並列変換回路22の出力である並列mビットの2値信号データとを入力とし、mビットの直列2値信号データを出力とする。
この時、6値復調回路21は第1から第6位相を、6値信号(bi ,ti )としてそれぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)に割り当てる。
直列/並列変換回路22は6値信号(bi ,ti )(i=0,1,・・・,m−1)を入力として、長さmの3値信号(tm-1 ,tm-2 ,・・・,t1 ,t0 )と、長さmの2値信号(bm-1 ,bm-2 ,・・・,b1 ,b0 )とを出力する。
この場合、熱雑音環境下では隣接位相点に誤る場合が支配的であると考えられ、隣接位相点には2値信号または3値信号のいずれか一方が誤っており、3値信号の誤りは最小化されているので、伝送される6値信号の全ての誤りに対して、2値信号の平均誤り率は最小化されている。
図8は本発明の一実施例による変調装置1の動作を示すフローチャートである。これら図1と図6と図8とを参照して本発明の一実施例による変調装置1の動作について説明する。
変調装置1は直列/並列変換回路11にてbビットの直列の2値信号データを入力とし、(b−m)ビットとmビットの並列2値信号データとを出力とする直列/並列変換処理を行う(図8ステップS1)。続いて、変調装置1は2値/3値変換回路12にて(b−m)ビットの並列2値信号データを3値信号に変換する2値/3値変換処理を行う(図8ステップS2)。
次に、変調装置1は並列/直列変換回路13にてステップS1の直列/並列変換処理から出力されるmビットの2値信号データと、ステップS2の2値/3値変換処理から出力されるm桁の3値信号データとを組み合わせて1本のシリアル信号に変換する並列/直列変換処理を行う(図8ステップS3)。
最後に、変調装置1は6値変調回路14にて上記のステップS3の並列/直列変換処理から順次出力される6値信号を6値位相信号に変調する6値変調処理を行う(図8ステップS4)。
この時、ステップS3の並列/直列変換処理では、ステップS2の2値/3値変換処理の出力である長さmの3値信号(tm-1 ,tm-2 ,・・・,t1 ,t0 )と、ステップS1の直列/並列変換処理の出力である長さmの2値信号(bm-1 ,bm-2 ,・・・,b1 ,b0 )とを受けて、6値信号(bi ,ti )(i=0,1,・・・,m−1)として出力する。
ステップS4の6値変調処理では、6値信号(bi ,ti )である(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)をそれぞれ第1から第6位相に割り当てる。
この場合、熱雑音環境下では隣接位相点に誤る場合が支配的であると考えられ、隣接位相点には2値信号または3値信号のいずれか一方が誤っており、3値信号の誤りは最小化されているので、伝送される6値信号の全ての誤りに対して、2値信号の平均誤り率は最小化されている。
図9は本発明の一実施例による復調装置2の動作を示すフローチャートである。これら図1と図7と図9とを参照して本発明の一実施例による復調装置2の動作について説明する。
復調装置2は6値復調回路21にて6値位相信号を復調する6値復調処理を行い(図9ステップS11)、直列/並列変換回路22にて上記のステップS11の6値復調処理からの入力である1本のシリアル信号を、mビットの2値信号データとm桁の3値信号データとの組み合わせに変換する直列/並列変換処理を行う(図9ステップS12)。
続いて、復調装置2は3値/2値変換回路23にてm桁の3値信号を(b−m)ビットの2値信号に変換する3値/2値変換処理を行い(図9ステップS13)、並列/直列変換回路24にて上記のステップS12の3値/2値変換処理の出力である並列(b−m)ビットと、上記のステップS11の直列/並列変換処理の出力である並列mビットの2値信号データとを入力とし、mビットの直列2値信号データを出力とする並列/直列変換処理を行う(図9ステップS14)。
この時、ステップS11の6値復調処理は第1から第6の位相を、6値信号(bi ,ti )としてそれぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)に割り当てる。
ステップS12の直列/並列変換処理では、6値信号(bi ,ti )(i=0,1,・・・,m−1)を入力として、長さmの3値信号(tm-1 ,tm-2 ,・・・,t1 ,t0 )と、長さmの2値信号(bm-1 ,bm-2 ,・・・,b1 ,b0 )とを出力する。
この場合、熱雑音環境下では隣接位相点に誤る場合が支配的であると考えられ、隣接位相点には2値信号又は3値信号のいずれか一方が誤っており、3値信号の誤りは最小化されているので、伝送される6値信号の全ての誤りに対して、2値信号の平均誤り率は最小化されている。
これによって、本実施例では、6相位相変調方式においてビット誤り率を最小化することができ、6相位相変調方式で回路構成を単純化することができるという効果が得られる。
本発明の実施の形態による変復調システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による符号化処理を示す図である。 図3は本発明の実施の形態による符号化における隣接信号点とのハミング距離を示す図である。 図4は本発明の実施の形態によるグレイ符号化における隣接信号点とのハミング距離を示す図である。 図5は本発明の実施の形態による誤り率特性の比較を示す図である。 本発明の一実施例による変調装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による復調装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による変調装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による復調装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 変調装置
2 復調装置
3 通信システム
10 送信機
11,22 直列/並列変換回路
12 2値/3値変換回路
13,24 並列/直列変換回路
14 6値変調回路
20 受信機
21 6値復調回路
23 3値/2値変換回路

Claims (29)

