JP4047088B2 - 膨張弁 - Google Patents

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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

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  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば車両の空調装置の冷凍サイクルに装備される膨張弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平8−152232号公報は、膨張弁本体に対してダイアフラム室を有する機能部品を別体に構成し、この別体の機能部品を弁本体に組み込むことで、膨張弁を構成するものを開示している。そして、感温ケース内にバネを設けて、バネ受けとの間の長さをねじ機構により調整するものが記載されている。同様の構成は、特開平11−351440号公報にも記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特開平8−152232号公報に記載された膨張弁にあっては、感温ケースの取付部にねじ機構を備え、また機能部品全体を弁本体に固定する手段としてもねじ機構を使用しており、全体として複雑な構成とならざるを得ない。
本発明は、膨張弁を配管部材と膨張弁の機能を有するカセットユニットで構成することによって、より簡素化された構造を備える膨張弁を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の膨張弁は、空調装置の各機器に連通される配管が接続される冷媒の通路を有する配管部材と、配管部材内に挿入されるカセットユニットを備え、前記カセットユニットは、上端開口部に上蓋部材が固着されたチューブ部材と、チューブ部材の内部に固定されるガイド部材、オリフィス部材及びプレート部材と、前記オリフィス部材及び前記プレート部材が形成する弁室内に配備される弁体と、前記プレート部材と前記弁体の間に設けられ、前記弁体を前記オリフィス部材側へ向けて付勢するスプリングと、一端が前記弁体に接するとともに前記弁体を操作するシャフト部材と、前記チューブにおけるエバポレータから蒸発器へ戻る冷媒が通る通路内において前記シャフト部材の他端に接するように配置された第1の円筒部材と、該第1の円筒部材と前記上蓋との間に配置され、ガスチャージ室を形成するベローズと、該ベローズ内部に収納され、前記ベローズ内部と連通するとともに前記第1の円筒部材と少穴を介して連通する第2の円筒部材と、を備える。
このような構成とすることにより、弁体の駆動機構にベローズを用いるので、径方向の大きさを小型化したカセットユニットで構成される膨張弁を実現できる。
【0005】
さらに、本発明の膨張弁は、前記第1の円筒部材内に吸着剤が収納されるものである。
このような構成とすることにより、弁体の過敏な応答を一層防止することが可能となる。
【0006】
また、本発明の膨張弁は、空調装置の各機器に連通される配管が接続される冷媒の通路を有する配管部材と、該配管部材内に挿入されるカセットユニットとを備え、前記カセットユニットは、上端開口部に上蓋部材が固着されたチューブ部材と、該チューブ部材の内部に固定されるガイド部材、オリフィス部材、及びプレート部材と、前記オリフィス部材及び前記プレート部材が形成する弁室内に配備される弁体と、前記プレート部材と前記弁体の間に設けられ、前記弁体を前記オリフィス部材側へ向けて付勢するスプリングと、一端が前記弁体に接するとともに前記弁体を操作するシャフト部材と、該シャフト部材の他端と前記上蓋との間に配置され、ガスチャージ室を形成するカップ状のベローズと、該ベローズ内部に収納され、前記ベローズ内部と連通する円筒部材と、前記シャフト部材を摺動可能に案内するとともに前記上蓋との間に前記ベローズを収納する空間を形成し、上下に貫通する小径の貫通穴を有する支持部材と、を備える。
このような構成とすることにより、小型化されかつ弁体の過敏な応答を防止できるカセットユニットで構成される膨張弁を実現できる。
