JP2006111302A - ディスクメディア収納体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ディスクメディア収納体10は互いに連接された第1片体14、第2片体16、第3片体18を備えている。第3片体の第3折れ線42部分が谷折りされ、本体片44と折り返し片46との間からディスクメディアDがディスクメディア挿入用切れ目40に挿入され、ディスクメディアDの外周部がディスクメディア挿入用切れ目の両端の第3折れ線の内端部分42Aに係止されている。第2折れ線22部分が谷折りされディスクメディアDと共に第3片体が第1片体上に折り畳まれている。第1折れ線20部分が谷折りされ第3片体上に第2片体が折り畳まれ、かつ、係止部48が係止用切れ目24に挿入されている。
【選択図】図8
Description
このようにディスクメディアを電子機器と共に梱包して輸送する際や、あるいはディスクメディアを単体で輸送する際に、従来、構造簡易で安価なディスクメディア収納体が用いられている。
この種のディスクメディア収納体の多くは、紙製または合成樹脂製の薄肉の一枚の片体から構成されており、従来、種々の構成のものが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、ディスクメディアの取り出し、収納を簡単な操作で行なうことができるディスクメディア収納体を提供することにある。
また、ディスクメディア収納体は、1枚の片体からなる簡単な構成であり、安価に製作することができる。
本発明のディスクメディア収納体は、例えば、パソコンやプリンタ、デジタルカメラなどの電子機器を梱包して輸送する際、それら電子機器の取り扱いマニュアルやプログラムソフトが記録されたディスクメディアDを電子機器と共に梱包する場合に用いられて好適となる。
以下、実施例1のディスクメディア収納体から説明する。
ディスクメディア収納体10は互いに連接された第1片体14、第2片体16、第3片体18を備えている。
第3片体18の第3折れ線42部分が谷折りされ、本体片44と折り返し片46との間からディスクメディアDがディスクメディア挿入用切れ目40に挿入され、ディスクメディアDの外周部がディスクメディア挿入用切れ目40の両端の第3折れ線42の内端部分42Aに係止されている。
第2折れ線22部分が谷折りされディスクメディアDと共に第3片体18が第1片体14上に折り畳まれている。
第1折れ線20部分が谷折りされ第3片体18上に第2片体16が折り畳まれ、かつ、係止部48が係止用切れ目24に挿入されている。
図2はディスクメディア収納体を構成する一枚の片体の展開図(平面図)、図3は図2の状態から第3折れ線部分が谷折りされた平面図、図4は図3の状態から折り返し片の下にディスクメディアが挿入されディスクメディアの外周部が第3折れ線の内端部分に係止された図、図5は図4の状態から第3片体をディスクメディアと共に第1片体上に折り返した図、図6は図5の状態から第2片体を第1片体および第3片体上に折り返した図を示す。
実施例1のディスクメディア収納体10は、CDやDVDなどのような円盤状の記録媒体であるディスクメディアDを収納するもので、図2に示すように、厚紙(例えばボール紙)製、表面が樹脂コーティングされた紙製、または合成樹脂(例えばポリプロピレン)製の薄肉の一枚の片体12から構成されている。
片体12は、互いに連接された第1片体14、第2片体16、第3片体18を備えている。
第1片体14の左縦辺と下辺は直交しており、左縦辺の外縁に沿って第1折れ線20が直線状に形成され、下辺の外縁に沿って第2折れ線22が直線状に形成され、第1折れ線20と第2折れ線22は直交するように設けられている。
第2片体16はディスクメディアDよりも大きな輪郭を有し矩形状に形成され、本実施例では、第2片体16は、第1折れ線20部分が谷折りされた状態で第1片体14に合致する形状で形成されている。
第1折れ線20と第2折れ線22は、第1片体14の上に第2片体16が折り畳まれ易いように、例えば、ミシン目で構成され、あるいはその部分のみを直線状に押し潰して筋を付けるなどして構成されている。
そして、第2片体側折れ線20Bの延在方向に沿った中間の箇所に、より詳細には、第2折れ線22寄りの箇所に、第2片体側折れ線20Bに沿って縦切れ目24Aが延在形成され、縦切れ目24Aの延在方向の両端は、左右に延在する横切れ目24Bを介して第1片体側折れ線20Aに接続され、本実施例では、縦切れ目24Aと上下の横切れ目24Bにより係止用切れ目24が構成されている。
