JP2006110361A - カロリー消費量の測定装置およびその方法 - Google Patents

カロリー消費量の測定装置およびその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カロリー消費量の測定装置を提供すること。
【解決手段】運動時間中の第1時点での前記ユーザの第1心拍数を検知し、運動時間中の第2時点でのユーザの第2心拍数を検知するパルス入力部と、検知された第1心拍数、第2心拍数、ユーザの安静時の心拍数および、ユーザの年齢、性別、体重、身長ならびに体脂肪率のうち、少なくとも何れか1つを使用してカロリー消費量を計算するコントローラとを備え、パルス入力部は、第1時点と第2時点との間は、心拍数を検知しないことを特徴とするカロリー消費量の測定装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、カロリー消費量の測定技術に係り、特に、カロリー消費量の測定装置およびその方法に関する。
一般的に、カロリー消費量の測定には2つの方法がある。第1の方法は、人間の体から排出される熱を測定する直接的な方法である。第2の方法は、特許文献1に記述されたような心拍数を使用して、カロリーを予想する間接的な方法である。しかし、前記間接的な方法を使用して、カロリー消費量を測定する時には、一般的に、別個の器具や装置が必要である。そして、この場合は、別個の器具や装置は、カロリー消費量は、カロリー消費量のみを測定するのでないビジョン用の携帯用装置や一般的な装置であるので、非実用的である。また、特許文献1に記述された間接的な測定方法は、運動する間に心拍数の継続的な測定を必要とするので、制限された記憶容量を有する一般的なまたは携帯可能な装置においては、実用的にも望ましくもない。
特開平02−080029号公報(請求項1、図1)
本発明が解決しようとする技術的課題は、カロリー消費量の測定装置およびその方法を提供することである。
前記課題を達成するための本発明によるカロリー消費量の測定装置は、ユーザのカロリー消費量を測定する測定装置であって、運動時間中の第1時点での前記ユーザの第1心拍数を検知し、前記運動時間中の第2時点での前記ユーザの第2心拍数を検知するパルス入力部と、前記検知された第1心拍数、第2心拍数、前記ユーザの安静時の心拍数、および、前記ユーザの年齢、性別、体重、身長ならびに体脂肪率のうち、少なくとも何れか1つを使用してカロリー消費量を計算するコントローラとを備え、前記パルス入力部は、前記第1時点と前記第2時点との間は、心拍数を検知しないことを特徴としている。
また、前記コントローラは、前記第1心拍数および前記第2心拍数を利用して、前記運動時間中の心拍数の変化率を計算することが望ましい。
また、前記コントローラは、前記運動時間の開始時点から、前記ユーザの心拍数が前記第1心拍数から前記第2心拍数に変化する時点までの第1区間で、第1心拍数の変化率を有する第1カロリー消費成分と、前記第1区間の後から、前記ユーザの心拍数が、前記第2心拍数である時間中の第2区間で、第2心拍数の変化率を有する第2カロリー消費成分とを計算することが望ましい。
また、前記第1区間は、前記運動時間の10%であり、前記第2区間は、前記運動時間の90%であることが望ましい。
また、前記コントローラは、前記第1心拍数および前記第2心拍数を利用して、第1カロリー消費率および第2カロリー消費率をそれぞれ計算し、前記運動時間中の心拍数が一定でないウォームアップ時間におけるカロリー消費量を計算するために、前記計算された第1カロリー消費率と第2カロリー消費率との差を計算することが望ましい。
また、前記コントローラは、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費率が一定の割合で増加したとして、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費率の変化率を計算することが望ましい。
また、前記コントローラは、前記第1カロリー消費率と前記2カロリー消費率との差を前記ウォームアップ時間で割って、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費率の変化率を計算することが望ましい。
また、前記コントローラは、前記第2心拍数を利用して第2カロリー消費率を計算し、前記ユーザが睡眠から目覚めたときの安静時における心拍数を利用して正常カロリー消費率を計算し、心拍数が一定でないウォームアップ時間後の心拍数が一定している維持区間に対して、前記計算された第2カロリー消費率と正常カロリー消費率との差を計算することが望ましい。
また、前記維持区間のカロリー消費率の変化率は、0であることが望ましい。
また、前記コントローラは、前記第1心拍数を利用して第1カロリー消費率を計算し、心拍数が一定でないウォームアップ時間に対して、前記第1カロリー消費率と前記第2カロリー消費率との差を計算することが望ましい。
また、前記コントローラは、前記運動時間に対して、前記第1消費率と前記正常カロリー消費率との差を計算することが望ましい。
また、前記ウォームアップ時間は、前記運動時間の10%とし、前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までは、前記運動時間の90%とすることが望ましい。
また、前記コントローラは、次の数式を利用して、前記安静時のカロリー消費量である正常カロリー消費成分、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分および前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までのカロリー消費量である運動カロリー消費成分を計算することが望ましい。
・正常カロリー消費成分=T×Y0
・ウォームアップカロリー消費成分=(T/10)×(Y1(2)−Y1(1))×0.5、
・運動カロリー消費成分=(9T/10)×(Y1(2)−Y1(1))、
・Y0=0.01808×(X(1)−A+20.25)+C、
・Y1(1)=Bm×(X(1)−A)+C+0.3645、
・Y1(2)=Bm×(X(2)−A)+C+0.3645、
・Bm=0.0109×(LBM/H2)−0.0023×(%FAT)−0.0007×(age)−0.0211、
なお、前記数式において、X(1)は前記第1心拍数であり、X(2)は前記第2心拍数であり、Aは前記ユーザの安静時の心拍数であり、Cは1分当たりの基礎代謝量であり、Tは運動時間であり、LBMは体脂肪量であり、Hは身長であり、%FATは体脂肪率であり、ageは年齢である。
また、前記コントローラは、次の数式を利用して、前記安静時のカロリー消費量である正常カロリー消費成分、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分および前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までのカロリー消費量である運動カロリー消費成分を計算することが望ましい。
・正常カロリー消費成分=T×Y0、
・ウォームアップカロリー消費成分=(T/10)×(Y1(2)−Y1(1))×0.5、
・運動カロリー消費成分=(9T/10)×(Y1(2)−Y1(1))、
・Y0=0.00895×(X(1)−A+20.25)+C、
・Y1(1)=Bf×(X(1)−A)+C+0.1812、