  1. 変調装置において位相変調されて出力される6値信号を送信先の復調装置において受信し、前記変調装置が変換する前の2値信号に位相変調する変復調システムであって、
    前記変調装置は、長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換するデータ変換手段を有し、
    前記データ変換手段は、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する変換手段を含み、
    第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現し、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)とすることを特徴とする変復調システム。
  2. 前記変換手段において、長さmの3値信号の全ての距離1の誤りに対して、長さb−mの2値信号の各ビットの平均誤り率を小さくするように、長さb−mの2値信号と長さmの3値信号との対応付けを行い、前記長さbの2値信号から前記長さmの6値信号への変換を行うことを特徴とする請求項1記載の変復調システム。
  3. bを整数とし、mをb/log2 6に略等しい整数とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の変復調システム。
  4. 前記変換手段において、b=5,m=2として、
    前記データ変換手段が、長さ3の2値信号と長さ2の3値信号との対応として、前記長さ2の3値信号の8個の組((0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1))に対して、前記長さ3の2値信号の8個を一組として、
    ((0,0,0),(0,0,1),(0,1,1),(1,1,0),(1,1,1),(0,1,0),(1,0,0),(1,0,1)),
    ((0,0,0),(0,0,1),(0,1,0),(1,1,0),(1,1,1),(0,1,1),(1,0,0),(1,0,1)),
    ((0,0,0),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,0),(1,1,1),(1,0,1),(0,1,0),(1,1,0)),
    ((0,0,0),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,0),(1,1,1),(1,0,1),(1,1,0),(0,1,0))
    の4組のうちのいずれかの組を割り当てる変換規則にしたがって長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項1記載の変復調システム。
  5. 前記変換規則において、前記データ変換手段が、長さ2の3値信号(0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1)に対して、長さ3の2値信号(b2,b1,b0)のそれぞれに、長さ3の2値信号(v2,v1,v0)[(v2,v1,v0)は(0,0,1),(0,1,0),(0,1,1),(1,0,0),(1,0,1),(1,1,0),(1,1,1)のうちのいずれか]を加え、(b2+v2,b1+v1,b0+v0)(演算記号+は排他的論理和)として、各ビットを割り当てることで、長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項4記載の変復調システム。
  6. 前記変換規則において、前記長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行った32組に対して、2値信号(b2,b1,b0)の各ビットを入れ替えて、(b2,b0,b1),(b1,b0,b2),(b1,b2,b0),(b0,b0,b2),(b0,b2,b1)として、各ビットを割り当てることで、長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項5記載の変復調システム。
  7. 変調装置において位相変調されて出力される6値信号を送信先の復調装置において受信し、前記変調装置が変換する前の2値信号に位相変調する変復調システムであって、
    前記復調装置は、長さmの6値信号を長さbの2値信号に変換するデータ変換手段を有し、
    前記データ変換手段は、長さmの3値信号を長さb−mの2値信号に変換する変換手段を含み、
    第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現される6値信号として、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)に割り当てることを特徴とする変復調システム。
  8. bを整数とし、mをb/log2 6に略等しい整数とすることを特徴とする請求項7記載の変復調システム。
  9. 送信先の復調装置において変換前の2値信号に位相変調される信号を6値信号に位相変調して出力する変調装置であって、
    長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換するデータ変換手段を有し、
    前記データ変換手段は、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する変換手段を含み、
    第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現し、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)とすることを特徴とする変調装置。
  10. 前記変換手段において、長さmの3値信号の全ての距離1の誤りに対して、長さb−mの2値信号の各ビットの平均誤り率を小さくするように、長さb−mの2値信号と長さmの3値信号との対応付けを行い、前記長さbの2値信号から前記長さmの6値信号への変換を行うことを特徴とする請求項9記載の変調装置。
  11. bを整数とし、mをb/log2 6に略等しい整数とすることを特徴とする請求項9または請求項10記載の変調装置。
  12. 前記変換手段において、b=5,m=2として、
