JP2006123542A - インクジェット記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 二液のインク組成物を用いた紫外線硬化型のインクジェット記録方法において、二液の粘度が異なることによる画像形成の不具合が生じないインクジェット記録方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも色材および重合性化合物を含有するインク組成物Aと、少なくとも光重合開始剤および重合性化合物を含有するインク組成物Bとから構成されるインク組成物セットを使用し、該インク組成物Aと該インク組成物Bとを記録媒体に付着させてから、紫外線を照射して、印字を行うインクジェット記録方法であって、該インク組成物Aに含有される重合性化合物が単官能モノマーおよび二官能モノマーであり、該インク組成物Bに含有される重合性化合物が単官能モノマー、二官能モノマー、および、多官能モノマー及び/又はオリゴマーであることを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、インクジェット記録方法に関し、詳細には、重合性化合物を含む二液のインク組成物を用い、この二液の粘度が異なることによる画像形成、硬化反応の不具合が生じないインクジェット記録方法に関するものである。
インクジェット記録方法は、インク組成物の小滴を飛翔させ、紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う印刷方法である。このインクジェット記録方法は、高解像度、高品位な画像を、高速で印刷することができるという特徴を有するものである。インクジェット記録方法に使用されるインク組成物は、水性溶媒を主成分とし、これに着色成分および目詰まりを防止する目的でグリセリン等の湿潤剤を含有したものが一般的である。
一方、水性インク組成物が浸透し難い紙、布類、または浸透しない金属、プラスチック等の素材、例えばフェノール、メラミン、塩化ビニル、アクリル、ポリカーボネートなどの樹脂から製造される板、フィルムなどの記録媒体に印字する場合、インク組成物や反応液には、色材が安定して記録媒体に固着できる成分を含有することが要求される。
この様な要求に対しては、色材、紫外線硬化剤(重合性化合物)、(光)重合開始剤等を含んでなる紫外線硬化インクジェットインクが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このインクによれば、記録媒体へのインクの滲みを防止し、画質を向上させることができるとされている。
しかしながら、この特許文献1に記載の紫外線硬化型インクは1液型のものであった。
色材と重合性化合物と光重合開始剤とを1液に含む紫外線硬化型インクは保存安定性に劣る場合が多く、使用が困難であった。特にインクジェット用途の場合、インク組成物の粘度と物性のバランスを取ることもまた難しく、使用が困難であった。
そこで、上記の問題を解決するために、インクとして、色材を含んでなるものと重合開始剤を含んでなるものとの二液を用いて記録媒体に印字を行うインクジェット記録方法が開示されている(例えば、特許文献2および3参照)。
米国特許第5623001号明細書 特開平5−186725号公報 特開平8−218018号公報
しかしながら、特許文献2および3に開示の技術では、インクの保存安定性を改善することができたが、二液の粘度が異なる場合があり、インクジェット記録における画像形成において吐出不安定、硬化不良等の不具合が生じる。これは、2種類以上のインク組成物の粘度値が互いに大きく異なる場合には、それぞれ吐出に適した駆動条件が異なる為である。粘度が高いインク組成物ではインク滴を飛翔させる為に、より強力な駆動条件が必要となる。しかしながら、粘度の低いインク組成物は、不必要に強力な駆動条件で吐出を行うと、かえってノズルでの気−液界面が不安定になり、インク滴が正確に飛翔しない。また、同じ駆動条件下では、粘度の低い方のインク組成物が、より大きなインク滴を形成する傾向にある為、それぞれ記録メディアでの付着量に差が出来てしまい、硬化不良の原因となる。
本発明は、上記従来の技術の欠点を克服し、二液のインク組成物を用いた紫外線硬化型のインクジェット記録方法において、二液の粘度が異なることによる画像形成の不具合が生じない技術を提供しようとするものである。
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、以下の構成を採用することによって、上記目的が達成され、本発明を成すに至った。
即ち本発明は、以下の通りである。
(1) 少なくとも色材および重合性化合物を含有するインク組成物Aと、少なくとも光重合開始剤および重合性化合物を含有するインク組成物Bとから構成されるインク組成物セットを使用し、該インク組成物Aと該インク組成物Bとを記録媒体に付着させてから、紫外線を照射して、印字を行うインクジェット記録方法であって、
前記インク組成物Aに含有される重合性化合物が、単官能モノマーおよび二官能モノマーであり、前記インク組成物Bに含有される重合性化合物が、単官能モノマー、二官能モノマー、および、多官能モノマー及び/又はオリゴマーであることを特徴とするインクジェット記録方法。
(2)前記インク組成物Aとインク組成物Bの25℃での粘度の差が2mPa・s以下である前記(1)のインクジェット記録方法。
(3)前記インク組成物Aの色材が顔料である前記(1)のインクジェット記録方法。
(4)前記インク組成物Aとインク組成物Bが無溶剤である前記(1)のインクジェット記録方法。
二液のインク組成物を用いた紫外線硬化型のインクジェット記録方法では、色材を含有するインク組成物の粘度が高くなる傾向にある。また、重合性化合物としては、単官能モノマーが低粘度のため扱い易いが、単官能モノマーのみでは硬化後に得られるインク塗膜が硬過ぎて脆い物になりクラックが生じたり、耐久性に劣ったり、重合速度が遅く、実用性がない。そこで、二官能モノマーを併用するのが普通であり、さらには三官能以上の多官能モノマーおよびオリゴマーを併用することも可能である。しかし、多官能モノマーおよびオリゴマーを併用すると粘度が高くなる。
