JP2006128483A - 電子部品装着装置の装着ヘッド - Google Patents

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克尚 臼井
Haruhiko Yamaguchi
山口  晴彦
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Abstract

【課題】 使用する任意の1の吸着ノズルを突出位置でノズルホルダの下端面から突出させるのに1の駆動モータとすると共に他の吸着ノズルに切替える切替え開始タイミングを早めること。
【解決手段】 電磁石66が消磁している場合には、切替え体69の磁性体67が永久磁石70に吸着している状態である。ここで、電磁石66が励磁すると、、内側の磁性体67と前記永久磁石70との吸着が解かれると共にこの電磁石66に外側の磁性体67が吸着されて、内側の磁性体67と永久磁石70との間には隙間Sが形成され、ホルダ回転駆動モータ38が駆動すると、ノズルホルダのみが回転する。このとき、当該吸着ノズル11の第1カムフォロア50が突出カム面42A上に来るようにノズルホルダ31が回転すると、使用する吸着ノズル11が他の吸着ノズル11よりも下降して突出し、使用する吸着ノズル11が選択されたこととなる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数本の吸着ノズルを備え吸着した電子部品を基板などに装着する電子部品装着装置の装着ヘッドに関する。
使用する吸着ノズルを他の吸着ノズルに切替える動作に支障を生ずることなく、吸着ノズルの寿命を長くすることができる電子部品装着装置の装着ヘッドが特許文献1にて提案されている。
特開2001−53492号公報
しかし、装着ヘッドに設けられた複数の吸着ノズルのうちの任意の吸着ノズルを選択するためのノズル選択モータと、吸着ノズルをθ回転させるためのカム回転モータとの2つの駆動モータが必要であった。また、一つの駆動モータを用いて、複数本の吸着ノズルが配設されると共に当該各吸着ノズルを昇降可能に支持するノズルホルダと、このノズルホルダの外側に配設され各吸着ノズルの上部に取り付けたカムフォロアが接すると共に前記吸着ノズルを突出させる突出カム面を有する円筒カム部材とを同時に回転させるか、ノズルホルダのみ回転させるかを切替えるための切替え装置を設ける方法も考えられたが、この切替え装置を装着ヘッド外部に設けていたために、切替え開始タイミングを早めることができなかった。
そこで本発明は、使用する任意の1の吸着ノズルを突出位置でノズルホルダの下端面から突出させるのに1の駆動モータとすると共に他の吸着ノズルに切替える切替え開始タイミングを早めることを目的とする。
このため第1の発明は、複数本の吸着ノズルを備え当該各吸着ノズルを昇降可能に支持すると共に昇降を案内する上下案内溝が開設されたノズルホルダと、このノズルホルダを回転自在に支持するホルダ支持部材と、前記ノズルホルダをその軸線廻りに正逆回転させるホルダ回転駆動モータと、前記ノズルホルダの外側に配設され前記各吸着ノズルの上部に取り付けたカムフォロアが接すると共に前記吸着ノズルを突出させる突出カム面を有する円筒カム部材とを備え、使用する任意の1の前記吸着ノズルを突出位置で前記ノズルホルダの下端面から突出させるようにした電子部品装着装置の装着ヘッドであって、前記ホルダ支持部材に設けられた電磁石と、この電磁石に対応する前記円筒カム部材に設けられた磁性体と、前記ノズルホルダに所定間隔毎に設けられる永久磁石とから成る切替え装置を設け、前記電磁石が消磁しているときには前記磁性体が前記永久磁石に吸着して前記ホルダ回転駆動モータの駆動により該ノズルホルダ及び円筒カム部材を共に回転可能とすると共に、前記電磁石が励磁したときには前記磁性体と前記永久磁石との吸着が解かれてこの電磁石に前記磁性体が吸着されて前記ホルダ回転駆動モータの駆動により前記ノズルホルダのみを回転可能とすることを特徴とする。
