JP2006124635A - 光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤及びその製造方法 - Google Patents
光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006124635A JP2006124635A JP2005075855A JP2005075855A JP2006124635A JP 2006124635 A JP2006124635 A JP 2006124635A JP 2005075855 A JP2005075855 A JP 2005075855A JP 2005075855 A JP2005075855 A JP 2005075855A JP 2006124635 A JP2006124635 A JP 2006124635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid transparent
- light
- cleaning agent
- particles
- solid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/0095—Solid transparent soaps or detergents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/0047—Detergents in the form of bars or tablets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/0005—Other compounding ingredients characterised by their effect
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
【課題】 光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤において、レンズ効果を有する透明石鹸により少量の光反射性粒子を拡大して視認されるようにすることにより装飾効果を向上させることを課題とする。
【解決手段】 光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤において、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分と、実質的に光反射性粒子を含有しないレンズ状固形透明洗浄剤部分とが一体に結合した構造を有し、前記レンズ状固形透明洗浄剤部分の中心部の高さが前記光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分の中心部の高さの2.5〜6倍であることを特徴とする光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤による。
【選択図】 図1
【解決手段】 光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤において、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分と、実質的に光反射性粒子を含有しないレンズ状固形透明洗浄剤部分とが一体に結合した構造を有し、前記レンズ状固形透明洗浄剤部分の中心部の高さが前記光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分の中心部の高さの2.5〜6倍であることを特徴とする光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤による。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤及びその製造方法に関するものである。さらに、詳しくは実質的に光反射性粒子を含有しないレンズ状固形透明洗浄剤部分と光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分を有する装飾効果を向上させた固形透明洗浄剤及びその製造方法に関する。
固形透明洗浄剤の透明化のメカニズムは次のように知られている。すなわち、一般化粧石鹸は、脂肪酸石鹸分子のイオン間にクーロン力が作用し、さらに、前記脂肪酸石鹸分子の炭化水素間にファンデルワールス力が作用することにより分子の頭及び尾が同方向に配列されてモザイク構造を形成し、さらに、その構造が成長して繊維構造が形成されるために不透明になる。
しかし、前記一般化粧石鹸を得るための石鹸液に透明化剤を添加すると、前記透明化剤が炭化水素間のファンデルワールス力を弱めるために繊維構造の成長が阻止されて微細な結晶または固溶体が形成される。このような構造が石鹸に可視光領域における波長に対する光学的な連続性を与え、石鹸に透明性を与えると考えられている。
一方、従来から、皮膚老化防止効果、皮膚疾患に対する治療及び予防効果等の皮膚に対する効果とともに装飾効果を与えることを目的として金薄片(goldflake)を含有させた固形透明石鹸が知られている。
例えば、特許文献1には、金薄片の混合された透明石鹸液を75〜85℃で金属管に充填した後、前記金属管を3〜10℃の冷却水で冷却して透明石鹸液を固化させて得られる透明石鹸を金属管から引き出して所定の形状に加工する透明石鹸の製造方法が開示されている。
大韓民国特許公開第2001−48004号公報
しかしながら、特許文献1に記載された製造方法で得られる金薄片を含有する透明石鹸は、金薄片が透明石鹸全体に分散されているために、外観上美麗ではなく、また、装飾効果を目的として透明石鹸の内部に装飾物を存在させた場合には、透明石鹸全体に分散されている金薄片が装飾物を遮り、外部から装飾物を見えにくくするという問題があった。
本発明は、前記従来の問題に鑑みて、光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤において、レンズ効果を有する透明石鹸により少量の光反射性粒子を拡大して視認されるようにすることにより装飾効果を向上し、また、透明石鹸の内部に装飾物を存在させた場合には金薄片の存在による視認性の障害を抑制することにより装飾効果を引き立たせることができる光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤及びその製造方法を提供することを課題とする。
本発明者は前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下のような手段により解決できることを見出した。すなわち本発明の光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤は、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分と、実質的に光反射性粒子を含有しないレンズ状固形透明洗浄剤部分とが一体に結合した構造を有し、前記レンズ状固形透明洗浄剤部分の中心部の高さが前記光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分の中心部の高さの2.5〜6倍であることを特徴とするものであり、このような特徴を有することにより、光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤に含有される光反射性粒子を拡大して視認させることができ、装飾効果を向上することができる。(請求項1)。
また、前記光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分と前記レンズ状固形透明洗浄剤部分の間に装飾物を存在させた場合には、従来の光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤のように金薄片の存在による視認性の障害が生じず、装飾物の装飾効果をより引き立たせることができる(請求項2)。
そして、固形透明洗浄剤組成物に光反射性粒子を配合して光反射性粒子を含有する第1の固形透明洗浄剤片を製造する第1の工程、固形透明洗浄剤組成物を用いて第1の固形透明洗浄剤片よりも体積が大きい第2の固形透明洗浄剤片を製造する第2の工程、前記第1の固形透明洗浄剤片上に前記第2の固形透明洗浄剤片を積層して一体になるように成形するとともに前記第2の固形透明洗浄剤部分を平凸レンズ状に成形する第3の工程を備えることを特徴とする製造方法により、本発明の光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤を容易に製造することができる(請求項3)。
さらに、前記製造方法の第3の工程において、前記第1の固形透明洗浄剤片と前記第2の固形透明洗浄剤片との間に装飾物を載置することにより、本発明の光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤の内部に装飾物を容易に存在させることができる(請求項4)。
本発明の光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤は、実質的に光反射性粒子を含有しないレンズ効果を有するレンズ状固形透明洗浄剤部分により、光反射性粒子を含有する光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分に含まれる光反射性粒子の視認性を向上させる。すなわち、レンズ状固形透明洗浄剤部分による拡大レンズ効果及び立体的に視認させる効果が固形透明洗浄剤の外表面で発揮されるために美的外観に優れる固形透明洗浄剤が得られる。また、光反射性粒子に高価な金粉等を用いる場合には、少量の使用で多量に使用した場合と同様の装飾効果を得ることができるために、製造コスト削減の効果もある。
さらに、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分と光反射性粒子を実質的に含有しないレンズ状固形透明洗浄剤部分との間に装飾物を介在させた場合には装飾物の形体が引き立てられるという効果もある。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤の一例を示す断面図、図2はその斜視図である。同図に示すように、本発明の光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤は、光反射性粒子を含有する光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1と、実質的に光反射性粒子を含有しないレンズ効果を有するレンズ状固形透明洗浄剤部分2とを有する構造である。
光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1の形状は特に限られないが、好ましくは図1に示すような略円盤状であるのが好ましい。また、前記略円盤状の外周部はレンズ状固形透明洗浄剤部分2と接触する面の外周から遠ざかるほど内側に外側部1aのようなテーパーが形成されていることが好ましい。前記のようなテーパーを備えることによりレンズ状固形透明洗浄剤部分2を通して見える光反射性粒子の立体感が増すためである。
光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1には光反射性粒子が含有されている。
光反射性粒子は、固形透明洗浄剤に入射する光を反射して装飾効果を示す粒子または粉末であり、その粒子の大きさとしては1〜5000μm程度であるのが好ましい。
光反射性粒子の具体例としては、例えば、金粉、銀粉等の金属粒子、様々な色相を有する直径0.5〜3mmのポリエチレン薄片フィルム等からなるグリッタ、様々な色相を有する直径0.5〜2mmのポリエチレン球状粒子等の合成樹脂粒子からなるスクラブ、その他二酸化チタン等でコートされた直径500μm程度のマイカ(mica)等の粒子、色調化粧料のパール顔料として用いられる無機粒子に光反射性金属がコートされた粒子、合成樹脂または金属粒子に光反射性金属がコートされた粒子等または粉末等が挙げられる。これらは単独でも2種以上組合わせて用いてもよい。これらの中でも特に好ましいのは金粒子である。
光反射性粒子の含有割合としては、目的とする装飾効果により異なるが、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1中に例えば0.01〜1質量%程度含有されていることが好ましく、分散状態としては光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1中に出来るだけ均一に分散していることが好ましい。
レンズ状固形透明洗浄剤部分2はレンズ効果を発揮するような形状に形成された実質的に光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤部分である。