・Y1(2)=Bf×(X(2)−A)+C+0.1812、
・Bf=0.0140×(LBM/H2)−0.0012×(%FAT)−0.1254、
なお、前記数式において、X(1)は前記第1心拍数であり、X(2)は前記第2心拍数であり、Aは前記ユーザの安静時の心拍数であり、Cは1分当たり基礎代謝量であり、Tは運動時間であり、LBMは体脂肪量であり、Hは身長であり、%FATは体脂肪率であり、ageは年齢である。
また、前記測定装置は、前記測定装置に接続されたメモリに保存されているオーディオおよび/またはビデオデータを再生するプロセッサを、少なくとも1つ以上さらに備えることが望ましい。
また、前記プロセッサは、MPEG標準とウィンドーメディア標準とによって符号化されたデータのうち、選択可能なフォーマットに符号化されたオーディオおよび/またはビデオデータを復号化して出力することが望ましい。
また、前記測定装置は、ハウジングと、前記プロセッサに電源を供給するバッテリーと、をさらに備え、前記コントローラは、前記ハウジング内に配置され、前記パルス入力部は、前記ユーザの指先を収容可能な部分を含むことが望ましい。
また、前記第1時点は、前記運動時間が開始される時点であり、前記第2時点は、前記運動時間が終了する時点であることが望ましい。
また、前記測定装置は、携帯可能な携帯用電子機器として構成されることが望ましい。
また、前記コントローラは、前記第1時点および前記第2時点以外の運動時間では、前記ユーザが前記パルス入力部を使用して心拍数を測定しないようにするために、前記第1時点に、前記ユーザに前記パルス入力部を利用して前記第1心拍数を測定するように促し、前記第2時点に、前記ユーザに前記パルス入力部を利用して前記第2心拍数を測定するように促すことが望ましい。
さらに、前記課題を達成するための本発明によるカロリー消費量の測定方法は、ユーザのカロリー消費量を測定する方法であって、運動時間中の第1時点におけるユーザの第1心拍数と、前記運動時間中の第2時点における前記ユーザの第2心拍数とを検知するステップと、前記検知された第1心拍数、第2心拍数、前記ユーザの安静時の心拍数および、前記ユーザの年齢、性別、体重、身長ならびに体脂肪率のうち何れか1つを利用して前記運動時間中のカロリー消費量を計算するステップと、を含むことを特徴とする。
また、前記カロリー消費量を計算するステップは、前記運動時間中に消費されたカロリーに対応する成分を決定するステップを含み、前記成分は、前記第1時点と第2時点との間で異なる心拍数の変化率を有することを特徴とする。
また、前記成分を決定するステップは、前記運動時間の開始時点から前記ユーザの心拍数が、前記第1心拍数から前記第2心拍数に変化する時点までの第1区間で消費される第1カロリー消費成分を決定するステップと、前記第1区間後から前記ユーザの心拍数が、前記第2心拍数である時間中の第2区間で消費される第2カロリー消費成分を決定するステップと、を含むことを特徴とする。
また、前記第1区間は、前記運動時間の10%とし、前記第2区間は、前記運動時間の90%とすることを特徴とする。
また、前記カロリー消費量を計算するステップは、前記第1心拍数および前記第2心拍数を利用して、第1カロリー消費率および第2カロリー消費率をそれぞれ計算するステップと、前記運動時間中の心拍数が一定でないウォームアップ時間で前記計算された第1カロリー消費率と第2カロリー消費率との差を計算して、前記ウォームアップ時間のカロリー消費量のウォームアップカロリー消費成分を決定するステップと、を含むことを特徴とする。
また、前記ウォームアップカロリー消費成分を決定するステップは、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費率が一定の割合で増加したとして、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費率の変化率を計算するステップを含むことを特徴とする。
また、前記変化率は、前記第1カロリー消費率と前記第2カロリー消費率との差を前記ウォームアップ時間で割ったものであるを特徴とする。
また、前記カロリー消費量を計算するステップは、前記第2心拍数を利用して、第2カロリー消費率を計算するステップと、前記ユーザが最初に睡眠から覚める時の安静時の心拍数を利用して正常カロリー消費率を計算するステップと、前記心拍数が一定でないウォームアップ時間後の心拍数が一定である維持区間に対して、前記計算された第2カロリー消費率と正常カロリー消費率との差を計算して、前記維持区間のカロリー消費量である運動カロリー消費成分を決定するステップと、を含むことを特徴とする。
また、前記カロリー消費量を計算するステップは、前記第1心拍数を利用して、第1カロリー消費率を計算するステップと、前記心拍数が一定でないウォームアップ時間に対して、前記計算された第1カロリー消費率と前記第2カロリー消費率との差を計算して、前記ウォームアップ時間のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分を決定するステップと、をさらに含むことを特徴とする。
また、前記カロリー消費量を計算するステップは、前記運動時間に対して前記第1カロリー消費率と前記正常カロリー消費率との差を計算して、前記安静時のカロリー消費量である正常カロリー消費成分を決定するステップをさらに含むことを特徴とする。
また、前記ウォームアップ時間は、前記運動時間の10%とし、前記運動時間中の前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までは、前記運動時間の90%とすることを特徴とする。
また、前記カロリー消費量を計算するステップは、前記ユーザの性別を決定するステップと、前記決定された性別によって、次の数式を利用して、前記安静時のカロリー消費量である正常カロリー消費成分、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分および前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までのカロリー消費量である運動カロリー消費成分を計算するステップと、を含むことが望ましい。
・正常カロリー消費成分=T×Y0
・ウォームアップカロリー消費成分=(T/10)×(Y1(2)−Y1(1))×0.5、
・運動カロリー消費成分=(9T/10)×(Y1(2)−Y1(1))、
・Y0=0.01808×(X(1)−A+20.25)+C、
・Y1(1)=Bm×(X(1)−A)+C+0.3645、
・Y1(2)=Bm×(X(2)−A)+C+0.3645、
・Bm=0.0109×(LBM/H2)−0.0023×(%FAT)−0.0007×(age)−0.0211;
前記数式において、X(1)は前記第1心拍数であり、X(2)は前記第2心拍数であり、Aは前記ユーザの安静時の心拍数であり、Cは1分当たりの基礎代謝量であり、Tは運動時間であり、LBMは体脂肪量であり、Hは身長であり、%FATは体脂肪率であり、ageは年齢である。
また、前記カロリー消費量を計算するステップは、前記ユーザの性別を決定するステップと、前記決定された性別によって、次の数式を利用して、前記安静時のカロリー消費量である正常カロリー消費成分、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分および前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までのカロリー消費量である運動カロリー消費成分を計算するステップと、を含むことが望ましい。