【0007】
さらに、本発明の膨張弁は、前記円筒部材内に吸着剤が収納されるものである。
このような構成とすることにより、弁体の過敏な応答を一層防止することが可能となる。
【0008】
さらに、本発明の膨張弁は、前記配管部材における前記カセットユニットが挿入される穴が挿入方向に向かって順次縮径するように段付状に形成され、前記チューブ部材は前記穴の内周形状に沿うように段付状に形成され、前記シール部材が前記チューブ部材と前記穴の互いに対向する段部の間に挟持され、前記ガイド部材及び前記オリフィス部材が前記チューブ部材の内面の段部に当接した状態で前記チューブ部材に固定されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のカセット構造を有する膨張弁の一実施形態を示す断面図である。
全体を符号1で示す膨張弁は、別部材で構成される配管部材10と、カセットユニット100を備える。
配管部材10は、適宜の材料例えばアルミニウムで形成される本体20を有し、本体20には図示しないコンプレッサ側から供給される冷媒の配管が接続される通路30、蒸発器側(図示せず)へ向かう冷媒の配管が接続される通路32、蒸発器から戻る冷媒の配管が接続される通路34、コンプレッサ側へ戻る冷媒の配管が接続される通路36が形成される。
【0012】
本体20の中心部には、冷媒の通路に直交する方向に、段付の内径部40,42,44,46が加工される。内径部46は、有底の穴を形成する。
配管部材10の本体20の内径部に挿入されるカセットユニット100は、例えばステンレス材を絞り加工等により形成するチューブ部材110を有する。チューブ部材110は、フランジ部111と一体に形成され、段付部113,115が設けられる。チューブ部材110は、フランジ部111とは反対側の端部は開口している。
【0013】
フランジ部111には、ストッパ部材140が配設され、ストッパ部材140の上面に当接するダイアフラム130の周辺部を挟んだ状態で蓋部材120が一体に溶接される。蓋部材120とダイアフラム130はガスチャージ室122を形成し、所定のガスが充填され、栓体124により封止される。このガスチャージ室122とダイアフラム130は、弁体の駆動機構を構成する。
【0014】
チューブ部材110には、冷媒が通過する貫通穴112,114,116が形成されている。ストッパ部材140の下面には、シャフト部材150が当接され、シャフト部材150はガイド部材170、オリフィス部材180を貫通し、弁室161内に配置される弁体160に当接する。
球形の弁体160は、支持部材162により支持され、支持部材162はスプリング164を介して固定プレート166に支持される。
【0015】
ガイド部材170にはシール部材174が挿入され、保持部材172により固定される。シール部材174は、シャフト部材150をガイドするとともに、蒸発器へ向かう冷媒の通路32と、蒸発器から戻る冷媒の通路34との間の冷媒の漏れをシールする。ガイド部材170はチューブ部材110に対してカシメ加工部Kにより固定される。さらに、オリフィス部材180と固定プレート166もそれぞれカシメ加工部K,Kにより固定される。
【0016】
カセットユニット100は、配管部材10の本体20の内径部に挿入され、止めリング50により固定される。カセット部材100と本体20の内径部との間には、3個のシール部材62,64,66が嵌着され、カセットユニット100の外周部と配管部材10の本体20の内径部との間のシール部を形成する。
【0017】
かかる構成により、蒸発器からコンプレッサ側に送出される冷媒の通路34,36内の低圧冷媒の温度がシャフト部材150及びストッパ部材140を介してガスチャージ室122に伝達され、ガスチャージ室122内に封入された冷媒の圧力が変化し、この圧力変化がダイアフラム130及びシャフト部材150により弁体160に伝達され、蒸気圧力変化とスプリング164の付勢力及び上記通路34,36内の冷媒圧力の釣り合う位置に弁体160が駆動されて、コンプレッサ側から供給される冷媒の通る通路30から蒸発器に送出される冷媒の量が制御される。
【0018】