そこで、本発明では、粘度が高くなる傾向にある色材を含有するインク組成物Aに、重合性化合物として比較的低粘度の単官能モノマーおよび二官能モノマーを含有させ、一方、粘度を上昇させない光重合開始剤を含有するインク組成物Bに、重合性化合物として単官能モノマーおよび二官能モノマーに加え、比較的高粘度の多官能モノマー及び/又はオリゴマーを含有させたことにより、二液の粘度の差が小さくなり、インクジェット吐出し時に、画像形成の不具合が生じることなく印字安定性にも優れ、印刷物の外観も良いものとすることができる。
以下、本発明のインクジェット記録方法について詳細に説明する。
本発明のインクジェット記録方法は、少なくとも色材および重合性化合物を含有するインク組成物Aと、少なくとも光重合開始剤および重合性化合物を含有するインク組成物Bとの二液から構成されるインク組成物セットを用い、該インク組成物Aに含有される重合性化合物を単官能モノマーおよび二官能モノマーとし、該インク組成物Bに含有される重合性化合物を単官能モノマー、二官能モノマー、および、多官能モノマー及び/又はオリゴマーとしたものである。
なお、インク組成物Aは、色材を含んでいることから「着色インク組成物」と称し、インク組成物Bは、色材を含んでいないことから「透明インク組成物」と称することもある。
本発明のインク組成物AおよびBに含まれる重合性化合物である、単官能モノマー、二官能モノマーおよび多官能モノマーとしては、特に限定されないが、分子量が100〜3,000程度の範囲、好ましくは100〜2,000程度の範囲のものが使用される。
具体的には、以下のもの等が挙げられる。
(単官能モノマー)
(2−メチル−2−エチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチルアクリレート、(2−メチル−2−イソブチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、イソボルニルアクリレート、N−ビニルフォルムアミド、メトキシジエチレングリコールモノアクリレート、アクロイルモルホリン、メタクリル酸ラウリル、アリルグリコール、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸シクロヘキシル、オキセタンメタアクリレート、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム等。
(二官能モノマー)
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレ−ト、ポリエチレングリコール#400ジアクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、2−ヒドロキシ−1,3−ジメタクリロキシプロパン、ヒドロキシピオペリン酸エステルネオペンチンルグリコールジアクリレート等。
(多官能モノマー)
トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタアクリレート、トリメチロールプロパンEO付加物トリアクリレート、トリメチロールプロパンPO付加物トリアクリレート、トリメチロールプロパンPO変性トリアクリレート、グリセリンEO付加物トリアクリレート、グリセリンPO付加物トリアクリレート、ペンタエリストールトリアクリレート、ジペンタエリストールヘキサアクリレート、フタル酸水素−(2,2,2−トリアクロイルオキシメチル)エチル、ジペンタエリストールポリアクリレート等。
本発明のインク組成物AおよびBにおけるモノマーの含有量は、それぞれ1〜70重量%程度の範囲、好ましくは3〜50重量%程度の範囲である。
本発明のインク組成物Bに含まれるオリゴマーとは、中程度の大きさの相対分子質量をもつ分子で、相対分子質量の小さい分子から実質的あるいは概念的に得られる単位の少数回の繰返しで構成された構造をもつものをいう。また、本発明において用いられるオリゴマーは、光重合性プレポリマー、ベースレジンまたはアクリルオリゴマーと呼ばれるものでもある。
本発明において用いられるオリゴマーは、例えば骨格を構成する分子構造により、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレート、オリゴアクリレート、アルキドアクリレート、ポリオールアクリレート等が挙げられ、好ましくは、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレートである。
本発明に用いられるオリゴマーは、分子量が5,000〜20,000程度の範囲のもの、好ましくは7,000〜10,000程度の範囲のものが使用される。
本発明におけるインク組成物Bにおけるオリゴマーの含有量は1〜50重量%程度の範囲、好ましくは3〜30重量%程度の範囲である。
本発明のインクジェット記録方法に用いられるインク組成物Aに含まれる色材は、染料、顔料のいずれであってもよいが、インク組成物の不溶化あるいは増粘等の作用によって、インク組成物中の着色成分の浸透を抑制する場合には、インク中に溶解している染料よりも分散している顔料の方が有利であり、また、耐久性の点から顔料を使用する事が好ましい。
本発明で使用される染料としては、直接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、反応性染料、分散染料、建染染料、可溶性建染染料、反応分散染料、など通常インクジェット記録に使用される各種染料を使用することができる。
本発明で使用される顔料としては、特別な制限なしに無機顔料、有機顔料を使用することができる。
無機顔料としては、酸化チタンおよび酸化鉄に加え、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法などの公知の方法によって製造されたカーボンブラックを使用することができる。また、有機顔料としては、アゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料などを含む)、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料など)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレートなど)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラックなどを使用することができる。
顔料の具体例としては、カーボンブラックとして、三菱化学社製のNo.2300、No.900、MCF88、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、MA100、No.2200B等が、コロンビア社製のRaven5750、同5250、同5000、同3500、同1255、同700等が、キャボット社製のRegal 400R、同330R、同660R、Mogul L、同700、Monarch 800、同880、同900、同1000、同1100、同1300、同1400等が、デグッサ社製のColor Black FW1、同FW2、同FW2V、同FW18、同FW200、Color Black S150、同S160、同S170、Printex 35、同U、同V、同140U、Special Black 6、同5、同4A、同4等が挙げられる。
イエローインクに使用される顔料としては、C.I.ピグメントイエロー1、2、3、12、13、14、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、109、110、114、128、129、138、150、151、154、155、180、185等が挙げられる。
また、マゼンタインクに使用される顔料としては、C.I.ピグメントレッド5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122、123、168、184、202、209、C.I.ピグメントヴァイオレット 19等が挙げられる。
さらに、シアンインクに使用される顔料としては、C.I.ピグメントブルー1、2、3、15:3、15:4、60、16、22が挙げられる。
本発明の好ましい態様によれば、顔料はその平均粒径が10〜200nmの範囲にあるものが好ましく、より好ましくは50〜150nm程度のものである。
インク組成物における色材の添加量は、0.1〜25重量%程度の範囲が好ましく、より好ましくは0.5〜15重量%程度の範囲である。
本発明の好ましい態様によれば、これらの顔料は、分散剤または界面活性剤と共に重合性化合物又は溶剤中で分散処理し、得られた顔料分散液としてインク組成物Aに添加されるのが好ましいが、インク組成物Aとしては無溶剤である事がより好ましい。また、好ましい分散剤としては、顔料分散液を調製するのに慣用されている分散剤、例えば高分子分散剤を使用することができる。なお、この顔料分散液に含まれる分散剤および界面活性剤がインク組成物Aの分散剤および界面活性剤としても機能することは当業者に明らかであろう。
具体的には、以下のもの等が挙げられる。
ポリアクリル酸、ポリアクリル酸−スチレン共重合体、ポリエステル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル変性ポリアクリル酸、ポリオキシアルキレン付加ポリアルキレンアミン、ポリビニルブチラール等の高分子分散剤やポリエステル変性ポリジメチルシロキサン、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン等のシリコーン系界面活性剤、アセチレンジオール系界面活性剤、ソルビタン系界面活性剤等が挙げられる。
本発明のインク組成物Aに含有される重合性化合物としては、前記した“単官能モノマー,二官能モノマー以外に、更に多官能モノマーをも併用することができる。また、本発明のインク組成物Aには、更に任意の成分として、樹脂エマルジョン、無機酸化物コロイド、湿潤剤、pH調製剤、防腐剤、防かび剤等を添加しても良い。
本発明のインクジェット記録方法に用いられるインク組成物Bに含まれる光重合開始剤とは、例えば、200nm〜450nm程度の領域の紫外線又は可視光を吸収しラジカルまたはイオンを生成して重合性化合物の重合を開始させるものである。
本発明のインク組成物Bに用いられる光重合開始剤は、代表的なものとしてラジカル発生型を挙げると、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、イソプロピルベンゾインエーテル、イソブチルベンゾインエーテル、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシム、ベンジル、ジエトキシアセトフェノン、ベンゾフェノン、クロロチオキサントン、2−クロロチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、ジエチルチオキサントン、2−メチルチオキサントン、ポリ塩化ポリフェニル、ヘキサクロロベンゼン等が挙げられ、好ましくは、イソブチルベンゾインエーテル、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシムである。
また、Vicure10、30(Stauffer Chemical社製)、Irgacure127、184、500、651、2959、907、369、379、754、1700、1800、1850、819、OXE01、Darocur 1173、TPO、ITX(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)、Quantacure CTX(Aceto Chemical社製)、Kayacure DETX−S(日本化薬社製)、ESACURE KIP150(Lamberti社製)の商品名で入手可能な光重合開始剤も使用することができる。