・正常カロリー消費成分=T×Y
・ウォームアップカロリー消費成分=(T/10)×(Y1(2)−Y1(1))×0.5、
・運動カロリー消費成分=(9T/10)×(Y1(2)−Y1(1))、
・Y0=0.00895×(X(1)−A+20.25)+C、
・Y1(1)=Bf×(X(1)−A)+C+0.1812、
・Y1(2)=Bf×(X(2)−A)+C+0.1812、
・Bf=0.0140×(LBM/H2)−0.0012×(%FAT)−0.1254、
前記数式において、X(1)は前記第1心拍数であり、X(2)は前記第2心拍数であり、Aは前記ユーザの安静時の心拍数であり、Cは1分当たりの基礎代謝量であり、Tは運動時間であり、LBMは体脂肪量であり、Hは身長であり、%FATは体脂肪率であり、ageは年齢である。
そして、前記したカロリー消費量の測定方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明によるカロリー消費量の測定装置およびその方法によれば、運動前および運動後の心拍数を測定することによって、簡単にカロリー消費量を測定できる。
また、運動中にカロリー消費量を測定することによって、ユーザに最適な運動量と運動時間とを知らせることができる。
また、他の携帯用プラットホームまたは非携帯用プラットホームに前記カロリー消費量の測定装置を適用することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付した図面を参照しつつ、詳しく説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るカロリー測定装置の正面図である、本実施形態のカロリー測定装置100は、脈拍測定装置120を配置した本体110を含む。図1に示すように、脈拍測定装置120は、指の脈拍を測定する。被測定者の指は、脈拍測定装置120押し当てられて脈拍(すなわち、心拍数)が測定される。ここで、脈拍測定装置120としては、脈拍測定装置120に置かれた指から、脈拍に基づいた信号を生成するために、フォトプレティスログラフィを採択した光学信号を使用する。
脈拍測定装置120は、指の形状に合せて製作される。
また、他のメカニズムを用いて脈拍を検知することもできる。また、本実施形態のように脈拍測定装置120が、常時本体110に連結されるものだけでなく、本体110から分離され、かつ検知された脈動をカロリー測定装置100に伝送するためにカロリー測定装置100に接続された構成とすることもできる。なお、脈拍測定装置120は、特許請求の範囲のパルス入力部に相当する。
さらに、カロリー測定装置100は、表示部130を含み、この表示部130には、測定されたカロリー値が表示される。なお、表示部130は、カロリー測定装置100によって処理された他の情報も表示することができる。
制御部140は、カロリー測定装置100の動作と関連した信号だけでなく、測定の開始および終了信号を入力するためにも使われる。
ここで、表示部130は、カロリー測定装置100に必須の構成要素ではなく、制御部140も、必須の構成要素ではない。また、表示部130および制御部140は、カロリー測定装置100に接続されて前記カロリー測定装置100に信号を伝送すればよいため、分離して構成することもできる。さらに、制御部140を、タッチスクリーン機能を含む表示部110に含んで構成することもできる。
また、カロリー測定装置100は、電源を供給するバッテリーを含んで構成することもできる。
また、カロリー測定装置100は、さらに、デジタルオーディオプレイヤを備えてもよく、このようなデジタルオーディオプレイヤによると、ユーザが、MP3形式、WMV形式、WMA形式、そして、その他のフォーマットでエンコーディングされて録音されたオーディオを鑑賞することを可能とする。例えば、カロリー測定装置100は、三星電子株式会社が開発、生産を行っているスポーツYEPP_YP−60等で具現することができる。
これ以外のエンコーディングフォーマットのデジタルオーディオタイプであるポータブルデジタルレコーダのタイプにも適用可能である。
また、例えば、表示部130を圧縮されたビデオデータをディスプレイとして使用する、ポータブルDVDプレイヤまたはポータブルデジタルビデオレコーダ(DVRS)にも適用可能であり、カロリー測定装置100を、ビデオ再生用の表示部110を備えるレコーダに含んで構成することも可能である。さらに、カロリー測定装置100は、PDA(Personal Digital Assistant)またはスマートフォン等に含むこともできる。このスマートフォンは、PDAの機能、MP3プレイヤおよび携帯電話を1つのユニットに構成したものである。さらに、カロリー測定装置100は、脈動と個人が消費したカロリーとを測定する単体の装置または腕時計等として具現することもできる。本発明は、移動式の装置として具現されるだけでなく、運動器具のような非移動式装置にも適用できる。
図2は、前記したカロリー測定装置100をコンピュータに接続した状態を表す模式図である。図2に示すように、カロリー測定装置100は、汎用あるいは特定用途のコンピュータ200に接続されている。前記接続は、USBまたはIEEE1396による接続のような有線接続を通じて、コンピュータ200に連結されたドッキングシステムを通じて、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線接続または他の無線標準を通じて接続される。
コンピュータ200は、カロリー測定装置100に保存されている測定された心拍数を取得し、その結果を表示部210に表示する。
ここで、表示部210に表示された画面例を図3に示す。図3に示したスポーツフィットネスマネジャー(表示画面)には、日付、運動時間、運動前後の心拍数およびそれぞれの特定の運動期間に対して消費したカロリーが集積して示されている。また、スポーツフィットネスマネジャーでは、日付によって消費されているカロリーを図表化し、誕生日入力に基づいたバイオリズムを表示することもできる。スポーツフィットネスマネジャーは、コンピュータ200に含まれるソフトウェアを使用して具現され、カロリー消費情報を他の装置等に伝送することもできる。
なお、スポーツフィットネスマネジャーには、図3に示した特徴をすべて含む必要はなく、さらに、本発明において、必須の構成ではない。
本実施形態にかかるカロリー測定装置100は、図4および図5に示した手順を実行する。図4において、ユーザは、カロリー測定装置100に、プログラムの開始を入力することで、カロリー測定装置100は、カロリー測定段階を開始する(S410)。S420で、ユーザは、自身の氏名、性別、年齢、体重、および身長を入力する。この入力した、性別、年齢、身長および体重は、主に体脂肪率を計算するために使われる。また、この体脂肪率を、直接入力することも可能である。
本実施形態では、性別、年齢、身長、および体重は、整数形式で入力される。ただし、これらの数字は、整数形式以外にも、小数点桁数を有する入力形態や分数を使用する入力形態を用いることも可能である。さらに、この情報は、カロリー測定装置100の制御部140を使用して入力されるか、スポーツフィットネスマネジャーによって入力されるか、またはコンピュータ200でのプログラムを通じて入力することができる。本実施形態において、氏名のようなすべての要素が入力される必要はない。しかし、ユーザの氏名の使用は、多数の人が同じカロリー測定装置100を使用している場合を区別するために有用である。
