JP2006113806A - ソフトウェアライセンス管理方法および管理システム、ならびにそのプログラム - Google Patents

ソフトウェアライセンス管理方法および管理システム、ならびにそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006113806A
JP2006113806A JP2004300361A JP2004300361A JP2006113806A JP 2006113806 A JP2006113806 A JP 2006113806A JP 2004300361 A JP2004300361 A JP 2004300361A JP 2004300361 A JP2004300361 A JP 2004300361A JP 2006113806 A JP2006113806 A JP 2006113806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
license
information
software
management
license management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004300361A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Sasaki
悟 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Information Systems Ltd filed Critical Hitachi Information Systems Ltd
Priority to JP2004300361A priority Critical patent/JP2006113806A/ja
Publication of JP2006113806A publication Critical patent/JP2006113806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】管理対象装置の装置交換時におけるライセンス管理情報の更新を自動化することができ、かつ管理対象装置の故障時におけるソフトウェアライセンス管理の工数およびライセンス管理に関する時間を削減し、システムダウン時間の短縮を可能にする。
【解決手段】管理対象装置では、ユーザ名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置の装置固有情報の組合せデータに対するハッシュ値を作成しておき、ローカルライセンス管理サーバから返送されたハッシュ値と比較し、一致した場合のみ、ソフトウェアがライセンス継続されているものとして稼動し続ける。管理対象装置が故障によって装置交換が必要となった場合には、ローカルライセンス管理サーバは、装置故障前の装置固有情報と動作環境情報の関係に基づいて、交換後の新たな装置に対するハッシュ値を、ソフトウェアライセンス確認情報として送り返す。
【選択図】図4

Description

本発明は、ソフトウェアの稼動する装置とソフトウェア管理用シリアル番号とを関連付け集中管理するソフトウェアおよびソフトウェアライセンス管理システムにおいて、ソフトウェアの稼動する装置の障害時にソフトウェアの稼動する装置情報を自動的に変更するためのソフトウェアライセンス管理方法およびその管理システム、ならびにそのプログラムに関する。
ネットワークを介して情報処理システムで稼働するソフトウェアのライセンス管理を、人為的な作業を介することなく正確に行うことが可能なライセンス管理技術としては、例えば、特開2003−316462号公報記載の『ライセンス管理方法および情報処理システム』(特許文献1参照、以下、方式A)がある。この方式Aでは、ネットワークを介してライセンス管理対象のソフトウェアが実行される管理対象装置と、その装置構成情報の管理を行う装置構成管理部と、ライセンスサーバとを接続し、管理対象装置におけるソフトウェアの起動時に、装置構成管理部にてライセンスの有無を判定し、ライセンスが未設定の場合には、管理対象装置の装置構成情報をライセンスサーバに送信し、ライセンス情報を設定して送り返してもらい、管理対象装置に自動的に再設定することで、ライセンス管理対象のソフトウェアの管理対象装置での実行を可能にしている。
また、特開平7−219763号公報に記載の『ソフトウェアの登録/起動方法及びその装置』(特許文献2参照、以下、方式B)がある。この方式Bは、ソフトウェアへの登録要求を発行した機器の識別番号を取得し、少なくとも、登録されている機器の識別番号と対応するソフトウェア名及び該ソフトウェアにライセンスされているライセンス数を記憶している登録テーブルに、登録要求を発行した機器のネットワークアドレスを登録し、その登録テーブルのライセンス数を、その機器の登録に応じて更新する。そして、そのライセンス数が更新されたことを、そのソフトウェアの供給元に通知する。