そして、カセットユニット100のチューブ部材110の外径部と配管部材10の本体20の内径部との間には、間隙が設けられるので配管部材10に形成する各通路30,32,34,36は自由な方向に形成することができる。
したがって、配管の自由度が向上し、空調装置のレイアウトも自由に設定することができる。
【0019】
カセットユニット100は、これ自体で膨張弁の機能の全てを備えている。
配管部材10は、膨張弁の機能を備えるカセットユニット100に対する冷媒の配管を接続する通路を備えることで、その機能を発揮するので、通路の形状、構造等は自由に設計することができる。
【0020】
しかしながら、カセットユニット100と配管部材10との間の冷媒のシール構造は、確実なシール性能を確保する必要がある。
一方、カセットユニット100のチューブ部材110は、ステンレス鋼材を深絞り加工により製造するのであるから、その加工性を考慮して種々の構成が採用される。
【0021】
図2は、本発明のカセットユニットの他の実施形態を示す断面図である。
本実施形態は図1の構成に比べ、段付部を少なくした構成であり、図2において、全体を符号200で示すカセットユニットは、フランジ部211と一体のチューブ部材210を有し、チューブ部材210には段付部213が形成され、冷媒が通過する貫通穴212,214,216が設けられる。
【0022】
フランジ部211には、ストッパ部材240が配設され、ストッパ部材240の上面に当接するダイアフラム230の周辺部を挟み、蓋部材220が一体に溶接される。蓋部材220とダイアフラム230は、ガスチャージ室222を形成し、所定のガスが充填され、栓体224により封止される。
【0023】
ストッパ部材240の下面には、シャフト部材250が当接され、シャフト部材250は、ガイド部材270、オリフィス部材280を貫通し、弁室261内に配置される弁体260に当接する。オリフィス部材280は、カシメ加工部Kによりチューブ部材210に固定される。
【0024】
球形の弁体260は、支持部材262により支持され、支持部材262はスプリング264を介して固定プレート266に支持される。固定プレート266はカシメ加工部Kによりチューブ部材210に固定される。
【0025】
ガイド部材270には、シール部材274が挿入され、保持部材272により固定される。
シール部材274は、シャフト部材250をガイドするとともに、蒸発器へ向かう冷媒と蒸発器から戻る冷媒の漏れをシールする。
【0026】
ガイド部材270は、円筒形の外周部を有し、カシメ加工部Kによりチューブ部材210の円筒部に固定される。ガイド部材270に対向するチューブ部材210の外周部には、ゴム製のブッシュ部材290が嵌着される。
このゴム製のブッシュ部材290は、カセットユニット200を図1に示す配管部材10に挿入したときのシール部を形成する。かかる構成によれば、図1と同様に冷媒の量を制御でき、段付部が少なく形成し易いチューブ部材210とすることができる。この際にチューブ部材210の段付部213にシール部材66a及びフランジ部211の段付部215にシール部材62aを介在させる。
かかる構成によれば、図1と同様に冷媒の流量を制御でき、段付部が少なく、形成し易いチューブ部材210とすることができる。
【0027】
図3は、本発明のカセットユニットの他の実施形態を示す断面図である。
本実施形態においても、図1の実施形態と同一の作用にて冷媒の流量を制御できるのは勿論である。
図において、全体を符号300で示すカセットユニットは、フランジ部311と一体のチューブ部材310を有し、チューブ部材310には段付部313が形成され、冷媒が通過する貫通穴312,314,316が設けられる。
【0028】
フランジ部311には、ストッパ部材340が配設され、ストッパ部材340の上面に当接するダイアフラム330の周辺を挟み、蓋部材320が一体に溶接される。蓋部材320とダイアフラム330は、ガスチャージ室322を形成し、所定のガスが充填され、栓体324により封止される。
【0029】
ストッパ部材340の下面には、シャフト部材350が当接され、シャフト部材350は、ガイド部材370、オリフィス部材380を貫通し、弁室361内に配置される弁体360に当接する。オリフィス部材380は、カシメ加工部Kによりチューブ部材310に固定される。
