JP2006123440A - 水圧転写装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写フィルムを水面に着水させる際にしわや空気の咬み込みを発生させない。
【解決手段】転写フィルム3を把持して水槽の水面上に引き出すグリッパ8とプッシャ27を回転軸28回りに回転可能に保持する。移送テーブル9は往工程では引き出される転写フィルムを支えると共に復工程では転写フィルムを水面上に置き去りにする。プッシャ27はグリッパ8と移送テーブル9の間で転写フィルムを押して水面に着水させる。移送テーブル9の先端に傾斜部33を設け、本体部32のチェーン部材35の先端部の支軸37を支点としてエアシリンダ38で水面に向けて傾斜可能とする。プッシャ27による着水時に、傾斜部33とグリッパ8を向かい合うように傾斜させ、U字状にたるむ転写フィルム3をプッシャで押して一点着水させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、各種物品からなる被転写体に転写フィルムの転写層を水圧で転写させる水圧転写装置に関する。
一般に、水圧転写装置は、模様等を印刷した転写層を密着させた水圧転写フィルムを水槽の水面上に浮かべた状態で、曲面等の3次元形状面を表面に有する物品を浸水あるいは水没させて、転写フィルムの転写層を物品の3次元形状の転写部位に水圧によって付着させる装置である。
ここで、転写フィルムは、水溶性或いは水膨潤性の樹脂からなる支持体フィルムと、支持体フィルムの上に設けた有機溶剤に溶解可能な疎水性物質からなる転写層とを有している。支持体フィルムとして、例えばPVA(ポリビニルアルコール)等があり、また、転写層として例えば印刷インキ皮膜または塗装皮膜等がある。
また、転写フィルムにおいて、転写層が活性エネルギー線照射或いは加熱の少なくともいずれかによって硬化可能な硬化性樹脂層を有する転写フィルムがあり、この転写フィルムは特にトップコート付き転写フィルムと呼んでいる。ここで、硬化性樹脂膜として例えば次の(1)〜(6)が挙げられる。
(1)活性エネルギー線硬化性樹脂を含む硬化性樹脂層
(2)活性エネルギー線硬化性樹脂と非重合成性の熱可塑性樹脂を含む硬化性樹脂層
(3)熱硬化性樹脂を含む硬化性樹脂層
(4)熱硬化性樹脂と非重合性の熱可塑性樹脂を含む硬化性樹脂層
(5)活性エネルギー線硬化性樹脂と熱硬化性樹脂を含む硬化性樹脂層
(6)活性エネルギー線硬化性樹脂、熱可塑性樹脂及び非重合性の熱可塑性樹脂を含む硬化性樹脂層
ところで、下記特許文献1に記載された水圧転写装置では、水槽の水面上に転写フィルムを送り出す際、転写フィルム供給装置は、転写層を備えた転写フィルムが巻回された供給ローラから繰り出され、送りコンベアによって水槽の水面上に送り出されて水面に載置されることになる。水槽では循環ポンプによって水面に上流から下流に向けて水面流が生じており、水面に先端部が載置された転写フィルムは水流によって水面上に広げられる。
そして、水槽上の転写フィルムに対して転写コンベアで保持された被転写体を降下させて水中に押し入れ、転写層の転写を行うようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載された転写フィルムの供給装置では、転写フィルムを送りコンベアによって直接水槽の上流端から水面上に送り出す構成であるために、水面上に繰り出された転写フィルムにしわやたるみ等が生じ易く、水面と転写フィルムとの間に空気を含むことが避けられなかった。この状態で物品に転写層を転写させると、しわが転写されたり接着(転写)ムラを生じる等という欠点があった。
また、転写層に密着するフィルムは水溶性または水膨潤性であるために、先端部が着水した時点から溶解が始まり、転写フィルム全体が着水して転写を開始する迄にフィルム先端側が溶解して転写層にしわ等を生じ易いという不具合もあった。
これに対して、先行技術である特願2003−125364号出願では、転写フィルムをグリッパで把持して水槽の水面上に引き出す際、移送テーブルを連動させて水槽上に繰り出して転写フィルムを載置して水面に接触しないようにする。そして、必要な転写フィルムが水面上に引き出された後に押え部材で転写フィルムの一部を水面に着水させ、これに連動して移送テーブルを後退させて転写フィルム全面を着水させるようにしている。