また、方式Bの公報の図7には、クライアントからのソフトウェアの起動要求が入力された場合は、クライアント側からのソフトウェア起動情報とそのクライアントのネットワークアドレスを取得し、登録テーブルに登録済みのクライアントのネットワークアドレスを取得する。そして、そのソフトウェアの起動要求を発行したクライアントのネットワークアドレスが、その登録テーブルに登録されているか否かを判断し、『登録済み』であれば該当ソフトウェアを起動し、『未登録』と判定されたならば該当ソフトウェアのクライアントとしてユーザ登録されていない旨のエラーメッセージをクライアントの表示装置に表示している。これにより、ソフトウェアの不正使用を防止できると記載されている。
また、特開2000−207199号公報に記載の『ソフトウェア管理方法、ソフトウェア管理装置およびソフトウェア管理システム』(特許文献3参照、以下、方式C)がある。この方式Cでは、少なくともソフトウェアの使用許諾に対応して付与される第1のキーと、そのソフトウェアの稼働する各コンピュータマシン上での固有の使用を識別する第2のキーを生成し、ソフトウェアの使用の際に、第2のキーのみに基づいて前記ソフトウェアの使用の可否を判定し、ライセンス登録時に付与されたライセンスコード1と各ソフトウェアのライセンスの範囲内の使用であるか否かを判断するソフトウェア使用キー3とが独立して管理・運用される。
また、特開2004−38652号公報に記載の『ライセンスサーバー、クライアント及びライセンス管理システム』(特許文献4参照、以下方式D)がある。この方式Dでは、ネットワークに障害が発生したとき、ライセンスサーバーS1〜S3がクライアントC1〜C9に付与できるライセンスの本数を変更して、ライセンスサーバーS1〜S3が付与できるライセンスの本数を各ライセンスサーバーS1〜S3に振り分けるように構成されている。
また、特開2002−222021号公報に記載の『ソフトウェアライセンス管理方法および記憶媒体』(特許文献5参照、以下、方式E)がある。この方式Eでは、被管理ソフトウェアにライセンス数とライセンス種別と被管理ソフトウェアに固有のソフトウェア識別情報、ソフトウェア処理部を組み込み、ソフトウェア処理部には、被管理ソフトウェアの起動時やコピー(インストール)時当該被管理ソフトウェアのソフトウェア識別情報と情報処理装置固有の識別情報をネットワーク上の全ての情報処理装置の被管理ソフトウェアに送信メッセージとして送信し、この送信メッセージに応答することで被管理ソフトウェアの起動やコピーを禁止する機能を組み込む。
さらに、特開平11−203125号公報に記載の『ネットワークライセンス管理方式』(特許文献6参照、以下、方式F)がある。この方式Fでは、ライセンスサーバとライセンスサーバがローカルメモリで管理するライセンス管理データ、ライセンスを要求するプロダクトとプロダクトに登録されたライセンス情報から構成される。ライセンス管理情報をプロダクト内に持たせ、ライセンス管理データベースを不要にし、複数のライセンスサーバ間で相互のライセンス管理データの通信を行うことで、ネットワーク全体のライセンス管理を行っている。
特開2003−316462号公報 特開平7−219763号公報 特開2000−207199号公報 特開2004−38652号公報 特開2002−222021号公報 特開平11−203125号公報
前記方式Aの技術では、管理対象装置の装置構成情報とライセンス情報とを使用してライセンス管理を行っており、装置構成情報とは、実施例によれば、管理対象装置の資源種別とその資源量であって、管理対象装置は装置が持つデータ記憶容量の大小によりその装置の販売価格が決定される。例えば、ディスクアレイ装置を想定しており、そのような装置の記憶容量に応じてライセンス量が決められるソフトウェアのライセンス管理を実現している。
そのため、ライセンス管理対象のライセンス条件が、ソフトウェアが動作するハードウェア上の各プロセッサ(CPU毎)に対してライセンスを1つ必要とする所謂プロセッサベース(CPUの個数ベース)のライセンス体系の場合には、有効な方法とは言えない。
このようなプロセッサベースのライセンス体系が適用される装置の例としては、例えば、ネットワーク負荷分散装置とその装置で稼働するソフトウェアがそれに該当する。
このように、CPUを持つ装置とそのCPUで稼働するソフトウェアのライセンス管理を厳密に行うには、例えば、コンピュータなどのネットワーク機器を識別するために考え出されたネットワーク装置固有の識別子MACアドレス(Media Access Control address)と、ソフトウェアライセンス情報とを対応付けて当該ソフトウェアが稼働する装置を特定して管理するソフトウェアライセンス管理システムが知られている。