なお、理論的には、第1片体側折れ線20A部分と第2片体側折れ線20B部分が谷折りされ、第1片体14の上に第2片体16が平行した状態で折り畳まれると、第1片体側折れ線20Aと第2片体側折れ線20Bとの間の部分20Xが第1片体14および第2片体16の双方に対してに直交して延在する上下に縦長の背となり(実際には片体12の厚さにより湾曲状に折り曲げられた背となる)、平面視した場合、第1片体側折れ線20Aと第2片体側折れ線20Bが合致するので、係止用切れ目24は、第1折れ線20の延在方向に沿った中間の箇所で第2折れ線22寄りの箇所に第1折れ線20に沿って直線状に延在形成されているということができる。
なお、この係止用切れ目24は後述する係止部48が挿入されるように係止部48に対応した長さで延在形成されている。
また、係止用切れ目24は縦切れ目24Aと上下の横切れ目24Bから構成され、第1片体側折れ線20A部分と第2片体側折れ線20B部分が谷折りされた状態で、第1片体側折れ線20Aと第2片体側折れ線20Bとの間隔Sに対応した幅で形成されることになる。本実施例では、後述するように第3折れ線42を境に折り畳まれた幅広部38のうちが第1片体側折れ線20Aの延長線よりも突出する部分により係止部48が構成されているので、この係止部48が係止用切れ目24に挿入され易いように、係止用切れ目24の幅(第1片体側折れ線20Aと第2片体側折れ線20Bとの間隔S)は一枚の片体12の厚さの2倍の寸法で形成されている。
第3片体18は、第1片体14よりも左右方向の幅及び上下方向の高さがそれぞれ小さい寸法の矩形状に形成されている。
より詳細に説明すると、第3片体18の外縁は、第2折れ線22と対向し第2折れ線22と平行して直線状に延在する第1の縁32と、第2折れ線22の延在方向の両端のうち第2片体16寄りの端部から第1折れ線20の延在方向に沿って延在し第1の縁32の一方の端部に繋がる第2の縁34と、第2折れ線22の他方の端部から直線状に延在し第1の縁32の他方の端部に繋がる第3の縁36とで構成されている。
第3片体18は、第2折れ線22に繋がる基部37と、基部37に繋がる幅広部38とで構成されている。
第3の縁36は、基部37の縁と幅広部38の縁とで構成され、第3の縁36は、第2折れ線22を境に第3片体18を第1片体14上に折り畳んだ際に、第1片体14の内側に位置するように第2折れ線22に対して直交する直線上を延在している。
第2折れ線22からディスクメディアDの半径以上の距離をおいた幅広部38の箇所に、第2の縁34および第3の縁36との間にそれぞれ間隔をおき第2の縁34から第3の縁36に向かって延在するディスクメディア挿入用切れ目40が形成されている。
ディスクメディア挿入用切れ目40は、ディスクメディアDの外周部が挿入され係止されるように、第2折れ線22と平行する方向に沿って延在する長さがディスクメディアDの直径よりも小さい寸法で形成されている。
また、ディスクメディア挿入用切れ目40の両端からそれぞれ第2の縁34および第3の縁36に至る第3折れ線42が形成されている。
そして、ディスクメディア挿入用切れ目40とその両側の第3折れ線42により第3片体18は、第2折れ線22からディスクメディア挿入用切れ目40および両側の第3折れ線42までの間の本体片44と、ディスクメディア挿入用切れ目40および両側の第3折れ線42から第1の縁32までの間の折り返し片46とに区画され、本体片44はディスクメディアDよりも大きな輪郭を有するように形成されている。
本実施例では、ディスクメディア挿入用切れ目40は、ディスクメディアDの外周と合致する円弧状に延在形成されている。したがって、ディスクメディア挿入用切れ目40の両側の第3折れ線42部分を谷折りし、折り返し片46を本体片44上に折り畳むと、ディスクメディア挿入用切れ目40の近傍の本体片44箇所に、ディスクメディア挿入用切れ目40により縁取られた円弧部4402が現れることになる。
このような構成により、図5に示すように、第2折れ線22部分が谷折りされ両側の第3折れ線42の内端部分42Aに係止されたディスクメディアDと共に第3片体18が第1片体14上に折り畳まれた状態で、ディスクメディアDは、両側の第3折れ線42の内端部分42Aと第2折れ線22部分とにより、第2折れ線22と直交する方向へのディスクメディアDの移動を阻止するようにしている。無論、第2折れ線22の延在方向と平行する方向へのディスクメディアDの移動は、ディスクメディアDの外周部が両側の第3折れ線42の内端部分42Aに係止することで阻止されている。