    前記データ変換手段が、長さ3の2値信号と長さ2の3値信号との対応として、前記長さ2の3値信号の8個の組((0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1))に対して、前記長さ3の2値信号の8個を一組として、
    ((0,0,0),(0,0,1),(0,1,1),(1,1,0),(1,1,1),(0,1,0),(1,0,0),(1,0,1)),
    ((0,0,0),(0,0,1),(0,1,0),(1,1,0),(1,1,1),(0,1,1),(1,0,0),(1,0,1)),
    ((0,0,0),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,0),(1,1,1),(1,0,1),(0,1,0),(1,1,0)),
    ((0,0,0),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,0),(1,1,1),(1,0,1),(1,1,0),(0,1,0))
    の4組のうちのいずれかの組を割り当てる変換規則にしたがって長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項9記載の変調装置。
  13. 前記変換規則において、前記データ変換手段が、長さ2の3値信号(0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1)に対して、長さ3の2値信号(b2,b1,b0)のそれぞれに、長さ3の2値信号(v2,v1,v0)[(v2,v1,v0)は(0,0,1),(0,1,0),(0,1,1),(1,0,0),(1,0,1),(1,1,0),(1,1,1)のうちのいずれか]を加え、(b2+v2,b1+v1,b0+v0)(演算記号+は排他的論理和)として、各ビットを割り当てることで、長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項12記載の変調装置。
  14. 前記変換規則において、前記長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行った32組に対して、2値信号(b2,b1,b0)の各ビットを入れ替えて、(b2,b0,b1),(b1,b0,b2),(b1,b2,b0),(b0,b0,b2),(b0,b2,b1)として、各ビットを割り当てることで、長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項13記載の変調装置。
  15. 変調装置において位相変調されて出力される6値信号を受信し、前記変調装置が変換する前の2値信号に位相変調する復調装置であって、
    長さmの6値信号を長さbの2値信号に変換するデータ変換手段を有し、
    前記データ変換手段は、長さmの3値信号を長さb−mの2値信号に変換する変換手段を含み、
    第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現される6値信号として、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)に割り当てることを特徴とする復調装置。
  16. bを整数とし、mをb/log2 6に略等しい整数とすることを特徴とする請求項15記載の変復調システム。
  17. 変調装置において位相変調されて出力される6値信号を送信先の復調装置において受信し、前記変調装置が変換する前の2値信号に位相変調する変復調システムに用いられる位相変調方法であって、
    前記変調装置が、長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換するデータ変換処理を実行し、
    前記データ変換処理は、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する変換処理を含み、
    第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現し、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)とすることを特徴とする位相変調方法。
  18. 前記変換処理において、長さmの3値信号の全ての距離1の誤りに対して、長さb−mの2値信号の各ビットの平均誤り率を小さくするように、長さb−mの2値信号と長さmの3値信号との対応付けを行い、前記長さbの2値信号から前記長さmの6値信号への変換を行うことを特徴とする請求項17記載の位相変調方法。
  19. bを整数とし、mをb/log2 6に略等しい整数とすることを特徴とする請求項17または請求項18記載の位相変調方法。
  20. 前記変換処理において、b=5,m=2として、
    前記データ変換処理が、長さ3の2値信号と長さ2の3値信号との対応として、前記長さ2の3値信号の8個の組((0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1))に対して、前記長さ3の2値信号の8個を一組として、
    ((0,0,0),(0,0,1),(0,1,1),(1,1,0),(1,1,1),(0,1,0),(1,0,0),(1,0,1)),
    ((0,0,0),(0,0,1),(0,1,0),(1,1,0),(1,1,1),(0,1,1),(1,0,0),(1,0,1)),
    ((0,0,0),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,0),(1,1,1),(1,0,1),(0,1,0),(1,1,0)),
    ((0,0,0),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,0),(1,1,1),(1,0,1),(1,1,0),(0,1,0))
    の4組のうちのいずれかの組を割り当てる変換規則にしたがって長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項17記載の位相変調方法。
