JP2006125211A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 密閉容器内において吐出ガスからの潤滑油の分離効率を向上させ、圧縮機を複数台使用するような空気調和装置において圧縮機間の潤滑油を均等にするスクロール圧縮機を得る。
【解決手段】 電動機回転子41の下部に、開口部8a下向きにしてカップ状部材8を設け、カップ状部材8の下端8bは電動機固定子42の下側コイルエンド42bのスロット間隙42cの下端42dと同位置または下側で、密閉容器1内に入れられた規定量の潤滑油5の初期封入位置5aより上側に位置させ、規定量の潤滑油が存在した際にカップ状部材の下端8bは潤滑油につからないが、規定量以上の潤滑油が存在した際にはカップ状部材の下端8bが潤滑油につかるようになり、定常運転時には圧縮機からの潤滑油の持ち出しを抑制し、密閉容器内の潤滑油が増加した際には速やかに排出が行え、圧縮機および空気調和装置の信頼性を向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般に冷凍機、空気調和機、真空装置等に使用されるスクロール圧縮機に関する。
従来のスクロール圧縮機は、密閉容器内に、固定スクロールと揺動スクロールからなるスクロール圧縮手段と、該スクロール圧縮手段を主軸を介して駆動する電動機とを備え、スクロール圧縮手段により冷媒ガスを圧縮して密閉容器内に吐出し、この高圧の冷媒ガス(吐出ガス)を吐出管を通じて圧縮機外に排出するようになっている。この際、主軸等の軸受部は潤滑する必要があることから、密閉容器の底部には潤滑油が貯留されており、この潤滑油を主軸内に軸方向に設けられた給油路を通じて吸い上げて軸受部に給油するようになっている。しかしこのとき、密閉容器内に吐出される吐出ガスと潤滑油が混合し、潤滑油が吐出ガスと共に圧縮機外に排出されることとなり、圧縮機内部が潤滑油の枯渇現象を引き起こすおそれがあった。
上述のような潤滑油の枯渇現象を防ぐための従来技術には次のようなものがある。
電動機回転子の上部にファンを取り付けたもの(例えば、特許文献1参照)、電動機回転子に潤滑油の戻り通路等を設けて潤滑油を回収するようにしたもの(例えば、特許文献2参照)、あるいは潤滑油が規定量以上になった場合には、均油管等を用いることなく、電動機回転子に羽根等を設けることによって油だめ内の潤滑油を飛散させるようにしたもの(例えば、特許文献3参照)等が知られている。
特開2004−150406号公報 特開2002−31070号公報 特開平6−280768号公報
しかしながら、上述の従来技術には次のような問題点がある。
特許文献1では、電動機回転子の上部に取り付けられたファンにより密閉容器内の空間に吐出された吐出ガスから潤滑油を分離してから圧縮機外に吐出ガスを排出しようとするものであるが、ファンには潤滑油を多量に含んだ吐出ガスが供給されるため、潤滑油の分離が十分にできていないという問題点がある。すなわち、電動機固定子のコイルエンドにはスロット間隙があるため、潤滑油を含んだ吐出ガスが、電動機固定子の下側コイルエンドの下方を流れずに、下側コイルエンドのスロット間隙を通過してしまう。そのため、吐出ガスの流れを下降流から上昇流へと流れの方向を変更することで、潤滑油を分離しようとする目的が十分に達成されていないのである。したがって、ファンだけでは潤滑油の分離効率の向上が望めないものであった。
特にブラシレスDCモータのように電動機固定子のスロット数が少なく、電動機固定子コイルエンドのスロット間隙間が大きい電動機により構成されている圧縮機においては、電動機固定子コイルエンドの下側まで流れずに、電動機固定子コイルエンドのスロット間隙を通過する冷媒ガスが増加するため、冷媒ガスからの潤滑油の分離が十分に行われず、圧縮機からの潤滑油の流出が増加するという問題点があった。
特許文献2では、電動機回転子の上下面に戻り通路に連通するカバーを設けて主軸の軸受部から滴下する潤滑油を霧状に飛散させることなく密閉容器底部の油だめに回収しようとするものであるが、スクロール圧縮手段から吐出された冷媒ガスはそのまま圧縮機外に排出されるようになっており、冷媒ガスが電動機回転子の下側を流れるような構成とはなっていない。したがって、電動機回転子の下部に設けられたカバーは、戻り通路から流下する潤滑油のガイドに過ぎず、冷媒ガスから潤滑油を分離する機能は有していないものである。