第2の発明は、複数本の吸着ノズルを備え当該各吸着ノズルを昇降可能に支持すると共に昇降を案内する上下案内溝が開設されたノズルホルダと、このノズルホルダを回転自在に支持するホルダ支持部材と、前記ノズルホルダをその軸線廻りに正逆回転させるホルダ回転駆動モータと、前記ノズルホルダの外側に配設され前記各吸着ノズルの上部に取り付けたカムフォロアが接すると共に前記吸着ノズルを突出させる突出カム面を有する円筒カム部材とを備え、使用する任意の1の前記吸着ノズルを突出位置で前記ノズルホルダの下端面から突出させるようにした電子部品装着装置の装着ヘッドであって、前記ホルダ支持部材に設けられた電磁石と、この電磁石に対応する位置の前記円筒カム部材に開設された開口内に移動可能に磁性体が設けられると共にこの開口縁部近傍に固定部の端部が固定された切替え体と、前記ノズルホルダに所定間隔毎に設けられる永久磁石とから成る切替え装置を設け、前記電磁石が消磁しているときには前記切替え体の磁性体が前記永久磁石に吸着して前記ホルダ回転駆動モータの駆動により該ノズルホルダ及び円筒カム部材を共に回転可能とすると共に、前記電磁石が励磁したときには前記磁性体と前記永久磁石との吸着が解かれてこの電磁石に前記磁性体が吸着されて前記ホルダ回転駆動モータの駆動により前記ノズルホルダのみを回転可能とすることを特徴とする。
本発明によれば、使用する任意の1の吸着ノズルを突出位置でノズルホルダの下端面から突出させるのに1の駆動モータとすることができるから安価に作製でき、また他の吸着ノズルに切替える切替え開始タイミングを早めることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係る装着ヘッドを搭載した電子部品装着装置について説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図であり、この電子部品装着装置1は、装置本体2を挟んで相互に平行に、電子部品を供給する供給系3と、電子部品をプリント基板Pに装着する装着系4とを配して構成されている。前記装置本体2には、駆動系の主体を為すインデックスユニットと、これに連結された回転テーブル12と、回転テーブル12の外周部に搭載した複数個(例えば12個)の装着ヘッド10とが設けられており、前記回転テーブル12はインデックスユニットにより、装着ヘッド10の個数に対応する間欠ピッチで間欠回転される。そして、回転テーブル12が間欠回転すると、各装着ヘッド10に搭載した吸着ノズル11が供給系3および装着系4に適宜臨み、供給系3から供給された電子部品を吸着した後、装着系4に回転搬送して装着系4に導入したプリント基板Pにこれを装着する。
前記供給系3はプリント基板Pに装着する電子部品の種類に応じた数の部品供給ユニット5を有し、部品供給ユニット5は一対のガイドレール6にスライド自在に案内された供給台7に、横並びに着脱自在に取り付けられている。前記供給台7には、そのスライド方向にボールねじ8が螺合しており、供給台7はボールねじ8の一方の端に連結した送りモータ9の正逆回転により進退され、装着ヘッド10の吸着位置に所望の部品供給ユニット5を選択的に臨ませる。各部品供給ユニット5には所定のピッチで電子部品が装填されたキャリアテープがテープリールに巻き出された状態で搭載されており、電子部品はテープリールから巻き出されたキャリアテープから随時、吸着ノズル11により吸着されてゆく。
前記装着系4は、載置したプリント基板PをX軸方向およびY軸方向に移動させるXYテーブル15と、XYテーブル15の前後に配設した搬入コンベア16および搬出コンベア17と、搬入コンベア16上のプリント基板PをXYテーブル15に、同時にXYテーブル15上のプリント基板Pを搬出コンベア17に移送する基板移送装置18とで構成されている。