  21. 前記変換規則において、前記データ変換処理が、長さ2の3値信号(0,0)、(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1)に対して、長さ3の2値信号(b2,b1,b0)のそれぞれに、長さ3の2値信号(v2,v1,v0)[(v2,v1,v0)は(0,0,1),(0,1,0),(0,1,1),(1,0,0),(1,0,1),(1,1,0),(1,1,1)のうちのいずれか]を加え、(b2+v2,b1+v1,b0+v0)(演算記号+は排他的論理和)として、各ビットを割り当てることで、長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項20記載の位相変調方法。
  22. 前記変換規則において、前記長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行った32組に対して、2値信号(b2,b1,b0)の各ビットを入れ替えて、(b2,b0,b1),(b1,b0,b2),(b1,b2,b0),(b0,b0,b2),(b0,b2,b1)として、各ビットを割り当てることで、長さ3の2値信号から長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項21記載の位相変調方法。
  23. 変調装置において位相変調されて出力される6値信号を送信先の復調装置において受信し、前記変調装置が変換する前の2値信号に位相変調する変復調システムに用いられる位相復調方法であって、
    前記復調装置が、長さmの6値信号を長さbの2値信号に変換するデータ変換処理を実行し、
    前記データ変換処理は、長さmの3値信号を長さb−mの2値信号に変換する変換処理を含み、
    第1から第6位相をm個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現される6値信号として、それぞれ(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)に割り当てることを特徴とする位相復調方法。
  24. bを整数とし、mをb/log2 6に略等しい整数とすることを特徴とする請求項23記載の位相復調方法。
  25. bを整数として、mをb/log2 6に略等しい整数として、長さbの2値信号を長さmの6値信号に変換して6値位相信号に対応させて2値信号を伝送する位相変調方法であって、
    前記長さbの2値信号を前記長さmの6値信号に変換するデータ変換処理において、長さb−mの2値信号を長さmの3値信号に変換する処理を含み、
    第1から第6位相を、m個の2値信号Bとm個の3値信号Tとを用いて(B,T)と表現し、(0,0),(0,1),(0,2),(1,2),(1,1),(1,0)とすることを特徴とする位相変調方法。
  26. 前記長さb−mの2値信号を前記長さmの3値信号に変換する処理において、
    前記長さmの3値信号の全ての距離1の誤りに対して、前記長さb−mの2値信号の各ビットの平均誤り率を小さくするように、前記長さb−mの2値信号と前記長さmの3値信号との対応付けを行い、前記長さbの2値信号から前記長さmの6値信号への変換を行うことを特徴とする請求項25記載の位相変調方法。
  27. 前記長さb−mの2値信号を前記長さmの3値信号に変換する処理において、b=5,m=2とし、
    長さ3の2値信号に対して長さ2の3値信号への変換を行うデータ変換処理が、前記長さ3の2値信号と前記長さ2の3値信号との対応として前記長さ2の3値信号の8個の組((0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1))に対して、前記長さ3の2値信号の8個を一組として、
    ((0,0,0),(0,0,1),(0,1,1),(1,1,0),(1,1,1),(0,1,0),(1,0,0),(1,0,1)),
    ((0,0,0),(0,0,1),(0,1,0),(1,1,0),(1,1,1),(0,1,1),(1,0,0),(1,0,1)),
    ((0,0,0),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,0),(1,1,1),(1,0,1),(0,1,0),(1,1,0)),
    ((0,0,0),(0,1,1),(0,0,1),(1,0,0),(1,1,1),(1,0,1),(1,1,0),(0,1,0)),
    の4組のうちのいずれかの組を割り当てる変換規則にしたがって前記長さ3の2値信号から前記長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項25記載の位相変調方法。
  28. 前記4組の変換規則において、前記長さ3の2値信号に対して前記長さ2の3値信号への変換を行うデータ変換処理が、前記長さ2の3値信号(0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1)に対して、長さ3の2値信号(b2,b1,b0)のそれぞれに、長さ3の2値信号(v2,v1,v0)[(v2,v1,v0)は(0,0,1),(0,1,0),(0,1,1),(1,0,0),(1,0,1),(1,1,0),(1,1,1)のうちのいずれか]を加え、(b2+v2,b1+v1,b0+v0)(演算記号+は排他的論理和)として各ビットを割り当てることで前記長さ3の2値信号から前記長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項27記載の位相変調方法。
  29. 前記4組の変換規則において、前記データ変換処理が、前記長さ2の3値信号と前記長さ3の2値信号との間の変換規則として、前記長さ2の3値信号(0,0),(0,1),(0,2),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1)に対して前記4組で前記長さ3の2値信号から前記長さ2の3値信号への変換を行った32組に対して、2値信号(b2,b1,b0)の各ビットを入れ替えて(b2,b0,b1),(b1,b0,b2),(b1,b2,b0),(b0,b0,b2),(b0,b2,b1)として各ビットを割り当てることで、前記長さ3の2値信号から前記長さ2の3値信号への変換を行うことを特徴とする請求項28記載の位相変調方法。
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