JP2006114003A - 振込元口座を決定する方法、システム、及びプログラム - Google Patents

振込元口座を決定する方法、システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】振込依頼者が保有する複数の口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を自動的に決定すること。
【解決手段】本発明は、複数の保有口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を決定するシステムであって、保有口座を振込元口座とした場合における振込手数料条件を、各保有口座毎に書き込んだ振込手数料条件テーブルを予め作成し、データベース13に記憶させるテーブル作成部12と、振込情報入力受付部14から少なくとも振込金額情報および振込先口座情報からなる振込処理条件が入力されると、振込処理条件と、振込手数料条件テーブルとに基づいて、複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を振込元口座として決定する振込元口座決定部17とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、振込依頼者が保有する複数の口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を決定する方法、システム、及びプログラムに関するものである。
銀行等の金融機関に対して振込を依頼した振込依頼者が、依頼先の金融機関から徴収される振込手数料は、一般に、図7の振込手数料テーブル60に示すように、振込金額に関わらず、同一金融機関宛の場合のほうが、他金融機関宛の場合よりも安くなっている。また、同一金融機関宛の場合であっても、振込先口座が属する店舗と、振込元口座が属する店舗とが同一である場合のほうが、そうでない場合よりも安くなっている。
振込依頼者が保有する複数の口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の安い振込元口座を決定する方法として、例えば特許文献1のような銀行名寄せ処理がある。この銀行名寄せ処理の概要は以下の通りである。
すなわち、銀行名寄せ処理では、振込手数料を低減するために、まず、振込元口座と振込先口座との金融機関を同一とする処理が行われる。次に、振込依頼者が作成した振込データが、振込依頼者が保有する口座の金融機関毎に分類される。そして、この分類された金融機関から振込を行うものとされている。
特開2004−102570
しかしながら、このような従来の銀行名寄せ処理では、以下のような問題がある。
すなわち、従来の銀行名寄せ処理では、あくまで振込元口座と振込先口座との金融機関を同一することが前提となっている。これは、上記で例えば図7を用いて説明したように、同一金融機関内の振込が最も振込手数料が安いことを考慮してのことである。
しかしながら、最近では、銀行等の各金融機関は、更なる収益の確保のために、少しでも振込手数料収入の向上を図るべく、様々な特典を顧客側、すなわち振込依頼者側に提供することによって、顧客の取り込みを積極的に図っている。また、他の金融機関であっても、業務提携等によって、同一金融機関として取り扱う、いわゆる同行扱いなる形態も増えてきている。
このような状況では、必ずしも同一金融機関内の振込手数料が最も安くなるものとは言い切れなくなりつつあり、振込依頼者、特に件数的にも、振込金額的にも多くの振込を依頼する大口振込者にとっては、もはや同一金融機関にとらわれることなく、各金融機関が提供している振込手数料の料金体系や提携関係を詳細に検討したうえで振込元の口座を検討せざるを得ない状況となってきている。
しかしながら、振込依頼者が、数多くの金融機関が提供している料金体系や提携関係を手作業で検討し、自己が保有している複数の口座の中から、最も振込手数料が安くなるような口座を、振込先や振込金額といった振込処理条件毎に決定するのは、多大な時間と労力とを要してしまい現実的ではないという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、振込依頼者が保有する複数の口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を自動的に決定する方法、システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、複数の保有口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を決定する本発明では、以下のような手段を講じる。
