JP2006112749A - 温度式膨張弁 - Google Patents

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    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

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Abstract

【課題】 使用時の取り付け姿勢にかかわらず、異物の流入によるダイヤフラムの損傷を防止することができる温度式膨張弁を提供する。
【解決手段】 温度式膨張弁1においては、パワーエレメント20の内部と第2通路8とをつなぐ連通路25の一部を構成するホルダ30の連通孔32に、フィルタ33を配置したため、冷媒とともに押し流されたアルミ粉等の異物をこのフィルタ33にて遮断することができる。このため、温度式膨張弁1をパワーエレメント20が下方になるように設置したとしても、異物が連通路25を通ってパワーエレメント内に侵入することがなく、異物の流入によるダイヤフラム23の損傷を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷凍サイクルにおいて、エバポレータの出口側を流れる冷媒の温度および圧力に基づいて弁部の開度を制御し、コンデンサ側から流入した冷媒を絞り膨張させてエバポレータへ供給する温度式膨張弁に関する。
自動車用エアコン装置の冷凍サイクルは、一般に、循環する冷媒を圧縮するコンプレッサと、圧縮された冷媒を凝縮するコンデンサと、冷凍サイクル内の冷媒を溜めるとともに凝縮された冷媒を気液に分離するレシーバと、分離された液冷媒を絞り膨張させる膨張弁と、膨張弁で膨張された冷媒を蒸発させるエバポレータとにより構成されている。このうち、膨張弁には、例えばエバポレータの出口側を流れる冷媒の温度および圧力を感知してエバポレータに送り出す冷媒の流量を制御する温度式膨張弁が用いられる。
この温度式膨張弁は、一般に、レシーバからエバポレータへ向かう冷媒を通過させる第1通路と、エバポレータから戻ってきた冷媒を通過させてコンプレッサへ導出する第2通路とが形成されたボディを備え、そのボディの一端にパワーエレメントを備えている。このパワーエレメントは、ボディに接続されるハウジングと、ハウジング内を仕切るように配置されてボディとは反対側に感温室を形成するダイヤフラムとを備え、その感温室に所定の感温用ガスを封入して構成されている。このパワーエレメントは、第2通路との間に形成された連通路を介してエバポレータの出口側を流れる冷媒の温度および圧力を感知して、ボディに支持された駆動用のシャフトを介して第1通路に配置された弁部の開度を制御し、レシーバ側(つまりコンプレッサ側)からエバポレータ側へ流れる冷媒の流量を調整している。
このような温度式膨張弁は、一般に車両のエンジンルーム内に配置されるが、他の内部機器との配置関係の都合上、その取り付け姿勢には自由度があるのが望ましい。しかし、車両の駆動時にはエンジンルームが高温になるため、パワーエレメントのハウジングが熱せられてその温度が上昇する。その結果、ハウジング内部の感温ガスが、相対的に温度の低いダイヤフラムの内表面で凝縮して液化する。この場合、パワーエレメントがボディの上部に位置した状態で設置されていれば問題ないが、温度式膨張弁が逆さまに設置されている場合には、ダイヤフラムの表面で凝縮した感温ガスの液滴がハウジングの内面に落下し、そこで再び蒸発・気化して感温室内の圧力を急上昇させてしまう。一方、ダイヤフラムの表面温度に対応した飽和蒸気圧はこの圧力よりも低いため、ダイヤフラムの表面では再び凝縮が始まる。このような状態が繰り返されると、感温室内の圧力が変動して弁部が開閉動作し、それに伴って冷凍サイクルを流れる冷媒の流量が変動して不安定な状態になってしまうといった問題が生じる。
そこで、このような問題を解決するために、例えばダイヤフラムの感温室内側の表面に吸着手段を設け、凝縮して液化された感温ガスの液状部分を吸着させることにより液滴のハウジングへの落下を防止し、冷凍サイクルの安定性を保持する技術が提案されたりしている(例えば特許文献1参照)。
特許第3046667号公報(段落〔0021〕,図1等)
しかしながら、温度式膨張弁を逆さまにして使用することについては、上述した液滴の問題以外の他の問題があり、その実現が難しくなっていた。
