JP2006115095A - 画像形成装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 出力に伴って画像データが記憶装置に記憶される画像形成装置において、処理効率の低下を回避しつつ画像データの外部への流出を防止する。
【解決手段】 画像処理部9は印刷すべき画像データを処理する。外部メモリ14は、画像データを暗号化する暗号化キーデータが記憶され、接続用インターフェース31に着脱自在に接続される。画像処理部9による処理が終わった画像データは画像出力部21、LSU20を介して画像形成部に送られ転写紙に出力される。外部メモリ14が装着されていることが検出されると、セレクタ12を暗号化部32側に切替え、処理が終わった画像データを暗号化部32で暗号化した後、HDD23に書込む。外部メモリ14が装着されていない場合は、セレクタ12をHDD23側に切替え、処理が終った画像データをそのままHDD23に書込む。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像処理部9は印刷すべき画像データを処理する。外部メモリ14は、画像データを暗号化する暗号化キーデータが記憶され、接続用インターフェース31に着脱自在に接続される。画像処理部9による処理が終わった画像データは画像出力部21、LSU20を介して画像形成部に送られ転写紙に出力される。外部メモリ14が装着されていることが検出されると、セレクタ12を暗号化部32側に切替え、処理が終わった画像データを暗号化部32で暗号化した後、HDD23に書込む。外部メモリ14が装着されていない場合は、セレクタ12をHDD23側に切替え、処理が終った画像データをそのままHDD23に書込む。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタル複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ等の画像形成装置及びこの装置で用いられるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
従来の画像形成装置、例えばデジタル複写機は、原稿画像を読取る画像読取部と、画像読取部で読み取られた画像データを処理する画像処理部と、画像処理された画像データが一旦記憶される記憶装置と、記憶装置に記憶された画像データを読み出して転写材に出力する出力装置とを備えている。記憶装置としては、通常、ハードディスク等の不揮発性メモリが用いられる。
このような複写機では、記憶装置に記憶された画像データは、その画像データが出力された後においても、次に読取られた原稿の画像データで上書きされるまでは記憶装置に残ったままとなる。この状態で、例えば複写機が廃棄処分され、内部のハードディスク等が抜き取られると、ディスク上に残る画像データが解析されて外部に漏洩してしまう惧れがある。このことは特に機密性の高い情報を含む画像データの場合は、深刻な問題となる。
そこで従来より、機密文書モードを設け、このモードが設定されている場合には、画像データの出力が終了した時点でその画像データを消去する方法(例えば、特許文献1参照)、画像形成装置のアイドリング時間に画像データを消去する方法(例えば、特許文献2参照)が既に提案されている。
特開平9−223061号公報
特開平9−284572号公報
しかしながら、画像データを消去するにはある程度の時間を要する。特に、記憶装置としてハードディスクを用いた場合は、例えばA4サイズの画像データを消去するのに0.75秒程度を要し、80頁分の画像データを消去するには60秒程度の時間を要するという問題があった。また、画像データの消去が行われている間は、次の印刷等の処理を続けて行うことができず、処理効率の低下が問題となっていた。
本発明の課題は、画像データが出力後も記憶装置に記憶される画像形成装置において、処理効率の低下を回避しつつ画像データの外部への流出を防ぐことにある。
本発明による画像形成装置は、画像データに所定の処理を施す画像処理手段と、前記処理された画像データを転写材に出力する出力手段と、前記処理された画像データを記憶する第1の記憶手段と、前記処理された画像データを暗号化するための暗号化キーデータを記憶する第2の記憶手段が着脱自在に装着されるインターフェース手段と、前記インターフェース手段に前記第2の記憶手段が装着されているか否かを検出する検出手段と、前記第2の記憶手段が装着されていることが検出された場合に前記画像データの出力後に前記暗号化キーデータを用いて前記処理された画像データを暗号化する暗号化手段と、前記第2の記憶手段が装着されていないことが検出された場合は前記画像データの出力後に前記処理された画像データを前記第1の記憶手段に記憶させ、前記第2の記憶手段が装着されていることが検出された場合は前記暗号化された画像データを前記第1の記憶手段に記憶させる制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記第2の記憶手段は、画像データの一部をなす暗号化キーデータを記憶することを特徴とする。このように構成されていると、第2の記憶手段に記憶されたキーデータが存在しない限り、第1の記憶手段の画像データを復号化してもとの画像データを復元することができない。
前記第2の記憶手段には、画像データの一部を虫喰い状に抜き出して第2の記憶手段に記憶されたことを特徴とする。これにより、第1の記憶手段のみでは完全な画像が再生できない。機密度の比較的低い画像データに関しては、このような形態であれば、簡単な処理である程度の機密性が守られるという利点がある。
また前記第2の記憶手段には、前記第1の記憶手段の暗号化データのパターンが記憶されたことを特徴とする。このように構成されていると、パターンのデータがない限り、画像データの書式が特定されることがなく、したがって、もとの画像データを復元することができない。この形態によれば、書式パターンが解らなくなっているため、その画像データがどのような書類であるかというのが解りにくく、簡単な処理で機密性を保持できる。
また前記第2の記憶手段には、前記第1の記憶手段の暗号化データの配列が記憶されたことを特徴とする。このように構成されていると、第1の記憶手段のデータだけでは画像の配列が正確に再現されることがない。なお、画素単位ではなく、画像データを例えばジグソーパズルのように複数のブロックに分割し、一部のブロックを第2の記憶手段に記憶させ、あるいは、ブロックの配列データ、あるいは一部のブロックの画素データを第2の記憶手段に記憶させるようにしてもよい。画素単位の配列データを第2の記憶手段に記憶させる場合は、第1の記憶手段に記憶されるデータの画素の配列が解らなくなっているため、その配列なしにはもとのデータに戻すことができず、高い機密性を保持できる。ブロック単位の配列もしくは一部のブロックの画素データを第2の記憶手段に記憶させる場合は、特に画像データが写真や絵であるときには、ブロックの順番がわからなくなったり一部が欠けてしまったりすると全体として画像が完成されないため、機密性が保持できる。
また前記第1の記憶手段に記憶された画像は、暗号化キーを用いて暗号化された画像データであり、前記第2の記憶手段には、前記暗号化キーが記憶されたことを特徴とする。このように構成することにより、第2の記憶手段に記憶された暗号化キーなくして、第1の記憶手段に記憶された暗号化画像データを復号化することができない。上記暗号化キーとしては、ハッシュ関数等の所定の関数を用いてもよい。この形態によれば、第1の記憶手段に記憶される画像データは暗号キーを用いて暗号化されたデータであるため、そのデータから元のデータを推測することも不可能であり、非常に高い機密性を保持できる。
前記第2の記憶手段には、画像データの一部を虫喰い状に抜き出して第2の記憶手段に記憶されたことを特徴とする。これにより、第1の記憶手段のみでは完全な画像が再生できない。機密度の比較的低い画像データに関しては、このような形態であれば、簡単な処理である程度の機密性が守られるという利点がある。
また前記第2の記憶手段には、前記第1の記憶手段の暗号化データのパターンが記憶されたことを特徴とする。このように構成されていると、パターンのデータがない限り、画像データの書式が特定されることがなく、したがって、もとの画像データを復元することができない。この形態によれば、書式パターンが解らなくなっているため、その画像データがどのような書類であるかというのが解りにくく、簡単な処理で機密性を保持できる。
また前記第2の記憶手段には、前記第1の記憶手段の暗号化データの配列が記憶されたことを特徴とする。このように構成されていると、第1の記憶手段のデータだけでは画像の配列が正確に再現されることがない。なお、画素単位ではなく、画像データを例えばジグソーパズルのように複数のブロックに分割し、一部のブロックを第2の記憶手段に記憶させ、あるいは、ブロックの配列データ、あるいは一部のブロックの画素データを第2の記憶手段に記憶させるようにしてもよい。画素単位の配列データを第2の記憶手段に記憶させる場合は、第1の記憶手段に記憶されるデータの画素の配列が解らなくなっているため、その配列なしにはもとのデータに戻すことができず、高い機密性を保持できる。ブロック単位の配列もしくは一部のブロックの画素データを第2の記憶手段に記憶させる場合は、特に画像データが写真や絵であるときには、ブロックの順番がわからなくなったり一部が欠けてしまったりすると全体として画像が完成されないため、機密性が保持できる。
また前記第1の記憶手段に記憶された画像は、暗号化キーを用いて暗号化された画像データであり、前記第2の記憶手段には、前記暗号化キーが記憶されたことを特徴とする。このように構成することにより、第2の記憶手段に記憶された暗号化キーなくして、第1の記憶手段に記憶された暗号化画像データを復号化することができない。上記暗号化キーとしては、ハッシュ関数等の所定の関数を用いてもよい。この形態によれば、第1の記憶手段に記憶される画像データは暗号キーを用いて暗号化されたデータであるため、そのデータから元のデータを推測することも不可能であり、非常に高い機密性を保持できる。
尚、本発明において、画像データには、画像形成装置のプリンタドライバがインストールされたコンピュータから送られるプリントデータや、画像形成装置と通信可能なファクシミリ受信データが含まれ、また、文書データも含まれる。また、画像データには、例えば、複写機として機能する場合の画像読取部で読み取られた画像データのほか、プリンタとして機能する場合におけるPC(パーソナルコンピュータ)、スキャナ等から送られる画像データ、ファクシミリとして機能する場合の他のファクシミリから送られる画像データが含まれる。さらに、出力される画像データには、所定の画像処理が終了し転写紙等の転写材への出力の用意ができた画像データが含まれる。
また、第1の記憶手段としては、例えば、HDD(ハードディスクドライブ装置)が挙げられる。インターフェース手段には、専用のドライブや、汎用インターフェース(USB、IEEE1394等)が含まれる。また、第2の記憶手段としては、例えば、ハードディスク、コンパクトフラッシュ(登録商標)、マイクロドライブ等の汎用メモリと、不揮発性メモリを利用したカスタム品、SDRAM等の揮発性メモリを電池等によりバックアップした記憶装置等が挙げられる。
本発明の画像形成装置によれば、着脱自在な第2の記憶手段が装着されれば、画像処理された画像データは、この第2の記憶手段に記憶される暗号化キーデータにより暗号化された後、第1の記憶手段に書き込まれるため、出力後に第2の記憶手段を取り外しておけば、第1の記憶手段には暗号化された画像データが残っているので、元の画像データを解読することができず、他人に画像データを解析されて外部に流出することを防止することができる。また、画像データを消去する必要がないので処理効率の低下を回避することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態による画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナとしての機能を併有する複合機であり、主な制御系統として、操作部CPU3と、エンジンCPU15と、画像処理部9と、画像出力部21とを備えている。この画像形成装置1は、LANケーブル等の通信回線45を介してPC(パーソナルコンピュータ)43と接続されている。
図1は本発明の実施の形態による画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナとしての機能を併有する複合機であり、主な制御系統として、操作部CPU3と、エンジンCPU15と、画像処理部9と、画像出力部21とを備えている。この画像形成装置1は、LANケーブル等の通信回線45を介してPC(パーソナルコンピュータ)43と接続されている。
PC43は、画像形成装置1のプリンタドライバがインストールされたコンピュータであり、記憶装置及び入力装置等を有している。PC43は、画像形成装置1に対して印刷を指示する際に、その記憶装置内に保有する画像データや、インターネット上でダウンロードした画像データを含む出力信号を画像形成装置1に向けて送信し、その印刷を指示する。
画像形成装置1において、操作部CPU3は、操作パネル22の制御等を行うものであり、バックアップ用のEEPROM2、エンジンCPU15及び画像処理部9と接続されている。操作パネル22は、複数の操作キー1aと、タッチパネル式の表示部1bとを有している。表示部1bには種々の操作画面等が表示される。
周辺機器/部材6は、画像読取部7のスキャナモータ、ランプ類、各種センサ等を含むもので、入出力インターフェース5を介して、操作部CPU3用のプログラムメモリとしてのFLASH4a及びワークRAMとしてのSDRAM4bに接続されている。周辺機器/部材19は、メインモータ、各種センサ、定着装置のヒータ、絵紙装置のクラッチ等を含むもので、入出力インターフェース18を介して、エンジンCPU15用のプログラムメモリとしてのFLASH17a及びワークRAMとしてのSRAM17bに接続されている。
エンジンCPU15は、エンジンの制御等を行うものであり、バックアップ用のEEPROM16、操作部CPU3及び画像出力部21と接続されている。エンジンには、図示しない感光体ドラム及びその周辺装置等の画像形成部(出力装置)や、前記周辺機器/部材6及び周辺機器/部材19等を含む各種電装品が含まれる。画像形成部は、画像出力部21の指示を受けて、HDD23に記憶された画像データを用紙等に画像形成を行う。
画像処理部9は、画像読取部7及びPC43に接続されており、これらから受け取った画像データに対して暗号化処理、圧縮・伸張処理、各種補正処理等を含む種々の画像処理を施す。また画像処理部9は、操作部CPU3、画像出力部21及びHDD23と接続されている。画像処理部9は、画像処理/メモリ制御部10、データの圧縮及び伸張を行うCODEC11、セレクタ12、DIMM13、接続用インターフェース31及び暗号化部32で構成される。
画像処理/メモリ制御部10はASICで構成され、画像読取部7、PC43からの画像データに対して所定の画像処理を行うと共に、外部メモリ14の着脱に応じてセレクタ12を暗号化部32側又はHDD23側に切り替える。DIMM13は、HDD23と共に画像データ用内部メモリを構成する。DIMM13は、画像処理/メモリ制御部10により実行される各種処理のためのプログラムや、画像データの暗号化及び復号化のためのプログラムが格納されている。画像出力部21は、主にASIC21aで構成され、LSU(レーザースキヤナユニット)20、エンジンCPU15及び画像処理部9と接続されている。
第1の記憶手段としてのHDD23は、セレクタ12に接続されており、第2の記憶手段としての外部メモリ14は、接続用インターフェース31に着脱自在に接続される。この外部メモリ14には、画像データを暗号化するための暗号化キーデータが記憶されている。
画像処理/メモリ制御部10及びCODEC11で処理された画像データは、画像出力部21からエンジンCPU15に出力されると共に、HDD23に記憶される。このとき接続用インターフェース31に外部メモリ14が装着されている場合は、上記処理された画像データは暗号化部32で暗号化された後、HDD23に記憶される。
尚、外部メモリ14は、汎用メモリで構成され、接続用インターフェース31に接続するための接続用端子を有し、接続用インターフェース31に着脱自在となっている。外部メモリ14として採用される汎用メモリとしては、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)、マイクロドライブ等が挙げられる。また図2に示すように、画像形成装置1の筐体1cの操作パネル22近傍には、外部メモリ14を着脱自在に装着するための開口部33が設けられている。この開口部33の内部には接続用インターフェース31と接続される接続用端子(図示せず)が設けられている。
画像処理部9は、外部メモリ14が接続用インターフェース31に接続されている場合は、セレクタ12を暗号化部32側に切り替えて画像処理が施された画像データを外部メモリ14に記憶された暗号化キーを用いて暗号化してHDD23に書き込む。外部メモリ14が接続用インターフェース31に接続されていない場合は、画像処理が施された画像データをそのままHDD23に書き込む。
画像出力部21は、印刷が指示されると、HDD23に記憶された画像データを読み出してLSU20に出力する。暗号化されたデータの場合は、HDD23に記憶されたデータを読み出し、外部メモリ14の暗号化キーデータを用いて復号化することにより元の画像データを得ることができる。
次に、上記構成による画像形成装置1の動作について図3のフローチャートと共に説明する。
まずPC43において、印刷したい画像データを選択し印刷を指示すると(S1)、画像形成装置1に画像データが送られ、これを受け取った画像形成装置1では、画像処理部9において圧縮・伸張処理、補正処理等の所定の画像処理が行われる(S2)。画像処理部9による処理が終わった画像データは、画像出力部21及びLSU20を介して画像形成部に送られ、転写紙に出力される(S3)。
まずPC43において、印刷したい画像データを選択し印刷を指示すると(S1)、画像形成装置1に画像データが送られ、これを受け取った画像形成装置1では、画像処理部9において圧縮・伸張処理、補正処理等の所定の画像処理が行われる(S2)。画像処理部9による処理が終わった画像データは、画像出力部21及びLSU20を介して画像形成部に送られ、転写紙に出力される(S3)。
一方、外部メモリ14が装着されているか否かを検出し(S4)、装着されていれば、セレクタ12を暗号化部32側に切り替え(S5)、前記画像処理部9による処理が終わった画像データを暗号化部32に送って暗号化する(S6)。この暗号化された画像データはHDD23に書き込まれる(S7)。また、外部メモリ14が装着されていなければ、セレクタ12をHDD23側に切り替えて(S8)、前記画像処理部9による処理が終わった画像データをそのままHDD23に書き込む(S9)。尚、HDD23に書き込まれた画像データは、必要に応じて操作パネル22での操作により消去することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、機密保持の必要のある画像データを印刷しようとする場合は、予め外部メモリ14を開口部33に差し込んで接続用インターフェース31に接続しておくことより、画像データが暗号化されてHDD23に書き込まれるので、機密を保持することができる。外部メモリ14は出力後に開口部33から抜き取り、個人で管理することができるので、外部に情報が漏れることはない。
また、HDD23の上書き処理等の必要がないため、データ出力後にデータクリアの操作を行う必要がない。
また、従来のように画像の消去処理が終了するまで次の処理を待つ必要がなく、処理効率が低下することもない。
以上、暗号化処理については通常の暗号化キーを用いて暗号化することで説明したが、本発明にいう暗号化には、それ以外にデータの一部を除き不完全なデータとすることや、データ書式パターンや画素もしくは画像ブロックの配列を抜き出すことによりデータの機密性を保持することも含まれる。
また、HDD23の上書き処理等の必要がないため、データ出力後にデータクリアの操作を行う必要がない。
また、従来のように画像の消去処理が終了するまで次の処理を待つ必要がなく、処理効率が低下することもない。
以上、暗号化処理については通常の暗号化キーを用いて暗号化することで説明したが、本発明にいう暗号化には、それ以外にデータの一部を除き不完全なデータとすることや、データ書式パターンや画素もしくは画像ブロックの配列を抜き出すことによりデータの機密性を保持することも含まれる。
図4はHDD23等の内部メモリと外部メモリ14の各記憶内容のいくつかの例を示す。ここで、内部メモリの記憶容量は大きく、外部メモリの記憶容量は小さい。図4においては、外部メモリ14に記憶される各暗号化キーデータを用いて画像データを暗号化した場合に、内部メモリに書き込まれる暗号化された画像データを示している。
例えば(1)の暗号化キーデータとしての画像データの一部を用いる場合には、内部メモリに記憶されるデータは虫喰いされたような状態となっており、それだけでは完全な元のデータは解らないようになっている。(2)の暗号化キーデータとして画像データのパターンを用いた場合は、外部メモリにはデータの書式等のパターンが記憶されるので、内部メモリにはパターンを持たない(データのパターンが解らない)画像データが書き込まれることになるので、機密が保持される。例えば(3)の場合、外部メモリに画像の配列を示すデータを記憶させることにより、内部メモリに記憶された一定のパターンを持たないランダムな画像データのみでは復号化できないことになる。また(4)のように画像データを複数のブロックに分割して、そのブロックの配列を外部メモリに記憶させることにより、内部メモリの暗号化を行ってもよい。さらに(5)のように、暗号化キーを用いて演算することの暗号化では、外部メモリの暗号化キーが解らなければ、内部メモリに記憶された画像データのみでは復号化できない。
例えば(1)の暗号化キーデータとしての画像データの一部を用いる場合には、内部メモリに記憶されるデータは虫喰いされたような状態となっており、それだけでは完全な元のデータは解らないようになっている。(2)の暗号化キーデータとして画像データのパターンを用いた場合は、外部メモリにはデータの書式等のパターンが記憶されるので、内部メモリにはパターンを持たない(データのパターンが解らない)画像データが書き込まれることになるので、機密が保持される。例えば(3)の場合、外部メモリに画像の配列を示すデータを記憶させることにより、内部メモリに記憶された一定のパターンを持たないランダムな画像データのみでは復号化できないことになる。また(4)のように画像データを複数のブロックに分割して、そのブロックの配列を外部メモリに記憶させることにより、内部メモリの暗号化を行ってもよい。さらに(5)のように、暗号化キーを用いて演算することの暗号化では、外部メモリの暗号化キーが解らなければ、内部メモリに記憶された画像データのみでは復号化できない。
尚、上記実施の形態において、外部メモリ14が接続用インターフェース31に接続されない限りは、画像の読み取り、プリントデータのスプール、ファクシミリ受信データの受信、及び出力が行えなくなるような設定が可能に構成されてもよい。
また、PC43に代えて又はPC43と並列に、他のPC、ファクシミリ、スキャナ等の他の外部接続機器が画像形成装置に接続されてもよい。
また、PC43に代えて又はPC43と並列に、他のPC、ファクシミリ、スキャナ等の他の外部接続機器が画像形成装置に接続されてもよい。
1 画像形成装置
3 操作部CPU
9 画像処理部
12 セレクタ
14 外部メモリ(第2の記憶手段)
15 エンジンCPU
21 画像出力部
22 操作パネル
23 HDD(第1の記憶手段)
31 接続用インターフェース
32 暗号化部
43 PC
3 操作部CPU
9 画像処理部
12 セレクタ
14 外部メモリ(第2の記憶手段)
15 エンジンCPU
21 画像出力部
22 操作パネル
23 HDD(第1の記憶手段)
31 接続用インターフェース
32 暗号化部
43 PC
Claims (6)
- 画像データに所定の処理を施す画像処理手段と、
前記処理された画像データを転写材に出力する出力手段と、
前記処理された画像データを記憶する第1の記憶手段と、
前記処理された画像データを暗号化するための暗号化キーデータを記憶した第2の記憶手段が着脱自在に装着されるインターフェース手段と、
前記インターフェース手段に前記第2の記憶手段が装着されているか否かを検出する検出手段と、
前記第2の記憶手段が装着されていることが検出された場合に前記画像データの出力後に前記暗号化キーデータを用いて前記処理された画像データを暗号化する暗号化手段と、
前記第2の記憶手段が装着されていないことが検出された場合は前記画像データの出力後に前記処理された画像データを前記第1の記憶手段に記憶させ、前記第2の記憶手段が装着されたことが検出された場合は前記暗号化された画像データを前記第1の記憶手段に記憶させる制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2の記憶手段は、画像データの一部をなす暗号化キーデータを記憶することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第2の記憶手段には、前記第1の記憶手段の暗号化データのパターンが記憶されたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記第2の記憶手段には、前記第1の記憶手段の暗号化データの配列が記憶されたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記第1の記憶手段に記憶された画像は複数のブロックに分割され、前記第2の記憶手段には、前記複数のブロックの配列が記憶されたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記第1の記憶手段に記憶された画像は、暗号化キーを用いて演算された画像データであり、前記第2の記憶手段には、前記暗号化キーが記憶されたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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Cited By (2)
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JP2010535353A (ja) * | 2007-07-30 | 2010-11-18 | ヤング ビーク,ジーワイ | イメージパズル型暗号化イメージを用いた暗号化システム |
WO2018166072A1 (zh) * | 2017-03-13 | 2018-09-20 | 华为技术有限公司 | 一种数据处理方法及装置 |
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2004
- 2004-10-13 JP JP2004298902A patent/JP2006115095A/ja active Pending
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WO2018166072A1 (zh) * | 2017-03-13 | 2018-09-20 | 华为技术有限公司 | 一种数据处理方法及装置 |
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