JP2006127022A - バス制御装置 - Google Patents
バス制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006127022A JP2006127022A JP2004312310A JP2004312310A JP2006127022A JP 2006127022 A JP2006127022 A JP 2006127022A JP 2004312310 A JP2004312310 A JP 2004312310A JP 2004312310 A JP2004312310 A JP 2004312310A JP 2006127022 A JP2006127022 A JP 2006127022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slave
- master
- interface
- bus
- access
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims abstract description 53
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 17
- 230000006870 function Effects 0.000 description 15
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 14
- 230000008859 change Effects 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000011161 development Methods 0.000 description 6
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 6
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 5
- 238000013461 design Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 238000013475 authorization Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000047 product Substances 0.000 description 2
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 2
- 101100087530 Caenorhabditis elegans rom-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 101710131373 Calpain small subunit 1 Proteins 0.000 description 1
- 102100029318 Chondroitin sulfate synthase 1 Human genes 0.000 description 1
- 201000000233 Coffin-Siris syndrome 1 Diseases 0.000 description 1
- 101150043088 DMA1 gene Proteins 0.000 description 1
- 101001106432 Homo sapiens Rod outer segment membrane protein 1 Proteins 0.000 description 1
- 101100305983 Mus musculus Rom1 gene Proteins 0.000 description 1
- 102100021424 Rod outer segment membrane protein 1 Human genes 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 101150069022 dss-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/36—Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system
- G06F13/362—Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control
- G06F13/364—Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control using independent requests or grants, e.g. using separated request and grant lines
Abstract
【解決手段】相互接続バスBSにマスタI/F21−0〜21−3を介して接続されているマスタ装置MS0〜MS3からの要求に応じてスレーブ装置SV0〜SV3を制御するスレーブI/F22−0,22−1,…の少なくともひとつが、複数のマスタ装置MS0〜MS3からの同時アクセスが可能なマルチアクセス対応のマルチポート・スレーブI/F23から構成されている。
【選択図】図1
Description
図10に示すシステム100は、リアルタイム性が要求される高速転送部101と、この高速転送と並行してCPUの制御により各種制御および処理を実行する制御処理部102とに大別される。制御処理部102が有するバス(CPUバスまたはシステムバスという)の単位時間あたりに転送可能なデータ量(データ転送バンド幅)では、システム全体として、データの入力速度に対して出力速度が遅くリアルタイム性を満足できない場合に、そのリアルタイムのデータ転送が可能な高速転送部101が設けられる。
このとき特別なI/Fバスを介して高速メモリ内のデータを利用するスレーブ装置、すなわちメモリ111,周辺装置(Peripheral 0)あるいは周辺装置(Peripheral 1)にDMA的な機能を持たせる必要があり、各スレーブ装置の構成が複雑になる。
また、これらのスレーブ装置と、高速にデータを扱う高速転送部101との間でクロックの乗換を行う必要があり、そのための構成が複数になる。
さらに、これらの要求を満たすスレーブ装置の機能追加により、そのロジックが増加し、デバイスサイズの増加となる。
この弊害は、直接、機能的問題とならないが、開発に多大なリソース、すなわち仕様決定、設計、シミュレーション、評価のそれぞれに時間と人を必要とする。また、システム全体が複雑化しやすいことから、不具合を招きやすく再設計の必要が発生しやすいというリスクがある。また、低価格での実現が難しい。
図11に示すシステム200は、相互接続バス制御装置(Interconnect Bus Controller)201と、相互接続バス制御装置201に接続されている4つのマスタ装置MS0〜MS3と、相互接続バス制御装置201に接続されている4つのスレーブ装置SV0〜SV3とを有する。
相互接続バスBSにおいて、各マスタI/F及びスレーブI/Fは独自の送信用バスを有しており、その独自の送信用バスに対してデータ信号を送出する。また、各マスタI/F及び各スレーブI/Fは、その他の全てのスレーブI/F及びマスタI/Fの送信用バスに接続されており、セレクタによって選択された1つの送信用バスからデータ信号を受信する。
最初に、マスタ装置MS0〜MS3のそれぞれは、データを送るスレーブ装置を特定するアドレス(ADRS)を、対応するマスタI/Fに送る。マスタI/F21−0〜21−3のそれぞれは、対応するマスタ装置から送られるアドレスをデコードすることにより、ひとつのスレーブI/Fにアクセス要求(要求信号)を出力する。この要求信号は相互接続バスBSを介して、それぞれのスレーブI/Fに伝送される。
さらに、相互接続バス構成の他の問題点として、ひとつのスレーブ装置をひとつのマスタ装置が使用している場合、その他のマスタはそのスレーブ装置をアクセスできない。つまり、優先順位が高いマスタ装置が、あるスレーブ装置を使用している場合、優先順位が低い他のマスタ装置は、そのスレーブ装置にアクセスできないことがある。
前記マルチアクセス対応のスレーブ・インターフェースは、好適に、バス側とスレーブ装置側との間に設けられたN個のインターフェース部を有し、最大でN個のマスタ装置からの同時アクセスが可能に構成されている。この場合、さらに好適に、前記N個のインターフェース部とスレーブ装置との間に設けられ、当該スレーブ装置から入力される信号をN個に分割して前記N個のインターフェース部に出力し、前期N個のインターフェース部から入力されるN個の信号を1つの信号に統合して前記スレーブ装置に出力し、前記バスの転送速度と前記スレーブ装置の転送速度とを変換するスレーブ接続部を有する。
本発明では、好適に、前記マルチアクセス対応のスレーブ・インターフェースに接続されているスレーブ装置に複数のアドレスが割り当てられ、他のスレーブ装置にそれぞれひとつのアドレスが割り当てられ、前記マルチアクセス対応のスレーブ・インターフェースは、割り当てられている複数のアドレスを指定してアクセスを要求しているマスタ装置の優先順位に応じて信号の入出力を制御する。
以上より、本発明によれば、高速なスレーブ装置を増設する際に、バス構成を変える必要がないことからシステム変更が容易であるという利益が得られる。
図1に、本実施の形態にかかる相互接続バス構成を採用しているシステムの簡略化した構成図を示す。図1においてはデータの流れのみを示し、制御信号については省略している。ここでは制御信号の説明も行うが、制御信号の種類および制御の具体的手順は種々変更可能であり、以下の記載に限定されるものではない。
図1に示すシステム1は、相互接続バス制御装置(Interconnect Bus Controller)2と、相互接続バス制御装置2に接続されている4つのマスタ装置MS0〜MS3と、相互接続バス制御装置2に接続されている4つのスレーブ装置SV0〜SV3とを有する。このうち少なくともひとつのスレーブ装置(ここではスレーブ装置SV3)が他のスレーブ装置より高速な動作を行う高速スレーブ装置である。
各マスタI/Fにおいても、マスタ装置からのデータ信号は、セレクタを介さずに相互接続バスBSのそれぞれの送信用バスに入力される。
スレーブI/F23は、最大N個の異なるマスタ装置から入力されるデータ信号を最大N個まで同時に選択し、異なるN個のインターフェース部を介してスレーブ装置に出力することができるようにN個のセレクタ231−0,231−1,…,231−(N−1)を有している。より詳細には、セレクタ231−0に相互接続バスBSから入力される4本のデータ信号が内部で分岐されて、他のセレクタ231−1,…,231−(N−1)にも並列に入力されるように各セレクタのバス側の結線がなされている。N個のセレクタ231−0,231−1,…,231−(N−1)の各出力が、スレーブ装置側のN個の出力となる。
また、スレーブI/F23は、高速スレーブ装置SV3からのデータ信号を、N個のインターフェース部から入力し、それら各インターフェース部は、それぞれ相互接続バスBSに独立に接続されている。これによって、スレーブI/F23内のN個のインターフェース部は、データ送受信においてそれぞれ1つの独立したスレーブI/Fとして振る舞い得る。
図2に示す構成図において、インターフェース制御部(I/F CONT)233内に、相互接続バスを介してマスタI/F21−0〜21−3からの要求信号RSを受け付け、その信号からマスタ装置MS0〜MS3(不図示、図1参照)のプライオリティをチェックし、そのチェックの結果に応じてアクセス許可を付与する信号(以下、グラント信号という)GSをマスタI/F21−0〜21−3に返すためのアクセス許可制御部(Check Priority & Generate Grant)233Aが設けられている。このアクセス許可制御部233Aは、各インターフェース部Ps−0,Ps−1,Ps−2の使用状態(Condition)をモニタしている。このため指定されたインターフェース部Ps−0〜Ps−2が使用中の場合はアクセス許可のためのグラント信号GSを出力しないが、未使用のインターフェース部がある場合は、入力される要求信号RSからプライオリティをチェックし、プライオリティが高い順にマスタI/F21−0〜21−3にグラント信号GSを付与することができる。
また、インターフェース制御部233から3つのセレクタ231−0,231−1,231−2のそれぞれに、データセレクト信号DSS0,DSS1およびDSS2が出力可能に構成されている。これによって、マスタI/F21−0〜21−3から出力されているデータ信号D0〜D3のスレーブ装置側への出力が制御される。
このインターフェース制御部233は、要求信号RSを受け付けたマスタI/Fと、その要求信号RSに対して割り当てたインターフェース部とを対応付けて記憶しておく。
図3に示す高速スレーブ接続部3は、それぞれバッファ31Aを有するN(ここでは3)個のバスインターフェース部(Bus I/F)31と、バスインターフェース部31の各出力を入力し、時間軸で見ると常にひとつの出力を選択するように調停する調停選択部(Arbiter & Selector)32とを有する。調停選択部32はセレクタ32Aを内蔵しており、それによってデータ信号が選択される。
また、高速スレーブ接続部3はクロック乗り換えの機能も備える必要がある。クロック乗り換えは、たとえば3つのバッファ31Aを、その入力速度と出力速度が非同期で変えられるように構成することにより実現できる。
ここで図4は、具体的なマスタ装置とスレーブ装置を含む全体の構成例と信号の流れを示すブロック図である。また、図5は、システムのスレーブ装置に対するアドレスの割り当てを説明するための図である。
ここで2つ設けられているバスブリッジ装置(スレーブ装置SV3とSV6)は、相互接続バス制御装置2内の相互接続バスBSとは異なる規格のバスBS0あるいはBS1を、相互接続バスBSと接続させるための制御装置である。スレーブ装置SV3に対し異なる規格のバスBS0を介して幾つかの周辺装置4−0が接続され、スレーブ装置SV5に対し異なる規格のバスBS1を介して幾つかの周辺装置4−1が接続されている。なお、相互接続バスBSとバスBS0またはBS1とが異なるクロック信号で動作してもよい。
最初に、マスタ装置MS0〜MS5のそれぞれは、データを送るスレーブ装置を特定するアドレス(ADRS)を、対応するマスタI/F21−0,21−1,21−2,21−3(および21−4,21−5:不図示)に送る。マスタI/F21−0〜21−5のそれぞれは、対応するマスタ装置から送られるアドレスをデコードすることにより、ひとつのスレーブI/Fにアクセス要求(要求信号RS)を出力する。この要求信号RSは相互接続バスBSを介して、それぞれのスレーブI/Fに伝送される。
一方、マルチアクセス対応のスレーブ装置SV7(高速RAM)に対応した図2に示すマルチポート・スレーブI/F23は、最大3つのアクセスを許可することが可能である。すなわち、3つのインターフェース部Ps−0,Ps−1,Ps−2の使用状態(Condition)が調べられて、すべてが空きならアクセス要求を出してきた3つのマスタI/Fにアクセス許可のグラント信号GSが返される。このときマスタ装置のプライオリティが高い順に空きインターフェース部の使用許可が下される。図4に示す例では、高速データ記憶再生装置であるマスタ装置MS5の書き込みホスト1や読み出しホスト1が最もプライオリティが高い。したがって、空きインターフェース部が1つなら、マスタ装置MS5にしかアクセス許可が出されない。空きインターフェース部が2つの場合、図4に示すように、アクセス要求を出してきた、たとえばマスタ装置MS1(DMA0)にもアクセス許可が出される。マルチポート・スレーブI/Fは、通常のスレーブI/Fと同じ要求信号を受けるが、マスタI/Fに対するグラント信号においては、マスタI/Fが各インターフェース部を特定できるグラント信号を出力し、インターフェース制御部233がマスタI/Fとインターフェース部との接続関係を記憶している。
図4の場合、マスタ装置MS3およびMS4はアクセス要求を出してもプライオリティが低くグラント信号を受けないためデータ出力を行なえないが、マスタ装置MS1とMS5はグラント信号GSを受けるので、高速RAM(スレーブ装置SV7)にデータ出力が可能である。また、マスタ装置MS5は、同時にデータの読み出し許可のグラント信号GSを受けるので、高速RAM内のデータ読み出しも可能である。
これに対し、マルチポート対応のスレーブI/F23においては、たとえば、図2に示すように、各ポートに対応した3個のセレクタ231−0,231−1,231−2が、入力されるデータセレクト信号DSS0〜DSS2に応じて、たとえばインターフェース部Ps−0に対応しているセレクタ231−0で高速データ記録再生装置(スレーブ装置SV5)からの出力データを選択し、インターフェース部Ps−2に対応しているセレクタ231−2でDMA0(スレーブ装置SV1)からの出力データを選択する。
ここではアクセスの要求信号RSやグラント信号GS以外の制御信号CSやアドレス信号(ADRS)は、マスタ装置とスレーブ装置で受け渡すようにしている。マスタI/F21−0〜21−2のそれぞれに設けられている3つのセレクタ211は、データ用セレクタ211Aと制御信号用セレクタ211Bとからなる。
また、マルチアクセスに非対応のスレーブI/F22−0と22−1において、セレクタ221が、データ用セレクタ221A、制御信号用セレクタ221Bおよびアドレス用セレクタ221Cからなる。また、マルチアクセスに対応しているマルチポート・スレーブI/F23において、セレクタが、データ用セレクタ231A、制御信号用セレクタ231Bおよびアドレス用セレクタ231Cからなる。とくにマルチポート・スレーブI/F23においては、データ用セレクタ231A、制御信号用セレクタ231Bおよびアドレス用セレクタ231Cが、インターフェース部Ps−0〜Ps−2に対応して3組設けられている。この3つのセレクタの組が、図1においてはセレクタ231−0,231−1および231−2の一つに対応する。インターフェース部の使用状況の情報(Condition)は、制御信号CSとして与えられる。マルチポート・スレーブI/F23は見かけ上3つのスレーブI/Fとして動作し得るから、相互接続バスBSに対して、アドレス、制御信号、データをそれぞれ独立に3つ出力し得るように構成されている。