図9は、従来の温度式膨張弁を逆さまに取り付けた場合の他の問題を表す説明図であり、温度式膨張弁を逆さまにした状態のパワーエレメント周辺の構成を表している。
同図に示すように、温度式膨張弁101を逆さまに配置した状態において、エバポレータ側から導入された冷媒は、第2の通路102を通ってコンプレッサ側に導出されるが(実線矢印)、その一部は、連通路103を介してパワーエレメント104内に導入される(破線矢印)。そして、このときパワーエレメント104に導入された冷媒の温度および圧力がダイヤフラム105を隔てた感温室で感知され、そのダイヤフラム105を駆動する。このダイヤフラム105の動作は、ディスク106およびシャフト107を介して図示しない弁部に伝達される。この場合、上述のようにダイヤフラム105の感温室内側の面には吸着手段としてのパッド108が設けられているため、感温ガスが凝縮して液分が発生しても、これを保持することができる。
しかし、冷凍サイクルを循環する媒体には冷媒以外の異物が含まれることがある。例えば、配管やコンプレッサなどに元々あったアルミ粉や、冷凍サイクルの運転時にこれらで発生したアルミ粉などの異物が冷媒に押し流されていることがある。このため、上述のようにパワーエレメントを下側に向けて設置すると、冷媒とともにその異物がパワーエレメント内に流入して溜まる。そして、この異物がダイヤフラムとハウジングとの間に挟まった状態でダイヤフラムが駆動されると、場合によってはそのダイヤフラムを損傷させたりすることがあった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、使用時の取り付け姿勢にかかわらず、異物の流入によるダイヤフラムの損傷を防止することができる温度式膨張弁を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、冷凍サイクルに設けられて動作し、コンデンサ側から流入した冷媒を内部の弁部を通過させることにより絞り膨張させてエバポレータへ供給し、前記エバポレータから戻ってきた冷媒の圧力と温度を感知して前記弁部の開度を制御するとともに、その冷媒をコンプレッサ側に導出する温度式膨張弁において、前記コンデンサ側からの冷媒を導入するための第1ポートと、前記第1ポートに連通して前記弁部を経由する第1通路を構成するとともに、前記弁部を通過した冷媒を前記エバポレータへ導出するための第2ポートと、前記エバポレータから戻ってきた冷媒を導入するための第3ポートと、前記第3ポートに連通して第2通路を構成し、前記冷媒を前記コンプレッサ側へ導出するための第4ポートとを有するボディと、前記ボディ内に自軸方向に動作可能に支持され、その動作によって前記弁部を駆動するシャフトと、前記ボディに接続されるハウジングと、前記ハウジング内を仕切るように配置され、前記ボディとは反対側に所定の感温用ガスを封入させる密閉空間を形成するダイヤフラムとを備え、前記第2通路を流れる冷媒の温度および圧力を感知し、前記ダイヤフラムの動作により前記シャフトを駆動して前記弁部の開度を制御し、前記第1ポートから前記第2ポートへ流れる冷媒の流量を制御するパワーエレメントと、前記ボディと前記パワーエレメントとの接続部又はその近傍に設けられ、前記第2の通路を流れる冷媒に押し流されてきた異物が少なくとも前記ダイヤフラムに到達するのを防止する異物流入防止手段と、を備えたことを特徴とする温度式膨張弁が提供される。
このような温度式膨張弁によれば、第2の通路を流れる冷媒に押し流されてきた異物は、異物流入防止手段によって少なくともダイヤフラムに到達するのが防止される。
本発明の温度式膨張弁によれば、異物が少なくともダイヤフラムに到達するのが防止されるため、使用時の取り付け姿勢にかかわらず、この異物の流入によるダイヤフラムの損傷を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。本実施の形態は、本発明の温度式膨張弁を自動車用エアコン装置の冷凍サイクルに適用される膨張弁として具体化したものであり、図1はこの温度式膨張弁の構造を表す中央縦断面図である。なお、以下の説明においては、便宜上、図1の状態を基準に各構造の位置関係を上下と表現することがある。
図1に示すように、温度式膨張弁1は、アルミニウム材から形成された略角柱状のボディ2の側部に、レシーバ(コンデンサ側)から高温・高圧の液冷媒を受けるポート3(第1ポート)と、この温度式膨張弁1にて絞り膨張された低温・低圧の冷媒をエバポレータへ供給するポート4(第2ポート)と、エバポレータから蒸発された冷媒を受けるポート5(第3ポート)と、この温度式膨張弁1を通過した冷媒をコンプレッサへ戻すポート6(第4ポート)とを備えている。ポート3、ポート4およびこれらをつなぐ冷媒通路により第1通路7が構成され、ポート5、ポート6およびこれらをつなぐ冷媒通路により第2通路8が構成されている。