そして、搬入コンベア16の下流端まで送られてきたプリント基板Pは、基板移送装置18によりXYテーブル15上に移送され、同時に電子部品の装着が完了したXYテーブル15上のプリント基板Pは、この基板移送装置18により搬出コンベア17に移送される。前記XYテーブル15上に導入されたプリント基板Pは、XYテーブル15により適宜平面方向に移動され、各装着ヘッド10により次々と送られてくる電子部品に対応して、その部品装着部位を装着位置に臨ませ、各吸着ノズル11から電子部品の装着を受ける。
前記装置本体2は、支持台上に駆動系の主体を為すインデックスユニットを有しており、インデックスユニットは回転テーブル12を間欠回転させると共に、回転テーブル12の間欠周期に同期(連動)させ、装置本体2の各種の装置を作動させる。
前記回転テーブル12は、インデックスユニットにより回転する軸筒(図示せず)に固定され、平面視時計廻りに間欠回転する。そして、回転テーブル12の外周部には、各リニアブロック20に沿って周方向に等間隔に設けられた12個の各装着ヘッド10がリニアレール21を介して上下動自在に取り付けられている。そして、前記軸筒の上部を囲うように中空円筒状の回転テーブル案内用の円筒カム部材の下端周縁部に略全周に亘って形成されたカムの上面及び下面に押し付けられながら両カムフォロア22が回転し、前記カムの形状通りに、各装着ヘッド10は前述の如く各リニアブロック20に沿って上下しながら回転テーブル12と共に回転する。
この場合、回転テーブル12の間欠回転は、装着ヘッド13の数に合わせて1回転に対して12間欠周期となっており、この間欠回転により公転する各装着ヘッド10は12箇所の停止位置にそれぞれ停止する。そして、12箇所の停止位置には、電子部品を吸着する吸着位置及び装着する装着位置の他、吸着した電子部品の撮像および位置補正を行う位置や、装着ヘッド10におけるノズル切替(交換)を行う位置等が含まれている。
次に、図2乃至図9に基づき、装着ヘッド10について詳述する。各装着ヘッド10は、周方向に等間隔に配設した例えば5本の吸着ノズル11をそれぞれ出没可能に支持すると共に吸着ノズル11の上下出没移動を案内する10個のノズル上下溝31Aが開設されたノズルホルダ31と、前記リニアレール21に固定されノズルホルダ31をローターベアリング32を介して回転自在に支持するホルダ支持部材33と、このホルダ支持部材33の上部に固定され前記ノズルホルダ31の上部の中心上に立設する軸筒部31Bとカップリング34を介してその出力軸が連結された正逆回転可能なホルダ回転モータ38とを備えている。なお、ノズルホルダ31の軸筒部31B上部には下面が開口した蓋体部31Cが設けられ、この蓋体部31Cに前記ノズル上下溝31Aが10個等間隔に開設されている。
従って、このホルダ回転モータ38の駆動により、ホルダ支持部材33に対しベアリングホルダ37に支持されたローターベアリング32を介してノズルホルダ31が回転する。即ち、複数本の吸着ノズル11が、ノズルホルダ31の軸線廻りに公転する。
また、ノズルホルダ31の上部とホルダ支持部材33との間には、円筒カムベアリング40を介して回転可能な円筒カム部材41が設けられる。そして、この円筒カム部材41の上面は全周に亘って円筒カム42が形成される。
なお、各吸着ノズル11の上部には、ノズルホルダ31の外方に向けて、吸着ノズル11の高さを拘束する第1カムフォロア50及び吸着ノズル11の回転を防止する第2カムフォロア51を回転可能に支持する支持部材52が設けられている。即ち、この支持部材52の細径部に第1カムフォロア50及び第2カムフォロア51が回転可能に設けられ、この第1カムフォロア50は円筒カム部材41の円筒カム42上面上に載置して回転し、また第2カムフォロア51はノズルホルダ31のノズル上下溝31A内に挿入して上下移動可能である。この第1カムフォロア50及び第2カムフォロア51はベアリングで構成される。