これによって、特許文献1に記載の水圧転写装置と比較して水面と転写フィルムとの間に空気を巻き込むことを抑制できて、ソフトに水面に接触させることができる。しかも、転写フィルムを水面上に繰り出した後で、移送テーブルを後退させながら転写フィルムをプッシャで押して着水させるために、物品への転写開始までに転写層を支持するフィルムの先端部が先に溶解してしまうという不具合を抑制できる。
特開平6−312571号公報
しかしながら、後者の水圧転写装置でも、水面上に引き出した転写フィルムをグリッパで水平に把持した状態でプッシャによってグリッパと移送テーブルとの間を押して着水させるために、着水時に水面まで一点を押された転写フィルムにしわを生じ易く、このしわによって転写フィルムの着水時に水面との間に空気を咬み込み易くなるという欠点があった。そして移送テーブルの後退によって転写フィルム全体が着水した際に上記のしわが残るという不具合があった。転写フィルムのしわは空気溜まりとして膨らみ、自然に抜くことは困難であり、また抜けたとしても時間がかかり転写サイクルが長くなる欠点があった。
これらの原因によって水面上の転写フィルムにしわが残ったり水面との間に空気が残留すると、物品への転写品質が著しく低下するという欠点が生じる。このような場合、作業員が水面上の転写フィルムをつついてしわを伸したり空気を抜いたりするため、煩雑で転写効率が悪くコスト高になる欠点がある。
本発明は、このような実情に鑑みて、転写フィルムを水面に着水させる際に転写フィルムにしわを発生させず、また水面との間に空気を残留させないようにした水圧転写装置を提供することを目的とする。
本発明による水圧転写装置は、フィルム上に転写層を有する転写フィルムを水槽の水面上に繰り出して水面に浮かべ、被転写体を水面上の転写フィルムに押しつけて転写層を被転写体に転写させるようにした水圧転写装置において、転写フィルムを把持して水槽の水面上に引き出すグリッパと、水槽の水面上を往復動し、往工程ではグリッパに引き出される転写フィルムを支えると共に復工程では転写フィルムを水面上に置き去りにする移送部材と、該移送部材とグリッパとの間で転写フィルムの一部を押して水面に着水させるプッシャとを備え、該プッシャの押圧時に移送部材の先端部とグリッパの少なくともいずれかが水面側に傾斜するようにしたことを特徴とする。
また、本発明による水圧転写装置は、フィルム上に転写層を有する転写フィルムを水槽の水面上に繰り出して水面に浮かべ、被転写体を水面上の転写フィルムに押しつけて転写層を被転写体に転写させるようにした水圧転写装置において、転写フィルムを把持して水槽の水面上に引き出すグリッパと、複数の支持バーが連結されて構成されていて水槽の水面上を往復動し、往工程ではグリッパに引き出される転写フィルムを支えると共に復工程では転写フィルムを水面上に置き去りにする移送部材と、該移送部材とグリッパとの間で転写フィルムの一部を押して水面に着水させるプッシャとを備え、移送部材の先端側に位置する支持バーは中央に間隙を開けて両側に分割され且つ先端部上面が下方に傾斜している分割支持バーであることを特徴とする。
本発明の水圧転写装置によれば、繰り出された転写フィルムを着水させる際、移送部材の先端部とグリッパの少なくともいずれか一方を水面側に傾斜させ、或いは移送部材の先端側の分割支持バーの先端が傾斜しているため、転写フィルムのプッシャで押される領域近傍を水面に向けて傾斜させることができ、これによってプッシャで押圧した際に転写フィルムは一点着水すると共に、その周囲は移送部材先端部やグリッパの傾斜または分割支持バーの傾斜する先端部上面によって水面方向にガイドされ、しわを生じることなく一点着水させることができる。その後、移送部材の後退によって空気を咬み込むことなく転写フィルム全体を水面に載置でき、その後の被転写体の転写を高品質でスムーズに行える。
本発明による水圧転写装置によれば、プッシャによって移送部材とグリッパとの間で転写フィルムを押して着水させる際に、転写フィルムの押圧部分の周囲がスムーズに傾斜するため、しわを生じたり空気を咬み込むことなく着水を行える。
本発明による水圧転写装置は、プッシャの押圧時に移送部材の先端部とグリッパの少なくともいずれかが水面側に傾斜するようにした構成を備えていて、移送部材の先端部が転写フィルムのプッシャによる押圧部近傍を傾斜させる傾斜部であることが好ましい。
この場合、転写フィルムを一点着水させる際に傾斜部を水面に向けて傾斜させることで、転写フィルムのプッシャで押される領域の近傍を水面に向けて近づけることができ、プッシャでむりなく転写フィルムを押して、しわや空気の咬み込みのない着水を行える。