ポート3からポート4へ連通する第1通路7の部分には、弁座9がボディ2と一体に形成され、この弁座9の内周縁により弁孔10が規定されている。弁座9の上流側には、弁体受け11に支持され、弁座9とともに弁部を構成するボール状の弁体12が配置されている。また、ボディ2の下端部には、この第1通路7にほぼ直交して外部と連通する連通孔13が形成されており、この連通孔13を封止するようにアジャストねじ14が螺着されている。アジャストねじ14の先端部には、先端面にリング状の溝部が形成されたスプリング受け15が嵌着され、弁体受け11との間に圧縮コイルスプリング16を介装している。この圧縮コイルスプリング16は、その一端が弁体受け11に、他端がスプリング受け15の溝部にそれぞれ挿通され、弁体受け11を介して弁体12を弁座9に着座させる方向に付勢している。そして、このアジャストねじ14のボディ2への螺入量を調整することで、圧縮コイルスプリング16の荷重を調整できるようなっている。また、アジャストねじ14とボディ2との間には、内部の冷媒が連通孔13を通って外部に漏洩することを阻止するOリング17が介装されている。
また、ボディ2の上端部には、感温部として機能するパワーエレメント20が当接して設けられている。このパワーエレメント20は、ステンレス材からなるアッパーハウジング21およびロアハウジング22と、これらによって囲まれた空間を仕切るように配置された可撓性のある金属薄板からなるダイヤフラム23と、このダイヤフラム23の下面に配置されたディスク24とによって構成されている。アッパーハウジング21とダイヤフラム23とによって密閉された空間からなる感温室には、冷凍サイクルに使用される冷媒と類似の特性を持った感温用ガスが封入されている。ボディ2の上端部には、ポート5からポート6へ連通する第2通路8にほぼ直交して外部と連通する連通路25が形成されており、この連通路25を封止するようにパワーエレメント20が螺着されている。このパワーエレメント20とボディ2との間には、内部の冷媒が連通路25を通って外部に漏洩することを阻止するOリング26が介装されている。第2通路8を通過する冷媒の圧力および温度は、連通路25とディスク24に設けられた孔部又は溝部を通ってダイヤフラム23の下面に伝達される。
ダイヤフラム23の上面(感温室内側の面)の中央には、液分を吸着する吸着手段としてのパッド50が設けられている。このパッド50は、感温室内で感温ガスが凝縮したときに発生した液分を吸着して保持するためのものであり、フェルトや各種繊維などから構成されるが、例えば親水性のある多孔質の合成樹脂や水ガラスなどから構成することもできる。
ディスク24の下面中央には、円ボス状の係止部24aが突設されており、この係止部24aの下方には、ダイヤフラム23の変位を弁体12へ伝達するシャフト27が同軸状に配置されている。このシャフト27は、ボディ2に形成された貫通孔28を挿通しており、ボディ2によって自軸方向に動作可能に支持されている。この貫通孔28は、その上部に大径部28a、下部に小径部28bを有しており、大径部28aの上部開口端は、テーパ状の面取りがされた形状に形成されている。貫通孔28の大径部28aには、シャフト27と貫通孔28との間を完全にシールするOリング29が配置され、貫通孔28における冷媒のバイパス漏れを防止するように構成されている。
シャフト27の上半部は、第2通路8を横切って配置された筒状のホルダ30に挿通されて保持されている。このホルダ30は、その上端部に外方に延出したフランジ部31が設けられ、このフランジ部31がボディ2の上面に係止されて支持されている。また、このフランジ部31には、第2通路8とロアハウジング22の内部とを連通させて上記連通路25の一部を構成する一対の連通孔32が設けられ、この連通孔32のある横断面位置を仕切るように所定のフィルタ33(異物流入防止手段)が設けられている。これらの構成については後に詳述する。ホルダ30の下端部は貫通孔28の大径部28aに嵌入されており、その下部端面が貫通孔28の上部開口端方向へのOリング29の移動を規制している。このホルダ30の貫通孔28への嵌入量は、上記フランジ部31のボディ2への当接により規制されている。シャフト27の下端部は、小径部28bを貫通して弁孔10に達している。シャフト27の上端部は、ディスク24の係止部24aの下端面に当接し、このディスク24を下方から支持している。