特許文献3では、複数の圧縮機間で均等に潤滑油量を確保しようとするものであり、電動機回転子の下部に羽根を設け、密閉容器内の余分な潤滑油を巻き上げて密閉容器外に排出することにより圧縮機間の潤滑油を均一にするものであるが、均油管を設ける必要は無いものの、電動機回転子の下部に設けた羽根が定常運転時に抵抗となるため、圧縮機の入力が増加してしまうという問題点がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、密閉容器内において吐出ガスからの潤滑油の分離効率を向上させることができるスクロール圧縮機を得ることである。
また、第2の目的は、例えば圧縮機を複数台使用するような、空気調和装置においては、均油管や油面センサなどの特別な設備等を設けることなく圧縮機間の潤滑油を均等にすることができるスクロール圧縮機を得ることである。
本発明に係るスクロール圧縮機は、密閉容器と、前記密閉容器内に設けられた、スクロール圧縮手段、および該スクロール圧縮手段を主軸を介して駆動する電動機と、前記スクロール圧縮手段の上部に設けられた冷媒の吐出空間と、該スクロール圧縮手段と前記電動機の間の第1の空間とが連通するように、該スクロール圧縮手段の外周側に設けられた第1の冷媒流路と、前記第1の空間と前記電動機の下方の第2の空間とが連通するように、該電動機の外周側に設けられた第2の冷媒流路と、電動機回転子の上部に取り付けられたファンと、前記電動機回転子の下部に開口部を下向きにして取り付けられたカップ状部材と、前記カップ状部材の内部と前記ファンの内側空間とが連通するように、前記電動機回転子に設けられた第3の冷媒流路と、前記ファンの上部において、前記スクロール圧縮手段の下部に開口部を下向きにして取り付けられた吐出カバーと、前記吐出カバーに連通するように、前記密閉容器に設けられた吐出管と、を備え、
前記カップ状部材の下端を、前記電動機固定子の下側コイルエンドのスロット間隙の下端と同位置または下側に位置させてなるものである。
本発明のスクロール圧縮機は、電動機回転子の下部に、開口部を下向きにしてカップ状部材を取り付け、さらにそのカップ状部材の下端を、電動機固定子の下側コイルエンドのスロット間隙の下端と同位置または下側に位置させてなるものであるので、定常状態での圧縮機運転時には、潤滑油を含んだ吐出ガスが電動機固定子の下側コイルエンドのスロット間隙を通過してしまい、電動機固定子の下側コイルエンドの下部を通過した際の下降流から上昇流への流れの変更による潤滑油の分離が十分に行われない場合でも、電動機回転子の下部に設けられたカップ状部材により、潤滑油を含む冷媒ガスに遠心力を与えることにより、冷媒ガスからの潤滑油の分離が行われるとともに、冷媒ガスの流れを下降流から上昇流へと変更することにより冷媒ガスと潤滑油の分離が行われるため、潤滑油の分離効率が著しく向上し、圧縮機からの潤滑油の持ち出しが抑制され、より信頼性の高い圧縮機を得ることができるという効果を有する。
また、本発明のスクロール圧縮機は、カップ状部材の下端が、密閉容器内に入れられた潤滑油の初期封入位置より上側に位置するようにすることにより、圧縮機内部に規定量の潤滑油が存在した際にはカップ状部材の下端が潤滑油につからないが、ある圧縮機の密閉容器内の潤滑油が増加し規定量以上の潤滑油が存在した際には、カップ状部材の下端が潤滑油につかるようになっているので、例えば、圧縮機を複数台使用する空気調和装置において、空気調和装置の運転条件により他の圧縮機から流出した潤滑油が、該圧縮機の密閉容器内部に流入して潤滑油が増加することにより規定量以上の潤滑油が存在した際には、電動機回転子の下部に設けられたカップ状部材が油面を攪拌し潤滑油を巻き上げることにより、圧縮機内部の余剰の潤滑油が吐出ガスと共に当該圧縮機外に排出される。