JP2006122103A - 展示用フック - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性に優れた展示用フックを提供する。
【解決手段】構造体Aに対して略水平に突出状態に取付けて物品を吊り下げるのに用いる展示用フックH1であって、略棒状を成す本体部1の基端に、構造体Aへの取付け具2を備えると共に、本体部1の先端に、弾性変形可能な軟質材料から成る先端部材3を備えた構成とし、身体が当たったとしても先端部材3によって安全性を確保する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば商店等において商品を吊り下げて陳列するのに用いる展示用フックに関するものである。
この種の展示用フックとしては、プラスチック製又は金属製で略棒状を成すと共に、陳列棚などの側壁や展示板といった構造体に基端部を連結し、略水平に突出させた状態にして商品を吊り下げるものがある。このような展示用フックは、様々な商店等で使用されており、例えば構造体に多数本を所定間隔で設けることで、多くの商品の陳列に役立っていることが周知である。
特開平9−233281号公報
ところで、上記したような従来の展示用フックは、安全性を確保するために、先端部に丸みを設けるなどの工夫が施されているが、略棒状を成して突出した状態にあり、また、商品等によって見え難い状態になることもあって、例えば顔を近づけた際に不安感を与えるおそれがあった。このため、安全性をより高めるうえでの改善が望まれていた。
本発明は、上記従来の状況に鑑みて成されたものであって、安全性に優れた展示用フックを提供することを目的としている。
本発明の展示用フックは、請求項1として、構造体に対して略水平に突出状態に取付けて物品を吊り下げるのに用いる展示用フックであって、略棒状を成す本体部の基端に、構造体への取付け部を備えると共に、本体部の先端に、弾性変形可能な軟質材料から成る先端部材を備えた構成としており、上記構成をもって従来の課題を解決するための手段としている。
また、本発明の展示用フックは、請求項2として、本体部と先端部材が互いに異材質の成形品であって、本体部に対して先端部材が一体的に成形してあることを特徴とし、請求項3として、本体部と取付け部が別部材から成り、構造体に取付けた状態において、取付け部に対して本体部が略水平状態から上方に回動可能であることを特徴とし、請求項3として、先端部材が、本体部と異なる色彩を有することを特徴としている。
本発明の請求項1に係わる展示用フックによれば、本体部の先端に弾性変形可能な軟質材料から成る先端部材を設けたことにより、構造体に取付けた状態において、物品を吊り下げる機能を何ら損なうことがなく、仮に身体が当たったとしても先端部材によって安全性を確保することができる。
本発明の請求項2に係わる展示用フックによれば、請求項1と同様の効果を得ることができるうえに、本体部と先端部材の接合強度を充分に確保して、先端部材の脱落を防止することができると共に、例えば二色射出成形機を用いた二重成形によって容易に大量生産することができる。
本発明の請求項3に係わる展示用フックによれば、請求項1及び2と同様の効果を得ることができるうえに、構造体に取付けた状態において仮に身体が当たった場合には、先端部材による安全性の確保に加えて、上方に回動することで衝撃を緩和することができ、安全性のさらなる向上を実現する。
本発明の請求項4に係わる展示用フックによれば、請求項1〜3と同様の効果を得ることができるうえに、先端部材の色彩を本体部と異なるものにすることで、先端部を認識し易くすることができ、安全性のさらなる向上を実現する。
図1〜図3は、本発明の展示用フックの一実施例を説明する図である。
図示の展示用フックH1は、棒状を成す本体部1の基端に、展示板等の構造体Aへの取付け部である取付け具2を備えると共に、本体部1の先端に、弾性変形可能な軟質材料から成る先端部材3を備えている。本体部1及び取付け具2は、その材料がとくに限定されるものではないが、例えばプラスチック製である。
本体部1は、基端部分に膨出部4を有しており、この膨出部4に、上部傾斜面5と、当該本体部1の長手方向にほぼ直交する下部端面6を有すると共に、膨出部4の両側に、当該本体部1の長手方向を長径(又は長辺)とする突起部7を有している。
取付け具2は、基板8の正面に、左右一対の突出片9,9が一体成形してあり、両突出片9,9には、上方に開放した係止孔10,10が夫々形成してある。両係止孔10の開放幅は、本体部1における突起部7の短径(又は短辺)に対応する大きさである。また、基板8の背面には、上向きの上部係止片11と、下向きの下部係止片12が一体成形してあり、上部係止片11に比べて下部係止片12が明らかに短いものとなっている。
ここで、この実施例では、上記の如く本体部1と取付け具(取付け部)2が別部材から成り、構造体Aに取付けた状態において、取付け具2に対して本体部1が略水平状態から上方に回動可能である。
すなわち、本体部1と取付け具2は、本体部1における左右の突起部7を、取付け具2における左右の係止孔10に対してその開放部分から挿入し、突起部7を係止孔10に回動可能に係合させる。そして、本体部1を下方に回動させると、下部端面6と基板8とが当接して本体部1が略水平に保たれることとなり、また、図1中に仮想線で示すように、本体部1を上方へ回動させることができる。したがって、使用しない場合には、本体部1を上げておけば邪魔になることがない。
先端部材3は、樹脂、天然ゴム、合成ゴム及びエラストマーなどから適宜選択した軟質材料から成るもので、容易に弾性変形させることができる程度の硬度を有し、この実施例の場合は、当該展示用フックH1に吊り下げた物品の脱落防止を図るために、先端側が上方に屈曲した形状になっている。