基部39の縁3402は、第2折れ線22の第2片体16寄りの端部から第1折れ線20の延長線上を直線状に延在している(詳細には、第1片体側折れ線20Aの延長線上を直線状に延在している)。
幅広部38の縁3404は、基部39の縁3402の端部から基部39の縁3402の延長線よりも第1片体14と第2片体16とが並べられた方向で第1片体14から第2片体16に向かう方向に偏位した箇所を基部39の縁3402と平行して直線状に延在し、本実施例では、第2片体側折れ線20Bの延長線上を直線状に延在している。
理論的に述べると、先にも述べたように、第1片体側折れ線20A部分と第2片体側折れ線20B部分が谷折りされ、第1片体14の上に第2片体16が平行した状態で折り畳まれると、第1片体側折れ線20Aと第2片体側折れ線20Bとの間の部分20Xが第1片体14および第2片体16の双方に対してに直交して延在する上下に縦長の背となり(実際には片体12の厚さにより湾曲状に折り曲げられた背となる)、平面視した場合、第1片体側折れ線20Aと第2片体側折れ線20Bが合致する。
そして、第1折れ線20(第1片体側折れ線20A)の延長線よりも第1片14と第2片16とが並べられた方向で第1片14から第2片16に向かう方向に突出した幅広部38の部分により係止部48が形成されている。
本実施例では、縁3404の全長にわたる本体片44の部分と縁3404の全長にわたる折り返し片46の部分により係止部48が形成されている。幅広部38の縁3404は第2片体側折れ線20Bの延長線上を直線状に延在しているので、係止部48の先端は、第1片体側折れ線20Aの延長線よりも第2片体16側に一枚の片体12の厚さの2倍の寸法突出していることになる。
したがって、第3折れ線42部分を谷折りして本体片44の上に折り返し片46を折り畳み、この状態の第3片体18を第2折れ線22部分を谷折りして第1片体14上に折り畳み、図6に示すように、その上に第1折れ線20部分を谷折りして第2片体16を折り畳むと、この第2片体16を折り畳む操作にのみより自動的に係止部48が係止用切れ目24に挿入され、係止されることになる。
まず、図2に示す一枚の片体12の第3折れ線42部分を谷折りし、図3に示すように、本体片44の上に折り返し片46を折り畳む。
次に、図4に示すように、第2折れ線22方向から本体片44と折り返し片46との間に、記録面を本体片44に臨ませてディスクメディアDを挿入し、ディスクメディアDの外周部を両側の第3折れ線42とディスクメディア挿入用切れ目40の両端との境の部分である両側の第3折れ線42の内端部分42Aに係止させる。
次に、図7に斜視図で示し、また、図5に示すように、第2折れ線22部分を谷折りし、両側の第3折れ線42の内端部分42Aに係止されたディスクメディアDと共に第3片体18を第1片体14上に折り畳む。
次に、図8、図1に斜視図で示し、また、図6に示すように、第1折れ線20部分を谷折りし、第3片体18上に第2片体16を折り畳む。
第3片体18上に第2片体16を折り畳むと、係止部48が係止用切れ目24に挿入されて係止され、図1、図6に示すように、ディスクメディアDが収納された状態で第1片体14と第3片体18とが間隔をおき平行して延在する扁平な矩形板状のディスク収納体10が得られる。
したがって、ディスクメディアDを挿入して一枚の片体12を折り畳んでいくという簡単な操作によりディスクメディアDをディスクメディア収納体10に収納することができる。
また、ディスクメディアDがディスク収納体10に収納された状態で、記録面は本体片44および第2片体16で覆われ、レーベル面は第1片体14で覆われるので、ディスクメディアDの損傷を防止する上でも有利となる。
この第3片体18が第1片体14に対して開く所定の開度は、すなわち、係止部48が係止用切れ目24から外れる第2片体16の第1片体14および第3片体18に対する所定の開度は、係止部48の突出長さを適宜設定することで決定される。
ただし、係止部48の突出長さが所定値以上になると、実施例のように、第2片体16を折り畳む操作にのみより自動的に係止部48が係止用切れ目24に挿入されず、第2片体16を折り畳む操作とは別に係止部48を係止用切れ目24に挿入する操作が必要となる。