本発明のインク組成物Bには、更に任意の成分として、湿潤剤、pH調製剤、防腐剤、防かび剤等を添加しても良い。
また、本発明のインク組成物AおよびBには、重合促進剤を含んでいても良い。好ましくは、該重合促進剤は、インク組成物Bに含有される。この重合促進剤としてはアミン化合物が好ましい。アミン化合物としては、特に限定されないが、臭気の問題やインク組成物の硬化がより確実になることから、特にアミノベンゾエート誘導体が好ましい。これは、アミノベンゾエート誘導体が酸素による重合阻害を軽減する為である。
アミノベンゾエート誘導体は、350nm以上の波長域に吸収を持たないものが好ましい。このようなアミノベンゾエート誘導体の例としては、特に限定されないが、エチル−4−ジメチルアミノベンゾエート、2−エチルヘキシル−4−ジメチルアミノベンゾエート等が挙げられ、これは、Darocure EDB、EHA(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製)の商品名で入手可能である。
また、その他の重合促進剤としては、重合性官能基を有する微粒子等が挙げられる。重合性官能基を有する微粒子の作用機構としては、明確ではないが、重合開始剤の開裂により生成したラジカルが、微粒子表面に吸着され安定化し、このラジカルが同じく微粒子表面に吸着したモノマーと容易に反応し、重合が効率よく進行するものと推測される。
重合性官能基を有する微粒子とは、特に限定されないが、一般的に体質顔料と称されるもので、シリカ、アルミナ、チタニア、酸化カルシウム等の無機化合物が例示され、特に、シリカ、アルミナ等の透明なものも好適に使用できる。
また、該微粒子が有する重合性官能基としては、特に限定されず、アクリロイル基、メタクリロイル基等が例示され、さらに、1つ以上の二重結合を有する重合性官能基とすることも可能である。
該微粒子の大きさとしては、特に限定されないが、粒径が10〜500nmのものが好ましい。
該重合性官能基を有する微粒子の調製方法は、特に限定されないが、テトラエトキシシラン等のシラン化合物のゾルゲル反応によって、水酸基等を多数有するシリカ微粒子を作製し、該水酸基に重合性官能基を付与できるような化合物(カップリング剤等)と反応させる方法が挙げられる。
本発明のインク組成物AまたはBにおける、該重合性官能基を有する微粒子の含有量としては、特に限定されず、使用形態、条件、インク組成物の粘度と重合性の関係等に応じて適宜選択されるべきものであるが、インク組成物全量に対し10質量%以下であることが好ましい。
また、本発明のインク組成物AおよびBは、25℃での粘度の差が2mPa・s以下であることが、インクジェット記録における取り扱い性上好ましい。
また、本発明のインク組成物AおよびBは、双方とも有機溶剤を含まず、無溶剤型のインク組成物であることが好ましい。
本発明のインクジェット記録方法では、インク組成物Aを記録媒体上に吐き出した直後に、インク組成物Bを吐出し、その後に、紫外線を照射する。これにより、インク組成物Aが記録媒体上に色材層を形成し、インク組成物Bが該色材層上に透明の保護層を形成する。
本発明のインクジェット記録方法における、紫外線の照射量は、10mJ/cm2以上10,000mJ/cm2以下、好ましくは100mJ/cm2以上6,000mJ/cm2以下の範囲で行う。かかる程度の範囲内における紫外線照射量であれば、十分硬化反応を行うことができる。
紫外線照射は、メタルハライドランプ、キセノンランプ、カーボンアーク灯、ケミカルランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等のランプが挙げられる。例えばFusion System社製のHランプ、Dランプ、Vランプ等の市販されているものを用いて行うことができる。
また、紫外線発光ダイオード(紫外線LED)や紫外線発光半導体レーザ等の紫外線発光半導体素子により、紫外線照射を行うことができる。
また、本発明のインクジェック記録方法では、紫外線光照射と同時またはその後に加熱してもよい。加熱は、記録媒体に熱源を接触させて加熱する方法、赤外線やマイクロウェーブ(2,450Mhz程度に極大波長を持つ電磁波)などを照射し、または熱風を吹き付けるなど記録媒体に接触させずに加熱する方法などが挙げられる。
更に本発明によるインクジェット記録方法を実施する記録装置を説明する。
図1のインクジェット記録装置は、インク組成物Aとインク組成物Bとを記録媒体に付着させる手段と、それらを付着させる手段の駆動系と、記録媒体を移動させる手段と、記録媒体に紫外線照射と加熱する手段と、クリーニング手段と、から構成されている。
本発明の、インク組成物Aを有するインクタンク2aおよびインク組成物Bを有するインクタンク2bとチューブ3で連結された記録ヘッド1a(および1b)は、キャリッジ4に沿ってモータ5で駆動されるタイミングベルト6によって矢印A方向に移動する。その移動の間に、記録ヘッド1aのノズル面からインク組成物Aが吐出され、プラテン8およびガイド9によって記録ヘッド1aと対面する位置に置かれている記録媒体7に付着する。次に、記録媒体7は、紙送り方向矢印Bに所定量移送される。その間、記録ヘッド1a(および1b)は図中で矢印Aと逆方向に移動し、記録媒体7の左端の位置に戻る。そして、すでにインク組成物Aが付着している記録媒体7に記録ヘッド1bのノズル面からインク組成物Bが吐出されて、印字が行なわれる。印字された記録媒体7は、さらに紙送り方向矢印Bに所定量移送されて、紫外線照射手段15による紫外線照射およびヒータ14による加熱処理を受ける。これらの処理を受けた記録媒体7の表面上では、インク組成物Aとインク組成物Bとが硬化反応を起こし色材が記録媒体7上で固着する。印字処理がされた記録媒体7は紙送り方向矢印Bにさらに移送される。なお、本装置には吸引ポンプ11が連結されたキャップ10を有しており、これらの機構によりクリーニング操作が行われる。吸引されたインク組成物等はチューブ12を介して廃インクタンク13に貯められる。
本発明に係るインクジェット記録方法は、その用途として、金属、ガラス、プラスチック等の非吸収性記録材料に対する印刷、カラーフィルター作成およびプリント基板へのマーキング等に好適に適用することができる。
以下、本発明を以下の実施例によって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1〜4,例1〜3,比較例1〜4)
以下の実施例1〜4,例1〜3,比較例1〜4のインク組成物A,Bに配合する重合性化合物として、“単官能モノマー”としては「N−ビニルフォルムアミド(NVF)(ビームセット770 荒川化学工業社製)」,「メタクリル酸ラウリル(三菱ガス化学社製)」,「アリルグリコール(日本乳化剤社製)」を、“二官能モノマー”としては「トリプロピレングリコールジアクリレート(アロニックスM−220 東亜合成社製)」を、“多官能モノマー”としては「グリセリンEO付加物トリアクリレート(NKエステル A−Gly−3E 新中村化学社製)」,「トリメチロールプロパンPO変性トリアクリレート(ビスコート#360,大阪有機化学工業社製)」を用いたが、本発明は、これらに限定されるものではない。
(二酸化チタン微粒子の製法)
チタン含有鉱石を硫酸で溶かして硫酸チタン溶液を得る。この硫酸チタン溶液を加水分解して得た含水酸化チタンに、TiO2の100質量部に対してリン酸アンモニウムを0.50質量部、硫酸カリウムを0.30質量部、硫酸アルミニウムを0.30質量部添加し、含水酸化チタンを生成物温度が1,020℃になるまで実験室用回転マッフル炉内で加熱した。生成した二酸化チタン微粒子を室温に冷却し、透過型電子顕微鏡写真で観測したところ、平均一次粒子径が0.13μmであるアナターゼ型であることが判った。この表面処理された二酸化チタン微粒子1500gとイソプロピルアルコール(以下“IPA”と略す)1000gを混合し、サンドミル(安川製作所製)でジルコニウムビーズ(1.0mm)をスラリーの1.5倍量を充填し、2時間分散させた後、ビーズを取り除きインクジェット用白色インクに用いる二酸化チタン微粒子(B)の60wt%IPA分散液(A)を得た。
1.[インク組成物(インク組成物A:色材と重合性化合物を含有するカラーインク
組成物)]
1)白色インク組成物1(W1)(インク組成物A)
N−ビニルフォルムアミド(ビームセット770 荒川化学工業社製) 59重量部
トリプロピレングリコールジアクリレート
(アロニックスM−220 東亜合成社製) 29重量部
Irgacure819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 2.5重量部
Irgacure369(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 2.5重量部
Darocur EHA(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1重量部
二酸化チタン微粒子(B) 6重量部
白色インク組成物1の粘度(25℃) 9.2(mPa・s)
(上記白色インク組成物1(W1)の製法)
300mL容丸底フラスコに、ビームセット770(単官能モノマー)140重量部、IPA分散液(A)100重量部を加え、ロータリーエバポレーターを用いてIPAを留去し、二酸化チタン微粒子(B)を30wt%含むモノマー分散液(C)を得た。
遮光性を有する容器に上記モノマー分散液(C)20重量部を加え、ビームセット770(単官能モノマー)41重量部、アロニックス M−220(二官能モノマー)29重量部、Irgacure819(光重合開始剤)2.5重量部、Irgacure 369(光重合開始剤)2.5重量部、Darocur EHA(重合促進剤)1重量部を添加し、マグネティックスターラーで1時間攪拌・混合して上記組成の白色インク組成物1(W1)を調製した。
2)白色インク組成物2(W2)(インク組成物A)
N−ビニルフォルムアミド(ビームセット770 荒川化学工業社製) 59重量部
トリプロピレングリコールジアクリレート
(アロニックスM−220 東亜合成社製) 19重量部
グリセリンEO付加物トリアクリレート
(NKエステル A−Gly−3E 新中村化学社製) 10重量部
Irgacure819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 2.5重量部
Irgacure369(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 2.5重量部
Darocur EHA(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1重量部
二酸化チタン微粒子(B) 6重量部
白色インク組成物2の粘度(25℃) 13.2(mPa・s)
(上記白色インク組成物2(W2)の製法)
遮光性を有する容器に前記モノマー分散液(C)20重量部を加え、ビームセット770(単官能モノマー)41重量部、アロニックス M−220(二官能モノマー)19重量部、NKエステル A−Gly−3E(多官能モノマー)10重量部、Irgacure 819(光重合開始剤)2.5重量部、Irgacure 369(光重合開始剤)2.5重量部、Darocur EHA(重合促進剤)1重量部を添加し、マグネティックスターラーで1時間攪拌・混合して上記組成の白色インク組成物2(W2)を調製した。
3)カラーインク組成物1〜4(インク組成物A)の調製
下記の組成からなるカラーインク組成物を調製した。調製は下記の要領で行った。
