JP2006121899A - 振動発生モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータが小型になり取付部材の肉厚が薄くなると、クラック等が発生した。
【解決手段】 振動発生モータ1は、軸固定面5を有するブロック状の振動子4を回転軸3に偏芯固定させたものである。このような振動発生モータ1では、軸固定面5に沿って形成された軸挿入溝6に回転軸3を挿入した状態で、軸固定面5の軸挿入溝6近傍にプレス片11で圧縮してプレス凹部7を形成し、このプレス凹部7の形成により内側に張り出した軸挿入溝6の内壁面6aで回転軸3をかしめて、回転軸3に振動子4を固定させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば携帯通信機器等の呼び出し機能に用いられる振動発生モータに関する。
従来は、特許文献1や特許文献2のように振動子に回転軸を挿入して振動子の取付部材で回転軸をかしめて固定する方法、特許文献3のように振動子に回転軸を圧入して固定する方法、或いは特許文献4のように振動子に回転軸を挿入して溶接で固定する方法などが知られている。
実公平4−13860号公報 特許第2518781号公報 実開平6−48369号公報 特開平6−98496号公報
ところで、従来の固定方法では短時間で確実に回転軸に振動子を固定できる利点があるが、振動子には回転軸に固定させるための取付部材が必要となる。しかし、モータが小型になり取付部材の肉厚が薄くなると、クラックの発生による取付部材の破損や、回転軸をかしめる力の不足による振動子固定の不安定などの不都合が生じた。
本発明は、このような問題を解決し、小型になっても回転軸から振動子が外れ難い、耐久性に優れた振動発生モータを提供することを目的とする。
請求項1の振動発生モータは、軸固定面を有する振動子を回転軸に偏芯固定した振動発生モータであって、軸固定面に形成され、回転軸を挿入させる軸挿入溝と、この軸挿入溝の開口側に広くなる断面形状のプレス凹部と、を備え、このプレス凹部は、軸固定面に対して垂直方向に下降するプレス片で軸固定面の軸挿入溝近傍を圧縮することによって成形されることを特徴とする。
このような構成を採用した場合に、プレス片で軸固定面の軸挿入溝近傍を圧縮すると、このプレス片が軸固定面を凹状に埋没させてプレス凹部が成形される。その結果、プレス凹部に近接する軸挿入溝の内壁面が内側に張り出すことになる。この張り出しによって軸挿入溝の幅が狭まる。ここで、プレス凹部の断面形状は開口側に広くなっているため、軸挿入溝の幅は、開口側が最も狭くなる。したがって、例えば、軸挿入溝に回転軸が挿入された状態で、上記プレス凹部を圧縮成形させれば、軸挿入溝に挿入された回転軸を、軸挿入溝の内壁面に挟み込ませることができる。これにより、振動子は回転軸に確実に固定される。
特に、モータが小型になると、回転軸に振動子を取り付けるための構造が微細になる。このため、例えば、取付部材に回転軸を通して固定するといった従来の振動発生モータでは、取付部材の肉厚が薄くなり、取付部材が破損し易くなる。請求項1の振動発生モータは、軸固定面に軸挿入溝が形成されただけの極めて単純な構造の振動子にプレス凹部を形成している。このため、モータの小型化によっても振動子の各部分は一定の肉厚を保持するので、振動子が破損することはない。その結果、請求項1の振動発生モータは、モータの小型化によっても耐久性能が高い。
本発明は、以上のように構成されているため次のような効果を得ることができる。
即ち、プレス片で軸固定面の軸挿入溝近傍を押し込み圧縮することにより、プレス片はプレス凹部を形成すると共に軸挿入溝の内壁面を内側に張り出させる。この張り出しによって軸挿入溝の幅が狭まり、回転軸は軸挿入溝の内壁面に挟み込まれる。このため、振動子は回転軸に確実に固定され、たとえモータが小型になっても回転軸から振動子が外れることはない。その結果、本発明を用いれば、耐久性に優れた振動発生モータが製造できる。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態である振動発生モータを示す斜視図である。図1に示すように、振動発生モータ1は、モータ本体2の回転軸3に偏芯固定されたタングステンニッケル製の振動子4を備えている。振動子4は、円柱を軸線方向に切断したブロック形状を有しており、この切断面が回転軸3を固定するための軸固定面5となっている。軸固定面5には両端面を貫通する軸挿入溝6が形成され、振動子4における軸挿入溝6の延在方向と直交する断面は半月形状である。図2に示すように、軸挿入溝6は回転軸3の径と略同一の径を有するR溝であり、軸挿入溝6には回転軸3が挿入されている。また、軸固定面5の軸挿入溝6近傍には、軸挿入溝6を挟んで一対のプレス凹部7が圧縮成形されている。プレス凹部7は開口側に広い断面台形状を有しており、プレス凹部7の圧縮成形によって軸挿入溝6の内壁面6aに張り出し8が形成されている。この張り出し8で回転軸3はかしめられ、振動子4は回転軸3に確実に固定される。なお、軸挿入溝6は回転軸3の径と略同一の径を有するU溝であってもよい。また、軸挿入溝6の幅は約0.8mmであり、一対のプレス凹部7の間隔は約1.0mmである。
