JP2006118396A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Daisuke Funakoshi
大輔 船越
Hirofumi Yoshida
裕文 吉田
Takashi Morimoto
敬 森本
Hiroyuki Kono
博之 河野
Kiyoshi Sawai
澤井  清
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】主軸部、旋回軸部、副軸部の三点支持された場合に、クランクシャフトの旋回軸部の長さを変えず、主軸部の軸径より旋回軸部の軸径を大きくすることで、各部の負荷バランスを崩さずに、クランクシャフトの強度と軸受耐力を向上させることができ、負荷が大きくなるような運転条件でも、圧縮機の軸方向寸法を大きく変えることないために、コンパクト化することが可能なスクロール圧縮機を提供すること。
【解決手段】クランクシャフト4の主軸部4aの軸径より旋回軸部4bの軸径を大きくすることにより、大型化することなく、クランクシャフト4の高強度を維持しながら、信頼性を高くすることが可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、空調機、冷凍機、ブロワ、給湯機等に使用されるスクロール圧縮機に関するものである。
従来、この種のスクロール圧縮機はクランクシャフトの旋回軸部軸径と主軸部軸径が同じ大きさである。
図8は従来のスクロール圧縮機を示すものである。図8に示すように、密閉容器の内部に、固定子と回転子で構成されるモータとこのモータで駆動される圧縮機構を配設し、旋回スクロールを旋回運動させるためのクランクシャフトの端部に形成した旋回軸部は旋回スクロールの旋回軸受と係合摺動し、クランクシャフトに形成した主軸部を主軸受で軸支し、クランクシャフトの旋回軸部を旋回軸受と、クランクシャフトの主軸部を主軸受と、クランクシャフトの旋回軸部と反対側の端部に形成した副軸部を副軸受とで三点支持され、クランクシャフト旋回軸部長さより、主軸部長さの方が長い構成をしている。クランクシャフトの旋回軸部に作用する荷重方向に対して位相角が約90度進み位置となる軸受面において、旋回軸部と係合する旋回軸部に軸方向と平行な溝を形成すると共に、同様に副軸受部にも軸方向に平行な溝を形成することにより、給油通路が拡大化され、軸受部への油量不足を解消して軸受部の信頼性を向上している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−153072号公報
しかしながら、前記従来の構成では、特に最近の性能向上、スクロール圧縮機が使用されるシステムの大型化に伴う出力の増大、スクロール圧縮機の小型で高能力化などの要求から、クランクシャフトの使用条件がさらに厳しくなる方向にある。主軸部と旋回軸部と副軸部の三点支持された場合において、特に旋回軸部に加わる負荷が大きいため、クランクシャフトの使用条件がさらに厳しくなれば、旋回軸部に加わる負荷も大きくなり、より高剛性なクランクシャフトと高耐力な軸受が必要となる。
クランクシャフトの旋回軸部の長さを長くすることで軸受に加わる面圧が減少し、高耐力な軸受が得られるが、クランクシャフトの旋回軸部に加わる負荷の作用点と主軸部の作用点が長くなることから、クランクシャフトの副軸部に加わる負荷モーメントも同時に大きくなり、副軸部にも同様の対策を行わなければならない。