JP2007012096A - リスク管理契約の定式化及び交渉に関する方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】注文者(13)は、データ処理装置(1)を用いて、所定の現象の申込契約を表わす契約データを入力し、現象は満期の時点に実現可能なある範囲の諸結果を有し、契約データは、満期時に注文者に支払われるべき、各結果に対して同一の保障と、相対者に支払われるべき報酬とを指定する。潜在的相対者(14)は、データ処理手段(51)を用いて、所定の現象に対する前記範囲の実現可能な諸結果に関係した登録データを入力する。申込契約は、各相対者の登録データから対価を計算し、注文者の指定する報酬を計算された対価と比較する段階により、データ処理装置(20)を用いて値付けされる。付け合わせは比較に基づいて行われる。
【選択図】図1
Description
(match)が行われる。契約の値付け(pricing)及び付け合わせの期間中、相対者の身元は注文者には知らされないままの状態にされるので、本質的に「目隠し」の取引である。
注文者が、将来の満期時に実現する可能性のある、ある範囲の諸結果を有する所定の現象について申込契約を表わす契約データであって、上記の各結果について前記注文者に支払われるべき均一な保障と、ある相対者に支払われるべき報酬とを指定する契約データを入力し、少なくとも一人の相対者が上記所定の現象に対し登録データを入力することができる入力手段と、
上記契約データ及び上記登録データから契約の値付け及び付け合わせを行うデータ処理手段であって、上記値付けは、上記各登録データから対価を計算することを含み、上記付け合わせは、上記報酬を上記各対価と比較して申込契約を上記相対者の中の少なくとも一人と付け合わせることを含むような手段、
とを有する。
(a)満期時に実現する可能性のある、ある範囲の諸結果を有する所定の現象について申込される契約を表わし、上記の各結果について前記注文者に支払われるべき均一な保障と、相対者に支払われるべき報酬とを指定する注文者契約データを、入力手段を用いてデータ処理装置に入力する段階と、
(b)上記所定の現象について実現する可能性のある上記範囲の諸結果に関係する相対者登録データを、入力手段を用いて上記データ処理装置に入力する段階と、
(c)上記申込契約の値付け及び付け合わせを、上記データ処理装置を用いて、
(i) 各相対者の登録データから対価を計算し、
(ii) 上記報酬を上記各対価と比較し、
(iii) 上記の比較に基づいて契約を付け合わせる諸段階により行う段階とからなる。
注文者が該注文者に支払われるべき保障及び相対者に支払われるべき報酬を指定する契約データを入力し、ここで上記保障及び上記報酬はいずれも契約の付け合わせ時に支払われるべきであり、少なくとも一人の相対者がある範囲の可能な保障の範囲に関係した契約に対する対価を入力し得る入力手段と、
指定された保障に対する上記報酬及び対価から契約を付け合わせるデータ処理手段であって、上記報酬を上記各対価と比較して、申込契約を上記相対者のうちの少なくとも一人と付け合わせる手段とを有する。
(a)いずれも契約の付け合わせ時に支払われるべき、注文者に支払われるべき保障及び相対者に支払われるべき報酬を指定する契約データを、入力手段を用いてデータ処理装置に入力する段階と、
(b)実現可能な保障の範囲に関係した契約に対する相対者の対価を、入力手段を用いて上記データ処理装置に入力する段階と、
(c)上記データ処理装置を用いて、
(i) 上記報酬を上記指定された保障に対する上記対価と比較し、
(ii) 上記の比較に基づいて上記契約を付け合わせすることにより、申込契約を付け合わせする段階とからなる。
参加者が、実現可能なある範囲の諸結果及び将来の満期時を有する少なくとも一つの所定の現象に関するデータを入力するため利用し得るデータ入力手段と、
各入力手段に接続され、参加者の間で契約の値付け及び付け合わせが行われるデータ処理手段とからなり、各契約は、上記の少なくとも1個の現象に対する実現可能な上記範囲の諸結果に対して満期時に支払われるべき保障を指定する申込データと、上記の少なくとも1個の現象に対する満期時における上記所定の範囲内の諸結果のそれぞれの確率の登録データとに基づいて値付け及び付け合わせが行われ、上記申込データ及び値付けデータは上記参加者のデータから得られる。
参加者が、少なくとも一つのデータ入力手段を用いて、少なくとも一つの所定の現象に関して、ある範囲の将来の諸結果及び将来の満期時を有するデータを入力する段階と、
データ処理手段を用いて、参加者の間で、上記の1個以上の現象に対する、上記範囲の実現可能な諸結果に対して満期時に支払われるべき保障を指定する申込データと、上記の1個以上の現象に対する満期時における上記の所定の範囲の諸結果の各結果の確率の登録データとに基づいて各契約の値付け及び付け合わせが行われる段階とからなり、上記申込データ及び値付けデータは上記参加者のデータから得られる。
(a)任意の他の参加者に対して、自分が当事者であると確認されている契約の(正又は零の支払い部分)を売却すること、