また、ホルダ30の上部には、シャフト27に対して横方向から付勢する図示しないコイルばねが配置されている(同図に示す断面と軸線周りに90度ずれた断面に現れる後述するばね収容部46に収容されている:図3および図4参照)。このコイルばねでシャフト27に横荷重を与えることにより、ポート3における高圧冷媒に圧力変動があったときにシャフト27の軸線方向の動作が敏感に反応しないようにしている。つまり、このコイルばねは、シャフト27の軸線方向の振動による異常振動音の発生を抑える制振機構を構成している。
図2〜図4は、温度式膨張弁を構成するホルダの構造を表す説明図である。図2において、(A)はホルダの正面図を表し、(B)は右側面図を表し、(C)は背面図を表している。また、図3において、(A)はホルダの平面図を表し、(B)はホルダを構成するフィルタの平面図を表している。さらに、図4において、(A)は図3(A)のA−A矢視断面図を表し、(B)は図3(A)のB−B矢視断面図を表し、(C)は図3(A)のC−C矢視断面図を表している。
図2に示すように、ホルダ30は、ナイロンなどの樹脂材を射出成形して構成された段付円筒状の本体41を有し、ボディ2の大径部28aに嵌入される下端部がやや縮径している。また、ホルダ30の上端部で半径方向外向きに延出したフランジ部31の上面には、ディスク24の下死点を規定するストッパ部42が立設されている。
図3(A)に示すように、このストッパ部42は、フランジ部31の周端縁から中心部に向って延びる3つの脚部43,44および45を有する。このうち、1つの脚部44は他の脚部よりも幅広になっており、他の2つの脚部43,45は、脚部44が位置するフランジ部31の中心線に対して対称に構成されている。各脚部は、フランジ部31の周端縁側にテーパ部を有するとともに、上端部において互いに連設され、その連設部の中央には概略円形状の座グリ面が設けられている。このため、各脚部の頂部は、本体41の軸心を中心とする所定の円弧上に沿った帯状の面になっており、これがディスク24の係止部24aの外側の下面に当接することによりディスク24を係止する当接面48を構成する。
また、脚部43,45の間は各脚部よりも低い位置(本実施の形態では各脚部のほぼ1/2の高さ位置)まで隆起しており、その中央の上記中心線に沿った位置には、上方に開口した長方形状の穴部からなるばね収容部46が設けられている。このばね収容部46は、本体41の中央を上下に貫通するシャフト挿通孔47(後述する)に連通しており、上述したコイルばねが収容されるように配置されている。このコイルばねは、その一端が、ばね収容部46におけるフランジ部31の周端縁側の壁面に係止され、他端が、シャフト挿通孔47に挿通されたシャフト27の側部に当接し、このシャフト27にその軸線方向とほぼ直角方向の付勢力を付与している。
さらに、脚部44とこれと隣接する脚部43,45の間には、上述した一対の連通孔32が、上記中心線に対して対称にフランジ部31を貫通するように設けられている。
図4に示すように、本体41には、その中央を上下に貫通するシャフト挿通孔47が形成され、シャフト27を挿通できるようになっている。シャフト挿通孔47の上端部は拡径され、ディスク24の係止部24aを挿通してガイドするガイド部49となっている。また、フランジ部31の底部近傍の所定の横断面位置には、図2(B)に示した円形状のフィルタ33がインサート成形され、連通孔32を所定の位置で仕切るように配置されている。
フィルタ33は、ナイロンから網目状に形成したシートを、ホルダ30の2つの連通孔32の外周縁に沿う概形円(仮想的な円)よりも大きな外径を有する円形に切り抜いて構成され、その中央には、シャフト挿通孔47の内径よりもやや大きな円孔33aが形成されている。このフィルタ33は、その円孔33aがシャフト挿通孔47と同心となるようにフランジ部31に配置されている。本実施の形態では、このフィルタ33の粗さが、冷凍サイクルを循環するアルミ粉よりも小さく、かつ、冷媒を十分に導入できる程度となるように、1インチあたり60〜100メッシュとなるようにされている。このフィルタ33は、ホルダ30を射出成形する際にその金型の所定位置にセットされて一体成形される。