すなわち、保有口座を振込元口座とした場合における振込手数料条件を、各保有口座毎に書き込んだ振込手数料条件テーブルを予め作成し、メモリに記憶しておく。そして、少なくとも振込金額情報および振込先口座情報からなる振込処理条件が入力されると、振込処理条件と、メモリに記憶された振込手数料条件テーブルとに基づいて、複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を前記振込元口座として決定する。
ここで、振込手数料条件の中に、適用期間を含んでいても良い。この場合、振込処理条件に更に振込指定日を含めることによって、適用期間が振込指定日を含んでいる振込手数料条件テーブルとに基づいて、複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を振込元口座として決定する。
そして、決定された振込元口座と、振込金額情報および振込先口座情報とに基づいて、この振込元口座が属する金融機関が、振込処理を行うために必要な振込データを作成し、この作成した振込データを金融機関に送信する。
この場合、振込手数料が最も安くなる保有口座を振込元口座として決定することは、例えば、振込処理条件と、メモリに記憶された振込手数料条件テーブルとに基づいて複数の保有口座のそれぞれに対応する振込手数料を計算し、計算された振込手数料に基づいて、複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を振込元口座として決定する。
なお、振込手数料条件テーブルには、例えば、振込元口座と振込先口座とが同一の金融機関に属する場合の振込金額に応じた振込手数料と、振込元口座と振込先口座とがそれぞれ異なる金融機関に属する場合の振込金額に応じた振込手数料とが書き込まれている。また、振込手数料条件テーブルでは、例えば、振込元口座と振込先口座とがそれぞれ異なる金融機関に属する場合であっても、振込元口座が属する金融機関と、振込先口座が属する金融機関とが同行扱いの金融機関である場合には、同一の金融機関として取り扱う。また、例えば、振込手数料条件テーブルには更に、例えば、予め指定した振込先口座については振込手数料を割り引く割引条件が書き込まれている。
本発明によれば、振込依頼者が保有する複数の口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を自動的に決定することが可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る振込元口座決定方法を適用した振込元口座決定システムの構成例を示すブロック図である。
すなわち、同実施の形態に係る振込元口座決定方法を適用した振込元口座決定システム10は、複数の保有口座の中から振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を決定するものであって、テーブル作成部12と、振込料金テーブルデータベース13と、振込情報入力受付部14と、振込料金計算部16と、振込元口座決定部17と、振込データ作成部18と、振込データ送信部20とを備えている。
本システム10は、例えば磁気ディスク等の記憶媒体に記憶されたプログラムや、インターネット等のネットワークを介してダウンロードしたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって実現される。また、このプログラムは、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハ一ドディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納し、またインターネット等の通信媒体により伝送して頒布することもできる。このコンピュータは、振込依頼者が所有するパーソナルコンピュータ等に構築されており、例えば振込依頼者の自宅や会社、事務所等に設置されている。
なお、記憶媒体に格納されるプログラムは、コンピュータに実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)をコンピュータ内に構成させる設定プログラムをも含む。また、このプログラムは、記憶媒体から、あるいは通信媒体からコンピュータに読み込まれると、このコンピュータを動作させることによって上述した処理を実行させる。
テーブル作成部12は、振込依頼者やその他のオペレータによってなされる入力に基づいて、保有口座を振込元口座とした場合における振込手数料条件を、各保有口座毎に書き込んだ振込手数料条件テーブルを予め作成し、振込料金テーブルデータベース13に記憶させる。