(b)任意の他の参加者から、ある他の参加者により売却が申し込まれた確認された契約の(正又は零の支払い部分)を購入すること、
(c)新しい契約の当事者になるためのオプションを購入又は売却すること、
(d)新しい契約の当事者になるための購入されたオプションを行使すること、
(e)現存する契約の(正又は零の支払い部分)を購入/売却するオプションを購入又は売却すること、
(f)現存する契約の(正又は零の支払い部分)を購入/売却する、購入されたオプションを行使すること、
(g)上記のすべてのタイプの、提出されているが、未だ実行されていない取引を撤回すること、
(h)上記の取引タイプのすべてに関する値付け調査注文を提出すること、もできる。
図1は本発明を実施する一般的なシステム10のブロック図である。システム10に対する種々の利害関係者又は関係者は、夫々、中央処理ユニット20へのアクセス権を有する。処理ユニット20は、少なくとも1台のデータ処理装置により構成され、各データ処理装置は、種々の利害関係者の中の少なくとも一人にシステム10によりサポートされたアプリケーションソフトウェアに対するアクセス権を提供し、すべての処理ユニットは相互接続されている。少なくとも1台のデータ処理装置へのアクセス権は、一般的な形式の通信協調及びセキュリティ処理ユニット25により制御される。
この例は、国際特許出願第PCT/AU93/00250号から取ったもので、株価の特定の指数(PTSE75指数と称することにする)の値の潜在的な将来の変動に関係したリスクを管理する契約の定式化を表わしている。要約すると、上記の例は、(機関資金運用者(institutional fund manager)のような)ある当事者が、PTSE75指数の想定された現在(1991年6月)の値に対する将来の値の著しい下落(特に、1996年6月までの下落)の悪い結果を回避しようとして別の未知の当事者と契約することができる様子を示している。その別の未知の当事者というのは、PTSE75指数の値の対応した著しい上昇の悪い結果を回避しようとしている別の資金運用者などである。
Σ(保障額×コンポーネント製品価格)=59,580
により実現され、割引率(10%)を適用すると現時点の値51,280が与えられ、手数料(1.25%)を加えて51,920の対価が与えられる(商業銀行の豪州ドル建て)。Abrahamsonsのパラメータは、これにより4,580の契約上の基本マージンが得られることを算定する(商業銀行の豪州ドル建て)。
リスク管理契約のこのさらなる例は例Iの延長である。より詳細に言うと、この例は、一般的な例Iにおいて、ある特定の現象に関して注文者により指定される保障が可能な各結果に対して同一であるという特殊ケースである。国際特許出願第PCT/AU93/00250号の用語では、これは、X=1、α(X)は該当せず、β(X)=指定された非状態依存的な保障(一定)であり、γ(X)=11であり、ここで、“11”は、‘結果’軸に関して直線状の数学的形状を示しており、そのような形状のメニューから引き出されるものである。換言すれば、結果(x軸)に対する保障(y軸)のグラフの勾配は零である。
1.契約に適用される割引(利子)率(これ自体は、同じ満期日の信用リスクのない豪州ドルの手形に、要求される将来の保障を豪州ドルで支払うことにおける注文者の債務不履行の可能性についての相対者の評価を反映したマージンを加算したものである)と、
2.相対者の需要のある取引上の手数料と
の関数である。
(a)少なくとも一つの注文者データ入力手段(13)及び少なくとも一つの相対者データ入力手段(14)をデータ記憶手段(95,100,110)に接続する段階と、
(b)上記データ記憶手段をデータ処理ユニット(93,97,104)に接続する段階と、
(c)上記データ処理ユニットを通信手段(25)に接続する段階と、
を有し、
上記データ処理ユニットは起こり得る事象(PTSE75指数)に係る複数の契約を処理し調整し、各契約の契約データには、未来の満期時と、未来の満期時における起こり得る事象(満期時におけるPTSE75指数のある具体的な値が実現すること)を表現する実現可能製品定義値(チャートH3以下の1600から2200)のそれぞれについての支払値(チャートH4のグラフ)と、対価(報酬ともいう)の限界(チャートH4では(55,000))と、が含まれ、
(d)上記データ処理ユニットに、
i)少なくとも一つの申込契約を表現する注文者入力契約データを、通信手段(25)を介して受け付ける手順であって、該注文者入力契約データは未来の満期時をもつ所定の事象(チャートH4の「市場」「部分市場」欄で指定されている「PTSE75」)と、未来の満期時における起こり得る事象を表現する実現可能製品定義値のそれぞれについての同一の支払値と、対価の限界とを指定する、ところの手順と、
ii)受け付けられた上記注文者入力契約データとは別に、未来の満期時における起こり得る事象を表現する実現可能製品定義値のそれぞれについてのコンポーネント製品価格(チャートH5の表の第3列)を指定する相対者登録データを、通信手段(25)を介して受け付ける手順と、