管理対象装置を特定するために管理対象装置のMACアドレスと、ソフトウェアライセンス情報とを登録した管理テーブルを使用してライセンス管理を行う方法は、例えば、管理対象装置が何等かの故障等により装置交換が必要となる場合があり、装置交換を行うと当然ながら管理テーブルに登録済みのMACアドレスも変更する必要が生じる。
この場合、当然ネットワークの運用管理者がソフトウェアライセンス管理システムに対して、新しい装置に対するライセンスの発行申請処理手続きと、障害を起こして交換された装置に対するライセンス削除申請処理手続きを行い、サーバ上のライセンス管理情報を更新しなければならない。
従来、このライセンス申請および削除(固有装置へのライセンス割当処理)申請処理は、交換されたソフトウェアの稼動する装置の動作環境情報(故障した装置と交換された新しい装置が同じ情報を有するIPアドレスなど)を基にした自動化がなされておらず、ネットワークシステムの運用管理業務において、ライセンス管理対象装置の機器交換作業に、人手と長時間を要する一つの要因となっていた。
また、前記方式Bの技術では、クライアントからのソフトウェア起動要求時に、起動要求されたクライアントのネットワークアドレスを取得して、サーバに登録済みのクライアントのネットワークアドレスとをチェックして、ソフトウェアの不正使用を防止する方法が記載されているが、ここで使用されるネットワークアドレスは、管理対象装置を特定するものではなく、登録されていないユーザを特定するためにユーザが操作するクライアントのネットワークアドレスを利用して、ユーザのソフトウェアの使用許可判断を行っている。この方式Bの技術では、ソフトウェア使用ユーザに対するライセンス管理であり、前記プロセッサベースのライセンス管理を行ってはいない。また、前記プロセッサベースのライセンス管理におけるプロセッサ(装置)の交換時におけるライセンス管理情報の変更手続きの手間と長時間を解決するものでもない。
さらに、その他の前記方式C〜方式Fにおいても、それぞれ問題点を有している。
(目的)
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決するもので、管理対象装置の装置交換時におけるライセンス管理情報の更新を自動化することができ、かつ管理対象装置の故障時におけるソフトウェアライセンス管理の工数およびライセンス管理に関する時間の削減し、システムダウン時間の短縮が可能なソフトウェアライセンス管理方法および管理システム、ならびにそのプログラムを提供することにある。
本発明のソフトウェアライセンス管理方法は、下記の事項を特徴としている。
センターライセンス管理サーバのライセンス管理データベースには、予めソフトウェア使用ユーザ名とソフトウェア管理用シリアル番号を登録しておき、更にユーザ拠点名およびローカルライセンス管理サーバ情報を関連付けられるようにしておく。
ライセンス管理されるソフトウェアがインストールされた装置は、当該ソフトウェアの初回起動時にセンターライセンス管理サーバをアクセスし、センターライセンス管理サーバのライセンス管理データベース上でユーザ名とソフトウェア管理用シリアル番号およびソフトウェアの稼動する装置固有情報を関連付けさせる。
また、センターライセンス管理サーバは、ユーザ名に関連付けられたローカルライセンス管理サーバをアクセスし、ローカルライセンス管理サーバ上のローカルライセンス管理データベースに該当ユーザ拠点内装置分の情報を登録させる。その際に、ローカルライセンス管理サーバは、センターライセンス管理サーバからデータとして送られた管理対象装置の動作環境情報、すなわちIPアドレスなどを、データベース上で装置固有情報と関連付けられるようにしておく。
通常動作時のローカルライセンス管理サーバは、管理対象装置からの定期的なライセンス確認要求に対して、ユーザ名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置の装置固有情報の組合せデータに対するハッシュ値を、装置固有情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報1として、管理対象装置へ送り返す。
管理対象装置では、装置自体でも、ユーザ名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置の装置固有情報の組合せデータに対するハッシュ値を作成しておき、ローカルライセンス管理サーバから返送されたハッシュ値(=装置固有情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報1)と比較し、一致した場合のみ、ソフトウェアがライセンス継続されているものとして稼動し続ける。
