JP2006115981A - ベッドの床構造 - Google Patents

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謹七 南出
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Abstract

【課題】 通気性が良好で、湿気やカビなどを発生させた痛んだ箇所のみ容易に交換する。
【解決手段】 ベッド1の床部分が左右のサイドフレームF1,F2の内側に所定間隔をおいて横桟3のみが掛け渡され、左右のサイドフレームF1,F2の内側に横桟3が差し込まれる複数の差込み口2cを有する受け材2が配され、上記差込み口2cに対して上記横桟3が着脱自在に取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ベッドの床部分が左右のサイドフレームの内側などに所定間隔をおいて横桟が掛け渡されるベッドの床構造に関する。
ベッドは、その床部分に布団を載せて使用されるか、又はマットレスを敷設してから布団を載せるなどして使用されるもので、家庭用として一般的に多く使用される材質は木製である。木製のベッドが多く使用されるのは、自然な風合いによる温かみや癒し効果などを有するからであると考えられる。
木製ベッドの床部分は、ベッドのサイドフレームの内側に所定間隔をおいて横桟が掛け渡されて配されているか、さらに縦方向にも桟が掛け渡されるもの(これと関連するものとしては、例えば特許文献2)、又、これらを二枚以上の枠体に分けて構成して、この分割された枠体を木製ベッドの床部分に敷設するもの(これと関連するものとしては、例えば特許文献1)などがある。また、上記横桟にしても縦方向の桟(縦桟)にして、多く見受けられるのは、その平面の面積の広い方を上下の面として使用していることが多い。なお、特許文献1では横桟は、リベットで止められている。特許文献2では、受け桟の上に床材を載せるだけである。
特開2003−38300号公報 特開2003−39478号公報
人は一晩の就寝中にコップ1杯分発汗すると言われるが、その汗が布団やマットレスを介して木製ベッドの床部分に及ぶことがある。汗が木製ベッドの床部分に及ぶと、木製ベッドの横桟や縦桟に湿気やカビなどを発生させやすくなり、悪臭の原因となったりするなどの衛生上の問題が生じる。また、不意な外力が加わったときに、床部分の横桟や縦桟の一つを損傷させる事態も生じることが想定される。
しかしながら、従来の木製のベッドは、横桟や縦桟がその一本を取り外すような構造になっていないために、ベッドの床部分の全体や上記分割枠ごとに交換しなければならないという問題を有していた。また、従来の木製ベッドにおいては、横桟のみならず縦桟も配され、しかもその平面の面積の広い方を上下の面として使用していることが多いために、通気性が悪く、また、桟を縦横に多く配すれば配するほどベッドが軋む原因ともなっていた。
そこで本発明の目的は、通気性が良好で、湿気やカビなどを発生させ痛んだ箇所のみ容易に交換することが可能なベッドの床構造を提供することにある。
本発明の請求項1記載のベッドの床構造は、ベッドの床部分が左右のサイドフレームの内側に所定間隔をおいて横桟のみが掛け渡されるベッドであって、上記左右のサイドフレームに上記横桟が差し込まれる複数の差込み口を設け、上記差込み口に対して上記横桟が着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。また、本発明の請求項2記載のベッドの床構造は、ベッドの床部分が左右のサイドフレームの内側に所定間隔をおいて横桟のみが掛け渡されるベッドであって、上記左右のサイドフレームの内側に上記横桟が差し込まれる複数の差込み口を有する受け材が配され、上記差込み口に対して上記横桟が着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
これらの発明によれば、ベッドの床部分がサイドフレームの内側に所定間隔をおいて横桟のみが掛け渡されているので、通気性が良好であり、また、人の汗などにより横桟が湿気やカビなどにより傷んだ場合には、上記差込み口に対して上記横桟が着脱自在に取り付けられていることから、その傷んだ横桟のみを交換することができる。
本発明の請求項3記載のベッドの床構造は、前記横桟が凹状の差込み口に対応する断面が四角形状を呈する木製のもので、その上方側と下方側のうちの少なくとも一方に先端部に向けて幅狭になるテーパが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記凹状の差込み口に対して横桟を差し込むときには、横桟のテーパにより差込み作業が容易になるとともに、寒暖の差による木材(横桟や差込み口)の伸張にも有効に対応して、特に軋むような事態や木材にひびが入るような事態を有効に防止することとなる。
本発明の請求項4記載のベッドの床構造は、前記横桟のテーパは、その上方側と下方側の両方に形成され、上方側のテーパが形成された箇所の幅と下方側のテーパが形成された箇所の幅、又は、上方側のテーパと下方側のテーパの角度が異なることを特徴とする。
本発明によれば、前記横桟の上方側と下方側の両方のテーパが形成された箇所の幅が異なることから、差込み口に差し込み易い方を選択することができると共に、寒暖の差などにより横桟や差込み口等に伸縮が生じた場合でも、より合致する方を選択することが可能になる。
本発明のベッドの床構造によれば、ベッドの床部分がサイドフレームの内側に所定間隔をおいて横桟のみが掛け渡されているので、通気性が良好であるとともに、人の汗などによる、湿気やカビ等で痛んだ箇所の横桟のみを交換すればよくなり、床部分全体か分割部分を交換しなければならなかった従来のベッドよりもコスト的負担が軽減される。また、前記凹状の差込み口に対して横桟を差し込むときには、横桟のテーパにより差込み作業が容易になり、交換作業の効率化が図られるとともに、嵌合部の一部に隙間が生じることにより、無理な差込みなどにより木製の部材にひび割れ等を未然に防止することができる。
以下、本発明を適用した最良の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態のベッドの床構造は、図1ないし図5に示すように、ベッドの床部分が前後のフレームFa,Fbと左右のサイドフレームF1,F2により長方形状の枠体として構成され、左右のサイドフレームF1,F2の内側に複数本の横桟3が横架されている。また、左右のサイドフレームF1,F2の前後には各々2本の脚部4が取り付けられ、前方のフレームFaには、ヘッドボード5が連結部材5aを介して取り付けられている。これらはいずれも桐などの木製であり、木材と木材を掛け合わせるなどにより構成される組み立て式のベッドである。なお、脚部4を設けなければ、畳の上での使用も可能である。
横桟3は、断面が四角形状を呈する木製であり、断面が四角形状を呈する。より詳しくは、横桟3は、その上下面が左右の面よりも面積が狭い長方形状であり、その上下の面積の狭い方を使用して、この部分を左右のサイドフレームF1,F2の内側に各々取り付けられる受け材2の差込み口2cに差し込まれるようになっている。本実施の形態の横桟3は、ほぼ長方形状、つまり、その上方側と下方側に各々に先端部に向けて幅狭になるテーパ3tが形成されている。これは、横桟3の上方側あるいは下方側のいずれの側からも差込み口2cに差し込み易くするための他、寒暖の差による木の伸縮にも対応させるためである。すなわち、凹状の差込み口2cの溝幅は、横桟3の中央部分の幅と同じ幅か、僅かに広く設定することが隙間なく差し込むために望まれるが、木は寒暖の差によって伸縮し、収縮した場合には隙間が生じて軋むなどの原因となり、また、差込み口2cに差し込まれた横桟3が伸張すると差し込み口2cにひび割れなどを生じさせる場合があるが、このような事態を上記テーパ3tにより生じなくする役割も果たすものである。
受け材2は、左右のサイドフレームF1,F2の内側に沿うようにして各々取り付けられる角材であり、その上面側に複数の差込み口2cが形成されている。各差込み口2cは、凹状の溝として形成され、受け材2の全長の全域に亘って複数形成されている。ここで、上記横桟3としては断面が四角形状を呈するものをそのまま使用して、上記差込み口2cの入り口側に上記テーパ3tを形成することによっても、或いは、これらの両方に上記テーパ3tを形成することによっても、横桟3を差し込み易くしたり、寒暖の差による木の伸縮にも対応させることが可能である。差し込まれた横桟3は、接着剤などを使用せずにそのままの状態におかれ、つまり着脱可能になっている。
したがって、本実施の形態のベッド1を使用するときには、左右のサイドフレームF1,F2の内側の受け材2の差込み口2cに横桟3を複数本配置した状態において、その上に敷布団Sを敷くか、あるいはマットレスを敷いて敷布団を敷くなどして使用する(図4,図5)。本実施の形態のベッド1においては、横桟3は、断面がほぼ長方形状を呈するが、その上下面が左右の面よりも面積が狭い方を使用し、この部分が差し込み口2cに差し込まれるように使用している。また、本実施の形態のベッド1では、横桟3のみを使用して、所定の間隔をおいており、縦桟は使用していない。これらは、ベッド1の床部分への通気性をできるだけ良好に保つためである。
そして、人の汗などにより横桟3に湿気やカビなどが生じたような場合には、その痛んだ横桟3のみを交換する(図2,図6)。すなわち、受け材2の凹状の差込み口2cに取り付けられた湿気などを含んだ横桟3を外して、交換用の横桟3を凹状の差込み口2cに差し込む。横桟3にはテーパ3tが形成されているので、差込み作業は容易になり、交換作業の効率化が図られる。例えば、布団やマットレス等をそのままにした状態でも交換作業が可能になる(図6)。ここで、横桟3が湿気を含んだり傷む場合としては、数本同時に痛む場合があり、これらを一度に交換できない場合がある(空間が開きすぎるため)。また、交換用の横桟3を取り寄せなければならない場合もある。このような場合は、好ましい使用例とは言えないが、横桟3の上下を入れ替えて、つまり湿気やカビなどが生じた上方側を下方側に向けて凹状の差込み口2cに差し込んで使用することも可能である。