なお、図5乃至図7に示すように、前記円筒カム部材41の円筒カム42の一部には吸着ノズル11を下降させて突出させる第1及び第2の突出カム面42A及び42Bが形成されている。そして、吸着ノズル11内には圧縮バネ55が下端部が支持された状態で挿入され、ノズルホルダ31の蓋体部31Cの下面に固定された6本の押下ピン57及びボール58を介して圧縮バネ55を押圧しているので、吸着ノズル11を下方へ付勢し、この第1カムフォロア50は円筒カム部材41の円筒カム42上面上に圧接しながら回転することとなる。
そして、使用する吸着ノズル11が選択されて、第1カムフォロア50が突出カム面42A上にあるときには当該吸着ノズル11の下端レベルが低レベル位置となり、突出カム面42B上にあるときには高レベル位置となり、XYテーブル15上のプリント基板P上に電子部品を装着する際の装着する電子部品の厚さに応じて吸着ノズル11の高さレベル位置を調整することが可能となるものである。
なお、装着ヘッド10には、ノズルホルダ31の回転角度位置を検出するノズル位置検出用エンコーダ(位置検出手段)59及び円筒カム部材41の回転角度位置を検出するカム位置検出用エンコーダ(位置検出手段)60が設けられている。両エンコーダ59、60はマイクロコンピュータのCPU(制御手段)に接続され、CPUにはモータドライバ(制御手段)を介して上記ホルダ回転モータ38が接続され、このホルダ回転モータ38は制御される。
なお、吸着ノズル11に吸着保持された電子部品を部品認識カメラが撮像する際に、前記電子部品に拡散光を当てるための拡散板62が取付けられた取付部材63が、前記ノズルホルダ31下部に固定されている。
65は切替え装置で、前記ホルダ支持部材33に設けられた電磁石66と、この電磁石66に対応する位置の前記円筒カム部材41に開設された開口41A内に移動可能に例えばスチールである磁性体67が設けられると共にこの開口41A縁部近傍に固定部68の端部が固定された切替え体69と、上下案内溝31Aに対応して前記ノズルホルダ31に前記所定間隔毎に10個設けられる永久磁石70とから構成される。前記開口41Aより大きな面積を有する前記固定部68の両側に前記磁性体67が設けられるが、この固定部68は板バネで構成され、可撓性を有しており、変形可能である。
従って、前記電磁石66が消磁しているときには、前記切替え体69の磁性体67が前記永久磁石70に吸着して前記ホルダ回転駆動モータ38の駆動により該ノズルホルダ31及び円筒カム部材41を共に回転可能となる。また、前記電磁石66が励磁したときには、電磁石66には永久磁石70が磁性体67を吸着する吸着力よりも大きい、例えば数倍の吸着力が発生し、この結果、前記磁性体67と前記永久磁石70との吸着が解かれると共にこの電磁石66に前記磁性体67が吸着されて前記ホルダ回転駆動モータ38の駆動により前記ノズルホルダのみを回転可能となる。
ここで、任意の1の吸着ノズル11の突出動作(使用する吸着ノズル11の選択動作)を、順を追って説明する。先ず、図4及び図8に示すような電磁石66が消磁している場合には、電磁石66と外側の磁性体67との間には隙間Sが形成されて、前記切替え体69の磁性体67が前記永久磁石70に吸着している状態である。ここで、電磁石66が励磁すると、図9に示すように、内側の磁性体67と前記永久磁石70との吸着が解かれると共にこの電磁石66に外側の磁性体67が吸着されて、円筒カム部材41は回転不能となり、且つ、内側の磁性体67と永久磁石70との間には隙間Sが形成され、前記ホルダ回転駆動モータ38が駆動すると、前記ノズルホルダのみが回転する。