また、グリッパは回転可能に支持され、プッシャによる転写フィルムの押圧時に把持している転写フィルムを水面に近づける方向に回転するようにしたことが好ましい。
好ましくは移送部材の傾斜部とグリッパの両方、または移送部材の分割支持バーに対向するグリッパを水面に向けて傾斜させることで転写フィルムのプッシャで押圧される領域が略U字状に水面に垂れ下がり、底の部分をプッシャで押すから、しわと空気咬み込みを防いで着水が一層スムーズに行える。
なお、グリッパとプッシャは連結されていて一体回転可能とされていてもよく、この場合には作動制御を効率的に行える。
以下、本発明の実施例による水圧転写装置を図1乃至図8により説明する。図1は水圧転写装置の概略構成図、図2は転写フィルムの縦断面図、図3は水槽の斜視図、図4、図5は移送テーブルの先端部とグリッパとの位置関係を示すもので、往工程の図と一点着水時の図、図6は移送テーブルの要部平面図、図7、図8は水圧転写工程を示す図である。
図1に示す水圧転写装置1は、内部に水を貯溜した水槽2と、水槽2の上流側端部(以下、上流端という)2aに設けられていて転写フィルム3を繰り出す繰り出し機構4と、水槽2の上方に位置して被転写体(物品)として例えば浴槽5を保持して水槽2の水面下に降下及び上昇させる昇降手段6とを備えている。なお、本明細書において、水槽2の上流側と下流側とは転写フィルム3を繰り出す方向または後述するように浮遊する転写滓や残滓を押し流す方向の位置関係をいうものとする。
図1及び図3に示す水槽2は例えば略直方体箱状とされ、内部には例えば摂氏30度前後の水が貯溜されている。水槽2の水面には繰り出し機構4から繰り出された転写フィルム3が浮かべられる。
転写フィルム3は、図2に示すように、水溶性または水膨潤性の樹脂、例えばPVA(ポリビニルアルコール)からなる支持体フィルム(以下、単にフィルムという)3aの上に有機溶剤に溶解可能な疎水性物質からなる転写層としてインキ皮膜3bが設けられている。インキ皮膜3bには、例えば大理石の模様等が印刷されている。そしてフィルム3aとインキ皮膜3bの間には、活性エネルギ−線照射あるいは加熱の少なくともいずれかによって硬化可能な硬化性樹脂層、例えば活性エネルギー性硬化性樹脂層3cが介在している3層構造としている。なお、転写フィルム3は活性エネルギー性硬化性樹脂層3cが含まれていなくてもよく、その場合は2層構造になる。
図1及び図3において、繰り出し機構4は水槽2の上流端2aに帯状に連続する転写フィルム3が巻回された繰り出しロール3Aが設けられている。水槽2の上には上流端2a及びこれに対向する下流端2bに略平行に走行架台7が設けられ、走行架台7は上流端2a及び下流端2bに直交する両側部に沿って上流端2aと下流端2bとの間を往復動する。
走行架台7上には転写フィルム3の先端を把持してロール3Aから水槽2上に繰り出すグリッパ8が設けられている。グリッパ8は図では走行架台7の長手方向に沿って所定間隔で例えば4個設けられているが、1または任意の複数設けておけばよい。グリッパ8は往行程で転写フィルム3を把持して下流側に繰り出し、復行程で転写フィルム3を置き去りにしてロール3A近傍まで戻ることになる。
また、図1において、繰り出しロール3Aの下方には例えばキャタピラ状の移送テーブル9(移送部材)が設けられている。移送テーブル9は水槽2の両側部に設けられたチェーンガイド9a、9bに沿って移動可能であり、グリッパ8による転写フィルム3の引き出しに連動して水槽2内の水面上に進出して、移送テーブル9の上面で転写フィルム3を支える。これによって移送テーブル9は転写フィルム3の繰り出し時に転写フィルム3が水に接触することを防止する。
移送テーブル9は往行程の途中で一旦停止し、グリッパ8で引き出された転写フィルム3は所定長さ毎に図示しないカッタで切断され、略矩形状のシートになる。
また、図1において、水槽2の下流端2bの更に下流側には副槽12が設けられ、水槽2の下流端2bを溢れた水や転写滓等を収容する。転写滓は後述のように転写後に残るインキ皮膜3bの滓である。
また、図1では省略されているが、図3に示すように、水槽2の上流端2aには略門型の支持部13が設けられ、その両端は水槽2の両側部に摺動可能に取り付けられている。支持部13内には水平方向に支持棒14が架けられており、支持棒14には所定間隔で複数(図3に示す例では6本)の噴霧ノズル15が取り付けられている。各噴霧ノズル15は水面に載置された転写フィルム3のインキ皮膜3b上にトルエンやキシレン等の活性剤を噴霧して、インキ皮膜3bを活性化処理して粘性・接着性を付与する。