次に、本実施形態である振動子の固定方法について説明する。図3(a)に示すように、振動子4は振動子固定台9に載置され、振動子固定台9の上方にタングステンカーバイト製のプレス部材10が配置されている。プレス部材10の下端には断面台形状の一対のプレス片11が突設されており、プレス部材10の上端は駆動アーム(図示せず)に固定されている。そして、駆動アームが上下動することによりプレス部材10は上昇及び下降する。
軸挿入溝6の径は回転軸3の径と略同一なので、図3(b)に示すように、振動子4の一方の端面から軸挿入溝6に回転軸3を押し込むだけで、簡単に回転軸3を軸挿入溝6に挿入させることができる。その後、図4(c)に示すように、駆動アームを駆動させてプレス部材10を下降させると、一対のプレス片11で振動子4の軸固定面5が均一に圧縮される。その結果、図4(d)に示すように、一対のプレス凹部7が軸挿入溝6の両脇に圧縮成形される。また、これらのプレス片11の圧縮により軸挿入溝6の内壁面に一対の張り出し8が形成される。これらの張り出し8によって回転軸3は軸挿入溝6の内壁面に包み込まれ、軸挿入溝6の内壁面で回転軸3をかしめることができる。その結果、振動子4は回転軸3に確実に固定される。
特に、モータが小型になると、回転軸3に振動子4を取り付けるための構造が微細になる。しかしながら、本実施形態の振動発生モータ1は、軸固定面5に設けられた軸挿入溝6に回転軸3を挿入するといった単純な構造であるため、モータの小型化によって振動子4が破損し易くなることはない。また、従来は、振動子の取付部材をかしめて回転軸を固定していたので、モータの小型化によって肉厚の薄くなった取付部材が破損することがあった。しかしながら、本実施形態の固定方法は、最も肉厚のある軸固定面5に対して垂直に力を加えて回転軸3をかしめているので、モータが小型になっても振動子4にクラックや欠けが生じる心配がなく、振動子4の安定した固定が可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内において、例えば以下のように変更することも可能である。
(1)上記実施形態では、一対のプレス片11を有するプレス部材10を用いて、振動子4の軸挿入溝6に一対の張り出し8を形成しているが、単一のプレス片11を有するプレス部材10を用いて、振動子4の軸挿入溝6に単一の張り出し8を形成してもよい。また、3個以上のプレス片11を有するプレス部材10を用いて、振動子4の軸挿入溝6に3個以上の張り出し8を形成してもよい。これらの場合でも、軸挿入溝6の内壁面で回転軸3を確実にかしめることができる。
(2)上記実施形態では、振動子4の断面は、半月形状であったが、長方形状、台形状などであってもよい。
(3)上記実施形態では、プレス凹部7の断面は、開口側に広い台形状であったが、三角形状などであってもよい。
本発明に係る振動発生モータの一実施形態を示す斜視図である。 図1の振動子の要部を示す断面図である。 (a)(b)は、本発明に係る振動子の固定方法の工程を示す斜視図である。 (c)(d)は、本発明に係る振動子の固定方法の工程を示す斜視図である。
符号の説明
1…振動発生モータ、3…回転軸、4…振動子、5…軸固定面、6…軸挿入溝、6a…内壁面、7…プレス凹部、8…張り出し、11…プレス片。

Claims (1)

  1. 軸固定面を有する振動子を回転軸に偏芯固定した振動発生モータであって、
    前記軸固定面に形成され、前記回転軸を挿入させる軸挿入溝と、
    前記軸挿入溝の開口側に広くなる断面形状のプレス凹部と、を備え、
    前記プレス凹部は、前記軸固定面に対して垂直方向に下降するプレス片で前記軸固定面の前記軸挿入溝近傍を圧縮することによって成形されることを特徴とする振動発生モータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018135450A1 (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 日本電産株式会社 振動モータ、振動モータの製造方法

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