このとき、ノズル位置検出用エンコーダ59の検出結果に基づいたCPUの制御により、正逆の回転方向およびステップ数が決定され、ホルダ回転モータ38を駆動させる。これにより、使用する吸着ノズル11の下端レベルを低レベル位置とするには、図7に示すように、当該吸着ノズル11の第1カムフォロア50が突出カム面42A上に来るように、ノズルホルダ31を回転させて使用する吸着ノズル11が突出カム面42Aの位置、即ち使用する吸着ノズル11が他の吸着ノズル11よりも下降する突出位置に移動させる。即ち、使用する吸着ノズル11が突出カム面42Aの位置に移動すると、突出カム面42Aのカム作用で吸着ノズル11が下降し、その先端部がノズルホルダ31の下端面から突出する。これにより、使用する吸着ノズル11が選択されたこととなる。
次に、記憶装置(図示せず)に格納された装着位置や装着すべき角度等に係る装着データに基づいて、プリント基板Pに装着する際の装着角度となるように、ノズルホルダ31及び円筒カム部材41を共に回転させる。即ち、図4及び図8に示すように、前記前記電磁石66が消磁すると、電磁石66と外側の磁性体67との吸着が解かれ円筒カム部材41は回転不能になると共に、内側の磁性体67が永久磁石70に吸着し、この状態で前記ホルダ回転駆動モータ38が駆動すると、該ノズルホルダ31及び円筒カム部材41を共に回転する。
このとき、カム位置検出用エンコーダ60の検出結果に基づいたCPUの制御により、正逆の回転方向およびステップ数が決定され、ホルダ回転モータ38を駆動させて、ノズルホルダ31及び円筒カム部材41を共に回転させることにより、結果として使用する吸着ノズル11のθ回転がなされることとなり、所望の装着角度でプリント基板P上に電子部品を装着することができる。
なお、円筒カム部材41の円筒カム42を利用して、例えば電子部品を部品供給ユニット5より電子部品を取出すために吸着又はプリント基板P上に当該電子部品を装着する際に、電子部品をわずかな距離だけ昇降させることができる。突出カム面42A上にあるときには当該吸着ノズル11の下端レベルが低レベル位置となり(図7参照)、突出カム面42B上にあるときには高レベル位置となり(図6参照)、電子部品を部品供給ユニット5より電子部品を取出すために電子部品の上面レベルに合わせて、またXYテーブル15上のプリント基板P上に電子部品を装着する際の装着する電子部品の厚さに応じて吸着ノズル11の高さレベル位置を調整することが可能となるものである。
以上のように本実施形態によれば、電磁石66が励磁して、内側の磁性体67と永久磁石70との吸着が解かれると共にこの電磁石66に外側の磁性体67が吸着されて、ホルダ回転駆動モータ38が駆動すると、円筒カム部材41の回転を不可としてノズルホルダ31のみ回転することにより、選択された吸着ノズル11の第1カムフォロア50が突出カム面42A上に移動すると、突出カム面42Aのカム作用で吸着ノズル11が下降し、その先端部がノズルホルダ31の下端面から突出し、使用する吸着ノズル11が選択される。
従って、切替え装置65の作用及びホルダ回転モータ38の駆動により、適切な位置に使用する吸着ノズル11を正確且つ迅速に、回転テーブル12の間欠回転の停止位置にて又は回転テーブル12の間欠回転中でも突出させ、選択することができる。しかも、従来は切替え装置、即ちノズルホルダ31及び円筒カム部材41とを同時に回転させるか、ノズルホルダ31のみ回転させるかを切替えるための切替え装置を装着ヘッド10外部に設けていたために、切替え開始タイミングを早めることができなかったが、本発明によれば切替え装置65を装着ヘッド10に設けたから、切替え位置にとらわれることなく、切替え開始タイミングを早めることができる。
なお、本実施形態では、ホルダ回転モータ38をステッピングモータや、サーボモータで構成してもよい。サーボモータで構成する場合には、サーボモータが内蔵するエンコーダがノズル位置検出用エンコーダ59及びカム位置検出用エンコーダ60と同様の機能を果たすことができるので、これらエンコーダ59、60を設けないようにすることも可能である。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 装着ヘッドの縦断面図である。 装着ヘッドの一部拡大縦断面図である。 図3のA−A断面図である。 円筒カム部材(円筒カム)及びノズルホルダを示す側面図である。 説明の便宜上、円筒カム及びノズルホルダを展開した状態にした吸着ノズルの下端レベルが高レベル位置の説明図である。 説明の便宜上、円筒カム及びノズルホルダを展開した状態にした吸着ノズルの下端レベルが低レベル位置の説明図である。 装着ヘッドの要部拡大図である。 装着ヘッドの要部拡大図である。