管理対象装置が何等かの故障等によって装置交換が必要となった場合、交換された装置からのライセンス確認時に、ローカルライセンス管理サーバは、装置故障前の装置固有情報と動作環境情報の関係に基づいて、ユーザ名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置の動作環境情報の組合せデータに対するハッシュ値を、動作環境情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報2として送り返す。なお、この動作環境情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報2は、データの有効期限を設けた一時的なソフトウェアライセンス確認情報として送り返す。
装置交換された新しい管理対象装置では、装置自体でもユーザ名、ソフトウェア管理シリアル番号および自装置の動作環境情報の組合せデータに対するハッシュ値を作成しておき、ローカルソフトウェアライセンス管理サーバから返されたハッシュ値(=動作環境情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報2)と比較して、一致した場合にはソフトウェアがライセンス継続されているものとして稼動し続ける。
ローカルライセンス管理サーバは、交換された装置からのライセンス確認要求を受け、ユーザ情報との妥当性確認をした上で、新たに装置交換された装置の装置固有情報をセンターライセンス管理サーバに送りライセンス管理データベース上のユーザ名とソフトウェア管理用シリアル番号に対するソフトウェアの稼動する装置固有情報を変更させる。
このようにして、管理対象装置とソフトウェアライセンスの括り付けを自動制御する。
本発明によれば、ソフトウェアライセンス管理対象装置の装置交換時に、交換前装置と同じソフトウェアをインストールした装置構成の代替装置を用意して、これと前の装置とを交換するだけで、人手によるライセンス情報の削除の手続き、および登録手続きを行うことなく、ライセンス管理システム上のライセンス管理データベースの更新と、代替装置へのライセンス確認情報の組込みが可能となり、管理対象装置の故障時におけるソフトウェアライセンス管理の工数およびライセンス管理に関する時間を削減するとともに、システムダウン時間の短縮が可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るソフトウェアライセンス管理システムの構成図である。
図1に示すように、本実施形態においては、ライセンス管理対象ソフトウェアが稼動する複数のユーザ拠点(2箇所のユーザ拠点105,111)は、ネットワーク104を介してライセンス管理センタ101に接続されている。
ライセンス管理センタ101には、ライセンス状況を管理するセンターライセンス管理サーバ102と、ライセンス管理データベース103が設置される。
各ユーザ拠点105,111には、ライセンス管理対象のソフトウェア110,116が稼動する装置109,115と、ローカルライセンス管理データベース107,113を持つローカルライセンス管理サーバ106,112とが、ユーザ拠点内ネットワーク108,114で接続されている。
図2は、図1におけるライセンス管理データベースに格納されたデータの構成図である。
ライセンス管理データベース103に格納されるデータとしては、ユーザ名201、ユーザ拠点名、ローカルライセンス管理サーバアドレス(サーバIPアドレス)、ソフトウェア管理シリアル番号、および、ソフトウェアの稼動する装置の固有情報(MACアドレス等)がある。ユーザ名201毎に1つのユーザ拠点名と1つのローカルライセンス管理サーバアドレスが存在するが、ソフトウェア管理シリアル番号およびソフトウェアの稼動する装置の固有情報は、1ユーザ名201に複数の番号と固有情報が存在する場合がある。
ライセンス管理データベース103を管理するライセンス管理サーバ102は、管理対象装置からのライセンス確認要求に対して、これらの中のユーザ名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置の装置固有情報の3つの情報を組とするハッシュ値を生成し、これをソフトウェアライセンス確認情報1として管理対象装置に返送する。
図3は、図1におけるローカルライセンス管理データベースに格納されたデータの構成図である。
ローカルライセンス管理データベース107には、図2のローカルライセンス管理データベース103と重複したデータ(ユーザ名202、ユーザ拠点名、ソフトウェア管理用シリアル番号、ソフトウェアの稼動する装置の固有情報)に加えて、ソフトウェアの稼動する装置の動作環境情報(装置IPアドレス等)が格納されている。管理対象装置の動作環境情報は、装置IPアドレス等が用いられる。
ローカルライセンス管理データベース107を管理するローカルライセンス管理サーバ106は、管理対象装置の障害時に、交換された装置からのライセンス確認時に、これらの中のユーザ名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置の動作環境情報の3つの情報を組としてハッシュ値を生成し、これを交換された管理対象装置に返送する。
図4は、本発明の一実施形態に係る管理対象装置、ローカルライセンス管理サーバ、および、センターライセンス管理サーバ間の処理動作のシーケンスチャートである。
図4において、ライセンス管理センター101内のセンターライセンス管理サーバ102に接続されたライセンス管理データベース103には、図2に示すライセンス管理データベース103の情報201として、ユーザ名、ユーザ拠点名、ローカルライセンス管理サーバ106のアドレス、および、ソフトウェア管理用シリアル番号を事前に登録しておく。
管理対象装置109は、ライセンス対象ソフトウェア110の最初の起動時、ユーザ拠点105内のネットワーク108を介してローカルライセンス管理サーバ106にライセンス情報を確認に行く。
ローカルライセンス管理サーバ106に接続されたローカルライセンス管理データベース107には、該当するデータが入っていないため、ローカルライセンス管理サーバ106は、ネットワーク104を介してセンターライセンス管理サーバ102にライセンス情報を問合せに行く。
ライセンス管理データベース103には、図2に示すライセンス情報が登録されているので、センターライセンス管理サーバ102は、ローカルライセンス管理サーバ106からデータとして受け取った管理対象装置109の装置固有情報(MACアドレス)を、ライセンス管理データベース103の該当する行の管理対象装置の装置固有情報欄に登録し、ローカルライセンス管理サーバ106にユーザ情報があり、ライセンスが有る旨の応答を行う。
ローカルライセンス管理サーバ106は、センターライセンス管理サーバ102からのユーザ関連情報と管理対象装置109の動作環境情報として、管理対象装置109に設定されたIPアドレス、あるいはモジュールで構成された装置のモジュール位置情報等を、ローカルライセンス管理データベース107の装置動作環境欄に登録する。
管理対象のネットワークシステムの通常動作中は、管理対象装置109が定期的にユーザ拠点内ネットワーク108を介してローカルライセンス管理サーバ106へ、管理対象ソフトウェアのソフトウェア管理用シリアル番号を送り、ライセンス確認問合せを行う。
ローカルライセンス管理サーバ106は、ローカルライセンス管理データベース107に登録されているソフトウェア管理用シリアル番号のユーザ名、ユーザ拠点名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置の装置固有情報の組合せデータに対するハッシュ値を、装置固有情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報1として作成し、管理対象装置109に返送する。
管理対象装置109は、返送されたハッシュ値と自身で同じ情報から作成したハッシュ値と比較し、一致を確認して、ソフトウェアライセンス有りとして動作を継続する(図5のフローにより後述する)。
管理対象装置109が何等かの故障等により装置の交換が必要となって、装置交換を行った場合、つまりローカルライセンス管理サーバ106が、交換前の管理対象装置109からのライセンス確認が一定時間無いと判断された場合、その時点から一定時間の間、ローカルライセンス管理サーバ106は、新しく装置交換された管理対象装置109からのライセンス確認問合せに対して、ローカルライセンス管理データベース107に登録されている装置故障前の装置固有情報と動作環境情報の関係に基づいて、ユーザ名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置109の動作環境情報の組合せデータに対するハッシュ値を、動作環境情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報2として、データ有効期限を設けた一時的なソフトウェアライセンストークンとして送り返す。
一方、装置交換された管理対象装置109自体でも、ユーザ名、ソフトウェア管理用シリアル番号およびソフトウェアが稼動する装置の固有情報の組合せデータに対するハッシュ値を作成し、ローカルライセンス管理サーバ106から返送されたハッシュ値(動作環境情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報2)と比較し、一致することでライセンスが継続していることを判断する。
図5は、図1における管理対象装置がローカルライセンス管理サーバからのハッシュ値に対してソフトウェアライセンスの有無を確認する処理フローチャートである。
管理対象装置109(115)がローカルライセンス管理サーバ106(112)から返された異なるハッシュ値に対して、ソフトウェアライセンスの有無を確認する処理が示される。
まず、管理対象装置109で装置固有情報ベースのハッシュ値、および、動作環境情報ベースのハッシュ値を作成する(ステップ101)。
そして、装置固有情報をベースとしたソフトウェアライセンストークンで一致が確認されるか否かの処理を行い(ステップ102)、不一致であれば、さらに動作環境情報をベースとしたソフトウェアライセンストークンでライセンス確認情報が一致するか否かの確認処理を行う(ステップ103)。
一致した場合には、ソフトウェアライセンス有として、動作を継続する(ステップ104)。一方、不一致の場合には、ソフトウェアライセンス無と判断する(ステップ105)。
ローカルライセンス管理サーバ106は、ライセンス確認問合せを受けて、ユーザ情報との妥当性を確認した上で、管理対象装置109が交換されたものと判断し、ローカルライセンス管理データベース107の情報202のソフトウェア管理用シリアル番号のユーザ名、ユーザ拠点名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置109の動作環境情報の一致する行の管理対象装置の装置固有情報欄を新たな装置の固有情報(MACアドレス)に変更する。
また、ネットワーク104を介してライセンス管理センター101のセンターライセンス管理サーバ102に接続されたライセンス管理データベース103中のユーザ名、ユーザ拠点名およびソフトウェア管理用シリアル番号の一致する行の装置固有情報欄を新たな装置の装置固有情報(MACアドレス)に変更する。
上記の処理方法により、管理対象装置109の装置交換に対して、ライセンス管理データベース103中の管理対象装置109の装置固有情報を自動変更し、ソフトウェアライセンス管理の工数削減を可能にする。
図5に示す管理対象装置109のフローの各ステップをライセンス確認用プログラムに変換し、これをCD−ROM等の記録媒体に記録しておけば、管理対象装置のコンピュータにこの記録媒体を装着し、プログラムをコンピュータにインストールして実行させることで、本発明を容易に実現することができる。また、ネットワークを介して他のコンピュータに本プログラムをダウンロードすることで、本発明のライセンス確認用プログラムを広く一般に汎用化させることが可能である。
本発明の一実施形態に係るソフトウェアライセンス管理システムの構成図である。 図1におけるライセンス管理データベースの格納情報の説明図である。 図1におけるローカルライセンス管理データベースの格納情報の説明図である。 管理対象装置、ローカルライセンス管理サーバおよびセンターライセンス管理サーバ間の処理動作のシーケンスチャートである。 管理対象装置のライセンス確認動作のフローチャートである。
符号の説明
101・・・ライセンス管理センター
102・・・センターライセンス管理サーバ
103・・・ライセンス管理データベース
104・・・ネットワーク
105・・・ユーザ拠点(1)
106・・・ローカルライセンス管理サーバ(1)
107・・・ローカルライセンス管理データベース(1)
108・・・ユーザ拠点内ネットワーク(1)
109・・・ソフトウェアの稼動する装置(管理対象装置)(1)
110・・・ライセンス対象ソフトウェア(1)
111・・・ユーザ拠点(2)
112・・・ローカルライセンス管理サーバ(2)
113・・・ローカルライセンス管理データベース(2)
114・・・ユーザ拠点内ネットワーク(2)
115・・・ソフトウェアの稼動する装置(管理対象装置)(2)
116・・・ライセンス対象ソフトウェア(2)
201・・・ライセンス管理データベースの情報
202・・・ローカルライセンス管理データベースの情報

Claims (4)

  1. ライセンス管理の対象となるソフトウェアが稼働する管理対象装置と、ライセンス管理情報を保持するライセンス管理サーバとが、ネットワークを介して定期的にライセンス確認情報の確認要求と確認応答を交換するライセンス管理方法において、
    通常運用時には、該管理対象装置から該ライセンス管理サーバに対してライセンス確認要求が送られると、該ライセンス管理サーバは、ユーザ名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置の装置固有情報の組合せデータに対するハッシュ値を、装置固有情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報1として、該管理対象装置に返送し、
    管理対象装置の交換時には、交換された管理対象装置から該ライセンス管理サーバに対してライセンス確認要求が送られると、該ライセンス管理サーバは、ユーザ名、ソフトウェア管理用シリアル番号および管理対象装置の運用環境情報の組合せデータに対するハッシュ値を、動作環境情報に基づくソフトウェアライセンス確認情報2として、該交換された管理対象装置に返送することを特徴とするライセンス管理方法。
  2. 前記装置固有情報は、管理対象装置のMACアドレスであり、前記運用環境情報は、該管理対象装置に設定されたIPアドレスであることを特徴とする請求項1記載のライセンス管理方法。
  3. ソフトウェア管理用シリアル番号、ソフトウェアライセンス管理の対象となる管理対象装置の装置固有情報、および、ソフトウェア使用ユーザの関係情報をライセンス管理データベースに蓄積したセンターライセンス管理サーバと、前記管理対象装置の設置されたユーザ拠点内に設置され、前記センターライセンス管理サーバとネットワークで接続されたローカルライセンス管理サーバとで構成されたソフトウェアライセンス管理システムにおいて、
    前記管理対象装置は、前記ローカルライセンス管理サーバに対して定期的にライセンス情報を確認するライセンス情報確認手段を有し、
    前記ローカルライセンス管理サーバは、前記センターライセンス管理サーバが持つデータベース情報のうちの拠点内装置分の情報のコピーと、ソフトウェアの稼動している装置の固有情報と動作環境情報、すなわち設定されたIPアドレスとの関係情報を格納したライセンス管理データベースと、
    前記管理対象装置からの定期的なライセンス情報の確認要求に応答する手段と、
    前記管理対象装置の装置固有情報と動作環境情報のデータベース上の関係情報に基づき、前記管理対象装置の障害時に時間期限設定された一時的なライセンス管理情報を発行する手段と、
    前記一時的なライセンス管理情報発行期間中に前記管理対象装置からのライセンス確認動作を受けて、前記センターライセンス管理サーバ上の前記ライセンス管理データベースのソフトウェア管理用シリアル番号と、前記管理対象装置の装置固有情報の関係情報を変更する手段と
    を有することを特徴とするソフトウェアライセンス管理システム。
  4. 管理対象装置によるライセンス確認用プログラムであって、
    前記管理対象装置のコンピュータに、装置固有情報ベースのハッシュ値、および、動作環境情報ベースのハッシュ値を作成する手順、装置固有情報をベースとしたソフトウェアライセンストークンで一致が確認されるか否かの処理を行う手順、不一致であれば、さらに動作環境情報をベースとしたソフトウェアライセンストークンでライセンス確認情報が一致するか否かの確認処理を行う手順、一致した場合には、ソフトウェアライセンス有として、動作を継続する手順、不一致の場合には、ソフトウェアライセンス無と判断する手順を、それぞれ実行させるためのライセンス確認用プログラム。
JP2004300361A 2004-10-14 2004-10-14 ソフトウェアライセンス管理方法および管理システム、ならびにそのプログラム Pending JP2006113806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004300361A JP2006113806A (ja) 2004-10-14 2004-10-14 ソフトウェアライセンス管理方法および管理システム、ならびにそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004300361A JP2006113806A (ja) 2004-10-14 2004-10-14 ソフトウェアライセンス管理方法および管理システム、ならびにそのプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006113806A true JP2006113806A (ja) 2006-04-27

Family

ID=36382281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004300361A Pending JP2006113806A (ja) 2004-10-14 2004-10-14 ソフトウェアライセンス管理方法および管理システム、ならびにそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006113806A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116392A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Nec Infrontia Corp ライセンス管理装置、ライセンス管理方法及びライセンス認証プログラム
JP2009157435A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Nec Infrontia Corp ライセンス管理装置及びライセンス管理方法
