JP2006119259A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 たとえひとつの冷却用ファンであっても、3種類以上のサイズの記録紙に対応することができ、定着ローラの微妙な冷却制御も可能な画像形成装置の定着装置。
【解決手段】 加圧ローラと圧接する定着ローラ10が、その長手方向に沿って加熱手段9を内装し、定着ローラ10に冷却風を送風する冷却用ファン17が設けられている画像形成装置の定着装置で、冷却用ファン17から送風される冷却風の風路が、定着ローラ10の長手方向に変更可能に構成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 加圧ローラと圧接する定着ローラ10が、その長手方向に沿って加熱手段9を内装し、定着ローラ10に冷却風を送風する冷却用ファン17が設けられている画像形成装置の定着装置で、冷却用ファン17から送風される冷却風の風路が、定着ローラ10の長手方向に変更可能に構成されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、加圧ローラと圧接する定着ローラが、その長手方向に沿って加熱手段を内装し、前記定着ローラに冷却風を送風する冷却用ファンが設けられている画像形成装置の定着装置に関する。
このような画像形成装置は、例えば、複写機などに使用されるもので、従来、冷却用ファンから送風される冷却風の風路が、定着ローラの長手方向の一部分に向けて固定された状態で設けられたものが知られている。
より具体的には、大サイズと小サイズの記録紙が使用できる複写機の定着装置において、冷却用ファンからの冷却風の風路が、定着ローラにおける小サイズ記録紙の非通紙領域に向けて固定された状態に配置され、小サイズ記録紙へ複写する際、その非通紙領域へ冷却風を送風して非通紙領域を冷却するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
より具体的には、大サイズと小サイズの記録紙が使用できる複写機の定着装置において、冷却用ファンからの冷却風の風路が、定着ローラにおける小サイズ記録紙の非通紙領域に向けて固定された状態に配置され、小サイズ記録紙へ複写する際、その非通紙領域へ冷却風を送風して非通紙領域を冷却するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、複写機で使用される記録紙は、大から小まで10種類近くのサイズがあるため、上記特許文献に記載の従来技術では対応しきれず、仮に対応しようとすると、2つ以上の冷却用ファンを必要とする。
また、大と小の2種類のサイズの記録紙を使用する複写機であっても、冷却風の風路が固定されていて、冷却用ファンのオン・オフのみによって定着ローラの冷却を制御するため、微妙な冷却制御がむずかしく、この点にも改良の余地があった。
また、大と小の2種類のサイズの記録紙を使用する複写機であっても、冷却風の風路が固定されていて、冷却用ファンのオン・オフのみによって定着ローラの冷却を制御するため、微妙な冷却制御がむずかしく、この点にも改良の余地があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、たとえひとつの冷却用ファンであっても、3種類以上のサイズの記録紙に対応することができるとともに、定着ローラの微妙な冷却制御も可能な画像形成装置の定着装置を提供することにある。
本発明の第1の特徴構成は、加圧ローラと圧接する定着ローラが、その長手方向に沿って加熱手段を内装し、前記定着ローラに冷却風を送風する冷却用ファンが設けられている画像形成装置の定着装置であって、前記冷却用ファンから送風される冷却風の風路が、前記定着ローラの長手方向に変更可能に構成されているところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、冷却用ファンから送風される冷却風の風路が、定着ローラの長手方向に変更可能に構成されているので、使用する記録紙のサイズに応じて冷却風の風路を定着ローラの長手方向に適宜変更することによって、たとえひとつの冷却用ファンであっても、3種類以上のサイズの記録紙に対応することができる。
また、2種類のサイズの記録紙しか使用しない場合であっても、例えば、記録紙のサイズに応じて冷却風の風路を大きく変更した上で、更に小さな変更を加えることができるので、定着ローラの微妙な冷却制御も可能となる。
また、2種類のサイズの記録紙しか使用しない場合であっても、例えば、記録紙のサイズに応じて冷却風の風路を大きく変更した上で、更に小さな変更を加えることができるので、定着ローラの微妙な冷却制御も可能となる。
本発明の第2の特徴構成は、前記冷却風の風路を変更する風路変更手段が、前記冷却用ファンと定着ローラの間に設けられているところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、冷却風の風路を変更する風路変更手段が、冷却用ファンと定着ローラの間に設けられているので、例えば、冷却用ファンの向きを変えて風路を変更する構成などに比べて、冷却風の風路をより一層確実に、かつ、微妙に変更することが可能となる。
本発明の第3の特徴構成は、前記風路変更手段が、ひとつの共通軸心周りに開閉可能で、かつ、多数の貫通孔を有する一対の板状体により構成されて、その一対の板状体の遊端部を前記定着ローラ側に向け、前記軸心を前記冷却用ファン側に向けて配置されているところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、風路変更手段が、ひとつの共通軸心周りに開閉可能で、かつ、多数の貫通孔を有する一対の板状体により構成されているので、2枚の板状体からなる簡単な構造で風路変更手段を構成することができるとともに、その一対の板状体の遊端部を定着ローラ側に向け、前記軸心を冷却用ファン側に向けて配置されているので、両板状体の開閉角度を変更することによって、冷却用ファンからの冷却風の風路を所望どおりに確実に変更することができる。
本発明の第4の特徴構成は、前記加圧ローラと定着ローラの間を通過する記録紙の大きさを検出する記録紙検出手段が設けられ、前記冷却風の風路が、その記録紙検出手段の検出結果に基づいて変更されるように構成されているところにある。
本発明の第4の特徴構成によれば、加圧ローラと定着ローラの間を通過する記録紙の大きさを検出する記録紙検出手段が設けられ、冷却風の風路が、その記録紙検出手段の検出結果に基づいて変更されるように構成されているので、使用する記録紙のサイズに応じて冷却風の風路が自動的に変更されることになり、定着ローラにおける非通紙領域の過熱が確実に防止される。
本発明の第5の特徴構成は、前記定着ローラの長手方向に沿う温度分布を検出する温度検出手段が設けられ、前記冷却風の風路が、その温度検出手段の検出結果に基づいて変更されるように構成されているところにある。
本発明の第5の特徴構成によれば、定着ローラの長手方向に沿う温度分布を検出する温度検出手段が設けられ、冷却風の風路が、その温度検出手段の検出結果に基づいて変更されるように構成されているので、上述のように、使用する記録紙のサイズに応じて冷却風の風路が自動的に変更されるのに加えて、定着ローラの長手方向に沿う温度分布も加味した状態で冷却風の風路が自動的に変更されることになり、より一層実情に対応した状態での定着ローラの過熱が確実に防止される。
本発明の第6の特徴構成は、前記冷却用ファンから前記定着ローラに送風される冷却風の風量が変更可能に構成されているところにある。
本発明の第6の特徴構成によれば、冷却用ファンから定着ローラに送風される冷却風の風量が変更可能に構成されているので、冷却風の風路の変更に加えて風量の変更も可能となり、非常に微妙な冷却制御が可能となる。
本発明による画像形成装置の定着装置につき、その実施の形態を図面に基づいて説明する。
この画像形成装置は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどに使用されるもので、複写機を例にとると、図1に示すように、回転可能な感光体ドラム1を備え、その感光体ドラム1の周囲には、感光体ドラム1の回転方向(図中、矢印で示す)の上手側から下手側に向けて、帯電装置2、照明ランプと反射ミラーならびにレンズなどの光学系からなる潜像形成手段3、現像ローラなどを備えた現像装置4、転写・分離装置5、クリーニング装置6、除電装置7などが配設されて複写機の本体ケーシング8内に収納されている。
この画像形成装置は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどに使用されるもので、複写機を例にとると、図1に示すように、回転可能な感光体ドラム1を備え、その感光体ドラム1の周囲には、感光体ドラム1の回転方向(図中、矢印で示す)の上手側から下手側に向けて、帯電装置2、照明ランプと反射ミラーならびにレンズなどの光学系からなる潜像形成手段3、現像ローラなどを備えた現像装置4、転写・分離装置5、クリーニング装置6、除電装置7などが配設されて複写機の本体ケーシング8内に収納されている。
感光体ドラム1の下手側には、加熱手段9を内装した定着ローラ10とその定着ローラ10に圧接する加圧ローラ11などを備えた定着装置12が配設されて本体ケーシング8内に収納されている。
さらに、本体ケーシング8には、サイズの異なる記録紙Pを収納する複数のカセット13が取り外し可能にセットされて、カセット13から感光体ドラム1に至るまでの記録紙Pの搬送経路には、カセット13から搬送されてきた記録紙Pの大きさを検出する記録紙検出手段14が配設されて、記録紙検出手段14からの検出結果が本体ケーシング8内に配置された制御装置15へ送られるように構成されている。
さらに、本体ケーシング8には、サイズの異なる記録紙Pを収納する複数のカセット13が取り外し可能にセットされて、カセット13から感光体ドラム1に至るまでの記録紙Pの搬送経路には、カセット13から搬送されてきた記録紙Pの大きさを検出する記録紙検出手段14が配設されて、記録紙検出手段14からの検出結果が本体ケーシング8内に配置された制御装置15へ送られるように構成されている。
定着ローラ10には、図2に詳しく示すように、その長手方向の全長に沿って加熱手段の一例であるヒータ9が内装され、かつ、定着ローラ10の長手方向に沿う温度分布を検出する温度検出手段としての合計3個のサーミスタ16が配設され、定着装置12には、定着ローラ10に冷却風を送風する冷却用ファン17がひとつ設けられている。
その冷却用ファン17の吐出口と定着ローラ10との間には、冷却用ファン17からの冷却風を定着ローラ10の長手方向全長にわたって誘導する冷却風ダクト18が配設され、その冷却風ダクト18内、つまり、冷却用ファン17と定着ローラ10との間には、冷却用ファン17からの冷却風の風路を変更する風路変更手段19が設けられている。
その冷却用ファン17の吐出口と定着ローラ10との間には、冷却用ファン17からの冷却風を定着ローラ10の長手方向全長にわたって誘導する冷却風ダクト18が配設され、その冷却風ダクト18内、つまり、冷却用ファン17と定着ローラ10との間には、冷却用ファン17からの冷却風の風路を変更する風路変更手段19が設けられている。
この風路変更手段19は、図3に詳しく示すように、一対の板状体20,21で構成され、各板状体20,21には、それぞれ貫通孔20a,21aが設けられ、各板状体20,21の基端部に連設された筒体20b,21bが、ナット部材22に固着の共通軸23に回動自在に外嵌されている。
すなわち、一対の板状体20,21が、共通軸23の軸心L周りに開閉可能に構成されて、各板状体20,21の遊端部を定着ローラ10側に向け、共通軸心Lを冷却用ファン17側に向けて配設されるとともに、各板状体20,21から突設されたガイド用突起20c,21cが、一対のガイド溝24,25に挿入されている。
すなわち、一対の板状体20,21が、共通軸23の軸心L周りに開閉可能に構成されて、各板状体20,21の遊端部を定着ローラ10側に向け、共通軸心Lを冷却用ファン17側に向けて配設されるとともに、各板状体20,21から突設されたガイド用突起20c,21cが、一対のガイド溝24,25に挿入されている。
共通軸23を保持するナット部材22には、雄ねじを有するシャフト26が螺合され、かつ、ナット部材22は、そのシャフト26の軸心方向に移動可能で、シャフト26の周りに回転不能に構成されている。そのため、シャフト26の正逆回転操作によって、ナット部材22がシャフト26の軸心方向に沿って移動するように構成され、シャフト26と電動モータ27が、一対のギヤ28で正逆回転可能に連動連結されている。
したがって、ナット部材22がシャフト26に沿って移動すると、ガイド用突起20c,21cとガイド溝24,25との協働作用に基づいて、一対の板状体20,21の開度が変更され、冷却用ファン17から送風される冷却風の風路が、図2(イ)に示す小サイズの記録紙Pの幅S1、図2(ロ)に示す中サイズの記録紙Pの幅S2、図2(ハ)に示す大サイズの記録紙Pの幅S3に対応して、定着ローラ10の長手方向に変更可能に構成されている。
したがって、ナット部材22がシャフト26に沿って移動すると、ガイド用突起20c,21cとガイド溝24,25との協働作用に基づいて、一対の板状体20,21の開度が変更され、冷却用ファン17から送風される冷却風の風路が、図2(イ)に示す小サイズの記録紙Pの幅S1、図2(ロ)に示す中サイズの記録紙Pの幅S2、図2(ハ)に示す大サイズの記録紙Pの幅S3に対応して、定着ローラ10の長手方向に変更可能に構成されている。
つぎに、この複写機および定着装置の動作について説明する。
複写機の動作は、全て制御装置15により制御され、帯電装置2が、感光体ドラム1表面の感光体層を一様に帯電し、潜像形成手段3が、本体ケーシング8の上面に載置された原稿を露光し、反射光により感光体ドラム1表面の感光体層に静電潜像を形成する。
現像装置4が、感光体ドラム1の表面に形成された静電潜像をトナー現像し、転写・分離装置5が、感光体ドラム1表面のトナー像をカセット13から搬送されてきた記録紙Pに転写して感光体ドラム1から分離し、分離された記録紙Pは、定着装置12へ搬送されて、転写したトナーが定着装置12により記録紙Pに定着される。
一方、感光体ドラム1の方は、クリーニング装置6により表面残留トナーが除去され、除電装置7により残留電荷が消失される。
複写機の動作は、全て制御装置15により制御され、帯電装置2が、感光体ドラム1表面の感光体層を一様に帯電し、潜像形成手段3が、本体ケーシング8の上面に載置された原稿を露光し、反射光により感光体ドラム1表面の感光体層に静電潜像を形成する。
現像装置4が、感光体ドラム1の表面に形成された静電潜像をトナー現像し、転写・分離装置5が、感光体ドラム1表面のトナー像をカセット13から搬送されてきた記録紙Pに転写して感光体ドラム1から分離し、分離された記録紙Pは、定着装置12へ搬送されて、転写したトナーが定着装置12により記録紙Pに定着される。
一方、感光体ドラム1の方は、クリーニング装置6により表面残留トナーが除去され、除電装置7により残留電荷が消失される。
定着装置12によるトナー像の定着時、記録紙検出手段14からの検出情報とサーミスタ16からの検出温度情報が制御装置15へ送られて、冷却用ファン17からの冷却風の風路と風量が、記録紙検出手段14による検出結果とサーミスタ16による検出結果に基づいて変更される。
例えば、加圧ローラ11と定着ローラ10の間を通過する記録紙Pが小サイズであれば、図2(イ)や図3(イ)に示すように、電動モータ27の回転に伴ってナット部材22がシャフト26の基端部側に引き寄せられて、両板状体20,21の遊端部の間隔が小サイズ記録紙Pの幅S1に対応するように調整されるとともに、サーミスタ16の検出結果に基づいて微調整され、必要に応じて冷却用ファン17の風量も調整される。
例えば、加圧ローラ11と定着ローラ10の間を通過する記録紙Pが小サイズであれば、図2(イ)や図3(イ)に示すように、電動モータ27の回転に伴ってナット部材22がシャフト26の基端部側に引き寄せられて、両板状体20,21の遊端部の間隔が小サイズ記録紙Pの幅S1に対応するように調整されるとともに、サーミスタ16の検出結果に基づいて微調整され、必要に応じて冷却用ファン17の風量も調整される。
その結果、冷却用ファン17からの冷却風の風路が、主として小サイズ記録紙Pの非通紙領域(S3−S1)に向くように変更され、かつ、風量も調整される。
同様にして、加圧ローラ11と定着ローラ10の間を通過する記録紙Pが中サイズであれば、冷却風の風路は、図2(ロ)や図3(ロ)に示すように、主として中サイズ記録紙Pの非通紙領域(S3−S2)に向くように変更され、かつ、風量も調整される。
さらに、両板状体20,21は、図2(ハ)や図3(ハ)に示すように、完全に閉じた状態に変更することもでき、例えば、紙詰まりなどのトラブル発生時において、冷却風の風路を定着ローラ10の長手方向全長(S3)に向くように変更して、定着ローラ10の過熱を防止するのである。
同様にして、加圧ローラ11と定着ローラ10の間を通過する記録紙Pが中サイズであれば、冷却風の風路は、図2(ロ)や図3(ロ)に示すように、主として中サイズ記録紙Pの非通紙領域(S3−S2)に向くように変更され、かつ、風量も調整される。
さらに、両板状体20,21は、図2(ハ)や図3(ハ)に示すように、完全に閉じた状態に変更することもでき、例えば、紙詰まりなどのトラブル発生時において、冷却風の風路を定着ローラ10の長手方向全長(S3)に向くように変更して、定着ローラ10の過熱を防止するのである。
〔別実施形態〕
(1)先の実施形態では、記録紙Pのサイズにかかわらず、記録紙Pが常に定着ローラ10と加圧ローラ11の中央部分を通過するように構成した例を示したが、記録紙Pが定着ローラ10と加圧ローラ11の一側端部側を通過するように構成することもでき、その場合には、風路変更手段19を揺動可能な1枚の板状体で構成することになる。
ただし、風路変更手段19は、必ずしも板状体により構成する必要も、また、冷却用ファン17と定着ローラ10との間に設ける必要もなく、例えば、冷却用ファン17の向きを変更して、その吐出口から吐出される冷却風の風路を変更するように構成することもできる。
(1)先の実施形態では、記録紙Pのサイズにかかわらず、記録紙Pが常に定着ローラ10と加圧ローラ11の中央部分を通過するように構成した例を示したが、記録紙Pが定着ローラ10と加圧ローラ11の一側端部側を通過するように構成することもでき、その場合には、風路変更手段19を揺動可能な1枚の板状体で構成することになる。
ただし、風路変更手段19は、必ずしも板状体により構成する必要も、また、冷却用ファン17と定着ローラ10との間に設ける必要もなく、例えば、冷却用ファン17の向きを変更して、その吐出口から吐出される冷却風の風路を変更するように構成することもできる。
(2)先の実施形態では、記録紙Pのサイズと定着ローラ10の温度分布に基づいて、冷却用ファン17からの冷却風の風路を自動的に変更する構成を示したが、例えば、使用する記録紙Pのサイズに応じて冷却風の風路を人為的に変更するように構成して実施することもできる。
9 加熱手段
10 定着ローラ
11 加圧ローラ
12 定着装置
14 記録紙検出手段
16 温度検出手段
17 冷却用ファン
19 風路変更手段
20,21 板状体
20a,21a 貫通孔
L 共通軸心
P 記録紙
10 定着ローラ
11 加圧ローラ
12 定着装置
14 記録紙検出手段
16 温度検出手段
17 冷却用ファン
19 風路変更手段
20,21 板状体
20a,21a 貫通孔
L 共通軸心
P 記録紙
Claims (6)
- 加圧ローラと圧接する定着ローラが、その長手方向に沿って加熱手段を内装し、前記定着ローラに冷却風を送風する冷却用ファンが設けられている画像形成装置の定着装置であって、
前記冷却用ファンから送風される冷却風の風路が、前記定着ローラの長手方向に変更可能に構成されている画像形成装置の定着装置。 - 前記冷却風の風路を変更する風路変更手段が、前記冷却用ファンと定着ローラの間に設けられている請求項1に記載の画像形成装置の定着装置。
- 前記風路変更手段が、ひとつの共通軸心周りに開閉可能で、かつ、多数の貫通孔を有する一対の板状体により構成されて、その一対の板状体の遊端部を前記定着ローラ側に向け、前記軸心を前記冷却用ファン側に向けて配置されている請求項2に記載の画像形成装置の定着装置。
- 前記加圧ローラと定着ローラの間を通過する記録紙の大きさを検出する記録紙検出手段が設けられ、前記冷却風の風路が、その記録紙検出手段の検出結果に基づいて変更されるように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置の定着装置。
- 前記定着ローラの長手方向に沿う温度分布を検出する温度検出手段が設けられ、前記冷却風の風路が、その温度検出手段の検出結果に基づいて変更されるように構成されている請求項4に記載の画像形成装置の定着装置。
- 前記冷却用ファンから前記定着ローラに送風される冷却風の風量が変更可能に構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004305429A JP2006119259A (ja) | 2004-10-20 | 2004-10-20 | 画像形成装置の定着装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010249994A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Murata Machinery Ltd | 画像形成装置 |
JP2013068772A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Canon Inc | 画像加熱装置 |
US10310422B2 (en) | 2017-07-20 | 2019-06-04 | Konica Minolta, Inc. | Fixing apparatus and image forming apparatus |
-
2004
- 2004-10-20 JP JP2004305429A patent/JP2006119259A/ja active Pending
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JP2013068772A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Canon Inc | 画像加熱装置 |
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