顔料 15部、分散剤 5部、N−ビニルフォルムアミド(以下“NVF”と略す)(単官能モノマー)80部を混合攪拌して混合物とし、サンドミル(安川製作所製)を用いて、ジルコニアビーズ(直径1.5mm)と共に6時間分散させた。その後、ジルコニアビーズをセパレータで分離し顔料分散液(C)を得た。
次いで、下記配合成分における顔料及び分散剤以外の溶媒及び各種添加剤を混合且つ完全に溶解し、インク溶媒を作製してから、上記顔料分散液(C)を攪拌しながらインク溶媒中に徐々に滴下してゆき、滴下終了後常温で30分間混合攪拌した。その後、5μmのメンブランフィルターでろ過し、カラーインク組成物1とした。また、同様の操作を行って、カラーインク組成物2〜4を作製した。
3-1)カラーインク組成物1(Y1)(インク組成物A)
C.I.ピグメントイエロー155(顔料) 3.0重量%
ポリオキシアルキレン付加ポリアルキレンアミン(分散剤:
第一工業製薬社製 ディスコール N−518) 1.0重量%
BYK−UV3570(ビックケミー・ジャパン社製、
ポリエステル変性シリコン系界面活性剤) 0.5重量%
NVF(荒川化学工業社製) 24.0重量%
メタクリル酸ラウリル(三菱ガス化学社製) 31.5重量%
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亜合成社製、
アロニックスM−220) 20.0重量%
トリメチロールプロパンPO変性トリアクリレート(大阪有機化学工業社製、
ビスコート#360) 15.0重量%
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 4.0重量%
Irgacure 369(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1.0重量%
カラーインク組成物1の粘度(25℃) 13.3(mPa・s)
3-2)カラーインク組成物2(M1)(インク組成物A)
C.I.ピグメントヴァイオレット19(顔料) 3.0重量%
ポリオキシアルキレン付加ポリアルキレンアミン(分散剤:
第一工業製薬社製 ディスコール N−518) 1.0重量%
BYK−UV3570(ビックケミー・ジャパン社製、
ポリエステル変性シリコン系界面活性剤) 0.5重量%
NVF(荒川化学工業社製) 24.0重量%
メタクリル酸ラウリル(三菱ガス化学社製) 31.5重量%
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亞合成社製、
アロニックスM−220) 20.0重量%
トリメチロールプロパンPO変性トリアクリレート
(大阪有機化学工業社製、ビスコート#360) 15.0重量%
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 4.0重量%
Irgacure 369(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1.0重量%
カラーインク組成物2の粘度(25℃) 13.4(mPa・s)
3-3)カラーインク組成物3(C1)(インク組成物A)
C.I.ピグメントブルー15:3(顔料) 3.0重量%
ポリオキシアルキレン付加ポリアルキレンアミン(分散剤:
第一工業製薬社製 ディスコール N−518) 1.0重量%
BYK−UV3570(ビックケミー・ジャパン社製、
ポリエステル変性シリコン系界面活性剤) 0.5重量%
NVF(荒川化学工業社製) 24.0重量%
メタクリル酸ラウリル(三菱ガス化学社製) 31.5重量%
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亞合成社製、
アロニックスM−220) 20.0重量%
トリメチロールプロパンPO変性トリアクリレート(大阪有機化学工業社製、
ビスコート#360) 15.0重量%
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 4.0重量%
Irgacure 369(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1.0重量%
カラーインク組成物3の粘度(25℃) 12.9(mPa・s)
3-4)カラーインク組成物4(Bk1)(インク組成物A)
C.I.ピグメントブラック7(顔料) 3.0重量%
ポリオキシアルキレン付加ポリアルキレンアミン(分散剤:
第一工業製薬社製 ディスコール N−518) 1.0重量%
BYK−UV3570(ビックケミー・ジャパン社製、
ポリエステル変性シリコン系界面活性剤) 0.5重量%
NVF(荒川化学工業社製) 24.0重量%
メタクリル酸ラウリル(三菱ガス化学社製) 31.5重量%
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亞合成社製、
アロニックスM−220) 20.0重量%
トリメチロールプロパンPO変性トリアクリレート(大阪有機化学工業社製、
ビスコート#360) 15.0重量%
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 4.0重量%
Irgacure 369(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1.0重量%
カラーインク組成物4の粘度(25℃) 13.1(mPa・s)
4)カラーインク組成物5〜8(インク組成物A)の調整
下記の組成からなるインク組成物を調製した。調製はメタクリル酸ラウリルをアリルグリコールに変更し、NVFの含有量を24.0重量%から20.0重量%に変更した以外は、前記「カラーインク組成物1〜4(インク組成物A)の調製」と同様の要領で行った。
4-1)カラーインク組成物5(Y2)(インク組成物A)
C.I.ピグメントイエロー155(顔料) 3.0重量%
ポリオキシアルキレン付加ポリアルキレンアミン(分散剤:
