JP2006122065A - 床用吸込具 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転ブラシのブラシ体が絨毯等の被掃除面に当たっても腰折れし難い床用吸込具を提供することを課題とする。
【解決手段】下面に吸込口6を有する吸込具本体1と、前記吸込口6に臨ませて回転する回転ブラシ8と、該回転ブラシ8の芯体9に形成された溝10に基部11を挿入して装着されるブラシ体12とを備え、前記基部11は、前記芯体9の溝10に挿入した状態で前記芯体9の外径よりも突出する突出部15を有する。絨毯等の被掃除面に前記ブラシ体12が当たっても、前記突出部15により前記ブラシ体12の腰折れを抑制することができ、前記ブラシ体12によって、絨毯の毛の奥にある塵埃を掻き出すことができ、塵埃の吸い残しが発生しない。
【選択図】 図4
【解決手段】下面に吸込口6を有する吸込具本体1と、前記吸込口6に臨ませて回転する回転ブラシ8と、該回転ブラシ8の芯体9に形成された溝10に基部11を挿入して装着されるブラシ体12とを備え、前記基部11は、前記芯体9の溝10に挿入した状態で前記芯体9の外径よりも突出する突出部15を有する。絨毯等の被掃除面に前記ブラシ体12が当たっても、前記突出部15により前記ブラシ体12の腰折れを抑制することができ、前記ブラシ体12によって、絨毯の毛の奥にある塵埃を掻き出すことができ、塵埃の吸い残しが発生しない。
【選択図】 図4
Description
本発明は、電気掃除機に接続して使用される床用吸込具の改良に関する。
従来、この種床用吸込具として、吸込具本体に、芯体とブラシ体とから構成されるた回転ブラシを回転自在に枢支し、前記回転ブラシを電動機あるいは吸込具本体に形成された外気取入口からの空気によって回転駆動するものが知られている。そして、このブラシ体は、芯体に形成された溝にブラシ体が植毛された基部を挿入して装着されている。
特開平11−155776号公報
回転ブラシが回転すると、ブラシ体が被掃除面にある塵埃を掻き上げ、掻き上げられた塵埃は吸込口より吸引される。
しかしながら、上記の構成の回転ブラシでは、絨毯等の被掃除面を掃除する際には、ブラシ体が腰折れ状態となり、絨毯の毛の奥にある塵埃を掻き出すことができず、塵埃の吸い残しが発生するという欠点があった。
しかしながら、上記の構成の回転ブラシでは、絨毯等の被掃除面を掃除する際には、ブラシ体が腰折れ状態となり、絨毯の毛の奥にある塵埃を掻き出すことができず、塵埃の吸い残しが発生するという欠点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ブラシ体が絨毯等の被掃除面に当たっても腰折れし難い床用吸込具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、下面に吸込口を有する吸込具本体と、前記吸込口に臨ませて回転する回転ブラシと、該回転ブラシの芯体に形成された溝に基部を挿入して装着されるブラシ体とを備え、前記基部は、前記芯体の溝に挿入した状態で前記芯体の外径よりも突出する突出部を有することを特徴とする。
また、前記突出部の可撓性を前記ブラシ体の可撓性よりも小さく、且つ前記芯体の可撓性は、前記突出部の可撓性よりも小さくしてもよい。
また、前記ブラシ体と前記基部とはインサート成型にて構成されてもよい。
本発明の請求項1によれば、前記基部を前記芯体の溝に挿入した状態で、前記基部の突出部が前記芯体の外径よりも突出しているので、絨毯等の被掃除面に前記ブラシ体が当たっても、前記突出部により前記ブラシ体を直立状態に保持し、前記ブラシ体の腰折れを抑制することができる。従って、前記ブラシ体によって、絨毯の毛の奥にある塵埃を掻き出すことができ、塵埃の吸い残しが発生しない等の効果を奏する。
本発明の請求項2によれば、可撓性の大きさを、前記ブラシ体、前記突出部、前記芯体の順とすることにより、絨毯等の被掃除面においては、前記ブラシ体の腰折れを前記突出部で抑制しつつ掃除し、フローリング等の被掃除面においては、前記突出部が被掃除面に当たっても撓むため、床面の傷つけを防止できるとともに、前記基部が前記芯体の溝から外れることがない等の効果を奏する。
本発明の請求項3によれば、前記回転ブラシを簡単な加工によって製造することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項3によれば、前記回転ブラシを簡単な加工によって製造することができる等の効果を奏する。
本発明の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