図1に戻り、以上のように構成された温度式膨張弁1は、エバポレータから戻ってきて第2通路8を通過する冷媒の圧力および温度を連通路25を介してパワーエレメント20で感知し、ダイヤフラム23を介してディスク24を駆動する。そして、その冷媒の温度が高い又は圧力が低い場合には、ディスク24と一体化したシャフト27を介して弁体12を開弁方向へ押して弁座9からのリフト量を大きくし、逆にその温度が低い又は圧力が高い場合には、弁体12を閉弁方向へ移動させて弁座9からのリフト量を小さくして弁開度を制御するようにしている。一方、レシーバから供給された液冷媒は、ポート3を介して弁体12のある空間に流入し、弁開度が制御された弁部を通過することで絞り膨張され、低温・低圧の冷媒になる。その冷媒は、ポート4から出てエバポレータに供給され、ここで車室内の空気と熱交換されて温度式膨張弁1のポート5に戻される。このとき、温度式膨張弁1は、エバポレータの出口の冷媒が所定の過熱度を有するようにエバポレータへ供給する冷媒の流量を制御するので、エバポレータからは冷媒が完全に蒸発された状態でコンプレッサに戻される。
以上に説明したように、温度式膨張弁1においては、パワーエレメント20の内部と第2通路8とをつなぐ連通路25の一部を構成するホルダ30の連通孔32に、フィルタ33を配置したため、冷媒とともに押し流されたアルミ粉等の異物をこのフィルタ33にて遮断することができる。このため、温度式膨張弁1をパワーエレメント20が下方になるように設置したとしても、異物が連通路25を通ってパワーエレメント内に侵入することがなく、異物の流入によるダイヤフラム23の損傷を防止することができる。
また、フィルタ33をホルダ30のフランジ部31の底部近傍、つまり第2通路8に近い位置に配置したため、仮に異物がフィルタ33の近傍に滞留しようとしても、第2通路8を流れる冷媒により下流側(コンプレッサ側)に押し流されて排出されるため、フィルタ33が詰まることもない。このため、パワーエレメント20内への冷媒の導入が妨げられることもない。
また、フィルタ33をホルダ30に予めインサート成形したため、ボディ2への取り付けが極めて容易になる。本実施の形態では、フィルタ33の中央に金型のピン(ホルダ30にシャフト挿通孔47を成形するためのピン)を挿通するための円孔33aを設けたが、ナイロン等の可撓性のある樹脂を採用する場合には、このような円孔33aを設けずに、そのメッシュの伸びを利用し、そのメッシュ孔を拡張しながらピンに挿通するようにすることもできる。
なお、本実施の形態においては、上述のようにフィルタ33をホルダ30にインサート成形したが、フィルタ33をホルダ30とは別体で構成し、連通路25のどこかに配置するようにしてもよい。例えば、ホルダ30を形成した後にその連通孔32を覆うようにフィルタ33を貼り付けてもよいし、フィルタ33をホルダ30のフランジ部31とボディ2との間に挟まれるように配置したり、パワーエレメント20の内部又はボディ2の内部のいずれかに固定するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、フィルタのメッシュの粗さの一例を示したが、その粗さは侵入防止の対象となる異物の種類や大きさ等により適宜選択することが可能である。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態に係る温度式膨張弁は、ディスク周辺の構造が大きく異なる以外は上記第1の実施の形態の構成と共通する部分が多いため、ほぼ同様の構成部分については同一の符号を付す等してその説明を省略する。図5はこの温度式膨張弁の構造を表す中央縦断面図である。
図5に示すように、温度式膨張弁201においても、弁座9の上流側に、弁体受け211に支持されたボール状の弁体12が配置されている。また、アジャストねじ214の先端面には円溝状のスプリング受け部215が設けられ、弁体受け211との間に圧縮コイルスプリング16を介装している。
また、パワーエレメント220のディスク224は、円板状の本体の下面中央に円ボス状の係止部225が突設され、その係止部225の下面には、下方に開口するシャフト収容部226が形成されている。このシャフト収容部226は、下方に向って拡径するテーパ形状となっており、シャフト27の端部の導入を滑らかにしている。シャフト27は、このシャフト収容部226の基端面に当接して係止された状態でディスク224と一体に動作する。