まず、図8、図5に示すように、第1片体14および第3片体18上に対して第1折れ線20部分を境に第2片体16を所定の開度以上に開く。
これにより係止部48が係止用切れ目24から外れ、第3片体18は第2折れ線22部分を境に開くことが可能となる。
そこで、図7、図4に示すように、第3片体18を第2折れ線22部分を境に第1片体14に対して開く。
第3片体18を開くと、ディスクメディアDは、本体片44上に載置されその外周部の一部がディスクメディア挿入用切れ目40に挿入され、両側の第3折れ線42の内端部分42Aに係止されているので、ディスクメディアDをディスクメディア挿入用切れ目40から抜き出すことで取り出すことができる。
したがって、第2片体16、第3片体18を順に開いていくという簡単な操作によりディスクメディアDをディスクメディア収納体10から取り出すことができる。
また、ディスクメディア収納体10は、1枚の片体12からなる簡単な構成であり、安価に製作することができる。
したがって、例えば、パソコンやプリンタ、デジタルカメラなどの電子機器を梱包して輸送する際、それら電子機器の取り扱いマニュアルやプログラムソフトが記録されたディスクメディアDを電子機器と共に梱包する場合に用いられて好適となる。
すなわち、ディスクメディアDがディスクメディア収納体10に収納された状態でその記録面に沿ったディスクメディアDの動きが阻止されているので、記録面へ紙粉やほこりが付着し擦れることで記録面が損傷するなどの不具合を解消する上で有利となる。
また、本実施例では、ディスクメディアD単体をディスクメディア収納体10に収納した場合について説明したが、例えば、透明な樹脂製の扁平な袋にディスクメディアDを挿入しディスクメディアDをその袋ごとディスクメディア収納体10に収納するようにしてもよい。
また、第3片体18においてディスクメディア挿入用切れ目40および両側の第3折れ線42が形成される幅広部38の幅は、例えば、ディスクメディアDの直径近傍箇所を係止する場合、ディスクメディアDの直径よりも大きい寸法であることが必要であるが、基部39などの幅広部38以外の箇所の幅は、例えば、ディスクメディアDの直径の半分以下の寸法で形成されていてもよく、要するに第1片体14と幅広部38とを連結するのに足る幅で形成されていてもよいが、実施例のように、幅広部38を含む本体片44の輪郭をディスクメディアDの輪郭よりも大きく形成しておくと、ディスクメディアDを覆うことができ保護する上で有利となる。
また、本実施例では、係止部48を、折り返し片46寄りに位置する本体片44の部分と折り返し片46の双方に形成し、これら重ねあわされた係止部48を、1枚の片体12の厚さの2倍の寸法の幅を持った係止用切れ目24に挿入するようにしたので、ディスクメディアDにより折り返し片46が開こうとするもののこの折り返し片46の動きは係止用切れ目24により阻止され、したがって、ディスクメディアDが本体片44と折り返し片46により安定した状態で挟持され、ディスクメディアDの収納状態を安定させる上で有利となる。
図9は実施例2のディスクメディア収納体の斜視図、図10は実施例2のディスクメディア収納体を構成する一枚の片体の展開図(平面図)を示す。
実施例1と同様な箇所、部材に同一の符号を付してその説明を省略し異なった構成のみを説明すると、実施例1のディスクメディア収納体10では1枚のディスクメディアDを収納していたのに対し、実施例2のディスクメディア収納体70では2枚のディスクメディアDを収納するようにしたものである。
ディスクメディア収納体70を構成する1枚の片体12は、互いに連接された第1片体14、第2片体16、2つの第3片体18を備えている。
第1片体14は2つのディスクメディアDの輪郭の和よりも大きな輪郭を有し、ディスクメディアDの直径よりも大きい寸法の左右方向の幅と、この幅よりも大きい寸法の上下方向の高さとを有した上下に縦長の矩形に形成されている。
第1片体14の左縦辺と上下の辺は直交しており、左縦辺の外縁に沿って第1折れ線20が直線状に形成され、上下の辺の外縁に沿ってそれぞれ第2折れ線22が直線状に形成され、第1折れ線20と2本の第2折れ線22は直交するように設けられている。
第2片体16は2つのディスクメディアDの輪郭の和よりも大きな輪郭を有し、ディスクメディアDの直径よりも大きい寸法の左右方向の幅と、この幅よりも大きい寸法の上下方向の高さとを有した上下に縦長の矩形に形成され、第2片体16は、第1折れ線20部分が谷折りされた状態で第1片体14に合致する形状で形成されている。