図2は、振込手数料条件テーブル22の一例を示す図である。振込手数料条件テーブル22の一番左側の列に示す番号欄22aは、振込依頼者が保有している各口座に対して付された連続番号である。利用有無欄22bは、振込料金計算部16が、振込料金の計算を行う対象とするか否かを定義する欄である。チェックボックスをチェックする(図中黒四角で示す)と、振込料金の計算対象とし、チェックをしない(図中白四角で示す)と、振込料金の計算対象としない。振込元金融機関名22cは、振込依頼者が保有している各口座が属する金融機関コードと、金融機関名とを書き込む欄である。店舗名22dは、各口座が属する金融機関店舗名(例、本店、○○支店等)を書き込む欄である。科目22eは、口座の種別(普通/定期/当座等)、口座番号22fは、口座番号をそれぞれ書き込む欄である。振込依頼人名22gは、振込依頼人の名前を書き込む欄である。
手数料条件22hは、振込条件毎の振込手数料を定義している。例えば振込手数料は、振込元口座に対して、振込先口座が同一金融機関同一店舗口座であるか、同一金融機関他店舗口座であるか、あるいは他金融機関口座であるかによって異なっている。また、振込金額が3万円以上であるか、3万円未満であるかによって、手数料は異なっている。すなわち、同一金融機関に振り込んだ場合の方が振込手数料は安く、さらには同一金融機関であっても同一店舗に振り込んだ場合にはなお安い。また、振込金額も、3万円以上の場合よりも、3万円未満の方が振込手数料は安くなっている。
同行扱金融機関扱欄22iは、振込元金融機関名22cに書き込まれている金融機関とは別の金融機関(すなわち、他金融機関)であっても、提携等によって、振込元金融機関と同一の金融機関として取り扱うことができる金融機関コードと金融機関名とを書き込む欄である。この欄22iに書き込むことによって、例えば金融機関コード0005の東京関東銀行の口座から、金融機関コード0008のUFB銀行の口座への振込は、同一の金融機関として手数料条件22hを考慮するようにしている。
また、同店扱店欄22jは、振込元口座から、この振込元口座と同一金融機関の振込先口座への振込であって、振込元口座が属する店舗(本店または支店)と、振込先口座が属する店舗(本店または支店)とが異なる場合であっても、同一店舗内の口座同士の振込とみなす店舗を定義した欄である。例えば、東京関東銀行の場合、本店(店舗コード001)と丸の内支店(店舗コード002)とは同一店舗とみなして手数料条件22hを考慮するようにしている。
必要件数22k、割引率22m、および割引額22nは、手数料の割引条件に関する定義欄である。すなわち、必要件数22kは、手数料条件22hが適用されるために必要な件数を定義する欄である。また、割引率22mは、割引率を定義する欄であり、割引額22nは、割引額を定義する欄である。例えば、金融機関コード0005の東京関東銀行の場合、手数料条件22hを見て分かるように、番号欄22aの第1行に示す手数料に比べて、番号欄22aの第2行に示す手数料は半額となっている。番号欄22aの第2行に示すように、この場合、必要件数22kとして「200」が書き込まれている。つまり、振込件数が200件を超えた場合には、半額手数料が適用されることを示している。同様に、番号欄22aの第3行に示すように、金融機関コード0001のみずき銀行の場合、必要件数22kが100件を超えた場合には、手数料条件22hで示す手数料が更に20%減額されることを示している。さらに、番号欄22aの第4行に示すように、金融機関コード0009のSNBC銀行の場合、必要件数22kが500件を超えた場合には、割引額22nに示すように、5000円の割引が適用されることを示している。
なお、振込手数料条件テーブル22は、図2に示すものに限られるものではなく、種々変形することが可能である。例えば、割引条件として、必要件数22k、割引率22m、割引額22nに限るものではなく、さらに別の項目を付加するようにしても良い。このようにすることによって、よりきめ細かく割引条件を設定することが可能となる。図3はその一例を示すものであり、振込料金免除振込先(同一店舗)22pの指定欄を加えたものである。これは、番号欄22a「1」である東京関東銀行本店の場合、振込依頼者である東京太郎が、同じ東京関東銀行本店にある別の自分自身の口座に振り込む場合には、振込料金が全額免除されることを意味している。このような振込料金免除振込先22pは、銀行が許容している範囲で設定されるものであり、振込依頼者と同一の個人名義である必要は必ずしもない。例えば、番号欄22a「4」のSNBC銀行の場合のように、法人名義であっても良い。なお、全額免除するのではなく、割引料金を設定するようにすることも可能である。