また、ディスク224の下面の周端縁近傍はフラットに形成されたストッパ部241となっており、ロアハウジング22の底部平面部に係止されるように構成されている。すなわち、温度式膨張弁201においては、ロアハウジング22の底部平面部がディスク224の下死点を規定する。ストッパ部241の下面の数箇所には半径方向に延びる溝部242が形成され、ディスク224が図示のような下死点にある状態においても、連通路25に導入された冷媒をダイヤフラム23側に導入できるようになっている。
さらに、ディスク224の下面には、制振機構としてのばね部材243が設けられている。ばね部材243は、中央に円孔を有する円板状の板材の周縁から複数の板ばねが下方に延出して構成され、各板ばねの自由端近傍がくの字状に屈曲しており、その屈曲部においてロアハウジング22の内壁面を半径方向外向きに押圧するように付勢している。このばね部材243は、ディスク224の係止部225にその円孔を嵌入させることにより固定されている。これにより、ばね部材243は、ディスク224と一体化したシャフト27に対して軸方向の摺動抵抗を発生させることができ、その制振機能を発揮する。
第2の通路8とパワーエレメント220との間のボディ202の部分には、ナイロン等の樹脂からなる円板状のフィルタ部材250(異物流入防止手段)が設けられている。図6はこのフィルタ部材の構成を表す説明図であり、(A)はその平面図を表し、(B)はそのD−D矢視断面図を表している。
フィルタ部材250は、円板状の本体251の中央にシャフト27を挿通するためのシャフト挿通孔252が形成され、さらに、このシャフト挿通孔252の周囲に断面扇状の3つの連通孔253が等間隔で設けられている。これらの連通孔253は、第2通路8とロアハウジング22の内部とを連通させる連通路25の一部を構成する。本体251には、その厚み方向の中央位置に図2(B)で示したフィルタ33がインサート成形され、各連通孔253の中央の横断面位置を仕切るように配置されている。
シャフト27は、ボディ202に形成された貫通孔228を挿通しており、ボディ202によって自軸方向に動作可能に支持されている。この場合、貫通孔228は十分に長く、シャフト27とのクリアランスも十分に小さくなるように構成されているため、貫通孔228における冷媒のバイパス漏れは防止されている。シャフト27は、その上端部がフィルタ部材250のシャフト挿通孔252を通ってディスク224のシャフト収容部226に収容され、ディスク224と一体に動作する。その際、ディスク224とフィルタ部材250との間には、ディスク224のストローク以上の間隔が設けられているため、フィルタ部材250が障害となることはない。また、フィルタ部材250のシャフト挿通孔252と、これに挿通されたシャフト27とのクリアランスは十分に小さくなるように構成されているため、このクリアランスから異物が侵入することもない。
以上に説明したように、温度式膨張弁201においても、パワーエレメント220の内部と第2通路8とをつなぐ連通路25の一部を構成するフィルタ部材250の連通孔253にフィルタ33を配置している。これにより、温度式膨張弁1をパワーエレメント20が下方になるように設置したとしても、異物が連通路25を通ってパワーエレメント内に侵入することがなく、異物の流入によるダイヤフラム23の損傷を防止することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態に係る温度式膨張弁は、ディスク周辺の構造が若干異なる以外は上記第2の実施の形態の構成と同様であるため、同様の構成部分については同一の符号を付す等してその説明を省略する。図7はこの温度式膨張弁のディスク周辺の構造を表す部分拡大断面図である。
図7に示すように、温度式膨張弁301におけるパワーエレメント320のディスク324(駆動力伝達部材)は、円板状の本体の下面中央に設けられた円ボス状の係止部325が、図5の係止部225よりも下方に長く延出しており、その先端部が第2通路8に露出している。この先端部の下面にはシャフト収容部226が形成されており、シャフト27の一端側に当接してダイヤフラム23の動作をシャフト27へ伝達する。この係止部325は、ボディ302の上壁部に設けられた円孔303(挿通孔)を貫通しているが、この円孔303と係止部325との間のクリアランス(異物流入防止手段)は、冷媒の導入量を確保しつつ異物の侵入を防止できる程度に十分に小さくなっている(本実施の形態では0.05mm程度)。
このように、温度式膨張弁301においては、第2通路8に露出するディスク324とボディ302との間のクリアランスをつめたことにより、異物が連通路25を通ってパワーエレメント内に侵入することがなく、異物の流入によるダイヤフラム23の損傷を防止することができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態に係る温度式膨張弁は、ディスク周辺の構造が若干異なる以外は上記第2の実施の形態の構成と同様であるため、同様の構成部分については同一の符号を付す等してその説明を省略する。図8はこの温度式膨張弁のディスク周辺の構造を表す部分拡大断面図である。
図8に示すように、温度式膨張弁401のパワーエレメント420は、円板状の本体の下面中央に円ボス状の係止部425が突設されたディスク424を有するが、その係止部425には、図5に示したようなシャフト収容部226は設けられていない。
そして、ディスク424の係止部425とシャフト27との間には、アルミニウムからなる円柱状の中継部材426が介装されている。この中継部材426は、その長手方向の中央部の周面に沿って所定幅の溝部427が周設されており、この溝部427にシール用のOリング428が嵌め込まれている。この中継部材426は、ボディ402の上壁部に設けられた円孔403(挿通孔)を摺動可能に貫通し、ディスク424およびシャフト27と一体となって動作する。このとき、中継部材426とボディ402との間隙がOリング428により気密にシールされているため、第2通路8を流れる冷媒が、パワーエレメント420側に流入することがない。なお、本実施の形態では、このOリング428によりボディ402の内外のシールが実現されるため、図5に示したOリング26は設けられておらず、ロアハウジング22には大気が導入されることになる。
一方、第2通路8を流れる冷媒の温度および圧力は、中継部材426およびディスク424を介してダイヤフラム23に伝達されるため、パワーエレメント420は、この冷媒の温度および圧力を感知してシャフト27を駆動制御することができる。
なお、本実施の形態において、中継部材426およびディスク424が伝達部材を構成し、この伝達部材とOリング428が異物流入防止手段を構成する。
このように、温度式膨張弁401においては、Oリング428によりパワーエレメント420とボディ402との間のシールがなされているため、第2通路8を流れる異物がパワーエレメント420内に侵入することがなく、異物の流入によるダイヤフラム23の損傷を防止することができる。
第1の実施の形態の温度式膨張弁の構造を表す中央縦断面図である。 温度式膨張弁を構成するホルダの構造を表す説明図である。 温度式膨張弁を構成するホルダの構造を表す説明図である。 温度式膨張弁を構成するホルダの構造を表す説明図である。 第2の実施の形態の温度式膨張弁の構造を表す中央縦断面図である。 フィルタ部材の構成を表す説明図である。 第3の実施の形態にかかる温度式膨張弁のディスク周辺の構造を表す部分拡大断面図である。 第4の実施の形態にかかる温度式膨張弁のディスク周辺の構造を表す部分拡大断面図である。 従来の温度式膨張弁を逆さまに取り付けた場合の他の問題を表す説明図である。
符号の説明
1,201,301,401 温度式膨張弁
2,202,302,402 ボディ
3,4,5,6 ポート
7 第1通路
8 第2通路
9 弁座
12 弁体
20,220,320,420 パワーエレメント
21 アッパーハウジング
22 ロアハウジング
23 ダイヤフラム
24,224,324,424 ディスク
24a,225,325,425 係止部
25 連通路
27 シャフト
28 貫通孔
30 ホルダ
31 フランジ部
32,253 連通孔
33 フィルタ
41 本体
42 ストッパ部
43,44,45 脚部
46 ばね収容部
47 シャフト挿通孔
48 当接面
49 ガイド部
50 パッド
226 シャフト収容部
228 貫通孔
241 ストッパ部
242 溝部
243 ばね部材
250 フィルタ部材
252 シャフト挿通孔
426 中継部材
427 溝部
428 Oリング

Claims (11)

  1. 冷凍サイクルに設けられて動作し、コンデンサ側から流入した冷媒を内部の弁部を通過させることにより絞り膨張させてエバポレータへ供給し、前記エバポレータから戻ってきた冷媒の圧力と温度を感知して前記弁部の開度を制御するとともに、その冷媒をコンプレッサ側に導出する温度式膨張弁において、
    前記コンデンサ側からの冷媒を導入するための第1ポートと、前記第1ポートに連通して前記弁部を経由する第1通路を構成するとともに、前記弁部を通過した冷媒を前記エバポレータへ導出するための第2ポートと、前記エバポレータから戻ってきた冷媒を導入するための第3ポートと、前記第3ポートに連通して第2通路を構成し、前記冷媒を前記コンプレッサ側へ導出するための第4ポートとを有するボディと、
    前記ボディ内に自軸方向に動作可能に支持され、その動作によって前記弁部を駆動するシャフトと、
    前記ボディに接続されるハウジングと、前記ハウジング内を仕切るように配置され、前記ボディとは反対側に所定の感温用ガスを封入させる密閉空間を形成するダイヤフラムとを備え、前記第2通路を流れる冷媒の温度および圧力を感知し、前記ダイヤフラムの動作により前記シャフトを駆動して前記弁部の開度を制御し、前記第1ポートから前記第2ポートへ流れる冷媒の流量を制御するパワーエレメントと、
    前記ボディと前記パワーエレメントとの接続部又はその近傍に設けられ、前記第2の通路を流れる冷媒に押し流されてきた異物が少なくとも前記ダイヤフラムに到達するのを防止する異物流入防止手段と、
    を備えたことを特徴とする温度式膨張弁。
  2. 前記第2の通路と前記ハウジング内とを連通させる連通路が設けられ、
    前記異物流入防止手段は、前記連通路に配置された所定粗さの網目構造を有するフィルタからなることを特徴とする請求項1記載の温度式膨張弁。
  3. 前記ボディに対して前記第2通路を横切るように配置される本体と、前記本体の内部に前記シャフトを挿通するための挿通部と、前記本体から外方に延出して前記ボディと前記パワーエレメントとの間に係止されるフランジ部とを有するホルダを備え、
    前記フィルタは、前記フランジ部に前記連通路として形成された連通孔を仕切るように、前記本体に対して固定されたことを特徴とする請求項2記載の温度式膨張弁。
  4. 前記フィルタは、前記本体にインサート成形されていることを特徴とする請求項3記載の温度式膨張弁。
  5. 前記ボディと前記パワーエレメントとの間に係止される板状の本体と、前記本体に形成されて前記シャフトを貫通させる貫通孔と、前記貫通孔の周囲に前記本体を貫通するように形成されて前記連通路を構成する連通孔とを有し、前記フィルタが前記連通孔を仕切るように前記本体に配置されたフィルタ部材を備えたことを特徴とする請求項2記載の温度式膨張弁。
  6. 前記フィルタは、前記本体にインサート成形されていることを特徴とする請求項5記載の温度式膨張弁。
  7. 前記パワーエレメントから前記ボディ側に延びるように設けられ、その一端部が前記ダイヤフラムに当接し、他端部が前記ボディに形成された挿通孔を貫通して前記第2通路に露出するとともに前記シャフトの一端側に当接し、前記ダイヤフラムの動作を前記シャフトへ伝達する駆動力伝達部材を備え、
    前記異物流入防止手段は、前記駆動力伝達部材と前記挿通孔との間に前記異物が流入しない程度に小さく形成されたクリアランスからなることを特徴とする請求項1記載の温度式膨張弁。
  8. 前記パワーエレメントから前記ボディ側に延びるように設けられ、その一端部が前記ダイヤフラムに当接し、他端部が前記ボディに設けられた挿通孔を貫通して前記第2通路に露出するとともに前記シャフトの一端側に当接し、前記第2通路を流れる冷媒の温度および圧力を前記パワーエレメント側に伝達する一方、前記ダイヤフラムの動作を前記シャフトへ伝達する伝達部材を備え、
    前記異物流入防止手段は、前記伝達部材と前記挿通孔との間に設けられて前記伝達部材と一体に動作するシール部材からなることを特徴とする請求項1記載の温度式膨張弁。
  9. 前記伝達部材は、前記ダイヤフラムに当接するディスクと、前記ディスクと前記シャフトとの間に介装され、前記挿通孔に挿通される中継部材とからなり、
    前記シール部材は、前記中継部材の外周面に設けられて、前記挿通孔内を摺動するように構成されたことを特徴とする請求項8記載の温度式膨張弁。
  10. 前記ディスクに固定され、前記ハウジングを押圧することにより前記ディスクの動作方向の摺動抵抗を発生させるばね部材が設けられたことを特徴とする請求項9記載の温度式膨張弁。
  11. 前記ダイヤフラムの前記シャフトとは反対側面に、前記密閉空間にて前記感温ガスが凝縮して発生した液分を吸着する吸着部材が設けられたことを特徴とする請求項1記載の温度式膨張弁。


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