JP2006121196A - 移動端末及び地域別コンテンツ再生システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 デジタル放送波により、地域に応じて再生・処理されるデータが異なる、地域別コンテンツデータを配信し、デジタル放送受信端末がデータを蓄積後、ユーザが移動した後でも地域に応じた有益な情報を提供する。
【解決手段】 放送局100からデジタル放送波により地域別コンテンツデータが配信され、デジタル放送受信端末200はそのデータを記憶領域に蓄積し、再生・利用時に自装置の位置情報を取得し、位置情報に応じたデータを再生・利用する。デジタル放送受信端末200は、地域別コンテンツの利用情報を利用情報収集センタ300に送信することにより、どのコンテンツがどれだけ利用されているかという情報を得る。
【選択図】 図1
【解決手段】 放送局100からデジタル放送波により地域別コンテンツデータが配信され、デジタル放送受信端末200はそのデータを記憶領域に蓄積し、再生・利用時に自装置の位置情報を取得し、位置情報に応じたデータを再生・利用する。デジタル放送受信端末200は、地域別コンテンツの利用情報を利用情報収集センタ300に送信することにより、どのコンテンツがどれだけ利用されているかという情報を得る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、移動端末及び地域別コンテンツ再生システムに係り、デジタル放送に関するものであって、デジタル放送を受信・再生する装置、中でも移動型装置を対象とした移動端末及び地域別コンテンツ再生システムに関するものである。
デジタル放送では、高品質な映像・音声サービス以外に、放送波にデータを多重して送信することによる、データ放送サービスが行なわれている。
現在のデータ放送サービスには、スポーツ番組視聴中にスポーツの途中経過を表示する等、映像・音声サービスの内容に関連した番組連動型データ放送や、バラエティ番組視聴中に最新ニュースや天気情報を表示する等、映像・音声サービスの内容とは関係ない、独立型データ放送サービスがある。このようなデータ放送サービスの中でも、受信装置に設定された郵便番号を用いて、地域ごとの天気情報を表示するような、地域に応じた情報を配信しているサービスもある。
また現在、大容量記憶機能を具備するデジタル放送受信・再生端末、例えばデジタル放送を受信できる家庭内ホームサーバーにおいて、放送波により一斉配信されるファイル形式のデータコンテンツを、一旦、前記記憶領域に蓄積した上で、ユーザの好きなタイミングで蓄積されたコンテンツを再生・利用するような、蓄積型データの配信サービスが検討されている。
この様な背景の中、特許文献1には、デジタル放送波に地域毎のCM用データコンテンツが多重・送信される場合に、蓄積機能を具備するデジタル放送受信端末が、自装置に入力された位置情報に応じて、地域に対応するCM用データコンテンツのみを蓄積することにより、CMの再生時刻には地域別CMを再生する手法が、記載されている。
現在のデータ放送サービスには、スポーツ番組視聴中にスポーツの途中経過を表示する等、映像・音声サービスの内容に関連した番組連動型データ放送や、バラエティ番組視聴中に最新ニュースや天気情報を表示する等、映像・音声サービスの内容とは関係ない、独立型データ放送サービスがある。このようなデータ放送サービスの中でも、受信装置に設定された郵便番号を用いて、地域ごとの天気情報を表示するような、地域に応じた情報を配信しているサービスもある。
また現在、大容量記憶機能を具備するデジタル放送受信・再生端末、例えばデジタル放送を受信できる家庭内ホームサーバーにおいて、放送波により一斉配信されるファイル形式のデータコンテンツを、一旦、前記記憶領域に蓄積した上で、ユーザの好きなタイミングで蓄積されたコンテンツを再生・利用するような、蓄積型データの配信サービスが検討されている。
この様な背景の中、特許文献1には、デジタル放送波に地域毎のCM用データコンテンツが多重・送信される場合に、蓄積機能を具備するデジタル放送受信端末が、自装置に入力された位置情報に応じて、地域に対応するCM用データコンテンツのみを蓄積することにより、CMの再生時刻には地域別CMを再生する手法が、記載されている。
前述の特許文献1には、固定向けサービスとしての地域別CMの再生手段のみならず、移動体向けの地域別CMの再生に関しても記載されている。
しかし、移動体端末でデジタル放送を視聴する場合、例えば電車や車で移動中にデジタル放送を受信・視聴している際に、地域別コンテンツデータを取得したとしても、蓄積した地域別コンテンツデータを再生・利用するときには既に別の場所に移動してしまうと、ユーザにとって有益でない情報となってしまう可能性がある。
本発明は、以上の点に鑑み、データを受信・蓄積後にユーザが移動しても、ユーザにとって、より有益な情報を提供することを目的とする。
また、現在、携帯電話において自装置の位置情報を取得し、携帯電話の通信機能を利用して位置情報に応じた地域情報を取得するサービスが実施されている。この方法では、センターにアクセスするために、センター側でログを記録し、どの地域情報がどれだけを取得されたかという情報を収集・管理することが比較的容易である。しかし、デジタル放送波によるデータ配信サービスでは基本的には、端末は自らセンターにアクセスする必要なく、データコンテンツを受動的に取得でき、放送波による、放送局から端末への一方向の通信でサービスが完結してしまうため、携帯電話による利用情報を収集することができない。
そこで本発明は、配信されたコンテンツデータが、どれだけ携帯電話で利用されているかという情報を収集することも目的とする。
しかし、移動体端末でデジタル放送を視聴する場合、例えば電車や車で移動中にデジタル放送を受信・視聴している際に、地域別コンテンツデータを取得したとしても、蓄積した地域別コンテンツデータを再生・利用するときには既に別の場所に移動してしまうと、ユーザにとって有益でない情報となってしまう可能性がある。
本発明は、以上の点に鑑み、データを受信・蓄積後にユーザが移動しても、ユーザにとって、より有益な情報を提供することを目的とする。
また、現在、携帯電話において自装置の位置情報を取得し、携帯電話の通信機能を利用して位置情報に応じた地域情報を取得するサービスが実施されている。この方法では、センターにアクセスするために、センター側でログを記録し、どの地域情報がどれだけを取得されたかという情報を収集・管理することが比較的容易である。しかし、デジタル放送波によるデータ配信サービスでは基本的には、端末は自らセンターにアクセスする必要なく、データコンテンツを受動的に取得でき、放送波による、放送局から端末への一方向の通信でサービスが完結してしまうため、携帯電話による利用情報を収集することができない。
そこで本発明は、配信されたコンテンツデータが、どれだけ携帯電話で利用されているかという情報を収集することも目的とする。
本発明は、上記目的を達成する手段として、次のようなシステムを構成する。
(1)映像・音声データと同時に、地域ごとに再生するコンテンツが異なるコンテンツデータ(以下、「地域別コンテンツデータ」と呼ぶ。)を多重して送出することができる放送設備を有し、
(2)デジタル放送を受信・再生する手段を有する移動端末であって、自装置の位置情報を取得する手段と、デジタル放送を視聴中に前記地域別コンテンツデータを受信し、受信したデータを、自装置内部の記憶領域に蓄積する手段と、蓄積した地域別コンテンツデータを再生・利用する際に、自装置の位置情報と、地域別データコンテンツに付加されるコンテンツ位置情報を比較し、再生する地域別コンテンツを特定し、該当するコンテンツを再生する手段とを備えた移動端末(以下、「デジタル放送受信移動」と呼ぶ。)を有し、
(3)さらにデータが再生・利用されたという情報を収集する手段と、収集した情報を放送局やスポンサー・コンテンツプロバイダに送信する手段とを備えたコンテンツ利用情報収集・配信装置とを、
有するシステムである。
(1)映像・音声データと同時に、地域ごとに再生するコンテンツが異なるコンテンツデータ(以下、「地域別コンテンツデータ」と呼ぶ。)を多重して送出することができる放送設備を有し、
(2)デジタル放送を受信・再生する手段を有する移動端末であって、自装置の位置情報を取得する手段と、デジタル放送を視聴中に前記地域別コンテンツデータを受信し、受信したデータを、自装置内部の記憶領域に蓄積する手段と、蓄積した地域別コンテンツデータを再生・利用する際に、自装置の位置情報と、地域別データコンテンツに付加されるコンテンツ位置情報を比較し、再生する地域別コンテンツを特定し、該当するコンテンツを再生する手段とを備えた移動端末(以下、「デジタル放送受信移動」と呼ぶ。)を有し、
(3)さらにデータが再生・利用されたという情報を収集する手段と、収集した情報を放送局やスポンサー・コンテンツプロバイダに送信する手段とを備えたコンテンツ利用情報収集・配信装置とを、
有するシステムである。
前記地域別コンテンツデータは、再生・利用されるデータ部の他に、コンテンツを識別するための識別情報を有し、利用・再生地域を限定するための、コンテンツ位置情報等を有する。
前記デジタル放送受信移動端末は、受信した地域別コンテンツデータを蓄積するための記憶領域を有する。前記デジタル放送受信移動端末は、デジタル放送を視聴中に地域別コンテンツデータの提示要求があった際に、記憶領域に蓄積したデータの内、該当地域に対応する地域コンテンツデータを抽出し、提示する機能を有する。前記デジタル放送受信移動端末は、ユーザから地域別コンテンツデータの利用要求があった際に、記憶領域に蓄積したデータの内、当該地域に対応する地域別コンテンツデータを抽出し、再生する機能を有する。
前記デジタル放送受信移動端末は、地域別コンテンツデータが再生・利用された際に、その時点の時刻情報・位置情報、コンテンツデータ識別情報等、「いつ」「どこで」「どのデータが」「どのように」再生・利用されたかという地域別コンテンツ利用情報を取得する機能を有する。前記デジタル放送受信移動端末は、前記取得した地域別コンテンツ利用情報を、その都度、利用情報収集・配信システムに送信する機能を有する。または、前記デジタル放送受信移動端末は、前記取得した地域別コンテンツ利用情報を記録しておき、一定のタイミングで利用情報収集・配信システムに送信する機能を有する。
前記デジタル放送受信移動端末は、受信した地域別コンテンツデータを蓄積するための記憶領域を有する。前記デジタル放送受信移動端末は、デジタル放送を視聴中に地域別コンテンツデータの提示要求があった際に、記憶領域に蓄積したデータの内、該当地域に対応する地域コンテンツデータを抽出し、提示する機能を有する。前記デジタル放送受信移動端末は、ユーザから地域別コンテンツデータの利用要求があった際に、記憶領域に蓄積したデータの内、当該地域に対応する地域別コンテンツデータを抽出し、再生する機能を有する。
前記デジタル放送受信移動端末は、地域別コンテンツデータが再生・利用された際に、その時点の時刻情報・位置情報、コンテンツデータ識別情報等、「いつ」「どこで」「どのデータが」「どのように」再生・利用されたかという地域別コンテンツ利用情報を取得する機能を有する。前記デジタル放送受信移動端末は、前記取得した地域別コンテンツ利用情報を、その都度、利用情報収集・配信システムに送信する機能を有する。または、前記デジタル放送受信移動端末は、前記取得した地域別コンテンツ利用情報を記録しておき、一定のタイミングで利用情報収集・配信システムに送信する機能を有する。
利用情報収集・配信装置は、複数の前記デジタル放送受信移動端末より送信される前記地域別コンテンツデータ利用情報を収集する機能を有する。利用情報収集・配信装置は、前記地域別コンテンツ利用情報を収集・処理し、放送事業者およびスポンサー・コンテンツプロバイダ等に対し、地域別データ利用統計情報として送信する機能を有する。
本発明の第1の解決手段によると、
リアルタイムで放送される番組の放送コンテンツと、地域によって内容の異なる地域別コンテンツと、地域を識別するコンテンツ位置情報とを含むデジタル放送を受信・再生するための移動端末であって、
デジタル放送を受信する受信部と、
リアルタイム放送コンテンツ及び/又は地域別コンテンツを視聴するための表示・再生部と、
地域別コンテンツをコンテンツ位置情報とともに蓄積する記憶部と、
自端末の位置情報を取得する位置情報取得機能部と、
前記受信部が受信したデジタル放送から、放送コンテンツを取り出して前記表示・再生部に出力し、一方、コンテンツ位置情報及び地域別コンテンツを取り出して前記記憶部に蓄積し、地域別コンテンツを視聴する際に、前記位置情報取得機能部が取得した位置情報と前記記憶部に蓄積した地域別コンテンツに付加されるコンテンツ位置情報とを比較することにより、位置に応じた地域別コンテンツを選択して前記表示・再生部で表示するための処理部と、
を備えた移動端末が提供される。
リアルタイムで放送される番組の放送コンテンツと、地域によって内容の異なる地域別コンテンツと、地域を識別するコンテンツ位置情報とを含むデジタル放送を受信・再生するための移動端末であって、
デジタル放送を受信する受信部と、
リアルタイム放送コンテンツ及び/又は地域別コンテンツを視聴するための表示・再生部と、
地域別コンテンツをコンテンツ位置情報とともに蓄積する記憶部と、
自端末の位置情報を取得する位置情報取得機能部と、
前記受信部が受信したデジタル放送から、放送コンテンツを取り出して前記表示・再生部に出力し、一方、コンテンツ位置情報及び地域別コンテンツを取り出して前記記憶部に蓄積し、地域別コンテンツを視聴する際に、前記位置情報取得機能部が取得した位置情報と前記記憶部に蓄積した地域別コンテンツに付加されるコンテンツ位置情報とを比較することにより、位置に応じた地域別コンテンツを選択して前記表示・再生部で表示するための処理部と、
を備えた移動端末が提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
上述のような移動端末と、
リアルタイムで放送される番組の放送コンテンツと、地域によって内容の異なる地域別コンテンツと、地域を識別するコンテンツ位置情報とを多重・配信するための放送局設備と
を備えた地域別コンテンツ再生システムが提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
上述のような移動端末と、
複数の前記移動端末より送信される地域別コンテンツの利用情報を収集し、収集及び統計処理した結果を放送局、スポンサー等の他の装置に対し配信するための利用情報収集システムと
を備えた地域別コンテンツ再生システムが提供される。
上述のような移動端末と、
リアルタイムで放送される番組の放送コンテンツと、地域によって内容の異なる地域別コンテンツと、地域を識別するコンテンツ位置情報とを多重・配信するための放送局設備と
を備えた地域別コンテンツ再生システムが提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
上述のような移動端末と、
複数の前記移動端末より送信される地域別コンテンツの利用情報を収集し、収集及び統計処理した結果を放送局、スポンサー等の他の装置に対し配信するための利用情報収集システムと
を備えた地域別コンテンツ再生システムが提供される。
本発明により、デジタル放送波で地域別コンテンツデータを配信し、デジタル放送受信移動端末で受信・蓄積する手段において、地域別コンテンツデータを受信する際に、複数の地域別コンテンツデータの中から地域別にフィルタリングし、当該データのみを蓄積するのではなく、実際に再生・利用する際に、複数の地域別コンテンツデータの中からフィルタリングし、当該データを再生することにより、ユーザは移動に伴う無益な情報を取得するのではなく、より有益な情報を取得することが可能となる。
また、地域別コンテンツの利用情報を収集し、地域別コンテンツデータがいつ、どこで利用されているか、どの地域で有効に活用されているかといった情報を得ることにより、スポンサーやコンテンツプロバイダは地域別コンテンツデータの制作や次回の配信などに活用することができる。また放送事業者は、時間単位ではなく地域単位のコンテンツ配信料金設定といった新たなコンテンツ配信料金体系の設定も可能となる。
また、地域別コンテンツの利用情報を収集し、地域別コンテンツデータがいつ、どこで利用されているか、どの地域で有効に活用されているかといった情報を得ることにより、スポンサーやコンテンツプロバイダは地域別コンテンツデータの制作や次回の配信などに活用することができる。また放送事業者は、時間単位ではなく地域単位のコンテンツ配信料金設定といった新たなコンテンツ配信料金体系の設定も可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。図1において、本システムは、放送局100と、デジタル放送を受信・再生可能な移動端末200(以降、デジタル放送受信移動端末と呼ぶ)と、利用情報収集センター300と、スポンサーまたはコンテンツプロバイダ400を備える。
放送局100は、配信する地域別コンテンツデータを格納してある地域別コンテンツ格納サーバ120と、地域別コンテンツデータをデジタル放送波500に多重・配信することができる放送設備110を含む。
図2は、デジタル放送受信移動端末の基本構成図である。
デジタル放送受信移動端末200は、図2に示すように、デジタル放送波500を受信するデジタル放送受信部210と、デジタル放送受信移動端末200における動作を処理する処理部220と、データを記録する記録媒体230と、映像や画像を表示する表示部240と、音声を再生する音声再生部250と、外部と通信を行うための通信機能部260と、自装置の位置を特定するための位置情報取得機能部270を含む。
デジタル放送受信移動端末200は、例えば、携帯電話、PDAやカーナビゲーション端末であることが想定される。
図1は、本発明の実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。図1において、本システムは、放送局100と、デジタル放送を受信・再生可能な移動端末200(以降、デジタル放送受信移動端末と呼ぶ)と、利用情報収集センター300と、スポンサーまたはコンテンツプロバイダ400を備える。
放送局100は、配信する地域別コンテンツデータを格納してある地域別コンテンツ格納サーバ120と、地域別コンテンツデータをデジタル放送波500に多重・配信することができる放送設備110を含む。
図2は、デジタル放送受信移動端末の基本構成図である。
デジタル放送受信移動端末200は、図2に示すように、デジタル放送波500を受信するデジタル放送受信部210と、デジタル放送受信移動端末200における動作を処理する処理部220と、データを記録する記録媒体230と、映像や画像を表示する表示部240と、音声を再生する音声再生部250と、外部と通信を行うための通信機能部260と、自装置の位置を特定するための位置情報取得機能部270を含む。
デジタル放送受信移動端末200は、例えば、携帯電話、PDAやカーナビゲーション端末であることが想定される。
利用情報収集センター300は、地域別コンテンツ利用情報収集・配信システム310を含む。
図3に、地域別コンテンツデータ格納サーバ120に格納されるデータの概要を示す。地域別コンテンツデータは、本体である地域別コンテンツ142に、地域別コンテンツデータのコンテンツ分類145(例えば、CMデータ、着信メロディ、クーポンデータなどといった分類)、地域別コンテンツデータのスポンサー・コンテンツプロバイダ識別146が付加され、サーバ120に格納されている。一時記憶233は、容量に応じて、所定時間経過すると、データが削除されるようにしてもよい。
ここで、地域別コンテンツ142の例としては、ある特定のエリアに対するスポンサーのCM映像や、自治体からのお知らせ情報を含んだ映像データが想定される。また映像ではなく、特定のエリアに対するユーザを対象とした、スポンサーのクーポンデータや付近の店舗までの地図情報、おすすめの観光案内情報等といった画像情報・文字情報等も想定される。さらに、デジタル放送受信端末が携帯電話などの場合、ある特定の地域限定で取得することが可能な壁紙や着信メロディのデータ等も想定される。
図4に、地域別コンテンツデータがデジタル放送波500に多重・配信される際のデータフォーマットについて示す。多重配信される際の地域別コンテンツデータ140は、地域別コンテンツ識別情報141と地域別コンテンツそのもの142を含み、コンテンツ位置情報130を付加されて配信される。地域別コンテンツ識別情報141としては、例えば、送信日時143、放送事業者情報144、コンテンツ分類145、スポンサー・コンテンツプロバイダ情報146等を含む。放送設備110により、図3において、地域別コンテンツデータ格納サーバ120に格納されている情報はそのまま付加され、その他格納されていない情報(送信日時143等)に関しては、配信する際に付加されることになる。
図3に、地域別コンテンツデータ格納サーバ120に格納されるデータの概要を示す。地域別コンテンツデータは、本体である地域別コンテンツ142に、地域別コンテンツデータのコンテンツ分類145(例えば、CMデータ、着信メロディ、クーポンデータなどといった分類)、地域別コンテンツデータのスポンサー・コンテンツプロバイダ識別146が付加され、サーバ120に格納されている。一時記憶233は、容量に応じて、所定時間経過すると、データが削除されるようにしてもよい。
ここで、地域別コンテンツ142の例としては、ある特定のエリアに対するスポンサーのCM映像や、自治体からのお知らせ情報を含んだ映像データが想定される。また映像ではなく、特定のエリアに対するユーザを対象とした、スポンサーのクーポンデータや付近の店舗までの地図情報、おすすめの観光案内情報等といった画像情報・文字情報等も想定される。さらに、デジタル放送受信端末が携帯電話などの場合、ある特定の地域限定で取得することが可能な壁紙や着信メロディのデータ等も想定される。
図4に、地域別コンテンツデータがデジタル放送波500に多重・配信される際のデータフォーマットについて示す。多重配信される際の地域別コンテンツデータ140は、地域別コンテンツ識別情報141と地域別コンテンツそのもの142を含み、コンテンツ位置情報130を付加されて配信される。地域別コンテンツ識別情報141としては、例えば、送信日時143、放送事業者情報144、コンテンツ分類145、スポンサー・コンテンツプロバイダ情報146等を含む。放送設備110により、図3において、地域別コンテンツデータ格納サーバ120に格納されている情報はそのまま付加され、その他格納されていない情報(送信日時143等)に関しては、配信する際に付加されることになる。
また、コンテンツ位置情報130は、デジタル放送受信移動端末200が、処理する地域別コンテンツを判断するための情報であり、後述するように、その判断手段によって内容が異なる。この例では、コンテンツ位置情報130は、地点情報131、範囲情報132を含む。
地域別コンテンツデータ140はコンテンツ位置情報130が付加され、放送設備110によりリアルタイム放送などのストリーム等に多重された上で、配信スケジュールに基づき、配信される。
図2に示すような、デジタル放送受信移動端末200において、映像・音声・データ放送が多重されたデジタル放送波を受信・再生することができ、地域別コンテンツデータを蓄積できる。以下、デジタル放送受信移動端末200の基本的な構成・動作について説明する。
放送局100から送信されたデジタル放送波500は、デジタル放送受信移動端末200においてデジタル放送受信部210にて受信、復調される。デジタル放送では、映像・音声・データなどがそれぞれパケットに分割され、特定のパケット識別情報を付加され、配信される。ここで、パケット識別情報とは、パケットのヘッダ部に含まれ、デジタル放送波により伝送されるパケットの内容を識別する情報である。例えば、デジタル放送受信移動端末200において処理部220は、パケット識別情報によりパケットの内容を区別し、パケットの内容が映像データであれば映像再生の処理を、音声データであれば音声再生の処理を行う。デジタル放送受信移動端末200は、ユーザからリアルタイム放送コンテンツの表示・再生要求があった場合、処理部220において、受信した放送波500の中から該当のパケット識別が付加された映像用データ、音声用データを取り出し、表示部240・音声再生部250において、それぞれ再生する。
地域別コンテンツデータ140はコンテンツ位置情報130が付加され、放送設備110によりリアルタイム放送などのストリーム等に多重された上で、配信スケジュールに基づき、配信される。
図2に示すような、デジタル放送受信移動端末200において、映像・音声・データ放送が多重されたデジタル放送波を受信・再生することができ、地域別コンテンツデータを蓄積できる。以下、デジタル放送受信移動端末200の基本的な構成・動作について説明する。
放送局100から送信されたデジタル放送波500は、デジタル放送受信移動端末200においてデジタル放送受信部210にて受信、復調される。デジタル放送では、映像・音声・データなどがそれぞれパケットに分割され、特定のパケット識別情報を付加され、配信される。ここで、パケット識別情報とは、パケットのヘッダ部に含まれ、デジタル放送波により伝送されるパケットの内容を識別する情報である。例えば、デジタル放送受信移動端末200において処理部220は、パケット識別情報によりパケットの内容を区別し、パケットの内容が映像データであれば映像再生の処理を、音声データであれば音声再生の処理を行う。デジタル放送受信移動端末200は、ユーザからリアルタイム放送コンテンツの表示・再生要求があった場合、処理部220において、受信した放送波500の中から該当のパケット識別が付加された映像用データ、音声用データを取り出し、表示部240・音声再生部250において、それぞれ再生する。
一方、地域別コンテンツデータもリアルタイム放送コンテンツと同様に、パケットに分割され特定のパケット識別情報が付加された上で、デジタル放送波に多重され配信される。デジタル放送移動端末200は、受信部210において受信したデジタル放送波500の中から、処理部220において地域別コンテンツデータに付加されたパケット識別情報を特定することにより該当データを抽出し、記録媒体230中の一時記憶領域233に、地域別コンテンツデータを一旦蓄積する。ここで、地域別コンテンツデータ140は、コンテンツ位置情報130が付加されたまま蓄積される。
デジタル放送移動端末200において、地域別コンテンツデータ140の提示・利用・保存など(以下、「地域別コンテンツ処理」などと呼ぶ。)の要求があった際に、位置情報取得機能270により、自装置の位置情報600を取得する。
地域別コンテンツの処理要求とは、蓄積済みの地域別コンテンツデータに対して要求されるものであり、ユーザによる移動端末操作によって、地域別コンテンツを提示する要求であったり、永続的な保存を要求する操作によるものであったりする。また、リアルタイム放送を視聴中に、放送波により強制的に地域別コンテンツを再生・提示する要求であったりもする。
位置情報の取得手段としては、通信する基地局を特定することにより自装置の位置情報を取得することや、また、ビーコン受信機能やGPS機能を具備することにより、位置情報を取得すること等が考えられる。
デジタル放送受信移動端末200は、自装置の位置情報600を取得した上で、地域別コンテンツデータ140に付加されているコンテンツ位置情報130と、取得した自装置の位置情報600を比較し、該当する地域別コンテンツの処理を行う。
地域別コンテンツの処理要求とは、蓄積済みの地域別コンテンツデータに対して要求されるものであり、ユーザによる移動端末操作によって、地域別コンテンツを提示する要求であったり、永続的な保存を要求する操作によるものであったりする。また、リアルタイム放送を視聴中に、放送波により強制的に地域別コンテンツを再生・提示する要求であったりもする。
位置情報の取得手段としては、通信する基地局を特定することにより自装置の位置情報を取得することや、また、ビーコン受信機能やGPS機能を具備することにより、位置情報を取得すること等が考えられる。
デジタル放送受信移動端末200は、自装置の位置情報600を取得した上で、地域別コンテンツデータ140に付加されているコンテンツ位置情報130と、取得した自装置の位置情報600を比較し、該当する地域別コンテンツの処理を行う。
図5に、デジタル放送受信移動端末200における、地域別コンテンツデータ140の蓄積・処理の実施形態のフローチャートを示す。
デジタル放送受信移動端末200において、デジタル放送波500を受信し、ユーザが表示部240にてリアルタイム放送を視聴中に(F01)、視聴している番組に地域別コンテンツデータ140が多重されていれば(F02)、リアルタイム放送の視聴と同時に地域別コンテンツデータ140をデジタル放送携帯電話200が具備する一時記憶領域233に一旦蓄積する(F03)。
尚、地域別コンテンツデータ140を蓄積する際は、基本的には受信する全ての地域別コンテンツデータを蓄積する。この際、地域別コンテンツデータ140にはコンテンツ位置情報130が付加されたまま蓄積される。
地域別コンテンツデータ140の蓄積が完了後、地域別コンテンツの処理要求があった際に(F04)、デジタル放送受信移動端末200の有する位置情報取得機能部270により、自装置の位置情報を取得する(F05)。ここで、地域別コンテンツの処理要求のトリガは、ユーザ自らの端末操作によるコンテンツの処理要求であったり、リアルタイム放送による、強制的なコンテンツの処理要求であったりもする。強制的なコンテンツの処理要求は、放送事業者がリアルタイム放送コンテンツに、地域別コンテンツデータ140を処理する命令を組み込み、ユーザがリアルタイム放送を視聴中に、デジタル放送受信移動端末200がその命令を受信することにより可能となる。
デジタル放送受信移動端末200において、デジタル放送波500を受信し、ユーザが表示部240にてリアルタイム放送を視聴中に(F01)、視聴している番組に地域別コンテンツデータ140が多重されていれば(F02)、リアルタイム放送の視聴と同時に地域別コンテンツデータ140をデジタル放送携帯電話200が具備する一時記憶領域233に一旦蓄積する(F03)。
尚、地域別コンテンツデータ140を蓄積する際は、基本的には受信する全ての地域別コンテンツデータを蓄積する。この際、地域別コンテンツデータ140にはコンテンツ位置情報130が付加されたまま蓄積される。
地域別コンテンツデータ140の蓄積が完了後、地域別コンテンツの処理要求があった際に(F04)、デジタル放送受信移動端末200の有する位置情報取得機能部270により、自装置の位置情報を取得する(F05)。ここで、地域別コンテンツの処理要求のトリガは、ユーザ自らの端末操作によるコンテンツの処理要求であったり、リアルタイム放送による、強制的なコンテンツの処理要求であったりもする。強制的なコンテンツの処理要求は、放送事業者がリアルタイム放送コンテンツに、地域別コンテンツデータ140を処理する命令を組み込み、ユーザがリアルタイム放送を視聴中に、デジタル放送受信移動端末200がその命令を受信することにより可能となる。
次に、前記取得した自装置の位置情報600と、蓄積した地域別コンテンツデータ140に付加されている地域別コンテンツ位置情報130とを比較し(F06)、ユーザに最も適切な地域別コンテンツデータを処理する(F07)。この処理は、例えば、移動端末200に地域別コンテンツデータを表示・再生することなどである。
このように、地域別コンテンツデータを蓄積した時刻によらず、地域別コンテンツデータを処理する際に処理するべき地域別コンテンツデータを選択することにより、ユーザにとって、より有益な情報を提供することが可能となる。
また、記憶領域232に地域別コンテンツデータの全てを蓄積する容量が無い場合などは、地域別コンテンツデータ140を蓄積する時点で自装置の位置情報600と地域別コンテンツデータの持つ位置情報130を比較することにより、ある程度、対象となる地域別コンテンツデータを限定して蓄積するのも良い。その際、例えば、現在位置とコンテンツ位置情報とを比較して、所定範囲の距離内の地域別コンテンツデータのみを記憶するようにしてもよい。
このように、地域別コンテンツデータを蓄積した時刻によらず、地域別コンテンツデータを処理する際に処理するべき地域別コンテンツデータを選択することにより、ユーザにとって、より有益な情報を提供することが可能となる。
また、記憶領域232に地域別コンテンツデータの全てを蓄積する容量が無い場合などは、地域別コンテンツデータ140を蓄積する時点で自装置の位置情報600と地域別コンテンツデータの持つ位置情報130を比較することにより、ある程度、対象となる地域別コンテンツデータを限定して蓄積するのも良い。その際、例えば、現在位置とコンテンツ位置情報とを比較して、所定範囲の距離内の地域別コンテンツデータのみを記憶するようにしてもよい。
仮に地域別コンテンツの蓄積が未完了であった場合や、自装置の位置情報600に該当する地域別コンテンツ140が無かった場合は、デジタル放送受信移動端末200は要求された地域別コンテンツデータの処理を行うことができないため、ユーザにその旨を伝える。
また、リアルタイムコンテンツを視聴中に、その放送波により地域別コンテンツの提示要求があった際は、該当する地域別コンテンツデータが蓄積されていない場合には、引き続き視聴中のリアルタイムコンテンツを提示することが考えられる。このような場合に備えて、地域別コンテンツを提示する時間帯には、ユーザに共通的なリアルタイムコンテンツを放送し続けることもできる。
また、例えば地域別コンテンツを配信するメリットが少ない地域に対しては、初めから地域別コンテンツデータは配信せず、リアルタイムコンテンツのみを提示することを前提として放送することも考えられる。
次に、図6および図7に、当該地域において適切な地域別コンテンツデータを判断する手段の例を示す。
図6において、放送局100が地域別コンテンツデータ140を配信する際に、コンテンツ位置情報130として、地点情報131を付加して配信し、デジタル放送受信移動端末200が受信・蓄積する。蓄積の際には、地点情報131を付加したまま蓄積する。デジタル放送受信移動端末200において、地域別コンテンツデータ140の処理要求があった場合に、取得した自装置の位置情報600と、複数の地域別コンテンツデータの地点情報131をそれぞれ比較し、互いの距離を算出する。その中で、最も互いの距離が短い地域別コンテンツデータを最適な地域別コンテンツデータとして処理を行う。
また、リアルタイムコンテンツを視聴中に、その放送波により地域別コンテンツの提示要求があった際は、該当する地域別コンテンツデータが蓄積されていない場合には、引き続き視聴中のリアルタイムコンテンツを提示することが考えられる。このような場合に備えて、地域別コンテンツを提示する時間帯には、ユーザに共通的なリアルタイムコンテンツを放送し続けることもできる。
また、例えば地域別コンテンツを配信するメリットが少ない地域に対しては、初めから地域別コンテンツデータは配信せず、リアルタイムコンテンツのみを提示することを前提として放送することも考えられる。
次に、図6および図7に、当該地域において適切な地域別コンテンツデータを判断する手段の例を示す。
図6において、放送局100が地域別コンテンツデータ140を配信する際に、コンテンツ位置情報130として、地点情報131を付加して配信し、デジタル放送受信移動端末200が受信・蓄積する。蓄積の際には、地点情報131を付加したまま蓄積する。デジタル放送受信移動端末200において、地域別コンテンツデータ140の処理要求があった場合に、取得した自装置の位置情報600と、複数の地域別コンテンツデータの地点情報131をそれぞれ比較し、互いの距離を算出する。その中で、最も互いの距離が短い地域別コンテンツデータを最適な地域別コンテンツデータとして処理を行う。
図6の例では、地域別コンテンツデータNに対し、位置情報として地点N(緯度Xn,経度Yn)のような地点情報を付加した場合を示している。地域別コンテンツデータAの位置情報は地点A(Xa,Ya)であり、地域別コンテンツデータBの位置情報は地点B(Xb,Yb)、地域別コンテンツデータCの位置情報は地点C(Xc,Yc)である。デジタル放送受信移動端末200において、地域別コンテンツデータ140の処理要求があった際に位置情報取得機能により取得した位置情報600を地点O(Xo,Yo)とする。デジタル放送受信移動端末200のアプリケーション部231に配置される、位置情報比較機能により、[地点O―地点A]、[地点O―地点B]、[地点O―地点C]をそれぞれ算出し、[地点O―地点B]が最小値であると判断し、地域別コンテンツデータBを処理することになる。
図7にもう一つの例を示す。地域別コンテンツデータ140を配信する際に、それぞれのデータに該当する範囲情報132を付加して配信し、デジタル放送受信移動端末200で受信・蓄積する。地域別コンテンツデータ140の処理要求があった場合に、取得した自装置の位置情報600と、それぞれの地域別コンテンツデータの範囲情報132と比較し、自装置の位置情報600が地域別コンテンツの範囲情報に含まれる場合、そのコンテンツが、最適な地域別コンテンツデータとして処理する。
図7の例では、各地域別コンテンツデータに範囲情報(緯度Xk経度Yl−緯度Xm経度Yn)を付加することにより、最適な地域別コンテンツデータを判断する例を示している。地域別コンテンツデータAにはエリアA[X0Y2―X3Y3]という範囲情報を付加して配信している。これは、デジタル放送受信移動端末200が位置情報取得機能270により自装置の位置情報600を取得し、位置情報比較機能により、取得した自装置の位置情報600が緯度X0経度Y2−緯度X3経度Y3の範囲内に該当すれば、地域別コンテンツデータAを処理することを示している。地域別コンテンツデータB,Cに関しても同様であり、それぞれのエリアに対する地域別コンテンツデータを処理することとなる。
図7の例では、各地域別コンテンツデータに範囲情報(緯度Xk経度Yl−緯度Xm経度Yn)を付加することにより、最適な地域別コンテンツデータを判断する例を示している。地域別コンテンツデータAにはエリアA[X0Y2―X3Y3]という範囲情報を付加して配信している。これは、デジタル放送受信移動端末200が位置情報取得機能270により自装置の位置情報600を取得し、位置情報比較機能により、取得した自装置の位置情報600が緯度X0経度Y2−緯度X3経度Y3の範囲内に該当すれば、地域別コンテンツデータAを処理することを示している。地域別コンテンツデータB,Cに関しても同様であり、それぞれのエリアに対する地域別コンテンツデータを処理することとなる。
このように、最適な地域別コンテンツデータを判断する手段としては、様々な手法があるが、地域別コンテンツデータを配信する際に付加するコンテンツ位置情報130の内容を、判断手段に応じて変える事により、対応することが可能である。なお、上述の例は、複数の範囲がオーバーラップしていない場合を示したが、これに限らず、複数の範囲がオーバーラップして定められてもよく、その場合、該当する複数の地域別コンテンツデータを処理することができる。
図8は、地域別コンテンツデータ選択例である。
次に、地域別コンテンツの処理フローについて、図8を用いて説明する。始めに、リアルタイム番組を視聴中におけるCMの提示を例に説明する。
デジタル放送波500を受信し、リアルタイム番組241を視聴中に、同時に地域別コンテンツデータ140を記憶領域232の一時記憶領域233に蓄積する(F11)。
リアルタイム放送を視聴中にあるタイミングにおいて、デジタル放送受信移動端末200のデフォルト設定等により、自動的に地域別コンテンツデータ140が再生され、蓄積された複数の地域別コンテンツデータ群の中から、自装置の位置情報600に応じた地域別コンテンツ142が表示部240に表示される(F12)。この例では、地域別コンテンツ142はCMの動画コンテンツを表示する。
次に、地域別コンテンツの処理フローについて、図8を用いて説明する。始めに、リアルタイム番組を視聴中におけるCMの提示を例に説明する。
デジタル放送波500を受信し、リアルタイム番組241を視聴中に、同時に地域別コンテンツデータ140を記憶領域232の一時記憶領域233に蓄積する(F11)。
リアルタイム放送を視聴中にあるタイミングにおいて、デジタル放送受信移動端末200のデフォルト設定等により、自動的に地域別コンテンツデータ140が再生され、蓄積された複数の地域別コンテンツデータ群の中から、自装置の位置情報600に応じた地域別コンテンツ142が表示部240に表示される(F12)。この例では、地域別コンテンツ142はCMの動画コンテンツを表示する。
放送局側から、強制的に、自動的に地域別コンテンツデータを再生する手段としては、例えば、視聴中の番組において、任意のタイミングでデータイベントIDを更新し、auto_start_flug=1とすることにより、BML(Broadcast Markup Language)が起動する。起動したBMLに地域別コンテンツの再生を促す関数を記述することにより、可能となる。
また、リアルタイム放送のCM242は表示しつつ、地域別コンテンツデータ140を同時に表示する例を(F13)に示す。表示する地域別コンテンツ142としては、静止画・文字情報などであり、スポンサー店舗までの案内図やセールス情報等を表示することが考えられる。
さらに、リアルタイム放送番組241を視聴時に、ユーザが端末200を操作することにより、放送中のリアルタイム放送番組のスポンサー一覧244が提示され(F14)、ユーザが一覧244の中から選択することにより、選択されたスポンサーの地域別コンテンツ142を提示することが考えられる。なお、デジタル放送受信端末200は、例えば、地域別コンテンツデータ140内のスポンサ・コンテンツプロバイダ識別146に従い、スポンサー一覧を提示することができる。ここでは、リアルタイム放送番組241を提示しつつ静止画・文字情報などの地域別コンテンツ142を提示しても良いし(F15)、リアルタイム放送番組241の視聴に割込む形で、映像・音声の地域別コンテンツ142を提示することも考えられる(F12)。
また、リアルタイム放送のCM242は表示しつつ、地域別コンテンツデータ140を同時に表示する例を(F13)に示す。表示する地域別コンテンツ142としては、静止画・文字情報などであり、スポンサー店舗までの案内図やセールス情報等を表示することが考えられる。
さらに、リアルタイム放送番組241を視聴時に、ユーザが端末200を操作することにより、放送中のリアルタイム放送番組のスポンサー一覧244が提示され(F14)、ユーザが一覧244の中から選択することにより、選択されたスポンサーの地域別コンテンツ142を提示することが考えられる。なお、デジタル放送受信端末200は、例えば、地域別コンテンツデータ140内のスポンサ・コンテンツプロバイダ識別146に従い、スポンサー一覧を提示することができる。ここでは、リアルタイム放送番組241を提示しつつ静止画・文字情報などの地域別コンテンツ142を提示しても良いし(F15)、リアルタイム放送番組241の視聴に割込む形で、映像・音声の地域別コンテンツ142を提示することも考えられる(F12)。
ここでは、地域別コンテンツ142としてCMの提示を例に示したが、CMに限らずリアルタイム番組の本編に関連する地域別コンテンツデータを提示・保存する事も当然可能である。なお、ステップF12〜F15の各画面は、ユーザの端末操作により、適宜選択するようにしてもよい。
次に、デジタル放送受信移動端末200でデジタル放送を視聴中でなくとも、地域別コンテンツを利用するフローについて説明する。
地域別コンテンツ142を提示中に、ユーザがデジタル放送受信移動端末200を用いて予め定められた保存操作をすることにより、提示中の地域別コンテンツデータ140が、一時記憶領域233から長期記憶領域234に保存される(F16)。保存する地域別コンテンツデータ140としては、提示中の地域別コンテンツ142とは別の保存用データを放送局が配信しておくことにより、保存用の地域別コンテンツデータ140を長期領域に保存することも考えられる。例えば、地域別情報をもつ静止画を提示しておき、ボタンが押下されることにより、動画コンテンツや音声コンテンツが保存されるような場合である。
次に、デジタル放送受信移動端末200でデジタル放送を視聴中でなくとも、地域別コンテンツを利用するフローについて説明する。
地域別コンテンツ142を提示中に、ユーザがデジタル放送受信移動端末200を用いて予め定められた保存操作をすることにより、提示中の地域別コンテンツデータ140が、一時記憶領域233から長期記憶領域234に保存される(F16)。保存する地域別コンテンツデータ140としては、提示中の地域別コンテンツ142とは別の保存用データを放送局が配信しておくことにより、保存用の地域別コンテンツデータ140を長期領域に保存することも考えられる。例えば、地域別情報をもつ静止画を提示しておき、ボタンが押下されることにより、動画コンテンツや音声コンテンツが保存されるような場合である。
一時記憶領域に蓄積された地域別コンテンツ142は、記憶領域の容量にも依存するが、順次自動的に消去されることが想定されるため、保存しておきたい地域別コンテンツ142は、前述のように保存操作を行うくことで、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
デジタル放送受信移動端末200において、地域別コンテンツデータ140が一時記憶領域233に蓄積されている状態、或いはユーザによる保存操作により、長期記憶領域234に蓄積されている状態であるとする。ユーザの端末操作により、既に保存してある地域別コンテンツデータ140から、その地域に該当する地域別コンテンツの一覧245が、表示部240に提示される(F17)。なお、デジタル放送受信端末200は、例えば、地域別コンテンツデータ140内のコンテンツ分類145に従い、地域別コンテンツ142の一覧を表示することができる。提示された一覧245の中から、ユーザの選択動作により、地域別コンテンツ142が提示され、ユーザは現在の場所に応じた地域別コンテンツ142を取得することになる(F18)。
デジタル放送受信移動端末200において、地域別コンテンツデータ140が一時記憶領域233に蓄積されている状態、或いはユーザによる保存操作により、長期記憶領域234に蓄積されている状態であるとする。ユーザの端末操作により、既に保存してある地域別コンテンツデータ140から、その地域に該当する地域別コンテンツの一覧245が、表示部240に提示される(F17)。なお、デジタル放送受信端末200は、例えば、地域別コンテンツデータ140内のコンテンツ分類145に従い、地域別コンテンツ142の一覧を表示することができる。提示された一覧245の中から、ユーザの選択動作により、地域別コンテンツ142が提示され、ユーザは現在の場所に応じた地域別コンテンツ142を取得することになる(F18)。
以上により、ユーザはテレビを視聴時に限らず、後日、保存した地域別コンテンツデータ一覧を提示・選択することで、任意のタイミングで、地域別コンテンツデータを提示・再生することができる。
次に、コンテンツの利用履歴収集手段について説明する。
デジタル放送受信移動端末200において、記憶領域232に蓄積された地域別コンテンツデータ140が処理される際に、デジタル放送受信移動端末200は、地域別コンテンツ利用情報700を取得する。
図9に、地域別コンテンツ利用情報のフォーマットを示す。
デジタル放送受信端末200の処理部220は、地域別コンテンツデータ140を処理する際に、地域別コンテンツデータ140のコンテンツ識別情報141を取得するとともに、内部時計から利用日時情報710を取得し、位置情報取得機能270から自装置の位置情報720も同時に取得し、処理部220自身からさらに地域別コンテンツ142がどのように処理(強制的な提示・ユーザの意思による提示・保存等)されたかという利用種別730も取得する。処理部220は取得した情報に基づき、地域別コンテンツ利用情報700を形成して、その情報700を端末の具備する記録媒体230中の一時利用領域235に一時記録する。この例では、利用種別730としては、自動再生731、手動再生732、保存733等が例示される。また、地域別コンテンツ識別141は、受信した地域別コンテンツデータ140に含まれるもので、送信日時143、放送事業者種別144、コンテンツ分類145、スポンサ・コンテンツプロバイダ識別146等を含む。
次に、コンテンツの利用履歴収集手段について説明する。
デジタル放送受信移動端末200において、記憶領域232に蓄積された地域別コンテンツデータ140が処理される際に、デジタル放送受信移動端末200は、地域別コンテンツ利用情報700を取得する。
図9に、地域別コンテンツ利用情報のフォーマットを示す。
デジタル放送受信端末200の処理部220は、地域別コンテンツデータ140を処理する際に、地域別コンテンツデータ140のコンテンツ識別情報141を取得するとともに、内部時計から利用日時情報710を取得し、位置情報取得機能270から自装置の位置情報720も同時に取得し、処理部220自身からさらに地域別コンテンツ142がどのように処理(強制的な提示・ユーザの意思による提示・保存等)されたかという利用種別730も取得する。処理部220は取得した情報に基づき、地域別コンテンツ利用情報700を形成して、その情報700を端末の具備する記録媒体230中の一時利用領域235に一時記録する。この例では、利用種別730としては、自動再生731、手動再生732、保存733等が例示される。また、地域別コンテンツ識別141は、受信した地域別コンテンツデータ140に含まれるもので、送信日時143、放送事業者種別144、コンテンツ分類145、スポンサ・コンテンツプロバイダ識別146等を含む。
これにより、どの地域別コンテンツが、いつ、どこで、どのように(ユーザの意思を持って再生・利用、または長期メモリに保存など)利用されたのかといったデータを取得する。
前記手段により取得された地域別コンテンツ利用情報700は、デジタル放送受信移動端末200の持つ通信機能260により、別途設置される地域別コンテンツ利用情報収集・配信システム310に送信される。
デジタル放送受信移動端末200より、地域別コンテンツ利用情報700が地域別コンテンツ利用情報収集・配信システム310に送信されるタイミングは、例えば、地域別コンテンツ利用情報の収集にリアルタイム性を求めるのであれば、デジタル放送受信移動端末200により地域別コンテンツが処理される度に送信することが考えられる。一方、地域別コンテンツ利用情報700の収集にリアルタイム性を求めないのであれば、例えば、取得した地域別コンテンツ利用情報700を、デジタル放送受信移動端末の一時利用領域235に一定時間保存し、一定の期間毎にまとめて送信することにより、通信ネットワークにかかる負荷を減らすことが考えられる。
前記手段により取得された地域別コンテンツ利用情報700は、デジタル放送受信移動端末200の持つ通信機能260により、別途設置される地域別コンテンツ利用情報収集・配信システム310に送信される。
デジタル放送受信移動端末200より、地域別コンテンツ利用情報700が地域別コンテンツ利用情報収集・配信システム310に送信されるタイミングは、例えば、地域別コンテンツ利用情報の収集にリアルタイム性を求めるのであれば、デジタル放送受信移動端末200により地域別コンテンツが処理される度に送信することが考えられる。一方、地域別コンテンツ利用情報700の収集にリアルタイム性を求めないのであれば、例えば、取得した地域別コンテンツ利用情報700を、デジタル放送受信移動端末の一時利用領域235に一定時間保存し、一定の期間毎にまとめて送信することにより、通信ネットワークにかかる負荷を減らすことが考えられる。
図10に、地域別コンテンツ利用情報収集・配信システム310の構成を示す。地域別コンテンツ利用情報収集・配信システム310は、受信装置311、配信装置312、地域別コンテンツ利用情報処理装置313、地域別コンテンツ利用情報データベース314を備える。
図11に、地域別コンテンツ利用情報の収集・配信フローについて示す。まず、デジタル放送受信移動端末200より、地域別コンテンツ利用情報700が送信される(F21)。地域別コンテンツ利用統計情報収集・配信システム310では、受信装置311が送信される地域別コンテンツ利用情報700を受信し、地域別コンテンツ利用情報処理装置313にデータを渡す(F22)。地域別コンテンツ利用情報処理装置313は、地域別コンテンツ利用情報を地域別コンテンツ利用情報データベース314に登録する(F23)。
図11に、地域別コンテンツ利用情報の収集・配信フローについて示す。まず、デジタル放送受信移動端末200より、地域別コンテンツ利用情報700が送信される(F21)。地域別コンテンツ利用統計情報収集・配信システム310では、受信装置311が送信される地域別コンテンツ利用情報700を受信し、地域別コンテンツ利用情報処理装置313にデータを渡す(F22)。地域別コンテンツ利用情報処理装置313は、地域別コンテンツ利用情報を地域別コンテンツ利用情報データベース314に登録する(F23)。
次に、放送局100や、スポンサー・コンテンツプロバイダ400などからの地域別コンテンツ利用統計情報の要求(F24)を、受信装置311が受付け(F25)、地域別コンテンツ利用情報処理装置313が、地域別コンテンツ利用情報データベース314よりデータ抽出し、一定の処理(後述)を行う(F26/F27)。配信装置312は一定の処理がなされた情報を地域別コンテンツ利用統計情報800として、放送局100やスポンサー・コンテンツプロバイダ400に配信する(F28)。コンテンツ利用統計情報800は、主要なデータとしては前述のような要求に応じた処理結果を含み、スポンサー・コンテンツプロバイダ情報146や、放送事業者識別144等をヘッダ情報として構成され、各要求元に対して配信されることが考えられる。
ここで、一定の処理とは、例えば、ただ単純に抽出されたデータの配信の準備をすることや、放送事業者識別144、コンテンツ分類145、スポンサー・コンテンツプロバイダ情報146、利用位置720、利用種別730等のパラメータ毎に統計をとった結果としての、時間帯毎の利用件数・エリア毎の利用件数・コンテンツプロバイダ毎の利用件数等の統計処理であったり、グラフによる視覚化・フォーマット変換等、様々な要求に応じた処理のことである。さらに、一定の処理とは、要求元がコンテンツプロバイダであれば、例えば自社で作成したコンテンツの、地域別の利用率分布の算出であったり、要求元が放送事業者であれば、例えば自放送局から送信されたコンテンツの、地域別の利用回数の算出であったりしてもよく、様々な統計処理が考えられる。
コンテンツプロバイダ・スポンサ400は、地域別コンテンツ利用統計情報800を取得することにより、例えば、A駅付近では地域別コンテンツデータの利用率が非常に高いということが分かれば、その地域の地域別コンテンツデータの制作に注力することができ、B駅付近では全く利用者がいないという場合は、今後はB駅付近用の地域別コンテンツデータは配信しないといった判断ができる。
一方、放送事業者100にとっては、地域別のコンテンツデータの利用率分布が分かれば、地域ごとに料金設定をすることも可能となる。例えば、A駅付近用の地域別コンテンツデータの配信料を高額に、B駅付近用の地域別コンテンツデータの配信料を低額にするといったことである。
さらに、A駅付近では○○電器用の地域別コンテンツデータ、B駅付近では△△スーパーの地域別コンテンツデータを配信し、多様なスポンサーからデータ配信料金を徴収するといった、時間毎ではなく地域毎の料金徴収が可能となる。
一方、放送事業者100にとっては、地域別のコンテンツデータの利用率分布が分かれば、地域ごとに料金設定をすることも可能となる。例えば、A駅付近用の地域別コンテンツデータの配信料を高額に、B駅付近用の地域別コンテンツデータの配信料を低額にするといったことである。
さらに、A駅付近では○○電器用の地域別コンテンツデータ、B駅付近では△△スーパーの地域別コンテンツデータを配信し、多様なスポンサーからデータ配信料金を徴収するといった、時間毎ではなく地域毎の料金徴収が可能となる。
100・・・放送局、110・・・放送設備、120・・・地域別コンテンツデータ格納サーバ、130・・・コンテンツ位置情報、131・・・地点情報、132・・・範囲情報、140・・・地域別コンテンツデータ、141・・・地域別コンテンツ識別、142・・・地域別コンテンツ、143・・・送信日時、144・・・放送事業者識別、145・・・コンテンツ分類、146・・・スポンサ・コンテンツプロバイダ識別、200・・・デジタル放送受信移動端末、210・・・デジタル放送受信部、220・・・処理部、230・・・記録媒体、231・・・アプリケーション部、232・・・記憶領域、233・・・一時記憶領域、234・・・長期記憶領域、235・・・一時利用領域、240・・・表示部、241・・・リアルタイム放送番組、242・・・リアルタイムCM、244・・・スポンサ一覧、245・・・蓄積済み地域別コンテンツ一覧、250・・・音声再生部、260・・・通信機能、270・・・位置情報取得機能、300・・・利用情報収集センタ、310・・・地域別コンテンツ利用情報収集・配信システム、311・・・受信装置、312・・・配信装置、313・・・地域別コンテンツ利用情報処理装置、314・・・地域別コンテンツ利用情報データベース、400・・・スポンサ・コンテンツプロバイダ、500・・・デジタル放送波、600・・・位置情報、700・・・地域別コンテンツ利用情報、710・・・利用日時、720・・・利用位置、730・・・利用種別、731・・・自動再生、732・・・手動再生、733・・・保存、800・・・コンテンツ利用統計情報
Claims (8)
- リアルタイムで放送される番組の放送コンテンツと、地域によって内容の異なる地域別コンテンツと、地域を識別するコンテンツ位置情報とを含むデジタル放送を受信・再生するための移動端末であって、
デジタル放送を受信する受信部と、
リアルタイム放送コンテンツ及び/又は地域別コンテンツを視聴するための表示・再生部と、
地域別コンテンツをコンテンツ位置情報とともに蓄積する記憶部と、
自端末の位置情報を取得する位置情報取得機能部と、
前記受信部が受信したデジタル放送から、放送コンテンツを取り出して前記表示・再生部に出力し、一方、コンテンツ位置情報及び地域別コンテンツを取り出して前記記憶部に蓄積し、地域別コンテンツを視聴する際に、前記位置情報取得機能部が取得した位置情報と前記記憶部に蓄積した地域別コンテンツに付加されるコンテンツ位置情報とを比較することにより、位置に応じた地域別コンテンツを選択して前記表示・再生部で表示するための処理部と、
を備えた移動端末。 - 前記処理部は、放送局側からの命令により又は移動端末からの切り替え操作により、放送コンテンツと地域別コンテンツを同時に又は一方のみを表示するように切り替える請求項1記載の移動端末。
- デジタル放送は、さらに、地域別コンテンツ識別情報を含み、
前記処理部は、地域別コンテンツに対応して、地域別コンテンツ識別情報を前記記憶部に蓄積し、前記表示部に、地域別コンテンツ識別情報別に地域別コンテンツを表示する請求項1記載の移動端末。 - 地域別コンテンツ識別情報は、スポンサー・プロバイダ情報又はコンテンツ分類である請求項3記載の移動端末。
- さらに、外部装置にデータを送信するための通信機能部を備え、
前記処理部は、地域別コンテンツを再生する際に地域別コンテンツの利用情報を取得して地域別コンテンツ利用情報を作成し、該情報を前記通信機能部により外部装置に送信する請求項1記載の移動端末。 - 地域別コンテンツ利用情報は、コンテンツ識別情報を取得するとともに、利用日時情報、自装置の位置情報、地域別コンテンツの処理についての利用種別情報のいずれか又は複数を含む請求項5記載の移動端末。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の移動端末と、
リアルタイムで放送される番組の放送コンテンツと、地域によって内容の異なる地域別コンテンツと、地域を識別するコンテンツ位置情報とを多重・配信するための放送局設備と
を備えた地域別コンテンツ再生システム。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の移動端末と、
複数の前記移動端末より送信される地域別コンテンツの利用情報を収集し、収集及び統計処理した結果を放送局、スポンサー等の他の装置に対し配信するための利用情報収集システムと
を備えた地域別コンテンツ再生システム。
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- 2004-10-19 JP JP2004304459A patent/JP2006121196A/ja not_active Abandoned
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