そして、第2片体側折れ線20Bの延在方向に沿った中間の箇所に、より詳細には、上下の第2折れ線22寄りの箇所に、それぞれ第2片体側折れ線20Bに沿って縦切れ目24Aが延在形成され、各縦切れ目24Aの延在方向の両端は、それぞれ左右に延在する横切れ目24Bを介して第1片体側折れ線20Aに接続され、縦切れ目24Aと上下の横切れ目24Bからなる係止用切れ目24が2つ形成されている。
2つの第3片体18の構成は、実施例1と同様である。
まず、2つの第3片体18の第3折れ線42部分をそれぞれ谷折りし、各本体片44の上に折り返し片46を折り畳む。
次に、第2折れ線22方向から各本体片44と折り返し片46との間に、記録面を本体片44に臨ませてディスクメディアDを挿入し、ディスクメディアDの外周部を両側の第3折れ線42とディスクメディア挿入用切れ目40の両端との境の部分である両側の第3折れ線42の内端部分42Aに係止させる。
次に、2本の第2折れ線22部分をそれぞれ谷折りし、両側の第3折れ線42の内端部分42Aに係止されたディスクメディアDと共に各第3片体18を第1片体14上に折り畳む。
次に、第1折れ線20部分を谷折りし、2つの第3片体18上に第2片体16を折り畳む。
第2片体16を折り畳むと、2つの第3片体18の各係止部48がそれぞれ係止用切れ目24に挿入されて係止され、2枚のディスクメディアDが収納された状態で第1片体14と第2片体16とが間隔をおき平行して延在する扁平な矩形板状のディスク収納体70が得られる。
したがって、ディスクメディアDを挿入しつつ一枚の片体12を折り畳んでいくというて簡単な操作により2枚のディスクメディアDをディスクメディア収納体70に収納することができる。
また、2枚のディスクメディアDがディスク収納体10に収納された状態で、各ディスクメディアD記録面は本体片44および第2片体16で覆われ、レーベル面は第1片体14で覆われるので、ディスクメディアDの損傷を防止する上でも有利となる。
まず、第1片体14および2つの第3片体18上に対して第1折れ線20部分を境に第2片体16を所定の開度以上に開く。
これにより各第3片体18の係止部48がそれぞれ係止用切れ目24から外れ、2つの第3片体18は第2折れ線22部分を境に開くことが可能となる。
そこで、各第3片体18を第2折れ線22部分を境に第1片体14に対して開く。
第3片体18を開くと、ディスクメディアDは、本体片44上に載置されその外周部の一部がディスクメディア挿入用切れ目40に挿入され、両側の第3折れ線42の内端部分42Aに係止されているので、ディスクメディアDをディスクメディア挿入用切れ目40から抜き出すことで取り出すことができる。
したがって、第2片体16、第3片体18を順に開いていくという簡単な操作により2枚のディスクメディアDをディスクメディア収納体70から取り出すことができる。
図11は実施例3のディスクメディア収納体の斜視図、図12は実施例3のディスクメディア収納体を構成する一枚の片体の展開図(平面図)、図13は第1片体、第2片体、第3片体が開かれ、本体片の上に折り返し片が折り畳まれ、ディスクメディア挿入用切れ目にディスクメディアDが挿入された斜視図、図14はディスクメディアが収納された第3片体および第1片体に対して第2片体を僅かに開いた斜視図を示す。
実施例1と同様な箇所、部材に同一の符号を付してその説明を省略し異なった構成のみを説明すると、実施例3のディスクメディア収納体80は実施例1の変形例であり、実施例1では、図1に示すように、第1乃至第3片体14,16,18が折り畳まれディスクメディアDが収納された扁平板状のディスク収納体10において、第1折れ線20が左側に位置し、第2片体16の右側端部が開かれるように構成されているのに対し、実施例3のディスクメディア収納体80では、図11に示すように、第1折れ線20が右側に位置し、第2片体16の左側端部が開かれるように構成されている。すなわち、実施例3では、第2片体16の開かれる向き(方向)のみが実施例1と異なっている。
実施例3のディスクメディア収納体80は、図12に示す一枚の片体12から構成され、実施例1と比べ、第1片体14に対して第2片体16が連接される箇所が、第1片体14の左側ではなく右側となっている。
また、係止部48が形成される箇所も、第3片体18の左側ではなく右側となっている。
他の構成は実施例1と同様であり、実施例3によっても実施例1と同様な作用、効果が奏される。
図15はディスクメディアが収納された第3片体および第1片体に対して第2片体を僅かに開いた実施例4のディスクメディア収納体の斜視図、図16は実施例4のディスクメディア収納体を構成する一枚の片体の展開図(平面図)を示す。
実施例1と同様な箇所、部材に同一の符号を付してその説明を省略し異なった構成のみを説明すると、実施例4のディスクメディア収納体90は実施例2の変形例であり、実施例2では、図9に示すように、第1乃至第3片体14,16,18が折り畳まれ2枚のディスクメディアDが収納された扁平板状のディスク収納体70において、第1折れ線20が左側に位置し、第2片体16の右側端部が開かれるように構成されているのに対し、実施例4のディスクメディア収納体90では、図15に示すように、第1折れ線20が右側に位置し、第2片体16の左側端部が開かれるように構成されている。すなわち、実施例4では、第2片体16の開かれる向き(方向)のみが実施例2と異なっている。
実施例4のディスクメディア収納体90は、図16に示す一枚の片体12から構成され、実施例1と比べ、第1片体14に対して第2片体16が連接される箇所が、第1片体14の左側ではなく右側となっている。
また、係止部48が形成される箇所も、第3片体18の左側ではなく右側となっている。
他の構成は実施例2と同様であり、実施例4によっても実施例2と同様な作用、効果が奏される。
Claims (12)
- 紙製または合成樹脂製の薄肉の一枚の片体からなり円盤状の記録媒体であるディスクメディアを収納するディスクメディア収納体であって、
前記片体は、互いに連接された第1、第2、第3片体を備え、
前記第1片体は前記ディスクメディアよりも大きな輪郭を有しその縁部に互いに直交する第1折れ線と第2折れ線を有し、
前記第2片体は前記ディスクメディアよりも大きな輪郭を有し前記第1片体に前記第1折れ線を介して連接され、
前記第3片体は前記第1片体に前記第2折れ線を介して連接され、
前記第3片体は、前記第2折れ線と対向して延在する第1の縁と、前記第1の縁の延在方向で前記第2片体側の端部から前記第2折れ線に向かって延在し前記第2の折れ線に繋がる第2の縁と、前記第1の縁の延在方向で前記第2片体とは反対側の端部から前記第2折れ線に向かって延在し前記第2の折れ線に繋がる第3の縁とを有し、
前記第2折れ線からディスクメディアの半径以上の距離をおいた前記第3片体の箇所に、前記第2の縁および第3の縁との間にそれぞれ間隔をおき前記第2の縁から第3の縁に向かって延在し前記第2折れ線と平行する方向に沿って延在する長さがディスクメディアの直径よりも小さい寸法のディスクメディア挿入用切れ目が形成されると共に、前記ディスクメディア挿入用切れ目の両端からそれぞれ前記第2の縁および第3の縁に至る第3折れ線が形成され、これらディスクメディア挿入用切れ目とその両側の第3折れ線により前記第3片体は、前記第2折れ線から前記ディスクメディア挿入用切れ目および両側の第3折れ線までの間の本体片と、前記ディスクメディア挿入用切れ目および両側の第3折れ線から前記第1の縁までの間の折り返し片とに区画され、
前記折り返し片寄りに位置する前記本体片を構成する前記第2の縁の部分または前記本体片寄りに位置する前記折り返し片を構成する前記第2の縁の部分の少なくとも一方は、前記第1折れ線の延長線上または前記延長線よりも前記第1片と第2片とが並べられた方向で前記第1片に向かう方向に偏位した箇所を通る前記第2の縁の他の部分に比べ、前記第1折れ線の延長線よりも前記第1片と第2片とが並べられた方向で前記第1片から第2片に向かう方向に突出して形成され、
前記第1折れ線の延長線よりも前記第1片と第2片とが並べられた方向で前記第1片から第2片に向かう方向に突出して形成された前記本体片の部分または折り返し片の部分により係止部が構成され、
前記第1折れ線に、前記係止部の挿入を可能とした係止用切れ目が前記第1折れ線に沿って延在形成され、
前記第3折れ線部分が谷折りされ前記第2折れ線方向から本体片と折り返し片との間にディスクメディアが挿入されてディスクメディアの外周部が両側の第3折れ線と前記ディスクメディア挿入用切れ目の両端との境の部分である両側の第3折れ線の内端部分に係止され、
前記第2折れ線部分が谷折りされ前記両側の第3折れ線の内端部分に係止されたディスクメディアと共に第3片体が前記第1片体上に折り畳まれ、
前記1折れ線部分が谷折りされ前記第3片体上に前記第2片体が折り畳まれ、かつ、前記係止部が前記係止用切れ目に挿入される、
ことを特徴とするディスクメディア収納体。 - 前記第2片体は、前記第1折れ線部分が谷折りされた状態で前記第1片体に合致する形状で形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
- 前記第1、2片体は矩形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
- 前記本体片はディスクメディアよりも大きな輪郭を有していることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
- 前記第3折れ線は前記第2折れ線と平行して延在していることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
- 前記係止部は、前記折り返し片寄りに位置する前記本体片の部分および前記本体片寄りに位置する前記折り返し片の部分の双方に形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
- 前記係止部は、前記折り返し片寄りに位置する前記本体片の部分および前記本体片寄りに位置する前記折り返し片の部分の双方に形成され、前記係止用切れ目は、前記1枚の片体の厚さの2倍の寸法の幅を持って延在形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
- 前記第3片体は、前記第2折れ線に繋がる基部と、前記基部に繋がる幅広部とで構成され、前記基部を構成する前記第2の縁は前記第1折れ線の延長線上を延在し、前記幅広部は、前記第2の縁と前記第3の縁との間隔がディスクメディアの直径よりも大きい寸法の幅で形成され、前記幅広部を構成する前記第2の縁は、前記第1折れ線の延長線よりも前記第1片と第2片とが並べられた方向で前記第1片から第2片に向かう方向に偏位した箇所を延在し、前記折り返し片は前記幅広部に形成され、前記係止部は、前記幅広部を構成する第2の縁を含んで構成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
- 前記ディスクメディア挿入用切れ目および第3の折れ線は、前記ディスクメディア挿入用切れ目にディスクメディアが挿入されディスクメディアの外周部が前記両側の第3折れ線の内端部分に係止した状態で前記ディスクメディア挿入用切れ目に挿入されたディスクメディアの箇所と反対側に位置するディスクメディアの箇所の外周縁が前記第2折れ線の近傍に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
- 前記ディスクメディア挿入用切れ目はディスクメディアの外周と合致する円弧状に延在していることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
- 前記第1折れ線は、前記1枚の片体の厚さの2倍の寸法の間隔をおき平行して延在する第1片体の縁部をなす第1片体側折れ線と、第2片体の縁部をなす第2片体側折れ線とで構成され、前記係止部は、その先端が前記第2片体側折れ線の延長線上に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
- 前記第3片体は2つ設けられ、
前記第1片体は2つのディスクメディアの輪郭の和よりも大きな輪郭を有しその縁部に前記第1折れ線と直交する2本の第2折れ線を有し、
前記第2片体は2つのディスクメディアの輪郭の和よりも大きな輪郭を有し、
前記2つの第3片体は前記第1片体に前記第2折れ線を介してそれぞれ連接され、
前記係止用切れ目は、第1折れ線に沿って2つ設けられ、
前記各第3片体の第3折れ線部分が谷折りされ前記第2折れ線方向から本体片と折り返し片との間にディスクメディアが挿入されてディスクメディアの外周部が両側の第3折れ線と前記ディスクメディア挿入用切れ目の両端との境の部分である両側の第3折れ線の内端部分に係止され、
前記2本の第2折れ線部分がそれぞれ谷折りされディスクメディアと共に2つの第3片体が前記第1片体上に折り畳まれ、
前記1折れ線部分が谷折りされ前記2つの第3片体上に前記第2片体が折り畳まれ、かつ、前記各第3片体の係止部が前記係止用切れ目にそれぞれ挿入されることを特徴とする請求項1記載のディスクメディア収納体。
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