また、図4は、適用期間22qを加えた振込手数料テーブルの例である。これは、番号欄22a「1」及び「2」である東京関東銀行本店の場合、図4に示すような振込手数料テーブルは、2000年1月1日から2005年12月31日まで適用されることを示している。後述する振込料金計算部16では、振込指定日に基づいて、適用期間22qに振込指定日を含まない振込手数料テーブルを除外して振込料金が計算されることになる。なお、適用期間22qが決まっていない場合には、番号欄22a「3」のように、何も入力しなくて良い。この場合には、振込料金計算部16でなされる振込料金の計算において除外されることはない。また、番号22a「4」のように、適用期間の終わりについても、決まっていない場合には入力しなくて良い。このように、適用期間の終わりが入力されていなくても、番号22a「5」のように、同一の金融機関(SNBC銀行)から、新たな適用期間(2004年3月1日)から開始される手数料条件が提示された場合には、2004年3月1日以前が振込指定日とされた振込料金については、振込料金計算部16において、SNBC銀行の振込手数料は、番号欄22a「4」で指定された手数料条件を使って計算され、2004年3月1日以降が振込指定日とされた振込料金については、振込料金計算部16において、SNBC銀行の振込手数料は、番号欄22a「5」で指定された手数料条件を使って計算される。
振込情報入力受付部14は、少なくとも振込金額情報および振込先口座情報(振込先金融機関コード又は名称、振込先金融機関店舗コード又は名称、口座番号、受取人氏名、振込指定日等)を含む振込処理条件の入力を、振込依頼者から受け付ける。そして、入力された振込処理条件を、振込料金計算部16に出力する。
振込料金計算部16は、振込情報入力受付部14から振込処理条件が入力されると、入力された振込処理条件に含まれる振込先口座情報および振込金額情報と、振込料金テーブルデータベース13に記憶された振込手数料条件テーブル22とに基づいて、振込手数料条件テーブル22の振込元金融機関名22c、店舗名22d、科目22e、口座番号22fで定義される保有口座のそれぞれに対応する振込手数料をそれぞれ計算する。さらに、振込先口座の数を、必要件数22kと比較することによって、割引条件に合致する場合には、更に割引料金を計算し、振込手数料から、割引料金を減算することによって、最終的な振込手数料を計算する。
また、図3に示すように、振込料金免除振込先(同一店舗)22pが指定された振込手数料条件テーブル22が振込料金テーブルデータベース13に記憶されている場合には、振込料金計算部16では、振込料金免除振込先(同一店舗)22pで指定された振込先口座への振込手数料が0円とされる。
更に、図4に示すように、適用期間22qが指定された振込手数料テーブル22が振込料金テーブルデータベース13に記憶されている場合には、振込料金計算部16では、振込処理条件に含まれる振込指定日に基づいて、適用期間22qに振込指定日を含まない振込手数料テーブルを除外して振込料金が計算される。例えば、振込指定日が2004年2月1日の場合には、番号欄22a「1」の東京関東銀行と、番号欄22a「3」のみずき銀行と、番号欄22a「4」のSNBC銀行の手数料条件を用いてそれぞれ振込手数料が計算される。一方、振込指定日が2004年5月1日の場合には、番号欄22a「1」の東京関東銀行と、番号欄22a「3」のみずき銀行と、番号欄22a「5」のSNBC銀行の手数料条件を用いてそれぞれ振込手数料が計算される。
そして、振込料金計算部16は、このように計算した各保有口座毎の最終的な振込手数料を、振込元口座決定部17に出力する。
振込元口座決定部17は、振込料金計算部16から出力された各保有口座毎の振込手数料に基づいて、各保有口座の中から、当該振込処理条件において振込手数料が最も安くなる保有口座を振込元口座として決定し、決定結果を振込データ作成部18に出力する。
振込データ作成部18は、振込元口座決定部17からの決定結果に基づいて、この振込元口座が属する金融機関が、振込処理を行うために必要な振込データを作成し、作成した振込データを振込データ送信部20に出力する。図5は、振込データ24のデータ構成例を示す図である。
すなわち振込データ24は、振込先金融機関のコード及び名称、振込先金融機関の店舗コード及び名称、振込先口座番号、受取人氏名、振込金額、振込依頼者からなっている。振込先金融機関のコード及び名称、振込先金融機関の店舗コード及び名称、振込先口座番号、及び受取人氏名は、振込先口座情報に基づいて書き込まれるデータ項目であり、振込金額は振込金額情報に基づいて書き込まれるデータ項目である。また、振込依頼者は、振込元口座決定システム10に予め自己の氏名を登録しておき、この登録した氏名が、振込データ作成部18によって取得されることによって、振込データ24に自動的に書き込まれるようにしている。