また、図1に示す昇降手段6において、図示しないフレームまたは天井に固定された吊り下げ部17には上下動可能に昇降ユニット18が連結され、昇降ユニット18には二対のアーム部19が対向して取り付けられている。各アーム部19にはそれぞれ保持部としてバキュームパッド20が取り付けられ、浴槽5の対向する二つの側面を吸着保持することができる。
ここで、浴槽5は例えば略四角錐台形状を呈しており、四周の側面は底面から開口に向けて漸次外側に傾斜して形成され、開口では全周に亘って外側に略L字状に折り曲げられまたは湾曲させられた耳部5aを形成している。本実施例では、浴槽5の耳部5aと開口の内面上部5bとの断面視略コの字形状部分にインキ皮膜3bを転写させるようにしている。
昇降手段6は、電気的に接続されている制御部21に設けた上下動制御手段22によって図示しない駆動源を介して上下動させられ、水槽2上の転写フィルム3に押しつけられて転写させられる。制御部21には後述するようにグリッパ8と移送テーブル9を連動してまたは個別に往復動させる往復動制御手段23も設けられている。
制御手段21はそれ以外にもグリッパ8の把持と離間と回転、ロール3Aの回転及び停止、カッタの作動、後述するプッシャ27の作動、ノズル15の作動等と、これらの同期制御等をも行うようになっている。
なお、水槽2には、浴槽5にインキ皮膜3bを転写した後のインキ皮膜3bの残り屑である転写滓と、フィルム3aの水に溶け残ったフィルム滓と活性エネルギー性硬化性樹脂層3cの滓とを含む残滓が水面または水中に残るため、これを下流側に押し流して水槽2から副槽12内に落下させる仕切り板25が設けられている(図8(d)参照)。仕切り板25は水槽2内に設けた図示しない無端状のチェーンによって一方向に周回運動させている。
次にグリッパ8とプッシャ27について図4及び図5により詳述する。
先ず、走行架台7の両端には回転軸28が走行架台7と略平行に連結され、この回転軸28、28間には4個のグリッパ8と繰り出された転写フィルム3の先端部を水面に押しつけるためのプッシャ(押し棒)27とが回転軸28、28と一体に回転可能に設けられている。
図4及び図5に示すグリッパ8とプッシャ27との構成例では、グリッパ8における縦断面視略コの字の枠体形状をなす把持部8aが走行架台7と略平行に設けられ、その両端が回転軸28、28に連結されて回転軸28と一体に回転可能に支持されている。把持部8a内には、グリッパ8を配設すべき適宜の4箇所にそれぞれシリンダ29が収容されている。各シリンダ29から進退する把持ロッド29aと把持部8aの一端面8bとで転写フィルム3の先端部を挟持する。
また、把持部8aの他端部には、その長手方向の中央位置(後述する支持バー34の中心線Lと重なる位置)にプッシャ27が取付けられている。プッシャ27はシリンダ30と押しロッド30aとで構成され、転写フィルム3の着水時には押しロッド30aを下方に繰り出して転写フィルム3を押動させる。
グリッパ8は走行架台7に設けた回転軸28によってプッシャ27と一体に例えば略90°回転可能であり、転写フィルム3を保持して引き出す第一位置(図4参照)と、第一位置から90°回転してプッシャ27の押しロッド30aによってグリッパ8と移送テーブル9との間の転写フィルム3を水面に押しつけ可能な第二位置(図5参照)とを選択的に採ることができる。
次に移送テーブル9について図4乃至図6により説明する。
移送テーブル9は本体部32と傾斜部33とで構成され、本体部32は例えば円柱状(または角柱状)の支持バー34が複数配列され、各支持バー34はその両端で例えばチェーン部材35によって互いに角度変更可能にそれぞれ連結されたキャタピラ状とされている。
また本体部32のチェーン部材35の先端部には略L字状のアーム部36が起立して連結されており、アーム部36の本体部32と略平行な上板36aにはエアシリンダ38が取付けられ、そのロッド38aの先端部に傾斜部33が連結されている。
傾斜部33には本体部32の支持バー34と平行な略棒状の揺動部39とその前後に位置する例えば断面コの字形状の支持バー40、40とが配列され、揺動部39と両側の支持バー40,40は両端部が板状のガイド部材41、41で連結されている。このガイド部材41、41の後端部は本体部32のチェーン部材35の先端部と支軸37によって回転可能に支持されている。これらは傾斜板42を構成する。
そして、エアシリンダ38のロッド38aは揺動部39の両端部に回動可能に連結されている。