【0030】
球形の弁体360は、支持部材362により支持され、支持部材362はスプリング364を介して固定プレート366に支持される。固定プレート366はカシメ加工部Kによりチューブ部材310に固定される。
【0031】
ガイド部材370には、シール部材374が挿入され、保持部材372により固定される。
シール部材374は、シャフト部材350をガイドするとともに、蒸発器へ向かう冷媒と蒸発器から戻る冷媒の漏れをシールする。
【0032】
ガイド部材370は、円筒形の外周部を有し、カシメ加工部Kによりチューブ部材310の円筒部に固定される。ガイド部材370に対向するチューブ部材310の外周部には、ゴム製のブッシュ部材390が嵌着される。
さらに、チューブ部材310の段付部313にゴム製のシール部材392を焼付け加工により取付ける。フランジ部311の段付部315にシール部材62bを介在させる。これらゴムブッシュ部材390、シール部材392,62bは、カセットユニット300を図1の配管部材10に挿入したときのシール部を形成する。
【0033】
図4は、本発明のカセットユニットの他の実施形態を示す断面図である。
本実施形態は段付部を有しないチューブ部材を用いる構成であり、図1と同様の作用を奏するのは勿論である。
図において、全体を符号400で示すカセットユニットは、フランジ部411と一体のチューブ部材410を有し、チューブ部材410は直円筒状に形成され、冷媒が通過する貫通穴412,414,416が設けられる。
【0034】
フランジ部411には、ストッパ部材440が配設され、ストッパ部材440の上面に当接するダイアフラム430の周辺部を挟み、蓋部材420が一体に溶接される。蓋部材420とダイアフラム430は、感温室となるガスチャージ室422を形成し、所定のガスが充填され、栓体424により封止される。
【0035】
ストッパ部材440の下面には、シャフト部材450が当接され、シャフト部材450は、ガイド部材470、オリフィス部材480を貫通し、弁室461内に配置される弁体460に当接する。オリフィス部材480は、カシメ加工部Kによりチューブ部材410に固定される。
【0036】
球形の弁体460は、支持部材462により支持され、支持部材462はスプリング464を介して固定プレート466に支持される。
【0037】
ガイド部材470には、シール部材474が挿入され、保持部材472により固定される。
シール部材474は、シャフト部材450をガイドするとともに、蒸発器へ向かう冷媒と蒸発器から戻る冷媒の漏れをシールする。
【0038】
ガイド部材470は、円筒形の外周部を有し、カシメ加工部Kによりチューブ部材410の円筒部に固定される。ガイド部材470に対向するチューブ部材410の外周部には、ゴム製のブッシュ部材490が嵌着される。
さらに、弁室461の外側にはゴムブッシュ部材492が嵌着される。フランジ部411の段付部415にシール部材62cを介在させる。これらゴムブッシュ材490,492及びシール部材62cは、カセットユニット400を図1に示す配管部材10に挿入したときのシール部を形成する。
【0039】
上述した本発明に係る膨張弁の設計の自由度について、図5〜図8を用いて説明する。なお、図5〜図8において、図1に示す実施形態と同一部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
【0040】
図5は、図1に示す実施形態の膨張弁1を蒸発器に取付ける場合に、膨張弁1に冷媒用配管をフランジ51及び51’を用いて接続するフランジ接続の例を示す断面図であり、図において、フランジ51及び51’はそれぞれOリング52,52’及びOリング53,53’により気密に膨張弁1の配管部材10の本体20に適宜に取り付けられている。そのフランジ接続により、膨張弁1を蒸発器に接続する場合を図6により示す。
【0041】
図6は、図1に示す膨張弁1を蒸発器54に接続する場合の概略を示す図であり、図示しないコンプレッサ側よりの冷媒が配管55を介して冷媒通路30に導入され、冷媒通路32を経て配管56を介して蒸発器54に送出され、蒸発器54を経て、蒸発器54より送出される冷媒が配管57を介して冷媒通路34に流入し、冷媒通路36を経て配管58を介してコンプレッサ側に送出される。各配管55〜58はフランジ51及び51’に例えば挿入したり圧入して接続される。さらには、一体に構成してもよい。
【0042】
さらに、図7及び図8は、図1に示す実施形態の膨張弁1に配管を接続する場合に、配管部材10の本体20に直接溶接により固着するパイプ接続の例を示す図である。図7において、配管部材本体20に形成された各冷媒通路30,32,34及び36に例えばアルミ製のパイプ70,71,72及び73がそれぞれ接続され、溶接個所Wにて配管部材本体20に固着される。
【0043】
図8は、図7に示すパイプ接続において、パイプ70を内径部46に接続する場合を示し、配管部材本体20にコンプレッサ側からの冷媒が供給される冷媒通路30’が形成されており、内径部46に連通している。この通路30’にパイプ70’が溶接個所W’にて溶接され、配管部材本体20に固着される。なお、図8では、プレート部材166に貫通穴166’を設ける場合を示している。
【0044】
以上述べた膨張弁においては、カセットユニットにはダイアフラムを用いてシャフト部材を変位させる場合について述べたが、本発明はこれに限らずダイアフラムの代りにベローズを用いることもできる。
【0045】
図9は、ベローズを用いた場合の本発明に係るカセットユニットの実施形態を示す断面図である。
図9においては、図1とはダイアフラムとこのダイアフラムの周辺部を挟んで溶接により一体に形成される蓋部材及びフランジ部とが異なり、他の構成は図1と同一であるので、図1と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図9において、チューブ部材110の貫通穴112を通過する冷媒の通路110’中に露出する如くチューブ部材110の中心部に有底の第1の円筒部材900が配置され、その開口部904にはその径方向に鍔部902がチューブ部材110と所定の大きさの間隙dを形成する径の大きさを有して円筒部901と一体に形成されかつその底部903の中心部にシャフト部材150の一端が当接し、シャフト部材150他端は弁体160に当接している。
【0046】
そして、第1の円筒部材900に当接して、有底の第2の円筒部材910が第1の円筒部材900の開口部904に載置される。
上記第2の円筒部材910は、大径の円筒部911とこれより小径の円筒部912とからなり、これら円筒部911及び912は、段付部913にて連続して一体に形成され、その段付部913が第1の円筒部材900の鍔部902に当接して載置され、第2の円筒部材910の円筒部912が第1の円筒部材900の開口部904内に圧入され固定されることにより、第1の円筒部材900と第2の円筒部材910とは接続される。
【0047】
第1の円筒部材900の空間905と第2の円筒部材910の空間914とは、第2の円筒部材910の底部に形成された切り起し部915によって設けられた小穴916によって連通している。
チューブ部材110の上端開口部906は、円板状の上蓋部材920がこの上蓋部材の立上り部921とチューブ部材110の上端部分Pとが例えば溶接されることによって溶接部Wにより固着される。
【0048】
930は、円筒状の例えばステンレスよりなる金属製のベローズを示し、その一端が円板状の上蓋部材920の立上り部921とチューブ部材110の上端部分Pに挟まれて溶接されることにより、溶接部Wにて固着され、その他端は第1の円筒部材900の鍔部902に溶接されることにより溶接部Wにて固着される。これにより、ベローズ930は第2の円筒部材910の大径の円筒部911をベローズ930内に収納するようにチューブ部材110に沿って上記上蓋部材920と第1円筒部材900との間の空間に設けられ、ベローズ930と第2円筒部材910の内部は互いに連通する。
【0049】
第1の円筒部材900の空間905及び第2の円筒部材910の空間914とベローズ930内とには、所定の冷媒ガスが円板状の上蓋部材920に形成された小穴922より充填され、栓体124により封止される。