S430で、ユーザの初期心拍数がチェックされる。ここで、安静時/正常心拍数を測定するために、ユーザは、脈拍測定装置120に指をおく。S430で、測定される正常心拍数は、S420において入力されてもよく、この正常心拍数は、運動する間に消費されたカロリーの計算に使われる。ユーザの正常心拍数は、ユーザが睡眠から覚めた後、かつ起きる前(ベッドから出る前)に測定される。なお、正常心拍数は、後記する図6の点Iで示される。
なお、このとき、カロリー測定装置100は、表示画面や、ブザー音や、ランプなどを用いて、ユーザに脈拍の測定を促すことが望ましい。
本実施形態において、正常心拍数は、運動開始前に測定され、カロリー測定装置100に保存される。また、本実施形態において、入力された性別、年齢、体重、身長および正常心拍数は、後段の手順で使用するため、カロリー測定装置100のメモリに保存される。このようにメモリにデータを記憶しておくことで、ユーザは、S430での正常心拍数の測定、または性別、年齢、体重および身長の入力を、カロリー測定装置100を使用する度に実施する必要がなくなる。また、カロリー測定装置100の内部メモリにこれらのデータを保存する代わりに、正常心拍数、性別、年齢、体重、身長および氏名の要素のうち少なくとも1つ以上を、カロリー測定装置100に挿入されるメモリカードのような外部メモリに保存され、かつ検索する構成としてもよい。
運動時間中に消費されるカロリーを測定しようとするときには、ユーザは、運動時間の開始時に脈拍を測定するために、自身の指を脈拍測定装置120の上に載せた状態で、例えば、制御部140上の開始ボタンを押す必要がある。S440で、カロリー測定装置100は、指が脈拍測定装置120上に置かれているか否か、および制御部140の開始ボタンが押されているか否かを判断する。S440において、ユーザのカロリーが測定される運動時間を入力しようとするか否かを検知する。
もし、制御部140上の開始ボタンが押され、指が脈拍測定装置120(センサーとも呼ばれる)上に置かれれば、カロリー測定装置100は、S450でカロリーを測定する。もし、指がセンサー上に置かれておらず、開始ボタンを押さなければ、カロリー測定作業が終了する。S440では、指が脈拍測定装置120上に置かれ、開始ボタンが押されることを要求するが、他の実施形態として、S440でカロリー測定装置100は、開始ボタンが押されることなしに、ユーザの指がセンサー上で検知されたかに応じてS450のカロリー測定を実行してもよい。
図5を参照して、本実施形態によるS450について、さらに詳細に説明する。図5では、カロリー測定装置100は、運動の開始前に脈拍を検知するために、脈拍測定装置120から脈拍信号の検知を開始する(S510)。このとき、カロリー測定装置100は、表示画面や、ブザー音や、ランプなどを用いて、ユーザに脈拍の測定を促すことが望ましい。
比較として、運動前に測定された(S520)心拍数(すなわち、第1心拍数)は、図6に示した符号を通じて説明され、S430で測定された正常心拍数は、図6に示したように、点Iで測定される。
S530で、ユーザは運動を開始し、運動時間Tの計測が開始される。運動時間Tが過ぎた後に、ユーザは、再び指を脈拍測定装置120上において開始ボタンを押して、再びS540による心拍数を測定する。
なお、開始ボタンは唯一である必要はなく、幾つかのボタン(例えば、運動終了時専用の開始ボタン)を混同防止のために使うこともできる。また、ボタンではなくスイッチを使うこともできる。
指が脈拍測定装置120に置かれ、開始ボタンがS540で押されると、心拍数がS550で検知される。運動後の心拍数(すなわち、第2心拍数)は、S560で検知された信号に基づいて測定される。図6に示すように、運動後の心拍数(すなわち、第2心拍数)は、点Eで示される。
S560後にカロリー測定装置100は、消費されたカロリーを計算し、前記結果は、S570で表示部110に表示される。なお、消費カロリーの計算方法については後記して詳細に説明する。S570で表示した後に、カロリー測定段階は、S580で終了する。計測された心拍数と計算された消費カロリーとは保存されてもよく、心拍数のログを求めるためにコンピュータ200に伝送されてもよい。そして、コンピュータ200において、図3に示したような消費されたカロリーを計算してもよい。また、S570は、コンピュータ200の表示部210に計算されたカロリー値を表示する代わりに、カロリー測定装置100の表示部110に計算されたカロリー値を表示しないこともある。これは、カロリー測定装置100に表示部110がない場合に有用である。
もし、S540で、指がセンサー上に置かれておらず、開始ボタンが押されなければ、S580に進んで動作を終了する。このような方法において、ユーザが消費されたカロリー計算への関心がなくなれば、一連の作業は終了する。
カロリー測定装置100は、運動が開始された後、所定の時間内に開始ボタンが押されないか、またはユーザが一連の作業を終了することを、制御部140を通じて命令すれば、カロリー測定作業を終了することができる。
そして、もし、予想される運動時間Tが運動開始時に前記ユーザによって入力され、運動開始ボタンが予想される運動時間Tが終わった後から所定時間内に押されなければ、カロリー測定装置100は、カロリー測定作業をS580に進んで終了することができる。
また、作業を終了は、他のメカニズムにより行われてもよく、常にS540でのみ行われる必要はない。
本実施形態によれば、カロリー測定装置100は、運動中に心拍数を測定することなしに、運動前後にチェックされた心拍数を使用してカロリー消費を測定できる。この場合、運動中に測定された追加的な心拍数を利用することが可能であっても、そのような追加データは不要である。
ここで、カロリー測定装置100は、酸素消費量が心拍数に基づいて測定される間接的なカロリー測定技術を使用する。消費された酸素量は、一定時間に消費されたエネルギーと関連があるため、消費された酸素によって消費されたカロリー量が分かる。本実施形態のカロリー測定装置100は、消費された酸素、ユーザ性別、年齢、身長、体重、そして運動前後のユーザの心拍数の関係を使用する。
本実施形態において、カロリー消費率の計算式は、次の数式(1)で提供される。数式(1)は、男女の安静時におけるカロリー消費率を示している。
男:Y0=0.01808×(X(1)−A+20.25)+C
女:Y0=0.00895×(X(1)−A+20.25)+C (1)
数式(1)で、男性の係数である0.01808と女性の係数である0.00895とは、Xの平均を表す。この平均は、正常心拍数時のカロリー消費量に関する計算式から得られる。また、Aは、S430の実施中に測定された正常心拍数であり、Xは、S520の測定中の心拍数である(すなわち、第1心拍数)。Cは、1分当たりの基礎代謝量の係数と関連した定数である。測定単位は、kcal/min(分)であり、C=c×a/60であるが、このとき、cは、皮膚面積当たりの正常心拍数の係数(kcal/m2/h)であり、aは、皮膚の表面積(cm2)=W0.444×H0.663×88.83(6歳以上の人に対して)である。Wは、体重(kg)であり、Hは、身長(cm)である。カロリー消費は、a値と被検者の身長とに基づいて計算される。また、数式(1)の20.25という値は、横になっている状態と立っている状態との平均的な差である。