吐出ガスと共に冷媒回路に放出された潤滑油は、熱交換器を通過した後に空気調和装置を構成する圧縮機に冷媒ガスと共に等分ずつ戻り、圧縮機間の潤滑油の均油が行われるため、均油管などの特別な構造を設けずに圧縮機間の油を均等にすることができ、安価で信頼性の高い空気調和装置を得ることができるという効果を有する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図である。図2は本発明の実施の形態1において、圧縮機が定常状態で運転された際の、吐出ガスと潤滑油の流れを表す模式図であり、図3は本発明の実施の形態1において、圧縮機内に規定量(初期封入量)以上の潤滑油が流入した際の状態を示すものである。図4は本発明の実施の形態1における、カップ状部材の設けられた電動機回転子の下面図である。図5は本発明の実施の形態1における電動機固定子の側面図であり、図6はその下面図、図7は図5のA−A断面図である。
このスクロール圧縮機は、密閉容器1内に、スクロール圧縮手段2と、このスクロール圧縮手段2を主軸3を介して駆動する電動機4とを備えている。また、密閉容器1の底部は潤滑油5が貯留される油だめ6となっている。潤滑油5は主軸3を軸方向に貫通する給油路3fを通じて吸い上げられ、主軸3の上端より軸受部に給油されるようになっている。さらに、電動機4の回転子41の上部にはファン7が取り付けられ、回転子41の下部にはカップ状部材8が開口部8aを下向きにして取り付けられている。スクロール圧縮手段2には冷媒ガスの吸入管9が連接され、スクロール圧縮手段2から密閉容器1内に吐出された冷媒ガス(吐出ガス)はスクロール圧縮手段2の下部に取り付けられた吐出カバー10を通じて吐出管11より圧縮機外に排出されるようになっている。
さらに各部材・要素について詳細に説明する。密閉容器1は圧力容器となっている。スクロール圧縮手段2は、固定スクロール21と揺動スクロール22とからなり、さらにコンプライアントフレーム23とガイドフレーム24を含む。固定スクロール21と揺動スクロール22は、それぞれ台板部21a、22aに実質的に同一形状の板状渦巻歯21b、22bを有し、これら2つの板状渦巻歯21b、22bを互いに噛み合わせて装着されている。板状渦巻歯21bと22bの間には相対的に容積が変化する圧縮室2aが形成されている。
固定スクロール21は、外周部をガイドフレーム24にボルト(図示せず)によって締結されている。また、固定スクロール21の側面からは、冷媒ガスの吸入管9が密閉容器1を貫通して圧入されている。固定スクロール21の台板部21aの中央部には圧縮されて高圧となった冷媒ガスを吐出する吐出ポート21cが設けられている。圧縮された高圧の冷媒ガスは、固定スクロール21の上部に設けられた吐出空間12に吐出される。
揺動スクロール22は、固定スクロール21に対して自転することなく旋回運動を行うようになっている。揺動スクロール22の台板部22aの板状渦巻歯22bと反対側の面(下面)の中心部には中空円筒のボス部22eが形成されており、このボス部22eに主軸3の上端に設けられた揺動軸部(偏心軸部)3aが揺動軸受22cを介して回転自在に係合されている。また、上記台板部22aの下面にはコンプライアントフレーム23のスラスト軸受23aと圧接摺動可能なスラスト面22dが形成されている。
揺動スクロール22の偏心旋回運動中における自転を防ぐために、オルダムリング25がコンプライアントフレーム23上に載置されている。オルダムリング25は、90度の位相差をもつそれぞれ2個の爪25a、25b(但し、図1等ではわかりやすくするため、固定スクロール側の爪25aと揺動スクロール側の爪25bは180度の位相差で示してある)を有し、爪25aは固定スクロール21の台板部21aにほぼ一直線上に形成された2個一対のオルダム案内溝21dに往復摺動自在に係合されており、爪25bは揺動スクロール22の台板部22aにほぼ一直線上に形成された2個一対のオルダム案内溝22gに往復摺動自在に係合されている。
コンプライアントフレーム23はその外周部に設けられた上下2つの円筒面23c、23dを、ガイドフレーム24の内周部に設けた円筒面24a、24bにより半径方向に支持されており、その中心部には電動機4により回転駆動される主軸3を半径方向に支持する主軸受23bおよび副主軸受23eが形成されている。なお、コンプライアントフレーム23の円筒面23c、23d、およびガイドフレーム24の円筒面24a、24bは、断面が円弧状に形成されその凸面同士で接触するようになっているが、ストレートの円筒面同士であっても差し支えないものである。