そして移送テーブル9の各チェーン部材35とガイド部材41は、上述した水槽2の両側部に設けられたチェーンガイド9a、9bに沿って移動可能に保持されている(図3参照)。しかしながら、プッシャ27による一点着水可能な位置まで移送テーブル9を水槽2上に繰り出した位置では、チェーン部材35はチェーンガイド9a、9b内に支持されているが、その先端側に位置する傾斜部33の両側のガイド部材41、41の位置にはチェーンガイド9a,9bは設けられておらず、自由に揺動可能な空間である。そのため、エアシリンダ38のロッド38aを突出させることで傾斜板42は後端部の支軸37を支点として先端部を下方に傾斜させることになる(図5参照)。
これら一対のチェーン部材35は図1に示すように水槽2の上流端2aの外側でチェーンギヤ43に噛合しており、各チェーンギヤ43は図示しない駆動モータに連結されて往復回転可能とされている。
そして、移送テーブル9による転写フィルム3の搬送時には、図4に示すように移送テーブル9の本体部32は傾斜部33を同一平面状に維持してグリッパ8で保持された転写フィルム3を載置する。その際、プッシャ27はグリッパ8の上部で水平に保持され、グリッパ8は転写フィルム3を斜め上方に向けて把持した第一位置にある。
また、一点着水時には、図5に示すように移送テーブル9の傾斜部33は本体部32に対して支軸37回りに水面に向けて傾斜した状態にあって転写フィルム3を傾斜させる。他方、グリッパ8はプッシャ27と共に回転軸28廻りに略90°回転して転写フィルム3を斜め下方に向けて把持すると共に、プッシャ27を下方に向けて垂直に保持する第二位置をとる。
本実施の形態による水圧転写装置1は上述の構成を有しており、次に水圧転写方法を図7及び図8に示す工程図に沿って説明する。
先ず、転写フィルム3のインキ皮膜3bを浴槽5に転写させる耳部5a及び内面上部5bを除いて、浴槽内部をマスキングテープでマスクする。
そして、水槽2の上流端2aに設けた繰り出し機構4において、ロール3Aに巻回された転写フィルム3の先端部を図5に示す下向き姿勢の第二位置に傾斜させた4個のグリッパ8の把持部8a内に繰り出させ、各シリンダ29の把持ロッド29aを突出させて一端部8bとの間に挟持させる。このとき、プッシャ27は押しロッド30aを引っ込めた状態にあり、転写フィルム3のグリッパ8内への進入を阻害しない。そしてグリッパ8をプッシャ27と共に回転軸28回りに図4に示す上向き姿勢の第一位置に戻す。
次にグリッパ8を支持する走行架台7を移動させることで水槽2上に転写フィルム3を繰り出す。これと同時にチェーンギヤ34を回転させて移送テーブル9を水槽2上に水平に繰り出す。なお、プッシャ27も走行架台7と一体に移動する。
このとき、図4に示すように第一位置にある各グリッパ8は転写フィルム3を把持して移送テーブル98の傾斜部33との間で山形に湾曲させて維持している。そして、転写フィルム3は、移送テーブル9によって水槽2の水面に非接触に載置されながら連動して水槽2の水面上に繰り出され、下流側に進行する(図7(a)参照)。
次いで、水槽2の水面上に転写フィルム3が所定長さ繰り出されると一旦停止し、上流端2a側で送りローラと移送テーブル9とで挟持された部分の転写フィルム3を図示しないカッタによって切断する。そして更に転写フィルム3と移送テーブル9を水槽2上に繰り出す。この状態で水槽2内に繰り出された転写フィルム3は移送テーブル9に全て載置されており、移送テーブル9は、図6に示すように本体部32と傾斜部33に転写フィルム3が載置させられて各グリッパ8で先端を把持されている。
この状態で、図5に示すように、エアシリンダ38をONしてロッド38aを突出させると傾斜板42が押されて後端部の支軸37を支点として水面に向けて回動して傾斜状態になり、転写フィルム3を下方に傾斜させる。これと同時にプッシャ27とグリッパ8を走行架台7の回転軸28回り(図中、反時計回り)に約90°回転させると、グリッパ8は略90°回転して把持部8aを水面に向けて一端部8bを下方に傾斜させる。すると、傾斜部33とグリッパ8間の転写フィルム3は略U字状に湾曲して下端が水面近傍まで降下する。
この状態でプッシャ27は下方を向いた状態にあり、シリンダ30をON作動することで押しロッド30aが下方に突出して略U字状部分の転写フィルム3を水面に押しつけ、先端部中央が一点着水する。この場合、着水点の両側の転写フィルム3は傾斜部33とグリッパ8が向かい合うよう下方に傾斜しているために、押しロッド30aで押された部分の周囲にしわが発生することなく滑らかに湾曲して着水させることができる。