符号の説明
11 吸着ノズル
31 ノズルホルダ
31A 上下案内溝
33 ホルダ支持部材
38 ホルダ回転モータ
41 円筒カム部材
42 円筒カム
42A、42B 突出カム面
50 第1カムフォロア
51 第2カムフォロア
65 切替え装置
66 電磁石
67 磁性体
68 固定部
69 切替え体
70 永久磁石

Claims (2)

  1. 複数本の吸着ノズルを備え当該各吸着ノズルを昇降可能に支持すると共に昇降を案内する上下案内溝が開設されたノズルホルダと、このノズルホルダを回転自在に支持するホルダ支持部材と、前記ノズルホルダをその軸線廻りに正逆回転させるホルダ回転駆動モータと、前記ノズルホルダの外側に配設され前記各吸着ノズルの上部に取り付けたカムフォロアが接すると共に前記吸着ノズルを突出させる突出カム面を有する円筒カム部材とを備え、使用する任意の1の前記吸着ノズルを突出位置で前記ノズルホルダの下端面から突出させるようにした電子部品装着装置の装着ヘッドであって、前記ホルダ支持部材に設けられた電磁石と、この電磁石に対応する前記円筒カム部材に設けられた磁性体と、前記ノズルホルダに所定間隔毎に設けられる永久磁石とから成る切替え装置を設け、前記電磁石が消磁しているときには前記磁性体が前記永久磁石に吸着して前記ホルダ回転駆動モータの駆動により該ノズルホルダ及び円筒カム部材を共に回転可能とすると共に、前記電磁石が励磁したときには前記磁性体と前記永久磁石との吸着が解かれてこの電磁石に前記磁性体が吸着されて前記ホルダ回転駆動モータの駆動により前記ノズルホルダのみを回転可能とすることを特徴とする電子部品装着装置の装着ヘッド。
  2. 複数本の吸着ノズルを備え当該各吸着ノズルを昇降可能に支持すると共に昇降を案内する上下案内溝が開設されたノズルホルダと、このノズルホルダを回転自在に支持するホルダ支持部材と、前記ノズルホルダをその軸線廻りに正逆回転させるホルダ回転駆動モータと、前記ノズルホルダの外側に配設され前記各吸着ノズルの上部に取り付けたカムフォロアが接すると共に前記吸着ノズルを突出させる突出カム面を有する円筒カム部材とを備え、使用する任意の1の前記吸着ノズルを突出位置で前記ノズルホルダの下端面から突出させるようにした電子部品装着装置の装着ヘッドであって、前記ホルダ支持部材に設けられた電磁石と、この電磁石に対応する位置の前記円筒カム部材に開設された開口内に移動可能に磁性体が設けられると共にこの開口縁部近傍に固定部の端部が固定された切替え体と、前記ノズルホルダに所定間隔毎に設けられる永久磁石とから成る切替え装置を設け、前記電磁石が消磁しているときには前記切替え体の磁性体が前記永久磁石に吸着して前記ホルダ回転駆動モータの駆動により該ノズルホルダ及び円筒カム部材を共に回転可能とすると共に、前記電磁石が励磁したときには前記磁性体と前記永久磁石との吸着が解かれてこの電磁石に前記磁性体が吸着されて前記ホルダ回転駆動モータの駆動により前記ノズルホルダのみを回転可能とすることを特徴とする電子部品装着装置の装着ヘッド。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008227249A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子回路部品装着装置

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