したがって、ベローズ930、第1の円筒部材900及び第2の円筒部材910によりガスチャージ室940が形成され、第1の円筒部材900は感温室950となり、上記ガスチャージ室940と感温室950とはパワーエレメント部となり、弁体160の駆動機構を構成し、上記シャフト部材150は第1の円筒部材900の底部903と上記弁体160との間に配置される。
【0050】
かかる実施形態の構成により、貫通穴112及び通路110’を通って蒸発器からコンプレッサ側に戻る冷媒の温度が、感温室950よりガスチャージ室940に伝達され、通路110’から間隙dを介して圧力と温度が伝達され、ベローズ930の周囲の空間S内の冷媒ガスの温度が高い場合には、ガスチャージ室940のガスが膨張する圧力変化によりベローズ930が伸び、シャフト部材150により弁体160をオリフィス部材180から離す方向へ圧力変化とスプリング164の付勢力の釣り合う位置に駆動し、またベローズ930の周囲の空間S内の冷媒ガスの温度が低い場合には上述と逆の動作をし、弁体160をオリフィス部材180に接近する方向へ駆動する。かくして、コンプレッサ側から供給されてチューブ部材110に形成された貫通穴116より流入して蒸発器に送出される冷媒の量が制御される。
しかも、図9に示す実施形態によれば、ベローズ930を用いて弁体の駆動機構を構成できるので、カセットユニットの径方向の小型化を実現できるのである。
【0051】
図10は、ベローズを用いた場合の本発明に係るカセットユニットの他の実施形態を示す断面図であり、図9に示す実施形態において、蒸発器からコンプレッサに戻る貫通穴112を通る冷媒の温度に対する弁体160の過敏な応答を防ぐため、第1の円筒部材900の空間905内に吸着剤として例えば活性炭Aを充填した場合を示している。図10の実施形態においては、活性炭Aを充填する点以外は図9と同一構成であり、図9と同一部分は同一の符号を付して説明を省略する。
【0052】
また、本発明においては、図9及び図10に示す実施形態において、チューブ部材110に段付部を形成して、その段付部を位置決め手段あるいは所定シール材の保持手段として用いることができる。図11は、例えば図10に示す実施形態において、チューブ部材110の上端部Pの開口部906の近傍に段付部Lを形成し、この段付部Lに円板状の部材920が当接される。而して、段付部Lは、図1に示す配管部材10の配管部材本体20に装着する際の位置決め手段として作用し、あるいは段付部Lに図11に示すようにシール部材Oを配置し、上記装着に際してのシール部材Oの保持手段として作用させるのである。
【0053】
さらに、本発明においては、蒸発器からコンプレッサに戻る冷媒の温度に対する弁体160の過敏な反応を防ぐため、本発明に係るカセットユニットの他の実施形態の断面図を図12に示す。図12において、図9に示す実施形態と同一部分には同一の符号を付して、説明を省略している。而して、図12において、チューブ部材110の上端開口部906には、有底の円筒部材910’が配置され、円筒部材910’の開口部907に一体に形成された鍔部911’の端部Pと円筒部材910’の鍔部911’に当接して開口部907を覆う円板状の上蓋部材908の端部Pとチューブ部材110の上端部分Pとが溶接により溶接部Wにて固着される。
【0054】
931は金属製例えばステンレスよりなるカップ状のベローズを示し、その底部932は当て板となる円盤932’に当接されており、その上部の開口端933は溶接により円筒部材910’の鍔部911’に固定され、円筒部材910’をベローズ931内に収納するように配置される。そして、円筒部材910’の内部空間Sとベローズ931の内部空間Sとは、円筒部材910’の底部に形成された切り起し部915によって設けられた小穴916により連通する。
【0055】
934は金属製例えばステンレスよりなる支持部材であり、円盤状の基部937と基部937の中心部に一体に形成された円柱部936と円柱部936の中心に形成された貫通穴935と基部937に1個所又は複数個(図12では複数個の場合を示す)設けられた貫通穴938とからなる。上記貫通穴935にはシャフト部材150が摺動可能に支持され、チューブ部材110に形成された貫通穴112を通過する冷媒の通路110’中に露出してシャフト部材150の上端は円盤932’に当接し、その下端は弁体160に当接している。さらに、支持部材934に設けられた貫通穴938によって、ベローズ931とチューブ部材110とによって形成されるベローズ931の周囲の空間Sと通路110’とは連通する。