振込データ送信部20は、振込データ作成部18によって作成された振込データ24を、インターネット等の通信ネットワークを介して、振込元口座として決定された保有口座が属する金融機関に送信する。これによって、この金融機関によって、振込元口座として決定された保有口座から、振込処理がなされるようにしている。
次に、以上のように構成した同実施の形態に係る振込元口座決定方法を適用した振込元口座決定システム10の動作について図6に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、振込依頼者は、振込元口座決定システム10のテーブル作成部12の機能を使って、自分の保有口座を振込元口座とした場合における振込手数料条件を、各保有口座毎に書き込み、例えば図2乃至図4に示すような振込手数料条件テーブル22を予め作成する。このようにして振込手数料条件テーブル22が作成されると、作成された振込手数料条件テーブル22は、テーブル作成部12から振込料金テーブルデータベース13に出力され、ここに記憶される(S1)。
なお、振込手数料条件テーブル22は、図2乃至図4に示すものに限られるものではなく、種々変形することが可能である。例えば、割引条件として、必要件数22k、割引率22m、割引額22nに限るものではなく、さらに別の項目を付加するようにしても良い。このようにすることによって、よりきめ細かく割引条件を設定することが可能となる。
次に、振込依頼者は、振込情報入力受付部14から、少なくとも振込金額情報および振込先口座情報(振込先金融機関コード又は名称、振込先金融機関店舗コード又は名称、口座番号、受取人氏名)を含む振込処理条件を入力する。この入力された振込処理条件は、振込情報入力受付部14から振込料金計算部16に出力される(S2)。
振込情報入力受付部14からの振込処理条件が振込料金計算部16に入力されると、振込料金計算部16では、振込処理条件に含まれる振込指定日、振込先口座情報、および振込金額情報と、振込料金テーブルデータベース13に記憶された振込手数料条件テーブル22とに基づいて、振込手数料条件テーブル22の振込元金融機関名22c、店舗名22d、科目22e、口座番号22fで定義される保有口座のそれぞれに対応する振込手数料がそれぞれ計算される(S3)。
さらに、振込先口座の数が、必要件数22kと比較されることによって、割引条件に合致する保有口座に対しては(S4:Yes)、割引料金が計算され、振込手数料から、割引料金が減算されることによって、最終的な振込手数料が計算される。振込料金が免除される場合には、振込手数料が0円と計算される。そして、このように計算された各保有口座毎の最終的な振込手数料が、振込料金計算部16から振込元口座決定部17に出力される。割引条件に合致しない保有口座に対しては(S4:No)、ステップS3で計算された振込手数料がそのまま振込元口座決定部17に出力される。
すると、振込元口座決定部17では、振込料金計算部16から出力された各保有口座毎の振込手数料に基づいて、各保有口座の中から、当該振込処理条件において振込手数料が最も安くなる保有口座が振込元口座として決定される。この決定結果は、振込元口座決定部17から振込データ作成部18に出力される(S6)。
振込データ作成部18では、振込元口座決定部17からの決定結果に基づいて、この振込元口座が属する金融機関が、振込処理を行うために必要な例えば図5に示すような振込データ24が作成される。この作成された振込データは、振込データ作成部18から振込データ送信部20に出力される(S7)。
そして、振込データ送信部20によって、振込データ作成部18によって作成された振込データ24が、インターネット等の通信ネットワークを介して、振込元口座として決定された保有口座が属する金融機関に送信される。これによって、この金融機関によって、振込元口座として決定された保有口座から、振込処理がなされる(S8)。
上述したように、同実施の形態に係る振込元口座決定方法を適用した振込元口座決定システムにおいては、振込依頼者が保有する複数の口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を自動的に決定することができる。
以上により、振込依頼者は、自己が保有している複数の口座の中から、振込処理内容ごとに、最も振込手数料が安くなるような口座を、多大な時間と労力をかけることなく決定することができるようになる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の実施の形態に係る振込元口座決定方法を適用した振込元口座決定システムの構成例を示すブロック図。 振込手数料条件テーブルの一例を示す図。 振込手数料条件テーブルの別の例を示す図。 振込手数料条件テーブルの更に別の例を示す図。 振込データのデータ構成例を示す図。 本発明の実施の形態に係る振込元口座決定方法を適用した振込元口座決定システムの動作例を示すフローチャート。 一般的な振込手数料の設定条件テーブルの一例を示す図。