1は、吸込具本体で、上ケース2、下ケース3、前記上ケース2及び下ケース3に係脱自在に係合する蓋体4、該蓋体4と前記下ケース3間に回動自在に支持される回動管から構成されている。
6は、前記吸込具本体1底面に形成される吸込口、7は、前記吸込具本体1内に形成される回転ブラシ収納室である。
8は、前記吸込口6に臨ませた状態で前記回転ブラシ収納室7内に回転自在に収納される回転ブラシで、該回転ブラシ8は、図4に示すように、芯体9と、該芯体9に形成された螺旋状の溝10に基部11を挿入して装着される繊維質等から成る一対のブラシ体12と、前記溝10に基部13を挿入して装着される軟質ゴム等から成る一対のブレード14とから構成されており、前記ブラシ体12及び前記ブレード14は前記芯体9の両端間で約90度ねじれている。
前記基部11には、前記溝10に装着した状態で、前記芯体9の外径から突出する突出部15が形成されている。そして、前記ブラシ体12は、毛先が前記突出部15から約5mm出るように前記基部11及び前記突出部15にインサート成形にて装着され、前記突出部15によって直立状態に保持されている。この構成とすることにより、絨毯等の被掃除面に前記ブラシ体12が当たっても、前記突出部15により前記ブラシ体2の腰折れを抑制することができるため、毛の根元部分にある塵埃を前記ブラシ体12にて確実に掻き出すことができるようになっている。また、前記基部11を前記溝10に挿入する際、前記ブラシ体12が前記溝10に引っ掛からずスムーズに挿入することができるため、作業性も向上させることができる。
前記基部11及び前記突出部15は、前記ブラシ体12の可撓性よりも小さい材料、例えば、塩化ビニールやエラストマー等から形成されており、前記芯体9は、前記基部11及び前記突出部15の可撓性よりも更に小さくて剛性が強い材料、例えば、ABS、ポリプロピレン等から形成されている。即ち、前記ブラシ体12が最も撓みやすく、次に、前記基部11及び前記突出部15で、最も撓みにくいのが前記芯体9である。可撓性の大きさを前記ブラシ体12、前記基部11及び前記突出部15、前記芯体9の順とすることで、絨毯等の被掃除面においては、前記ブラシ体12の腰折れを前記突出部15で抑制しつつ掃除し、フローリング等の被掃除面においては、前記突出部15が被掃除面に当たっても撓むため、床面の傷つけを防止できるとともに、前記突出部15を介して前記基部11にストレスが加わっても、前記芯体9の溝10が前記基部11を保持し、前記基部11が前記芯体9の溝10から外れることを防止できるようになる。
16は、前記吸込口6の前方に配設され、バンパー17と一体形成されたサクションキーパーで、軟質ゴム等の可撓性を有する材料にて形成されており、該サクションキーパー16によって深部吸込力を向上させている。前記サクションキーパー16と前記バンパー17とを一体で形成しているため安価に構成できる。
18は、前記吸込具本体1の前面で、且つ前記サクションキーパー16の両端に形成された筒状の吸気路で、該吸気路18は、前記上ケース2と前記下ケース3とで形成されている。従来は、前記吸気路18を前記下ケース3のみで形成していたが、金型が上下に抜ける範囲内でしか吸気路の長さを確保できず、吸気路を前記回転ブラシ8の前記ブラシ体12及び前記ブレード14の近傍まで近づけることができなかったが、前記吸気路18を上下に分割し、前記上ケース2と前記下ケース3とで形成することにより、簡単な金型構造で前記吸気路18を前記ブラシ体12及び前記ブレード14の近傍まで近づけることができ、前記吸気路18から取り入れた空気を前記ブラシ体12及び前記ブレード14に当て、前記回転ブラシ8に安定した回転力を与えることができるようになっている。
19は、前記吸込口6の前方の両端に設けられた前車輪、20は、前記吸込具本体1の後部の中央に設けられた後車輪で、前記吸込具本体1が被掃除面をスムーズに移動できるようになっている。
21は、前記吸込口6の後方の溝22に装着される除去ブラシで、前記吸込具本体1の被掃除面移動時に被掃除面の塵埃を除去できるようになっている。
上記構成によって、掃除機本体にホース及び延長管を介して前記吸込具本体1を接続し、前記吸込具本体1を被掃除面に置いた状態で、電動送風機を駆動すると、前記吸気路18から取り入れられた空気が前記ブラシ体12及び前記ブレード14に衝突し、前記回転ブラシ8が時計方向に回転する。また、前記吸気路18からは空気だけでなく、前記吸込具本体1の前方にある塵埃も吸引できる。
毛先の長い絨毯等を掃除する場合は、前記ブラシ体12が絨毯の毛先に当たっても、前記突出部15により前記ブラシ体12を直立状態に保持し、前記ブラシ体2の腰折れを抑制することができるため、毛の根元部分にある塵埃を前記ブラシ体12にて確実に掻き出し、塵埃の吸い残しが発生することがない。
フローリング等を掃除する場合は、可撓性の大きさが前記ブラシ体12、前記基部11及び前記突出部14、前記芯体9の順となっているので、前記突出部14が被掃除面に当たっても撓むため、床面の傷つけを防止できるとともに、前記基部11が前記芯体9の溝から外れることがない。
前記吸込具本体1を被掃除面から持ち上げた状態では、前記吸込口6からの吸込抵抗が小さいため、前記吸込口6からほとんどの空気が吸い込まれる。従って、前記吸気路18からはほとんど空気が取り入れられず、前記吸込口6から吸引される空気の流速は遅く、前記回転ブラシ8はほとんど回転しない。
また、除去ブラシ21においても、ブラシ体の腰折れを抑制するために、図5に示すように上記実施の回転ブラシ8の形態を除去ブラシ21に用いても構わない。
また、除去ブラシ21においても、ブラシ体の腰折れを抑制するために、図5に示すように上記実施の回転ブラシ8の形態を除去ブラシ21に用いても構わない。
6 吸込口
1 吸込具本体
8 回転ブラシ
9 芯体
10 溝
11 基部
15 突出部
1 吸込具本体
8 回転ブラシ
9 芯体
10 溝
11 基部
15 突出部
Claims (3)
- 下面に吸込口を有する吸込具本体と、前記吸込口に臨ませて回転する回転ブラシと、該回転ブラシの芯体に形成された溝に基部を挿入して装着されるブラシ体とを備え、前記基部は、前記芯体の溝に挿入した状態で前記芯体の外径よりも突出する突出部を有することを特徴とする床用吸込具。
- 前記突出部の可撓性を前記ブラシ体の可撓性よりも小さく、且つ前記芯体の可撓性は、前記突出部の可撓性よりも小さくしたことを特徴とする請求項1記載の床用吸込具。
- 前記ブラシ体と前記基部とはインサート成型にて構成されることを特徴とする請求項1記載の床用吸込具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004310289A JP2006122065A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 床用吸込具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004310289A JP2006122065A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 床用吸込具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006122065A true JP2006122065A (ja) | 2006-05-18 |
Family
ID=36717355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004310289A Withdrawn JP2006122065A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 床用吸込具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006122065A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017213390A (ja) * | 2013-02-19 | 2017-12-07 | ダイソン・テクノロジー・リミテッド | 真空掃除機用具 |
WO2023132457A1 (ko) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | 삼성전자주식회사 | 진공 청소기 |
WO2023136445A1 (ko) * | 2022-01-12 | 2023-07-20 | 삼성전자주식회사 | 진공 청소기 |
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2004
- 2004-10-26 JP JP2004310289A patent/JP2006122065A/ja not_active Withdrawn
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070305 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080109 |