【0056】
而して、円筒部材910’の内部空間Sとベローズ931の内部空間Sとには、所定のガス冷媒が円板状の上蓋部材908に形成された小穴922により充填され、栓体124により封止される。したがって、円筒部材910’とベローズ931とによりガスチャージ室940’が形成され、円筒部材910’は感温室となりベローズ931とでパワーエレメント部を構成し、弁体160の駆動機構となり、上記シャフト部材150はベローズ931と弁体160間に配置される。
【0057】
かかる実施形態の構成により、通路110’を通って蒸発器からコンプレッサ側に戻る冷媒の温度がシャフト部材150を介してパワーエレメント部に伝達され、通路110’から支持部材934の貫通穴938により伝達されるベローズ931周囲の空間Sの冷媒ガスの温度が高い場合には、ガスチャージ室940’の内部空間S及びベローズ931の内部空間Sのガスが膨張し、ベローズ931が伸び、シャフト部材150により弁体160をオリフィス部材180から離す方向に駆動し、またベローズ931周囲の空間Sの冷媒ガスの温度が低い場合には、上述と逆の動作をし、弁体160をオリフィス部材180に接近する方向に駆動する。かくして、コンプレッサ側から供給されてチューブ部材110に形成された貫通穴116より流入して蒸発器に送出される冷媒の量が制御される。しかも、図12の実施形態によれば、カセットユニットの径方向の小型化を実現できると共に、支持部材934によって、通路110’を通る冷媒の温度変化及び圧力変化を緩慢に上記パワーエレメント部に伝達することができ、弁体160の過敏な反応を防ぐことができるのである。
【0058】
図13は、図12に示す実施形態において、さらに弁体160の過敏な反応を防ぐため、円筒部材910’の内部空間Sに吸着剤として例えば活性炭Aを充填した場合を示す実施形態であり、図12とは活性炭A以外の構成は同一であるので、図12と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0059】
さらにまた、本発明においては、図12及び図13に示す実施形態において、図11に示す実施形態と同様にチューブ部材110に段付部を形成して、その段付部を位置決め手段あるいは所定のシール材の保持手段として用いることができる。
【0060】
図14は、例えば図13に示す実施形態において、チューブ部材110の上端部Pの開口部906の近傍に段付部L’を形成し、この段付部L’に円板状の上蓋部材908の立上げ部となる端部Pが段付部L’との間に鍔部911’の端部Pを挟んで当接され、溶接部Wにて溶接される。而して、段付部Lは、図1に示す配管部材10の配管部材本体20に装着する際の位置決め手段として作用し、あるいは段付部L’に図13に示すようにシール部材O’を配置し、上記装着に際してのシール部材O’の保持手段として作用させるのである。
【0061】
以上述べた本発明に係る図9乃至図14に示す実施形態のカセットユニットで構成される膨張弁を各々図1に示す配管部材本体に装着でき、あるいは図5乃至図8に示す配管例の如く接続することができるのは勿論である。
【0062】
【発明の効果】
本発明の膨張弁は以上のように、空調装置の各機器と膨張弁を結ぶ配管が接続される配管部材と、配管部材に挿入される膨張弁の機能を有するカセットユニットを別部材として構成し、両者を組み合わせて膨張弁を製作するものである。
配管部材に形成される冷媒配管の接続方法及び冷媒の通路の向きは、適用される空調装置のレイアウトに合わせて自由に設定することができ、設計の自由度が向上する。
また、本発明においてはカセットユニットの構造も簡素化され、全体のコストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の膨張弁の全体構造を示す断面図。
【図2】本発明の膨張弁のカセットユニットの他の例を示す断面図。
【図3】本発明の膨張弁のカセットユニットの他の例を示す断面図。
【図4】本発明の膨張弁のカセットユニットの他の例を示す断面図。