第一工業製薬社製 ディスコール N−518) 1.0重量%
BYK−UV3570(ビックケミー・ジャパン社製、
ポリエステル変性シリコン系界面活性剤) 0.5重量%
NVF(荒川化学工業社製) 20.0重量%
アリルグリコール(日本乳化剤社製) 35.5重量%
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亞合成社製、
アロニックスM−220) 20.0重量%
トリメチロールプロパンPO変性トリアクリレート(大阪有機化学工業社製、
ビスコート#360) 15.0重量%
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 4.0重量%
Irgacure 369(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1.0重量%
カラーインク組成物5の粘度(25℃) 12.8(mPa・s)
4-2)カラーインク組成物6(M2)(インク組成物A)
C.I.ピグメントヴァイオレット19(顔料) 3.0重量%
ポリオキシアルキレン付加ポリアルキレンアミン(分散剤:
第一工業製薬社製 ディスコール N−518) 1.0重量%
BYK−UV3570(ビックケミー ジャパン社製、
ポリエステル変性シリコン系界面活性剤) 0.5重量%
NVF(荒川化学工業社製) 20.0重量%
アリルグリコール(日本乳化剤社製) 35.5重量%
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亞合成社製、
アロニックスM−220) 20.0重量%
トリメチロールプロパンPO変性トリアクリレート(大阪有機化学工業社製、
ビスコート#360) 15.0重量%
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 4.0重量%
Irgacure 369(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1.0重量%
カラーインク組成物6の粘度(25℃) 11.7(mPa・s)
4-3)カラーインク組成物7(C2)(インク組成物A)
C.I.ピグメントブルー15:3(顔料) 3.0重量%
ポリオキシアルキレン付加ポリアルキレンアミン(分散剤:
第一工業製薬社製 ディスコール N−518) 0.5重量%
BYK−UV3570(ビックケミー ジャパン社製、
ポリエステル変性シリコン系界面活性剤) 0.5重量%
NVF(荒川化学工業社製) 20.0重量%
アリルグリコール(日本乳化剤社製) 36.0重量%
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亞合成社製、
アロニックスM−220) 20.0重量%
トリメチロールプロパンPO変性トリアクリレート(大阪有機化学工業社製、
ビスコート#360) 15.0重量%
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 4.0重量%
Irgacure 369(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1.0重量%
カラーインク組成物7の粘度(25℃) 11.3(mPa・s)
4-4)カラーインク組成物8(Bk2)(インク組成物A)
C.I.ピグメントブラック7(顔料) 3.0重量%
ポリオキシアルキレン付加ポリアルキレンアミン(分散剤:
第一工業製薬社製 ディスコール N−518) 0.5重量%
BYK−UV3570(ビックケミー・ジャパン社製、
ポリエステル変性シリコン系界面活性剤) 0.5重量%
NVF(荒川化学工業社製) 20.0重量%
アリルグリコール(日本乳化剤社製) 36.0重量%
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亞合成社製、
アロニックスM−220) 20.0重量%
トリメチロールプロパンPO変性トリアクリレート(大阪有機化学工業社製、
ビスコート#360) 15.0重量%
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 4.0重量%
Irgacure 369(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1.0重量%
カラーインク組成物8の粘度(25℃) 11.4(mPa・s)
2.[透明インク組成物(インク組成物B:光重合開始剤と重合性化合物を含有
するインク組成物)]
1)透明インク組成物1〜4(インク組成物B)の調製
遮光性を有する容器に、ビームセット770(単官能モノマー)67重量部、アロニックス M−220(二官能モノマー)20重量部、NKエステル A−Gly−3E(多官能モノマー)10重量部、Irgacure 819(光重合開始剤)2重量部、Darocur EHA(重合促進剤)1重量部を添加し、マグネティックスターラーで1時間攪拌・混合して透明インク組成物1を調製した。以下同様に透明インク組成物2〜4を調製した。
1-1)透明インク組成物1(T1)(インク組成物B)
N−ビニルフォルムアミド(ビームセット770 荒川化学工業社製) 67重量部
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亜合成社製、
アロニックスM−220) 20重量部
グリセリンEO付加物トリアクリレート(新中村化学社製:
(NKエステル A−Gly−3E) 10重量部
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 2重量部
Darocur EHA(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1重量部
透明インク組成物1の粘度(25℃) 9.0(mPa・s)
1-2)透明インク組成物2(T2)(インク組成物B:比較例)