また、先端部材3は、本体部1と異材質の成形品であって、例えば二色射出成形機を用いた二重成形により、本体部1に対して一体的に成形してある。この場合、本体部1の成形に続いて先端部材3を成形することになるが、図1中の拡大図に示すように、本体部1の先端部に、頭部を大径とした接合突起13を形成し、その後、接合突起13を包む状態で先端部材3を成形することにより、本体部1と先端部材3との接合強度をより一層高めることができる。
さらに、先端部材3には、本体部1と異なる色彩が設けてある。この場合、成形機において、先端部材3の形成材料に染料を混ぜておけば、着色された先端部材3を効率良く製造することができるが、成形後の先端部材3に着色しても良い。なお、先端部材3の色彩は、本体部1の色と区別し易くて目立つものとなるように、明暗や濃度などを適宜選択するのが望ましい。
上記の展示用フックH1を構造体Aに取付けるには、構造体Aに取付け用の開口部Bを形成する。このとき、開口部Bは、取付け具2の上下の係止片11,12の幅に相当する横寸法と、取付け具2の基板8と下部係止片12を合わせた高さに相当する縦寸法を有する矩形状のものとする。そして、展示用フックH1は、開口部Bに上部係止片11を先に通し、その後、下部係止片12を通して両係止片11,12を構造体Aの背面に係止することにより、構造体Aから本体部1が略水平に突出状態に取付けられ、この状態で物品を吊り下げる。
上記の展示用フックH1は、従来通りに物品を吊り下げる機能を備えると共に、本体部1の先端に弾性変形可能な軟質材料から成る先端部材3を設けているので、仮に身体が当たったとしても先端部材3によって安全性を確保することができる。また、先端部材3の色彩を本体部1と異なるものにしているので、先端部が認識し易くなるうえに、本体部1を上方に回動させることによっても、身体が当たった場合の衝撃を緩和することができることから、極めて安全性に優れたものとなっている。
さらに、展示用フックH1は、本体部1と先端部材3が互いに異材質の成形品であり、本体部1に対して先端部材3を一体成形するようにしているので、本体部1と先端部材3の接合強度が充分に高く、先端部材3が脱落するような心配もなく、二重成形によって容易に大量生産し得るものとなる。
図4及び図5は、本発明に係わる展示用フックの他の実施例及びさらに他の実施例を説明する図である。なお、先の実施例と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示す展示用フックH2は、本体部1にの基端に、取付け部22を一体成形したものである。この場合、取付け部22は、基板8、上部係止片11及び下部係止片12を有している。この展示用フックH2にあっても、弾性変形可能な軟質材料から成る先端部材3の採用により、先の実施例と同様に安全性に優れたものとなる。
図5に示す展示用フックH3は、本体部1に取付け部22が一体成形してあり、また、先の実施例では屈曲した先端部材3を用いたのに対して、全体が本体部1と同軸状を成す先端部材23を用いている。この先端部材23は、物品の着脱に支障が無く且つ吊り下げた物品が容易に脱落しないように、その外周部に、本体部1の長手方向に沿った複数の突条23aが形成してある。この展示用フックH2にあっても、弾性変形可能な軟質材料から成る先端部材3の採用により、先の実施例と同様に安全性に優れたものとなる。
なお、本発明に係わる展示用フックは、その詳細な構成が上記各実施例のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の細部を変更することが可能である。具体的には、本体部や取付け部に金属やそれ以外の材料を用ることもでき、また、先端部材を中空状に成形して、より一層弾性変形し易いものとすることも有効である。
さらに、上記各実施例では、展示板の如き構造体を例示し、その構造体に矩形状の開口部を設けた場合を例示したが、取付け部(取付け具)が上下の外向き係止片を有するものである場合には、各係止片に個別に対応する上下の開口部を構造体に形成しても良い。また、上下の内向き鉤部を有するレールを構造体とし、この構造体に上下の外向き係止片を係合するようにしても良く、これとは逆に、取付け部の背面に上下の内向き係止片を設けると共に、上下に溝を有するレールを構造体とし、この構造体に上下の内向き係止片を係合するようにしても良い。このように、当該展示用フックの構造体への取付け構造は、様々な形態を採用することが可能である。
本発明の展示用フックの一実施例を説明する側面図である。 本体部と取付け具の組立要領を説明する側面図である。 展示用フック及び構造体を示す斜視図である。 本発明の展示用フックの他の実施例を説明する側面図である。 本発明の展示用フックのさらに他の実施例を説明する側面図(a)及び先端部の正面図(b)である。
符号の説明
A 構造体
H1〜H3 展示用フック
1 本体部
2 取付け具(取付け部)
3 先端部材
22 取付け部
23 先端部材

Claims (4)

  1. 構造体に対して略水平に突出状態に取付けて物品を吊り下げるのに用いる展示用フックであって、略棒状を成す本体部の基端に、構造体への取付け部を備えると共に、本体部の先端に、弾性変形可能な軟質材料から成る先端部材を備えたことを特徴とする展示用フック。
  2. 本体部と先端部材が互いに異材質の成形品であって、本体部に対して先端部材が一体的に成形してあることを特徴とする請求項1に記載の展示用フック。
  3. 本体部と取付け部が別部材から成り、構造体に取付けた状態において、取付け部に対して本体部が略水平状態から上方に回動可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の展示用フック。
  4. 先端部材が、本体部と異なる色彩を有することを特徴とする請求項1〜3に記載の展示用フック。
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