【図5】本発明の膨張弁の配管例を示す断面図。
【図6】本発明の膨張弁の配管例を示す断面図。
【図7】本発明の膨張弁の配管例を示す断面図。
【図8】本発明の膨張弁の配管例を示す断面図。
【図9】本発明の膨張弁のカセットユニットの他の例を示す断面図。
【図10】図9に示す膨張弁に吸着剤を充填した例を示す断面図。
【図11】図10に示す膨張弁に段付部を形成した例を示す断面図。
【図12】本発明の膨張弁のカセットユニットの他の例を示す断面図。
【図13】図12に示す膨張弁に吸着剤を充填した例を示す断面図。
【図14】図13に示す膨張弁に段付部を形成した例を示す断面図。
【符号の説明】
1 膨張弁
10 配管部材
20 配管部材本体
30,32,34,36 冷媒通路
100 カセットユニット
110 チューブ部材
111 フランジ部
120 蓋部材
122 ガスチャージ室
130 ダイアフラム
140 ストッパ部材
150 シャフト部材
160 弁体
161 弁室
166 プレート部材
170 ガイド部材
180 オリフィス部材
900 第1の円筒部材
910 第2の円筒部材
920 上蓋部材
930 ベローズ
931 カップ状ベローズ
934 支持部材

Claims (5)

  1. 空調装置に装備されて冷媒の流量を制御する膨張弁であって、
    空調装置の各機器に連通される配管が接続される冷媒の通路を有する配管部材と、配管部材内に挿入されるカセットユニットを備え、
    前記カセットユニットは、上端開口部に上蓋部材が固着されたチューブ部材と、チューブ部材の内部に固定されるガイド部材、オリフィス部材及びプレート部材と、前記オリフィス部材及び前記プレート部材が形成する弁室内に配備される弁体と、前記プレート部材と前記弁体の間に設けられ、前記弁体を前記オリフィス部材側へ向けて付勢するスプリングと、一端が前記弁体に接するとともに前記弁体を操作するシャフト部材と、前記チューブにおけるエバポレータから蒸発器へ戻る冷媒が通る通路内において前記シャフト部材の他端に接するように配置された第1の円筒部材と、該第1の円筒部材と前記上蓋との間に配置され、ガスチャージ室を形成するベローズと、該ベローズ内部に収納され、前記ベローズ内部と連通するとともに前記第1の円筒部材と少穴を介して連通する第2の円筒部材と、を備える膨張弁。
  2. 前記第1の円筒部材内に吸着剤が収納される請求項1記載の膨張弁。
  3. 空調装置に装備されて冷媒の流量を制御する膨張弁であって、
    空調装置の各機器に連通される配管が接続される冷媒の通路を有する配管部材と、該配管部材内に挿入されるカセットユニットとを備え、
    前記カセットユニットは、上端開口部に上蓋部材が固着されたチューブ部材と、該チューブ部材の内部に固定されるガイド部材、オリフィス部材、及びプレート部材と、前記オリフィス部材及び前記プレート部材が形成する弁室内に配備される弁体と、前記プレート部材と前記弁体の間に設けられ、前記弁体を前記オリフィス部材側へ向けて付勢するスプリングと、一端が前記弁体に接するとともに前記弁体を操作するシャフト部材と、該シャフト部材の他端と前記上蓋との間に配置され、ガスチャージ室を形成するカップ状のベローズと、該ベローズ内部に収納され、前記ベローズ内部と連通する円筒部材と、前記シャフト部材を摺動可能に案内するとともに前記上蓋との間に前記ベローズを収納する空間を形成し、上下に貫通する小径の貫通穴を有する支持部材と、を備える膨張弁。
  4. 前記円筒部材内に吸着剤が収納される請求項記載の膨張弁。
  5. 前記配管部材における前記カセットユニットが挿入される穴が挿入方向に向かって順次縮径するように段付状に形成され、前記チューブ部材は前記穴の内周形状に沿うように段付状に形成され、前記シール部材が前記チューブ部材と前記穴の互いに対向する段部の間に挟持され、前記ガイド部材及び前記オリフィス部材が前記チューブ部材の内面の段部に当接した状態で前記チューブ部材に固定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の膨張弁。
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