符号の説明
12…テーブル作成部
13…振込料金テーブルデータベース
14…振込情報入力受付部
16…振込料金計算部
17…振込元口座決定部
18…振込データ作成部
20…振込データ送信部
22…振込手数料条件テーブル
24…振込データ
60…振込手数料テーブル

Claims (19)

  1. 複数の保有口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を決定する方法であって、
    前記保有口座を振込元口座とした場合における振込手数料条件を、前記各保有口座毎に書き込んだ振込手数料条件テーブルを予め作成し、メモリに記憶しておくことと、
    端末から少なくとも振込金額情報および振込先口座情報からなる前記振込処理条件が入力されると、前記振込処理条件と、前記メモリに記憶された振込手数料条件テーブルとに基づいて、前記複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を前記振込元口座として決定することと
    を備えた方法。
  2. 複数の保有口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を決定する方法であって、
    前記保有口座を振込元口座とした場合における、適用期間を含む振込手数料条件を、前記各保有口座毎に書き込んだ振込手数料条件テーブルを予め作成し、メモリに記憶しておくことと、
    端末から少なくとも振込指定日、振込金額情報、および振込先口座情報からなる前記振込処理条件が入力されると、前記振込処理条件と、前記メモリに記憶され、前記適用期間が前記振込指定日を含んでいる振込手数料条件テーブルとに基づいて、前記複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を前記振込元口座として決定することと
    を備えた方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の方法において、
    前記振込手数料が最も安くなる保有口座を前記振込元口座として決定することは、前記振込処理条件と、前記振込手数料条件テーブルとに基づいて前記複数の保有口座のそれぞれに対応する振込手数料を計算し、計算された振込手数料に基づいて、前記複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を前記振込元口座として決定するようにした方法。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の方法において、
    前記振込手数料条件テーブルには、前記振込元口座と前記振込先口座とが同一の金融機関に属する場合の振込金額に応じた振込手数料と、前記振込元口座と前記振込先口座とがそれぞれ異なる金融機関に属する場合の振込金額に応じた振込手数料とが書き込まれている方法。
  5. 請求項4に記載の方法において、
    前記振込手数料条件テーブルでは、前記振込元口座と前記振込先口座とがそれぞれ異なる金融機関に属する場合であっても、前記振込元口座が属する金融機関と、前記振込先口座が属する金融機関とが同行扱いの金融機関である場合には、同一の金融機関として取り扱うようにした方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の方法において、
    前記振込手数料条件テーブルには更に、振込手数料を割り引く割引条件が書き込まれている方法。
  7. 請求項6に記載の方法において、
    前記割引条件は、予め指定した振込先口座に対する振込処理に対する割引料金を含む方法。
  8. 請求項7に記載の方法において、
    前記予め指定した振込先口座の所有者と、前記保有口座の所有者とが同一人物または同一組織である方法。
  9. 請求項1乃至8のうちの何れか1項に記載の方法において、
    前記決定された振込元口座と、前記振込金額情報および振込先口座情報とに基づいて、この振込元口座が属する金融機関が、振込処理を行うために必要な振込データを作成することと、
    この作成した振込データを前記金融機関に送信することと
    を更に備えた方法。
  10. 複数の保有口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を決定するシステムであって、