レンズ状固形透明洗浄剤部分2の形状としてはレンズ効果を発揮する形状、具体的には平凸レンズ形状等の略半球形状が挙げられ、固形透明洗浄剤中に含まれる光反射粒子や後述する装飾物が外部から拡大して視認されるような形状に形成されている限り特に限定されない。また、固形透明洗浄剤は、一般石鹸より硬度が低くて形体が歪み易いが、前記略半球状の構造であるために形体の歪みを防止する効果も得られる。
なお、前記それぞれの固形透明洗浄剤部分の外周面はその外周部で互いにほぼ一致することが好ましい。
また、それぞれの固形透明洗浄剤部分の高さは以下のような関係であることが必要である。すなわち、レンズ状固形透明洗浄剤部分2の中心部の高さh2は、粒子含有固形透明洗浄剤部分1の中心部の高さh1の2.5〜6倍である(図1参照)。本発明においてはh1及びh2が前記のような関係にあるために、成形後にレンズ状固形透明洗浄剤部分2がレンズ効果が有効に発揮し、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1に含有される光反射性粒子を拡大させて視認者に見せることができ、また立体的に視認させることができる。
前記h1及びh2の具体例としては、例えば固形透明洗浄剤の中心軸上の高さ(h1+h2)を4cmにした場合には、h1を約0.57〜1.1cmとし、h2を約2.9〜3.43cmとすることで前記効果が得られる。
本発明の固形透明洗浄剤においては、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1に含有される光反射性粒子をレンズ状固形透明洗浄剤部分2の外表面を通して見ると、まるで半球状の天体内できらきらの星が数えられない程たくさん浮かんでいるかのように立体的に見える。
なお、本発明の光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤においては、更に、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1とレンズ状固形透明洗浄剤部分2との間、又はその近傍に図2に示すような平面的な写真または図、あるいは立体的な装飾物等を介在させてもよい。図2においては平面的な装飾物4を介在させている。この場合、レンズ状固形透明洗浄剤部分2のレンズ効果により外部から装飾物4が拡大されて見える。また、レンズ状固形透明洗浄剤部分2には実質的に光反射性粒子が含有されていないために、装飾物4が光反射性粒子3によって遮られることがなく、まるでキラキラの星の上に大きく浮かんでいるように見える。従って、例えば装飾物4として演芸界またはスポーツ界のスター写真を用いた場合には、スターのイメージ像を浮き彫りにさせることができる効果もある。
次に、本発明の光反射性粒子含有の固形透明洗浄剤の製造方法の一例を説明する。
まず、第1の工程として液状の固形透明洗浄剤組成物に光反射性粒子を配合して分散させた後、成形型に注入した後、冷却固化させて光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤バーを製造する。
前記液状の固形透明洗浄剤組成物としては、一般的な固形透明洗浄剤の製造に用いられる組成物を用いることができる。
一般的な固形透明洗浄剤の組成物としては、界面活性剤に、脂肪酸石鹸、透明化剤、変色防止剤、pH調節剤、離型剤等を配合したものが挙げられる。
前記界面活性剤としては、アミン酸系界面活性剤であるN−アシル−L−グルタメートが好ましく用いられる。その好適な含有割合は前記組成物中20〜40質量%程度であることが好ましい。N−アシル−L−グルタメートは、2つの親水性基を持っており、天然リピド構造に近い形態であって、特に人体安定性及び気泡力に優れるなどの利点がある。固形透明洗浄剤組成物中のN−アシル−L−グルタメートの含有割合が多すぎる場合には透明度が低下するおそれがあるので前記範囲内で使用することが好ましい。
N−アシル−L−グルタメートの例としては、N−ココイル−L−グルタメート、N−ラウロイル−L−グルタメート、N−タロイル−L−グルタメートなどがあり、この中でも特にN−ココイル−L−グルタミン酸10〜20質量%「とN−ラウロイル−L−グルタミン酸10〜20質量%との混合物が透明性の向上と製造の容易さの点から好ましい。
また、前記透明化剤としてはグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール等が、変色防止剤としては天然トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オクチルメトキシシンナメート等が、pH調節剤としてはトリエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が、離型剤としては流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピール等が挙げられる。
固形透明洗浄剤組成物は、pH5.0〜6.9、好ましくはpH5.5〜6.8程度の弱酸性であることが皮膚刺激緩和の点から好ましい。例えば、前記のようなアミノ酸系界面活性剤を使用する場合には、前記組成物のpHはトリエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどを用いて前記pHに調節することができる。
そして、液状の固形透明洗浄剤組成物に光反射性粒子を配合して分散させる。
光反射性粒子の配合・分散方法は特に限定されず、通常の分散・混合工程が用いられる。
次に得られた光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1を形成するための液状の固形透明洗浄剤組成物を成形型に注入し、冷却固化させて光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤バーを製造する。
なお、前記冷却固化の冷却条件としては、光反射性粒子が金粉や銀粉等の金属粒子の場合には、洗浄剤組成物の温度が75〜85℃の状態で成形型に注入することが好ましい。前記温度が75℃未満のような低い温度の場合には、固化しやすく成形型への注入が困難になるおそれがあり、85℃を越える高い温度の場合には、洗浄剤組成物の粘度が下がりすぎて金属粒子が沈むため、金粒子または銀粒子を均一に分散させることが出来なくなるおそれがあるためである。
このようにして得られる光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤バーは図3(A)に示すように適度な大きさに切断される。
次に第2の工程として、光反射性粒子を含有しない液状の固形透明洗浄剤組成物を成形型に入れた後、冷却固化させて光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤バーを製造する。
なお、光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤バーの形成は光反射性粒子を含有させない以外は第1の工程と同様にして行なう。
そして、得られた光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤バーは図3(B)に示すように適度な大きさに切断され、光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤片12が得られる。
なお、光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤片12は、図3(B)に示すように、図3(A)に示した第1の工程で製造される光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤片11よりも体積が大きくなるように切断される。具体的には、固形透明洗浄剤片11と固形透明洗浄剤片12の外周が等しい場合には、第3工程の成形完了後にレンズ状固形透明洗浄剤部分2の中心軸上の高さh2を光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1の中心軸上の高さh1より約2.5倍〜6倍程度長くするために、光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤片12の高さが光反射性粒子含有の固形透明洗浄剤片11より約2〜5.5倍さらに大きくなるように切断することが好ましい。なお、前記のようにそれぞれの固形透明洗浄剤片の高さを調整する代わりに、光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤片12を複数枚用いて光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤片11の高さを調整してもよい。
そして、第3工程として、光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤片11上に光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤片12を図4に示すように積層し、積層された固形透明洗浄剤片を、例えば図6に示すように底部の外周部がテーパー形状である下型5に載置し、略半球状の型部を有する上型6をピストンロッド6aに連結し、ピストンロッド6aを下降させて積層された固形透明洗浄剤片を押圧すると、積層された固形透明洗浄剤片11及び固形透明洗浄剤片12が一体となるように成形される。このように成形すると、光反射性粒子不含有の固形透明洗浄剤部分2が平凸レンズ形状となり、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1の外周とレンズ状固形透明洗浄剤部分2の外周が一致するように形成される。また、図6のようなモールドアセンブリで本発明の固形透明洗浄剤を成形すると、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分1の外周部にテーパーが形成される。
更に、本発明の固形透明洗浄剤に前記装飾物を存在させる場合には、図5に示すように、光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤片11と光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤片12との間に装飾物4を介在させて、前記同様に成形すればよい。
1 光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分
2 レンズ状固形透明洗浄剤部分
3 光反射性粒子
4 装飾物
5 モールドアセンブリの底部の外周部がテーパー形状の型部を有する下型
6 モールドアセンブリの略半球状の型部を有する上型
6a ピストンロッド
11 光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤片
12 光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤片
h1 光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分の中心軸上の高さ
h2 レンズ状固形透明洗浄剤部分の中心軸上の高さ
2 レンズ状固形透明洗浄剤部分
3 光反射性粒子
4 装飾物
5 モールドアセンブリの底部の外周部がテーパー形状の型部を有する下型
6 モールドアセンブリの略半球状の型部を有する上型
6a ピストンロッド
11 光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤片
12 光反射性粒子を含有しない固形透明洗浄剤片
h1 光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分の中心軸上の高さ
h2 レンズ状固形透明洗浄剤部分の中心軸上の高さ
Claims (4)
- 光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤において、光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分と、実質的に光反射性粒子を含有しないレンズ状固形透明洗浄剤部分とが一体に結合した構造を有し、前記レンズ状固形透明洗浄剤部分の中心部の高さが前記光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分の中心部の高さの2.5〜6倍であることを特徴とする光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤。
- 前記光反射性粒子含有固形透明洗浄剤部分と前記レンズ状固形透明洗浄剤部分の間に装飾物が存在する請求項1に記載の光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤。
- 光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤の製造方法であって、固形透明洗浄剤組成物に光反射性粒子を配合して光反射性粒子を含有する第1の固形透明洗浄剤片を製造する第1の工程、固形透明洗浄剤組成物を用いて第1の固形透明洗浄剤片よりも体積が大きい第2の固形透明洗浄剤片を製造する第2の工程、前記第1の固形透明洗浄剤片上に前記第2の固形透明洗浄剤片を積層して一体になるように成形するとともに前記第2の固形透明洗浄剤部分を平凸レンズ状に成形する第3の工程を備えることを特徴とする光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤の製造方法。
- 前記第3の工程において、前記第1の固形透明洗浄剤片と前記第2の固形透明洗浄剤片との間に装飾物を載置する請求項3記載の光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤の製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020040086591A KR100638416B1 (ko) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 광반사성 입자를 함유하는 고형 투명 세정제 및 그 제조방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006124635A true JP2006124635A (ja) | 2006-05-18 |
Family
ID=36719669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005075855A Pending JP2006124635A (ja) | 2004-10-28 | 2005-03-16 | 光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006124635A (ja) |
KR (1) | KR100638416B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101694938B1 (ko) * | 2013-04-10 | 2017-01-11 | 주식회사 유엑스엔 | 골드비드를 함유한 비누, 화장품 조성물 및 이를 이용한 비누, 화장품 제조방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6394939U (ja) | 1986-12-05 | 1988-06-18 | ||
KR100432904B1 (ko) | 2001-07-11 | 2004-05-24 | 김성오 | 다수의 투명층 및(또는) 불투명층이 결합된 투명 비누의제조 방법 |
-
2004
- 2004-10-28 KR KR1020040086591A patent/KR100638416B1/ko active IP Right Grant
-
2005
- 2005-03-16 JP JP2005075855A patent/JP2006124635A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100638416B1 (ko) | 2006-10-24 |
KR20060037588A (ko) | 2006-05-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2002249135B2 (en) | Multi-phase toilet articles and methods for their manufacture | |
KR101351277B1 (ko) | 다층구조를 갖는 화장품용 복합분체 및 그의 제조방법 | |
AU2002249135A1 (en) | Multi-phase toilet articles and methods for their manufacture | |
CN103827732A (zh) | 通过注射成型制造眼镜框的方法 | |
AU2011263481B2 (en) | Effervescent bath composition | |
EP3003090B1 (fr) | Dispositif de produit cosmetique comprenant un flacon et un produit transparents | |
JP2006124635A (ja) | 光反射性粒子を含有する固形透明洗浄剤及びその製造方法 | |
JP2004514921A (ja) | 封入された光反射性粒子を備えたコンタクトレンズ | |
JP2008114449A (ja) | 装飾体 | |
KR20190135539A (ko) | 화장품 원료용 조성물 및 이것의 제조 방법 | |
JP2014152157A (ja) | 被覆粉体及びこれを含有するメイクアップ化粧料 | |
US6852260B2 (en) | Process for preparing cleansing bars having well-defined platelet striations therein | |
WO2017163980A1 (ja) | 化粧品 | |
CN220201811U (zh) | 可溶性玩具珠粒 | |
JP3235480U (ja) | 宝飾体 | |
EP4151199A1 (en) | A cosmetic article in stick form and a method for making it | |
JP2005023182A (ja) | 固形描画材 | |
JP2013194033A (ja) | 化粧料 | |
FR3026639A1 (fr) | Composition cosmetique | |
JP2008081465A (ja) | フレグランス組成物 | |
JP3105328U (ja) | 眼鏡フレーム | |
JP2003213194A (ja) | 固形筆記体およびその製造方法 | |
WO2021105666A1 (en) | Solid cosmetic composition comprising luminescent zinc sulphide | |
JPH11256064A (ja) | 多層被覆粉体 | |
CN201822118U (zh) | 一种新型雨伞 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090421 |