これを図面で表すと、数式(1)は、図6のK0領域で示される。したがって、S420およびS520で測定された心拍数を使用すれば、運動時間Tの開始時点でK0の領域は、Y1×Tである。
一般的に、cは、次の表1に示された基礎代謝量であり、詳細には、公立福祉年金病院の年間報告書(Public Welfare Annuity Hospital Annual Report)の第17巻、pp201〜206(1990年版)および/またはCompany Height Medical Scienceの弘前大学医学部報告書の第40−1巻のpp60〜69(1988年版)に基づいた特開平08−52119号公報に説明されている。
Figure 2006110361
数式(2)は、男女の運動時における、カロリー消費率についての計算式である。
男:Y1=Bm(X−A)+C+0.3645
女:Y1=Bf(X−A)+C+0.1812 ・・・(2)
数式(2)において、Bm=0.0109(LBM/H2)−0.0023(%FAT)−0.0007(age)−0.0211。Bf=0.0140(LBM/H2)−0.0012(%FAT)−0.1254である。ここで、Xは、運動時間Tにおける心拍数(すなわち、S560およびS520で測定されたもの)であり、Aは、運動時間T以前の安静時における心拍数(すなわち、S430段階で測定されたもの)である。
LBMは、体に対する筋肉の割合(%)を示すものであって、W(1−%FAT)である。また、%FATは、体脂肪率である。
数式(2)から、安静時のカロリー消費率と比較して、運動中のカロリー消費率を参照すれば、カロリー消費率の個人差が明かとなる。特に、男性において、Xの係数であるBmは、体重から体脂肪を引いたもの(weight−%FAT×weight)を身長の二乗で割ったものに比例することが分かる。したがって、男性において、Xの係数であるBmは、年齢および体脂肪率に反比例する。
女性において、男性のXの係数に該当するBfは、(LBM/Ht2)に比例し、体脂肪率に反比例することが分かる。しかし、数式(2)は、女性において、年齢因子を含んでいないので、年齢との相関はない。
カロリー測定装置100において、数式(1)および数式(2)で使われた体脂肪率因子を入力することによって、直接的に体脂肪値を入力することも可能であるが、本実施形態では、次に示す数式(3)ないし数式(8)を用いて、身長H、体重W、年齢A、性別から体脂肪率を計算する。
ここで、数式(3)は、10〜16歳の男性に適用され、数式(4)は、10〜16歳の女性に適用され、数式(5)は、17〜18歳の男性に適用され、数式(6)は、17〜18歳の女性に適用され、数式(7)は、19歳以上の男性、数式(8)は、19歳以上の女性に適用される。
Figure 2006110361
数式(3)ないし数式(8)において、f=体重−体脂肪(すなわち、数式(2)でのLBM)である。%FAT(体脂肪率)=((体脂肪)/体重)×100であり、Rは、身体の電気抵抗である。男性において、Rは635であり、女性において、Rは833である。Hは、身長(cm)であり、Wは体重(kg)であり、Aは年齢である。
数式(1)ないし数式(8)を使用すれば、カロリー消費量は、心拍数から直接的に計算できる。一方、もし体脂肪率が直接入力されれば、数式(1)および数式(2)のみでカロリー消費量を計算することもできる。
図6に示すように、運動開始前に消費された酸素は、点Iでの正常心拍数から点Sの運動開始時点での心拍数に拡張され、これが総運動時間であるTの間に拡張されるK0領域と関連がある。K0領域は、正常カロリー消費量であり、個人の日常で消費されるカロリーと関係する。点Iでの心拍数は、一般的に、S430以前に入力される正常心拍数を意味し、被験者が睡眠から覚めて起き上がるまでの1分間測定される。一方、点Sでの心拍数(第1心拍数)は、運動時間Tの開始時点(第1時点)であるS520で測定される。
運動中に消費された酸素は、運動の開始時点である点Sでの心拍数から運動の終了時点である点Eでの心拍数に拡張されるK1領域およびK2領域と関係がある。しかし、一般的に、心拍数は、運動時間Tの約1/10に相当するウォームアップ時間が過ぎれば、ほぼ定数(すなわち、R)となるため、ウォームアップ時間に消費される酸素は、主にK1領域と関係がある。
図6に示すように、T/10間に点Sでの心拍数から、点Rでの心拍数に拡張される三角形部分で示されたK1領域は、運動を開始した後、最高心拍数に至る間(総運動量の10%)のカロリー消費量(すなわち、ウォームアップカロリー消費量という)である。たとえ、ユーザが点Rでの心拍数を入力可能であっても、カロリー測定装置100は、点Rでの心拍数と点Eでの心拍数とが同じであると仮定する。このように、付加的な点は、考慮しないこととする。
2領域は、9T/10間に点Rでの心拍数から点Eでの心拍数に拡張される四角形部分で示される。K2領域は、最高心拍数を維持している間のカロリー消費量(すなわち、運動カロリー消費量という)である。この間の心拍数は、一定であるため、運動時間の終わりであるTが測定または入力されるまでの間、第2心拍数は、点Eでの心拍数を測定する代わりに、点Rと点Eとの間の任意の点で測定可能である。しかし、ユーザが行わなければならない操作数を減らすために、第2心拍数は、運動時間Tの終わりである点Eで測定されることが望ましい。
消費されたカロリーを決定するために、時間と心拍数との間の関係が計算される。図6に示すように、カロリー消費量は、K0領域、K1領域、K2領域の総和で測定される。したがって、数式(1)を使用して、運動開始前のカロリー消費率(Y0・K0=Y0×T)を得るために、運動開始時点の心拍数であるX(S)が、点Sで測定され、安静時の心拍数であるAが、点Iで測定される。
次に、数式(2)を使用して、点Sでのカロリー消費率であるY1(S)は、S520の運動開始時点(第1時点)で検知された心拍数(第1心拍数)を使用して計算され、点Eでのカロリー消費率であるY1(E)は、S560の運動終了時点(第2時点)で検知された心拍数(第2心拍数)を使用して計算される。したがって、K1=((Y1(E)−Y(Y1(S))×0.1×T)×0.5であり、K2=((Y1(E)−Y(Y1(S))×0.9×Tである。
図6において、点Iは、t=0,hr_0であり、点Sは、t=0,hr_1であり、点Rは、t=T/10,hr_2であり、点Eは、t=T,hr_2である。ここで、hr_0は、安静時の心拍数であり、hr_1は、運動開始前の心拍数であり、hr_2は、運動開始後の心拍数である。tは、総運動時間である。前記したように、総カロリー消費量は、K0+K1+K2から計算できる。
次に、実験例として、次に示すカロリー測定装置100で計算される消費カロリーの数字は、本実施形態に対応して改造された三星電子株式会社で生産されたYEPP_YP−60を、3つの基準装置(フィンランドPOLAR社製のPOLAR_A3、ランニングマシン、図7に示した従来技術を使用して、2004年2月に発売された改造されていないYEPP_YP−60)と対応させて計算したものである。
なお、この検査の被験者は、20代および30代の10人の成人男女である。
消費されたカロリーを計算するために使われた従来技術として、消費されたカロリーを、次の数式(9)に基づいて測定した。