そして、プッシャ27で転写フィルム3を押動させながら、移送テーブル9を若干後退させる。すると、転写フィルム3の水面接触領域は周囲に広がり、空気を咬み込むことなく次第に水面に接触する面積が左右両方向と長さ方向(上流端2a方向)に広がる(図7(b)参照)。
そして、更に傾斜部33を傾斜させた状態を維持して移送テーブル9を順次上流側に後退させていき、グリッパ8による転写フィルム3の把持を解除することで、転写フィルム3は全体に水面に着水した状態になる。この場合、転写フィルム3は着水部分からしわのない周囲に水面との接触面積が広がるために全体に空気を咬み込むことなく水面に載置された状態になる。その後、グリッパ8とプッシャ27を図4に示す第一位置に戻し、上流端2aに移動させる。
この状態で、転写フィルム3は上側にインキ皮膜3bが、下側の水面にPVA等のフィルム3aが接触している。そして、フィルム3aは水に接触することで徐々に水に溶け始める。
次に門型の支持部13を水槽2の両側部に沿って上流側から下流側に移動させながら、噴霧ノズル15で活性剤を転写フィルム3のインキ皮膜3b全面に噴霧する(図7(d)参照)。このとき、グリッパ8とプッシャ27を走行架台7と一体に上流側に後退させてあるから、グリッパ8とプッシャ27が走行架台7で保護されて活性剤がグリッパ8及びプッシャ10に付着することはない。そして、図1に示すように昇降手段6の4つのアーム19の各バキュームパッド20で浴槽5を上下反転状態で保持して、転写フィルム3の上方に位置させる(図8(a)参照)。
この状態から、上下動制御手段22によって昇降ユニット18を水面に略直交する方向に降下させる。すると、浴槽5の上流側の耳部5a部分が転写フィルム3に押しつけられ、インキ皮膜3bを転写させながら水面下に浸入する。このとき、転写フィルム3のPVAからなるフィルム3aは水に溶け出しており、溶け残った一部がインキ皮膜3bと共に浴槽5に被着することがある(図8(b)参照)。
浴槽5の投入とフィルム3aの水への溶け出しによって、インキ皮膜3bは浴槽5の耳部5aへの転写部分の外側領域が分断され、分断された残りは転写滓となって水面に浮遊するか沈下する。浴槽5の内部に位置するインキ皮膜3bはマスクに転写させられる。浴槽5の耳部5aと内面上部5bへのインキ皮膜3bの転写が終了したら、浴槽5を把持する昇降ユニット18を上昇させ、浴槽5は水面から引き揚げられる(図8(c)参照)。その後、昇降手段6によって浴槽5を次工程へ搬送させ、洗浄工程でフィルム3aの滓等を取り除き、乾燥させ、トップコーティングして光沢を持たせる。
また水槽2内では、仕切り板25を水槽2の上流側から下流側に移動させることで、水面や水面下に浮遊する転写滓や残滓等を下流側に押しやり、水槽2から副槽12内に水と共に落下させる。
そして次の浴槽5について同様の工程を繰り返して、インキ皮膜3bを転写させる。
上述のように本実施例によれば、プッシャ27による転写フィルム3の着水に際し、傾斜部33とグリッパ8を水面に向けて向かい合うように傾斜させることで、押しロッド30aによる押圧部周辺部分にしわや空気咬み込みが生じることを確実に防止できる。そのため、転写フィルム3の着水を無理なく安定して行うことができ、水面に載置される転写フィルム3にしわが発生したり空気を咬み込んだりするのを抑制できる。
なお、傾斜部33について、水平状態の移送テーブル9が水面から約20mm程度の高さに設定されているとして、水平状態の傾斜部33の水面に平行な方向の長さは100〜200mm程度、傾斜させた際の傾斜角は25〜45°程度に設定するのが好ましい。
次に本発明の第二実施例について図9及び図10により説明するが、上述の第一実施例と同一の部分、部品等には同一の符号を用いてその説明を省略する。
図9は水圧転写装置1に用いられる移送テーブル45を示すものであり、概略で第一の実施例による移送テーブル9の本体部32と同様な構成を備えている。即ち、略円柱状または角柱状の支持バー34が所定間隔で配列され、その両端をチェーン部材35でキャタピラ状に支持している。本実施例では傾斜部33は設けられていない。
そして、移送テーブル45において、平行に配列された複数の支持バー34のうち、先端側の1または複数本(図では1本)の第一支持バー34Aは、それぞれ長さ方向中央部で二分割されて分割支持バー34a、34aとされ、各分割支持バー34a、34aはそれぞれ端部をチェーン部材35で片持ち支持されている。しかも分割支持バー34aは中央部に空間が形成されるように支持バー34の1/2の長さよりも短く形成されている。しかも各分割支持バー34aの先端部34bは略円錐状(または角錐状)に先細に形成されている(図10参照)。