マスタ側バスBSm0〜BSm2に排出されたマスタデータDm0〜Dm2は、スレーブI/F22−0,22−1内のセレクタ221A、あるいは、マルチポート・スレーブI/F23内の3つのセレクタ231Aに入力され、前述した制御により適宜、選択されて出力される。また、マスタ側バスBSm0〜BSm2に排出されたマスタ制御信号CSm0〜CSm2は、スレーブI/F22−0,22−1内のセレクタ221B、あるいは、マルチポート・スレーブI/F23内の3つのセレクタ231Bに入力され、前述した制御により適宜、選択されて出力される。同様に、マスタ側バスBSm0〜BSm2に排出されたアドレス信号(ADRS)は、スレーブI/F22−0,22−1内のセレクタ221C、あるいは、マルチポート・スレーブI/F23内の3つのセレクタ231Cに入力され、前述した制御により適宜、選択されて出力される。
スレーブ側バスBSs0〜BSs2_xに排出されたスレーブデータDs0,Ds1およびDs3x(x=0〜2)は、マスタI/F21−0〜21−2内のセレクタ211Aに入力され、前述した制御により適宜、選択されて出力される。また、スレーブ側バスBSs0〜BSs2_xに排出されたスレーブ制御信号CSs0,CSs1およびCSsx(x=1〜2)は、マスタI/F21−0〜21−2内のセレクタ211Bに入力され、前述した制御により適宜、選択されて出力される。
図7は、システム例としてDVC(Digital Video Cassette)レコーダを示すブロック図である。
DVCレコーダの場合、制御系のマスタ装置MS0(CPU)やMS1(DMA)のほかに、撮像、データ処理および記録系のマスタ装置として、CCDカメラユニットMS2、CCDカメラで撮像された画像データを処理するイメージプロセッシングユニットMS3、画像データを表示するモニタMS4、画像データをDVフォーマットに変換するDVコーディングユニットMS5、および、DVフォーマット後のデータをテープに記録するDVC記録ユニットMS6が接続されている。このうちCCDカメラユニットMS2、モニタMS4およびDVC記録ユニットMS6は、データに入出力にリアルタイム性が要求され、それらデータ経路にピンポンバッファ52,54または56が接続されている。これに対し、比較的データ転送速度が遅くても許されるイメージプロセッサユニットMS3およびDVコーディングユニットMS5のデータ入出力経路には、通常のバッファ53A、53B、55Aまたは55Bが接続されている。また、CCDカメラユニットMS2とピンポンバッファ52との間にCCDから取り込まれた画像信号の処理回路(CCD Input)62が接続され、モニタMS4とピンポンバッファ54との間にNTSCエンコーダ64が接続され、DVC記録ユニットMS6とピンポンバッファ56との間にテープインターフェース66が接続されている。
スレーブ装置としては、制御系のメモリおよび周辺装置SV0〜SV3と、高速メモリとしてのsDRAM(SV4)が接続されている。周辺装置SV3は他のバスSB0を介して幾つかのスレーブ装置「xxx」4−0を接続させるバスブリッジ装置である。sDRAM(SV4)はスレーブ接続部3を介して接続されている。
クロックレート30MHz、データ幅2バイト、転送レート60MB/SのCCD入力はリアルタイム性が要求され最も優先順位が高い。また、クロックレート13.5MHz、データ幅2バイト、転送レート27MB/SのNTSCモニタ出力もリアルタイム性が要求され、つぎに優先順位が高い。優先順位はテープ記録部への出力が、そのつぎに高く、DVフォーマット変換ユニットやイメージプロセッシングユニットへのデータ入出力は、このかなでは最も優先順位が低くなる。たとえば、相互接続バスの転送速度を60MB/S(30MHz×2バイト)、sDRAMの転送能力を216MB/Sとすると、マルチポート・スレーブI/Fに4つのインターフェース部を設けることで高速なデータのやり取りを実現できる。
マルチポート・スレーブI/F23を有することから、このマルチポート・スレーブI/F23に接続されているスレーブ装置に、異なるマスタ装置から同時にアクセスがあっても、この異なるマスタ装置からのデータを複数のインターフェース部からスレーブ装置側に出力することが可能である。これにより、相互接続バス構成のバス制御装置をマルチアクセス対応に仕様変更することができ、高速転送が可能なメモリの接続が可能となる。すなわち、相互接続バス構成がされたシステムでリアルタイム性が要求されるブロック(CCD入力やNTSC出力など)があると、いままでは、そのリアルタイム性の確保が困難なことから別に高速バスを設計する必要があったが、本実施の形態では、データ転送速度が異なるすべての内蔵するブロックのそれぞれを、ひとつの相互接続バスインターフェースのマスタやスレーブにすることができる。このときブロックとしては、メモリであるかCPUであるかなどの種類を問わず、また、それぞれのブロックの個数もシステム仕様を満足する範囲で任意に接続できる。
以上より、相互接続バスを利用したシステム構成簡素になり、材料費や設計コストを抑制することができる。
たとえば、図9に示すシステムの場合、モジュールA、モジュールB、モジュールCといった単位で機能ごとに分け、それぞれで評価を行ない、良好な評価結果が得られたら、それらを統合して評価することがある。この場合、ひとつの相互接続バス制御装置2に全てのブロックのマスタ装置およびスレーブ装置が接続されていることから、ブロック間で評価の整合がとりやすく、ひとつのモジュールでの設計変更が他に及ぼす影響を容易に見積もれる。また、モジュールの分割または統合をシステムの能力を下げることなく容易に行うことができる。
Claims (7)