K(総カロリー消費量)=t10+0.5t1(k1−k0) ・・・(9)
数式(9)において、t1は、運動の終結時間であり、k1は、その運動時間の終了時点で消費されたカロリーであり、t0は、運動の開始時間であり、k0は、運動開始時間に消費されたカロリーである。図7および数式(9)に示すように、従来の方法は、運動開始時点から運動終了時点までの時間に対する関数であって、一定の傾きを仮想するので、図6に示した点Rで発生する傾きの変化を説明できない。対照的に、本実施形態によるカロリー測定装置100は、ウォームアップ時間後に発生する傾きの変化を説明できる。
また、POLAR_A3で行われる方法は、運動中に心拍動をモニタリングすることを含む。カロリー測定装置100は、脈拍測定装置120に置かれた指から検知した脈拍に基づいた光信号を生成する一方、POLAR_A3は、前記ユーザの胸に貼付したセンサーに基づいた電気的信号を生成する。また、POLAR_A3は、運動中に心拍数のモニタリングを実行し続ける。したがって、POLAR_A3は、運動中にわたって、ユーザの胸に貼付されたセンサーを必要とし、コストが高くなる。一方、カロリー測定装置100は、運動開始前および運動開始後の心拍数のみを測定して、簡単に消費されたカロリーを測定でき、コストが低くなる。
また、従来のランニングマシンは、心拍数を使用することと対比する、ランニングマシンの時間とランニングマシンの速度とに基づいた消費されたカロリー数を測定する。
実験結果は、表2および表3で提供される。
Figure 2006110361
Figure 2006110361
前記の結果に基づいて、本実施形態によって(すなわち、検査装置として)改造されたYEPP_YP−60に装着されたカロリー測定装置100の総カロリー消費量の相対的な正確性を、運動が行われる間について計算した。
その結果を、表4に示した。表4において、測定パーセントエラー(%)は、(|Cr−Ct|/Cr)×1)=(|Cr−Ct|/Cr)×100で示され、Crは、基準測定装置での心拍数であり、Ctは、カロリー測定装置100(すなわち、検査装置)での心拍数である。
Figure 2006110361
上記の比較によれば、POLAR_A3を基準としてランニングマシンパーセントエラーは、18.63%であり、ランニングマシンを基準としてPOLAR_A3のパーセントエラーは、13.94%である。POLAR_A3でのカロリー測定とランニングマシンでのカロリー測定との比較結果によれば、POLAR_A3、およびランニングマシンそれぞれに対するカロリー測定装置100のエラーパーセントは、POLAR_A3とランニングマシンとの間のエラーパーセントより小さい。
また、本実施形態によるカロリー測定装置100は、POLAR_A3およびランニングマシンと比較して、相当なコスト節減を実現できる。
以上、説明した本実施形態にかかるカロリー測定方法は、コンピュータで読み取り可能な媒体に保存されたコンピュータソフトウェア/プロセシングを使用して具現することができる。このようなソフトウェアは、本発明のカロリー測定方法を実行する装置として、アップグレードするためにダウンロードされるか、またはファームウェアとしてコンピュータが読み取り可能な媒介体として配布することができる。
本実施形態によれば、運動前および運動後の心拍数を測定することによって、簡単にカロリー消費量を測定できる。本発明の一実施例によれば、運動中にカロリー消費量を測定することによって、ユーザに最適の運動程度と運動時間とを知らせうる。本発明の一実施例によれば、他の携帯用プラットホームまたは非携帯用プラットホームに前記カロリー消費量の測定装置を適用できる。
また、前記のように、本発明は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体にコンピュータ(情報処理機能を有する装置を何れも含む)で読み取り可能なコードとして具現することが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取れるデータが保存されるすべての種類の記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録装置の例としては、ROM(Read Only Rom)、RAM(Random Access Memory)、CD−ROM、磁気テープ、フレキシブルディスク、光データ保存装置などがある。
以上、本発明の具体的な実施例について説明したが、当業者であれば、これから多様な変形および均等な他の実施例を具現可能である。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決定されなければならない
本発明は、カロリー消費量の測定に関連した技術分野に適用可能である。
本発明の実施形態に係るカロリー測定装置の正面図である カロリー測定装置とコンピュータとを接続した状態を示す模式図である。 運動時間と消費カロリーの履歴を表示する表示画面を示す図面である。 運動前のカロリー測定方法を説明するフローチャートである。 運動終了時のカロリー測定方法を説明するフローチャートである。 本実施形態のカロリー測定方法を説明するグラフである。 従来技術によるカロリー測定方法を説明するグラフである。
符号の説明
100 カロリー測定装置
110 本体
130 表示部
120 脈拍測定装置
140 制御部

Claims (35)

  1. ユーザのカロリー消費量を測定する測定装置であって、
    運動時間中の第1時点での前記ユーザの第1心拍数を検知し、前記運動時間中の第2時点での前記ユーザの第2心拍数を検知するパルス入力部と、
    前記検知された第1心拍数、第2心拍数、前記ユーザの安静時の心拍数および、前記ユーザの年齢、性別、体重、身長ならびに体脂肪率のうち少なくとも1つを使用してカロリー消費量を計算するコントローラと、を備え、
    前記パルス入力部は、前記第1時点と前記第2時点との間は、心拍数を検知しないこと、
    を特徴とするカロリー消費量の測定装置。
  2. 前記コントローラは、
    前記第1心拍数および前記第2心拍数を利用して、前記運動時間中の心拍数の変化率を計算すること、
    を特徴とする請求項1に記載のカロリー消費量の測定装置
  3. 前記コントローラは、
    前記運動時間の開始時点から、前記ユーザの心拍数が前記第1心拍数から前記第2心拍数に変化する時点までの第1区間で、第1心拍数の変化率を有する第1カロリー消費成分と、
    前記第1区間の後から、前記ユーザの心拍数が、前記第2心拍数である時間中の第2区間で、第2心拍数の変化率を有する第2カロリー消費成分とを計算すること、
    を特徴とする請求項2に記載のカロリー消費量の測定装置。
  4. 前記第1区間は、前記運動時間の10%であり、前記第2区間は、前記運動時間の90%であること、
    を特徴とする請求項3に記載のカロリー消費量の測定装置
  5. 前記コントローラは、
    前記第1心拍数および前記第2心拍数を利用して、第1カロリー消費率および第2カロリー消費率をそれぞれ計算し、
    前記運動時間中の心拍数が一定でないウォームアップ時間におけるカロリー消費量を計算するために、前記計算された第1カロリー消費率と第2カロリー消費率との差を計算すること、
    を特徴とする請求項1に記載のカロリー消費量の測定装置。
  6. 前記コントローラは、