そして、分割支持バー34a、34aの後続の第二支持バー34Bはその後方に位置する他の支持バー34と同様に一体の略円柱状に形成されているが、中央部は断面積が両側から略円錐状に先細に形成されて最も断面積が小さい位置で互いに連結されて略V字状凹部46として一体化されている。そのため、先端の分割支持バー34a,34aの先端部34b、34bと第二支持バー34BのV字状凹部46とで水面への傾斜面と転写フィルム3が落ち込むための間隙cを形成している。
本第二実施例による移送テーブル45は上述の構成を有しているために、グリッパ8で把持された転写フィルム3が移送テーブル45上で繰り出された状態で、プッシャ27で押圧されるべきグリッパ8と移送テーブル45との間では、転写フィルム3は第一及び第二支持バー34A、34Bの傾斜面と間隙cによって水面方向に略凹状に凹んで保持されている。
そして、一点着水時には、グリッパ8とプッシャ10を図5に示すように第二位置に傾斜させると、転写フィルム3は第一及び第二支持バー34A、34Bの傾斜面及び間隙cとグリッパ8との間で水面方向に略U字状に凹む。更にプッシャ27の押しロッド30aで転写フィルム3の略U字状部分を押動することで、しわを生じることなく水面に一点着水する。
従って、本第二実施例によっても第一実施例と同様な効果を奏する。
なお、分割支持バー34aを複数本配列する場合には、先端側の分割支持バー34aから後端側の分割支持バーに向けて間隙cを形成する複数対の分割支持バーの間隔を順次狭めるように構成するのが転写フィルム3の先端側への傾斜とU字形状を滑らかにし、しわを防ぐ上で好ましい。
次に図11は移送テーブル45の分割支持バーについての第一変形例を示す図である。
図11において、移送テーブル45の各支持バーは略円柱状に形成され、その先端の分割支持バー46a,46a(及びこれに続く1または複数の支持バー)は互いに分割されて他の支持バー34の1/2の長さより短い長さに形成され、しかも全長に亘って略円錐状に形成されている。この場合でも、転写フィルム3は先端側に向けて略U字状をなして下方へ傾斜する。
図12は移送テーブルの支持バーについての第二変形例を示す図である。
図12において、移送テーブル45の各支持バーは略平板状に形成され、その先端の分割支持バー48a,48a(及びこれに続く1または複数の支持バー)は互いに分割されて他の支持バーの1/2の長さより短い長さで形成され、両者間に間隙cを形成する。しかも先端側が下方に略への字に屈曲または湾曲した形状を有している。
図13は移送テーブルの支持バーについての第三変形例を示す図である。
図13において、移送テーブル45の各支持バーは平板状に形成され、その先端の分割支持バー49a,49a(及びこれに続く1または複数の支持バー)は互いに分割されて他の支持バーの1/2の長さより短い長さで形成され、両者間に間隙cを形成する。しかも全長に亘って下方に傾斜した形状を有している。
図14は移送テーブルの支持バーについての第四変形例を示す図である。
図14において、移送テーブル45の各支持バーは円柱状または角柱状に形成され、その先端の分割支持バー51a,51a(及びこれに続く1または複数の支持バー)は互いに分割されて他の支持バー51の1/2の長さより短い長さで形成され、両者間に間隙cを形成する。この場合、分割支持バー51a,51aの転写フィルム3を載置する上面に傾斜はつけられていないが、両者の間隔を比較的大きく設定すれば、転写フィルム3は両者間で略U字状にたるむことになる。この場合にも、複数の支持バーについて分割支持バーを構成する場合、後続の支持バーについて順次間隔が狭くなるように構成するのが好ましい。
なお、上述の第一実施例では、一点着水に際し、グリッパ8と傾斜部33の両方を水面に向けて対向するよう傾斜させる構成としたが、いずれか一方のみを傾斜させる構成でもよい。この場合でも、プッシャ27による押圧時に転写フィルム3にしわが発生するのを抑制できる。
また、プッシャ27について、上述の実施例の構成に代えて、グリッパ8とは分離して水面に対して略垂直に走行架台7に支持してもよい。そして、着水時にはプッシャ27に設けたシリンダ30をONさせてグリッパ8と移送テーブル8、45との間の転写フィルム3を押動して、押しロッド30aで水面に一点着水させるようにしてもよい。
また、上述した実施例では被転写体である物品として、浴槽5等、転写面積が比較的大きい0.20〜4m程度のものに好適に用いることができる。しかし、本発明の被転写体はこのような物品に限定されることなく、冷蔵庫や洗濯機、エアコン等の各種大型家庭用電化製品の扉や本体、自動車のドア、ボンネット等、各種の大型物品に適用できる。携帯電話の筺体等の小型物品にも適用できる。
また、転写層はインキ皮膜3bに限定されることなく塗装膜等各種の転写可能な薄膜を採用できる。
本発明の第一実施例による水圧転写装置の概略構成図である。 水圧転写装置に用いる転写フィルムの縦断面図である。 水圧転写装置における水槽の斜視図である。 転写フィルムの繰り出し時における移送テーブルとグリッパ及びプッシャの構成を示す要部側面図である。 転写フィルムの一点着水時における図4と同様な要部側面図である。 水槽の水面上に位置する移送テーブルとプッシャを示す要部平面図である。 (a)〜(c)は水圧転写方法による水圧転写工程を示す図である。 (a)〜(d)は図7に続く水圧転写工程を示す図である。 第二実施例による水圧転写装置の移送テーブルを示す要部平面図である。 図9に示す移送テーブルの先端の第一分割支持バーと転写フィルムを示す正面図である。 第一変形例による移送テーブルの第一分割支持バーと転写フィルムを示す正面図である。 第二変形例による移送テーブルの第一分割支持バーと転写フィルムを示す正面図である。 第三変形例による移送テーブルの第一分割支持バーと転写フィルムを示す正面図である。 第四変形例による移送テーブルの第一分割支持バーと転写フィルムを示す正面図である。
符号の説明
1 水圧転写装置
2 水槽
3 転写フィルム
3a 支持体フィルム(フィルム)
3b インキ皮膜(転写層)
4 繰り出し機構
5 浴槽(物品;被転写体)
7 走行架台(グリッパ)
8 グリッパ(グリッパ)
9、45 移送テーブル(移送部材)
27 プッシャ
30 シリンダ
30a 押しロッド
32 本体部
33 傾斜部
34 支持バー
38 エアシリンダ
38a 傾斜ロッド
34a 分割支持バー
c 間隙

Claims (5)

  1. フィルム上に転写層を有する転写フィルムを水槽の水面上に繰り出して水面に浮かべ、被転写体を水面上の転写フィルムに押しつけて転写層を被転写体に転写させるようにした水圧転写装置において、
    前記転写フィルムを把持して水槽の水面上に引き出すグリッパと、
    水槽の水面上を往復動し、往工程では前記グリッパに引き出される転写フィルムを支えると共に復工程では転写フィルムを水面上に置き去りにする移送部材と、
    該移送部材とグリッパとの間で転写フィルムの一部を押して水面に着水させるプッシャとを備え、
    該プッシャの押圧時に前記移送部材の先端部とグリッパの少なくともいずれかが水面側に傾斜するようにしたことを特徴とする水圧転写装置。
  2. 前記移送部材の先端部は、転写フィルムのプッシャによる押圧部近傍を傾斜させる傾斜部である請求項1に記載の水圧転写装置。
  3. フィルム上に転写層を有する転写フィルムを水槽の水面上に繰り出して水面に浮かべ、被転写体を水面上の転写フィルムに押しつけて転写層を被転写体に転写させるようにした水圧転写装置において、
    前記転写フィルムを把持して水槽の水面上に引き出すグリッパと、
    複数の支持バーが連結されて構成されていて水槽の水面上を往復動し、往工程では前記グリッパに引き出される転写フィルムを支えると共に復工程では転写フィルムを水面上に置き去りにする移送部材と、
    該移送部材とグリッパとの間で転写フィルムの一部を押して水面に着水させるプッシャとを備え、
    前記移送部材の先端側に位置する支持バーは中央に間隙を開けて両側に分割され且つ先端部上面が下方に傾斜している分割支持バーであることを特徴とする水圧転写装置。
  4. 前記プッシャの押圧時に前記グリッパは水面側に傾斜するようにした請求項3に記載の水圧転写装置。
  5. 前記グリッパとプッシャは連結されていて一体回転可能とされた請求項1乃至4のいずれかに記載の水圧転写装置。

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CN115506386A (zh) * 2022-09-16 2022-12-23 福建省东升鸿工程建设有限公司 围堰结构及其施工方法

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