iii)指定された未来の満期時における所定の事象について相対者登録データ及び注文者入力契約データを選択する手順と、
iv)選択された注文者入力契約データにより指定される支払値と、選択された相対者登録データにより指定されるコンポーネント製品価格とに基づいて、相対者についての対価(相対者が指定した条件から計算される対価のこと)を計算する手順であり、前記実現可能製品定義値の各々について前記支払値(チャートH5の第2列の「正味状態依存的保障額」)と前記コンポーネント製品価格(チャートH5の第3列)との乗算から得られた積(チャートH5の第4列)を合計する(合計結果がチャートH5の第4列の下部に太字で示されている69.07)ことにより計算する手順と、
v)上記対価の限界と上記対価(チャートH5では割引率や手数料を加味した結果の(58.71)という額で、契約入札価格として示されている)とを比較することにより、申込契約を少なくとも一の相対者との間で一致させる手順と、
vi)一致した契約の確認データ又は文書を出力する手順と、
を実行させる段階を更に有する、
方法。
この実施例は、(例IIの変形に基づく)経済的管理契約に関わり、商業銀行の豪州ドル建ての将来定められる報酬の見返りとして確定した米ドル金額の保障を含む即時交換契約の定式化を説明する。
(a)少なくとも一つの注文者データ入力手段(13)及び少なくとも一つの相対者データ入力手段(14)をデータ記憶手段(95,100,110)に接続する段階と、
(b)上記データ記憶手段をデータ処理ユニット(93,97,104)に接続する段階と、
(c)上記データ処理ユニットを通信手段(25)に接続する段階と、
を有し、
上記データ処理ユニットは起こり得る交換に係る複数の契約を処理し調整し、各契約の契約データには、即時の満期時と、即時の満期時における交換についての支払値(チャートJ4の「保障」のところで70,000と指定されている)と、対価の限界(チャートJ4の「報酬」のところで102,900と指定されている)と、が含まれ、
(d)上記データ処理ユニットに、
i)少なくとも一つの申込契約を表現する注文者入力契約データを、通信手段(25)を介して受け付ける手順であって、該注文者入力契約データは即時の満期時における所定の交換(チャートJ4の「市場」「二次市場」の欄で指定されている「即時交換」)と、即時の満期時における交換についての支払値と、対価の限界とを指定する、ところの手順と、
ii)受け付けられた上記注文者入力契約データとは別に、即時の満期時における取引の価格(チャートJ5の上部に示されている交換レート、手数料)を指定する相対者登録データを、通信手段(25)を介して受け付ける手順と、
iii)指定された即時の満期時における所定の交換について相対者登録データ及び注文者入力契約データを選択する手順と、
iv)選択された注文者入力契約データにより指定される支払値と、選択された相対者登録データにより指定される取引の価格とに基づいて、相対者についての対価(チャートJ5の場合は94.50)を計算する手順と、
v)上記対価の限界と上記対価とを比較することにより、申込契約を少なくとも一の相対者との間で一致させる手順と、
vi)一致した契約の確認データ又は文書を出力する手順と、
を実行させる段階を更に有する、
方法。
図6に示されたシステムブロック図は、製品注文者13及び潜在的製品相対者14がまとめて参加者19として知られる点で、図1に示されたブロック図とは異なる。上記の如く、1個の機関が注文者、相対者又は注文者及び相対者の両方として活動することができる。以下の説明の目的のため、全ての参加者19は、注文者と相対者の双方として活動し得るものとする。
(a)評価された発生確率の間の相関
(b)個別の契約満期に先立つ契約再販売及び申込値
(c)契約支払い割引率決定要素
(d)契約ポートフォリオ評価のための通貨及び現金タイプの補助先行為替レート、
(e)他の参加者の目的及び戦略
の中の1個以上の評価に基づいて行われる。
(a) 新しい(一次)契約に関する当事者となるためのオプションの購入又は作成
(b) 新しい(一次)契約に関する当事者となるためのオプションの行使
(c) 既存の(二次)契約(の正又は零の保障部分)を売買するオプションの購入又は作成
(d) 既存の(二次)契約(の正又は零の保障部分)を売買するオプションの行使
(e) 取引価格問い合わせ注文の提示
に関係する取引を実行し得ない。
(a) (正又は零の保障だけを含む)新しい(一次)注文の開始
(b) 既存の契約の売却
(c) 他者により売却のため申し込まれた契約の(正又は零の保障部分の)取得
(d) 提示され、実行前である上記3通りのタイプの取引の撤回
だけを行うことが可能であり、
(ii)注文者と相対者の両方の資格を有する参加者(タイプB)は、
(a) システムに対する注文値付け及び条件制限の連続的な提示
(b) (正、零及び負の保障を含む)(一次)注文の開始
(c) 既存の契約の(正又は零の保障部分の)売却
(d) 他者により売却のため申し込まれた契約の(正又は零の保障部分の)取得
(d) 提示され、実行前である上記4通りのタイプの取引の撤回
だけを行うことが可能である。
(a) 注文値付けパラメータは、個別に指定された新しい注文取引タイプに対する所望の将来の現象の値付け確率、手数料率及び割引率により構成される。
(a) 妥当な将来現象の識別子
(b) 将来の現象の実現可能な値に不確定的な需要のある保障支出/受取後
(c) 指定された最低許容報酬支払額
(d) 指定された最低許容可能相対者特性(例えば、信用格付け、所在地等)
(e) 所望の報酬/保障支払い取り決め
(iii) 以下の要素により構成される指定された自分の既存の契約の(正又は零の)保障部分を売却する指示
(a) 妥当な契約の識別子
(b) 指定された最低譲渡価格
(c) 指定された最低許容可能取得者特性
(d) 所望の支払い取り決め
(iv)以下の要素により構成される他者により売却が申し込まれた既存の契約の(正又は零の)保障部分に対する買い付けの新しい指示
(a) 妥当な契約の識別子
(b) 指定された最高取得価格
(c) 所望に支払い取り決め
(v) 提示され、未実行の上記4通りのタイプの取引の撤回をするための本質的に当該取引の識別子だけにより構成された指示
通知された評価を考慮するだけではなく、参加者は、推奨された新しい取引についてコアシステムに従うことを明示的又は暗黙的に「許可」する。かくして、データ項目の1回の変更に続いて、システムは、付加的なデータ変更が当該参加者により行われ、又は、既存のコアシステム取引の変更された状態から生じるまで、更なる新しい取引推奨/開始を含まない安定状態に適合する。
t = Applicable cycle(妥当なサイクル)
CSSMS = コアシステム供給市場状況(サイクルt-1 の最後)
PSOPT = 予め提示された取引の処理状態
PRBE = 知覚される現実のビジネス被影響
OO = 所有目的
NTR = 新しい取引推奨
NTD = 新しい取引発信
Abbotts & Taylorの取引への関わり合いは、時刻表の第4段階に生じる。これは、Abbotts & TaylorがPrimary Order Specification (一次注文指定)(チャートG4参照のこと)を準備する時点である。チャートG4は、Abbotts & Taylorが契約に対し確定した54, 000(商業銀行豪州ドル建て預金)の最高許容可能契約報酬額を含むパラメータを表わす。時刻表の第5段階で、Abbotts & taylorは、相対者値付けに対する注文を発信する。
2.取引に関して
− 保障がその様(チャートG4を参照のこと)に決定された理由は何か?
− 54,000(豪州ドル建て商業銀行預金)がAbbotts & Taylorの最高報酬額として選択された理由は何か?
特に、これらの質問は上記の最適化メカニズムにより直接的に強調された質問である。上記の如く、図9に紹介された言語において、Abbotts & Taylorがこのメカニズムを利用したならば、時刻表の第4及び第5段階を含む取引処理サイクルは、Abbotts & Taylorが “CSSMS”及び“PSOPST”を受け取ると共に始まる。次に、この情報により、Abbotts & Taylorは、自分の既存のパラメータ“PRBE”、“PF”及び“OO”を変更する場合と変更しない場合とがある。これにより、最終的に、上記の単一の新しい取引が生じる。この状況において、最適化処理は、Abbotts & Taylorに対し、以下の通り決定する。
−システムに提示される前に既存の未締結取引を撤回し、及び/又は、
−他の新しい契約を提示することにより、
自分の宣言した目的に少しも近づくことができなかった。
上記の例において、Abrahamsons の取引への関わり合いは、時刻表の第3段階に発生する。これは、Abrahamsons が潜在的相対者製品値付けを準備し、それをコアシステムに提示する時点である。チャートG5には、Abrahamsons が、将来の新しい製品注文に対する申請のため確定したパラメータを表わす図表である。チャートG5は、更に、“Defined Circumstances ID(既定環境ID)”が確認された後、Abbotts & Taylorのorder entitlement (注文保障)がAbrahamsons のpricing calculations(値付け計算)のため準備された様子を表わす。上記のパラメータには、以下のパラメータが含まれる。
2.Dicount rate(割引率)
3.Component product prices(コンポーネント製品価格)
4.Assessed probabilities of occurrence(評価された発生確率)
5.種々の契約と、製品と、ポートフォリオ最低及び最高限界(国際特許出願第PCT/AU/93/00250 のチャートG7に示され る)
かくして、Abrahamsons に対し、時刻表の第3段階は、上記の変数NTR (新しい契約推奨)及び NTD(新しい契約発信)に対応する。NTR はNTD と同一である場合を考えるならば、パラメータ指定の組による以下の質問が自明にされる。
2.割引率が10% である理由は何か?