    前記ウォームアップ時間中のカロリー消費率が一定の割合で増加したとして、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費率の変化率を計算すること、
    を特徴とする請求項5に記載のカロリー消費量の測定装置。
  7. 前記コントローラは、
    前記第1カロリー消費率と前記2カロリー消費率との差を前記ウォームアップ時間で割って、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費率の変化率を計算すること、
    を特徴とする請求項6に記載のカロリー消費量の測定装置。
  8. 前記コントローラは、
    前記第2心拍数を利用して第2カロリー消費率を計算し、前記ユーザが睡眠から目覚めたときの安静時における心拍数を利用して正常カロリー消費率を計算し、心拍数が一定でないウォームアップ時間後の心拍数が一定している維持区間に対して、前記計算された第2カロリー消費率と正常カロリー消費率との差を計算することを特徴とする請求項1に記載のカロリー消費量の測定装置。
  9. 前記維持区間のカロリー消費率の変化率は、0であること、
    を特徴とする請求項8に記載のカロリー消費量の測定装置。
  10. 前記コントローラは、
    前記第1心拍数を利用して第1カロリー消費率を計算し、心拍数が一定でないウォームアップ時間に対して、前記第1カロリー消費率と前記第2カロリー消費率との差を計算すること、
    を特徴とする請求項9に記載のカロリー消費量の測定装置。
  11. 前記コントローラは、
    前記運動時間に対して、前記第1消費率と前記正常カロリー消費率との差を計算すること、
    を特徴とする請求項10に記載のカロリー消費量の測定装置。
  12. 前記ウォームアップ時間は、前記運動時間の10%とし、前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までは、前記運動時間の90%とすること、
    を特徴とする請求項11に記載のカロリー消費量の測定装置。
  13. 前記コントローラは、
    次の数式を利用して、前記安静時のカロリー消費量である正常カロリー消費成分、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分および前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までのカロリー消費量である運動カロリー消費成分を計算すること、
    を特徴とする請求項12に記載のカロリー消費量の測定装置。
    ・正常カロリー消費成分=T×Y0
    ・ウォームアップカロリー消費成分=(T/10)×(Y1(2)−Y1(1))×0.5、
    ・運動カロリー消費成分=(9T/10)×(Y1(2)−Y1(1))、
    ・Y0=0.01808×(X(1)−A+20.25)+C、
    ・Y1(1)=Bm×(X(1)−A)+C+0.3645、
    ・Y1(2)=Bm×(X(2)−A)+C+0.3645、
    ・Bm=0.0109×(LBM/H2)−0.0023×(%FAT)−0.0007×(age)−0.0211、
    なお、前記数式において、X(1)は前記第1心拍数であり、X(2)は前記第2心拍数であり、Aは前記ユーザの安静時の心拍数であり、Cは1分当たりの基礎代謝量であり、Tは運動時間であり、LBMは体脂肪量であり、Hは身長であり、%FATは体脂肪率であり、ageは年齢である。
  14. 前記コントローラは、
    次の数式を利用して、前記安静時のカロリー消費量である正常カロリー消費成分、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分および前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までのカロリー消費量である運動カロリー消費成分を計算すること、
    を特徴とする請求項12に記載のカロリー消費量の測定装置。
    ・正常カロリー消費成分=T×Y0、
    ・ウォームアップカロリー消費成分=(T/10)×(Y1(2)−Y1(1))×0.5、
    ・運動カロリー消費成分=(9T/10)×(Y1(2)−Y1(1))、
    ・Y0=0.00895×(X(1)−A+20.25)+C、
    ・Y1(1)=Bf×(X(1)−A)+C+0.1812、
    ・Y1(2)=Bf×(X(2)−A)+C+0.1812、
    ・Bf=0.0140×(LBM/H2)−0.0012×(%FAT)−0.1254、
    なお、前記数式において、X(1)は前記第1心拍数であり、X(2)は前記第2心拍数であり、Aは前記ユーザの安静時の心拍数であり、Cは1分当たり基礎代謝量であり、Tは運動時間であり、LBMは体脂肪量であり、Hは身長であり、%FATは体脂肪率であり、ageは年齢である。
  15. 前記測定装置に接続されたメモリに保存されているオーディオおよび/またはビデオデータを再生するプロセッサを、少なくとも1つ以上さらに備えること、
    を特徴とする請求項12に記載のカロリー消費量の測定装置。
  16. 前記プロセッサは、
    MPEG標準とウィンドーメディア標準とによって符号化されたデータのうち、選択可能なフォーマットに符号化されたオーディオおよび/またはビデオデータを復号化して出力すること、
    を特徴とする請求項15に記載のカロリー消費量の測定装置。
  17. ハウジングと、
    前記プロセッサに電源を供給するバッテリーと、をさらに備え、
    前記コントローラは、前記ハウジング内に配置され、
    前記パルス入力部は、前記ユーザの指先を収容可能な部分を含むことを特徴とする請求項12に記載のカロリー消費量の測定装置。
  18. 前記第1時点は、前記運動時間が開始される時点であり、前記第2時点は、前記運動時間が終了する時点であること、
    を特徴とする請求項1に記載のカロリー消費量の測定装置。
  19. 前記測定装置は、
    携帯可能な携帯用電子機器として構成されること、
    を特徴とする請求項18に記載のカロリー消費量の測定装置。
  20. 前記コントローラは、
    前記第1時点および前記第2時点以外の運動時間では、前記ユーザが前記パルス入力部を使用して心拍数を測定しないようにするために、
    前記第1時点に、前記ユーザに前記パルス入力部を利用して前記第1心拍数を測定するように促し、前記第2時点に、前記ユーザに前記パルス入力部を利用して前記第2心拍数を測定するように促すこと、
    を特徴とする請求項1に記載のカロリー消費量の測定装置。
  21. ユーザのカロリー消費量を測定する方法であって、
    運動時間中の第1時点におけるユーザの第1心拍数と、前記運動時間中の第2時点における前記ユーザの第2心拍数とを検知するステップと、
    前記検知された第1心拍数、第2心拍数、前記ユーザの安静時の心拍数および、前記ユーザの年齢、性別、体重、身長ならびに体脂肪率のうち少なくとも1つを利用して前記運動時間中のカロリー消費量を計算するステップと、を含むことを特徴とするカロリー消費量の測定方法。
  22. 前記カロリー消費量を計算するステップは、
    前記運動時間中に消費されたカロリーに対応する成分を決定するステップを含み、
    前記成分は、前記第1時点と前記第2時点との間で異なる心拍数の変化率を有することを特徴とする請求項21に記載のカロリー消費量の測定方法。
  23. 前記成分を決定するステップは、
    前記運動時間の開始時点から前記ユーザの心拍数が、前記第1心拍数から前記第2心拍数に変化する時点までの第1区間で消費される第1カロリー消費成分を決定するステップと、
    前記第1区間の後から前記ユーザの心拍数が、前記第2心拍数である時間中の第2区間で消費される第2カロリー消費成分を決定するステップと、を含むこと、
    を特徴とする請求項22に記載のカロリー消費量の測定方法。
  24. 前記第1区間は、前記運動時間の10%とし、前記第2区間は、前記運動時間の90%とすること、
    を特徴とする請求項23に記載のカロリー消費量の測定方法。
  25. 前記カロリー消費量を計算するステップは、
    前記第1心拍数および前記第2心拍数を利用して、第1カロリー消費率および第2カロリー消費率をそれぞれ計算するステップと、
    前記運動時間中の心拍数が一定でないウォームアップ時間で前記計算された第1カロリー消費率と第2カロリー消費率との差を計算して、前記ウォームアップ時間のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分を決定するステップと、を含むこと、
    を特徴とする請求項21に記載のカロリー消費量の測定方法。
  26. 前記ウォームアップカロリー消費成分を決定するステップは、
    前記ウォームアップ時間中のカロリー消費率が一定の割合で増加したとして、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費率の変化率を計算するステップを含むこと、
    を特徴とする請求項25に記載のカロリー消費量の測定方法。
  27. 前記変化率は、
    前記第1カロリー消費率と前記第2カロリー消費率との差を前記ウォームアップ時間で割ったものであること、
    を特徴とする請求項26に記載のカロリー消費量の測定方法。
  28. 前記カロリー消費量を計算するステップは、
    前記第2心拍数を利用して、第2カロリー消費率を計算するステップと、
    前記ユーザが最初に睡眠から覚める時の安静時の心拍数を利用して正常カロリー消費率を計算するステップと、
    前記心拍数が一定でないウォームアップ時間後の心拍数が一定である維持区間に対して、前記計算された第2カロリー消費率と正常カロリー消費率との差を計算して、前記維持区間のカロリー消費量である運動カロリー消費成分を決定するステップと、を含むこと、
    を特徴とする請求項21に記載のカロリー消費量の測定方法。
  29. 前記維持区間のカロリー消費率の変化率は、0であることを特徴とする請求項28に記載のカロリー消費量の測定方法。
  30. 前記カロリー消費量を計算するステップは、
    前記第1心拍数を利用して、第1カロリー消費率を計算するステップと、
    前記心拍数が一定でないウォームアップ時間に対して、前記計算された第1カロリー消費率と前記第2カロリー消費率との差を計算して、前記ウォームアップ時間のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分を決定するステップと、をさらに含むこと、
    を特徴とする請求項29に記載のカロリー消費量の測定方法。
  31. 前記カロリー消費量を計算するステップは、
    前記運動時間に対して前記第1カロリー消費率と前記正常カロリー消費率との差を計算して、前記安静時のカロリー消費量である正常カロリー消費成分を決定するステップをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項30に記載のカロリー消費量の測定方法。
  32. 前記ウォームアップ時間は、前記運動時間の10%とし、前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までは、前記運動時間の90%とすること、
    を特徴とする請求項31に記載のカロリー消費量の測定方法。
  33. 前記カロリー消費量を計算するステップは、
    前記ユーザの性別を決定するステップと、
    前記決定された性別によって、次の数式を利用して、前記安静時のカロリー消費量である正常カロリー消費成分、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分および前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までのカロリー消費量である運動カロリー消費成分を計算するステップと、を含むことを特徴とする請求項32に記載のカロリー消費量の測定方法。
    ・正常カロリー消費成分=T×Y
    ・ウォームアップカロリー消費成分=(T/10)×(Y1(2)−Y1(1))*0.5、
    ・運動カロリー消費成分=(9T/10)×(Y1(2)−Y1(1))、
    ・Y0=0.01808×(X(1)−A+20.25)+C、
    ・Y1(1)=Bm×(X(1)−A)+C+0.3645、
    ・Y1(2)=Bm×(X(2)−A)+C+0.3645、
    ・Bm=0.0109×(LBM/H2)−0.0023×(%FAT)−0.0007×(age)−0.0211;
    前記数式において、X(1)は前記第1心拍数であり、X(2)は前記第2心拍数であり、Aは前記ユーザの安静時の心拍数であり、Cは1分当たりの基礎代謝量であり、Tは運動時間であり、LBMは体脂肪量であり、Hは身長であり、%FATは体脂肪率であり、ageは年齢である。
  34. 前記カロリー消費量を計算するステップは、
    前記ユーザの性別を決定するステップと、
    前記決定された性別によって、次の数式を利用して、前記安静時のカロリー消費量である正常カロリー消費成分、前記ウォームアップ時間中のカロリー消費量であるウォームアップカロリー消費成分および前記ウォームアップ時間後の前記第2時点までのカロリー消費量である運動カロリー消費成分を計算するステップと、を含むことを特徴とする請求項32に記載のカロリー消費量の測定方法。
    ・正常カロリー消費成分=T×Y0、
    ・ウォームアップカロリー消費成分=(T/10)×(Y1(2)−Y1(1))×0.5、
    ・運動カロリー消費成分=(9T/10)×(Y1(2)−Y1(1))、
    ・Y0=0.00895×(X(1)−A+20.25)+C、
    ・Y1(1)=Bf×(X(1)−A)+C+0.1812、
    ・Y1(2)=Bf×(X(2)−A)+C+0.1812、
    ・Bf=0.0140×(LBM/H2)−0.0012×(%FAT)−0.1254、
    前記数式において、X(1)は前記第1心拍数であり、X(2)は前記第2心拍数であり、Aは前記ユーザの安静時の心拍数であり、Cは1分当たりの基礎代謝量であり、Tは運動時間であり、LBMは体脂肪量であり、Hは身長であり、%FATは体脂肪率であり、ageは年齢である。
  35. 請求項21ないし請求項34のいずれか1項に記載の方法を、コンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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