N−ビニルフォルムアミド(ビームセット770 荒川化学工業社製) 67重量部
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亜合成社製:
(アロニックスM−220) 30重量部
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 2重量部
Darocur EHA(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1重量部
透明インク組成物2の粘度(25℃) 7.1(mPa・s)
1-3)透明インク組成物3(T3)(インク組成物B)
N−ビニルフォルムアミド(ビームセット770 荒川化学工業社製) 20重量部
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亜合成社製:
(アロニックスM−220) 57重量部
グリセリンEO付加物トリアクリレート(新中村化学社製:
(NKエステル A−Gly−3E) 20重量部
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 2重量部
Darocur EHA(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1重量部
透明インク組成物3の粘度(25℃) 13.0(mPa・s)
1-4)透明インク組成物4(T4)(インク組成物B)
N−ビニルフォルムアミド(ビームセット770 荒川化学工業社製) 57重量部
トリプロピレングリコールジアクリレート(東亜合成社製:
(アロニックスM−220) 25重量部
グリセリンEO付加物トリアクリレート(新中村化学社製:
(NKエステル A−Gly−3E) 15重量部
Irgacure 819(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 2重量部
Darocur EHA(チバ スペシャリティ ケミカルズ社製) 1重量部
透明インク組成物4の粘度(25℃) 10.1(mPa・s)
前記インク組成物で用いた「Irgacure 819(商品名)」は「ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキシド」であり、「Irgacure 369(商品名)」は「2−ベンジル−2−ジメチルアミン−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1」であり、「Darocur EHA(商品名)」は「2−エチルヘキシル−4−ジメチルアミノベンゾエート」である。
また、前記インク組成物の粘度測定は、粘弾性試験機 MCR−300(Pysica社製)を用いて25℃での粘度測定を行った。
[印字テスト]
セイコーエプソン株式会社製インクジェットプリンタ PM−G900を利用し、前記例のインク組成物を下記「表1」の組合せの通り、それぞれ別のノズル列に充填し、常温・常圧下にて同時に吐出する条件でベタパターン印刷を実施した。記録媒体にはA4サイズのOHPフィルム(富士ゼロックス社製、XEROX FILM<枠なし>)を用いた。
そして、排紙口に設置した紫外線照射装置により、365nmにおける積算光量が264mJ/cm2になるような硬化条件で印字及び硬化処理を行った。この場合の、印字安定性、硬化性、定着性、外観を目視評価した。
[印字安定性 評価指標]
A:A4サイズの記録メディアが問題なく印刷可能。
B:A4サイズの印字が終了するまでにノズル詰まり、ノズル抜けが数箇所発生する。
C:A4サイズの印字が終了するまでに殆どのノズルが詰まり、または、抜けが発生する。
[硬化性 評価指数]
A:完全に硬化する。
B:ほとんど硬化するが、完全ではない。
C:一部だけ硬化する。
[定着性 評価指標]
A:フィルムを曲げても剥離しない。
B:フィルムを曲げると一部剥離する。
C:フィルムを曲げると全体が剥離し、フィルムから分離してしまう。
[外観 評価指標]
A:均一に硬化する。
B:表面や内部が不均一に硬化する。
C:クラック(ひび割れ)が生じる、凹凸が生じている。
評価結果を下記表1に示す。
Figure 2006123542
本発明によるインクジェット記録方法の実施に好ましく用いられるインクジェット記録装置を示す図である。
符号の説明
1a 記録ヘッド 1b 記録ヘッド 2a インクタンク 2b インクタンク 3 チューブ 4 キャリッジ 5 モータ 6 タイミングベルト 7 記録媒体 8 プラテン 9 ガイド 10 キャップ 11 吸引ポンプ 12 チューブ 13 廃インクタンク 14 ヒータ 15 紫外線照射手段

Claims (4)

  1. 少なくとも色材および重合性化合物を含有するインク組成物Aと、少なくとも光重合開始剤および重合性化合物を含有するインク組成物Bとから構成されるインク組成物セットを使用し、該インク組成物Aと該インク組成物Bとを記録媒体に付着させてから、紫外線を照射して、印字を行うインクジェット記録方法であって、
    前記インク組成物Aに含有される重合性化合物が、単官能モノマーおよび二官能モノマーであり、前記インク組成物Bに含有される重合性化合物が、単官能モノマー、二官能モノマー、および、多官能モノマー及び/又はオリゴマーであることを特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 前記インク組成物Aとインク組成物Bの25℃での粘度の差が2mPa・s以下である請求項1記載のインクジェット記録方法。
  3. 前記インク組成物Aの色材が顔料である請求項1記載のインクジェット記録方法。
  4. 前記インク組成物Aとインク組成物Bが無溶剤である請求項1記載のインクジェット記録方法。
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