ところで、木材は寒暖の差などによって伸縮するが、収縮した場合には隙間が生じて、ベッドの床が軋むなどの原因となり、また、差込み口2cに差し込まれた横桟3が伸張すると差し込み口2cにひび割れなどを生じさせる場合がある。しかしながら、このような事態を上記横桟3の上方側と下方側のうちのいずれか一方のテーパ3tか、両方のテーパ3tがこのような事態に有効に対応することとなる。そして更に、上方側のテーパ3tが形成された箇所の幅と下方側のテーパ3tの角度を異ならせたり、又、上方側のテーパT3と下方側のテーパT3の長さを異ならせておくと(図12、図13)、差込み口2cに差し込み易い方を選択することができると共に、寒暖の差などにより横桟3や差込み口2c等に伸縮が生じた場合でも、より合致する方を選択することが可能になる。例えば、図12において、上方側のテーパ3taが形成された一方端面Aの長さは、下方側のテーパ3tbが形成された一方端面Bの長さは同じであり(A=B)、その場合の一方のテーパ3taの長さは他方のテーパ3tbよりも短くして(3ta<3tb)、これらを選択できるようにしている。また、図13において、上方側のテーパ3taと下方側のテーパ3tbの長さは同じであるが(3ta=3tb)、上方側のテーパ3taが形成された一方端面Aの長さと下方側のテーパ3tbが形成された他方端面Bの長さが異ならせて(A<B)、伸縮などに対応させて選択できるようにしている。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は、図6ないし図9に示すように、左右のサイドフレームF1,F2に直接上記横桟3が差し込まれる複数の差込み口Fcを形成したベッド11であり、第1の実施の形態のように受け材2を使用しなくて良い点に特徴を有する。したがって、多数の横桟3は、前後のフレームFa,Fbから各々の外部に突出するようにして着脱自在に取り付けられ、極めて簡単な構造のベッドの床部分を構成している。なお、第1の実施の形態も同様であるが、前後のフレームFa,Fbには、左右のサイドフレームF1,F2と嵌合させるスリット7が形成され、このスリット7に嵌合部8を嵌合させることにより、長方形状の床部分の枠体として容易に組み立てられるようになっている(図8)。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、図10ないし図11示すように、前後のフレームFa,Fbと左右のサイドフレームF1,F2の各々に外方に広がるように水平部9a,9bが設けられたベッド21であり、これにより、床部分の面積が大きくなり、大きな布団Sやマットレスなどを載せることできるようになっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、図面上同一箇所は同一符号を持って示し、重複した説明を省略する。
本発明の第1の実施の形態のベッドの斜視図である。 上記第1の実施の形態の横桟の取り付け状態を説明する斜視図である。 上記第1の実施の形態の断面図である。 上記第1の実施の形態の使用状態を説明する一部拡大断面図である。 上記第1の実施の形態の使用状態を説明する一部拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態の斜視図である。 上記第2の実施の形態の横桟の取り付け状態を説明する斜視図である。 上記第2の実施の形態の組み立てる状態を説明する斜視図である。 上記第2の実施の形態の組み立てる状態を説明する斜視図である。 本発明の第3の実施の形態のベッドの斜視図である。 上記第3の実施の形態の横桟の取り付け状態を説明する斜視図である。 上記第1の実施の形態の横桟のテーパ部を説明する断面図である。 上記第1の実施の形態の横桟のテーパ部を説明する断面図である。
符号の説明
1,11,21 ベッド、
2 受け材、2c,Fc 差込み口、
3 横桟、3t,3ta,3tb テーパ、
F1,F2 左右のサイドフレーム
S 布団(マットレス)

Claims (4)

  1. ベッドの床部分が左右のサイドフレームの内側に所定間隔をおいて横桟のみが掛け渡されるベッドであって、上記左右のサイドフレームに上記横桟が差し込まれる複数の差込み口を設け、上記差込み口に対して上記横桟が着脱自在に取り付けられていることを特徴とするベッドの床構造。
  2. ベッドの床部分が左右のサイドフレームの内側に所定間隔をおいて横桟のみが掛け渡されるベッドであって、上記左右のサイドフレームの内側に上記横桟が差し込まれる複数の差込み口を有する受け材が配され、上記差込み口に対して上記横桟が着脱自在に取り付けられていることを特徴とするベッドの床構造。
  3. 前記差込み口が凹状のもので、前記横桟が凹状の差込み口に対応する断面がほぼ四角形状を呈する木製のもので、その上方側と下方側のうちの少なくとも一方に先端部に向けて幅狭になるテーパが形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のベッドの床構造。
  4. 前記差込み口が凹状のもので、前記横桟が凹状の差込み口に対応する断面がほぼ四角形状を呈する木製のもので、その上方側と下方側の両方に先端部に向けて幅狭になるテーパが形成され、上方側のテーパが形成された箇所の幅と下方側のテーパが形成された箇所の幅、又は、上方側のテーパと下方側のテーパの角度が異なることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のベッドの床構造。
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