3.(1.0402に加えて)このような具体的なコンポーネント製品価格の組である理由は何か?
4.このような具体的な評価された発生確率の組である理由は何か?
5.このような具体的な契約、製品、並びに、ポートフォリオの最低限界及び最高限界である理由は何か?
特に、これらの質問は上記の最適化メカニズムにより直接的に強調された質問である。上記の如く、図9に紹介された言語において、Abrahamsons がこのメカニズムを利用したならば、時刻表の第3段階を含む取引処理サイクルは、Abrahamsons が“CSSMS”及び“PSOPST”を受け取ると共に始まる。次に、この情報により、Abrahamsons は、自分の既存のパラメータ“PRBE”、“PF”及び“OO”を変更する場合と変更しない場合とがある。これにより、最終的に、上記の単一の新しいパラメータ指定取引が生じる。この状況において、最適化処理は、Abrahamsons に対し、例えば、以下の手段を用いても自分の宣言した目的に少しも近づくことができなかったということを決定する。
(ii)他の新しい契約の提示
(iii) 需要のある手数料率、割引率等(これは、相対者であることからの総収益を低下させるだけである)の増加又は減少
(iv)契約、製品及びポートフォリオの限界の緩和又は引き締め(このようにしなければ、価値のある「締結」の機会が取り除かれ、或いは、全体的なポジションの危険性が増大する。)
かくして、現時に利用可能な全ての情報に基づいて、この単一の新しいパラメータ指定取引の提示は、Abrahamsons がこの時点に取ることができる最良の行動である。
Claims (1)
- コンピュータシステム(Fig.1)を用いて、未来の期日に満期が到来するリスク管理契約を複数当事者間で成立させる方法であって、
(a)少なくとも一つの注文者データ入力手段(13)及び少なくとも一つの相対者データ入力手段(14)をデータ記憶手段(95,100,110)に接続する段階と、
(b)上記データ記憶手段をデータ処理ユニット(93,97,104)に接続する段階と、
(c)上記データ処理ユニットを通信手段(25)に接続する段階と、
を有し、
上記データ処理ユニットは起こり得る事象に係る複数の契約を処理し調整し、各契約の契約データには、未来の満期時と、未来の満期時における起こり得る事象を表現する実現可能製品定義値のそれぞれについての支払値と、対価の限界と、が含まれ、
(d)上記データ処理ユニットに、
i)少なくとも一つの申込契約を表現する注文者入力契約データを、通信手段(25)を介して受け付ける手順であって、該注文者入力契約データは未来の満期時をもつ所定の事象と、未来の満期時における起こり得る事象を表現する実現可能製品定義値のそれぞれについての同一の支払値と、対価の限界とを指定する、ところの手順と、
ii)受け付けられた上記注文者入力契約データとは別に、未来の満期時における起こり得る事象を表現する実現可能製品定義値のそれぞれについてのコンポーネント製品価格を指定する相対者登録データを、通信手段(25)を介して受け付ける手順と、
iii)指定された未来の満期時における所定の事象について相対者登録データ及び注文者入力契約データを選択する手順と、
iv)選択された注文者入力契約データにより指定される支払値と、選択された相対者登録データにより指定されるコンポーネント製品価格とに基づいて、相対者についての対価を計算する手順であり、前記実現可能製品定義値の各々について前記支払値と前記コンポーネント製品価格との乗算から得られた積を合計することにより計算する手順と、
v)上記対価の限界と上記対価とを比較することにより、申込契約を少なくとも一の相対者との間で一致させる手順と、
vi)一致した契約の確認データ又は文書を出力する手順と、
を実行させる段階を更に有する、
方法。
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