コンプライアントフレーム23には、上記スラスト軸受23aの面内から軸方向に貫通する連絡通路23mが設けてあり、そのスラスト軸受側の開口部23fは揺動スクロール22の台板部22aに設けられた抽出孔22fに対面して配置されている。また、コンプライアントフレーム23には、圧力調整弁収納空間23hが形成されており、この圧力調整弁収納空間23hの一端(図1における左端)はコンプライアントフレーム23と揺動スクロール22から形成されるボス部空間23gに連通するとともに他端(図1における右端)は固定スクロール21、揺動スクロール22、コンプライアントフレーム23、およびガイドフレーム24から形成される吸入圧力空間2bに開放されている。この圧力調整弁収納空間23hには、ボス部空間23g側に圧力調整弁23iが、吸入圧力空間2b側には圧力調整ばね押え23kがコンプライアントフレーム23に固定されて収納されており、これら圧力調整弁23iと圧力調整ばね押え23kの間には圧力調整ばね23jが自然長より縮められて収納されている。
ガイドフレーム24の外周面24dは焼きばめ、もしくは溶接などによって密閉容器1に固着されているものの、その外周部には切り欠きや穴などにより、上述の吐出空間12と、スクロール圧縮手段2と電動機4の間の第1の空間14とが連通するように、第1の冷媒流路13が形成されている。したがって、固定スクロール21の吐出ポート21cから圧力容器1内の吐出空間12に吐出された高圧の冷媒ガスは、この第1の冷媒流路13を通じて吐出空間12からスクロール圧縮手段2と電動機4の間の第1の空間14に導かれる。
ガイドフレーム24の内周面には、コンプライアントフレーム23の外周面に形成された上下の円筒面23c、23dと係合する円筒面24a、24bおよびシール材を収納するシール溝が2ヶ所設けられており、それぞれシール材26a、26bが設置されている。これら上下2つのシール材26a、26bを用いて密封されたガイドフレーム24の内周面とコンプライアントフレーム23の外周面とからなるフレーム空間24cは、コンプライアントフレーム23の連絡通路23mとのみ連通しており、揺動スクロール22に設けられた抽出孔22fより供給される圧縮途中の冷媒ガスを封入する構造となっている。
また、ガイドフレーム24の電動機側(図1において下側)には吐出カバー10が電動機回転子41の上方に軸方向下向きに開口部10aを持つように設けられている。吐出カバー10は、ガイドフレーム24にボルトなどで取り付けられており、ガイドフレーム24と吐出カバー10の間の空間には吐出通路10bが設けられている。そして、吐出管11がこの吐出通路10bに連通するよう、密閉容器1およびガイドフレーム24を貫通して取り付けられている。
電動機4は、主軸3が取り付けられた回転子41と、回転子41を回転駆動する固定子42とからなり、固定子42は上側コイルエンド42aと下側コイルエンド42bを有する。また、固定子42の外周面は焼きばめなどにより密閉容器1に固定されており、その外周部には切欠きや穴などにより第1の空間14と電動機4下方の第2の空間16とが連通するように第2の冷媒流路15が設けられている。さらに、回転子41にはファン7の内側空間7aとカップ状部材8の内部とが連通するように第3の冷媒流路17が設けられている。
主軸3の上端部は揺動スクロール22の揺動軸受22cと回転自在に係合する揺動軸部3aが形成されており、その下側には主軸バランサ3dが焼きばめにより固定されている。さらに、その下にはコンプライアントフレーム23の主軸受23bおよび副主軸受23eと回転自在に係合する主軸部3bが形成されている。また、主軸3の下側はサブフレーム18の副軸受18aと回転自在に係合する副軸部3cが形成され、この副軸部3cと前述した主軸部3b間には電動機回転子41が焼きばめにより固定されている。電動機回転子41の上端面には上バランサ19aが、下端面には下バランサ19bが固定されており、前述した主軸バランサ3dとあわせて合計3個のバランサにより、静バランスおよび動バランスがとられている。さらに、主軸3の下端にはオイルパイプ3eが圧入されており、密閉容器1底部の油だめ6にたまった潤滑油5を吸い上げる構造となっている。