また、本体の搭載を考慮すると、クランクシャフト旋回軸部の長さを長くすることでスクロール圧縮機自体が大型化してしまう可能性がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、主軸部、旋回軸部、副軸部の三点支持された場合に、クランクシャフトの旋回軸部の長さを変えず、主軸部の軸径より旋回軸部の軸径を大きくすることで、各部の負荷バランスを崩さずに、クランクシャフトの強度と軸受耐力を向上させることができ、負荷が大きくなるような運転条件でも、圧縮機の軸方向寸法を大きく変えることないために、コンパクト化することが可能なスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機は、密閉容器の内部に、固定子と回転子で構成されるモータとこのモータで駆動する圧縮機構を配設し、旋回スクロールを旋回運動させるためのクランクシャフトの端部に形成した旋回軸部を旋回軸受で軸支し、クランクシャフトに形成した主軸部を主軸受で軸支し、クランクシャフトをモータの回転子に結合し、クランクシャフトの旋回軸部を旋回軸受と、クランクシャフトの主軸部を主軸受と、主軸部と前記回転子を挟んで反対側のクランクシャフトの端部に形成した副軸部を副軸受とで三点支持され、クランクシャフトの旋回軸部の長さより、主軸部の長さの方が長い構成であり、クランクシャフトにおいて、主軸部の軸径より旋回軸の軸径を大きくしたものである。
これによって、負荷が大きくなるような運転条件でも、圧縮機の構成寸法を大きく変えることなく、クランクシャフトの旋回軸部に加わる応力が小さくなり、クランクシャフトの剛性を向上させることが可能である。さらに軸受面圧が下がることにより、軸受にかかる負荷も軽くすることができ、軸受耐力も向上させることが可能である。よってクランクシャフトの剛性と軸受耐力の向上により、信頼性を高くすることが可能である。
本発明のスクロール圧縮機は、クランクシャフトの主軸部、旋回軸部、副軸部の三点支持される場合において、各部の負荷バランスを崩すことなく、旋回軸部の剛性と耐力を上げることにより、軸方向の寸法を変えずにコンパクトなままで、信頼性を高くすることが可能である。
第1の発明は、クランクシャフトにおいて、主軸部の軸径に対して旋回軸部の軸径を大きくすることで、旋回軸部に生ずる応力を小さくすることにより、クランクシャフトの強度を上げることが可能である。さらに軸受投影面積が増加し、旋回軸受の面圧が下がり、旋回軸受にかかる負荷が小さくなることから、軸受耐力が向上させることが可能である。よってクランクシャフトの強度向上と軸受耐力向上により、信頼性を高くすることが可能である。
第2の発明は、特に、第1の発明のスクロール圧縮機において、旋回軸部の最外周部が、主軸部中心軸に対して、鍔の最外周部の距離と同等または内側にあることにより、旋回軸部と鍔との境界エッジ部が中心軸に近づくことによるエッジ部応力増大を防ぐため、信頼性を高くすることが可能である。
第3の発明は、特に、第1の発明のスクロール圧縮機において、実機ではクランクシャフトが偏心しながら傾くことがあり、旋回軸部の軸径に対して旋回軸部長さの比を大きくするほど、旋回軸受と片当たりが発生し、逆に信頼性が低下してしまう可能性がある。そのため、クランクシャフト旋回軸部の軸径に対して旋回軸部の長さの比を1.5以下とすることで、クランクシャフトと旋回軸受との片当たりを抑制することができ、焼きつき等の危険性が低下するので、信頼性を高くすることが可能である。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明のスクロール圧縮機において、作動流体としてCO2を用いることで、特に、差圧が大きく、クランクシャフトに加わる負荷が非常に大きい二酸化炭素においても、より効果的に信頼性を高くすることが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態におけるスクロール圧縮機の縦断面図を示すものである。
図1において、鉄製の密閉容器1の内部全体は吐出管2に連通する高圧雰囲気となり、その中央部にモータ3、上部に圧縮部が配置され、モータ3の回転子3aに固定されたクランクシャフト4の一端を支承する圧縮部の本体フレーム5が密閉容器1に固定されており、その本体フレーム5に固定スクロール6が取り付けられている。
クランクシャフト4に設けられた主軸方向の油穴7は、その一端が給油ポンプ装置8に通じ、他端が最終的に旋回スクロール9の旋回軸受10に通じている。固定スクロール6と噛み合って圧縮室11を形成する旋回スクロール9は、渦巻き状の旋回スクロールラップ9aと旋回軸受10とを直立させたラップ支持円板9bとからなり、固定スクロール6と本体フレーム5との間に配置されている。
固定スクロール6は、鏡板6aと渦巻き状の固定スクロールラップ6bとからなり、固定スクロールラップ6bの中央部に吐出口12、外周部に吸入室13が配置されている。
クランクシャフト4の主軸部4aから偏心してクランクシャフト4の上端部に配置された旋回軸部4bは、旋回スクロール9の旋回軸受10と係合摺動し、クランクシャフト4の下端部に配置された副軸部4cは密閉容器1内に溶接や焼き嵌めして固定された副軸受19により軸支され、主軸部4a、旋回軸部4b、副軸部4cの三点で支持された構成をしている。旋回スクロール9のラップ支持円板9bと本体フレーム5に設けられた第1のスラスト軸受15aとの間は、油膜形成可能な微小隙間が設けられている。ラップ支持円板9bには旋回軸受10とほぼ同心の環状シール部材16が遊合状態で装着されており、その環状シール部材16はその内側の背面室17と外側の背圧室18とを仕切っている。
給油ポンプ装置8によって吸い上げられた潤滑油はクランクシャフト4の油穴7を通り旋回スクロール9の旋回軸受10と旋回軸部14との間に形成された軸方向の内部空間20へ導かれ、一方は旋回スクロール9のラップ支持円板9bの背面に設けられた絞り部21を経由して固定スクロール6と本体フレーム5とによって囲まれて形成される背圧室18へと通じ、旋回スクロール9を固定スクロールラップ6b外周部の第2のスラスト軸受15bに押さえつける機能を持った背圧調整弁22、オイル供給通路22aを通って吸入室13へと導かれる。もう一方は旋回軸受10、背面室17、主軸受14を通り圧縮部外部へ排出される。
吐出口12の出口側を開閉する逆止弁装置23が固定スクロール6の鏡板6aの平面上に取り付けられており、その逆止弁装置23は薄鋼板製のリード弁23aと弁押さえ23bとからなる。
図2は図1におけるクランクシャフト4と固定スクロール6と旋回スクロール9などの圧縮機構部周辺の拡大断面図で、主軸部4aと旋回軸部4bの間に鍔26を有する構成をしている。
以上のように構成されたスクロール圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、クランクシャフト4では動力の伝達という機能上の要求から、曲げ、ねじりおよび軸力を受ける。旋回軸受14は旋回スクロール9の旋回運動に伴って発生する圧縮力を支えるために静荷重を受ける。さらにクランクシャフト4の振れが大きくなる端部に旋回スクロール9があるため、旋回軸受14と旋回軸部4bとは常に特定のクランク方向で強く摺動する。また同様に主軸受14とクランクシャフト4の主軸部4aも同様に強く摺動する。よって、クランクシャフト4に曲げモーメントとねじりモーメントと軸力が加わるために、クランクシャフト4に生ずる応力を軽減し、クランクシャフト4の強度を上げることで、信頼性を高くすることが可能である。
また、軸受に加わる負荷を軽減するために、軸受の投影面積を増やし、軸受面圧を下げることで、信頼性を高くすることが可能である。
そこで、クランクシャフト4の主軸部4aの軸径より旋回軸部4bの軸径を大きくすることにより、旋回軸部4bに生ずる応力を軽減することができ、高剛性のクランクシャフト4が得られ、信頼性を高くすることが可能である。同時に、旋回軸受10の投影面積が増え、旋回軸受10の面圧も下がり、旋回軸受4bにかかる負荷を軽減できるため、軸受負荷耐力も向上し、さらに信頼性を高くすることが可能である。
また、スクロール圧縮機をコンパクトにするためにクランクシャフト4の旋回軸部4bの長さのみを短くすると、軸受の投影面積の減少とともに面圧が増加することから、軸受耐力が下がり信頼性が低下する。しかし、クランクシャフト4の旋回軸部4bの軸径を同時に大きくすることで、クランクシャフト4の旋回軸部4bの強度が上がり信頼性が向上し、旋回軸部4bの長さを短くすることによって起こる信頼性の低下量を補うことができるため、高い信頼性を維持したまま、クランクシャフト4の全長を短くできることから、さらなるスクロール圧縮機の小型化が可能となる。
また、クランクシャフト4の旋回軸部4bの長さを長くすることにより、同時に旋回軸受10幅も長くなり、軸受の投影面積が増加することで、面圧が軽減され、旋回軸受10の軸受負荷耐力を向上させることができるが、クランクシャフト4の旋回軸部4bに加わる負荷の作用点と主軸部4aに加わる負荷の作用点が長くなることから、同時にクランクシャフト4の副軸部4cに加わる曲げモーメントも大きくなるため、副軸部にも同様の対策をしなければならず、材料費、加工費等が上がるためにコストアップすると共に、スクロール圧縮機が大型化する可能性があるので、旋回軸部4bの軸径を大きくした方が良い。
また、図3に示すように、スクロール圧縮機の製造段階で組立て公差の範囲内でクランクシャフト4が傾いて組まれた場合において、特に高速運転した際にクランクシャフト4の軸中心と軸重心との不一致から、その偏心量だけが遠心力となり動力が増加するが、クランクシャフト4の全長が短くなることから、偏心量も少なくなり、動力の増加や共振現象も抑制することができ、信頼性を高くすることが可能である。
以上のように、クランクシャフト4の主軸部4aの軸径より旋回軸部4bの軸径を大きくすることで、クランクシャフト4の旋回軸部4bの強度が上がり、さらに旋回軸受10の負荷耐力が上がることにより、信頼性を高くすることができ、スクロール圧縮機を小型化することが可能となる。
なお、本実施例ではクランクシャフト4の主軸部4aと旋回軸4bの間に鍔24を有することで、圧縮機機構部の心出し時に、旋回スクロール9のボス下端面と鍔24の接触部が面で支えられるため、軸の傾きを少なくしているが、製造上の理由のため、図4のようにクランクシャフト4に鍔24を持たない構造でもよいが、応力集中しやすい。同様に、クランクシャフト4に鍔24を有する構造において、図5に示すように、旋回軸部4bの最外周部が、主軸部4a中心軸に対して、鍔24の最外周部の距離の外側にあることにより、旋回軸部4bと鍔24との境界エッジ部が中心軸に近づくことによるエッジ部応力が増大する。ここで、図6に示すように、旋回軸部4bの最外周部が、主軸部4a中心軸に対して、鍔24の最外周部の距離と同等または内側にあることにより、旋回軸部4bと鍔24との境界エッジ部が中心軸に近づくことによるエッジ部応力増大を防ぐことができ、信頼性を高くすることが可能である。
また、実機ではクランクシャフト4が偏心しながら傾くことがあるため、旋回軸部4bの軸径に対する旋回軸部4bの長さを長くするほど、旋回軸受10と片当たりが発生し、逆に信頼性が低下するとともに、入力も増加してしまう可能性がある。図7に実機運転による旋回軸部4b軸径に対して旋回軸部4b長さの比(アスペクト比)とクランクシャフト4の摩耗量の関係を示したが、旋回軸部4bの軸径に対して旋回軸部4bの長さの比を1.5以上ではクランクシャフト4の磨耗量が増大し、信頼性が大きく低下している。さらに、旋回軸部4bの長さが長くなるほど、粘性損失も増大し、入力が上昇してしまうため、旋回軸部4bの軸径に対して旋回軸部4bの長さの比を1.5以下とする方がよい。
また、本実施の形態は、特に差圧が大きく、クランクシャフト4に加わる負荷が非常に大きい二酸化炭素を用いた圧縮機などに用いることでより大きな効果を得ることが可能である。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、クランクシャフトの主軸部の軸径より旋回軸部の軸径を大きくすることによって、クランクシャフトの強度と軸受耐力が向上し、高能力または小型化、軽量化などに伴って起こる強度低下を抑えることで、高い信頼性を保つことが可能であり、HFC系冷媒やHCFC系冷媒を用いたエアーコンディショナー用圧縮機のほかに、自然冷媒である二酸化炭素を用いたエアーコンディショナーやヒートポンプ式給湯機などの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態における縦型スクロール圧縮機の縦断面図 本発明の実施の形態における縦型スクロール圧縮機構部拡大断面図 本発明の実施の形態におけるクランクシャフトの軸傾き組み立て時の縦型スクロール圧縮機構部拡大断面図 本発明の実施の形態におけるクランクシャフトに鍔を持たない時の縦型スクロール圧縮機構部拡大断面図 本発明の実施の形態における旋回軸部の最外周部が、主軸部中心軸に対して鍔最外周部の距離の外側にある時の縦型スクロール圧縮機構部拡大断面図 本発明の実施の形態における旋回軸部の最外周部が、主軸部中心軸に対して鍔最外周部の距離と同等または内側にある時の縦型スクロール圧縮機構部拡大断面図 クランクシャフトのアスペクト比と摩耗量の関係を示したグラフ 従来例の特許文献1における縦型スクロール圧縮機構部拡大断面図
符号の説明
1 密閉容器
2 吐出管
3 モータ
3a 回転子
3b 固定子
4 クランクシャフト
4a 主軸部
4b 旋回軸部
4c 副軸部
5 本体フレーム
6 固定スクロール
6a 鏡板
6b 固定スクロールラップ
7 油穴
8 給油ポンプ装置
9 旋回スクロール
9a 旋回スクロールラップ
9b ラップ支持円板
10 旋回軸受
11 圧縮室
12 吐出口
13 吸入室
14 主軸受
15a 第1のスラスト軸受
15b 第2のスラスト軸受
16 環状シール部材
17 背面室
18 背圧室
19 副軸受
20 内部空間
21 絞り部
22 背圧調整弁
22a オイル供給通路
23 逆止弁装置
23a リード弁
23b 弁押さえ
24 鍔
25 スラスト面
101 旋回スクロール
102 固定スクロール
103 クランクシャフト
103a 主軸部
103b 旋回軸部
103c 副軸部
104 溝
105 溝

Claims (4)

  1. 密閉容器の内部に、固定子と回転子で構成されるモータとこのモータで駆動する圧縮機構を配設し、固定スクロールの一部をなす鏡板の一面に直立して形成された渦巻き状の固定スクロールラップに対して、旋回スクロールの一部をなすラップが支持円板上に直立するとともに、前記固定スクロールラップに類似した形状の旋回スクロールラップを互いに噛み合わせて、両スクロール間に渦巻き形の対称形の一対の圧縮空間を形成し、前記固定スクロールラップの中心部に吐出室に通じる吐出口を設け、前記固定スクロールラップの外側には吸入室を設け、自転阻止部材を介して前記旋回スクロールが前記固定スクロールに対し旋回運動を行うことによって、前記各圧縮空間が吸入側より吐出側に向けて連続移行する複数個の圧縮室に区画されて流体を圧縮すべく容積変化し、前記旋回スクロールを旋回運動させるためのクランクシャフトの端部に形成した旋回軸部は前記旋回スクロールの旋回軸受と係合摺動し、前記クランクシャフトに形成した主軸部を主軸受で軸支し、前記クランクシャフトを前記モータの前記回転子に結合し、前記クランクシャフトの前記旋回軸部を前記旋回軸受と、前記クランクシャフトの前記主軸部を前記主軸受と、前記主軸部と前記回転子を挟んで反対側のクランクシャフトの端部に形成した副軸部を副軸受とで三点支持され、前記クランクシャフトの前記旋回軸部の長さより、前記主軸部の長さの方が長い構成をし、前記旋回スクロールを前記固定スクロールとの間で摺動可能に挟持するフレームを有する圧縮機であって、前記クランクシャフトにおいて、前記主軸部の軸径より前記旋回軸部の軸径が大なることを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. クランクシャフトは旋回軸部と主軸部の間に鍔を有し、前記主軸部中心軸に対して、前記旋回軸部の最外周部が前記鍔の最外周部の距離と同等または内側にある請求項1記載のスクロール圧縮機。
  3. クランクシャフトの旋回軸部の軸径に対して旋回軸部の長さの比が1.5以下となる請求項1または2記載のスクロール圧縮機。
  4. 作動流体として二酸化炭素を用いた請求項1〜3いずれかに記載のスクロール圧縮機。
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