JP2010049571A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Kpe Inc 端末装置、プログラム、記録媒体及びサーバ装置
JP2011192192A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Kddi Corp コンテンツ管理システム、認証装置およびコンピュータプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116392A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Nec Infrontia Corp ライセンス管理装置、ライセンス管理方法及びライセンス認証プログラム
JP2009157435A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Nec Infrontia Corp ライセンス管理装置及びライセンス管理方法
JP2010049571A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Kpe Inc 端末装置、プログラム、記録媒体及びサーバ装置
JP2011192192A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Kddi Corp コンテンツ管理システム、認証装置およびコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7472359B2 (ja) 管理方法、管理装置、及び、プログラム
US7228567B2 (en) License file serial number tracking
US7302558B2 (en) Systems and methods to facilitate the creation and configuration management of computing systems
CN102904927B (zh) 具有时间相关证书的分布式计算机系统
US8850607B2 (en) System and method for capacity licensing
JP5340610B2 (ja) 複数の構成要素を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム
BR112014018229B1 (pt) Método e sistema para licenciar uma aplicação utilizando provedores de sincronização, e dispositivo de armazenamento legível por computador
GB2316503A (en) Software licence management
JP2002521764A (ja) コンピュータシステムの変化監視システム
JP2009532757A (ja) オフラインリソースのテンプレートを生成する方法
KR20080013862A (ko) 전자 소프트웨어 다운로드를 위한 분할 다운로드
CN105518686A (zh) 软件撤销基础设施
US20090319635A1 (en) Centrally managed inventory and entitlement data
CN110163003B (zh) 一种密码管理方法及装置
US20110219437A1 (en) Authentication information change facility
CN110555317B (zh) 一种应用文件更改处理方法、装置及系统
JP2006113806A (ja) ソフトウェアライセンス管理方法および管理システム、ならびにそのプログラム
JP2008176749A (ja) Id貸出装置、id貸出プログラムおよびid貸出方法
JP2007316938A (ja) ライセンス管理プログラム、ソフトウェア利用制御方法、ライセンスチェックプログラムおよびライセンスチェックセットアッププログラム
JP2004102379A (ja) パッチ適用管理プログラム、方法、およびシステム
JP4836651B2 (ja) 医用機器のライセンス管理システム、医用機器、及び医用機器のライセンス管理方法
JP2007264904A (ja) プログラム自動更新システム
JP4554581B2 (ja) ジョブ管理装置、システムおよびプログラム
JP7151419B2 (ja) 代替用サーバ、方法およびプログラム
JP2005321850A (ja) ライセンス認証システム、ライセンス認証方法及びライセンス認証プログラム