密閉容器1の側面にはガラス封止された端子43が設置されており、電動機固定子42からのリード線が接続されている。
以上のように、本実施の形態のスクロール圧縮機は、密閉容器1内の上部にスクロール圧縮手段2を、下部に電動機4を配置し、スクロール圧縮手段2を主軸3を介して電動機4により駆動するとともに、上記密閉容器1内は圧縮された吐出ガス雰囲気となる高圧シェルタイプのスクロール圧縮機を表している。
ここで、電動機回転子41の上部にはファン7が設けられているとともに、下部には、下向きに開口したカップ状部材8が、電動機固定子42の下側コイルエンド42bのスロット間隙42cを覆うように取り付けられている。すなわち、カップ状部材8の下端8bは、密閉容器1の底部の油だめ6に入れられた規定量の潤滑油5の初期封入位置5aより上側にあり、かつ、上記スロット間隙42cの下端42dと同位置または下側に位置するように設置されている。これにより、密閉容器1内部に規定量(初期封入量)の潤滑油5が存在した際にカップ状部材8の下端8bは潤滑油5につからないが、規定量以上の潤滑油5が存在した際には下端8bが潤滑油5につかるようになっている。
また、カップ状部材8は電動機回転子41に対し、電動機回転子41の上下面に設けられる上バランサ19a、下バランサ19bや、図示しない端板などの部品と共にかしめなどにより固定されている。41cはそのためのリベットを示している。
また、カップ状部材8の外形形状は、図4に示すように、電動機回転子41の磁石41aの配置と同じ形状となるように構成されている。
ファン7は、電動機回転子41の上端とその上の台板7bとの間に放射状に複数の羽根7cを取り付けることによって構成されている。そして、ファン7の内側空間7aは、上述のように第3の冷媒流路17を介してカップ状部材8の内部に連通している。
つぎに本発明のスクロール圧縮機の基本動作について説明する。低圧の吸入冷媒は吸入管9から固定スクロール21および揺動スクロール22の板状渦巻歯21b、22bで形成される圧縮室2aにはいる。電動機4により主軸3を介して駆動される揺動スクロール22は偏心旋回運動を行うとともに、圧縮室2aの容積を減少させる。この圧縮行程により吸入冷媒は高圧となり、固定スクロール21の吐出ポート21cより密閉容器1内の吐出空間12に吐出される。
なお、上記圧縮行程において圧縮途中の中間圧力の冷媒ガスは揺動スクロール22の抽出孔22fよりコンプライアントフレーム23の連絡通路23mを経て、フレーム空間24cに導かれ、この空間の中間圧力雰囲気を維持する。高圧となった吐出ガスは密閉容器1内を高圧雰囲気で満たし、吐出管11から圧縮機外に放出されるため、密閉容器1内が高圧雰囲気となる高圧シェルタイプの圧縮機を構成している。
密閉容器1底部の油だめ6にためられた潤滑油5は、吐出空間12の圧力Pdと吸入圧力空間2bの圧力Psとの差圧により主軸3を軸方向に貫通する給油路3fを通り揺動軸受空間3gに導かれる。この軸受部の絞り作用によって中間圧力となった潤滑油5は、揺動軸受22cを潤滑した後に、揺動スクロール22とコンプライアントフレーム23によって囲まれた空間(ボス部空間)23gを満たし、圧力調整弁収納空間23hに配置した圧力調整ばね23jによって負荷される力に打ち勝って圧力調整弁23iを押し、吸入圧力空間2bに導かれ、低圧の冷媒ガスとともに圧縮室2aに吸入される。この際、ボス部空間23gの圧力Pmは圧力調整弁23iと圧力調整ばね23jの作用により、Pm=Ps+αの圧力となるよう制御されている。ボス部空間の圧力Pmが、揺動スクロール22とコンプライアントフレーム23を引き離そうとする力として作用することにより、固定スクロール21と揺動スクロール22のスラスト接触力が減少し、スラスト摺動損失を低減できるような構造となっている。圧縮室2aに吸入された潤滑油5は、圧縮行程により高圧の冷媒ガスとともに吐出ポート21cから密閉容器1内の吐出空間12に吐出される。
さて、コンプライアントフレーム23には、圧縮作用により固定スクロール21と揺動スクロール22が軸方向に離れようとするスラストガス力と、ボス部空間23gの中間圧力によりコンプライアントフレーム23と揺動スクロール22が離れようとする力の合計が図1において下向きの力として作用する。
一方、圧縮途中の冷媒ガスを導いて中間圧力雰囲気となったフレーム空間24cがコンプライアントフレーム23とガイドフレーム24を引き離そうとする力と、下部の高圧雰囲気に露出している部分に作用する差圧力の合計が、上向きの力として作用する。定常運転時においては前述した上向きの力が下向きの力を上回るように設定されており、このためコンプライアントフレーム23は上下2つの嵌合された円筒面23c、23dにガイドされて上方に浮上する。揺動スクロール22はコンプライアントフレーム23と密着摺動して同様に浮上し、その板状渦巻歯22bを固定スクロール21に接触させて摺動する。
また、起動時や液圧縮時などには前述したスラストガス力が大きくなり、揺動スクロール22はスラスト軸受23aを介してコンプライアントフレーム23を下方に強く押し下げるので、揺動スクロール22と固定スクロール21の歯先と歯底には比較的大きな隙間が生じ、圧縮室の異常な圧力上昇を回避することができる、いわゆる圧力リリーフを行うことが可能になっている。
コンプライアントフレーム23には揺動スクロール22に発生する転覆モーメントの一部または全部が、スラスト軸受23aを介して伝達されるものの、主軸受23bから受ける軸受負荷と、その反作用である2つの合力、すなわちコンプライアントフレーム23とガイドフレーム24の上下2つの嵌合する円筒面23c、23dと円筒面24a、24bから受ける反力の合力によって生じる偶力が転覆モーメントを打ち消すように作用するので、非常に良好な定常運転時追随動作安定性、およびリリーフ動作安定性を有する。
ところで、電動機回転子41と主軸3の回転に伴うファン7の回転により、電動機回転子41の上部空間(第1の空間14)には負圧が生じ、台板7bと主軸3との間の内側空間7aより冷媒ガスと潤滑油を吸い込むような流れが発生するため、電動機回転子41において冷媒ガスと潤滑油の混合ガスは電動機回転子41の内周側より吸い込まれ外周側に排出される流れが発生するようになる。
したがって、図2に白抜きの矢印で冷媒ガスの流れを、黒塗りの矢印で潤滑油の流れを示すように、吐出ポート21cから吐出された冷媒ガスと潤滑油の混合ガスは、ガイドフレーム24の外周部に設けられた第1の冷媒流路13を通り密閉容器1内の第1の空間14に達した後、電動機固定子42の外周部に切り欠きや凹み部などにて設けられた第2の冷媒流路15を下降し密閉容器内の第2の空間16に、その後電動機回転子41の下部に設けられたカップ状部材8内から電動機回転子41に設けられた第3の冷媒流路17を上昇するような流れが発生する。すなわち、電動機固定子42の外周側に設けられた第2の冷媒流路15は冷媒の下降流路として利用され、電動機回転子41に設けられたカップ状部材8および第3の冷媒流路17は上昇流路として利用され、この間に、冷媒ガスから潤滑油が分離される。
また、カップ状部材8および電動機固定子42の下側コイルエンド42bの外面に沿って流れる下降流から上昇流への流れの方向の変更が行われる際にも潤滑油が分離される。さらに、カップ状部材8の回転による遠心力により潤滑油が分離される。したがって、第3の冷媒流路17を通って上昇した冷媒ガスには殆ど潤滑油を含まない状態となり、このような潤滑油を殆ど含まない状態の冷媒ガスが、ファン7の内周側から吸い込まれ羽根7cによって外周側に吹き飛ばされて電動機固定子42の第1の空間14側の上側コイルエンド43aにぶつかって、さらに潤滑油が分離されるようになる。その後、冷媒ガスから分離された潤滑油は密閉容器1の内壁や電動機回転子41の第3の冷媒流路17や電動機固定子42と電動機回転子41の間のエアギャップを伝わって油だめ6に戻る。
潤滑油が分離された冷媒ガスは、潤滑油が戻る方向とは逆方向に、電動機回転子41の上方に開口された吐出カバー10の開口部10aから吐出通路10bを通る。吐出通路10bは第1の空間14とは吐出カバー10にて隔てられているので、潤滑油を多量に含んだ冷媒ガスと再び混ざり合うことなく吐出管11より圧縮機外に排出される。