- 各々にマスタ装置が接続可能な所定数のマスタ・インターフェースと、各々にスレーブ装置が接続可能な所定数のスレーブ・インターフェースと、当該マスタ・インターフェースとスレーブ・インターフェースが接続されているバスとを有し、各マスタ装置からのアクセスに応じ、マスタ・インターフェースおよびスレーブ・インターフェースにより、マスタ装置とスレーブ装置のバスを経由する通信を制御するバス制御装置であって、
前記スレーブ・インターフェースの少なくともひとつが、複数のマスタ装置からの同時アクセスが可能なマルチアクセス対応のスレーブ・インターフェースである
バス制御装置。 - 前記マルチアクセス対応のスレーブ・インターフェースは、バス側とスレーブ装置側との間に設けられたN個のインターフェース部を有し、最大でN個のマスタ装置からの同時アクセスが可能に構成されている
請求項1に記載のバス制御装置。 - 前記N個のインターフェース部とスレーブ装置との間に設けられ、当該スレーブ装置から入力される信号をN個に分割して前記N個のインターフェース部に出力し、前記N個のインターフェース部から入力されるN個の信号を1つの信号に統合して前記スレーブ装置に出力し、前記バスの転送速度と前記スレーブ装置の転送速度とを変換するスレーブ接続部を有する
請求項2に記載のバス制御装置。 - 前記マルチアクセス対応のスレーブ・インターフェースに接続されているスレーブ装置に複数のアドレスが割り当てられ、他のスレーブ装置にそれぞれひとつのアドレスが割り当てられ、前記マルチアクセス対応のスレーブ・インターフェースは、割り当てられている複数のアドレスを用いてアクセスを要求しているマスタ装置の優先順位に応じて信号の入出力を制御する
請求項1,2または3に記載のバス制御装置。 - 前記マルチアクセス対応のスレーブ・インターフェースは、
任意のマスタ・インターフェースから前記バスを経由して複数の信号を入力したときに、当該入力した信号のひとつを選択して出力するN個のセレクタと、
当該N個のセレクタを入力したアドレスに応じて制御するインターフェース制御部と
を有する請求項4に記載のバス制御装置。 - 前記インターフェース制御部は、アクセス要求があったときに、前記マルチアクセス対応のスレーブ・インターフェースのインターフェース部に未使用のものが存在するときは、アクセスの許可信号をアクセス要求を出したマスタ装置側に出力し、当該許可信号に対応して送られてくるマスタ装置からの信号を前記N個のセレクタを制御することによって選択して出力する
請求項5に記載のバス制御装置。 - アクセス要求数が前記未使用のインターフェース部の数を越える場合、アクセスを要求したマスタ装置の優先順位に応じてアクセスの許可信号を出力する
請求項6に記載のバス制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004312310A JP4260720B2 (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | バス制御装置 |
US11/257,176 US7581049B2 (en) | 2004-10-27 | 2005-10-24 | Bus controller |
EP05110098A EP1653370B1 (en) | 2004-10-27 | 2005-10-27 | Bus controller |
DE602005027790T DE602005027790D1 (de) | 2004-10-27 | 2005-10-27 | Bussteuerung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004312310A JP4260720B2 (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | バス制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006127022A true JP2006127022A (ja) | 2006-05-18 |
JP4260720B2 JP4260720B2 (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=35457122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004312310A Expired - Fee Related JP4260720B2 (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | バス制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7581049B2 (ja) |
EP (1) | EP1653370B1 (ja) |
JP (1) | JP4260720B2 (ja) |
DE (1) | DE602005027790D1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008129904A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Nec Electronics Corp | バス中継装置及びバス制御システム |
JP2009169599A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Mitsubishi Electric Corp | バス装置 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4233373B2 (ja) * | 2003-04-14 | 2009-03-04 | 株式会社ルネサステクノロジ | データ転送制御装置 |
KR100706801B1 (ko) * | 2006-01-04 | 2007-04-12 | 삼성전자주식회사 | 멀티 프로세서 시스템 및 그것의 데이터 전송 방법 |
US7865644B2 (en) * | 2007-10-30 | 2011-01-04 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for attaching multiple slave devices to a single bus controller interface while supporting command pipelining |
JP5440419B2 (ja) * | 2010-06-29 | 2014-03-12 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 情報処理システム |
US8433838B2 (en) * | 2010-09-17 | 2013-04-30 | International Business Machines Corporation | Remote multiplexing devices on a serial peripheral interface bus |
US8516167B2 (en) * | 2011-08-03 | 2013-08-20 | Atmel Corporation | Microcontroller system bus scheduling for multiport slave modules |
JP2013122713A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5710891A (en) * | 1995-03-31 | 1998-01-20 | Sun Microsystems, Inc. | Pipelined distributed bus arbitration system |
EP0752666A3 (en) * | 1995-07-06 | 2004-04-28 | Sun Microsystems, Inc. | Method and apparatus for fast-forwarding slave requests in a packet-switched computer system |
JPH103447A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バスブリッジ装置 |
US6275890B1 (en) * | 1998-08-19 | 2001-08-14 | International Business Machines Corporation | Low latency data path in a cross-bar switch providing dynamically prioritized bus arbitration |
US6788703B2 (en) * | 1998-12-30 | 2004-09-07 | Nortel Networks Limited | DS0 on ATM, mapping and handling |
JP3444247B2 (ja) * | 1999-09-29 | 2003-09-08 | 日本電気株式会社 | パケット速度変換器 |
US6587905B1 (en) * | 2000-06-29 | 2003-07-01 | International Business Machines Corporation | Dynamic data bus allocation |
US6823411B2 (en) * | 2002-01-30 | 2004-11-23 | International Business Machines Corporation | N-way psuedo cross-bar having an arbitration feature using discrete processor local busses |
TWI223155B (en) * | 2002-10-04 | 2004-11-01 | Leadtek Research Inc | Integrated peripheral component interconnection interface and bus system |
US7802049B2 (en) * | 2002-10-30 | 2010-09-21 | Intel Corporation | Links having flexible lane allocation |
GB2402761B (en) * | 2003-06-12 | 2006-02-22 | Advanced Risc Mach Ltd | Improvements in flexibility of a bus interconnect block for a data processing apparatus |
US6954821B2 (en) * | 2003-07-31 | 2005-10-11 | Freescale Semiconductor, Inc. | Crossbar switch that supports a multi-port slave device and method of operation |
-
2004
- 2004-10-27 JP JP2004312310A patent/JP4260720B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-10-24 US US11/257,176 patent/US7581049B2/en active Active
- 2005-10-27 DE DE602005027790T patent/DE602005027790D1/de active Active
- 2005-10-27 EP EP05110098A patent/EP1653370B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008129904A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Nec Electronics Corp | バス中継装置及びバス制御システム |
US8041868B2 (en) | 2006-11-22 | 2011-10-18 | Renesas Electronics Corporation | Bus relay device and bus control system including bus masters, interconnect section, and bridge section |
JP2009169599A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Mitsubishi Electric Corp | バス装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7581049B2 (en) | 2009-08-25 |
DE602005027790D1 (de) | 2011-06-16 |
US20060090024A1 (en) | 2006-04-27 |
EP1653370B1 (en) | 2011-05-04 |
JP4260720B2 (ja) | 2009-04-30 |
EP1653370A3 (en) | 2007-04-25 |
EP1653370A2 (en) | 2006-05-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100572372B1 (ko) | 실시간 다이내믹 대역폭 할당을 갖는 완전히 파이프라인된 고정 대기 통신 시스템 | |
US7380045B2 (en) | Protocol conversion and arbitration circuit, system having the same, and method for converting and arbitrating signals | |
US7305510B2 (en) | Multiple master buses and slave buses transmitting simultaneously | |
US6738845B1 (en) | Bus architecture and shared bus arbitration method for a communication device | |
EP1653370B1 (en) | Bus controller | |
US7721038B2 (en) | System on chip (SOC) system for a multimedia system enabling high-speed transfer of multimedia data and fast control of peripheral devices | |
JPH10507023A (ja) | 共用メモリシステム | |
US9122802B2 (en) | Interconnect, bus system with interconnect and bus system operating method | |
US20050174877A1 (en) | Bus arrangement and method thereof | |
US6567881B1 (en) | Method and apparatus for bridging a digital signal processor to a PCI bus | |
US6532511B1 (en) | Asochronous centralized multi-channel DMA controller | |
CN105988968B (zh) | 半导体装置 | |
US6959354B2 (en) | Effective bus utilization using multiple bus interface circuits and arbitration logic circuit | |
CN116028413A (zh) | 一种总线仲裁器、总线仲裁的方法、装置及介质 | |
US6430640B1 (en) | Self-arbitrating, self-granting resource access | |
US20080195782A1 (en) | Bus system and control method thereof | |
JPH1125036A (ja) | 調停システム、およびアクセスを調停する方法 | |
US20210250385A1 (en) | Axi interconnect module communication network platform | |
JPS58154059A (ja) | 並列処理システムのメモリアクセス方式 | |
KR20050119798A (ko) | 다중 채널을 제공하는 에스오씨 버스 구조 | |
JP2005518045A (ja) | 多数リクエスト信号間の公正アービトレーションのシステム及び方法 | |
JP4862593B2 (ja) | データ転送装置及び画像形成装置 | |
US7117281B1 (en) | Circuit, system, and method for data transfer control for enhancing data bus utilization | |
JP3925510B2 (ja) | 信号通信装置および多重バス制御装置 | |
KR101013767B1 (ko) | 다중 버스 시스템과 이를 이용한 데이터 송신 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071002 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080811 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090106 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4260720 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |