JP2006114941A - Am放送波受信機能を備えたオーディオ機器 - Google Patents
Am放送波受信機能を備えたオーディオ機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006114941A JP2006114941A JP2004297058A JP2004297058A JP2006114941A JP 2006114941 A JP2006114941 A JP 2006114941A JP 2004297058 A JP2004297058 A JP 2004297058A JP 2004297058 A JP2004297058 A JP 2004297058A JP 2006114941 A JP2006114941 A JP 2006114941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuner
- unit
- audio
- signal
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Structure Of Receivers (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
【課題】 機器内から発生するノイズによるAM放送波の受信性能の悪化を防止することができるAM放送波受信機能を備えたオーディオ機器を提供する。
【解決手段】 AMアンテナを介してAM放送波の受信信号を得てその受信信号の復調を行ってオーディオ信号を出力するAMチューナと、AMチューナから出力されるオーディオ信号を処理する処理部とを備えたオーディオ機器であって、処理部を除くAMチューナのみを囲むケースとAMアンテナとが一体に形成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 AMアンテナを介してAM放送波の受信信号を得てその受信信号の復調を行ってオーディオ信号を出力するAMチューナと、AMチューナから出力されるオーディオ信号を処理する処理部とを備えたオーディオ機器であって、処理部を除くAMチューナのみを囲むケースとAMアンテナとが一体に形成されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、AM放送波受信機能を備えたオーディオ機器に関する。
AM放送波受信機能を備えたホームシアターシステムやレシーバ等のオーディオ機器においては、一般に、AMアンテナを外部接続してAM放送波を受信することができるようになっている。例えば、図1に示すように、オーディオ機器51内にはAMチューナ部52が備えられ、AMチューナ部52と機器51外部に配置されたAMループアンテナ53とがケーブル54を介して接続される。
しかしながら、オーディオ機器51内にはスイッチング電源部55やAVアンプ等のディジタル装置56が備えられているので、それらから生成される輻射ノイズがAMチューナ部52に混入してAMチューナ部52の受信性能に悪影響を与えるという問題点があった。また、ケーブル54及びAMループアンテナ53によって受信信号である高周波信号が伝送されるので、機器内から発生するノイズによりAM放送波の受信状態が悪化するという問題点があった。
本発明が解決しようとする課題には、上記の欠点が一例として挙げられ、機器内から発生するノイズによるAM放送波の受信性能の悪化を防止することができるAM放送波受信機能を備えたオーディオ機器を提供することが本発明の目的である。
請求項1に係る発明のオーディオ機器は、AMアンテナを介してAM放送波の受信信号を得てその受信信号の復調を行ってオーディオ信号を出力するAMチューナと、前記AMチューナから出力されるオーディオ信号を処理する処理部と、を備えたオーディオ機器であって、前記処理部を除く前記AMチューナのみを囲むケースと前記AMアンテナとが一体に形成されたことを特徴としている。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図2は本発明によるオーディオ機器を示している。このオーディオ機器はこの実施例ではホームシアターシステムであり、機器本体の処理部1と外部装置2とを備えている。処理部1はDVDレコーダ部11、AVアンプ部12、制御部13、表示部14、操作部15及び電源部16を備えている。外部装置2はAMループアンテナ21とAMチューナ部22とからなる。処理部1の少なくともDVDレコーダ部11、AVアンプ部12、制御部13及び電源部16は1つのケース(図示せず)によって覆われている。
処理部1のDVDレコーダ部11はDVD及びCD等の光ディスクについて記録及び再生を行う。AVアンプ部12はビデオ信号及びオーディオ信号の入出力切換機能、オーディオ信号の増幅機能及びFMチューナ部を備え、DVDレコーダ部11の記録時にはビデオ信号及びオーディオ信号をDVDレコーダ部11に供給し、再生時にはDVDレコーダ部11からのビデオ信号及びオーディオ信号を受け入れて入出力切換機能によって選択的に外部に出力される。制御部13はマイクロコンピュータからなり、DVDレコーダ部11、AVアンプ部12、表示部14、操作部15及び電源部16を制御する。表示部14はDVDレコーダ部11及びAVアンプ部12の動作状態及びAMチューナ部22の受信周波数を表示する。操作部15はDVDレコーダ部11の記録及び再生のための操作ボタン、AVアンプ部12の入出力切換及び増幅レベルのための操作ボタン等の操作ボタンを備えている。電源部16はDVDレコーダ部11、AVアンプ部12、制御部13、表示部14及び操作部15の各々の電源電圧を出力する。また、電源部16はAMチューナ部22の電源部としても動作する。なお、電源部16には交流商用電圧を与えるための電源プラグ18が処理部1外に設けられている。
ホームシアターシステムとしてはスピーカ17及び図示しないテレビモニタが本体の外部装置として更に備えられている。スピーカ17は図には1つしか示していないが、複数でも良い。
処理部1と外部装置2のAMチューナ部22との間はケーブル3によって接続されている。ケーブル3は処理部1及びAMチューナ部22に対して着脱自在にされていても良い。ケーブル3には、電源ライン31、グランドライン32、左右オーディオ信号ライン33及びコントロールライン34が備えられている。電源ライン31及びグランドライン32は電源部16に接続され、左右オーディオ信号ライン33はAVアンプ部12に接続され、コントロールライン34は制御部13に接続されている。コントロールライン34は複数のライン(例えば、4本)からなり、少なくとも制御部13からAMチューナ部22へ受信周波数の制御信号を伝送するが、これに限らず、AMチューナ部22から制御部13への受信電界強度情報を伝送するために用いても良い。また、コントロールライン34は双方向の通信を可能にされている。
外部装置2のAMループアンテナ21とAMチューナ部22とは一体に形成されている。すなわち、図3に示すように、AMチューナ部22を囲むケース22aをベースとしてリング状のAMループアンテナ21が取り付けられている。ケース22a内にAMチューナ部22の回路が設けられている。AMチューナ部22にはケーブル3の電源ライン31を介して供給される電源電圧が印加される。AMチューナ部22はAMループアンテナ21と直結されており、制御部13からケーブル3のコントロールライン34を介して供給される制御信号に応じて指定される周波数のAM放送波をAMループアンテナ21を介して受信する。AMチューナ部22ではAM放送波の受信信号が復調され、その結果として左右オーディオ信号が出力される。その左右オーディオ信号はケーブル3の左右オーディオ信号ライン33を介して処理部1のAVアンプ部12に供給される。
なお、AMループアンテナ21はケース22a上に固定されているが、ケース22aに垂直軸について回転自在に支持されていても良い。
かかる構成のホームシアターシステムにおいては、処理部1の外部にAMループアンテナ21とAMチューナ部22とが一体に形成された外部装置2が備えられているので、処理部1内部で生じる電源部16のスイッチングノイズやAVアンプ部12のディジタル回路からのノイズがAMチューナ部22に直接混入することが防止される。よって、AMチューナ部22の受信性能の悪化を防止することができる。
また、処理部1とAMチューナ部22との間を繋ぐケーブル3には、上記のように電源電圧、グランドレベル、制御信号及びオーディオ信号を供給され、高周波信号のような外部ノイズが混入し易い信号がケーブル3によって伝送されることがないので、受信信号自体に悪影響を与えることが防止される。
更に、AMループアンテナ21とAMチューナ部22とが一体に形成されており、その間に外部ケーブルが挿入されることがないので、AMループアンテナ21とAMチューナ部22との整合を常に適切にすることができる。
ケーブル3としては処理部1から生成されるノイズが少ない場合には安価なケーブルを使用し、処理部1から生成されるノイズが多い場合にはノイズに強いシールドタイプのものを用いることができる。また、従来のオーディオ機器の場合には高周波信号の伝送のためにケーブルの長さに制限があったが、処理部1から生成されるノイズが多い場合であっても伝送信号への影響が従来に比べて少ないのでケーブルの長さに制限はほとんどなく、ケーブル3の長さを任意に選択することができる。
なお、上記した実施例においては、オーディオ機器としてDVDレコーダを備えたホームシアターシステムを示したが、本発明が適用できるオーディオ機器はこれに限らない。AMチューナを有するミニコンポーネントステレオ、マイクロシステム及びレシーバ等の他のオーディオ機器に本発明を適用することができる。
以上のように、本発明によれば、オーディオ信号処理部を除くAMチューナのみを囲むケースとAMアンテナとが一体に形成されているので、処理部内から発生するノイズによるAM放送波の受信性能の悪化を防止することができる。
1 処理部
2 外部装置
11 DVDレコーダ部
12 AVアンプ部
13 制御部
16 電源部
21 AMループアンテナ
22 AMチューナ部
2 外部装置
11 DVDレコーダ部
12 AVアンプ部
13 制御部
16 電源部
21 AMループアンテナ
22 AMチューナ部
Claims (5)
- AMアンテナを介してAM放送波の受信信号を得てその受信信号の復調を行ってオーディオ信号を出力するAMチューナと、
前記AMチューナから出力されるオーディオ信号を処理する処理部と、を備えたオーディオ機器であって、
前記処理部を除く前記AMチューナのみを囲むケースと前記AMアンテナとが一体に形成されたことを特徴とするオーディオ機器。 - 前記処理部と前記AMチューナとの間はケーブルによって結合されていることを特徴とする請求項1記載のオーディオ機器。
- 前記処理部内には前記AMチューナ用の電源部と、前記AMチューナの少なくとも受信周波数を指令する制御信号を生成する制御部とが少なくとも備えられ、
前記ケーブルには前記電源部の出力電圧を前記AMチューナに供給する電源ラインと、基準電位を与えるグランドラインと、前記制御部からの制御信号を伝送するコントロールラインと、前記オーディオ信号を前記機器本体に伝送するオーディオ信号ラインとが含まれることを特徴とする請求項1又は2記載のオーディオ機器。 - 前記AMアンテナはループアンテナであることを特徴とする請求項1記載のオーディオ機器。
- 前記AMアンテナは前記ケースをベースとして形成されていることを特徴とする請求項1記載のオーディオ機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004297058A JP2006114941A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | Am放送波受信機能を備えたオーディオ機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004297058A JP2006114941A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | Am放送波受信機能を備えたオーディオ機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006114941A true JP2006114941A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36383130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004297058A Pending JP2006114941A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | Am放送波受信機能を備えたオーディオ機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006114941A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008312014A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Hitachi Media Electoronics Co Ltd | 車載用デジタル放送受信装置 |
JP2015222965A (ja) * | 2015-07-06 | 2015-12-10 | 横河電機株式会社 | 無線機器 |