特に、ブラシレスDCモータのように、電動機固定子42のスロット数が少なく、コイルエンド間のスロット間隙42cが大きい電動機により構成されている圧縮機においては、電動機回転子41の下部に下向きに開口したカップ状部材8を、その下端8bがコイルエンド間のスロット間隙42cの下端42dと同位置または下端42dよりも下側に位置するように設けているので、電動機固定子42のコイルエンド間のスロット間隙42cを通過した、潤滑油が十分に分離されていない状態の冷媒ガスに遠心力を与え、冷媒ガスから潤滑油の分離を行うことができる。また、冷媒ガスは一旦カップ状部材8の外壁に沿って下降した後、カップ状部材8の内側で上昇するために、下降流から上昇流への流れの変化によっても冷媒ガスから潤滑油が分離される。
また、複数の圧縮機から構成される大容量の空気調和装置などにおいて、運転条件により他の圧縮機からの潤滑油の排出が増加し、空気調和装置の熱交換器などを通過した後、吸入冷媒ガスと共に圧縮機内に流入した潤滑油が図3のように密閉容器1内に規定油量(初期封入油量)以上にたまった場合には、電動機回転子41の下部に取り付けられたカップ状部材8の下端8bが潤滑油につかるようになっているため、電動機回転子41の回転に伴うカップ状部材8の回転により、潤滑油が攪拌され巻き上げられるために、密閉容器1内の潤滑油が規定油量以下になり、カップ状部材8の下端8bが潤滑油5につからなくなるまで一時的にその圧縮機からの潤滑油の排出が増加する。その圧縮機から排出された潤滑油は、吸入ガスと共に他の一または複数の圧縮機に均等に流入するため、均油管や油面センサなどの特別な設備等を設けなくても、複数の圧縮機間での潤滑油の均油が行われる。
以上のように、電動機回転子41の下部に下向きに開口したカップ状部材8を、下端8bが下側コイルエンド42bのスロット間隙42cの下端42dと同位置またはそれより下側に位置するように設けているので、冷媒ガスからの潤滑油の分離効率が向上する。そのため、ユニットにおける圧力損失、伝熱性能の悪化が減少しユニットの効率が向上するとともに、油枯渇による圧縮機の軸受焼き付きが起こりにくくなり圧縮機の信頼性が向上する。
また、電動機回転子41の下部に設けられたカップ状部材8は、下端8bが密閉容器1内部に規定量(初期封入量)の潤滑油が存在した際に下端が潤滑油につからないが、規定量以上の潤滑油が存在した際には下端8bが潤滑油につかるように設けられているため、複数の圧縮機から構成される大容量の空気調和装置において、油面センサや均油管などの特別な設備を設けずに、圧縮機間での潤滑油の均油が行われるため、安価でかつ簡単な構成のまま、空気調和装置の信頼性を向上することができる。
また、カップ状部材8は、電動機回転子41に対し、電動機回転子41を構成する下バランサ19bなどの部品と共にカシメなどにより固定される構成としたために、カップ状部材8を固定するための特別な構造を必要としないため、圧縮機製造コストを低減することが可能になる
また、ブラシレスDCモータにおいて電動機回転子41は、コア41bを加圧しつつ、リベット41cにてかしめることにより組み立てられる。このとき、カップ状部材8の外形形状が、電動機回転子41の磁石41aの配置と同じ形状に構成されているため、カップ状部材8より外周側において磁石41aに沿った形状でコア41bの加圧を容易に行うことができ、歪等の少なく形状精度の高い電動機回転子を構成することができるため、圧縮機の製造が容易になる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、磁石41aを六角形状に配置した、六極ブラシレスDCモータを搭載したスクロール圧縮機について説明したが、磁石41aを四角形状に配置した四極ブラシレスDCモータにおいては、カップ状部材8の形状を四角形にすることで、同様に形状精度の高い電動機回転子を構成することが可能になる。
実施の形態3.
以上の実施の形態1、2では、ブラシレスDCモータを搭載したスクロール圧縮機について説明したが、誘導電動機を搭載するスクロール圧縮機においても同様の効果が得られる。
実施の形態4.
以上の実施の形態1、2、3では、カップ状部材8の形状が多角形状のものについて説明したが、カップ状部材8は円形状でも同様の効果が得られる。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図である。 本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機が定常状態で運転された際の、吐出ガスと潤滑油の流れを表す模式図である。 本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機内に規定量以上の潤滑油が流入した際の状態を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機において、カップ状部材の設けられた電動機回転子の下面図である。 本発明の実施の形態1における電動機固定子の側面図である。 図5の下面図である。 図5のA−A断面図である。
符号の説明
1 密閉容器、2 スクロール圧縮手段、2a 圧縮室、2b 吸入圧力空間、3 主軸、3a 揺動軸部、3b 主軸部、3c 副軸部、3d 主軸バランサ、3e オイルパイプ、3f 給油路、3g 揺動軸受空間、4 電動機、5 潤滑油、5a 初期封入位置、6 油だめ、7 ファン、7a 内側空間、7b 台板、7c 羽根、8 カップ状部材、8a 開口部、8b 下端、9 吸入管、10 吐出カバー、10a 開口部、10b 吐出通路、11 吐出管、12 吐出空間、13 第1の冷媒流路、14 第1の空間、15 第2の冷媒流路、16 第2の空間、17 第3の冷媒流路、18 サブフレーム、18a 副軸受、19a 上バランサ、19b 下バランサ、21 固定スクロール、21a 台板部、21b 板状渦巻歯、21c 吐出ポート、21d オルダム案内溝、22 揺動スクロール、22a 台板部、22b 板状渦巻歯、22c 揺動軸受、22d スラスト面、22e ボス部、22f 抽出孔、22g オルダム案内溝、23 コンプライアントフレーム、23a スラスト軸受、23b 主軸受、23c 上側円筒面、23d 下側円筒面、23e 副主軸受、23f 連絡通路開口部、23g ボス部空間、23h 圧力調整弁収納空間、23i 圧力調整弁、23j 圧力調整ばね、23k 圧力調整ばね押え、23m 連絡通路、24 ガイドフレーム、24a 上側円筒面、24b 下側円筒面、24c フレーム空間、24d ガイドフレーム外周面、25 オルダムリング、25a 固定スクロール側爪、25b 揺動スクロール側爪、26a 上側シール材、26b 下側シール材、41 電動機回転子、41a 磁石、41b コア、41c リベット、42 電動機固定子、43 端子、42a 上側コイルエンド、42b 下側コイルエンド、42c スロット間隙、42d スロット間隙下端。

Claims (4)

  1. 密閉容器と、
    前記密閉容器内に設けられた、スクロール圧縮手段、および該スクロール圧縮手段を主軸を介して駆動する電動機と、
    前記スクロール圧縮手段の上部に設けられた冷媒の吐出空間と、該スクロール圧縮手段と前記電動機の間の第1の空間とが連通するように、該スクロール圧縮手段の外周側に設けられた第1の冷媒流路と、
    前記第1の空間と前記電動機の下方の第2の空間とが連通するように、該電動機の外周側に設けられた第2の冷媒流路と、
    電動機回転子の上部に取り付けられたファンと、
    前記電動機回転子の下部に開口部を下向きにして取り付けられたカップ状部材と、
    前記カップ状部材の内部と前記ファンの内側空間とが連通するように、前記電動機回転子に設けられた第3の冷媒流路と、
    前記ファンの上部において、前記スクロール圧縮手段の下部に開口部を下向きにして取り付けられた吐出カバーと、
    前記吐出カバーに連通するように、前記密閉容器に設けられた吐出管と、を備え、
    前記カップ状部材の下端を、前記電動機固定子の下側コイルエンドのスロット間隙の下端と同位置または下側に位置させてなることを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記カップ状部材の下端は、前記密閉容器内に入れられた潤滑油の初期封入位置より上側に位置することを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記カップ状部材は、前記電動機回転子の上下面に設けられるバランサと共に固定してなることを特徴とする請求項1または2記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記電動機がブラシレスDCモータであって、前記カップ状部材の外形形状を、前記ブラシレスDCモータの回転子の磁石の配置と同じ形状として構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスクロール圧縮機。
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