    前記保有口座を振込元口座とした場合における振込手数料条件を、前記各保有口座毎に書き込んだ振込手数料条件テーブルを予め作成し、メモリに記憶させるテーブル作成手段と、
    少なくとも振込金額情報および振込先口座情報からなる前記振込処理条件の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段に入力された前記振込処理条件と、前記メモリに記憶された振込手数料条件テーブルとに基づいて、前記複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を前記振込元口座として決定する振込元口座決定手段と
    を備えたシステム。
  11. 複数の保有口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を決定するシステムであって、
    前記保有口座を振込元口座とした場合における、適用期間を含む振込手数料条件を、前記各保有口座毎に書き込んだ振込手数料条件テーブルを予め作成し、メモリに記憶させるテーブル作成手段と、
    少なくとも振込指定日、振込金額情報、および振込先口座情報からなる前記振込処理条件の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段に入力された前記振込処理条件と、前記メモリに記憶され、前記適用期間が前記振込指定日を含んでいる振込手数料条件テーブルとに基づいて、前記複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を前記振込元口座として決定する振込元口座決定手段と
    を備えたシステム。
  12. 請求項10または請求項11に記載のシステムにおいて、
    前記振込元口座決定手段は、前記振込処理条件と、前記振込手数料条件テーブルとに基づいて前記複数の保有口座のそれぞれに対応する振込手数料を計算し、計算された振込手数料に基づいて、前記複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を前記振込元口座として決定するようにしたシステム。
  13. 請求項10乃至12のうち何れか1項に記載のシステムにおいて、
    前記振込手数料条件テーブルには、前記振込元口座と前記振込先口座とが同一の金融機関に属する場合の振込金額に応じた振込手数料と、前記振込元口座と前記振込先口座とがそれぞれ異なる金融機関に属する場合の振込金額に応じた振込手数料とが書き込まれているシステム。
  14. 請求項13に記載のシステムにおいて、
    前記振込手数料条件テーブルでは、前記振込元口座と前記振込先口座とがそれぞれ異なる金融機関に属する場合であっても、前記振込元口座が属する金融機関と、前記振込先口座が属する金融機関とが同行扱いの金融機関である場合には、同一の金融機関として取り扱うようにしたシステム。
  15. 請求項13または請求項14に記載のシステムにおいて、
    前記振込手数料条件テーブルには更に、振込手数料を割り引く割引条件が書き込まれているシステム。
  16. 請求項15に記載のシステムにおいて、
    前記割引条件は、予め指定した振込先口座に対する振込処理に対する割引料金を含むシステム。
  17. 請求項16に記載のシステムにおいて、
    前記予め指定した振込先口座の所有者と、前記保有口座の所有者とが同一人物または同一組織であるシステム。
  18. 請求項10乃至17のうちの何れか1項に記載のシステムにおいて、
    前記振込元口座決定手段によって決定された振込元口座と、前記振込金額情報および振込先口座情報とに基づいて、この振込元口座が属する金融機関が、振込処理を行うために必要な振込データを作成する振込データ作成手段と、
    前記振込データ作成手段によって作成された振込データを前記金融機関に送信する振込データ送信手段と
    を更に備えたシステム。
  19. 複数の保有口座の中から、振込処理条件に応じて、振込手数料の最も安い振込元口座を決定するプログラムであって、
    前記保有口座を振込元口座とした場合における振込手数料条件を、前記各保有口座毎に書き込んだ振込手数料条件テーブルを予め作成し、メモリに記憶させる機能、
    少なくとも振込金額情報および振込先口座情報からなる前記振込処理条件が入力されると、前記振込処理条件と、前記メモリに記憶された振込手数料条件テーブルとに基づいて、前記複数の保有口座の中から、振込手数料が最も安くなる保有口座を前記振込元口座として決定する機能
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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