US10033426B2 (en) | 2013-09-17 | 2018-07-24 | Yokogawa Electric Corporation | Antenna module, wireless device, and field device control system |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11301377A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-02 | Harada Ind Co Ltd | 自動車用受信制御システム |
JP2000252847A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Sony Corp | 映像・音響装置 |
JP2002135145A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Aiwa Co Ltd | 受信機能を有する電子機器 |
-
2004
- 2004-10-12 JP JP2004297058A patent/JP2006114941A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11301377A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-02 | Harada Ind Co Ltd | 自動車用受信制御システム |
JP2000252847A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Sony Corp | 映像・音響装置 |
JP2002135145A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Aiwa Co Ltd | 受信機能を有する電子機器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008312014A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Hitachi Media Electoronics Co Ltd | 車載用デジタル放送受信装置 |
US10033426B2 (en) | 2013-09-17 | 2018-07-24 | Yokogawa Electric Corporation | Antenna module, wireless device, and field device control system |
JP2015222965A (ja) * | 2015-07-06 | 2015-12-10 | 横河電機株式会社 | 無線機器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100730839B1 (ko) | 표시장치, 신호 송수신 장치및 무선 전송장치 | |
US20140044277A1 (en) | Wireless audio transmission system, receiver, video camera and audio mixer | |
US7755705B2 (en) | Television receiver with multiple voice outputs | |
JP2008258970A (ja) | ワイヤレス音声伝送システム,ワイヤレスマイクロホン,音声送信装置,音声受信装置,撮像装置,記録装置及びオーディオミキサー | |
US20100171587A1 (en) | Audio device, av system having the audio device, and method to control the audio device | |
JP2009118185A (ja) | リモートコントローラ | |
JP2006114941A (ja) | Am放送波受信機能を備えたオーディオ機器 | |
JP2010512107A (ja) | 適応チューナの割り当て | |
JP2008167208A (ja) | テレビ放送視聴システム、サーバ装置及びクライアント端末装置 | |
KR100484153B1 (ko) | Av 장치용 배선 시스템 및 그를 채용한 av 시스템 | |
JP2007060575A (ja) | Avシステム及び増幅装置 | |
US6512880B2 (en) | Remote control system, video output apparatus, recording medium reproduction apparatus and remote control method | |
JP2002064398A (ja) | 無線伝送装置 | |
JP3786321B2 (ja) | コードレススピーカシステム、音声信号送信装置、音声信号受信装置、およびスピーカボックス | |
EP1161832A1 (en) | Television receiver remote control system with television audio | |
JP4438573B2 (ja) | 無線オーディオ装置および無線オーディオシステム | |
JP2008148182A (ja) | 映像表示装置及びその制御方法 | |
JP2002158935A (ja) | テレビワイヤレス伝送システム | |
KR200323208Y1 (ko) | 무선통신방식을 이용한 원격제어 에이브이 송수신 시스템 | |
KR200289678Y1 (ko) | 무선 디스플레이 장치 | |
JP4940634B2 (ja) | オーディオシステム | |
KR100923872B1 (ko) | 홈시어터 시스템의 오디오 신호 출력장치 및 이를 이용한신호 출력방법 | |
JP3121749U (ja) | Usb端子付きブースター | |
KR100222322B1 (ko) | 텔레비전 수상기에서의 무선 스피커 제어 장치 | |
KR200304081Y1 (ko) | 무선 에이브이 전송 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070903 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20100128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100202 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100706 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |